JPH059766U - 溶接機用吊下装置 - Google Patents

溶接機用吊下装置

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JPH059766U JP3647091U JP3647091U JPH059766U JP H059766 U JPH059766 U JP H059766U JP 3647091 U JP3647091 U JP 3647091U JP 3647091 U JP3647091 U JP 3647091U JP H059766 U JPH059766 U JP H059766U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クレーンによる製品や治具の運搬を妨げるこ
となく広範囲で溶接作業を行うことができ、被溶接物が
とくに大きい凹凸を有していたり、大きい幅寸法を有し
ている場合であっても、容易に対処することができる溶
接機用吊下装置を提供する。 【構成】 モータ3の出力で水平方向に移動可能とした
フレーム2を設け、電動チェーンブロック5の作動によ
って昇降するベース4をフレーム2に設ける。ベース4
に回動梁6を設けると共に、回動梁6に摺動梁7を設
け、摺動梁7に溶接ワイヤ送給機構64を吊り下げる送
給機構用吊下機構8を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、半自動溶接機などの溶接機の使用時に、この溶接機にそなえた溶 接ワイヤ送給機構を吊り下げるのに利用される溶接機用吊下装置に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
溶接機、例えば半自動溶接機は、図10に示すように、床面に設置した溶接用 電源81と、溶接トーチ82と、溶接ワイヤ83をコイルにしたワイヤリール8 4aおよび図示しないワイヤ送給用電動機を具備して溶接トーチ82に溶接ワイ ヤ83を送給する溶接ワイヤ送給機構84を備えている。そして、溶接用電源8 1と溶接ワイヤ送給機構84は電源用ケーブル85によって接続されていると共 に、溶接ワイヤ送給機構84と溶接トーチ82はフレキシブル・コンジット86 によって接続されており、溶接用電源81から離れた場所で溶接作業を行うこと ができるようになっている。
【0003】 このような半自動溶接機を工場内で使用する場合には、前記溶接ワイヤ送給機 構84が溶接作業ならびに品物,治具等の運搬の邪魔にならないように上方から 吊り下げるのが一般的である。
【0004】 従来、このように半自動溶接機の溶接ワイヤ送給機構84を上方から吊り下げ るのに利用する溶接器用吊下装置としては、例えば、工場の壁面90に水平に設 けた片持梁91と、この片持梁91に沿って移動できるように設けた送給機構用 吊下機構92を備え、この送給機構用吊下機構92にワイヤ93を介して溶接ワ イヤ送給機構84を吊り下げることによって、壁面90に隣接して設置した溶接 用電源81から離れた場所でかつ片持梁91の長さの範囲内で、溶接ワイヤ送給 機構84を容易に移動させて溶接作業を行うことができるようにしたものがあっ た。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような溶接機用吊下装置では、溶接作業を行える範囲が片 持梁91の長さでかつ片持梁91の近くに限定されしまうこと、片持梁91の長 さ寸法を大きくして作業範囲を広くした際には例えばクレーンによって製品や治 具を運搬するときに片持梁91が邪魔になってしまう場合があること、凹凸のあ る被溶接物(母材)、とくに大きい被溶接物の溶接に対処できないこと、などと いった課題があった。
【0006】
【考案の目的】
この考案は、以上のような従来の課題に着目してなされたもので、例えばクレ ーンによる製品や治具などの運搬を妨げることなく従来のものに比べて溶接作業 を広範囲に行うことができると共に、被溶接物(母材)の凹凸に対応して溶接ワ イヤ送給機構の水平方向位置および鉛直方向位置を容易に変えることができる溶 接機用吊下装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る溶接機用吊下装置は、水平方向に移動可能に設けたフレームと 、前記フレームを駆動するフレーム駆動手段と、前記フレームに設けたベースと 、前記ベースを鉛直方向に移動させる昇降手段と、前記ベースに基端を水平方向 に回動自在に支持させた回動梁と、前記回動梁にその長手方向に沿って摺動自在 に設けた摺動梁と、前記摺動梁に沿って移動自在でかつ溶接機、例えば半自動用 接機にそなえた溶接ワイヤ送給機構を鉛直方向に移動可能に吊り下げる送給機構 用吊下機構を備えた構成としたことを特徴としており、このような溶接機用吊下 装置の構成を上述した従来の課題を解決するための手段としている。
【0008】
【考案の作用】
この考案に係わる溶接機用吊下装置では、溶接ワイヤ送給機構を吊り下げた送 給機構用吊下機構を摺動梁の先端側に位置させた状態でこの摺動梁を回動梁の先 端方向に摺動させて延出させると、溶接ワイヤ送給機構および溶接トーチは、回 動梁の基端からその全長に加えて摺動梁のほぼ全長分だけ離れた位置まで移動す ることになるので、溶接作業を行い得る範囲は広いものとなる。そして、この状 態で回動梁を回動させると、溶接ワイヤ送給機構および溶接トーチは旋回して移 動するので、溶接作業を行うことができる範囲はより一層広いものとなる。
【0009】 また、この溶接機用吊下装置の近くで例えば、クレーンによって製品や治具な どを運搬する際には、摺動梁を回動梁の基端側に摺動させて引込ませたり、回動 梁を適宜方向にそして適宜角度回動させたりすることによって、運搬経路を妨害 するのを回避することができ、運搬は支障なく行えることとなる。
【0010】 さらに、この考案に係わる溶接機用吊下装置では、送給機構用吊下機構によっ て溶接ワイヤ送給機構を鉛直方向に移動させたり、昇降手段によりベースを鉛直 方向に移動させたりすることができるうえ、フレームをフレーム駆動手段によっ て水平方向に移動させることができるので、被溶接物(母材)に大きな凹凸があ る場合や被溶接物自体がとくに大きい場合であっても容易に対応できることとな る。
【0011】
【実施例】
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
【0012】 図1ないし図9はこの考案に係わる溶接機用吊下装置の一実施例を示し、この 実施例では、溶接機が半自動溶接機である場合を例にとって示しており、図に示 す半自動溶接機は、工場内に設けた図示しない溶接用電源と、溶接トーチ62と 、溶接ワイヤを収容したワイヤ収容缶61と、図示しないワイヤ送給用電動機を 具備して溶接トーチ62に溶接ワイヤを定速送給する溶接ワイヤ送給機構64を 備え、溶接ワイヤ送給機構64には、この溶接ワイヤ送給機構64と溶接用電源 との間に設けた電源用ケーブル65を介して電源を供給するようになっていると 共に、溶接トーチ62には、この溶接トーチ62とワイヤ収容缶61との間に設 けたフレキシブル・コンジット66を介して溶接ワイヤが送給されるようになっ ている。
【0013】 この半自動溶接機の溶接ワイヤ送給機構64を吊り下げる装置、すなわち溶接 機用吊下装置1は、図1および図2に示すように、工場内の複数(図では1本の み示す)の支柱67間に設けてあり、支柱67の上,下端間に架設した上桁68 および下桁69の間に設けたフレーム2と、このフレーム2を駆動するフレーム 駆動手段としてのモータ3と、フレーム2に設けたベース4と、このベース4を 鉛直方向に移動させる昇降手段としての電動チェーンブロック5と、ベース4に 水平に取り付けた回動梁6と、この回動梁6の下方でかつその長手方向に沿って 設けた摺動梁7と、この摺動梁7に設けた前記溶接ワイヤ送給機構64を吊り下 げるための送給機構用吊下機構8とから主として構成されている。
【0014】 前記フレーム2は複数の構造部材により長方形状に枠組みされてなるもので、 上枠2aおよび下枠2bに各々設けたローラ10および滑車11を前記上桁68 および下桁69の各対向面に設けたレール68a,69aにそれぞれ係合させる ことにより、上,下桁68,69に沿って移動可能となっている。
【0015】 前記モータ3はフレーム2の下端部に設けてあり、下桁69の上方でかつ下桁 69に沿わせた状態で張設してチェーンブロック12を、このモータ3の回動軸 3aに固定したスプロケット13に巻き掛けることにより、モータ3の出力でフ レーム2を駆動するようにしている。
【0016】 また、フレーム2の竪枠2c,2d間には、C形鋼よりなる2本のレール15 ,15が設けてあって、これらのレール15,15は互いに平行でかつ竪枠2c ,2dから等しい間隔をおいて固定してあり、ベース4はこれらのレール15, 15上を移動するようになっている。
【0017】 ベース4は、長尺状のベース本体4aと、このベース本体4aの上下端に各々 固定した上横部材4bおよび下横部材4cを備え、上,下横部材4b,4cの各 々の両端には、図6に示すように、フレーム2側(図示上側)に延出するローラ 用ブラケット16,16が固定してあって、これらのローラ用ブラケット16, 16にピン17,17を介して支持させたローラ18,18をレール15,15 の対向壁部間にそれぞれ位置させることにより、ベース4は、レール15,15 に沿って移動することができるようになっており、この際ローラ用ブラケット1 6,16の前記ローラ18,18を設けた部分よりずらした部分に、レール15 ,15の各底部に当接するようにした別のローラ(図示せず)を設けることによ って、ベース4の移動をスムーズに行わせることができるようにしてある。
【0018】 前記電動チェーンブロック5は、フレーム2の上枠2aの中央に設けたブロッ ク用ブラケット20にワイヤ20aを介して吊り下げてあり、チェーン20bを ベース本体4aの上端に接続させている。
【0019】 前記回動梁2はI形鋼よりなり、図4にも示すように、その基端部分をベース 本体4aの下端部分に設けた梁取付用ブラケット22に垂直ボルト22aを介し て取り付けることによって、水平方向に回動することができるようにしてある。 また、ベース本体4aの上端部分に設けたヒンジ23と、回動梁6の先端部との 間には、ステー24が回動梁6とともに回動するようにして設けてあり、このス テー24の回動梁6側に備えたターンバックル24aを適宜操作することによっ て、回動梁6が撓まないようにしてある。
【0020】 前記摺動梁7は、回動梁6とほぼ同じ全長を有している共に図4および図7に 示すように、回動梁6と同様にI形鋼よりなっている。そして、基端部の両側に は、上,下フランジ7A,7B間に固定したベースプレート26,26を介して 回動梁6側に延出するローラ保持用プレート27,27がそれぞれ対向して設け てあると共に、これらのローラ保持用プレート27,27の延出部分の各内側に 、軸受25,(25)を介してローラ軸28,28に支持させたローラ29,2 9が設けてある。
【0021】 この場合、回動梁6の先端には電動トロリ30が設けてあり、この電動トロリ 30のローラ部分をこの摺動梁7のウエブ7Cを間にした状態で上フランジ7A の下面に各々当接させると共に、摺動梁7側のローラ29,29を回動梁6のウ エブ6Cを間にした状態で上フランジ6Aの下面に各々当接させることによって 、電動トロリ30の作動により摺動梁7を回動梁6の長手方向に沿って摺動させ る、すなわち回動梁6の先端から延出させることができるようにしてある。また 、摺動梁7側のローラ保持用プレート27,27の各内側に、回動梁6の下フラ ンジ6Bの上面に当接するローラベアリング31,31をそれぞれ設けることに よって、両梁6,7間にがたつきが生じないようにしていると共に、図示はしな いが、回動梁6の先端寄りの部位と基端近傍とに各々ストッパを設けることによ って、摺動梁7の摺動範囲を規制するようにしている。
【0022】 前記送給機構用吊下機構8は、図8に示すように、摺動梁7の下フランジ7B Bと嵌合する正面形状が略凹形をなすベアリング保持体35を備えている。前記 ベアリング保持体35は、その対向する壁部の各内側に、このベアリング保持体 35を前記下フランジ7Bに嵌合した状態においてウエブ7Cを間にして下フラ ンジ7Bの上面に各々当接するローラベアリング36,36を備えており、摺動 梁7の下フランジ7Bに沿って移動自在となっている。この場合、摺動梁7の先 端部分のウエブ7Cにストッパ37を設けることにより、ベアリング保持体35 が摺動梁7から脱落するのを防止している。
【0023】 また、このベアリング保持体35の底部には、下方に延出する一対のプーリ保 持用プレート38,38が設けてあり、両プレート38,38の間には、ピン3 9に支持させたプーリ40が設けてある。
【0024】 そして、このプーリ40には、溶接ワイヤ送給機構64を吊下げた電動ホイス ト41に接続するワイヤ42が巻き掛けてあり、電動ホイスト41の作動によっ て、溶接ワイヤ送給機構64を鉛直方向に移動させることができるようにしてあ る。
【0025】 さらに、この溶接機用吊下装置1は、ベース2の下方にワイヤ収納缶61を載 せる缶載置部45を一体で有しており、この実施例では3個のワイヤ収納缶61 を載置することができるようになっている。そして、3個のワイヤ収納缶61を 載せた場合には、図3に示すように、送給機構用吊下機構8も3組設けるように なっており、これにより、3箇所での同時溶接が可能となっている。この際、回 動梁6の先端上側には、2本のキングポスト46,46間にガイドバー47が設 けてあり、各フレキシブル・コンジット66が両梁6,7の下方で絡まないよう にしてある。
【0026】 また、この実施例における溶接機用吊下装置1では、回動梁6および摺動梁7 の各々の両側に、図4および図5に示すように、C形鋼よりなる2本のケーブル 用レール50,50が溝部分を下方に向けた状態でそれぞれ設けてあり、これら のケーブル用レール50,50に複数のリング付ローラ51,51を係合させて 各々のリング部分に電源用ケーブル65を吊り下げるようにすることによって、 作業中、とくに、図3に示すごとく複数箇所での同時溶接作業中にこの電源用ケ ーブル65に足を取られたり、電源用ケーブ65が床面上の被溶接物(母材)W に引掛かったり、あるいは電源用ケーブル65同士が絡まったりすることがない ようにしてある。
【0027】 次に、上記した溶接機用吊下装置1を用いて溶接ワイヤ送給機構64を吊り下 げた半自動溶接機によって溶接を行う要領を説明する。なお、説明を簡単にする ため、1組の送給機構用吊下機構8についてのみ説明する。
【0028】 まず、図9においてフレーム2の近傍の位置Aから位置Cにかけての範囲内で 回動梁6を回動させて、溶接を行う位置(この場合は位置B)の方向にあわせる (図9に実線で示す状態)。
【0029】 ここで、被溶接物(母材)Wの図1左側を溶接する場合には、電動トロリ30 を作動させて摺動梁7を図1左側(図9では上側)に摺動させ、摺動梁7を回動 梁6の先端から延出させた状態(図1および図9に二点鎖線で示す状態)とした 時点で電動トロリ30の作動を停止し、摺動梁7を回動梁6に対して固定する。 このとき、回動梁6の先端側のストッパにローラ保持用プレート27,27が当 接するので、摺動梁7が回動梁6から脱落することはない。
【0030】 続いて、図1に実線で示す状態の送給機構用吊下機構8を摺動梁7の先端側に 移動させて二点鎖線で示す状態とした後、溶接トーチ62を操作して溶接を開始 する。
【0031】 このとき、電源用ケーブル65はケーブル用レール50,50によって吊り下 げられているので、この電源用ケーブル65が被溶接物Wなどに引掛かったりす ることなく溶接ワイヤ送給機構64を移動させることができ、作業中に足をとら れたりすることもない。また、摺動梁7の先端部のストッパ37に送給機構用吊 下機構8のベアリング保持体35が当接するので、送給機構用吊下機構8が摺動 梁7から脱落することはない。
【0032】 そして、被溶接物Wの図1左側から図1右側に至るまで連続して溶接する際に は、被溶接物Wの中間部分までは溶接トーチ62の移動とともに、送給機構用吊 下機構8を図1右方向に移動させながら溶接を行い、被溶接物Wの図1右側まで は、電動トロリ30を作動させて摺動梁7を図1右側へ移動させると共に、送給 機構用吊下機構8を一旦摺動梁7の先端側に移動させた後再び図1右方向に移動 させながら溶接を行う。このとき、回動梁6の基端側のストッパにローラ保持用 プレート27,27が当接するので、摺動梁7がフレーム2に衝突することはな い。
【0033】 この間、例えば被溶接物Wが高低差の大きい凹凸を有している場合には、送給 機構用吊下機構8の電動ホイスト41を作動させてこの送給機構用吊下機構8を 上昇させることによって対処でき、さらに、被溶接物Wがとくに大きくて送給機 構用吊下機構8の上昇だけで対処できない場合には、電動チェーンブロック5の 作動により回動梁6を上昇させることによって対処できる。加えて、回動梁6の 上昇だけでは対処できない程度の被溶接物Wである場合には、モータ3を作動さ せてフレーム2を全体的に移動させることにより、溶接を行うことが可能となる 。
【0034】 以下、回動梁6を適宜昇降させると共に、図9に示す位置Aから位置Cの範囲 の中で適宜回動させて、上記動作を繰り返すことによって、図9の半円内でかつ 回動梁6が昇降できる範囲内において溶接を行い、必要に応じてフレーム2を移 動させて同様に溶接を行う。
【0035】 また、上述した動作中、フレーム2の移動、回動梁6の昇降,回動、摺動梁7 の摺動および送給機構用吊下機構8の移動の順序は、適宜変更してもよい。
【0036】 また、この作業中において、例えば図示しないクレーンにより、被溶接物Wの 近くで製品や治具などを運搬する必要が生じた場合は、一旦、回動梁6の図9に 示すフレーム2側の近傍位置A,Cに回動させたり、摺動梁7を回動梁6の基端 側に摺動させて引っ込めたり、回動梁6を低い位置に降下させたり、あるいはフ レーム2を移動させたりすれば、運搬経路を妨害するのを回避できる。
【0037】 なお、この考案に係る溶接機用吊下装置1の詳細な構成は、上記した実施例に 限定されるものではなく、他の構成として、例えば昇降手段に手動のチェーンブ ロックを用いたり、送給機構用吊下機構8の電動ホイスト41の代わりに同じく 手動のチェーンブロックを用いることも可能である。
【0038】
【考案の効果】
以上説明してきたように、この考案に係る溶接機用吊下装置では、水平方向に 移動可能に設けたフレームと、前記フレームを駆動するフレーム駆動手段と、前 記フレームに設けたベースと、前記ベースを鉛直方向に移動させる昇降手段と、 前記ベースに基端を水平方向に回動自在に支持させた回動梁と、前記回動梁にそ の長手方向に沿って摺動自在に設けた摺動梁と、前記摺動梁に沿って移動自在で かつ溶接機,例えば半自動溶接機の溶接ワイヤ送給機構を鉛直方向に移動可能に 吊り下げる送給機構用吊下機構を備えた構成としたから、例えば、クレーンによ る製品や治具などの運搬を妨害することがないうえ、従来と比較して溶接作業を 行い得る範囲を格段に広げることが可能になると共に、溶接ワイヤ送給機構の鉛 直方向位置および梁全体の鉛直方向位置を容易に変えることができるのみならず 、梁全体を水平方向にも移動させることができることから、被溶接物(母材)の 凹凸がとくに大きくかつまた幅寸法が大きいものへの溶接に対処することが可能 であるという実用的価値大なる効果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る溶接機用吊下装置の一実施例を
示す側面説明図である。
【図2】図1に示した溶接機用吊下装置の正面説明図で
ある。
【図3】溶接ワイヤ送給機構を複数備えた溶接機用吊下
装置の梁部分を示す側面説明図である。
【図4】図3に示した梁部分の平面説明図である。
【図5】図3に示した梁部分の正面説明図である。
【図6】図2のI−I線位置での拡大断面図である。
【図7】図1のII−II線位置での拡大断面説明図で
ある。
【図8】図1に示す摺動梁の先端を正面方向から見た部
分拡大説明図である。
【図9】回動梁の回動範囲を示す動作説明図である。
【図10】従来の溶接機用吊下装置を示す側面説明図で
ある。
【符号の説明】
1 溶接機用吊下装置 2 フレーム 3 モータ(フレーム駆動手段) 4 ベース 5 電動チェーンブロック(昇降手段) 6 回動梁 7 摺動梁 8 送給機構用吊下機構 62 溶接トーチ 64 溶接ワイヤ送給機構

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 溶接トーチと、この溶接トーチに溶接ワ
    イヤを送給する溶接ワイヤ送給機構と、溶接用電源を備
    えた溶接機の前記溶接ワイヤ送給機構を吊り下げる装置
    であって、水平方向に移動可能に設けたフレームと、前
    記フレームを駆動するフレーム駆動手段と、前記フレー
    ムに設けたベースと、前記ベースを鉛直方向に移動させ
    る昇降手段と、前記ベースに基端を水平方向に回動自在
    に支持させた回動梁と、前記回動梁にその長手方向に沿
    って摺動自在に設けた摺動梁と、前記摺動梁に沿って移
    動自在でかつ前記溶接ワイヤ送給機構を鉛直方向に移動
    可能に吊り下げる送給機構用吊下機構を備えたことを特
    徴とする溶接機用吊下装置。
JP1991036470U 1991-05-22 1991-05-22 溶接機用吊下装置 Expired - Lifetime JP2549912Y2 (ja)

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