JPH0597719A - 芳香族含有ノルボルネン類エンド体のエキソ体への異性化方法および芳香族含有ノルボルネン類異性体混合物ならびにその製造方法 - Google Patents
芳香族含有ノルボルネン類エンド体のエキソ体への異性化方法および芳香族含有ノルボルネン類異性体混合物ならびにその製造方法Info
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- JPH0597719A JPH0597719A JP4023860A JP2386092A JPH0597719A JP H0597719 A JPH0597719 A JP H0597719A JP 4023860 A JP4023860 A JP 4023860A JP 2386092 A JP2386092 A JP 2386092A JP H0597719 A JPH0597719 A JP H0597719A
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- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 芳香族含有ノルボルネン類異性体混合物中の
エンド体をエキソ体に異性化するための方法を提供する
こと。エチレンと共重合させた場合に優れた耐熱性、機
械的強度を有する環状オレフィン系ランダム共重合体を
与えうるような芳香族含有ノルボルネン類異性体混合物
およびその製造方法を提供すること。 【構成】 下記式[I]で示される芳香族含有ノルボル
ネン類のエンド体を、固体酸触媒と接触させてエキソ体
に異性化することを特徴とする芳香族含有ノルボルネン
類エンド体のエキソ体への異性化方法。エンド体とエキ
ソ体とのモル比が80/20〜0/100であることを
特徴とする芳香族含有ノルボルネン類異性体混合物およ
びその製造方法。 【化1】
エンド体をエキソ体に異性化するための方法を提供する
こと。エチレンと共重合させた場合に優れた耐熱性、機
械的強度を有する環状オレフィン系ランダム共重合体を
与えうるような芳香族含有ノルボルネン類異性体混合物
およびその製造方法を提供すること。 【構成】 下記式[I]で示される芳香族含有ノルボル
ネン類のエンド体を、固体酸触媒と接触させてエキソ体
に異性化することを特徴とする芳香族含有ノルボルネン
類エンド体のエキソ体への異性化方法。エンド体とエキ
ソ体とのモル比が80/20〜0/100であることを
特徴とする芳香族含有ノルボルネン類異性体混合物およ
びその製造方法。 【化1】
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、芳香族含有ノルボルネン
類エンド体のエキソ体への異性化方法および芳香族含有
ノルボルネン類の異性体混合物ならびにその製造方法に
関する。
類エンド体のエキソ体への異性化方法および芳香族含有
ノルボルネン類の異性体混合物ならびにその製造方法に
関する。
【0002】
【発明の技術的背景】本出願人は先に、エチレンとテト
ラシクロドデセンなどの環状オレフィン類とを共重合さ
せて得られる環状オレフィン系ランダム共重合体が透明
性に優れ、しかも耐熱性、耐熱老化性、耐薬品性、耐溶
剤性、誘電特性、機械的強度のバランスのとれた合成樹
脂であり、かつ光学メモリディスクや光学ファイバーな
どの光学材料の分野において優れた性能を発揮すること
を見出し、すでに特開昭60-168708号公報、特
開昭61-98780号公報、特開昭61-115912
号公報、特開昭61-115916号公報、特開昭61-
120816号公報、特開昭62-252407号公報
に提案している。
ラシクロドデセンなどの環状オレフィン類とを共重合さ
せて得られる環状オレフィン系ランダム共重合体が透明
性に優れ、しかも耐熱性、耐熱老化性、耐薬品性、耐溶
剤性、誘電特性、機械的強度のバランスのとれた合成樹
脂であり、かつ光学メモリディスクや光学ファイバーな
どの光学材料の分野において優れた性能を発揮すること
を見出し、すでに特開昭60-168708号公報、特
開昭61-98780号公報、特開昭61-115912
号公報、特開昭61-115916号公報、特開昭61-
120816号公報、特開昭62-252407号公報
に提案している。
【0003】また、本出願人は、エチレンと芳香族含有
ノルボルネン類との共重合体もまた、上記のような優れ
た特性を有していることを見出している。このようなラ
ンダム共重合体を製造するに際して用いられる芳香族含
有ノルボルネン類は、シクロペンタジエン類と対応する
オレフィン類とを、ディールス・アルダー反応させるこ
とによって製造されている。ディールス・アルダー反応
によって得られる芳香族含有ノルボルネン類は、前記式
で示されるようなエンド体[I-A]とエキソ体[I-B]と
の異性体混合物として得られるが、シス付加が優先して
進行するため、エンド体[I-A]が主として生成し、エ
キソ体[I-B]はほとんど生成しない。そしてディール
ス・アルダー反応によって得られる芳香族含有ノルボル
ネン類異性体混合物中では、エンド体[I-A]は85モ
ル%以上、多くは90モル%以上の量で存在している。
ノルボルネン類との共重合体もまた、上記のような優れ
た特性を有していることを見出している。このようなラ
ンダム共重合体を製造するに際して用いられる芳香族含
有ノルボルネン類は、シクロペンタジエン類と対応する
オレフィン類とを、ディールス・アルダー反応させるこ
とによって製造されている。ディールス・アルダー反応
によって得られる芳香族含有ノルボルネン類は、前記式
で示されるようなエンド体[I-A]とエキソ体[I-B]と
の異性体混合物として得られるが、シス付加が優先して
進行するため、エンド体[I-A]が主として生成し、エ
キソ体[I-B]はほとんど生成しない。そしてディール
ス・アルダー反応によって得られる芳香族含有ノルボル
ネン類異性体混合物中では、エンド体[I-A]は85モ
ル%以上、多くは90モル%以上の量で存在している。
【0004】本発明者らは、上記のようなエチレンと芳
香族含有ノルボルネン類とを共重合させて得られる環状
オレフィン系ランダム共重合体の耐熱性、機械的強度を
さらに改良すべく鋭意検討したところ、エキソ体[I-
B]含有量が多い芳香族含有ノルボルネン類異性体混合
物とエチレンとを共重合させて得られる環状オレフィン
系ランダム共重合体は、耐熱性、機械的強度が飛躍的に
向上することを見出した。
香族含有ノルボルネン類とを共重合させて得られる環状
オレフィン系ランダム共重合体の耐熱性、機械的強度を
さらに改良すべく鋭意検討したところ、エキソ体[I-
B]含有量が多い芳香族含有ノルボルネン類異性体混合
物とエチレンとを共重合させて得られる環状オレフィン
系ランダム共重合体は、耐熱性、機械的強度が飛躍的に
向上することを見出した。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記のような知見に基づいて
なされたものであって、芳香族含有ノルボルネン類異性
体混合物中のエンド体[I-A]をエキソ体[I-B]に異性
化するための方法を提供することを目的とするととも
に、エチレンと共重合させた場合に優れた耐熱性、機械
的強度を有する環状オレフィン系ランダム共重合体を与
えうるような芳香族含有ノルボルネン類異性体混合物お
よびその製造方法を提供することを目的としている。
なされたものであって、芳香族含有ノルボルネン類異性
体混合物中のエンド体[I-A]をエキソ体[I-B]に異性
化するための方法を提供することを目的とするととも
に、エチレンと共重合させた場合に優れた耐熱性、機械
的強度を有する環状オレフィン系ランダム共重合体を与
えうるような芳香族含有ノルボルネン類異性体混合物お
よびその製造方法を提供することを目的としている。
【0006】
【発明の概要】本発明に係る芳香族含有ノルボルネン類
エンド体[I-A]のエキソ体[I-B]への異性化方法は、
下記一般式[I]で示される芳香族含有ノルボルネンの
エンド体[I-A]を、固体酸触媒と接触させてエキソ体
[I-B]に異性化することを特徴としている。
エンド体[I-A]のエキソ体[I-B]への異性化方法は、
下記一般式[I]で示される芳香族含有ノルボルネンの
エンド体[I-A]を、固体酸触媒と接触させてエキソ体
[I-B]に異性化することを特徴としている。
【0007】
【化7】
【0008】(式中、pは0または1以上の整数であ
り、qおよびrは0、1または2であり、R1 〜R15は
それぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化水
素基、、脂環族炭化水素基、芳香族炭化水素基およびア
ルコキシ基であり、R5(またはR6 )とR9(またはR
7 )とは、炭素数1〜3のアルキレン基を介して結合し
ていてもよく、また何の基も介さずに直接結合していて
もよい。
り、qおよびrは0、1または2であり、R1 〜R15は
それぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化水
素基、、脂環族炭化水素基、芳香族炭化水素基およびア
ルコキシ基であり、R5(またはR6 )とR9(またはR
7 )とは、炭素数1〜3のアルキレン基を介して結合し
ていてもよく、また何の基も介さずに直接結合していて
もよい。
【0009】
【化8】
【0010】本発明に係る芳香族含有ノルボルネン類異
性体混合物は、上記式で示されるエンド体[I-A]とエ
キソ体[I-B]とのモル比([I-A]/[I-B])が80
/20〜0/100であることを特徴としている。本発
明に係る芳香族含有ノルボルネン類異性体混合物の製造
方法は、上記式で示されるエンド体[I-A]が85モル
%以上の量で含まれる芳香族含有ノルボルネン類のエン
ド体[I-A]とエキソ体[I-B]との異性体混合物を、固
体酸触媒と接触させて該異性体混合物中に含まれるエン
ド体[I-A]とエキソ体[I-B]とのモル比([I-A]/
[I-B])を80/20〜0/100とすることを特徴
としている。
性体混合物は、上記式で示されるエンド体[I-A]とエ
キソ体[I-B]とのモル比([I-A]/[I-B])が80
/20〜0/100であることを特徴としている。本発
明に係る芳香族含有ノルボルネン類異性体混合物の製造
方法は、上記式で示されるエンド体[I-A]が85モル
%以上の量で含まれる芳香族含有ノルボルネン類のエン
ド体[I-A]とエキソ体[I-B]との異性体混合物を、固
体酸触媒と接触させて該異性体混合物中に含まれるエン
ド体[I-A]とエキソ体[I-B]とのモル比([I-A]/
[I-B])を80/20〜0/100とすることを特徴
としている。
【0011】
【発明の具体的説明】以下、本発明に係る芳香族含有ノ
ルボルネン類エンド体のエキソ体への異性化方法および
芳香族含有ノルボルネン類異性体混合物ならびにこの芳
香族含有ノルボルネン類異性体混合物の製造方法につい
て具体的に説明する。異性化方法 本発明では、下記式[I-A]で示される芳香族含有ノル
ボルネン類エンド体[I-A]を、固体酸と接触させるこ
とによって、下記式[I-B]で示されるエキソ体に異性
化させている。
ルボルネン類エンド体のエキソ体への異性化方法および
芳香族含有ノルボルネン類異性体混合物ならびにこの芳
香族含有ノルボルネン類異性体混合物の製造方法につい
て具体的に説明する。異性化方法 本発明では、下記式[I-A]で示される芳香族含有ノル
ボルネン類エンド体[I-A]を、固体酸と接触させるこ
とによって、下記式[I-B]で示されるエキソ体に異性
化させている。
【0012】
【化9】
【0013】(式中、pは0または1以上の整数であ
り、qおよびrは0、1または2であり、R1 〜R15は
それぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化水
素基、、脂環族炭化水素基、芳香族炭化水素基およびア
ルコキシ基であり、R5(またはR6 )とR9(またはR
7 )とは、炭素数1〜3のアルキレン基を介して結合し
ていてもよく、また何の基も介さずに直接結合していて
もよい。
り、qおよびrは0、1または2であり、R1 〜R15は
それぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化水
素基、、脂環族炭化水素基、芳香族炭化水素基およびア
ルコキシ基であり、R5(またはR6 )とR9(またはR
7 )とは、炭素数1〜3のアルキレン基を介して結合し
ていてもよく、また何の基も介さずに直接結合していて
もよい。
【0014】
【化10】
【0015】ここで、上記一般式[I]において、pは
0または1以上の整数であり、好ましくは0〜3の整数
である。そして、R1〜R15は、それぞれ独立に、水素
原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化水素基、脂環族炭化水
素基、芳香族炭化水素基およびアルコキシ基よりなる群
から選ばれる原子もしくは基を表す。ハロゲン原子とし
ては、たとえば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子およ
びヨウ素原子が挙げられる。また、脂肪族炭化水素基と
しては、メチル基、エチル基、イソプロピル基、イソブ
チル基、アミル基、ヘキシル基などの原子数1〜6のア
ルキル基が挙げられる。脂環族炭化水素基としては、シ
クロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、
シクロヘキシル基などが挙げられる。芳香族炭化水素基
としてはアリール基、アラルキル基が挙げられ、具体的
にはフェニル基、トリル基、ナフチル基、ベンジル基、
フェニルエチル基などが挙げられる。アルコキシ基とし
ては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基などが挙
げられる。
0または1以上の整数であり、好ましくは0〜3の整数
である。そして、R1〜R15は、それぞれ独立に、水素
原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化水素基、脂環族炭化水
素基、芳香族炭化水素基およびアルコキシ基よりなる群
から選ばれる原子もしくは基を表す。ハロゲン原子とし
ては、たとえば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子およ
びヨウ素原子が挙げられる。また、脂肪族炭化水素基と
しては、メチル基、エチル基、イソプロピル基、イソブ
チル基、アミル基、ヘキシル基などの原子数1〜6のア
ルキル基が挙げられる。脂環族炭化水素基としては、シ
クロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、
シクロヘキシル基などが挙げられる。芳香族炭化水素基
としてはアリール基、アラルキル基が挙げられ、具体的
にはフェニル基、トリル基、ナフチル基、ベンジル基、
フェニルエチル基などが挙げられる。アルコキシ基とし
ては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基などが挙
げられる。
【0016】また上記式一般[I]において、R5(ま
たはR6)とR9(またはR7)とは、炭素数1〜3のア
ルキレン基を介して結合していてもよく、また何の基も
介さずに直接結合していてもよい。本発明で用いられる
芳香族含有ノルボルネン類として、具体的には、以下の
ような化合物が挙げられる。
たはR6)とR9(またはR7)とは、炭素数1〜3のア
ルキレン基を介して結合していてもよく、また何の基も
介さずに直接結合していてもよい。本発明で用いられる
芳香族含有ノルボルネン類として、具体的には、以下の
ような化合物が挙げられる。
【0017】
【化11】
【0018】
【化12】
【0019】
【化13】
【0020】原料としての芳香族含有ノルボルネン類す
なわち芳香族含有ノルボルネン類のエンド体[I-A]
は、シクロペンタジエン類と対応するオレフィン類との
ディールス・アルダー反応によって得ることができる。
上記のような芳香族含有ノルボルネン類のエンド体[I-
A]をエキソ体[I-B]に異性化する際に用いられる固体
酸としては、具体的には、シリカ-アルミナ(Al2O3
+SiO2 が主成分)、アルミナ(Al2O3 が主成
分)、ゼオライト(Na2O+SiO2+Al2O3 が主
成分)、活性白土などが挙げられる。
なわち芳香族含有ノルボルネン類のエンド体[I-A]
は、シクロペンタジエン類と対応するオレフィン類との
ディールス・アルダー反応によって得ることができる。
上記のような芳香族含有ノルボルネン類のエンド体[I-
A]をエキソ体[I-B]に異性化する際に用いられる固体
酸としては、具体的には、シリカ-アルミナ(Al2O3
+SiO2 が主成分)、アルミナ(Al2O3 が主成
分)、ゼオライト(Na2O+SiO2+Al2O3 が主
成分)、活性白土などが挙げられる。
【0021】また、上記以外の固体酸として、以下の酸
性金属酸化物または酸性金属硫化物があり、具体的に
は、Cr2O3 、P2O3 、TiO2 、Al2O3・xCr2
O3 、Al2O3・CoO、Al2O3・MnO、Cr2O3・
Fe2O3 、MoS、MoS2 、CrO3 、CrO2Cl
2 、MoO3 、V2O3 、WO2Cl2 などが挙げられ
る。
性金属酸化物または酸性金属硫化物があり、具体的に
は、Cr2O3 、P2O3 、TiO2 、Al2O3・xCr2
O3 、Al2O3・CoO、Al2O3・MnO、Cr2O3・
Fe2O3 、MoS、MoS2 、CrO3 、CrO2Cl
2 、MoO3 、V2O3 、WO2Cl2 などが挙げられ
る。
【0022】上記無機化合物以外に、固体酸としてアン
バーリスト15TM、アンバーライトXE-284TM、ナ
フィオン-HTMなどのスルホン酸基含有架橋ポリマーな
どの有機化合物が挙げられる。このような固体酸を用い
た芳香族含有ノルボルネン類エンド体[I-A]のエキソ
体[I-B]への異性化反応は、該エンド体[I-A]を固体
酸と接触させることにより行なわれるが、その際該エン
ド体[I-A]をそのまま固体酸と接触させてもよく、ま
た該エンド体を有機溶媒の存在下に固体酸と接触させて
もよい。
バーリスト15TM、アンバーライトXE-284TM、ナ
フィオン-HTMなどのスルホン酸基含有架橋ポリマーな
どの有機化合物が挙げられる。このような固体酸を用い
た芳香族含有ノルボルネン類エンド体[I-A]のエキソ
体[I-B]への異性化反応は、該エンド体[I-A]を固体
酸と接触させることにより行なわれるが、その際該エン
ド体[I-A]をそのまま固体酸と接触させてもよく、ま
た該エンド体を有機溶媒の存在下に固体酸と接触させて
もよい。
【0023】このような有機溶媒として、具体的には、
シクロヘキサン、デカリン、ヘキサン、ベンゼン、トル
エン、四塩化炭素、1,2-ジクロロエタンなどが用いられ
る。芳香族含有ノルボルネン類のエンド体[I-A]と固
体酸との接触反応は、−5〜150℃、好ましくは0〜
50℃の温度で行なわれることが望ましい。また反応時
間は、反応温度および芳香族含有ノルボルネン類の濃度
によっても大きく異なるが、0.5〜200時間、好ま
しくは1〜100時間程度であることが望ましい。
シクロヘキサン、デカリン、ヘキサン、ベンゼン、トル
エン、四塩化炭素、1,2-ジクロロエタンなどが用いられ
る。芳香族含有ノルボルネン類のエンド体[I-A]と固
体酸との接触反応は、−5〜150℃、好ましくは0〜
50℃の温度で行なわれることが望ましい。また反応時
間は、反応温度および芳香族含有ノルボルネン類の濃度
によっても大きく異なるが、0.5〜200時間、好ま
しくは1〜100時間程度であることが望ましい。
【0024】上記のような芳香族含有ノルボルネン類の
エンド体[I-A]と固体酸との接触反応は、回分式で行
なうこともでき、また連続式で行なうこともできる。芳
香族含有ノルボルネン類のエンド体[I-A]と固体酸と
の接触反応を回分式で行う場合には、具体的には、たと
えば下記のようにすればよい。攪拌機を備えた反応槽に
所定量の芳香族含有ノルボルネン類、必要に応じて所定
量の有機溶媒、そして固体酸を投入し、所定の温度で、
所定時間攪拌する。その後、濾過法により固・液を分離
し、さらに液相中の芳香族含有ノルボルネン類と有機溶
媒とを蒸留法により分離する。
エンド体[I-A]と固体酸との接触反応は、回分式で行
なうこともでき、また連続式で行なうこともできる。芳
香族含有ノルボルネン類のエンド体[I-A]と固体酸と
の接触反応を回分式で行う場合には、具体的には、たと
えば下記のようにすればよい。攪拌機を備えた反応槽に
所定量の芳香族含有ノルボルネン類、必要に応じて所定
量の有機溶媒、そして固体酸を投入し、所定の温度で、
所定時間攪拌する。その後、濾過法により固・液を分離
し、さらに液相中の芳香族含有ノルボルネン類と有機溶
媒とを蒸留法により分離する。
【0025】また芳香族含有ノルボルネン類のエンド体
[I-A]と固体酸との接触反応を連続式で行なう場合に
は、具体的には、たとえば下記のようにすればよい。 (i)上記回分式と同様の装置を用い、芳香族含有ノル
ボルネン類または有機溶媒で希釈した芳香族含有ノルボ
ルネン類を反応槽へ連続的に供給し、反応槽内に存在す
る固体酸と接触させ、連続的に芳香族含有ノルボルネン
類またはその有機溶媒希釈物を抜き出す方法。
[I-A]と固体酸との接触反応を連続式で行なう場合に
は、具体的には、たとえば下記のようにすればよい。 (i)上記回分式と同様の装置を用い、芳香族含有ノル
ボルネン類または有機溶媒で希釈した芳香族含有ノルボ
ルネン類を反応槽へ連続的に供給し、反応槽内に存在す
る固体酸と接触させ、連続的に芳香族含有ノルボルネン
類またはその有機溶媒希釈物を抜き出す方法。
【0026】(ii)固体酸を充填した塔(またはカラ
ム)の一方から、芳香族含有ノルボルネン類または有機
溶媒で希釈した芳香族含有ノルボルネン類を供給し、他
方から連続的に抜き出す方法。 (i)、(ii)法ともに、固体酸との接触後の芳香族含
有ノルボルネン類を有機溶媒から分離するには、蒸留法
を採用することができる。
ム)の一方から、芳香族含有ノルボルネン類または有機
溶媒で希釈した芳香族含有ノルボルネン類を供給し、他
方から連続的に抜き出す方法。 (i)、(ii)法ともに、固体酸との接触後の芳香族含
有ノルボルネン類を有機溶媒から分離するには、蒸留法
を採用することができる。
【0027】このようにして芳香族含有ノルボルネン類
のエンド体[I-A]を固体酸触媒と接触させると、エン
ド体[I-A]はエキソ体[I-B]に異性化する。エンド体
[I-A]およびエキソ体[I-B]の構造あるいは異性体混
合物中のエンド体とエキソ体とのモル比は、 1H-NM
Rあるいは13C-NMRを測定することによって決定す
ることができる。
のエンド体[I-A]を固体酸触媒と接触させると、エン
ド体[I-A]はエキソ体[I-B]に異性化する。エンド体
[I-A]およびエキソ体[I-B]の構造あるいは異性体混
合物中のエンド体とエキソ体とのモル比は、 1H-NM
Rあるいは13C-NMRを測定することによって決定す
ることができる。
【0028】なお本発明において、芳香族含有ノルボル
ネン類のエンド体[I-A]を固体酸と接触させてエキソ
体[I-B]に異性化させるに際して、純度100%のエ
ンド体[I-A]を原料として用いる必要はなく、エンド
体[I-A]とエキソ体[I-B]との混合物を原料として用
いることもできる。異性体混合物 本発明に係る上記一般式[I]で示される芳香族含有ノ
ルボルネン類の異性体混合物は、上記式で示されるエン
ド体[I-A]とエキソ体[I-B]との混合物であって、該
エンド体[I-A]とエキソ体[I-B]とのモル比([I-
A]/[I-B])は80/20〜0/100、好ましくは
70/30〜5/95である。
ネン類のエンド体[I-A]を固体酸と接触させてエキソ
体[I-B]に異性化させるに際して、純度100%のエ
ンド体[I-A]を原料として用いる必要はなく、エンド
体[I-A]とエキソ体[I-B]との混合物を原料として用
いることもできる。異性体混合物 本発明に係る上記一般式[I]で示される芳香族含有ノ
ルボルネン類の異性体混合物は、上記式で示されるエン
ド体[I-A]とエキソ体[I-B]との混合物であって、該
エンド体[I-A]とエキソ体[I-B]とのモル比([I-
A]/[I-B])は80/20〜0/100、好ましくは
70/30〜5/95である。
【0029】このようなエンド体[I-A]とエキソ体[I
-B]とのモル比を有する芳香族含有ノルボルネン類の異
性体混合物は、シクロペンタジエン類とオレフィン類と
のディールス・アルダー反応によっては直接には得るこ
とができず、エンド体[I-A]をエキソ体[I-B]に異性
化することによって始めて得ることができる。異性体混合物の製造方法 シクロペンタジエン類と対応するオレフィン類とのディ
ールス・アルダー反応によって得ることのできるエンド
体[I-A]を85モル%以上、多くの場合には90モル
%以上、さらに多くの場合には94モル%以上の量で含
む芳香族含有ノルボルネン類異性体混合物を、上記した
ような固体酸と上記したような条件下で接触させ、エン
ド体[I-A]をエキソ体[I-B]に異性化することによっ
て、上記のようなエンド体[I-A]とエキソ体[I-B]と
のモル比([I-A]/[I-B])が80/20〜0/10
0であるような芳香族含有ノルボルネン類異性体混合物
は製造することができる。
-B]とのモル比を有する芳香族含有ノルボルネン類の異
性体混合物は、シクロペンタジエン類とオレフィン類と
のディールス・アルダー反応によっては直接には得るこ
とができず、エンド体[I-A]をエキソ体[I-B]に異性
化することによって始めて得ることができる。異性体混合物の製造方法 シクロペンタジエン類と対応するオレフィン類とのディ
ールス・アルダー反応によって得ることのできるエンド
体[I-A]を85モル%以上、多くの場合には90モル
%以上、さらに多くの場合には94モル%以上の量で含
む芳香族含有ノルボルネン類異性体混合物を、上記した
ような固体酸と上記したような条件下で接触させ、エン
ド体[I-A]をエキソ体[I-B]に異性化することによっ
て、上記のようなエンド体[I-A]とエキソ体[I-B]と
のモル比([I-A]/[I-B])が80/20〜0/10
0であるような芳香族含有ノルボルネン類異性体混合物
は製造することができる。
【0030】環状オレフィン系ランダム共重合体の製造 上記のようなエンド体[I-A]とエキソ体[I-B]とのモ
ル比が80/20〜0/100であるような芳香族含有
ノルボルネン類異性体混合物と、エチレンとを、炭化水
素溶媒中でまたは炭化水素溶媒が存在しない条件下で、
該溶媒または芳香族含有ノルボルネン類に可溶性のバナ
ジウム化合物と有機アルミニウム化合物好ましくはハロ
ゲン含有有機アルミニウム化合物とからなる触媒の存在
下に共重合させることによって、環状オレフィン系ラン
ダム共重合体を製造することができる。
ル比が80/20〜0/100であるような芳香族含有
ノルボルネン類異性体混合物と、エチレンとを、炭化水
素溶媒中でまたは炭化水素溶媒が存在しない条件下で、
該溶媒または芳香族含有ノルボルネン類に可溶性のバナ
ジウム化合物と有機アルミニウム化合物好ましくはハロ
ゲン含有有機アルミニウム化合物とからなる触媒の存在
下に共重合させることによって、環状オレフィン系ラン
ダム共重合体を製造することができる。
【0031】環状オレフィン系ランダム共重合体を製造
するに際して用いてもよい炭化水素溶媒として、たとえ
ばヘキサン、ヘプタン、オクタン、灯油のような脂肪族
炭化水素;シクロヘキサン、メチルシクロヘキサンのよ
うな脂環族炭化水素;ベンゼン、トルエン、キシレンの
ような芳香族炭化水素などを例示することができる。
するに際して用いてもよい炭化水素溶媒として、たとえ
ばヘキサン、ヘプタン、オクタン、灯油のような脂肪族
炭化水素;シクロヘキサン、メチルシクロヘキサンのよ
うな脂環族炭化水素;ベンゼン、トルエン、キシレンの
ような芳香族炭化水素などを例示することができる。
【0032】これらの溶媒は、単独であるいは混合して
用いることができる。環状オレフィン系ランダム共重合
体を製造するに際して用いるバナジウム化合物として
は、具体的には、 一般式 VO(OR)aXb または V(OR)cXd (ただし、Rは炭化水素基、Xはハロゲン、aは0≦a
≦3、bは0≦b≦3の数であり2≦a+b≦3であ
る、cは0≦c≦4、dは0≦d≦4の数であり3≦c
+d≦4である。)で表わされるバナジウム化合物、あ
るいはこれらの電子供与体付加物が用いられる。
用いることができる。環状オレフィン系ランダム共重合
体を製造するに際して用いるバナジウム化合物として
は、具体的には、 一般式 VO(OR)aXb または V(OR)cXd (ただし、Rは炭化水素基、Xはハロゲン、aは0≦a
≦3、bは0≦b≦3の数であり2≦a+b≦3であ
る、cは0≦c≦4、dは0≦d≦4の数であり3≦c
+d≦4である。)で表わされるバナジウム化合物、あ
るいはこれらの電子供与体付加物が用いられる。
【0033】より具体的には、VOCl3 、VO(OC2
H5)Cl2 、VO(OC2H5)2Cl、VO(O-iso-C3H
7)Cl2 、VO(O-n-C4H9)Cl2、VO(OC
2H5)3 、VOBr2 、VCl4 、VOCl2 、VO(O
-n-C4H9)3 、VCl3・2OC8H 16OHなどのバナジ
ウム化合物が用いられる。また、該可溶性バナジウム触
媒成分を調製する際に用いられることのある電子供与体
としては、アルコール類、フェノール類、ケトン類、ア
ルデヒド類、カルボン酸、有機酸または無機酸のエステ
ル、エーテル類、酸アミド、酸無水物、アルコキシシラ
ン等の含酸素電子供与体、アンモニア、アミン類、ニト
リル類、イソシアネート等の含窒素電子供与体などが挙
げられる。
H5)Cl2 、VO(OC2H5)2Cl、VO(O-iso-C3H
7)Cl2 、VO(O-n-C4H9)Cl2、VO(OC
2H5)3 、VOBr2 、VCl4 、VOCl2 、VO(O
-n-C4H9)3 、VCl3・2OC8H 16OHなどのバナジ
ウム化合物が用いられる。また、該可溶性バナジウム触
媒成分を調製する際に用いられることのある電子供与体
としては、アルコール類、フェノール類、ケトン類、ア
ルデヒド類、カルボン酸、有機酸または無機酸のエステ
ル、エーテル類、酸アミド、酸無水物、アルコキシシラ
ン等の含酸素電子供与体、アンモニア、アミン類、ニト
リル類、イソシアネート等の含窒素電子供与体などが挙
げられる。
【0034】より具体的には、メタノール、エタノー
ル、プロパノール、ペンタノール、ヘキサノール、オク
タノール、ドデカノール、オクタデシルアルコール、オ
レイルアルコール、ベンジルアルコール、フェニルエチ
ルアルコール、クミルアルコール、イソプロピルアルコ
ール、イソプロピルベンジルアルコールなどの炭素数1
〜18のアルコール類;フェノール、クレゾール、キシ
レノール、エチルフェノール、プロピルフェノール、ノ
ニルフェノール、クミルフェノール、ナフトールなどの
低級アルキル基を有してよい炭素数6〜20のフェノー
ル類;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン、アセトフェノン、ベンゾフェノン、ベンゾキ
ノンなどの炭素数3〜15のケトン類;アセトアルデヒ
ド、プロピオンアルデヒド、オクチルアルデヒド、ベン
ズアルデヒド、トルアルデヒド、ナフトアルデヒドなど
の炭素数2〜15のアルデヒド類;ギ酸メチル、酢酸メ
チル、酢酸エチル、酢酸ビニル、酢酸プロピル、酢酸オ
クタル、酢酸シクロヘキシル、プロピオン酸エチル、酪
酸メチル、吉草酸エチル、クロル酢酸メチル、ジクロル
酢酸エチル、メタクリル酸メチル、ジクロル酢酸エチ
ル、メタクリル酸メチル、クロトン酸エチル、シクロヘ
キサンカルボン酸エチル、安息香酸メチル、安息香酸エ
チル、安息香酸プロピル、安息香酸ブチル、安息香酸オ
クチル、安息香酸シクロヘキシル、安息香酸フェニル、
安息香酸ベンジル、トルイル酸メチル、トルイル酸エチ
ル、トルイル酸アミル、エチル安息香酸エチル、アニス
酸メチル、マレイン酸n-ブチル、メチルマロン酸ジイ
ソブチル、シクロヘキセンカルボン酸ジn-ヘキシル、
ナジック酸ジエチル、テトラヒドロフタル酸ジイソプロ
ピル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジイソブチル、フタ
ル酸ジn-ブチル、フタル酸ジ2-エチルヘキシル、γ-
ブチロラクトン、δ-バレロラクトン、クマリン、フタ
リド、炭酸エチレンなどの炭素数2〜30の有機酸エス
テル類;アセチルクロリド、ベンゾイルクロリド、トル
イル酸クロリド、アニス酸クロリドなどの炭素数2〜1
5の酸ハライド類;メチルエーテル、エチルエーテル、
イソプロピルエーテル、ブチルエーテル、アミルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、アニソール、ジフェニルエー
テルなどの炭素数2〜20のエーテル類;酢酸アミド、
安息香酸アミド、トルイル酸アミドなどの酸アミド類;
メチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、トリブ
チルアミン、ピペリジン、トリベンジルアミン、アニリ
ン、ピリジン、ピコリン、テトラメチレンジアミンなど
のアミン類;アセトニトリル、ベンゾニトリル、トルニ
トリルなどのニトリル類;ケイ酸エチル、ジフェニルジ
メトキシシランなどのアルコキシシラン類などを挙げる
ことができる。これらの電子供与体は、2種以上用いる
ことができる。
ル、プロパノール、ペンタノール、ヘキサノール、オク
タノール、ドデカノール、オクタデシルアルコール、オ
レイルアルコール、ベンジルアルコール、フェニルエチ
ルアルコール、クミルアルコール、イソプロピルアルコ
ール、イソプロピルベンジルアルコールなどの炭素数1
〜18のアルコール類;フェノール、クレゾール、キシ
レノール、エチルフェノール、プロピルフェノール、ノ
ニルフェノール、クミルフェノール、ナフトールなどの
低級アルキル基を有してよい炭素数6〜20のフェノー
ル類;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン、アセトフェノン、ベンゾフェノン、ベンゾキ
ノンなどの炭素数3〜15のケトン類;アセトアルデヒ
ド、プロピオンアルデヒド、オクチルアルデヒド、ベン
ズアルデヒド、トルアルデヒド、ナフトアルデヒドなど
の炭素数2〜15のアルデヒド類;ギ酸メチル、酢酸メ
チル、酢酸エチル、酢酸ビニル、酢酸プロピル、酢酸オ
クタル、酢酸シクロヘキシル、プロピオン酸エチル、酪
酸メチル、吉草酸エチル、クロル酢酸メチル、ジクロル
酢酸エチル、メタクリル酸メチル、ジクロル酢酸エチ
ル、メタクリル酸メチル、クロトン酸エチル、シクロヘ
キサンカルボン酸エチル、安息香酸メチル、安息香酸エ
チル、安息香酸プロピル、安息香酸ブチル、安息香酸オ
クチル、安息香酸シクロヘキシル、安息香酸フェニル、
安息香酸ベンジル、トルイル酸メチル、トルイル酸エチ
ル、トルイル酸アミル、エチル安息香酸エチル、アニス
酸メチル、マレイン酸n-ブチル、メチルマロン酸ジイ
ソブチル、シクロヘキセンカルボン酸ジn-ヘキシル、
ナジック酸ジエチル、テトラヒドロフタル酸ジイソプロ
ピル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジイソブチル、フタ
ル酸ジn-ブチル、フタル酸ジ2-エチルヘキシル、γ-
ブチロラクトン、δ-バレロラクトン、クマリン、フタ
リド、炭酸エチレンなどの炭素数2〜30の有機酸エス
テル類;アセチルクロリド、ベンゾイルクロリド、トル
イル酸クロリド、アニス酸クロリドなどの炭素数2〜1
5の酸ハライド類;メチルエーテル、エチルエーテル、
イソプロピルエーテル、ブチルエーテル、アミルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、アニソール、ジフェニルエー
テルなどの炭素数2〜20のエーテル類;酢酸アミド、
安息香酸アミド、トルイル酸アミドなどの酸アミド類;
メチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、トリブ
チルアミン、ピペリジン、トリベンジルアミン、アニリ
ン、ピリジン、ピコリン、テトラメチレンジアミンなど
のアミン類;アセトニトリル、ベンゾニトリル、トルニ
トリルなどのニトリル類;ケイ酸エチル、ジフェニルジ
メトキシシランなどのアルコキシシラン類などを挙げる
ことができる。これらの電子供与体は、2種以上用いる
ことができる。
【0035】また、環状オレフィン系ランダム共重合体
を製造するに際して用いる有機アルミニウム化合物触媒
成分としては、少なくとも分子内に1個のAl-炭素結
合を有する化合物が用いられ、たとえば、 一般式 R1 mAl(OR2)nHpXq …[III] (ここでR1 およびR2 は炭素原子数、通常1〜15
個、好ましくは1〜4個を含む炭化水素基で互いに同一
であってもよく、異なっていてもよい。Xはハロゲン、
mは0≦m≦3、nは0≦n<3、pは0≦p<3、q
は0≦q<3の数であって、しかもm+n+p+q=3
である。)で表わされる有機アルミニウム化合物、ある
いは、 一般式 M1AlR1 4 …[IV] (ここでM1 はLi、Na、Kであり、R1 は前記一般
式[III]と同じである。)で表わされる第1族金属と
アルミニウムとの錯アルキル化物などを挙げることがで
きる。
を製造するに際して用いる有機アルミニウム化合物触媒
成分としては、少なくとも分子内に1個のAl-炭素結
合を有する化合物が用いられ、たとえば、 一般式 R1 mAl(OR2)nHpXq …[III] (ここでR1 およびR2 は炭素原子数、通常1〜15
個、好ましくは1〜4個を含む炭化水素基で互いに同一
であってもよく、異なっていてもよい。Xはハロゲン、
mは0≦m≦3、nは0≦n<3、pは0≦p<3、q
は0≦q<3の数であって、しかもm+n+p+q=3
である。)で表わされる有機アルミニウム化合物、ある
いは、 一般式 M1AlR1 4 …[IV] (ここでM1 はLi、Na、Kであり、R1 は前記一般
式[III]と同じである。)で表わされる第1族金属と
アルミニウムとの錯アルキル化物などを挙げることがで
きる。
【0036】前記の一般式[III]に属する有機アルミ
ニウム化合物としては、次のものを例示できる。 一般式 R1 mAl(OR2)3-m (ここでR1 およびR2 は前記一般式[III]と同じで
あり、mは好ましくは1.5≦m<3の数である。) 一般式 R1 mAlX3-m (ここでR1 は前記一般式[III]と同じであり、Xは
ハロゲン、mは好ましくは0<m<3である。) 一般式 R1 mAlH3-m (ここでR1は前記一般式[III]と同じであり、mは好
ましくは2≦m<3である。) 一般式 R1 mAl(OR2)nXq (ここでR1 およびR2 は前記一般式[III]と同じで
あり、Xはハロゲン、0<m≦3、0≦n<3、0≦q
<3で、m+n+q=3である。)で表わされるものな
どを例示できる。
ニウム化合物としては、次のものを例示できる。 一般式 R1 mAl(OR2)3-m (ここでR1 およびR2 は前記一般式[III]と同じで
あり、mは好ましくは1.5≦m<3の数である。) 一般式 R1 mAlX3-m (ここでR1 は前記一般式[III]と同じであり、Xは
ハロゲン、mは好ましくは0<m<3である。) 一般式 R1 mAlH3-m (ここでR1は前記一般式[III]と同じであり、mは好
ましくは2≦m<3である。) 一般式 R1 mAl(OR2)nXq (ここでR1 およびR2 は前記一般式[III]と同じで
あり、Xはハロゲン、0<m≦3、0≦n<3、0≦q
<3で、m+n+q=3である。)で表わされるものな
どを例示できる。
【0037】一般式[III]に属するアルミニウム化合
物として、より具体的には、トリエチルアルミニウム、
トリブチルアルミニウムなどのトリアルキルアルミニウ
ム;トリイソプロペニルアルミニウムのようなトリアル
ケニルアルミニウム;ジエチルアルミニウムエトキシ
ド、ジブチルアルミニウムブトキシドなどのジアルキル
アルミニウムアルコキシド;エチルアルミニウムセスキ
エトキシド、ブチルアルミニウムセスキブトキシドなど
のアルキルアルミニウムセスキアルコキシドのほかに、
R1 2.5Al(OR2)0.5 で表わされる平均組成を有する
ような、部分的にアルコキシ化されたアルキルアルミニ
ウム、ジエチルアルミニウムクロリド、ジブチルアルミ
ニウムクロリド、ジエチルアルミニウムブロミドのよう
なジアルキルアルミニウムハライド;エチルアルミニウ
ムセスキクロリド、ブチルアルミニウムセスキクロリ
ド、エチルアルミニウムセスキブロミドのようなアルキ
ルアルミニウムセスキハライド;エチルアルミニウムジ
クロリド、プロピルアルミニウムジクロリド、ブチルア
ルミニウムジブロミドなどのアルキルアルミニウムジハ
ライドのような部分的にハロゲン化されたアルキルアル
ミニウム;ジエチルアルミニウムヒドリド、ジブチルア
ルミニウムヒドリドなどのジアルキルアルミニウムヒド
リド;エチルアルミニウムジヒドリド、プロピルアルミ
ニウムジヒドリドなどのアルキルアルミニウムジヒドリ
ドのような部分的に水素化されたアルキルアルミニウ
ム;エチルアルミニウムエトキシクロリド、ブチルアル
ミニウムブトキシクロリド、エチルアルミニウムエトキ
シブロミドなどの部分的にアルコキシ化およびハロゲン
化されたアルキルアルミニウムを例示できる。
物として、より具体的には、トリエチルアルミニウム、
トリブチルアルミニウムなどのトリアルキルアルミニウ
ム;トリイソプロペニルアルミニウムのようなトリアル
ケニルアルミニウム;ジエチルアルミニウムエトキシ
ド、ジブチルアルミニウムブトキシドなどのジアルキル
アルミニウムアルコキシド;エチルアルミニウムセスキ
エトキシド、ブチルアルミニウムセスキブトキシドなど
のアルキルアルミニウムセスキアルコキシドのほかに、
R1 2.5Al(OR2)0.5 で表わされる平均組成を有する
ような、部分的にアルコキシ化されたアルキルアルミニ
ウム、ジエチルアルミニウムクロリド、ジブチルアルミ
ニウムクロリド、ジエチルアルミニウムブロミドのよう
なジアルキルアルミニウムハライド;エチルアルミニウ
ムセスキクロリド、ブチルアルミニウムセスキクロリ
ド、エチルアルミニウムセスキブロミドのようなアルキ
ルアルミニウムセスキハライド;エチルアルミニウムジ
クロリド、プロピルアルミニウムジクロリド、ブチルア
ルミニウムジブロミドなどのアルキルアルミニウムジハ
ライドのような部分的にハロゲン化されたアルキルアル
ミニウム;ジエチルアルミニウムヒドリド、ジブチルア
ルミニウムヒドリドなどのジアルキルアルミニウムヒド
リド;エチルアルミニウムジヒドリド、プロピルアルミ
ニウムジヒドリドなどのアルキルアルミニウムジヒドリ
ドのような部分的に水素化されたアルキルアルミニウ
ム;エチルアルミニウムエトキシクロリド、ブチルアル
ミニウムブトキシクロリド、エチルアルミニウムエトキ
シブロミドなどの部分的にアルコキシ化およびハロゲン
化されたアルキルアルミニウムを例示できる。
【0038】また前記一般式[III]に類似する化合
物、たとえば酸素原子や窒素原子を介して、2以上のア
ルミニウムが結合した有機アルミニウム化合物であって
もよい。このような化合物として、具体的には、
物、たとえば酸素原子や窒素原子を介して、2以上のア
ルミニウムが結合した有機アルミニウム化合物であって
もよい。このような化合物として、具体的には、
【0039】
【化14】
【0040】などを例示できる。前記一般式[IV]に属
する化合物としては、LiAl(C2H5)4 、LiAl
(C7H15)4 などを例示できる。これらの中では、特に
アルキルアルミニウムハライド、アルキルアルミニウム
ジハライドまたはこれらの混合物を用いるのが好まし
い。
する化合物としては、LiAl(C2H5)4 、LiAl
(C7H15)4 などを例示できる。これらの中では、特に
アルキルアルミニウムハライド、アルキルアルミニウム
ジハライドまたはこれらの混合物を用いるのが好まし
い。
【0041】環状オレフィン系ランダム共重合体を製造
するに際して、エチレンと芳香族含有ノルボルネン類と
の共重合反応は連続法で行なわれることが好ましい。そ
の際に、重合反応系に供給される可溶性バナジウム化合
物の濃度は、通常、重合反応系内の可溶性バナジウム化
合物の濃度の10倍以下、好ましくは1〜7倍、より好
ましくは1〜5倍の範囲である。
するに際して、エチレンと芳香族含有ノルボルネン類と
の共重合反応は連続法で行なわれることが好ましい。そ
の際に、重合反応系に供給される可溶性バナジウム化合
物の濃度は、通常、重合反応系内の可溶性バナジウム化
合物の濃度の10倍以下、好ましくは1〜7倍、より好
ましくは1〜5倍の範囲である。
【0042】また、重合反応系内のバナジウム原子に対
するアルミニウム原子の比(Al/V)は2以上、好ま
しくは2〜50、より好ましくは3〜20の範囲である
ことが望ましい。該可溶性バナジウム化合物および該有
機アルミニウム化合物は、通常、それぞれ、前記炭化水
素溶媒または芳香族含有ノルボルネン類で希釈して供給
される。ここで、該可溶性バナジウム化合物は、前記濃
度範囲に希釈することが望ましいが、有機アルミニウム
化合物は重合反応系における濃度のたとえば50倍以下
の任意の濃度に調製して重合反応系に供給する方法が採
用される。
するアルミニウム原子の比(Al/V)は2以上、好ま
しくは2〜50、より好ましくは3〜20の範囲である
ことが望ましい。該可溶性バナジウム化合物および該有
機アルミニウム化合物は、通常、それぞれ、前記炭化水
素溶媒または芳香族含有ノルボルネン類で希釈して供給
される。ここで、該可溶性バナジウム化合物は、前記濃
度範囲に希釈することが望ましいが、有機アルミニウム
化合物は重合反応系における濃度のたとえば50倍以下
の任意の濃度に調製して重合反応系に供給する方法が採
用される。
【0043】また環状オレフィン系ランダム共重合体を
製造するに際して、共重合反応系内の可溶性バナジウム
化合物の濃度は、バナジウム原子として、通常は、0.
01〜5ミリモル/リットル、好ましくは0.05〜3
ミリモル/リットルの範囲である。このようなエチレン
と芳香族含有ノルボルネン類との共重合反応は、−50
〜100℃、好ましくは−30〜80℃、さらに好まし
くは−20〜60℃の温度で行なわれる。
製造するに際して、共重合反応系内の可溶性バナジウム
化合物の濃度は、バナジウム原子として、通常は、0.
01〜5ミリモル/リットル、好ましくは0.05〜3
ミリモル/リットルの範囲である。このようなエチレン
と芳香族含有ノルボルネン類との共重合反応は、−50
〜100℃、好ましくは−30〜80℃、さらに好まし
くは−20〜60℃の温度で行なわれる。
【0044】上記のような共重合反応を行なうに際して
の反応時間(連続式重合反応の場合は重合反応混合物の
平均滞留時間)は、重合原料の種類、触媒成分の濃度お
よび温度によっても異なるが、通常は5分〜5時間、好
ましくは10分〜3時間である。また、共重合反応を行
なう際の圧力は、通常は0を超えて50kg/cm2 、
好ましくは0を超えて20kg/cm2 である。
の反応時間(連続式重合反応の場合は重合反応混合物の
平均滞留時間)は、重合原料の種類、触媒成分の濃度お
よび温度によっても異なるが、通常は5分〜5時間、好
ましくは10分〜3時間である。また、共重合反応を行
なう際の圧力は、通常は0を超えて50kg/cm2 、
好ましくは0を超えて20kg/cm2 である。
【0045】環状オレフィン系ランダム共重合体を製造
するに際して、エチレン/芳香族含有ノルボルネン類の
モル比は、通常では90/10〜10/90、好ましく
は85/15〜40/60の範囲であることが望まし
い。なお、上記のような環状オレフィン系ランダム共重
合体においては、本発明の目的を損わない範囲で、少量
の他の共重合可能なモノマーたとえば芳香族含有ノルボ
ルネン類以外のノルボルネン類あるいはエチレン以外の
α-オレフィンなどが、芳香族含有ノルボルネン類から
導かれる構成単位の10モル%以下の量で共重合されて
いてもよい。
するに際して、エチレン/芳香族含有ノルボルネン類の
モル比は、通常では90/10〜10/90、好ましく
は85/15〜40/60の範囲であることが望まし
い。なお、上記のような環状オレフィン系ランダム共重
合体においては、本発明の目的を損わない範囲で、少量
の他の共重合可能なモノマーたとえば芳香族含有ノルボ
ルネン類以外のノルボルネン類あるいはエチレン以外の
α-オレフィンなどが、芳香族含有ノルボルネン類から
導かれる構成単位の10モル%以下の量で共重合されて
いてもよい。
【0046】上記のようにしてエチレンと芳香族含有ノ
ルボルネン類との共重合反応を行なうと、環状オレフィ
ン系ランダム共重合体の炭化水素溶媒溶液または未反応
環状オレフィン溶液が得られる。このような共重合体溶
液中に含まれる環状オレフィン系ランダム共重合体の濃
度は、通常、0.5〜40重量%、好ましくは2.0〜3
0重量%の範囲にあり、該生成共重合体溶液中には、触
媒成分である可溶性バナジウム化合物成分および有機ア
ルミニウム化合物成分も含まれている。
ルボルネン類との共重合反応を行なうと、環状オレフィ
ン系ランダム共重合体の炭化水素溶媒溶液または未反応
環状オレフィン溶液が得られる。このような共重合体溶
液中に含まれる環状オレフィン系ランダム共重合体の濃
度は、通常、0.5〜40重量%、好ましくは2.0〜3
0重量%の範囲にあり、該生成共重合体溶液中には、触
媒成分である可溶性バナジウム化合物成分および有機ア
ルミニウム化合物成分も含まれている。
【0047】上記のようにして得られた環状オレフィン
系ランダム共重合体の溶液には、通常、脱灰からペレタ
イズに至る一連の処理が行なわれ、環状オレフィン系ラ
ンダム共重合体のペレットが得られる。なお、上記のよ
うな環状オレフィン系ランダム共重合体において、芳香
族含有ノルボルネン類から導かれる構成単位は、下記式
で示されるような構造をとっている。
系ランダム共重合体の溶液には、通常、脱灰からペレタ
イズに至る一連の処理が行なわれ、環状オレフィン系ラ
ンダム共重合体のペレットが得られる。なお、上記のよ
うな環状オレフィン系ランダム共重合体において、芳香
族含有ノルボルネン類から導かれる構成単位は、下記式
で示されるような構造をとっている。
【0048】
【化15】
【0049】(式中、p、q、rおよびR1 〜R15は前
記一般式[I]と同様である。)また本発明により得ら
れるエチレン・芳香族含有ノルボルネン類共重合体の1
35℃のデカリン中で測定した極限粘度[η]は、0.
05〜10dl/gであることが好ましい。
記一般式[I]と同様である。)また本発明により得ら
れるエチレン・芳香族含有ノルボルネン類共重合体の1
35℃のデカリン中で測定した極限粘度[η]は、0.
05〜10dl/gであることが好ましい。
【0050】
【発明の効果】本発明に係るエンド体[I-A]とエキソ
体[I-B]とのモル比([I-A]/[I-B])が80/2
0〜0/100であるような芳香族含有ノルボルネン類
異性体混合物と、エチレンとを共重合させて得られる環
状オレフィン系ランダム共重合体は、エチレンと芳香族
含有ノルボルネン類とが同一組成で共重合させてなる場
合には、エンド体[I-A]が85モル%以上、多くの場
合には90モル%以上、さらに多くの場合には94モル
%以上の量で存在する芳香族含有ノルボルネン類異性体
混合物とエチレンとを共重合させて得られる環状オレフ
ィン系ランダム共重合体と比較して、共重合反応の際の
芳香族含有ノルボルネン類の反応率が高くなり、また共
重合体の物性に関しては、ガラス転移点(Tg)が高く
耐熱性が優れており、また曲げ弾性率(FM)が大きく
機械的強度に優れている。したがって同一のガラス転移
点(Tg)あるいは曲げ弾性率を得るためには、本発明
による芳香族含有ノルボルネン類異性体混合物を用いれ
ば、高価な芳香族含有ノルボルネン類の共重合量を低減
せしめることが可能となる。
体[I-B]とのモル比([I-A]/[I-B])が80/2
0〜0/100であるような芳香族含有ノルボルネン類
異性体混合物と、エチレンとを共重合させて得られる環
状オレフィン系ランダム共重合体は、エチレンと芳香族
含有ノルボルネン類とが同一組成で共重合させてなる場
合には、エンド体[I-A]が85モル%以上、多くの場
合には90モル%以上、さらに多くの場合には94モル
%以上の量で存在する芳香族含有ノルボルネン類異性体
混合物とエチレンとを共重合させて得られる環状オレフ
ィン系ランダム共重合体と比較して、共重合反応の際の
芳香族含有ノルボルネン類の反応率が高くなり、また共
重合体の物性に関しては、ガラス転移点(Tg)が高く
耐熱性が優れており、また曲げ弾性率(FM)が大きく
機械的強度に優れている。したがって同一のガラス転移
点(Tg)あるいは曲げ弾性率を得るためには、本発明
による芳香族含有ノルボルネン類異性体混合物を用いれ
ば、高価な芳香族含有ノルボルネン類の共重合量を低減
せしめることが可能となる。
【0051】
【実施例】以下本発明を実施例により説明するが、本発
明はこれら実施例に限定されるものではない。定量方法 1,4-メタノ-1,4,4a,9a-テトラヒドロフルオレン(MT
HF)異性体混合物中のエンド体[I-A]とエキソ体[I
-B]とのモル比は、 1H-NMR(CDCl3 中、室
温、TMS基準)を測定し、得られたスペクトルにおけ
るオレフィンプロトンの吸収ピークの積分強度比に基づ
いて算出した。
明はこれら実施例に限定されるものではない。定量方法 1,4-メタノ-1,4,4a,9a-テトラヒドロフルオレン(MT
HF)異性体混合物中のエンド体[I-A]とエキソ体[I
-B]とのモル比は、 1H-NMR(CDCl3 中、室
温、TMS基準)を測定し、得られたスペクトルにおけ
るオレフィンプロトンの吸収ピークの積分強度比に基づ
いて算出した。
【0052】1,4-メタノ-1,4,4a,9a-テトラヒドロフル
オレンの 1H-NMRを測定して得られたオレフィンプ
ロトンのケミカルシフトを第1表A、Bに示す。また、
1,4-メタノ-1,4,4a,9a-テトラヒドロフルオレンの13C-
NMRを測定して得られたカーボンのケミカルシフトを
第1表A、Bに示す。
オレンの 1H-NMRを測定して得られたオレフィンプ
ロトンのケミカルシフトを第1表A、Bに示す。また、
1,4-メタノ-1,4,4a,9a-テトラヒドロフルオレンの13C-
NMRを測定して得られたカーボンのケミカルシフトを
第1表A、Bに示す。
【0053】
【表1】
【0054】
【表2】
【0055】軟化温度の測定方法 重合例および比較重合例で得られたそれぞれの共重合体
を厚さ1mmのシート状に成形して得た軟化温度測定用
サンプルについて、デュポン社製サーモメカニカルアナ
ライザー(Thermomechanical Analyser)を用いて熱変
形挙動を測定した。すなわち、サンプル上に石英製針を
乗せ、この測定針に対して49gの加重をかけた状態で
サンプルを5℃/分の昇温速度で連続的に昇温し、測定
針がサンプル内に0.635mm侵入したときの温度を
軟化温度とした。(以下、「TMA軟化点」と記載す
る。)曲げ弾性率の測定方法 曲げ弾性率の測定は、23℃の温度で、ASTM-D7
90に記載の測定方法にしたがって行なった。
を厚さ1mmのシート状に成形して得た軟化温度測定用
サンプルについて、デュポン社製サーモメカニカルアナ
ライザー(Thermomechanical Analyser)を用いて熱変
形挙動を測定した。すなわち、サンプル上に石英製針を
乗せ、この測定針に対して49gの加重をかけた状態で
サンプルを5℃/分の昇温速度で連続的に昇温し、測定
針がサンプル内に0.635mm侵入したときの温度を
軟化温度とした。(以下、「TMA軟化点」と記載す
る。)曲げ弾性率の測定方法 曲げ弾性率の測定は、23℃の温度で、ASTM-D7
90に記載の測定方法にしたがって行なった。
【0056】極限粘度の測定方法 極限粘度の測定は、135℃の温度で、デカリンを溶媒
として行なった。
として行なった。
【0057】
【参考例1】インデンとシクロペンタジエンとを、特公
昭46-14910号公報記載の方法によってディール
ス・アルダー反応させることによって、1,4-メタノ-1,
4,4a,9a-テトラヒドロフルオレン(以下、「MTHF」
と略記することがある。)を合成した。
昭46-14910号公報記載の方法によってディール
ス・アルダー反応させることによって、1,4-メタノ-1,
4,4a,9a-テトラヒドロフルオレン(以下、「MTHF」
と略記することがある。)を合成した。
【0058】得られたMTHFを 1H-NMRにより測
定し、エンド体およびエキソ体のモル比を測定した。エ
ンド体は87モル%、エキソ体は13モル%の量で存在
していた。結果を第2表に示す。
定し、エンド体およびエキソ体のモル比を測定した。エ
ンド体は87モル%、エキソ体は13モル%の量で存在
していた。結果を第2表に示す。
【0059】
【参考例2】スチレンとシクロペンタジエンとを、参考
例1と同様にしてディールス・アルダー反応させること
によって、5-フェニル-ビシクロ[2.2.1]ヘプト-2-エ
ン(以下、「Ph-BH」と略記することがある)を合成
した。得られたPh-BHを 1H-NMRにより測定し、
エンド体およびエキソ体のモル比を測定した。
例1と同様にしてディールス・アルダー反応させること
によって、5-フェニル-ビシクロ[2.2.1]ヘプト-2-エ
ン(以下、「Ph-BH」と略記することがある)を合成
した。得られたPh-BHを 1H-NMRにより測定し、
エンド体およびエキソ体のモル比を測定した。
【0060】エンド体は92モル%、エキソ体は8モル
%の量で存在していた。結果を第2表に示す。
%の量で存在していた。結果を第2表に示す。
【0061】
【実施例1】撹拌装置および還流冷却器を備えた30リ
ットルの反応槽に、参考例1で得られたMTHF1リッ
トルと、シクロヘキサン17リットルとを加えて撹拌し
た。得られた溶液にゼオライト(東ソー社製、ゼオラム
F-9、球状、1.8〜2.4mmφ、Na2O・Al2O3・
2.5SiO2)6kgを添加し、室温で6時間攪拌して
エンド体のエキソ体への異性化反応を行なった。
ットルの反応槽に、参考例1で得られたMTHF1リッ
トルと、シクロヘキサン17リットルとを加えて撹拌し
た。得られた溶液にゼオライト(東ソー社製、ゼオラム
F-9、球状、1.8〜2.4mmφ、Na2O・Al2O3・
2.5SiO2)6kgを添加し、室温で6時間攪拌して
エンド体のエキソ体への異性化反応を行なった。
【0062】反応終了後、反応混合物を濾過して触媒を
分離し、得られたMTHFのシクロヘキサン溶液を減圧
(50mmHg)下で蒸留してシクロヘキサンを留去
し、異性化されたMTHFを得た。得られたMTHFを
1H-NMRにより分析したところ、エンド体とエキソ
体とのモル比は41/59であった。結果を第2表に示
す。
分離し、得られたMTHFのシクロヘキサン溶液を減圧
(50mmHg)下で蒸留してシクロヘキサンを留去
し、異性化されたMTHFを得た。得られたMTHFを
1H-NMRにより分析したところ、エンド体とエキソ
体とのモル比は41/59であった。結果を第2表に示
す。
【0063】
【実施例2】反応時間を3時間とした以外は、実施例1
と同様にしてMTHFの異性化反応を行なった。結果を
第2表に示す。
と同様にしてMTHFの異性化反応を行なった。結果を
第2表に示す。
【0064】
【実施例3】触媒として、シリカ-アルミナ(品川白煉
瓦社製、セガードOW、粒状、0.5〜2mmφ、Al2
O3・mSiO2・nH2O+Al(OH)3 )を用い、シク
ロヘキサンおよび触媒の量をそれぞれ4.0リットルお
よび3kgに変更し、反応時間を96時間に代えた以外
は、実施例1と同様にして反応を行なった。結果を第2
表に示す。
瓦社製、セガードOW、粒状、0.5〜2mmφ、Al2
O3・mSiO2・nH2O+Al(OH)3 )を用い、シク
ロヘキサンおよび触媒の量をそれぞれ4.0リットルお
よび3kgに変更し、反応時間を96時間に代えた以外
は、実施例1と同様にして反応を行なった。結果を第2
表に示す。
【0065】
【実施例4】参考例2で得られたPh-BHを用いた以外
は、実施例1と同様にして反応を行なった。結果を第2
表に示す。
は、実施例1と同様にして反応を行なった。結果を第2
表に示す。
【0066】
【実施例5】実施例4において、反応時間を3時間に変
更した以外は実施例4と同様にして反応を行なった。結
果を第2表に示す。
更した以外は実施例4と同様にして反応を行なった。結
果を第2表に示す。
【0067】
【実施例6】触媒として、実施例3で用いたシリカ-ア
ルミナを用い、反応時間を96時間とした以外は実施例
4と同様にして反応を行なった。結果を第2表に示す。
ルミナを用い、反応時間を96時間とした以外は実施例
4と同様にして反応を行なった。結果を第2表に示す。
【0068】
【表3】
【0069】
【重合例1】撹拌装置を備えた内容積1リットルのガラ
ス製重合器に、重合器上部から連続的に実施例1で得ら
れたMTHFのシクロヘキサン溶液、触媒としてVO
(OC2H5)Cl2 のシクロヘキサン溶液およびエチルア
ルミニウムセスキクロリド(Al(C2H5)1.5Cl1.5)
のシクロヘキサン溶液を、重合器内での濃度がそれぞれ
60g/リットル、0.5ミリモル/リットル、4.0ミ
リモル/リットルとなるように供給し、重合器上部から
エチレンを15リットル/時間、水素を0.5リットル
/時間の供給速度で供給した。一方、重合器上部から連
続的に重合器内の重合液の全量が1リットルとなり、平
均滞留時間が0.5時間になるように抜き出した。
ス製重合器に、重合器上部から連続的に実施例1で得ら
れたMTHFのシクロヘキサン溶液、触媒としてVO
(OC2H5)Cl2 のシクロヘキサン溶液およびエチルア
ルミニウムセスキクロリド(Al(C2H5)1.5Cl1.5)
のシクロヘキサン溶液を、重合器内での濃度がそれぞれ
60g/リットル、0.5ミリモル/リットル、4.0ミ
リモル/リットルとなるように供給し、重合器上部から
エチレンを15リットル/時間、水素を0.5リットル
/時間の供給速度で供給した。一方、重合器上部から連
続的に重合器内の重合液の全量が1リットルとなり、平
均滞留時間が0.5時間になるように抜き出した。
【0070】重合反応は、重合器外部にそなえつけられ
た冷却ジャケットに冷媒を循環して重合温度を10℃と
して行なった。上記のような反応条件で共重合反応を行
なって、エチレン・MTHFランダム共重合体を含む重
合反応混合物を得た。重合反応は、重合器上部から抜き
出した重合液にイソプロピルアルコールを少量添加して
停止させた。その後、水1リットルに対し濃塩酸5ml
を添加した水溶液と重合液を1対1の割合でホモミキサ
ーを用いて強攪拌下で接触させ、触媒残渣を水相へ移行
させた。上記混合液を静置し、水相を除去後さらに蒸留
水で2回水洗を行い、重合液を精製分離した。
た冷却ジャケットに冷媒を循環して重合温度を10℃と
して行なった。上記のような反応条件で共重合反応を行
なって、エチレン・MTHFランダム共重合体を含む重
合反応混合物を得た。重合反応は、重合器上部から抜き
出した重合液にイソプロピルアルコールを少量添加して
停止させた。その後、水1リットルに対し濃塩酸5ml
を添加した水溶液と重合液を1対1の割合でホモミキサ
ーを用いて強攪拌下で接触させ、触媒残渣を水相へ移行
させた。上記混合液を静置し、水相を除去後さらに蒸留
水で2回水洗を行い、重合液を精製分離した。
【0071】次に、この重合液に対して体積で約3倍の
アセトンが入ったミキサー中に反応停止後の重合液を強
攪拌下加えて共重合体を析出させ、さらに析出した共重
合体を濾過により溶液と分離した。得られた上記共重合
体を、その濃度が約50g/リットルになるようにアセ
トン中に分散させ、さらにその混合物をアセトンの沸点
で約2時間、加熱処理を行なった。処理後、濾過により
アセトンから共重合体を分離し、120℃で24時間、
減圧乾燥を行なった。
アセトンが入ったミキサー中に反応停止後の重合液を強
攪拌下加えて共重合体を析出させ、さらに析出した共重
合体を濾過により溶液と分離した。得られた上記共重合
体を、その濃度が約50g/リットルになるようにアセ
トン中に分散させ、さらにその混合物をアセトンの沸点
で約2時間、加熱処理を行なった。処理後、濾過により
アセトンから共重合体を分離し、120℃で24時間、
減圧乾燥を行なった。
【0072】得られたエチレンとMTHFの共重合体に
ついて13C-NMRを測定したところ、共重合体中のエ
チレン含有量は63.0モル%であった。また、極限粘
度[η]およびTMA軟化点は、それぞれ0.41dl
/gおよび178℃であった。結果を第4表に示す。さ
らに図1に、得られたエチレン・MTHFの芳香族含有
ノルボルネン含量(モル%)とTMA軟化点との関係を
示し、また図2に該共重合体の芳香族含有ノルボルネン
含量(モル%)と曲げ弾性率との関係を示す。
ついて13C-NMRを測定したところ、共重合体中のエ
チレン含有量は63.0モル%であった。また、極限粘
度[η]およびTMA軟化点は、それぞれ0.41dl
/gおよび178℃であった。結果を第4表に示す。さ
らに図1に、得られたエチレン・MTHFの芳香族含有
ノルボルネン含量(モル%)とTMA軟化点との関係を
示し、また図2に該共重合体の芳香族含有ノルボルネン
含量(モル%)と曲げ弾性率との関係を示す。
【0073】なお、得られた共重合体中に含まれるMT
HF単位のエンド体とエキソ体とのモル比を13C-NM
Rによって測定したところ、エンド体/エキソ体比は4
0/60であって、その値は重合前後でほとんど変化し
なかった。
HF単位のエンド体とエキソ体とのモル比を13C-NM
Rによって測定したところ、エンド体/エキソ体比は4
0/60であって、その値は重合前後でほとんど変化し
なかった。
【0074】
【重合例2〜8、比較重合例1、2】第3表に示すよう
な原料(芳香族含有ノルボルネン)を用いて、第3表に
示すような条件下で、重合例1と同様にしてエチレンと
MTHFとの共重合を行なった。得られた結果を第4表
に示す。また図1に得られたエチレン・MTHF共重合
体の芳香族含有ノルボルネン含量(モル%)とTMA軟
化点との関係を示し、図2に該重合体の芳香族含有ノル
ボルネン含量(モル%)と曲げ弾性率との関係を示す。
な原料(芳香族含有ノルボルネン)を用いて、第3表に
示すような条件下で、重合例1と同様にしてエチレンと
MTHFとの共重合を行なった。得られた結果を第4表
に示す。また図1に得られたエチレン・MTHF共重合
体の芳香族含有ノルボルネン含量(モル%)とTMA軟
化点との関係を示し、図2に該重合体の芳香族含有ノル
ボルネン含量(モル%)と曲げ弾性率との関係を示す。
【0075】
【表4】
【0076】
【表5】
【図1】各種のエンド体/エキソ体比を有する芳香族含
有ノルボルネン(ここではMTHF)異性体混合物とエ
チレンとを共重合させて得られるエチレン・芳香族含有
ノルボルネン(ここではMTHF)共重合体の芳香族含
有ノルボルネン含量(モル%)とTMA軟化点との関係
を示す図である。
有ノルボルネン(ここではMTHF)異性体混合物とエ
チレンとを共重合させて得られるエチレン・芳香族含有
ノルボルネン(ここではMTHF)共重合体の芳香族含
有ノルボルネン含量(モル%)とTMA軟化点との関係
を示す図である。
【図2】エチレン・芳香族含有ノルボルネン(ここでは
MTHF)共重合体の芳香族含有ノルボルネン含量(モ
ル%)と曲げ弾性率との関係を示す図である。
MTHF)共重合体の芳香族含有ノルボルネン含量(モ
ル%)と曲げ弾性率との関係を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 13/62 8619−4H 13/68 8619−4H 23/30 9280−4H 23/46 9280−4H 25/22 9280−4H // C07B 61/00 300
Claims (3)
- 【請求項1】 下記一般式[I]で示される芳香族含有
ノルボルネン類のエンド体[I-A]を、固体酸触媒と接
触させてエキソ体[I-B]に異性化することを特徴とす
る芳香族含有ノルボルネン類エンド体[I-A]のエキソ
体[I-B]への異性化方法。 【化1】 (式中、pは0または1以上の整数であり、qおよびr
は0、1または2であり、R1 〜R15はそれぞれ独立に
水素原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化水素基、、脂環族
炭化水素基、芳香族炭化水素基およびアルコキシ基であ
り、R5(またはR6 )とR9(またはR7 )とは、炭素
数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよく、
また何の基も介さずに直接結合していてもよい。 【化2】 - 【請求項2】 下記式で示されるエンド体[I-A]とエ
キソ体[I-B]とのモル比([I-A]/[I-B])が80
/20〜0/100であることを特徴とする下記一般式
[I]で示される芳香族含有ノルボルネン類異性体混合
物。 【化3】 (式中、pは0または1以上の整数であり、qおよびr
は0、1または2であり、R1 〜R15はそれぞれ独立に
水素原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化水素基、、脂環族
炭化水素基、芳香族炭化水素基およびアルコキシ基であ
り、R5(またはR6 )とR9(またはR7 )とは、炭素
数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよく、
また何の基も介さずに直接結合していてもよい。 【化4】 - 【請求項3】 下記式で示されるエンド体[I-A]が8
5モル%以上の量で含まれる下記一般式[I]で示され
る芳香族含有ノルボルネン類のエンド体[I-A]とエキ
ソ体[I-B]との異性体混合物を、固体酸触媒と接触さ
せて該異性体混合物中に含まれるエンド体[I-A]とエ
キソ体[I-B]とのモル比([I-A]/[I-B])を80
/20〜0/100とすることを特徴とする芳香族含有
ノルボルネン類異性体の製造方法。 【化5】 (式中、pは0または1以上の整数であり、qおよびr
は0、1または2であり、R1 〜R15はそれぞれ独立に
水素原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化水素基、、脂環族
炭化水素基、芳香族炭化水素基およびアルコキシ基であ
り、R5(またはR6 )とR9(またはR7 )とは、炭素
数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよく、
また何の基も介さずに直接結合していてもよい。 【化6】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04023860A JP3128786B2 (ja) | 1991-02-12 | 1992-02-10 | 芳香族含有ノルボルネン類エンド体のエキソ体への異性化方法および芳香族含有ノルボルネン類異性体混合物ならびにその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3-19065 | 1991-02-12 | ||
| JP1906591 | 1991-02-12 | ||
| JP04023860A JP3128786B2 (ja) | 1991-02-12 | 1992-02-10 | 芳香族含有ノルボルネン類エンド体のエキソ体への異性化方法および芳香族含有ノルボルネン類異性体混合物ならびにその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0597719A true JPH0597719A (ja) | 1993-04-20 |
| JP3128786B2 JP3128786B2 (ja) | 2001-01-29 |
Family
ID=26355871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04023860A Expired - Fee Related JP3128786B2 (ja) | 1991-02-12 | 1992-02-10 | 芳香族含有ノルボルネン類エンド体のエキソ体への異性化方法および芳香族含有ノルボルネン類異性体混合物ならびにその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3128786B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000059722A1 (en) | 1999-04-02 | 2000-10-12 | Yupo Corporation | Multilayered stretched resin film |
| US6525144B1 (en) | 1997-08-19 | 2003-02-25 | Nippon Zeon Co., Ltd. | Norbornene polymer and production process |
| JP2003081889A (ja) * | 2001-09-11 | 2003-03-19 | Nippon Petrochemicals Co Ltd | 1,4−メタノ−1,4,4a,9a−テトラヒドロフルオレンの製造方法 |
| JP2006188559A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-20 | Nippon Zeon Co Ltd | 1,4−メタノ−1,4,4a,9a−テトラヒドロフルオレン類の組成物を重合して重合体を製造する方法 |
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