JPH0597891A - 血管弛緩ペプチド類 - Google Patents
血管弛緩ペプチド類Info
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- JPH0597891A JPH0597891A JP3304056A JP30405691A JPH0597891A JP H0597891 A JPH0597891 A JP H0597891A JP 3304056 A JP3304056 A JP 3304056A JP 30405691 A JP30405691 A JP 30405691A JP H0597891 A JPH0597891 A JP H0597891A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/435—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
- C07K14/575—Hormones
- C07K14/57536—Endothelin, vasoactive intestinal contractor [VIC]
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P13/00—Drugs for disorders of the urinary system
- A61P13/02—Drugs for disorders of the urinary system of urine or of the urinary tract, e.g. urine acidifiers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P15/00—Drugs for genital or sexual disorders; Contraceptives
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
- A61P9/08—Vasodilators for multiple indications
-
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- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
- A61P9/10—Drugs for disorders of the cardiovascular system for treating ischaemic or atherosclerotic diseases, e.g. antianginal drugs, coronary vasodilators, drugs for myocardial infarction, retinopathy, cerebrovascula insufficiency, renal arteriosclerosis
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- A61K38/00—Medicinal preparations containing peptides
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Abstract
(57)【要約】
【構成】一般式
X1−X2−Ala−X3−Tyr−Phe−Ala−X4
−Leu−Asp−X5−Ile−Trp [I] [式中、X1は水素原子、アシル基、アミノ基がアシル
基を有していてもよい任意のアミノ酸残基又は任意の2
〜4個のアミノ酸からなる任意の配列を有するN−末端
がアシル基を有していてもよいペプチド残基を示し、X
2はGlu又はD−Gluを示し、X3はVal又はAl
aを示し、X4はHis又はAlaを示し、X5はIle
又はAlaを示す]で表されるペプチド又はその製薬上
許容されうる塩を含有することを特徴とする血管弛緩
剤。 【効果】 上記化合物又はその製薬上許容しうる塩を含
有することを特徴とする薬剤は、血管弛緩剤として期待
される。
−Leu−Asp−X5−Ile−Trp [I] [式中、X1は水素原子、アシル基、アミノ基がアシル
基を有していてもよい任意のアミノ酸残基又は任意の2
〜4個のアミノ酸からなる任意の配列を有するN−末端
がアシル基を有していてもよいペプチド残基を示し、X
2はGlu又はD−Gluを示し、X3はVal又はAl
aを示し、X4はHis又はAlaを示し、X5はIle
又はAlaを示す]で表されるペプチド又はその製薬上
許容されうる塩を含有することを特徴とする血管弛緩
剤。 【効果】 上記化合物又はその製薬上許容しうる塩を含
有することを特徴とする薬剤は、血管弛緩剤として期待
される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、強力な血管弛緩活性を
有する生理活性ペプチド類及びそれらの用途に関するも
のである。
有する生理活性ペプチド類及びそれらの用途に関するも
のである。
【0002】本発明の化合物は、エンドセリン受容体の
うち、血管平滑筋上にあり、血管収縮に関与する受容体
サブタイプ(ETA)には作用せず、血管内皮上にあ
り、血管弛緩に関与する受容体サブタイプ(ETB)に
作用することにより、強力な血管弛緩活性を有し、医薬
の分野、特に高血圧、心筋梗塞、狭心症、急性腎不全、
脳梗塞、脳血管攣縮の治療剤として利用できる。
うち、血管平滑筋上にあり、血管収縮に関与する受容体
サブタイプ(ETA)には作用せず、血管内皮上にあ
り、血管弛緩に関与する受容体サブタイプ(ETB)に
作用することにより、強力な血管弛緩活性を有し、医薬
の分野、特に高血圧、心筋梗塞、狭心症、急性腎不全、
脳梗塞、脳血管攣縮の治療剤として利用できる。
【0003】
【従来の技術】エンドセリンは21個のアミノ酸から成
るポリペプチドであり、ヒト、ブタの内皮細胞より産生
され、強力な血管収縮作用を有し、動物に静注した場
合、一過性の降圧とともに、持続的で強い昇圧作用を有
する。また、エンドセリンには、構造の類似したファミ
リーペプチドとして、3種のエンドセリン(エンドセリ
ン−1,エンドセリン−2,エンドセリン−3)が人を
含む動物で存在していることが知られている[ネイチャ
ー(Nature),332,411−415(198
8)、フェブス・レターズ(FEBS Letter
s),231,440−444(1988)、バイオケ
ミカル・アンド・バイオフィジカル・リサーチ・コミュ
ニケーションズ(Biochem. Biophys.
Res.Commun.),154,868−875
(1988)、同,164,74−80(1989)及
びプロシーディング・ナショナル・アカデミー・オブ・
サイエンス(Proc. Natl. Acad. S
ci. USA),86,2863−2867(198
9)参照]。
るポリペプチドであり、ヒト、ブタの内皮細胞より産生
され、強力な血管収縮作用を有し、動物に静注した場
合、一過性の降圧とともに、持続的で強い昇圧作用を有
する。また、エンドセリンには、構造の類似したファミ
リーペプチドとして、3種のエンドセリン(エンドセリ
ン−1,エンドセリン−2,エンドセリン−3)が人を
含む動物で存在していることが知られている[ネイチャ
ー(Nature),332,411−415(198
8)、フェブス・レターズ(FEBS Letter
s),231,440−444(1988)、バイオケ
ミカル・アンド・バイオフィジカル・リサーチ・コミュ
ニケーションズ(Biochem. Biophys.
Res.Commun.),154,868−875
(1988)、同,164,74−80(1989)及
びプロシーディング・ナショナル・アカデミー・オブ・
サイエンス(Proc. Natl. Acad. S
ci. USA),86,2863−2867(198
9)参照]。
【0004】さらに、エンドセリン−1は血管収縮活性
のほか内皮依存性の血管弛緩活性も有しており、血管収
縮および弛緩作用はそれぞれ別々のエンドセリン受容体
サブタイプを活性化して生じることが知られている。エ
ンドセリンによる血管収縮は主に血管平滑筋上のエンド
セリン受容体(ETA)の活性化により引き起こされ、
ET−1の活性がET−3に比べて高い特徴を有する。
一方、血管弛緩は血管内皮上のエンドセリン受容体(E
TB)の活性化により、血管弛緩物質(EDRF)が生
産され、血管平滑筋に働いて血管弛緩が生じ、この活性
はエンドセリン−1とエンドセリン−3で同等である
[ヨーロピーアン・ジャーナル・オブ・ファーマコロジ
ー(Eur.J.Pharmacol.),159,3
25−326(1989)、ジャパニーズ・ジャーナル
・オブ・ファーマコロジー・サプリメント・ファースト
(Jap.J.Pharmacol.),55(sup
pl.I),185(1991)]。これらエンドセリ
ン受容体間の選択性が異なるエンドセリン受容体サブタ
イプは組織内分布が異なっており、血管内皮を除く心血
管系ではETA受容体が多く、血管内皮およびこれら以
外の組織ではETB受容体が多く、またそれぞれの受容
体蛋白も異なることが示されている[ジャパニーズ・ジ
ャーナル・オブ・ファーマコロジー・サプリメント・フ
ァースト(Jap.J.Pharmacol.),52
(suppl.I),203(1990)、ネイチャー
(Nature),348,730−735(199
0)]。また、腎臓近位尿細管由来のLLC−PK1細
胞は、ETB受容体を持っておりエンドセリンによりサ
イクリックGMP産生を促進することから、ETB受容
体の活性化は利尿作用をも有することが示唆される[ジ
ャパニーズ・ジャーナル・オブ・ファーマコロジー・サ
プリメント・ファースト(Jap.J.Pharmac
ol),55(suppl.I),70(199
1)]。
のほか内皮依存性の血管弛緩活性も有しており、血管収
縮および弛緩作用はそれぞれ別々のエンドセリン受容体
サブタイプを活性化して生じることが知られている。エ
ンドセリンによる血管収縮は主に血管平滑筋上のエンド
セリン受容体(ETA)の活性化により引き起こされ、
ET−1の活性がET−3に比べて高い特徴を有する。
一方、血管弛緩は血管内皮上のエンドセリン受容体(E
TB)の活性化により、血管弛緩物質(EDRF)が生
産され、血管平滑筋に働いて血管弛緩が生じ、この活性
はエンドセリン−1とエンドセリン−3で同等である
[ヨーロピーアン・ジャーナル・オブ・ファーマコロジ
ー(Eur.J.Pharmacol.),159,3
25−326(1989)、ジャパニーズ・ジャーナル
・オブ・ファーマコロジー・サプリメント・ファースト
(Jap.J.Pharmacol.),55(sup
pl.I),185(1991)]。これらエンドセリ
ン受容体間の選択性が異なるエンドセリン受容体サブタ
イプは組織内分布が異なっており、血管内皮を除く心血
管系ではETA受容体が多く、血管内皮およびこれら以
外の組織ではETB受容体が多く、またそれぞれの受容
体蛋白も異なることが示されている[ジャパニーズ・ジ
ャーナル・オブ・ファーマコロジー・サプリメント・フ
ァースト(Jap.J.Pharmacol.),52
(suppl.I),203(1990)、ネイチャー
(Nature),348,730−735(199
0)]。また、腎臓近位尿細管由来のLLC−PK1細
胞は、ETB受容体を持っておりエンドセリンによりサ
イクリックGMP産生を促進することから、ETB受容
体の活性化は利尿作用をも有することが示唆される[ジ
ャパニーズ・ジャーナル・オブ・ファーマコロジー・サ
プリメント・ファースト(Jap.J.Pharmac
ol),55(suppl.I),70(199
1)]。
【0005】従って、選択的にETB受容体だけを活性
化する物質は血管弛緩活性および腎臓の利尿作用を示
し、医薬品として有用であると考えられる。
化する物質は血管弛緩活性および腎臓の利尿作用を示
し、医薬品として有用であると考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】エンドセリンのETB
受容体を選択的に活性化することにより血管弛緩作用を
有する新規ペプチドを創製することである。
受容体を選択的に活性化することにより血管弛緩作用を
有する新規ペプチドを創製することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、エンドセ
リンのフラグメントの合成より、一般式 X1−X2−Ala−X3−Tyr−Phe−Ala−X4
−Leu−Asp−X5−Ile−Trp [I] [式中、X1は水素原子、アシル基、アミノ基がアシル
基を有していてもよい任意のアミノ酸残基又は任意の2
〜4個のアミノ酸からなる任意の配列を有するN−末端
がアシル基を有していてもよいペプチド残基を示し、X
2はGlu又はD−Gluを示し、X3はVal又はAl
aを示し、X4はHis又はAlaを示し、X5はIle
又はAlaを示す]で表されるペプチド又はその製薬上
許容されうる塩が血管弛緩作用を有することを見出し、
本発明を完成させた。
リンのフラグメントの合成より、一般式 X1−X2−Ala−X3−Tyr−Phe−Ala−X4
−Leu−Asp−X5−Ile−Trp [I] [式中、X1は水素原子、アシル基、アミノ基がアシル
基を有していてもよい任意のアミノ酸残基又は任意の2
〜4個のアミノ酸からなる任意の配列を有するN−末端
がアシル基を有していてもよいペプチド残基を示し、X
2はGlu又はD−Gluを示し、X3はVal又はAl
aを示し、X4はHis又はAlaを示し、X5はIle
又はAlaを示す]で表されるペプチド又はその製薬上
許容されうる塩が血管弛緩作用を有することを見出し、
本発明を完成させた。
【0008】本発明に係る化合物のエンドセリン受容体
親和性は、下記に示すブタ動脈平滑筋及び小脳膜分画に
おけるエンドセリン−1結合阻害試験及びブタ摘出肺動
脈標本に於けるノルエピネフリン収縮に対する阻害試験
の項に記載した方法により測定した。
親和性は、下記に示すブタ動脈平滑筋及び小脳膜分画に
おけるエンドセリン−1結合阻害試験及びブタ摘出肺動
脈標本に於けるノルエピネフリン収縮に対する阻害試験
の項に記載した方法により測定した。
【0009】本発明に係る化合物は、下記血管収縮阻害
試験に示される如く、強い血管弛緩作用を有し、従って
本発明は、高血圧、急性腎不全、心筋梗塞、狭心症、脳
梗塞、脳血管攣縮、の治療及び/又は予防剤として期待
されるものである。
試験に示される如く、強い血管弛緩作用を有し、従って
本発明は、高血圧、急性腎不全、心筋梗塞、狭心症、脳
梗塞、脳血管攣縮、の治療及び/又は予防剤として期待
されるものである。
【0010】本明細書において、任意のアミノ酸又は任
意のアミノ酸残基とはアラニン、アルギニン、アスパラ
ギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン酸、グ
ルタミン、グリシン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイ
シン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリ
ン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシン、
バリン又はその残基を意味し、アシル基とはアセチル
基、プロパノイル基、イソプロパノイル基、ブタノイル
基、イソブタノイル基、tert−ブタノイル基、ペン
タノイル基又はイソペンタノイル基等の炭素数2〜5個
の脂肪族アシル基又はベンゾイル基、ナフトイル基等の
芳香族アシル基を意味し、また、本明細書に記載されて
いる各種略号の意味は以下のとおりである。略号 略号の意味 Ala L−アラニン Asp L−アスパラギン酸 Glu L−グルタミン酸 His L−ヒスチジン Ile L−イソロイシン Leu L−ロイシン Lys L−リジン Met L−メチオニン Phe L−フェニルアラニン Trp L−トリプトファン Tyr L−チロシン Val L−バリン Boc tert−ブトキシカルボニルt Bu tert−ブチル Fmoc 9−フルオレニルメトキシカルボニル Trt トリチル Tos p−トルエンスルホニル TFA トリフルオロ酢酸 DCC N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド DIPC N,N’−ジイソプロピルカルボジイミド HOBT・H2O 1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾール・一水和 物 Z ベンジルオキシカルボニル MOPS 3−モルホリノプロパンスルホン酸 HEPES 2−[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジ ニル]エタンスルホン酸 Tris トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン PMSF フェニルメタンスルホニル=フルオリド 次に、本発明の新規ペプチドの製造法について説明す
る。
意のアミノ酸残基とはアラニン、アルギニン、アスパラ
ギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン酸、グ
ルタミン、グリシン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイ
シン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリ
ン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシン、
バリン又はその残基を意味し、アシル基とはアセチル
基、プロパノイル基、イソプロパノイル基、ブタノイル
基、イソブタノイル基、tert−ブタノイル基、ペン
タノイル基又はイソペンタノイル基等の炭素数2〜5個
の脂肪族アシル基又はベンゾイル基、ナフトイル基等の
芳香族アシル基を意味し、また、本明細書に記載されて
いる各種略号の意味は以下のとおりである。略号 略号の意味 Ala L−アラニン Asp L−アスパラギン酸 Glu L−グルタミン酸 His L−ヒスチジン Ile L−イソロイシン Leu L−ロイシン Lys L−リジン Met L−メチオニン Phe L−フェニルアラニン Trp L−トリプトファン Tyr L−チロシン Val L−バリン Boc tert−ブトキシカルボニルt Bu tert−ブチル Fmoc 9−フルオレニルメトキシカルボニル Trt トリチル Tos p−トルエンスルホニル TFA トリフルオロ酢酸 DCC N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド DIPC N,N’−ジイソプロピルカルボジイミド HOBT・H2O 1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾール・一水和 物 Z ベンジルオキシカルボニル MOPS 3−モルホリノプロパンスルホン酸 HEPES 2−[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジ ニル]エタンスルホン酸 Tris トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン PMSF フェニルメタンスルホニル=フルオリド 次に、本発明の新規ペプチドの製造法について説明す
る。
【0011】本発明化合物は、ペプチド化学の分野にお
ける通常の固相法又は液相法によるアミノ酸の縮合反応
を行うことにより製造することができる。 (a)固相法 目的とするペプチド誘導体は、市販のペプチドシンセサ
イザー、例えばアプライド・バイオシステムズ社製モデ
ル 431Aを用い、クロロメチル樹脂[バイオケミス
トリー(Biochemistry),3,1385
(1964)]、オキシメチル樹脂[ケミストリー・ア
ンド・インダストリー(Chem.Ind.(Lond
on)),1966,1597]、p−アルコキシベン
ジルアルコール樹脂[ジャーナル・オブ・ジ・アメリカ
ン・ケミカル・ソサエティ(J.Am.Chem.So
c.),95,1328(1973)]、官能化された
ポリアミド樹脂[バイオオーガニック・ケミストリー
(Bioorganic Chemistry),8,
351−370(1979)]等の不溶性担体上で逐次
的に縮合反応を行うことにより得られる。まずペプチド
誘導体におけるC末端アミノ酸に選択されたアミノ酸の
α−アミノ基を保護し、もし側鎖に反応性官能基が存在
する場合にはその側鎖官能基をも保護した後、公知の方
法に従いカルボン酸エステルの形で不溶性担体に共有結
合させる。次いで、α−アミノ保護基を除去した後、次
の配列順のアミノ保護誘導体 (必要ならば側鎖官能基
も保護する)を、例えばDCC又はDIPC等の縮合剤
及び必要ならばHOBT・H2O等の添加剤と同時に加
えて縮合させる。このアミノ保護誘導体はペンタフルオ
ロフェニルエステル、酸アジド等のようなカルボキシ活
性化アミノ酸の形で使用してもよい。このような脱保護
及び縮合を繰返して目的のペプチド誘導体を得る。アミ
ノ保護基としては通常当業界でよく知られているもの、
例えばZ基、Boc基、Fmoc基、p−メトキシベン
ジルオキシカルボニル基及びp−ニトロベンジルオキシ
カルボニル基等のようなウレタン型保護基から選択され
る。α−アミノ基の保護に関してはFmoc基又はBo
c基の使用が好適である。Fmoc基は該縮合反応の後
に比較的緩和な塩基の作用、例えばピペリジン/N−メ
チルピロリドン溶液、ピペリジン/DMF溶液等により
容易に除去することができ、一方、Boc基は比較的緩
和な酸の作用、例えばTFAにより容易に除去すること
ができる。
ける通常の固相法又は液相法によるアミノ酸の縮合反応
を行うことにより製造することができる。 (a)固相法 目的とするペプチド誘導体は、市販のペプチドシンセサ
イザー、例えばアプライド・バイオシステムズ社製モデ
ル 431Aを用い、クロロメチル樹脂[バイオケミス
トリー(Biochemistry),3,1385
(1964)]、オキシメチル樹脂[ケミストリー・ア
ンド・インダストリー(Chem.Ind.(Lond
on)),1966,1597]、p−アルコキシベン
ジルアルコール樹脂[ジャーナル・オブ・ジ・アメリカ
ン・ケミカル・ソサエティ(J.Am.Chem.So
c.),95,1328(1973)]、官能化された
ポリアミド樹脂[バイオオーガニック・ケミストリー
(Bioorganic Chemistry),8,
351−370(1979)]等の不溶性担体上で逐次
的に縮合反応を行うことにより得られる。まずペプチド
誘導体におけるC末端アミノ酸に選択されたアミノ酸の
α−アミノ基を保護し、もし側鎖に反応性官能基が存在
する場合にはその側鎖官能基をも保護した後、公知の方
法に従いカルボン酸エステルの形で不溶性担体に共有結
合させる。次いで、α−アミノ保護基を除去した後、次
の配列順のアミノ保護誘導体 (必要ならば側鎖官能基
も保護する)を、例えばDCC又はDIPC等の縮合剤
及び必要ならばHOBT・H2O等の添加剤と同時に加
えて縮合させる。このアミノ保護誘導体はペンタフルオ
ロフェニルエステル、酸アジド等のようなカルボキシ活
性化アミノ酸の形で使用してもよい。このような脱保護
及び縮合を繰返して目的のペプチド誘導体を得る。アミ
ノ保護基としては通常当業界でよく知られているもの、
例えばZ基、Boc基、Fmoc基、p−メトキシベン
ジルオキシカルボニル基及びp−ニトロベンジルオキシ
カルボニル基等のようなウレタン型保護基から選択され
る。α−アミノ基の保護に関してはFmoc基又はBo
c基の使用が好適である。Fmoc基は該縮合反応の後
に比較的緩和な塩基の作用、例えばピペリジン/N−メ
チルピロリドン溶液、ピペリジン/DMF溶液等により
容易に除去することができ、一方、Boc基は比較的緩
和な酸の作用、例えばTFAにより容易に除去すること
ができる。
【0012】α−アミノ基の保護にFmoc基を使用す
る場合には、アスパラギン酸のカルボキシ基はtert
−ブチルエステル又はトリチルエステルとして、セリ
ン、イソセリン及びチロシンの水酸基はtert−ブチ
ルエーテルとして、ヒスチジンのイミダゾリル基はTr
t基で保護すればよい。これらの保護基はFmoc基除
去条件下では安定なため、ペプチド鎖伸長終了後、樹脂
より切り出したペプチド誘導体の全ての保護基をTFA
等の緩和な酸と処理することにより同時に除去すること
ができる。一方、α−アミノ基の保護にBoc基を使用
する場合には、セリン及びチロシンの水酸基をベンジル
エーテルとして、ヒスチジンのイミダゾリル基をTos
基で、トリプトファンのインドリル基をホルミル基で保
護すればよい。これらの保護基はBoc基除去条件下で
は安定なため、ペプチド鎖伸長終了後、樹脂より切り出
したペプチド誘導体の全ての保護基を接触水素化分解処
理、ふっ化水素処理、トリフルオロメタンスルホン酸ト
リメチルシリル/チオアニソール/TFA処理[ケミカ
ル・アンド・ファーマシューティカル・ブレチン(Ch
em.Pharm.Bull.),35,3447−5
2(1987)]等により、同時に除去することができ
る。
る場合には、アスパラギン酸のカルボキシ基はtert
−ブチルエステル又はトリチルエステルとして、セリ
ン、イソセリン及びチロシンの水酸基はtert−ブチ
ルエーテルとして、ヒスチジンのイミダゾリル基はTr
t基で保護すればよい。これらの保護基はFmoc基除
去条件下では安定なため、ペプチド鎖伸長終了後、樹脂
より切り出したペプチド誘導体の全ての保護基をTFA
等の緩和な酸と処理することにより同時に除去すること
ができる。一方、α−アミノ基の保護にBoc基を使用
する場合には、セリン及びチロシンの水酸基をベンジル
エーテルとして、ヒスチジンのイミダゾリル基をTos
基で、トリプトファンのインドリル基をホルミル基で保
護すればよい。これらの保護基はBoc基除去条件下で
は安定なため、ペプチド鎖伸長終了後、樹脂より切り出
したペプチド誘導体の全ての保護基を接触水素化分解処
理、ふっ化水素処理、トリフルオロメタンスルホン酸ト
リメチルシリル/チオアニソール/TFA処理[ケミカ
ル・アンド・ファーマシューティカル・ブレチン(Ch
em.Pharm.Bull.),35,3447−5
2(1987)]等により、同時に除去することができ
る。
【0013】ペプチド鎖伸長終了後のペプチド誘導体の
樹脂からの脱離は、当業者によく知られた種々の方法に
より行うことができる。例えば、樹脂としてP−アルコ
キシベンジルアルコ−ル樹脂を用いた場合には、TFA
等の緩和な酸の作用、好適にはTFA/m−クレゾール
/エタンジチオール溶液により、C末端がカルボキシ基
のペプチド誘導体を得ることができる。
樹脂からの脱離は、当業者によく知られた種々の方法に
より行うことができる。例えば、樹脂としてP−アルコ
キシベンジルアルコ−ル樹脂を用いた場合には、TFA
等の緩和な酸の作用、好適にはTFA/m−クレゾール
/エタンジチオール溶液により、C末端がカルボキシ基
のペプチド誘導体を得ることができる。
【0014】反応混合物から担体樹脂を除くには、ペプ
チド成分を溶解できる溶媒に混合物を懸濁させてから樹
脂を濾別するか、又は樹脂及びペプチド成分を一旦沈澱
として試薬から分離し、次いでペプチド成分のみを酢酸
等に溶解して樹脂を濾別すればよい。樹脂を除去した後
に本発明化合物を単離、精製するためには、溶液を濃縮
後、残渣をそれ自体が公知の手段(例えば再結晶、再沈
澱、分配操作、順相若しくは逆相クロマトグラフィー又
はイオン交換クロマトグラフィー等)により行えばよ
い。 (b)液相法 本発明のペプチドは、一般的なペプチド誘導体の液相法
でも製造することができる。即ち、アミノ酸を1個ずつ
縮合させるか、複数のアミノ酸からなる縮合物同士を縮
合させるか又はこれらを組合せた方法により、更に縮合
反応後必要に応じてペプチドのC末端及び/又は側鎖の
保護基をアルカリ加水分解、接触水素化分解により除去
することにより製造することができる。縮合反応は、D
CC法、アジド法、活性エステル法、混合酸無水物法等
の公知の方法[例えばエム・ボダンスキー(M.Bod
ansky)及びエム・エイ・オンデッティ(M.A.
Ondetti)著、ペプチド・シンセシス、インター
サイエンス、ニューヨーク(Peptide Synt
hesis,Interscience,NewYor
k)1966年; エフ・エム・フィン(F.M.Fi
nn)及びケイ・ホフマン(K.Hofmann)著、
ザ・プロテインズ(The Proteins), 第
2巻, エイチ・ネンラス(H.Nenrath)及び
アール・エル・ヒル(R.L.Hill)編集、アカデ
ミック・プレス・インコーポレイテッド、ニューヨーク
(Academic Press Inc.,New
York)1976年;泉屋信夫他著、ペプチド合成、
丸善(株)1975年等に記載されている]により行う
ことができる。
チド成分を溶解できる溶媒に混合物を懸濁させてから樹
脂を濾別するか、又は樹脂及びペプチド成分を一旦沈澱
として試薬から分離し、次いでペプチド成分のみを酢酸
等に溶解して樹脂を濾別すればよい。樹脂を除去した後
に本発明化合物を単離、精製するためには、溶液を濃縮
後、残渣をそれ自体が公知の手段(例えば再結晶、再沈
澱、分配操作、順相若しくは逆相クロマトグラフィー又
はイオン交換クロマトグラフィー等)により行えばよ
い。 (b)液相法 本発明のペプチドは、一般的なペプチド誘導体の液相法
でも製造することができる。即ち、アミノ酸を1個ずつ
縮合させるか、複数のアミノ酸からなる縮合物同士を縮
合させるか又はこれらを組合せた方法により、更に縮合
反応後必要に応じてペプチドのC末端及び/又は側鎖の
保護基をアルカリ加水分解、接触水素化分解により除去
することにより製造することができる。縮合反応は、D
CC法、アジド法、活性エステル法、混合酸無水物法等
の公知の方法[例えばエム・ボダンスキー(M.Bod
ansky)及びエム・エイ・オンデッティ(M.A.
Ondetti)著、ペプチド・シンセシス、インター
サイエンス、ニューヨーク(Peptide Synt
hesis,Interscience,NewYor
k)1966年; エフ・エム・フィン(F.M.Fi
nn)及びケイ・ホフマン(K.Hofmann)著、
ザ・プロテインズ(The Proteins), 第
2巻, エイチ・ネンラス(H.Nenrath)及び
アール・エル・ヒル(R.L.Hill)編集、アカデ
ミック・プレス・インコーポレイテッド、ニューヨーク
(Academic Press Inc.,New
York)1976年;泉屋信夫他著、ペプチド合成、
丸善(株)1975年等に記載されている]により行う
ことができる。
【0015】α−アミノ保護基としては通常当業者でよ
く知られているもの、例えばZ基、Boc基、p−メト
キシベンジルオキシカルボニル基及びp−ニトロベンジ
ルオキシカルボニル基等のウレタン型保護基から選択さ
れる。一方、α−カルボキシ保護基としてはメチル、エ
チル、ベンジル及びtert−ブチルエステル等から選
択されるが、縮合後の各保護基の選択的除去が可能であ
るようにN末端保護基に応じて選択すべきである。例え
ばN端保護基がBoc基である場合、C端側はメチル、
エチル又はベンジルエステルとして保護することが好ま
しい。Boc基は比較的緩和な酸、例えばTFAの作用
により容易に除去されるが、この条件下でこれらカルボ
キシ保護基は安定である。一方、メチル及びエチルエス
テルはアルカリ加水分解で、また、ベンジルエステルは
接触水素化分解で容易に除去される。
く知られているもの、例えばZ基、Boc基、p−メト
キシベンジルオキシカルボニル基及びp−ニトロベンジ
ルオキシカルボニル基等のウレタン型保護基から選択さ
れる。一方、α−カルボキシ保護基としてはメチル、エ
チル、ベンジル及びtert−ブチルエステル等から選
択されるが、縮合後の各保護基の選択的除去が可能であ
るようにN末端保護基に応じて選択すべきである。例え
ばN端保護基がBoc基である場合、C端側はメチル、
エチル又はベンジルエステルとして保護することが好ま
しい。Boc基は比較的緩和な酸、例えばTFAの作用
により容易に除去されるが、この条件下でこれらカルボ
キシ保護基は安定である。一方、メチル及びエチルエス
テルはアルカリ加水分解で、また、ベンジルエステルは
接触水素化分解で容易に除去される。
【0016】以上の様にして製造されたペプチド誘導体
に、酸無水物又は酸ハロゲン化物を必要に応じて塩基の
存在下に反応させることによりN−末端がアシル化され
たペプチド誘導体を得ることができる。更に場合によ
り、例えばナトリウム、カリウム、カルシウム等のアル
カリ又はアルカリ土類金属の塩、例えばジメチルアミ
ン、トリエチルアミン、ベンジルアミン、ジシクロヘキ
シルアミン等の非毒性有機アミンとの塩、例えばリジ
ン、アルギニン等の塩基性アミノ酸との付加塩、例えば
フェニルアラニンアミド、ロイシンアミド等のアミノ酸
のアミド誘導体との付加塩、例えば塩酸、硫酸等の鉱酸
との酸付加塩、例えばアスパラギン酸、グルタミン酸等
の酸性アミノ酸との酸付加塩、例えばマレイン酸、フマ
ル酸、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸等の有機酸との酸付
加塩に導くことができる。
に、酸無水物又は酸ハロゲン化物を必要に応じて塩基の
存在下に反応させることによりN−末端がアシル化され
たペプチド誘導体を得ることができる。更に場合によ
り、例えばナトリウム、カリウム、カルシウム等のアル
カリ又はアルカリ土類金属の塩、例えばジメチルアミ
ン、トリエチルアミン、ベンジルアミン、ジシクロヘキ
シルアミン等の非毒性有機アミンとの塩、例えばリジ
ン、アルギニン等の塩基性アミノ酸との付加塩、例えば
フェニルアラニンアミド、ロイシンアミド等のアミノ酸
のアミド誘導体との付加塩、例えば塩酸、硫酸等の鉱酸
との酸付加塩、例えばアスパラギン酸、グルタミン酸等
の酸性アミノ酸との酸付加塩、例えばマレイン酸、フマ
ル酸、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸等の有機酸との酸付
加塩に導くことができる。
【0017】以下に薬理試験例を示し、本発明化合物の
血管弛緩作用を説明する。
血管弛緩作用を説明する。
【0018】薬理試験 (1)エンドセリン結合阻害試験 ブタ大動脈平滑筋及び小脳を4℃にて10mM MOP
S pH7.4緩衝液中でポリトロンによりホモジェナ
イズした。ホモジネートにショ糖を20%になるように
加え、1000×gにて15分間遠心し、更に上澄を1
0000×gにて15分間遠心した。この上澄を更に、
90000×gにて40分間遠心し、得られた沈澱を5
mM HEPES/Tris pH7.4緩衝液中に懸
濁させ25mg/mlになるように膜分画を調製した。
S pH7.4緩衝液中でポリトロンによりホモジェナ
イズした。ホモジネートにショ糖を20%になるように
加え、1000×gにて15分間遠心し、更に上澄を1
0000×gにて15分間遠心した。この上澄を更に、
90000×gにて40分間遠心し、得られた沈澱を5
mM HEPES/Tris pH7.4緩衝液中に懸
濁させ25mg/mlになるように膜分画を調製した。
【0019】この膜分画4μlを50mM Tris/
HCl pH7.4緩衝液A(10μM 塩化カルシウ
ム、10μM 塩化マグネシウム、0.1mM PMS
F、1μM ペプスタチンA、2μM ロイペプチン、
1mM 1,10−フェナンスロリン、0.1% 牛血
清アルブミンを含む)352μl中に懸濁させた。この
懸濁液に、(A)最終濃度が0.2μMとなる非標識エ
ンドセリン−1(非特異的結合用)、(B)緩衝液A
(全結合用)、又は(C)さまざまな濃度の被験化合物
4μlを加え、更にそれぞれに125I−エンドセリン
−1(12000〜18000cpm)40μlを加え
た。これらの混合物を25℃にて4時間インキュベーシ
ョンし、グラスフィルターGF/Cにて濾過を行い、5
mM HEPES/Tris pH7.4(0.3%牛
血清アルブミンを含む)にて洗浄後グラスフィルター上
の放射能量の測定より被験化合物の125I−エンドセ
リン−1結合阻害率D(%)を次式により求めた。
HCl pH7.4緩衝液A(10μM 塩化カルシウ
ム、10μM 塩化マグネシウム、0.1mM PMS
F、1μM ペプスタチンA、2μM ロイペプチン、
1mM 1,10−フェナンスロリン、0.1% 牛血
清アルブミンを含む)352μl中に懸濁させた。この
懸濁液に、(A)最終濃度が0.2μMとなる非標識エ
ンドセリン−1(非特異的結合用)、(B)緩衝液A
(全結合用)、又は(C)さまざまな濃度の被験化合物
4μlを加え、更にそれぞれに125I−エンドセリン
−1(12000〜18000cpm)40μlを加え
た。これらの混合物を25℃にて4時間インキュベーシ
ョンし、グラスフィルターGF/Cにて濾過を行い、5
mM HEPES/Tris pH7.4(0.3%牛
血清アルブミンを含む)にて洗浄後グラスフィルター上
の放射能量の測定より被験化合物の125I−エンドセ
リン−1結合阻害率D(%)を次式により求めた。
【0020】
【数1】 さまざまな濃度の本発明化合物による125I−エンド
セリン−1結合阻害率より、50%結合阻害濃度を求め
た。
セリン−1結合阻害率より、50%結合阻害濃度を求め
た。
【0021】第1表に示すように、本発明化合物は小脳
に選択的で極めて強いエンドセリン結合阻害活性を有す
ることがわかった。
に選択的で極めて強いエンドセリン結合阻害活性を有す
ることがわかった。
【0022】
【表1】 (2)ブタ摘出肺動脈標本におけるノルエピネフリン収
縮に対する作用 ブタ肺から、外径約1mmの肺動脈を摘出し、そのラセ
ン状標本(内皮温存)を作製した。標本をクレブス・ヘ
ンゼライト(Krebs・Henseleit)栄養液
で満たした器官槽内に懸垂し、張力を等尺性に記録し
た。ノルエピネフリン(1μM)にて収縮を起こし、収
縮が安定した後、被験化合物を投与し、その弛緩反応を
観察した。弛緩反応の程度はノルエピネフリン収縮を1
00%とした時の%で表した。その結果より、各被験化
合物が40%弛緩を起こすのに必要な濃度(ED40)を
算出し、表2に示した。
縮に対する作用 ブタ肺から、外径約1mmの肺動脈を摘出し、そのラセ
ン状標本(内皮温存)を作製した。標本をクレブス・ヘ
ンゼライト(Krebs・Henseleit)栄養液
で満たした器官槽内に懸垂し、張力を等尺性に記録し
た。ノルエピネフリン(1μM)にて収縮を起こし、収
縮が安定した後、被験化合物を投与し、その弛緩反応を
観察した。弛緩反応の程度はノルエピネフリン収縮を1
00%とした時の%で表した。その結果より、各被験化
合物が40%弛緩を起こすのに必要な濃度(ED40)を
算出し、表2に示した。
【0023】
【表2】 表2に示すように、各被験化合物はいずれも血管弛緩作
用を有することが判明した。 (3)腎臓近位尿細管由来細胞における細胞内カルシウ
ム濃度に対する作用 ブタ腎臓の近位尿細管由来の細胞LLC−PK1(アメ
リカン タイプカルチャ− コレクション CRL 1
392)を用い、細胞内カルシウム濃度に及ぼす各実施
例の化合物の作用を次の方法で測定した。
用を有することが判明した。 (3)腎臓近位尿細管由来細胞における細胞内カルシウ
ム濃度に対する作用 ブタ腎臓の近位尿細管由来の細胞LLC−PK1(アメ
リカン タイプカルチャ− コレクション CRL 1
392)を用い、細胞内カルシウム濃度に及ぼす各実施
例の化合物の作用を次の方法で測定した。
【0024】カバーグラス上に培養したLLC−PK1
を8μM fura2−アセトキシメチルエステル(同
仁化学研究所製)、2.5mM プロベネシド、0.0
5%クレモフォア(Cremophor)EL(シグマ
社製)を加えたクレブス・ヘンゼライト・ヘペス(Kr
ebs−Henseleit−HEPES)緩衝液(p
H7.4)中で、室温にて1時間インキュベートした。
これを340nmと380nmで励起し、500nmの
蛍光を測定して340/380比をモニターし、これよ
り細胞内カルシウム濃度を算出した。本発明化合物の細
胞内カルシウム濃度上昇作用(化合物添加前と添加後の
最大値の差:Δ[Ca2+])を表3に示した。
を8μM fura2−アセトキシメチルエステル(同
仁化学研究所製)、2.5mM プロベネシド、0.0
5%クレモフォア(Cremophor)EL(シグマ
社製)を加えたクレブス・ヘンゼライト・ヘペス(Kr
ebs−Henseleit−HEPES)緩衝液(p
H7.4)中で、室温にて1時間インキュベートした。
これを340nmと380nmで励起し、500nmの
蛍光を測定して340/380比をモニターし、これよ
り細胞内カルシウム濃度を算出した。本発明化合物の細
胞内カルシウム濃度上昇作用(化合物添加前と添加後の
最大値の差:Δ[Ca2+])を表3に示した。
【0025】
【表3】 表3に示すように、本発明化合物は腎臓近位尿細管由来
細胞の細胞内カルシウム濃度の上昇作用を有しているこ
とがわかった。このような腎臓近位尿細管細胞での細胞
内カルシュウム濃度上昇作用は、グアニレートサイクレ
ースの活性化を引き起こし、利尿作用をもたらす。
細胞の細胞内カルシウム濃度の上昇作用を有しているこ
とがわかった。このような腎臓近位尿細管細胞での細胞
内カルシュウム濃度上昇作用は、グアニレートサイクレ
ースの活性化を引き起こし、利尿作用をもたらす。
【0026】このように本発明化合物は優れた血管弛緩
作用を有し、医薬品の分野で血管拡張剤として有用であ
り、高血圧症、急性腎不全、心筋梗塞、狭心症、脳梗
塞、脳血管攣縮等の治療薬となり得る。このような疾患
の治療剤として使用する場合、本発明化合物は単独或は
他の治療薬と組合せて使用することもできる。
作用を有し、医薬品の分野で血管拡張剤として有用であ
り、高血圧症、急性腎不全、心筋梗塞、狭心症、脳梗
塞、脳血管攣縮等の治療薬となり得る。このような疾患
の治療剤として使用する場合、本発明化合物は単独或は
他の治療薬と組合せて使用することもできる。
【0027】本発明化合物は、当分野で公知の固体又は
液体の賦形剤担体と混合し、非経口投与、経口投与又は
外部投与に適した医薬製剤の形で使用することができ
る。医薬製剤としては、例えば注射剤、吸入剤、シロッ
プ剤若しくは乳剤等の液剤、例えば錠剤、カプセル剤若
しくは粒剤等の固形剤又は例えば軟膏、座剤等の外用剤
等が挙げられる。また、これらの製剤には必要に応じて
助剤、安定剤、湿潤剤、乳化剤、吸収促進剤又は界面活
性剤等の通常使用される添加剤が含まれていてもよい。
添加剤としては注射用蒸留水、生理食塩水、リンゲル
液、グルコース、ショ糖シロップ、ゼラチン、食用油、
カカオ脂、エチレングリコール、ヒドロキシプロピルセ
ルロース、ラクトース、ショ糖、コーンスターチ、ステ
アリン酸マグネシウム又はタルク等が挙げられる。
液体の賦形剤担体と混合し、非経口投与、経口投与又は
外部投与に適した医薬製剤の形で使用することができ
る。医薬製剤としては、例えば注射剤、吸入剤、シロッ
プ剤若しくは乳剤等の液剤、例えば錠剤、カプセル剤若
しくは粒剤等の固形剤又は例えば軟膏、座剤等の外用剤
等が挙げられる。また、これらの製剤には必要に応じて
助剤、安定剤、湿潤剤、乳化剤、吸収促進剤又は界面活
性剤等の通常使用される添加剤が含まれていてもよい。
添加剤としては注射用蒸留水、生理食塩水、リンゲル
液、グルコース、ショ糖シロップ、ゼラチン、食用油、
カカオ脂、エチレングリコール、ヒドロキシプロピルセ
ルロース、ラクトース、ショ糖、コーンスターチ、ステ
アリン酸マグネシウム又はタルク等が挙げられる。
【0028】血管弛緩物質としての本発明化合物の投与
量は、投与方法、患者の年齢、体重、及び治療する患者
の容態等に応じて異なるが、成人に対する代表的な投与
方法は経口投与又は非経口投与であり、成人患者に対し
て経口投与の場合1日あたり0.05〜10mg/kg
体重であり、非経口投与の場合1日あたり0.1〜5m
g/kg体重である。
量は、投与方法、患者の年齢、体重、及び治療する患者
の容態等に応じて異なるが、成人に対する代表的な投与
方法は経口投与又は非経口投与であり、成人患者に対し
て経口投与の場合1日あたり0.05〜10mg/kg
体重であり、非経口投与の場合1日あたり0.1〜5m
g/kg体重である。
【0029】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、もとより本発明はこれらの実施例のみに限
定されるものではない。 実施例1Asp−Lys−Glu−Ala−Val−Tyr−P
he−Ala−His−Leu−Asp−Ile−Il
e−Trpの合成(配列番号4の化合物) アプライド・バイオシステムズ(Applied Bi
osystems)社製ペプチドシンセサイザ−モデル
431Aを用い、標準Fmoc法によりp−アルコキ
シベンジルアルコール樹脂(273mg:0.25mm
ol相当量)に、Fmoc−Trp、Fmoc−Il
e、Fmoc−Ile、Fmoc−Asp(OtB
u)、Fmoc−Leu、Fmoc−His(Tr
t)、Fmoc−Ala、Fmoc−Phe、Fmoc
−Tyr(tBu)、Fmoc−Val、Fmoc−A
laを順次カップリングした(454mg:中間体−
1)。そのうち304mgを用いて、更にFmoc−G
lu(OtBu)、Fmoc−Lys(Boc)、Fm
oc−Asp(OtBu)を順次カップリングした(3
29mg:中間体−2)。このカップリング反応は、N
−メチルピロリドン中、室温下に縮合剤としてはDCC
−HOBtを用いて行い、Fmocの除去はピペリジン
/N−メチルピロリドン溶液を用いた。この中間体−2
113mgに、TFA9.5ml、m−クレゾール
0.5ml、エタンジチオール0.25mlの混合液を
添加し室温で90分間撹拌した。反応液をグラスフィル
タ−にあけ樹脂をTFAで洗浄した後、濾液と洗浄液を
合わせ減圧濃縮し、残渣に冷ジエチルエ−テルを加えペ
プチドを沈澱させた。得られた沈殿物を冷ジエチルエ−
テルで洗浄後乾燥させ、22.5mgを得た。
説明するが、もとより本発明はこれらの実施例のみに限
定されるものではない。 実施例1Asp−Lys−Glu−Ala−Val−Tyr−P
he−Ala−His−Leu−Asp−Ile−Il
e−Trpの合成(配列番号4の化合物) アプライド・バイオシステムズ(Applied Bi
osystems)社製ペプチドシンセサイザ−モデル
431Aを用い、標準Fmoc法によりp−アルコキ
シベンジルアルコール樹脂(273mg:0.25mm
ol相当量)に、Fmoc−Trp、Fmoc−Il
e、Fmoc−Ile、Fmoc−Asp(OtB
u)、Fmoc−Leu、Fmoc−His(Tr
t)、Fmoc−Ala、Fmoc−Phe、Fmoc
−Tyr(tBu)、Fmoc−Val、Fmoc−A
laを順次カップリングした(454mg:中間体−
1)。そのうち304mgを用いて、更にFmoc−G
lu(OtBu)、Fmoc−Lys(Boc)、Fm
oc−Asp(OtBu)を順次カップリングした(3
29mg:中間体−2)。このカップリング反応は、N
−メチルピロリドン中、室温下に縮合剤としてはDCC
−HOBtを用いて行い、Fmocの除去はピペリジン
/N−メチルピロリドン溶液を用いた。この中間体−2
113mgに、TFA9.5ml、m−クレゾール
0.5ml、エタンジチオール0.25mlの混合液を
添加し室温で90分間撹拌した。反応液をグラスフィル
タ−にあけ樹脂をTFAで洗浄した後、濾液と洗浄液を
合わせ減圧濃縮し、残渣に冷ジエチルエ−テルを加えペ
プチドを沈澱させた。得られた沈殿物を冷ジエチルエ−
テルで洗浄後乾燥させ、22.5mgを得た。
【0030】沈殿物13.2mgを50%酢酸−水の混
合溶媒に溶解し、逆層高速液体クロマトグラフィー[カ
プセル パック(CAPCELL PAK) C18:2
0mm×250mm,溶媒:35%アセトニトリル含有
0.1%TFA水溶液,流速:10ml/min]で精
製し、凍結乾燥することにより白色粉末として標題化合
物4.1mgを得た。
合溶媒に溶解し、逆層高速液体クロマトグラフィー[カ
プセル パック(CAPCELL PAK) C18:2
0mm×250mm,溶媒:35%アセトニトリル含有
0.1%TFA水溶液,流速:10ml/min]で精
製し、凍結乾燥することにより白色粉末として標題化合
物4.1mgを得た。
【0031】FAB−MS[M+H]+:1720 実施例2Leu−Met−Asp−Lys−Glu−Ala−V
al−Tyr−Phe−Ala−His−Leu−As
p−Ile−Ile−Trpの合成(配列番号1の化合
物) 実施例1で得た中間体−2 150mgを用い、実施例
1と同様の条件下、Fmoc−Met、Fmoc−Le
uを順次カップリングした(164mg)。得られたカ
ップリングした樹脂109mgに、TFA 9.5m
l、m−クレゾール0.5ml、エタンジチオール0.
25mlの混合液を添加し室温で90分間撹拌した。反
応液をグラスフィルタ−にあけ樹脂をTFAで洗浄した
後、濾液と洗浄液を合わせ減圧濃縮し、残渣に冷ジエチ
ルエ−テルを加えペプチドを沈澱させた。得られた沈殿
物を冷ジエチルエ−テルで洗浄後乾燥させ、32.1m
gを得た。
al−Tyr−Phe−Ala−His−Leu−As
p−Ile−Ile−Trpの合成(配列番号1の化合
物) 実施例1で得た中間体−2 150mgを用い、実施例
1と同様の条件下、Fmoc−Met、Fmoc−Le
uを順次カップリングした(164mg)。得られたカ
ップリングした樹脂109mgに、TFA 9.5m
l、m−クレゾール0.5ml、エタンジチオール0.
25mlの混合液を添加し室温で90分間撹拌した。反
応液をグラスフィルタ−にあけ樹脂をTFAで洗浄した
後、濾液と洗浄液を合わせ減圧濃縮し、残渣に冷ジエチ
ルエ−テルを加えペプチドを沈澱させた。得られた沈殿
物を冷ジエチルエ−テルで洗浄後乾燥させ、32.1m
gを得た。
【0032】沈殿物12.3mgを50%酢酸/水の混
合溶媒に溶解し、逆層高速液体クロマトグラフィー[カ
プセル パック(CAPCELL PAK) C18:2
0mm×250mm、溶媒:35%アセトニトリル含有
0.1%TFA水溶液,流速:10ml/min]で精
製し、凍結乾燥することにより白色粉末として標題化合
物3.8mgを得た。
合溶媒に溶解し、逆層高速液体クロマトグラフィー[カ
プセル パック(CAPCELL PAK) C18:2
0mm×250mm、溶媒:35%アセトニトリル含有
0.1%TFA水溶液,流速:10ml/min]で精
製し、凍結乾燥することにより白色粉末として標題化合
物3.8mgを得た。
【0033】FAB−MS[M+H]+:1964 実施例3Leu−Met−Asp−Ala−Glu−Ala−V
al−Tyr−Phe−Ala−His−Leu−As
p−Ile−Ile−Trpの合成(配列番号3の化合
物) アプライド・バイオシステムズ(Applied Bi
osystems)社製ペプチドシンセサイザ−モデル
431Aを用い、標準Fmoc法によりp−アルコキ
シベンジルアルコール樹脂(256mg:0.25mm
ol相当量)にFmoc−Trp、Fmoc−Ile、
Fmoc−Ile、Fmoc−Asp(OtBu)、F
moc−Leu、Fmoc−His(Trt)及びFm
oc−Alaを順次カップリングした(298mg:中
間体−3)。
al−Tyr−Phe−Ala−His−Leu−As
p−Ile−Ile−Trpの合成(配列番号3の化合
物) アプライド・バイオシステムズ(Applied Bi
osystems)社製ペプチドシンセサイザ−モデル
431Aを用い、標準Fmoc法によりp−アルコキ
シベンジルアルコール樹脂(256mg:0.25mm
ol相当量)にFmoc−Trp、Fmoc−Ile、
Fmoc−Ile、Fmoc−Asp(OtBu)、F
moc−Leu、Fmoc−His(Trt)及びFm
oc−Alaを順次カップリングした(298mg:中
間体−3)。
【0034】中間体−3のうち100mgを用い、Fm
oc−Phe、Fmoc−Tyr(tBu)、Fmoc
−Val、Fmoc−Ala、Fmoc−Glu(Ot
Bu)、Fmoc−Ala、Fmoc−Asp(OtB
u)、Fmoc−Met及びFmoc−Leuを実施例
1と同様の条件下で順次カップリングした(108m
g)。得られたカップリングした樹脂108mgを取
り、TFA 9.5ml、m−クレゾール0.5ml、
エタンジチオール0.25mlの混合液を添加し室温で
90分間撹拌した。反応液をグラスフィルタ−にあけ樹
脂をTFAで洗浄した後、濾液と洗浄液を合わせ減圧濃
縮し、残渣に冷ジエチルエ−テルを加えペプチドを沈澱
させた。得られた沈殿物を冷ジエチルエ−テルで洗浄後
乾燥させ、22.1mgを得た。
oc−Phe、Fmoc−Tyr(tBu)、Fmoc
−Val、Fmoc−Ala、Fmoc−Glu(Ot
Bu)、Fmoc−Ala、Fmoc−Asp(OtB
u)、Fmoc−Met及びFmoc−Leuを実施例
1と同様の条件下で順次カップリングした(108m
g)。得られたカップリングした樹脂108mgを取
り、TFA 9.5ml、m−クレゾール0.5ml、
エタンジチオール0.25mlの混合液を添加し室温で
90分間撹拌した。反応液をグラスフィルタ−にあけ樹
脂をTFAで洗浄した後、濾液と洗浄液を合わせ減圧濃
縮し、残渣に冷ジエチルエ−テルを加えペプチドを沈澱
させた。得られた沈殿物を冷ジエチルエ−テルで洗浄後
乾燥させ、22.1mgを得た。
【0035】沈殿物9.7mgを50%酢酸/水の混合
溶媒に溶解し、逆層高速液体クロマトグラフィー[カプ
セル パック(CAPCELL PAK) C18:20
mm×250mm、溶媒:35%アセトニトリル含有
0.1%TFA水溶液,流速:10ml/min]で精
製し、凍結乾燥することにより白色粉末として標題化合
物1.1mgを得た。
溶媒に溶解し、逆層高速液体クロマトグラフィー[カプ
セル パック(CAPCELL PAK) C18:20
mm×250mm、溶媒:35%アセトニトリル含有
0.1%TFA水溶液,流速:10ml/min]で精
製し、凍結乾燥することにより白色粉末として標題化合
物1.1mgを得た。
【0036】FAB−MS[M+H]+:1907 実施例4Leu−Met−Ala−Lys−Glu−Ala−V
al−Tyr−Phe−Ala−His−Leu−As
p−Ile−Ile−Trpの合成(配列番号2の化合
物) 実施例3で得た中間体−3のうち99mgを用い、Fm
oc−Phe、Fmoc−Tyr(tBu)、Fmoc
−Val、Fmoc−Ala、Fmoc−Glu(Ot
Bu)、Fmoc−Lys(Boc)、Fmoc−Al
a、Fmoc−Met、Fmoc−Leuを実施例1と
同様の条件下で順次カップリングした(105mg)。
得られたカップリングした樹脂105mgに、TFA
9.5ml、m−クレゾール0.5ml、エタンジチオ
ール0.25mlの混合液を添加し室温で90分間撹拌
した。反応液をグラスフィルタ−にあけ樹脂をTFAで
洗浄した後、濾液と洗浄液を合わせ減圧濃縮し、残渣に
冷ジエチルエ−テルを加えペプチドを沈澱させた。得ら
れた沈殿物を冷ジエチルエ−テルで洗浄後乾燥させた
(23.4mg)。
al−Tyr−Phe−Ala−His−Leu−As
p−Ile−Ile−Trpの合成(配列番号2の化合
物) 実施例3で得た中間体−3のうち99mgを用い、Fm
oc−Phe、Fmoc−Tyr(tBu)、Fmoc
−Val、Fmoc−Ala、Fmoc−Glu(Ot
Bu)、Fmoc−Lys(Boc)、Fmoc−Al
a、Fmoc−Met、Fmoc−Leuを実施例1と
同様の条件下で順次カップリングした(105mg)。
得られたカップリングした樹脂105mgに、TFA
9.5ml、m−クレゾール0.5ml、エタンジチオ
ール0.25mlの混合液を添加し室温で90分間撹拌
した。反応液をグラスフィルタ−にあけ樹脂をTFAで
洗浄した後、濾液と洗浄液を合わせ減圧濃縮し、残渣に
冷ジエチルエ−テルを加えペプチドを沈澱させた。得ら
れた沈殿物を冷ジエチルエ−テルで洗浄後乾燥させた
(23.4mg)。
【0037】沈殿物8.5mgを50%酢酸/水の混合
溶媒に溶解し、逆層高速液体クロマトグラフィー[カプ
セル パック(CAPCELL PAK)C18:20m
m×250mm、溶媒:35%アセトニトリル含有0.
1%TFA水溶液,流速:10ml/min]で精製
し、凍結乾燥することにより白色粉末として標題化合物
2.6mgを得た。
溶媒に溶解し、逆層高速液体クロマトグラフィー[カプ
セル パック(CAPCELL PAK)C18:20m
m×250mm、溶媒:35%アセトニトリル含有0.
1%TFA水溶液,流速:10ml/min]で精製
し、凍結乾燥することにより白色粉末として標題化合物
2.6mgを得た。
【0038】FAB−MS[M+H]+:1920 実施例5N−アセチル−Glu−Ala−Val−Tyr−Ph
e−Ala−His−Leu−Asp−Ile−Ile
−Trpの合成 アプライド・バイオシステムズ(Applied Bi
osystems)社製ペプチドシンセサイザ−モデル
431Aを用い、標準Fmoc法によりp−アルコキ
シベンジルアルコール樹脂(257mg:0.25mm
ol相当量)に、Fmoc−Trp、Fmoc−Il
e、Fmoc−Ile、Fmoc−Asp(OtB
u)、Fmoc−Leu、Fmoc−His(Tr
t)、Fmoc−Ala、Fmoc−Phe、Fmoc
−Tyr(tBu)、Fmoc−Val、Fmoc−A
la、Fmoc−Glu(OtBu)を順次カップリン
グした(485mg)。このカップリング反応は、N−
メチルピロリドン中、室温下に行い、Fmocの脱離は
ピペリジン/N−メチルピロリドン溶液を用い、また縮
合剤としてはDCC−HOBtを用いた。このカップリ
ングした樹脂120mgを取り、塩化メチレン5ml、
無水酢酸0.2ml、ピリジン0.2mlを添加し、室
温下にて1時間反応させ、N末端アミノ基のアセチル化
を行った。反応終了後、塩化メチレンにて残渣を洗浄
後、TFA 9.5ml、m−クレゾール0.5ml、
エタンジチオール0.25mlの混合液を添加し、室温
で90分間撹拌した。反応液をグラスフィルタ−にあけ
樹脂をTFAで洗浄した後、濾液と洗浄液を合わせ減圧
濃縮し、残渣に冷ジエチルエ−テルを加えペプチドを沈
澱させた。得られた沈殿物を冷ジエチルエ−テルで洗浄
後乾燥させ、25.3mgを得た。
e−Ala−His−Leu−Asp−Ile−Ile
−Trpの合成 アプライド・バイオシステムズ(Applied Bi
osystems)社製ペプチドシンセサイザ−モデル
431Aを用い、標準Fmoc法によりp−アルコキ
シベンジルアルコール樹脂(257mg:0.25mm
ol相当量)に、Fmoc−Trp、Fmoc−Il
e、Fmoc−Ile、Fmoc−Asp(OtB
u)、Fmoc−Leu、Fmoc−His(Tr
t)、Fmoc−Ala、Fmoc−Phe、Fmoc
−Tyr(tBu)、Fmoc−Val、Fmoc−A
la、Fmoc−Glu(OtBu)を順次カップリン
グした(485mg)。このカップリング反応は、N−
メチルピロリドン中、室温下に行い、Fmocの脱離は
ピペリジン/N−メチルピロリドン溶液を用い、また縮
合剤としてはDCC−HOBtを用いた。このカップリ
ングした樹脂120mgを取り、塩化メチレン5ml、
無水酢酸0.2ml、ピリジン0.2mlを添加し、室
温下にて1時間反応させ、N末端アミノ基のアセチル化
を行った。反応終了後、塩化メチレンにて残渣を洗浄
後、TFA 9.5ml、m−クレゾール0.5ml、
エタンジチオール0.25mlの混合液を添加し、室温
で90分間撹拌した。反応液をグラスフィルタ−にあけ
樹脂をTFAで洗浄した後、濾液と洗浄液を合わせ減圧
濃縮し、残渣に冷ジエチルエ−テルを加えペプチドを沈
澱させた。得られた沈殿物を冷ジエチルエ−テルで洗浄
後乾燥させ、25.3mgを得た。
【0039】沈殿物9.8mgを50%酢酸/水の混合
溶媒に溶解し、逆層高速液体クロマトグラフィー[カプ
セル パック(CAPCELL PAK) C18:20
mm×250mm,溶媒:35%アセトニトリル含有
0.1%TFA水溶液,流速:10ml/min]で精
製し、凍結乾燥することにより白色粉末として標題化合
物2.3mgを得た。
溶媒に溶解し、逆層高速液体クロマトグラフィー[カプ
セル パック(CAPCELL PAK) C18:20
mm×250mm,溶媒:35%アセトニトリル含有
0.1%TFA水溶液,流速:10ml/min]で精
製し、凍結乾燥することにより白色粉末として標題化合
物2.3mgを得た。
【0040】FAB−MS[M+H]+:1519 実施例6N−アセチル−Leu−Met−Asp−Lys−Gl
u−Ala−Val−Tyr−Phe−Ala−His
−Leu−Asp−Ile−Ile−Trpの合成 アプライド・バイオシステムズ(Applied Bi
osystems)社製ペプチドシンセサイザ−モデル
431Aを用い、標準Fmoc法によりp−アルコキ
シベンジルアルコール樹脂(311mg:0.3mmo
l相当量)に、Fmoc−Trp、Fmoc−Ile、
Fmoc−Ile、Fmoc−Asp(OtBu)、F
moc−Leu、Fmoc−His(Trt)、Fmo
c−Ala、Fmoc−Phe、Fmoc−Tyr(t
Bu)、Fmoc−Val、Fmoc−Ala、Fmo
c−Glu(OtBu)、Fmoc−Lys(Bo
c)、Fmoc−Asp(OtBu)、Fmoc−Me
t、Fmoc−Leuを順次カップリングした(102
2mg)。このカップリング反応は、N−メチルピロリ
ドン中、室温下に行い、Fmocの脱離はピペリジン/
N−メチルピロリドン溶液を用い、また縮合剤としては
DCC−HOBtを用いた。このカップリングした樹脂
182mgを取り、N−メチルピロリドン4.5m
l、無水酢酸0.5mlを添加し、室温下にて1時間反
応させ、N末端アミノ基のアセチル化を行った。反応終
了後、N−メチルピロリドン、塩化メチレンにて残渣を
洗浄後、TFA 9.5ml、m−クレゾール0.5m
l、エタンジチオール0.25mlの混合液を添加し、
室温で90分間撹拌した。反応液をグラスフィルタ−に
あけ、樹脂をTFAで洗浄した後、濾液と洗浄液を合わ
せ減圧濃縮し、残渣に冷ジエチルエ−テルを加えペプチ
ドを沈澱させた。得られた沈殿物を冷ジエチルエ−テル
で洗浄後乾燥させ、74.5mgを得た。
u−Ala−Val−Tyr−Phe−Ala−His
−Leu−Asp−Ile−Ile−Trpの合成 アプライド・バイオシステムズ(Applied Bi
osystems)社製ペプチドシンセサイザ−モデル
431Aを用い、標準Fmoc法によりp−アルコキ
シベンジルアルコール樹脂(311mg:0.3mmo
l相当量)に、Fmoc−Trp、Fmoc−Ile、
Fmoc−Ile、Fmoc−Asp(OtBu)、F
moc−Leu、Fmoc−His(Trt)、Fmo
c−Ala、Fmoc−Phe、Fmoc−Tyr(t
Bu)、Fmoc−Val、Fmoc−Ala、Fmo
c−Glu(OtBu)、Fmoc−Lys(Bo
c)、Fmoc−Asp(OtBu)、Fmoc−Me
t、Fmoc−Leuを順次カップリングした(102
2mg)。このカップリング反応は、N−メチルピロリ
ドン中、室温下に行い、Fmocの脱離はピペリジン/
N−メチルピロリドン溶液を用い、また縮合剤としては
DCC−HOBtを用いた。このカップリングした樹脂
182mgを取り、N−メチルピロリドン4.5m
l、無水酢酸0.5mlを添加し、室温下にて1時間反
応させ、N末端アミノ基のアセチル化を行った。反応終
了後、N−メチルピロリドン、塩化メチレンにて残渣を
洗浄後、TFA 9.5ml、m−クレゾール0.5m
l、エタンジチオール0.25mlの混合液を添加し、
室温で90分間撹拌した。反応液をグラスフィルタ−に
あけ、樹脂をTFAで洗浄した後、濾液と洗浄液を合わ
せ減圧濃縮し、残渣に冷ジエチルエ−テルを加えペプチ
ドを沈澱させた。得られた沈殿物を冷ジエチルエ−テル
で洗浄後乾燥させ、74.5mgを得た。
【0041】沈殿物16.3mgを水4ml、酢酸3.
5ml、アセトニトリル3mlの混合溶媒に溶解し、逆
層高速液体クロマトグラフィー[カプセル パック(C
APCELL PAK) C18:20mm×250m
m,溶媒:40%アセトニトリル含有0.1%TFA水
溶液,流速:10ml/min]で精製し、凍結乾燥す
ることにより白色粉末として標題化合物5.9mgを得
た。
5ml、アセトニトリル3mlの混合溶媒に溶解し、逆
層高速液体クロマトグラフィー[カプセル パック(C
APCELL PAK) C18:20mm×250m
m,溶媒:40%アセトニトリル含有0.1%TFA水
溶液,流速:10ml/min]で精製し、凍結乾燥す
ることにより白色粉末として標題化合物5.9mgを得
た。
【0042】FAB−MS[M+H]+:2006 実施例7N−アセチル−D−Glu−Ala−Val−Tyr−
Phe−Ala−His−Leu−Asp−Ile−I
le−Trpの合成 アプライド・バイオシステムズ(Applied Bi
osystems)社製ペプチドシンセサイザ−モデル
431Aを用い、標準Fmoc法によりp−アルコキシ
ベンジルアルコ−ル樹脂(316mg:0.3mmol
相当量)に、Fmoc−Trp、Fmoc−Ile、F
moc−Ile、Fmoc−Asp(OtBu)、Fm
oc−Leu、Fmoc−His(Trt)、Fmoc
−Ala、Fmoc−Phe、Fmoc−Tyr(tB
u)を順次カップリングした(804mg:中間体−
4)。このカップリング反応は、N−メチルピロリドン
中、室温下で行い、Fmocの脱離はピペリジン/N−
メチルピロリドン溶液を用い、また縮合剤としてはDC
C−HOBtを用いた。
Phe−Ala−His−Leu−Asp−Ile−I
le−Trpの合成 アプライド・バイオシステムズ(Applied Bi
osystems)社製ペプチドシンセサイザ−モデル
431Aを用い、標準Fmoc法によりp−アルコキシ
ベンジルアルコ−ル樹脂(316mg:0.3mmol
相当量)に、Fmoc−Trp、Fmoc−Ile、F
moc−Ile、Fmoc−Asp(OtBu)、Fm
oc−Leu、Fmoc−His(Trt)、Fmoc
−Ala、Fmoc−Phe、Fmoc−Tyr(tB
u)を順次カップリングした(804mg:中間体−
4)。このカップリング反応は、N−メチルピロリドン
中、室温下で行い、Fmocの脱離はピペリジン/N−
メチルピロリドン溶液を用い、また縮合剤としてはDC
C−HOBtを用いた。
【0043】中間体−4のうち399mgを用い、Fm
oc−Val、Fmoc−Ala、Fmoc−D−Gl
u(OtBu)を同様の条件下で順次カップリングした
(415mg)。このカップリングした樹脂205mg
を取り、N−メチルピロリドン4.5ml、無水酢酸
0.5mlを添加し、室温下にて1時間反応させ、N末
端アミノ基のアセチル化を行った。反応終了後、N−メ
チルピロリドン及び塩化メチレンにて順次残さを洗浄
後、TFA9.5ml、m−クレゾ−ル0.5ml、エ
タンジチオ−ル0.25mlの混合液を添加し、室温で
90分間撹拌した。反応液をグラスフィルタ−にあけ樹
脂をTFAで洗浄した後、ろ液と洗浄液を合わせ減圧濃
縮し、残さに冷ジエチルエ−テルを加えペプチドを沈澱
させた。得られた沈殿物を冷ジエチルエ−テルで洗浄乾
燥させ、86.3mgを得た。
oc−Val、Fmoc−Ala、Fmoc−D−Gl
u(OtBu)を同様の条件下で順次カップリングした
(415mg)。このカップリングした樹脂205mg
を取り、N−メチルピロリドン4.5ml、無水酢酸
0.5mlを添加し、室温下にて1時間反応させ、N末
端アミノ基のアセチル化を行った。反応終了後、N−メ
チルピロリドン及び塩化メチレンにて順次残さを洗浄
後、TFA9.5ml、m−クレゾ−ル0.5ml、エ
タンジチオ−ル0.25mlの混合液を添加し、室温で
90分間撹拌した。反応液をグラスフィルタ−にあけ樹
脂をTFAで洗浄した後、ろ液と洗浄液を合わせ減圧濃
縮し、残さに冷ジエチルエ−テルを加えペプチドを沈澱
させた。得られた沈殿物を冷ジエチルエ−テルで洗浄乾
燥させ、86.3mgを得た。
【0044】沈殿物20mgを50%酢酸/水の混合溶
媒に溶解し、逆層高速液体クロマトグラフィ−[カプセ
ル パック(CAPCELL PAK) C18:20m
m×250mm、溶媒:40%アセトニトリル含有0.
1%TFA水溶液、流速:10ml/min]で精製
し、凍結乾燥することにより白色粉末として標題化合物
7.2mgを得た。
媒に溶解し、逆層高速液体クロマトグラフィ−[カプセ
ル パック(CAPCELL PAK) C18:20m
m×250mm、溶媒:40%アセトニトリル含有0.
1%TFA水溶液、流速:10ml/min]で精製
し、凍結乾燥することにより白色粉末として標題化合物
7.2mgを得た。
【0045】FAB−MS[M+H]+:1519 実施例8N−アセチル−Glu−Ala−Ala−Tyr−Ph
e−Ala−His−Leu−Asp−Ile−Ile
−Trpの合成 アプライド・バイオシステムズ(Applied Bi
osystems社製ペプチドシンセサイザ−モデル4
31Aを用い、標準Fmoc法によりp−アルコキシベ
ンジルアルコ−ル樹脂(258mg:0.25mmol
相当量)に、Fmoc−Trp、Fmoc−Ile、F
moc−Ile、Fmoc−Asp(OtBu)、Fm
oc−Leu、Fmoc−His(Trt)、Fmoc
−Ala、Fmoc−Phe、Fmoc−Tyr(tB
u)、Fmoc−Ala、Fmoc−Ala、Fmoc
−Glu(OtBu)を順次カップリングした(665
mg)。このカップリングした樹脂192mgを取り、
N−メチルピロリドン4.5ml、無水酢酸0.5ml
を添加し、室温下にて1時間反応させ、N末端アミノ基
のアセチル化を行った。反応終了後、N−メチルピロリ
ドン及び塩化メチレンにて順次残渣を洗浄後、TFA
9.5ml、m−クレゾ−ル0.5ml、エタンジチオ
−ル0.25mlの混合液を添加し、室温で90分間撹
拌した。反応液をグラスフィルタ−にあけ樹脂をTFA
で洗浄した後、濾液と洗浄液を合わせ減圧濃縮し、残渣
に冷ジエチルエ−テルを加えペプチドを沈澱させた。得
られた沈殿物を冷ジエチルエ−テルで洗浄乾燥させ、7
5mgを得た。 沈殿物11.0mgを50%酢酸/水
の混合溶媒に溶解し、逆層高速液体クロマトグラフィ−
[カプセル パック(CAPCELL PAK)
C18:20mm×250mm、溶媒:36%アセトニト
リル含有0.1%TFA水溶液、流速:10ml/mi
n]で精製し、凍結乾燥することにより白色粉末として
標題化合物4.6mgを得た。
e−Ala−His−Leu−Asp−Ile−Ile
−Trpの合成 アプライド・バイオシステムズ(Applied Bi
osystems社製ペプチドシンセサイザ−モデル4
31Aを用い、標準Fmoc法によりp−アルコキシベ
ンジルアルコ−ル樹脂(258mg:0.25mmol
相当量)に、Fmoc−Trp、Fmoc−Ile、F
moc−Ile、Fmoc−Asp(OtBu)、Fm
oc−Leu、Fmoc−His(Trt)、Fmoc
−Ala、Fmoc−Phe、Fmoc−Tyr(tB
u)、Fmoc−Ala、Fmoc−Ala、Fmoc
−Glu(OtBu)を順次カップリングした(665
mg)。このカップリングした樹脂192mgを取り、
N−メチルピロリドン4.5ml、無水酢酸0.5ml
を添加し、室温下にて1時間反応させ、N末端アミノ基
のアセチル化を行った。反応終了後、N−メチルピロリ
ドン及び塩化メチレンにて順次残渣を洗浄後、TFA
9.5ml、m−クレゾ−ル0.5ml、エタンジチオ
−ル0.25mlの混合液を添加し、室温で90分間撹
拌した。反応液をグラスフィルタ−にあけ樹脂をTFA
で洗浄した後、濾液と洗浄液を合わせ減圧濃縮し、残渣
に冷ジエチルエ−テルを加えペプチドを沈澱させた。得
られた沈殿物を冷ジエチルエ−テルで洗浄乾燥させ、7
5mgを得た。 沈殿物11.0mgを50%酢酸/水
の混合溶媒に溶解し、逆層高速液体クロマトグラフィ−
[カプセル パック(CAPCELL PAK)
C18:20mm×250mm、溶媒:36%アセトニト
リル含有0.1%TFA水溶液、流速:10ml/mi
n]で精製し、凍結乾燥することにより白色粉末として
標題化合物4.6mgを得た。
【0046】FAB−MS[M+H]+:1491 実施例9N−アセチル−Glu−Ala−Val−Tyr−Ph
e−Ala−Ala−Leu−Asp−Ile−Ile
−Trpの合成 アプライド・バイオシステムズ(Applied Bi
osystems社製ペプチドシンセサイザ−モデル4
31Aを用い、標準Fmoc法によりp−アルコキシベ
ンジルアルコ−ル樹脂(309mg:0.3mmol相
当量)に、Fmoc−Trp、Fmoc−Ile、Fm
oc−Ileを順次カップリングした(472mg:中
間体−5)。中間体−5のうち158mgを用い、Fm
oc−Asp(OtBu)、Fmoc−Leu、Fmo
c−Ala、Fmoc−Ala、Fmoc−Phe、F
moc−Tyr(tBu)、Fmoc−Val、Fmo
c−Ala、Fmoc−Glu(OtBu)を同様の条
件下で順次カップリングした(220mg)。このカッ
プリングした樹脂109mgを取り、N−メチルピロリ
ドン4.5ml、無水酢酸0.5mlを添加し、室温下
にて1時間反応させ、N末端アミノ基のアセチル化を行
った。反応終了後、N−メチルピロリドン及び塩化メチ
レンにて順次残渣を洗浄後、TFA9.5ml、m−ク
レゾ−ル0.5ml、エタンジチオ−ル0.25mlの
混合液を添加し、室温で90分間撹拌した。反応液をグ
ラスフィルタ−にあけ樹脂をTFAで洗浄した後、濾液
と洗浄液を合わせ減圧濃縮し、残渣に冷ジエチルエ−テ
ルを加えペプチドを沈澱させた。得られた沈殿物を冷ジ
エチルエ−テルで洗浄乾燥させ、32mgを得た。
e−Ala−Ala−Leu−Asp−Ile−Ile
−Trpの合成 アプライド・バイオシステムズ(Applied Bi
osystems社製ペプチドシンセサイザ−モデル4
31Aを用い、標準Fmoc法によりp−アルコキシベ
ンジルアルコ−ル樹脂(309mg:0.3mmol相
当量)に、Fmoc−Trp、Fmoc−Ile、Fm
oc−Ileを順次カップリングした(472mg:中
間体−5)。中間体−5のうち158mgを用い、Fm
oc−Asp(OtBu)、Fmoc−Leu、Fmo
c−Ala、Fmoc−Ala、Fmoc−Phe、F
moc−Tyr(tBu)、Fmoc−Val、Fmo
c−Ala、Fmoc−Glu(OtBu)を同様の条
件下で順次カップリングした(220mg)。このカッ
プリングした樹脂109mgを取り、N−メチルピロリ
ドン4.5ml、無水酢酸0.5mlを添加し、室温下
にて1時間反応させ、N末端アミノ基のアセチル化を行
った。反応終了後、N−メチルピロリドン及び塩化メチ
レンにて順次残渣を洗浄後、TFA9.5ml、m−ク
レゾ−ル0.5ml、エタンジチオ−ル0.25mlの
混合液を添加し、室温で90分間撹拌した。反応液をグ
ラスフィルタ−にあけ樹脂をTFAで洗浄した後、濾液
と洗浄液を合わせ減圧濃縮し、残渣に冷ジエチルエ−テ
ルを加えペプチドを沈澱させた。得られた沈殿物を冷ジ
エチルエ−テルで洗浄乾燥させ、32mgを得た。
【0047】沈殿物14mgを50%酢酸/水の混合溶
媒に溶解し、逆層高速液体クロマトグラフィ−[カプセ
ル パック(CAPCELL PAK) C18:20m
m×250mm、溶媒:43%アセトニトリル含有0.
1%TFA水溶液、流速:10ml/min]で精製
し、凍結乾燥することにより白色粉末として標題化合物
1.1mgを得た。
媒に溶解し、逆層高速液体クロマトグラフィ−[カプセ
ル パック(CAPCELL PAK) C18:20m
m×250mm、溶媒:43%アセトニトリル含有0.
1%TFA水溶液、流速:10ml/min]で精製
し、凍結乾燥することにより白色粉末として標題化合物
1.1mgを得た。
【0048】FAB−MS[M+H]+:1453 実施例10N−アセチル−Glu−Ala−Val−Tyr−Ph
e−Ala−His−Leu−Asp−Ala−Ile
−Trpの合成 アプライド・バイオシステムズ(Applied Bi
osystems)社製ペプチドシンセサイザ−モデル
431Aを用い、標準Fmoc法によりp−アルコキシ
ベンジルアルコ−ル樹脂(258mg:0.25mmo
l相当量)に、Fmoc−Trp、Fmoc−Ile、
Fmoc−Ala、Fmoc−Asp(OtBu)、F
moc−Leu、Fmoc−His(Trt)、Fmo
c−Ala、Fmoc−Phe、Fmoc−Tyr(t
Bu)、Fmoc−Val、Fmoc−Ala、Fmo
c−Glu(OtBu)を順次カップリングした(66
3mg)。このカップリングした樹脂182mgを取
り、N−メチルピロリドン4.5ml、無水酢酸0.5
mlを添加し、室温下にて1時間反応させ、N末端アミ
ノ基のアセチル化を行った。反応終了後、N−メチルピ
ロリドン及び塩化メチレンにて順次残渣を洗浄後、TF
A9.5ml、m−クレゾ−ル0.5ml、エタンジチ
オ−ル0.25mlの混合液を添加し、室温で90分間
撹拌した。反応液をグラスフィルタ−にあけ樹脂をTF
Aで洗浄した後、濾液と洗浄液を合わせ減圧濃縮し、残
渣に冷ジエチルエ−テルを加えペプチドを沈澱させた。
得られた沈殿物を冷ジエチルエ−テルで洗浄乾燥させ、
77mgを得た。 沈殿物14.5mgを50%酢酸/
水の混合溶媒に溶解し、逆層高速液体クロマトグラフィ
−[カプセル パック(CAPCELL PAK)
C 18:20mm×250mm、溶媒:36%アセトニト
リル含有0.1%TFA水溶液、流速:10ml/mi
n]で精製し、凍結乾燥することにより白色粉末として
標題化合物6.6mgを得た。
e−Ala−His−Leu−Asp−Ala−Ile
−Trpの合成 アプライド・バイオシステムズ(Applied Bi
osystems)社製ペプチドシンセサイザ−モデル
431Aを用い、標準Fmoc法によりp−アルコキシ
ベンジルアルコ−ル樹脂(258mg:0.25mmo
l相当量)に、Fmoc−Trp、Fmoc−Ile、
Fmoc−Ala、Fmoc−Asp(OtBu)、F
moc−Leu、Fmoc−His(Trt)、Fmo
c−Ala、Fmoc−Phe、Fmoc−Tyr(t
Bu)、Fmoc−Val、Fmoc−Ala、Fmo
c−Glu(OtBu)を順次カップリングした(66
3mg)。このカップリングした樹脂182mgを取
り、N−メチルピロリドン4.5ml、無水酢酸0.5
mlを添加し、室温下にて1時間反応させ、N末端アミ
ノ基のアセチル化を行った。反応終了後、N−メチルピ
ロリドン及び塩化メチレンにて順次残渣を洗浄後、TF
A9.5ml、m−クレゾ−ル0.5ml、エタンジチ
オ−ル0.25mlの混合液を添加し、室温で90分間
撹拌した。反応液をグラスフィルタ−にあけ樹脂をTF
Aで洗浄した後、濾液と洗浄液を合わせ減圧濃縮し、残
渣に冷ジエチルエ−テルを加えペプチドを沈澱させた。
得られた沈殿物を冷ジエチルエ−テルで洗浄乾燥させ、
77mgを得た。 沈殿物14.5mgを50%酢酸/
水の混合溶媒に溶解し、逆層高速液体クロマトグラフィ
−[カプセル パック(CAPCELL PAK)
C 18:20mm×250mm、溶媒:36%アセトニト
リル含有0.1%TFA水溶液、流速:10ml/mi
n]で精製し、凍結乾燥することにより白色粉末として
標題化合物6.6mgを得た。
【0049】FAB−MS[M+H]+:1477
【0050】
【発明の効果】本発明に係る化合物は、強い血管弛緩作
用を有することから、ヒトの高血圧症、急性腎不全、心
筋梗塞、狭心症、脳梗塞及び脳血管攣縮の治療薬として
有用である。
用を有することから、ヒトの高血圧症、急性腎不全、心
筋梗塞、狭心症、脳梗塞及び脳血管攣縮の治療薬として
有用である。
【0051】
【0052】配列番号:1 配列の長さ:16 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド
【0053】配列番号:2 配列の長さ:16 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド
【0054】配列番号:3 配列の長さ:16 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド
【0055】配列番号:4 配列の長さ:14 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中道 京子 東京都目黒区下目黒2丁目9番3号 萬有 製薬株式会社中央研究所内 (72)発明者 矢野 光夫 東京都目黒区下目黒2丁目9番3号 萬有 製薬株式会社中央研究所内
Claims (5)
- 【請求項1】一般式 X1−X2−Ala−X3−Tyr−Phe−Ala−X4
−Leu−Asp−X5−Ile−Trp [I] [式中、X1は水素原子、アシル基、アミノ基がアシル
基を有していてもよい任意のアミノ酸残基又は任意の2
〜4個のアミノ酸からなる任意の配列を有するN−末端
がアシル基を有していてもよいペプチド残基を示し、X
2はGlu又はD−Gluを示し、X3はVal又はAl
aを示し、X4はHis又はAlaを示し、X5はIle
又はAlaを示す]で表されるペプチド又はその製薬上
許容されうる塩。 - 【請求項2】X1が水素原子、アシル基、又はAla、
Gly、Ile、Leu、Met、Val、Phe、A
sp、Glu及びLysからなる群から選ばれるアミノ
基がアシル基を有していてもよいアミノ酸残基、又はA
la、Gly、Ile、Leu、Met、Val、Ph
e、Asp、Glu及びLysからなる群から選ばれる
2〜4個のアミノ酸残基よりなる任意の配列を有するN
−末端がアシル基を有していてもよいペプチド残基であ
る請求項1記載のペプチド又はその製薬上許容されうる
塩。 - 【請求項3】X1が水素原子又はLeu−Met−As
p−Lys、Leu−Met−Asp−Ala、Leu
−Met−Ala−Lys、Asp−Lys若しくはA
la−Lysである請求項1記載のペプチド又はその製
薬上許容されうる塩。 - 【請求項4】以下の化学式で示される化合物又はその製
薬上許容されうる塩。 Asp−Lys−Glu−Ala−Val−Tyr−P
he−Ala−His−Leu−Asp−Ile−Il
e−Trp、Leu−Met−Asp−Lys−Glu
−Ala−Val−Tyr−Phe−Ala−His−
Leu−Asp−Ile−Ile−Trp、Leu−M
et−Asp−Ala−Glu−Ala−Val−Ty
r−Phe−Ala−His−Leu−Asp−Ile
−Ile−Trp、Leu−Met−Ala−Lys−
Glu−Ala−Val−Tyr−Phe−Ala−H
is−Leu−Asp−Ile−Ile−Trp、N−
アセチル−Glu−Ala−Val−Tyr−Phe−
Ala−His−Leu−Asp−Ile−Ile−T
rp、N−アセチル−Leu−Met−Asp−Lys
−Glu−Ala−Val−Tyr−Phe−Ala−
His−Leu−Asp−Ile−Ile−Trp、N
−アセチル−D−Glu−Ala−Val−Tyr−P
he−Ala−His−Leu−Asp−Ile−Il
e−Trp、N−アセチル−Glu−Ala−Ala−
Tyr−Phe−Ala−His−Leu−Asp−I
le−Ile−Trp、N−アセチル−Glu−Ala
−Val−Tyr−Phe−Ala−Ala−Leu−
Asp−Ile−Ile−Trp、N−アセチル−Gl
u−Ala−Val−Tyr−Phe−Ala−His
−Leu−Asp−Ala−Ile−Trp - 【請求項5】請求項1記載の式[I]で表される化合物
又はその製薬上許容されうる塩を含有することを特徴と
する高血圧、急性腎不全、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、
脳血管攣縮の治療及び/又は予防剤。
Applications Claiming Priority (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12208491 | 1991-04-24 | ||
| JP13836291 | 1991-05-14 | ||
| JP3-138362 | 1991-08-15 | ||
| JP3-229461 | 1991-08-15 | ||
| JP3-122084 | 1991-08-15 | ||
| JP22946191 | 1991-08-15 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0597891A true JPH0597891A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=27314386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3304056A Pending JPH0597891A (ja) | 1991-04-24 | 1991-10-23 | 血管弛緩ペプチド類 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0597891A (ja) |
| WO (1) | WO1992019644A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19652374A1 (de) * | 1996-12-04 | 1998-06-10 | Schering Ag | Verwendung von Endothelin-Konjugaten in der Therapie, neue Endothelin-Konjugate, diese enthaltende Mittel, sowie Verfahren zu deren Herstellung |
| BR112020022395A2 (pt) * | 2018-05-03 | 2021-04-13 | Midwestern University | Alterações em receptores de endotelina em seguida a hemorragia e ressuscitação por centaquina |
-
1991
- 1991-10-23 JP JP3304056A patent/JPH0597891A/ja active Pending
-
1992
- 1992-04-22 WO PCT/JP1992/000520 patent/WO1992019644A1/ja not_active Ceased
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| WO1992019644A1 (fr) | 1992-11-12 |
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