JPH059814A - 三層構造糸の製造方法 - Google Patents
三層構造糸の製造方法Info
- Publication number
- JPH059814A JPH059814A JP3193399A JP19339991A JPH059814A JP H059814 A JPH059814 A JP H059814A JP 3193399 A JP3193399 A JP 3193399A JP 19339991 A JP19339991 A JP 19339991A JP H059814 A JPH059814 A JP H059814A
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- Japan
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- roller
- yarn
- spinning
- fibers
- fiber
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- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コアヤーンとブレンドヤーンとの両方の糸の
特性を備えた糸を得る。 【構成】 少なくともバックローラ,エプロンを装架し
たセカンドローラ,フロントローラ,紡糸ノズルを順に
列設してなる紡績装置を用い、バックローラ上流から導
入する繊維束とは異なった種類の繊維束をバックローラ
とセカンドローラ間から導入すると共に、セカンドロー
ラとフロントローラ間から長繊維の糸を導入して紡績を
行う。
特性を備えた糸を得る。 【構成】 少なくともバックローラ,エプロンを装架し
たセカンドローラ,フロントローラ,紡糸ノズルを順に
列設してなる紡績装置を用い、バックローラ上流から導
入する繊維束とは異なった種類の繊維束をバックローラ
とセカンドローラ間から導入すると共に、セカンドロー
ラとフロントローラ間から長繊維の糸を導入して紡績を
行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スライバをドラフトし
つつ別種の繊維を混入させることにより三層構造の糸を
製造する方法に関する。
つつ別種の繊維を混入させることにより三層構造の糸を
製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】スライバを多段のドラフトローラでドラ
フトした後、紡糸ノズル内で旋回空気流により紡績を行
う紡績装置が用いられている。このような紡績装置にお
けるドラフト装置は、紡糸ノズル側から順に上下一対の
フロントローラ,エプロンベルトを掛けたセカンドロー
ラ,バックローラからなる3線式、更にバックローラと
セカンドローラとの間に複数のローラを設けた4線式,
5線式などがある。この紡績装置により糸を製造するに
際し、綿等の短繊維のドラフトを行う通常のドラフト系
統の中に、バックローラとサードローラの間即ちサード
ローラの入口側に例えばポリエステルステープル等の短
繊維の繊維束を導入し、ブレンドヤーンと称する二層構
造の糸を製造することが行われている。このような紡績
を行うとポリエステルステープルが殆ど撚視されず糸の
中心にコアとなっており、その周囲に綿繊維が巻き付く
ような構造の二層構造糸が得られる。
フトした後、紡糸ノズル内で旋回空気流により紡績を行
う紡績装置が用いられている。このような紡績装置にお
けるドラフト装置は、紡糸ノズル側から順に上下一対の
フロントローラ,エプロンベルトを掛けたセカンドロー
ラ,バックローラからなる3線式、更にバックローラと
セカンドローラとの間に複数のローラを設けた4線式,
5線式などがある。この紡績装置により糸を製造するに
際し、綿等の短繊維のドラフトを行う通常のドラフト系
統の中に、バックローラとサードローラの間即ちサード
ローラの入口側に例えばポリエステルステープル等の短
繊維の繊維束を導入し、ブレンドヤーンと称する二層構
造の糸を製造することが行われている。このような紡績
を行うとポリエステルステープルが殆ど撚視されず糸の
中心にコアとなっており、その周囲に綿繊維が巻き付く
ような構造の二層構造糸が得られる。
【0003】一方、同紡績装置を用いて糸を製造するに
際し、短繊維の通常のドラフト系統の中に、セカンドロ
ーラとフロントローラの間即ちフロントローラの入口側
に例えばポリエステル,ナイロン,ガラス繊維等の長繊
維の糸を導入して紡績装置にかけることによりコアヤー
ンと称する二層構造の糸を製造することが行われてい
る。このような紡績を行うと長繊維が殆ど撚糸されず糸
の中心にコアとなっており、その周囲に短繊維が巻き付
くような構造の二層構造糸が得られる。
際し、短繊維の通常のドラフト系統の中に、セカンドロ
ーラとフロントローラの間即ちフロントローラの入口側
に例えばポリエステル,ナイロン,ガラス繊維等の長繊
維の糸を導入して紡績装置にかけることによりコアヤー
ンと称する二層構造の糸を製造することが行われてい
る。このような紡績を行うと長繊維が殆ど撚糸されず糸
の中心にコアとなっており、その周囲に短繊維が巻き付
くような構造の二層構造糸が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものにおい
ては、混合する繊維の種類を変えることにより各種の特
性をもった糸が得られるが、単に二層構造であるため、
得られる糸の特性の種類は自ずから限られてしまい、近
年の他の糸とのより差別化の要求には対応できなかっ
た。従って本発明は、三層構造の糸とすることにより他
の糸とは異なった特性で多種類の糸を得ることを目的と
する。
ては、混合する繊維の種類を変えることにより各種の特
性をもった糸が得られるが、単に二層構造であるため、
得られる糸の特性の種類は自ずから限られてしまい、近
年の他の糸とのより差別化の要求には対応できなかっ
た。従って本発明は、三層構造の糸とすることにより他
の糸とは異なった特性で多種類の糸を得ることを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】少なくともバックロー
ラ,エプロンを装架したセカンドローラ,フロントロー
ラ,紡糸ノズルを順に列設してなる紡績装置を用い、バ
ックローラ上流から導入する繊維束とは異なった種類の
繊維束をバックローラとセカンドローラ間から導入する
と共に、セカンドローラとフロントローラ間から長繊維
の糸を導入して紡績を行う。
ラ,エプロンを装架したセカンドローラ,フロントロー
ラ,紡糸ノズルを順に列設してなる紡績装置を用い、バ
ックローラ上流から導入する繊維束とは異なった種類の
繊維束をバックローラとセカンドローラ間から導入する
と共に、セカンドローラとフロントローラ間から長繊維
の糸を導入して紡績を行う。
【0006】
【作用】三種類の繊維束或いは繊維が各々ドラフトされ
て紡績される際、長繊維糸と、バックローラとセカンド
ローラとの間から導入された繊維束とは撚糸されずにコ
アを構成し、その周囲にバックローラ上流側から導入さ
れた繊維が撚られつつ巻き付いた形の三層構造糸とな
る。
て紡績される際、長繊維糸と、バックローラとセカンド
ローラとの間から導入された繊維束とは撚糸されずにコ
アを構成し、その周囲にバックローラ上流側から導入さ
れた繊維が撚られつつ巻き付いた形の三層構造糸とな
る。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を、3線式のドラフトパート
を有する紡績装置で実施した例を図面に沿って説明す
る。
を有する紡績装置で実施した例を図面に沿って説明す
る。
【0008】紡績装置の構成は従来のものと同様であ
り、導入管1から導入した繊維束としてのスライバを、
上下一対からなるバックローラ2、各々エプロンベルト
3を巻いている上下一対からなるセカンドローラ4、上
下一対からなるフロントローラ5に導入してドラフトを
行うドラフト装置と、ドラフト後の繊維を空気流で回転
させて撚糸する紡糸ノズル6から構成される。紡糸ノズ
ル6で紡績された糸はデリベリローラ7を介して巻取装
置により巻き取られる。紡糸ノズル6は、糸を吸引する
作用を有する第1ノズル部と、糸に仮撚を付与する作用
を有する第2ノズル部とで構成され、第1ノズル部の旋
回空気流の向きは第2ノズル部の旋回空気流の向きと逆
にされ、旋回空気流の強さは第2ノズル部の方が強くさ
れている。
り、導入管1から導入した繊維束としてのスライバを、
上下一対からなるバックローラ2、各々エプロンベルト
3を巻いている上下一対からなるセカンドローラ4、上
下一対からなるフロントローラ5に導入してドラフトを
行うドラフト装置と、ドラフト後の繊維を空気流で回転
させて撚糸する紡糸ノズル6から構成される。紡糸ノズ
ル6で紡績された糸はデリベリローラ7を介して巻取装
置により巻き取られる。紡糸ノズル6は、糸を吸引する
作用を有する第1ノズル部と、糸に仮撚を付与する作用
を有する第2ノズル部とで構成され、第1ノズル部の旋
回空気流の向きは第2ノズル部の旋回空気流の向きと逆
にされ、旋回空気流の強さは第2ノズル部の方が強くさ
れている。
【0009】本発明においては、上記紡績装置を用いバ
ックローラ2の上流からは綿等の短繊維の繊維束を導入
し、バックローラ2の下流でセカンドローラ4の上流か
らは例えばポリエステルステープル等の短繊維の繊維束
を別個に導入する。更にセカンドローラ4の下流でフロ
ントローラ5の上流からは例えばポリエステル,ナイロ
ン,ガラス繊維等の長繊維の糸を導入する。それにより
バックローラ上流から導入される短繊維Aはドラフト装
置によりドラフトされて広く拡がり、バックローラとセ
カンドローラ間に導入される他の短繊維Bは、拡がった
短繊維A上に乗ってドラフトされることにより短繊維A
上に拡がった構造となる。次いでセカンドローラとフロ
ントローラ間に導入される長繊維Cは短繊維Bの更にそ
の上に乗ってドラフトされることなく三種類の繊維が図
3に示すように積層状態となって紡糸ノズル6に導入さ
れる。紡糸ノズル6においては、これらの繊維のうち長
繊維Cは従来のコアヤーンと同様に殆ど撚がかからず、
また短繊維Bも従来のブレンドヤーンと同様に殆ど撚が
かからず、短繊維Aは撚がかかった状態で長繊維Cおよ
び短繊維Bの周囲に絡み合い紡績される。その結果、図
4に示すように、長繊維Cおよび短繊維Bが従来のコア
ヤーンおよびブレンドヤーンのコアと同様の態様をな
し、短繊維Aは従来のコアヤーンおよびブレンドヤーン
の外周繊維と同様の態様となり、従来の繊維とは性状及
び風合の異なった糸が得られる。また、それぞれの糸の
特性を例えば吸水性,撥水性,光沢等の種々の特性、色
の異なったものを選択し、更に長繊維Cでは撚数を適宜
選択することにより腰の強い糸とすることなどにより任
意の性状の糸を得ることが可能となる。上記実施例にお
いては、紡績装置としてバックローラ,セカンドローラ
及びフロントローラの三段のローラによりドラフトを行
う紡績装置を示したが、例えばバックローラとセカンド
ローラ間にサードローラを用いるもの等種々の紡績装置
が利用可能である。用いた繊維の組み合わせによる用途
につき表1に一例を示す。尚、繊維の組み合わせ及び用
途は、これに限られるものではなく、従来にない新規な
用途に使用することもできる。
ックローラ2の上流からは綿等の短繊維の繊維束を導入
し、バックローラ2の下流でセカンドローラ4の上流か
らは例えばポリエステルステープル等の短繊維の繊維束
を別個に導入する。更にセカンドローラ4の下流でフロ
ントローラ5の上流からは例えばポリエステル,ナイロ
ン,ガラス繊維等の長繊維の糸を導入する。それにより
バックローラ上流から導入される短繊維Aはドラフト装
置によりドラフトされて広く拡がり、バックローラとセ
カンドローラ間に導入される他の短繊維Bは、拡がった
短繊維A上に乗ってドラフトされることにより短繊維A
上に拡がった構造となる。次いでセカンドローラとフロ
ントローラ間に導入される長繊維Cは短繊維Bの更にそ
の上に乗ってドラフトされることなく三種類の繊維が図
3に示すように積層状態となって紡糸ノズル6に導入さ
れる。紡糸ノズル6においては、これらの繊維のうち長
繊維Cは従来のコアヤーンと同様に殆ど撚がかからず、
また短繊維Bも従来のブレンドヤーンと同様に殆ど撚が
かからず、短繊維Aは撚がかかった状態で長繊維Cおよ
び短繊維Bの周囲に絡み合い紡績される。その結果、図
4に示すように、長繊維Cおよび短繊維Bが従来のコア
ヤーンおよびブレンドヤーンのコアと同様の態様をな
し、短繊維Aは従来のコアヤーンおよびブレンドヤーン
の外周繊維と同様の態様となり、従来の繊維とは性状及
び風合の異なった糸が得られる。また、それぞれの糸の
特性を例えば吸水性,撥水性,光沢等の種々の特性、色
の異なったものを選択し、更に長繊維Cでは撚数を適宜
選択することにより腰の強い糸とすることなどにより任
意の性状の糸を得ることが可能となる。上記実施例にお
いては、紡績装置としてバックローラ,セカンドローラ
及びフロントローラの三段のローラによりドラフトを行
う紡績装置を示したが、例えばバックローラとセカンド
ローラ間にサードローラを用いるもの等種々の紡績装置
が利用可能である。用いた繊維の組み合わせによる用途
につき表1に一例を示す。尚、繊維の組み合わせ及び用
途は、これに限られるものではなく、従来にない新規な
用途に使用することもできる。
【0010】
【表1】
【0011】
【発明の効果】本発明は以上述べた如く、三層構造の糸
を容易に得ることができ、しかもその構造は従来のコア
ヤーンとブレンドヤーンの両方の特性を備えているの
で、従来のものとは異なった特性の多種の糸を製造する
ことができる。
を容易に得ることができ、しかもその構造は従来のコア
ヤーンとブレンドヤーンの両方の特性を備えているの
で、従来のものとは異なった特性の多種の糸を製造する
ことができる。
【図1】本発明の実施例の斜視図である。
【図2】同ドラフト部の断面図である。
【図3】フロントローラ部の正面図である。
【図4】製造された繊維の斜視図である。
2 バックローラ 3 エプロンベルト 4 セカンドローラ 5 フロントローラ 6 紡糸ノズル 7 デリベリローラ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 少なくともバックローラ,エプロンを装
架したセカンドローラ,フロントローラ,紡糸ノズルを
順に列設してなる紡績装置を用い、バックローラ上流か
ら導入する繊維束とは異なった種類の繊維束をバックロ
ーラとセカンドローラ間から導入すると共に、セカンド
ローラとフロントローラ間から長繊維の糸を導入して紡
績を行うことを特徴とする三層構造糸の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3193399A JP2860436B2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 三層構造糸の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3193399A JP2860436B2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 三層構造糸の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH059814A true JPH059814A (ja) | 1993-01-19 |
| JP2860436B2 JP2860436B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=16307301
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3193399A Expired - Fee Related JP2860436B2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 三層構造糸の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2860436B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP4764044A1 (en) * | 2024-12-23 | 2026-06-24 | Savio Macchine Tessili S.p.A. | Textile machine for spinning a yarn with an elastic or non-elastic core and a method for spinning a yarn with an elastic or non-elastic core |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP4764043A1 (en) * | 2024-12-23 | 2026-06-24 | Savio Macchine Tessili S.p.A. | Textile machine for spinning a yarn with an elastic or non-elastic core and a method for spinning a yarn with an elastic or non-elastic core |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH038827A (ja) * | 1989-06-01 | 1991-01-16 | Nisshinbo Ind Inc | 複合リング紡績糸及びその製造法 |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP3193399A patent/JP2860436B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH038827A (ja) * | 1989-06-01 | 1991-01-16 | Nisshinbo Ind Inc | 複合リング紡績糸及びその製造法 |
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|---|---|---|---|---|
| EP4764044A1 (en) * | 2024-12-23 | 2026-06-24 | Savio Macchine Tessili S.p.A. | Textile machine for spinning a yarn with an elastic or non-elastic core and a method for spinning a yarn with an elastic or non-elastic core |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2860436B2 (ja) | 1999-02-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |