JPH0598874A - 多数の装飾窓を備えた扉の製法 - Google Patents

多数の装飾窓を備えた扉の製法

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JPH0598874A
JPH0598874A JP15769491A JP15769491A JPH0598874A JP H0598874 A JPH0598874 A JP H0598874A JP 15769491 A JP15769491 A JP 15769491A JP 15769491 A JP15769491 A JP 15769491A JP H0598874 A JPH0598874 A JP H0598874A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 一般住宅やマンションなどに用いられる金属
製の硝子入り扉で、特に玄関用扉として使用するのに適
した、多数の装飾窓を備えた扉の製法を提供するにあ
る。 【構成】 一方の側面へ所定高さで切込み折曲して形成
された保持部19′を備えた裏開口部16′の複数を所
要箇所に設けた裏板15を扉枠体の何れか一面または裏
側面に、適宜な接着材で固着したのち、保持部に係止部
材27を内側から嵌着し、さらに前記裏開口部総てを被
覆する硝子板25を該係止部材の内側に重合させ、次
に、該裏板と対称に形成された表板14を、表開口部1
6に保持部材を嵌着して両開口部が相対するように、扉
枠体の他面また表側面に適宜な接着材で固着してから、
扉枠対に所定圧で加圧しながら所定温度で所定時間保持
し、必要に応じて所定時間常温保持して接着材を硬化せ
しめて形造することを特徴とする多数の装飾窓を備えた
扉の製法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般住宅やマンション
などに広く用いられる金属製の硝子入り扉で、特に玄関
用扉として使用するのに適した、多数の装飾窓を備えた
扉の製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般住宅やマンションなどに広く
用いられる金属製の硝子入り扉に対しては、数多く提案
されているが、玄関用扉として使用するのに適した多数
の装飾窓を備えた扉に対しては、その製法を含めて余り
提案がされていない。そのため多数の装飾窓を備えた扉
は、従来の一般の扉を製造する場合と同様な方法、例え
ば扉枠体に表・裏板を溶接などで固着したのち、枠体と
表・裏板との空間部に適当な断熱材などの充填材を装填
すると共に、表・裏板に窓用額縁などを取着してから、
額縁に装着されたパッキングを介して、硝子板を装備す
るなどして製作されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の製作方法
では、組立てに手間がかかって工数を多く要する欠点が
あり、そのうえ額縁などを使用すると材料費が高くなる
欠点もある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来のこのよ
うな問題点に着目してなされたものであって、額縁に代
る開口部を設けた表・裏板を使用し、さらに組立方法を
抜本的に改善して組立ての簡易化を計ることにより、上
記問題点を解決することを目的としている。
【0005】本発明は、一方の側面へ所定高さに切込み
折曲して形成された保持部を備えた、裏開口部の複数を
所要箇所に設けた裏板を、断面コの字形状に折曲された
枠材を方形状に固着形造された扉枠体の何れか一面また
は裏側面に、該保持部を内側にして適宜な接着材で固着
したのち、前記保持部を介して該各裏開口部に係止部材
を内側から嵌着し、さらに前記裏開口部の総てを被覆す
る硝子板を該係止部材の内側に重合させ、次に、該裏板
と対称に形成された表板を、表開口部に保持部を介して
保持部材を嵌着して、前記裏開口部に該表開口部を相対
させて、該保持部材を該硝子板に当接させると共に、該
扉枠体の他面または表側面に適宜な接着材で固着してか
ら、前記扉枠体の両面を所定圧で加圧しながら所定温度
で所定時間保持し、必要に応じて所定時間常温保持して
接着材を硬化せしめて形造することを特徴とする多数の
装飾窓を備えた扉の製法である。
【0006】
【作用】本発明は、簡単な構造の各構成部材を順次重合
するようにして扉の組立てを行なうため、各組立作業を
極めて容易に行なうことができると共に、組立手順に無
理がないので全く無駄の生じることがなく、従来の製作
方法に比較してその組立工数を著しく低減することがで
きる。
【0007】又本発明は、装飾窓を形成するための表・
裏開口部を設けた表・裏板と、両開口部を装飾すると共
に硝子板を保持する押圧・係止部材を使用するので、従
来の製作方法に比較して材料費と組立工数の節減を計る
ことができる。
【0008】
【実施例】本発明を図1〜図13に示す一実施例に基づ
いて以下詳述する。図1〜図3において、所定の厚さの
鋼板を断面でコの字形状に折曲された上枠1,下枠2,
左枠3,右枠4を、夫々の開口端を内側に向け方形状に
配置して、各接合端部を溶接などで固着して形造された
外枠5と、各枠1〜4と同様に鋼板を断面でコの字形状
に折曲して、それぞれの開口端を相接せしめられた内左
・内右枠6・7の両側接合部8,8に、後記する表・裏
板14・15に設けられた各表・裏開口部16・16′
と同一位置で且つ若干大きな面積の方形状切欠部9,
9′を両枠6,7に跨って穿設された、外枠5の所定位
置で上・下端を上・下枠1・2に溶接などで固着された
保持枠10と、外枠5の高さ方向の中央附近で左枠3と
内左枠6とを連結した、鋼板を断面でコの字形状に折曲
された補強枠11とからなる扉枠体12である。尚、1
3は両切欠部9,9′の上方で、上枠1に穿設された出
入口である。
【0009】図4〜図7において、14は扉枠体12と
同一面積で、上・下端を折曲して上・下枠1・2の上・
下端に重合させる折返し部17,17′を形成された、
所定の厚さの鋼板からなる表板、16は表板14の右側
に片寄って(切欠部9に重合する位置)、高さ方向に所
要の間隔を置いて直列状に配設され、且つ裏面へ所要高
さに切込み折曲して、後記する適宜な合成樹脂からなる
押圧部材18を嵌着させる保持部19を形成された、複
数の方形状の表開口部、20は押圧部材18に設けられ
た突出部21を嵌挿させる、保持部19の各辺中央附近
に穿設された固定口である。
【0010】図8〜図9において、18は多少柔軟性と
弾発性を有する適宜な合成樹脂からなる方形環状の押圧
部材、22は、押圧部材18を表板14の裏面から表開
口部16に嵌着したとき、保持部19の内周面に位置す
るよう押圧部材18の一方側面周囲に突設された表装
部、23は押圧部材18を表開口部16に嵌着したと
き、保持部19の先端部分を嵌挿させる、押圧部材18
の外周で厚さ方向の中央附近に設けられた嵌挿口、24
は押圧部材18の他方側面に設けられた、後記する合せ
ガラス板25を係止する押圧部である。
【0011】裏板15は、表板14と全く同一寸法で、
上・下端に形成された折返し部26,26′、及び保持
部19′を形成された裏開口部16′を、表板14の折
返し部17,17′、及び保持部19を形成された表開
口部16と対称に形成されている。また裏開口部16′
に嵌着する係止部材27は、押圧部材18と全く同一形
状である。
【0012】図10〜図13において、先ず、裏側面の
外枠5、補強枠11、及び保持枠10にクロロプレン系
接着材を塗布した扉枠体12に、保持部19′を内側に
して、各保持部19′…を各切欠部9′…に嵌挿させな
がら裏板15を重合させて固着する。次に、裏板15を
下側にして扉枠体12を平置し、裏板15の各裏開口部
16′…に、押圧部24を内側にした各係止部材27…
を嵌着して、保持部19′の先端部分を嵌挿口23に嵌
挿させると共に、突出部21を切欠口20に嵌合させて
各係止部材27…を各保持部19′に係止させたのち、
左枠3と内左枠6、及び右枠4と内右枠7の間の扉枠体
12の空間部28に断熱材からなる充填材29を装填す
る。
【0013】続けて、各裏開口部16′の総てを被覆す
るような大きさの合せ硝子板25を、各押圧部24…を
介して各係止部材27…上に載置したのち、予め裏側か
ら各表開口部16…に押圧部24を内側にした各押圧部
材18…を嵌着して、保持部19の先端部分を嵌挿口2
3に嵌挿させると共に、突出部21を切欠口20に嵌合
させて各押圧部材18…を各保持部19に係止させた表
板14を、表側面の外枠5、補強枠11、及び保持枠1
0に同様な接着材を塗布した扉枠体12に、各保持部1
9…を各切欠部9…に嵌挿させながら押圧部24を合せ
ガラス板25の面に当接させて重合し、扉枠体12の表
側に表板14を固着する。
【0014】表板14と裏板15を固着した扉本体12
を、両面から約0.5kg/cm2 の圧力をかけて、8
0℃の炉中で約2分間保持したのち、室温で約数分間コ
ールド保持を行なって接着材を完全硬化させたのち、扉
本体12の左右両端に扉金具30を夫々左・右枠3・4
にビス止め31して玄関扉32を形成する。尚、図中3
3は、万一合せ硝子板25が破損したとき、取換えるた
めに使用する扉枠体12の上部に設けられた出入口13
の蓋、34は、合せガラス板25を所定位置に、パッキ
ング35を介して保持する係止金具である。
【0015】この場合、本発明は、扉枠体12、表・裏
板14・15などの簡単な構造の各構成部材を、順次重
合するようにして玄関扉32の組立てを行なうため、各
組立作業を極めて容易に行なうことができると共に、組
立手順に無理がないので全く無駄の生じることがなく、
従来の製作方法に比較してその組立工数を著しく低減す
ることができる。
【0016】又本発明は、装飾窓を形成するための表・
裏開口部16・16′を設けた表・裏板14・15と、
該開口部16,16′を装飾すると共に、硝子板25を
保持する押圧・係止部材18・27を使用するので、従
来の製作方法に比較して部品材料と組立工数との節減を
計ることができる。
【0017】上記の一実施例において、機械的強度を向
上させるために補強枠11を設けた扉枠体12を用いた
が、表・裏板14・15の厚さを厚くしたり或は使用目
的により補強枠11のない扉枠体を用いても良い。又複
数の装飾窓を形成するために、玄関扉32の表面右側に
片寄って、高さ方向に所要の間隔を置いて直列状に配し
た、方形状の表・裏開口部16・16′を設けた表・裏
板14・15を用いたが、その使用目的に依って必ずし
もこの形状、配列に拘束されるものではなく、例えば方
形状を円形,楕円形,多角形などの形状にしたり、或は
複数直列状に配設したりしたものを用いても良い。又1
枚の合せ硝子板25を用いたが、使用目的によって複数
の硝子板を用いても良い。
【0018】
【発明の効果】本発明は上記の構成を有するので次の効
果を奏するもので、即ち、組立作業を極めて容易に行な
うようにして、組立工数を著しく低減させることができ
たので、製品原価の引下げを計ることができ、さらに使
用部品数を減少させると共に、それによる組立工数の節
減を計ることができたので、製品原価の低減に寄与し、
そのうえ両者相俟って安価な製品を提供することができ
るため、販売の拡大による企業利益の増大に貢献する。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る扉枠体の正面図である。
【図2】図1の扉本体の平面図である。
【図3】図1の扉本体の一部切欠した拡大A−A断面図
である。
【図4】本発明に係る表板の正面図である。
【図5】図4の表板の平面図である。
【図6】図4の表板の底面図である。
【図7】図4の表板の一部切欠したB−B断面図であ
る。
【図8】本発明に係る押圧部材の平面図である。
【図9】図8の押圧部材のC−C断面図である。
【図10】本発明に係る玄関扉の正面図である。
【図11】図10の玄関扉の平面図である。
【図12】図10の玄関扉の一部切欠した拡大D−D断
面図である。
【図13】図10の玄関扉の一部切欠した拡大E−E断
面図である。
【符号の説明】
1 上枠 2 下枠 3 左枠 4 右枠 5 外枠 6 内左枠 7 内右枠 8 接合部 9,9’ 切欠部 10 保持枠 12 扉枠体 13 出入口 14 表板 15 裏板 16 表開口部 16’ 裏開口部 18 押圧部材 19,19’保持部 20 切欠口 21 突出部 25 合せ硝子板 27 係止部材 28 空間部 29 充填材 31 玄関扉

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の側面へ所定高さに切込み折曲して
    形成された保持部を備えた、裏開口部の複数を所要箇所
    に設けた裏板を、断面コの字形状に折曲された枠材を方
    形状に固着形造された扉枠体の何れか一面または裏側面
    に、該保持部を内側にして適宜な接着材で固着したの
    ち、前記保持部を介して該各裏開口部に係止部材を内側
    から嵌着し、さらに前記裏開口部の総てを被覆する硝子
    板を該係止部材の内側に重合させ、次に、該裏板と対称
    に形成された表板を、表開口部に保持部を介して保持部
    材を嵌着して、前記裏開口部に該表開口部を相対させ
    て、該保持部材を該硝子板に当接させると共に、該扉枠
    体の他面または表側面に適宜な接着材で固着してから、
    前記扉枠体の両面に所定圧で加圧しながら所定温度で所
    定時間保持し、必要に応じて所定時間常温保持して接着
    材を硬化せしめて形造することを特徴とする多数の装飾
    窓を備えた扉の製法。
  2. 【請求項2】 裏板の裏開口部に係止部材を嵌着する前
    後の何れかにおいて、扉枠体の空間部の所定箇所に断熱
    材などの充填材を装填することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の多数の装飾窓を備えた扉の製法。
  3. 【請求項3】 表・裏板の相対する複数の表・裏開口部
    の在る両側に配設された夫々の開口端を相対せしめられ
    た断面コの字形状の両枠の両側接合部に、該両枠に跨っ
    て該各表・裏開口部と同一位置で且つ若干大きな面積の
    切欠部を設けられた保持枠を備えた扉枠体を用いたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の
    多数の装飾窓を備えた扉の製法。
  4. 【請求項4】 上枠の上部に設けられた出入口から硝子
    板を出し入れ可能にした扉枠体を用いたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項乃至第3項の何れかに記載の多
    数の装飾窓を備えた扉の製法。
  5. 【請求項5】 扉の表面に対して右側に片寄って、高さ
    方向に所要の間隔を置いて直列状に配列された、複数の
    方形状の表・裏開口部を設けられた表・裏板を用いるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第4項の何れ
    かに記載の多数の装飾窓を備えた扉の製法。
  6. 【請求項6】 方形状の係止部材及び保持部材の少なく
    とも何れか一辺に設けられた突出部を嵌挿させる切欠口
    を、所定箇所に穿設された保持部を備えた表・裏開口部
    を有する表・裏板を用いたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項乃至第5項の何れかに記載の多数の装飾窓を
    備えた扉の製法。
  7. 【請求項7】 一枚の合せ硝子板を用いたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項乃至第6項の何れかに記載の
    多数の装飾窓を備えた扉の製法。
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