JPH0598930A - 内燃機関の排気系におけるバルブ構造 - Google Patents

内燃機関の排気系におけるバルブ構造

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JPH0598930A
JPH0598930A JP26247991A JP26247991A JPH0598930A JP H0598930 A JPH0598930 A JP H0598930A JP 26247991 A JP26247991 A JP 26247991A JP 26247991 A JP26247991 A JP 26247991A JP H0598930 A JPH0598930 A JP H0598930A
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JP
Japan
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exhaust pipe
opening
valve
switching valve
engine
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JP26247991A
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English (en)
Inventor
Shuichi Hase
周一 長谷
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Sango Co Ltd
Sango KK
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Sango Co Ltd
Sango KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンのアイドリング状態時又は低回転低
負荷状態時は排気パイプを閉塞して消音性優先機能を発
揮し、エンジンの高回転高負荷状態時には排気パイプの
開口量を増大して背圧低減優先機能を発揮し、かつ、こ
のような機能を発揮する手段を、構造が簡単で安価に製
造でき、しかも、部品の摺動、相互干渉等をなくして、
異音発生防止、作動の信頼性の向上を図る。 【構成】 開閉すべき排気パイプ13の末端に開閉バル
ブ17を、その一部を支点として排気パイプ13の軸芯
方向へ揺動可能に備え、かつ該支点部をバイメタル19
で構成して温度の昇降により開閉バルブ17が開閉作動
するようにし、排気パイプ13の末端部には、開閉バル
ブ17が排気パイプ13の軸芯に対する垂直姿勢から排
気パイプの外方へ所定角度だけ傾斜する範囲に亘って開
閉バルブ17の外周を覆う延長部13aを突出形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の排気系におけ
るバルブ構造
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関の排気系において、分岐
排気管の一方を開閉したり、消音器内の所定のインナパ
イプを開閉する手段として、開閉バルブをバイメタルで
開閉制御するもの(実開昭57−53013号公報)、
開閉バルブを形状記憶合金の変態により開閉制御するも
の(実開昭61−62225号公報)、更には開閉バル
ブを、消音器外に設けたアクチュエータで開閉制御する
もの(実開昭60−110615号公報)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、内燃機関用
消音器において、消音器内の所定の排気パイプに開閉バ
ルブを設け、該開閉バルブを、エンジンの高回転高負荷
状態時には開口して排気抵抗の減少を図り背圧低減優先
型とし、エンジンのアイドリング状態時又は低回転低負
荷状態時には閉口して消音性優先型に変化させることが
知られている。
【0004】このような消音器内の排気パイプにおける
開閉バルブの開閉制御手段として、例えば、前記の従来
バイメタル型式のものを適用すると、次のような問題が
ある。
【0005】すなわち、図9に示す如く、排気パイプ1
の垂直状の末端開口部1aに開閉バルブ2を、バイメタ
ル3を介して、その組み付け時に末端開口部1aを閉塞
するように設置すると、エンジンが高温になる高回転高
負荷状態では図10に示すように開閉バルブ2が大きく
開き、その目的が達成されるものの、エンジンのアイド
ル状態時又は低回転低負荷状態時では末端開口部1aを
閉口すべきであるにもかかわらず図11に示す如く開閉
バルブ2が若干開いた状態になり、消音性優先型になら
ない。
【0006】これは、開閉バルブ2の組み付けが常温下
で行われ、しかもエンジンの回転時は消音器内が常温で
あることはなく、必ず常温以上の温度になるからであ
る。また、前記のバイメタルの代りに形状記憶合金を用
いる従来の型式を適用することも考えられるが、記憶合
金の変態温度が100℃以下である現状においては、1
00℃以上の範囲内において開閉制御しなければならな
い消音器においては、現実の使用が不可能である。
【0007】更に、前記のアクチュエータにより開閉す
る手段を図12に示すように適用すると、電気、空気圧
等の駆動源やアクチュエータ4を制御するためのコント
ローラ、消音器外から開閉バルブ5を作動させるための
作動軸6と該作動軸を高温から保護するための手段、更
にはアクチュエータ等の外部部品を飛石等から保護する
ための手段等が必要になり、その制御が複雑かつ高価な
ものとなる。
【0008】本発明は以上のような諸問題を解決して、
エンジンのアイドリング状態時又は低回転低負荷状態時
では消音性優先型とし、エンジンの高回転高負荷状態で
は背圧低減優先型となる消音器を提案することを目的と
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の課題を解
決するために、開閉すべき排気パイプ(13)の末端に
開閉バルブ(17)を、その一部を支点として排気パイ
プ(13)の軸芯方向へ揺動可能に備え、かつ該支点部
をバイメタル(19)で構成して温度の昇降により開閉
バルブ(17)が開閉作動するようにし、排気パイプ
(13)の末端部には、開閉バルブ(17)が排気パイ
プ(13)の軸芯に対する垂直姿勢から排気パイプ(1
3)の外方へ所定角度だけ傾斜する範囲に亘って開閉バ
ルブ(17)の外周を覆う延長部(13a)を突出形成
したことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】エンジンが停止している常温時には、開閉バル
ブ(17)が図2のAで示す垂直姿勢にあり、排気パイ
プ(13)を閉塞している。
【0011】エンジンのアイドリング状態又は低回転低
負荷状態の常温以上でかつ所定温度以下の範囲内におい
ては、バイメタル(19)が変形して開閉バルブ(1
7)が延長部(13a)内において揺動する。そのた
め、この範囲内では排気パイプ(13)の末端の閉塞状
態が維持され、消音性優先型の消音器の機能を発揮す
る。
【0012】エンジンの高回転高負荷状態により所定温
度以上になると、バイメタル(19)が更に変形して開
閉バルブ(17)が延長部(13a)よりも外部へ移動
して排気パイプ(13)の末端を大きく開口し、流通面
積を増大させる。そのため、この範囲では排気パイプ
(13)における排気流通量を増大させ、背圧低減優先
型の消音器としての機能を発揮する。
【0013】
【実施例】図1乃至図3に示す本発明の第1実施例につ
いて説明する。10は内燃機関用の消音器本体、11は
インレットパイプ、12はアウトレットパイプ、13,
14は複数の部屋15a,15b,15cを連通する排
気パイプ、16a,16bは仕切壁である。
【0014】前記排気パイプ13,14のうちの特定の
排気パイプ13の末端には開閉バルブ17が付設されて
おり、この末端形状と開閉バルブ17の形状、組付構造
について、図2及び図3により詳述する。
【0015】排気パイプ13は円筒形に形成され、その
下流側末端部には円板状の開閉バルブ17が、その底部
と排気パイプ13の底部間に固着した金属性の可撓材料
からなる連結板18により具備されており、該開閉バル
ブ17が連結板18を支点として起倒するようになって
いる。更に、前記連結板18の外面にはバイメタル19
が付設されており、常温下における開閉バルブ17の組
付けの際には、該開閉バルブ17が排気パイプ13の軸
線に対して垂直になるようにバイメタル19の温度設定
がされている。
【0016】開閉バルブ17の外周形状は、その開閉バ
ルブ17と排気パイプ13との間に開閉バルブ17がそ
のバイメタル19部を中心として前後方向に揺動できる
に十分なわずかな隙間ができるように形成されている。
【0017】排気パイプ13の末端には、開閉バルブ1
7がバイメタル19部を支点として、垂直状態から排気
パイプ13の外方へ所定角度分傾斜する範囲における開
閉バルブ17の外周面移動軌跡に沿った壁面を有する延
長部13aが形成されている。すなわち、その延長部1
3aの端面13bが、バイメタル19部を中心として鉛
直線から所定角度θだけ前方へ突出し、かつ延長部13
aの上部が前方へ亘るにつれて若干下方へわん曲してい
る。
【0018】本実施例の作用について説明する。エンジ
ンが停止している常温下においては、開閉バルブ17は
図2のAのように垂直形態にある。
【0019】エンジンのアイドリング状態時又は低回転
低負荷状態時のような常温以上で所定温度以下において
は、その温度に比例してバイメタル19が所定量変形
し、開閉バルブ17は、図2のAからBの範囲内、すな
わち延長部13a内において揺動する。そのため、排気
パイプ13の末端は開閉バルブ17によって閉塞された
状態に維持される。したがって、消音効果が増大する消
音性優先型の消音器としての機能が発揮される。
【0020】次で、エンジンの高回転高負荷状態により
消音器内が所定以上の高温になると、バイメタル19は
その温度に比例して更に変形し、開閉バルブ17は図2
のBからCの範囲内において温度に比例して揺動する。
そのため、高回転高負荷状態においては排気パイプ13
の末端が大きく開口して排気抵抗を低減する背圧低減優
先型の消音器としての機能を発揮する。
【0021】図4は本発明の第2実施例を示すもので、
開閉バルブ17の外周形状を、その開閉バルブ17と延
長部13aとの間に、所定量の排気流通面積20が生じ
るように、延長部13aの内径よりかなり小径にしたも
のである。
【0022】この実施例においては、エンジンのアイド
リング状態時又は低回転低負荷状態時においても排気パ
イプ13を通じて所定量の排気を排出し、高回転高負荷
状態時において開閉バルブ17を全開させたい場合に適
用できる。
【0023】図5は本発明の第3実施例を示すもので、
前記第2実施例(図4)のものにおいて、延長部13a
の形状を、前方に至る程小径に絞り、その端面13bの
内径を開閉バルブ15の外周に近接した径にしたもので
ある。
【0024】本実施例によれば、エンジンのアイドリン
グ状態時又は低回転低負荷状態時の範囲において、温度
の上昇に伴い前記の排気流通面積20を漸減させ、高回
転高負荷状態時に開閉バルブ17を全開したい場合に適
用できる。
【0025】図6は本発明の第4実施例を示すもので、
前記第1実施例における排気パイプ13、その延長部1
3a、開閉バルブ17を、開閉バルブ17の移動支点と
なる側の辺を直線としたカマボコ型にしたものである。
尚、このカマボコ型以外に方形等の形状としてもよい。
【0026】図7は本発明の第5実施例を示すもので、
前記実施例における延長部13aを排気パイプ13とは
別部品13cとして形成し、これを排気パイプ13の末
端に連結固着したものである。
【0027】図8は本発明の第6実施例を示すもので前
記の延長部13aを、排気パイプ13とは別部品13d
として形成し、該延長部品13dを、排気パイプ13を
取付けるための仕切壁16aに固着したものである。ま
た、開閉バルブ17を保持する連結板18の他端も仕切
壁16aに固着されている。
【0028】尚、前記各実施例は消音器内の排気パイプ
に本発明を適用した例を示したが、その他、消音器に主
副2本のアウトレットパイプを設け、その副アウトレッ
トパイプに本発明のバルブ構造を適用してもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によればエンジンの
アイドリング状態時又は低回転低負荷状態時には排気パ
イプの末端を閉塞するか所定量の流通面積に確実に制御
して消音性優先の機能を発揮させ、またエンジンの高回
転高負荷状態時には排気パイプの末端を大きく開口して
背圧低減優先の機能を発揮できる。
【0030】このような機能を有し、かつ、その開閉バ
ルブの開閉制御構造は、バイメタルによる連結と排気パ
イプの末端に延長部を設けるのみの構造であるから、前
記従来のアクチュエータによる制御に比べて、構造が極
めて簡単でかつ安価に製作でき、更に消音器外に制御部
品を設けないから、飛石等の外部環境による開閉バルブ
の制御部品の破損の危険がなく、その保護手段も不必要
であり、かつ車両スペースに対し最大限に消音器容量を
確保できる。
【0031】更に、開閉バルブの制御用作動軸、摺動
部、部品相互の接触干渉を廃止できるため、開閉バルブ
の信頼性を向上させると共に振動による干渉異音の発生
も防止できる。
【0032】更に、開閉制御としてバイメタルを使用し
ているため、従来の形状記憶合金に比べ高温下における
現実の使用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す側断面図。
【図2】同排気パイプの末端と開閉バルブを示す側断面
図。
【図3】同斜視図。
【図4】本発明の第2実施例を示す要部の側断面図。
【図5】本発明の第3実施例を示す要部の側断面図。
【図6】本発明の第4実施例を示す要部の側断面図。
【図7】本発明の第5実施例を示す要部の側断面図。
【図8】本発明の第6実施例を示す要部の側断面図。
【図9】従来構造を示す常温時の側断面図。
【図10】同高温時の側断面図。
【図11】同アイドリング状態時の側断面図。
【図12】他の従来構造を示す側断面図。
【符号の説明】
13 排気パイプ 13a 延長部 17 開閉バルブ 19 バイメタル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉すべき排気パイプ(13)の末端に
    開閉バルブ(17)を、その一部を支点として排気パイ
    プ(13)の軸芯方向へ揺動可能に備え、かつ該支点部
    をバイメタル(19)で構成して温度の昇降により開閉
    バルブ(17)が開閉作動するようにし、排気パイプ
    (13)の末端部には、開閉バルブ(17)が排気パイ
    プ(13)の軸芯に対する垂直姿勢から排気パイプ(1
    3)の外方へ所定角度だけ傾斜する範囲に亘って開閉バ
    ルブ(17)の外周を覆う延長部(13a)を突出形成
    したことを特徴とする内燃機関におけるバルブ構造。
JP26247991A 1991-10-11 1991-10-11 内燃機関の排気系におけるバルブ構造 Withdrawn JPH0598930A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990107