JPH06100147A - 部品整列装置 - Google Patents

部品整列装置

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JPH06100147A
JPH06100147A JP27496892A JP27496892A JPH06100147A JP H06100147 A JPH06100147 A JP H06100147A JP 27496892 A JP27496892 A JP 27496892A JP 27496892 A JP27496892 A JP 27496892A JP H06100147 A JPH06100147 A JP H06100147A
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image sensor
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Seiji Sugioka
聖司 杉岡
Shinichi Baba
真一 馬場
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 部品Wが相連接した状態でライン型イメージ
センサーの側方を通過するときでも、確実に所定の姿勢
である部品と、そうでない部品を判別することのできる
部品整列装置を提供すること。 [構成] ライン型イメージセンサー20が予め記憶し
ておいた部品Wの移送方向における全長を越えて連続的
にイメージを検知したときには、空気噴出ノズル102
によりライン型イメージセンサー20がイメージを検知
しなくなるまで部品Wを空気噴出ノズル102からの噴
出空気で排除し続ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動する部品もしくはワ
ークの姿勢を判別し、整列するための部品整列装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動組立ライン等においては、送給する
部品(以下、ワークという)に方向性がある場合、送給
途中において、その姿勢を判別し、所定の姿勢にないワ
ークは選別機構で排除するようにする。
【0003】このワーク姿勢の判別は、従来、ワーク送
給路上にアタッチメントを設ける等の機械的手段を用い
て行なっているが、機械的手段ではワークの形状によっ
て姿勢判別ができないものがある他、ワークの形状が変
わるとアタッチメントも変更しなくてはならないので、
ワークの変更が面倒であった。
【0004】近年、イメージセンサー、その画像出力を
処理する画像処理技術が発達してきたので、二次元イメ
ージセンサー(特に、CCDカメラ)を用いて移動して
いるワークを撮像し、このイメージセンサーの画像出力
を処理してワーク姿勢を判別する方法が提案されている
が、この種のイメージセンサーの画像入力時間は、例え
ば1/60secと大きく、その画像出力の処理にも時
間がかかるので、ワーク移送速度、ワーク移送間隔に制
約を受け、上記駆動組立ライン等の処理能力を充分に高
めることができないという問題があり、また、画像処理
装置が画像データを取り込むタイミングを与えるため
に、ワークがイメージセンサーの視野内に入ったことを
検出する位置センサーを別置する必要があった。
【0005】本出願人は上記問題に鑑みて、先に画像入
力速度の速いライン型のCCDイメージセンサーを用い
て、上記位置センサーを用いることなく移動するワーク
の二次元画像を得ることができ、ワーク姿勢の判別を前
記した機械的手段では難しいワーク形状の場合でも、高
速・短時間に、かつ、ワーク移動速度の影響を受けるこ
となく正確に行なうことができることを目的として、図
13以下に示す装置を開発した。以下、本装置につき図
面を参照して説明する。
【0006】図13において、10は搬送装置(コンベ
ヤ)であって、ワーク供給ラインAからワーク(1例を
図16に示す)Wを自動移載されて選別ラインB側へ送
給する。12は搬送装置10のプーリ11に軸結された
パルスエンコーダである。このワークWは基部W1とこ
の基部W1の一方端面から縮径して突出する台部W2か
らなる形状を有しており、以下の説明では、台部W2側
が移動方向先頭側になる向きをワークWの順方向姿勢と
する。20は照明光源であって、搬送装置10に移載さ
れたワークWを、ワーク移動方向(矢印方向)に対して
直角をなす水平方向から照射する。30はライン型イメ
ージセンサー(この例では、ライン型のCCDカメラ)
であって、搬送装置10を挟んで光源20と相対する位
置にあり、搬送装置10上に移載され、上記光源20に
より照射されているワークWを撮像し、その画像データ
が図14に示す画像処理装置40の物体検知回路42に
入力される。CCDカメラ30としては、例えば、有効
画素数:128画素、クロック周波数:1MHz、画像
入力時間:250μsecのものを使用する。
【0007】画像処理装置40は更に教示時用の画像メ
モリ50、テンプレート・メモリ51、マッチング・メ
モリ52、判定回路(比較回路を含む)53を備えてい
る。
【0008】この構成については、まず順方向の姿勢で
移動するワークWをCCDカメラ30で撮像して、その
二次元画像データを画像メモリ50に格納したのち、こ
の画像メモリ50から画像データを教示装置48へ読み
出して該教示装置48の画面上にワークWの画像を写し
出す。画面に写し出されたこの画像上の所定位置、すな
わち形状が変化する変化位置の両側に、画像外と画像内
に跨がる縦向き(Y方向に長い)の矩形枠を設定する。
この例では、図16に示す如く、ワークWの台部W1に
矩形枠61を、ワークWの基部W2に矩形枠62を設定
する。この矩形枠61、62はX方向の座標は異なる
が、大きさ、Y方向の座標は同じである。設定した矩形
枠61の画像データ(FORWARDテンプレート)、
矩形枠62内の画像データ(BACKWARDテンプレ
ート)をテンプレート・メモリ51に記憶させる。
【0009】以上の準備を行なったのち、ワーク供給ラ
インAから搬送装置10上に順次移載されてくるワーク
Wの姿勢判別を行なわせる。物体検知回路42が出力す
る画像データはマッチング・メモリ52に格納される。
マッチング・メモリ52は物体検知回路42がシーケン
シャルに送出する1ライン分の画像データを受けて上記
テンプレートとの整合・不整合を判定し得るマッチング
用画像データを格納する。判定回路53は物体検知回路
42が1ライン分の画像データを出力するタイミング毎
に、テンプレート・メモリ51に格納されているテンプ
レートとマッチング・メモリ52が取り込んだマッチン
グ用画像データとを比較して、「黒画素」の数の差を検
出し、この差がしきい値以下であれば整合(マッチン
グ)と判定し、しきい値以上である場合には不整合と判
定する。すなわち、まずマッチング・メモリ52に格納
されたマッチング用画像データをFORWARDテンプ
レートと比較する動作を行ない、整合が取れた場合に
は、次いで、順次更新されるマッチング・メモリ52内
のマッチング用画像データをBACKWARDテンプレ
ートと比較し、判定回路53は整合の順序が、最初FO
RWARDテンプレート、次いで、BACKWARDテ
ンプレートの順である場合に、ワークWの姿勢が順方向
の姿勢であると判別して合格信号を発生し、他の場合に
は不合格信号を発生する。
【0010】具体的にはノイズによる判定精度の低下を
防ぐために例えば、上記矩形枠61、62の巾を5ドッ
ト分とし、図15に示す如くn個(本例ではn=5)の
ライン・メモリ51M1〜51M5からなるテンプレート・
メモリ51に上記FORWARDテンプレートを格納す
る。同様に、図示しないが他のn個のライン・メモリに
上記BACKWARDテンプレートを格納する。マッチ
ング・メモリ52はテンプレート・メモリ51と同じ大
きさのライン・メモリ52M1〜52M5を有する先入れ先
出し(FIFO)のメモリとする。これらのライン・メ
モリはCCDカメラ30の1走査ライン分の画像データ
を格納するメモリ容量を有している。54はCCDカメ
ラ30の1画素分のデータを読み込むタイミングを与え
るパルス発生回路である。マッチング・メモリ52の各
ライン・メモリ52M1〜52M5はパルス発生回路54の
パルスを受ける毎に、最初に格納した1画素分のデータ
を前段のメモリに送ると共に後段のメモリが送り出した
上記1画素分のデータを格納する。
【0011】判定回路53は、マッチング・メモリ52
におけるライン・メモリ52M1のデータをテンプレート
・メモリ51M1のデータと、ライン・メモリ52M2のデ
ータをテンプレート・メモリ51M2のデータと、ライン
・メモリ52M3のデータをテンプレート・メモリ51M3
のデータと、ライン・メモリ52M4のデータをテンプレ
ート・メモリ51M4のデータと、ライン・メモリ52M5
のデータをテンプレート・メモリ51M5のデータとそれ
ぞれ照合する。
【0012】このようなハードウエア構成を取れば、上
記照合動作をCCDカメラ30から1走査ライン分の画
像データを取り込んでいる間に行なうことができるの
で、判定処理時間を短くすることができる。
【0013】以上のようにして、この従来装置により部
品Wの移送姿勢が確実に判別されるとしているのである
が、図13に示すように搬送装置(ベルトコンベヤ)上
で部品Wが先行する部品又は後続する部品との間で、充
分な間隔をとっていれば、何ら問題はないが、図17に
示すように搬送装置10上で部品Wが相連接した状態で
ある場合には、上記従来装置では部品の姿勢を判別する
ことができない。すなわち、上記装置では物体検出回路
42は画像データに黒画素のない状態から、黒画素が存
在する状態に移った第1のタイミングから入力される画
像データを送出し始め、黒画素の存在する状態から黒画
素が消滅した状態に移った第2のタイミングで入力され
た画像データの送出を中断するとしており、物体検知回
路42は上記両タイミングの間、ワークWを検知してお
り、図17に示すように部品Wが相連接した状態では、
黒画素のない状態から黒画素の存在する状態に移るタイ
ミングが部品1個のその移送方向における全長に対応し
て得られるのではなく、すなわち、1個のワークの検知
期間T以上に黒画素を1ライン毎に連続的に所定値以上
カウントしていることになり、これでは部品の姿勢を詳
しく判定することはできない。
【0014】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上述の問題
に鑑みてなされ、部品Wが相連接した状態でライン型イ
メージセンサーーの側方を通過するときでも、確実に所
定の姿勢である部品とそうでない部品を判別することの
できる部品整列装置を提供することを目的とする。
【0015】
【問題点を解決するための手段】以上の目的は、一定方
向に移送される部品を移送方向に関し側方に配設された
ライン型イメージセンサーで当該部品の姿勢を判別する
ようにした部品判別手段と、当該部品判別手段の出力に
より所定の姿勢にない部品を移送路から排除する部品選
別手段とからなる部品整列装置において、前記ライン型
イメージセンサーが予め記憶しておいた部品の移送方向
における全長を越えて連続的にイメージを検知したとき
は、前記部品選別装置により上記ライン型イメージセン
サーがイメージを検知しなくなるまで部品を前記部品選
別手段により移送路から排除し続けることを特徴とした
部品整列装置、によって達成される。
【0016】又は、一定方向に移送される部品を移送方
向に関し側方に配設されたライン型イメージセンサーで
当該部品の姿勢を判別するようにした部品判別手段と、
当該部品判別手段の出力により所定の姿勢にない部品を
移送路から排除する部品選別手段とからなる部品整列装
置において、前記ライン型イメージセンサーが順次送出
する1ライン分の画像データの積分値が予め記憶してお
いた1個の部品の画像面積を越えて連続的にイメージを
検知したときは、前記部品選別装置により前記ライン型
イメージセンサーがイメージを検知しなくなるまで部品
を前記部品選別手段により移送路から排除し続けること
を特徴とした部品整列装置、によって達成される。
【0017】又は、一定方向に移送される部品を移送方
向に関し側方に配設されたライン型イメージセンサーで
当該部品の姿勢を判別するようにした部品判別手段と、
当該部品判別手段の出力により所定の姿勢にない部品を
移送路から排除する部品選別手段とからなる部品整列装
置において、前記ライン型イメージセンサーが予め記憶
しておいた部品の移送方向における全長を越えて連続的
にイメージを検知したときは、部品が当該全長に相当す
る距離を移送される毎に前記部品判別手段を動作させる
ことを特徴とした部品整列装置、によって達成される。
【0018】又は、一定方向に移送される部品を移送方
向に関し側方に配設されたライン型イメージセンサーで
当該部品の姿勢を判別するようにした部品判別手段と、
当該部品判別手段の出力により所定の姿勢にない部品を
移送路から排除する部品選別手段とからなる部品整列装
置において、前記ライン型イメージセンサーが順次送出
する1ライン分の画像データの積分値が予め記憶してお
いた1個の部品の画像面積を越えて連続的にイメージを
検知したときは、部品が当該全長に相当する距離を移送
される毎に前記部品判別手段を動作させることを特徴と
した部品整列装置、によって達成される。
【0019】
【作用】1個の部品の移送方向における全長を越えて、
又はイメージセンサーが順次送出する1ライン分の画像
データの積分値が1個の部品の画像面積を越えてライン
型イメージセンサーがイメージを検知している。すなわ
ち黒画素を検知していると、これは部品が相当接してい
ることに対応するので、ライン型イメージセンサーの下
流側において、近傍に設けられた部品選別手段としての
空気噴出手段を作動させることにより、順次移送路の外
方へと噴出空気によりはね飛ばされ、これがまた部品の
画像が得られなくなるまで、すなわち黒画素が1ライン
のなかに存在しなくなるまで続けられるので、相当接し
ている部品の1群を全て噴出空気により移送路から外方
に排除することにより、以後、1個の部品の姿勢を確実
に判定することができる。
【0020】又は、全長に相当する距離を移送される毎
に、部品判別手段を動作させることにより確実に部品を
所定の姿勢で次工程で供給することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例による部品整列装置に
ついて図面を参照して説明する。
【0022】なお、本発明が適用される装置は、上記従
来装置とほとんど同一のものであるとする。すなわち図
13に示す搬送装置10上で図1に示すように部品Wが
相当接した状態で、ライン型イメージセンサー30の前
方を通過するものとする。本実施例では部品Wの移送方
向における長さをLとすれば、これより所定%(例えば
10%)大なるL’を連続的に黒画素として検出した時
にライン型イメージセンサー30の下流側に近接して設
けられる空気噴出ノズル102から電磁弁101のソレ
ノイド101aにコンピュータからの電磁信号を供給す
ることによる噴出空気を噴出させるように構成してい
る。
【0023】図2のAで示すようにベルトコンベヤ10
のローラ11にはパルスエンコーダ12が結合されてい
るのであるが、これから(A)に示すようなパルスが発
生する。本実施例ではこのパルスの立ち上り及び立ち下
りに同期する図2の(B)で示す同期パルスで5個分
からまでの同期パルスをカウントしたときに、図1に
おけるL’の長さを検出したものとし、5個目の同期パ
ルスのライン画像でも所定数以上黒画素を検出すると部
品Wが相当接してコンベヤ上を移送されていると判定し
ている。なお、4個目の同期パルスで部品の全長Lと等
しいとしても、部品Wが移送方向に直線的に整列して
(図に示すように)当接していない場合、すなわち図1
3に示すベルトコンベヤ10上で、その巾方向に傾斜し
ていると、図1の(B)のW’で示すように、画像とし
ての全長はL”で正しい全長Lより大となるからであ
る。
【0024】本発明は以上のように構成されるのである
が、次にこの作用について説明する。図13に示す搬送
装置(ベルトコンベヤ)10上で姿勢を判別すべき部品
Wが図1に示すように矢印R方向に移送されている。図
1において1個目の部品W1がライン型イメージセンサ
ーの前方に至ると、1ライン毎で所定数以上の黒画素を
カウントしていき、5発目の同期パルスにおいても所定
値以上の黒画素をカウントするので、この時に部品W1
の全長Lはすでにライン型イメージセンサー20の前方
を通過しているのであるが、これに後続する部品W2
前端部がラインイメージセンサー20により撮像されて
おり、この一部を5発目の同期パルスにより画像で取り
込まれている。
【0025】以上により電磁弁101のソレノイド10
1aにコンピュータからの励磁信号が供給され、これが
空気噴出ノズル102を作動させて空気を噴出させる。
従って部品W1 の前端部は、すでに空気噴出ノズル10
2の前方を通過しているが、ほぼその重心部が直前方に
至ったときに空気が噴出され、ベルトコンベヤ10の側
方へと吹き飛ばされる。空気噴出ノズル102はその後
連続的に駆動され、図1に示すように、相連続した部品
1 、W2 、W3 ・・・・は順次ベルトコンベヤ10の
側方に吹き飛ばされるのであるが、パルスエンコーダ1
2の、あるパルスの立ち上がり、又は立ち下がりに同期
したライン画像中に所定値以上の黒画素が存在していな
いことを検知すると、電磁弁101のソレノイド部10
1aの励磁は停止される。以後、上述したようにエンコ
ーダの5発目の立ち上がりパルスに同期して読み込んだ
ライン画像の中に黒画素が所定値以上存在しない限り、
各部品間は相離隔して移送されていると判断し、順次部
品の姿勢を判別していく。
【0026】本発明の実施例は以上のように構成され、
かつ作用を行うのであるが、以上により、部品の姿勢を
確実に判別することができることは明らかである。
【0027】なお以上の実施例では部品1個を判別する
のに、部品の移送方向における全長より大きい長さL’
を検出することにより、部品の相連接していることを判
断するようにしたが、これに代えて、部品Wの1個のイ
メージセンサー20により撮像される全面積より所定値
大きい面積のイメージを連続して検知すれば、部品Wが
相連続した状態で移送されていると判断するようにして
もよい。この場合にはイメージセンサー20の各ライン
の黒画素の数を積分していき、このトータル、もしくは
積分値が所定値以上を越えると、部品Wが相連接した状
態であると判断し、これにより、空気噴出ノズル102
を作動させて、上述したように部品Wをコンベヤの側方
に順次吹き飛ばすようにしている。
【0028】図3〜図12は、本発明の第2実施例によ
る部品整列装置を示すものである。
【0029】図4及び図5は本実施例の部品整列装置の
全体を示すものであるが、図においてほぼ円筒状のボウ
ル51内にはその最上方部58aがボウル51の上縁部
に一体的に形成された水平フランジ部51aとほぼ同レ
ベルとなるように、傾斜して配設された円板58が設け
られており、この中央部に一定的に固定された回転軸5
9はボウル51の底部に形成された中央開口51bを通
って下方に延びており、カップリング62によりモータ
63に結合されている。回転軸59は静止部61に固定
された長手の軸受部材60により回動自在に支持されて
いる。
【0030】ボウル51の底壁にはプーリ52がベアリ
ングBを介して一体的に固定されており、この周部に形
成された溝にベルト53を巻装させ、これは他方、モー
タプーリ54に巻装されている。モータプーリ54に一
体的に固定された回転軸55はモータ56の回転軸と一
体化されている。またボウル51のフランジ部51aの
外縁部に沿って、かつ隙間をおいて円弧状の側壁形成部
材64が静止部57に取付部材65により固定されてい
る。ボウル51はプーリ52、54、ベルト53を介し
てモータ56により図5に示す矢印方向に回転する。ま
た円板58はカップリング62を介してモータ63によ
り同じ方向に回転するが、回転速度はボウル51のそれ
よりは大きい。またフランジ部51aは水平に形成され
ているが、この接線方向に延びるようにベルトコンベヤ
装置66が同じく水平に配設されている。
【0031】ベルトコンベヤ装置66は、図10に明示
されるようベルトコンベヤ本体71が非常に長いために
支持ブロック70の上に摺接可能に載置されており、そ
の下方走行部分71bがブロック70に当接しているの
であるが、これはモータ67により駆動され、その上方
走行部分71aに整送すべき部品mが、その長手方向を
移送方向に向けて移送されるように、その両側に断面が
L字形状の一対の側壁形成部材72a、72bが図10
に示すような間隙をおいて配設されており、その水平ア
ーム部分はビス74によりブロック70に対し固定され
ている。
【0032】又、図5に示すように、このベルトコンベ
ヤ装置66の上流側端部近傍に投光器68と受光器69
とからなるオーバフロー検出装置が配設されており、こ
のために図10に示すように投光器68及び受光器69
に整列するように小孔73a、73bが形成されてい
る。よってここを部品mが通過するときには投光器68
からの光線を遮断することにより、受光器69は部品m
がこの位置に存在していることを検知する。すなわち所
定時間以上部品mが連続して検知される場合には、オー
バフローであると認識するようにしている。
【0033】次に姿勢判別装置80について、特に図6
及び図7を参照して説明する。
【0034】ボウル51は、ほぼ円筒形状であるが、そ
のフランジ部51aに沿って、これと同心的に配設され
る側壁形成部材64は静止部57に取付部材65により
固定されているのであるが、これは図5に示すように3
つのセグメントからなっており、これらはそれぞれ径方
向に取付部材65のねじを弛めることにより調節可能と
なっている。図7に示すように姿勢判別装置80におい
ては、巾の狭い側壁形成板64Aとなっており、この両
側の大なる円弧状のセグメント64B、64Cとの間に
わずかな隙間sをおいて配設されているが、この側壁形
成板64Aもねじ85を弛めることにより取付部材88
に形成されている長孔88aの範囲内で、すなわち図に
おいて左右方向に移動調節可能とされている。すなわち
径方向に調節可能となっている。これにより部品mの径
が図示の場合より大であるときには、ねじ85を弛める
ことにより側壁形成部材64B、64C及びこの側壁形
成板64Aも径外方向に移動させ、又図示の場合より部
品mの径が小であればねじ85を弛めることにより径内
方に移動させるようにしている。
【0035】更にボウル51のフランジ部51aの内縁
部にはワイヤー79が取付けられており、これによりフ
ランジ部51a上に部品mを、横臥した姿勢でその巾方
向の移動を規制させながら、ボウル51の回転と共にこ
の回転方向に搬送するようにしている。
【0036】図6に明示されるように、側壁形成板64
Aにはフランジ部51aに対し垂直方向にスリット64
aが形成されており、この高さは部品mの径より充分に
大である。又静止部57に取付部材81を介して固定さ
れているCCDカメラ(Charge Coupled Dvise)83が
撮像装置として静止部57の径外方に配設されており、
これもねじ82を弛めることにより長孔81aの範囲内
で図6において左右に調節可能としており、これにより
ズーム機能を与えて一定の部品mに対してその倍率を変
更し得るようにしている。静止部57にはCCDカメラ
83のレンズ部83aに対向してる開口57aが設けら
れており、これは上述のスリット64aと整列している
が、更にこれと整列して静止部57の径内方には光源8
4が配設されている。この光源84がその前方を通過す
る部品mを照射し、スリット64aを介してCCDカメ
ラ83は部品mの影を撮像するようにしている。すなわ
ち本実施例によればスリット64aを通過する部品mの
形状をラインセンサーとしてのCCDカメラ83が、順
次変化するその影を撮像するようにしており、遅延回路
等を介して部品mの移送姿勢を図11に示すコントロー
ラ110に供給するようにしている。ラインセンサーと
は公知のように一画素としてのCCDをスリット64a
と平行に一列又は数列で配設されており、これらは光源
84からの光を照射されるかされないかに応じて部品m
のスリット64aにおける影の時間的変化から、コント
ローラ110内のコンピュータにより演算で形成するよ
うにしている。
【0037】又、図5において明示されるように部品姿
勢判別装置80の位置から、所定角度下流側に部品排除
装置90が設けられており、この詳細は図8に示されて
いるが、チューブ91の先端部に取付けられた空気噴出
ノズル92が静止部57に固定されており、側壁形成部
材64の下端部に形成した丸孔64bに対向しており、
ここを通過する部品mで、所定の姿勢にないものは噴出
ノズル92からの噴出空気によりボウル51内に排除す
るようにしている。
【0038】又図9で明示されるように、ボウル51の
外壁部51bの近傍にエンコーダ100が静止部57の
底壁部57aに固定されており、この回転軸の先端部に
固定されたゴムローラ100aがボウル51の外壁部5
1bに圧接している。すなわちボウル51の回転量がロ
ーラ100aの回転に変換され、この回転角からエンコ
ーダ100がボウル51が何度回転したかを検出してい
る。この検出信号は、図11に示すようにコントローラ
110に供給される。
【0039】図11にはコントローラ110が示されて
いるが、このディスプレイ111に所定の姿勢が表示さ
れるようになっている。すなわちコントローラ110の
正面パネル部に各種の機能ボタン、電源スイッチ等が配
設されているが、これらの選択的操作により、実際に部
品姿勢判別装置80において、部品mを所定の姿勢で流
すことによりスリット64aの側方を通過させ、この所
定の姿勢をコントローラ110のコンピュータ内に記憶
させるようにしている。そしてこの所定の姿勢と部品姿
勢判別装置80において実際に流れている部品の姿勢に
対するCCDカメラ83の撮像信号をコントローラ11
0に供給することにより、記憶している姿勢と比較す
る。所定の姿勢でないときには電磁弁113のソレノイ
ド部114を励磁することにより圧縮タンク112から
の圧縮空気を空気噴出ノズル92から噴出して、この空
気噴出ノズル92の前方を通過している部品mをボウル
51内に排出するようにしている。この空気噴出ノズル
92の作動タイミングは、エンコーダ110の検出信号
に同期して、そのソレノイド部114を励磁させるよう
にしている。
【0040】更に図5に示すように姿勢判別装置30の
下流側で近傍には第2の空気噴出ノズルGが設けられ、
第1実施例と同様に部品mが相連接していることが検知
されると作動される。
【0041】以上、本発明の第2実施例の構成について
説明したが、次にこの作用について説明する。
【0042】今、図3に示すような部品mを所定の姿勢
にして次工程に供給する場合について説明する。
【0043】今、2つの姿勢、図3のA及び図3のBの
姿勢が考えられるのであるが、部品mは高さの小なる円
筒部a及び高さの大なる円筒部b及びこれらを結合する
減径部cからなるが、図3のAで示すような姿勢で次工
程に供給する場合について説明する。この場合には図3
のAで示す姿勢で部品mを姿勢判別装置80において、
スリット64aの側方を実際にボウル51を回転させる
ことにより通過させ、このときカメラ83で撮像させ、
この映像信号をコントローラ110内のコンピュータに
供給し、これがディスプレイ111に表示されるのであ
るが、これをオペレータが確認して正面パネル部のファ
ンクションボタンを押すことにより、次工程に供給すべ
き姿勢を記憶させる。
【0044】モータ56、63を駆動すると回転円板5
8は高速で図5において矢印で示す方向に回転し、又こ
れと同心的に外方に配設されるボウル51も同方向に、
しかしより低速で回転する。図をわかりやすくするため
に散在的にのみ示すが、円板58上には多量の整送すべ
き部品mが貯蔵されている。回転円板58の高速回転に
より、円板130上を遠心力で径外方向に推進させら
れ、その上縁部58aよりボウル51のフランジ部51
a上に転送される。フランジ部5aも低速であるが、同
方向に回転しているので、この上にのせられた部品mは
ワイヤ79と側壁形成部材64とで形成される部品移送
路を、ボウル51の回転と共に一列で搬送される。姿勢
判別装置80の側方に至ると、部品mがスリット64a
を通過するときに、時間的にその姿勢に応じて、その変
化する影をラインセンサーとしてのカメラ83が読み取
り、この撮像信号がコントローラ110に供給され、こ
のコントローラ110に記憶されている所定の姿勢と比
較されるのであるが、他方、エンコーダ100により、
ボウル51の回転角が検出されており、スリット64a
から所定角度搬送された時点で所定の姿勢でない部品m
はコントローラ110からの励磁信号によりソレノイド
部114を励磁させ、電磁弁113を作動させて噴出空
気をノズル92から噴出させて、丸孔64bの側方を通
るときにこの部品mをボウル51内の円板58上に排除
するようにしている。
【0045】以上のようにして所定の姿勢の部品mのみ
が、ボウル51のフランジ部51aから後続するベルト
コンベヤ装置66に供給され、このベルト本体71上を
長さ方向を移送方向に向けて、所定の姿勢を保持して次
工程に1個宛供給するようにしている。
【0046】以上のように第2実施例においても、部品
mが後続する部品mとの間に充分な間隔があれば、間違
いなく部品mの姿勢が所定のものであるか、所定のもの
でないかを確実に判断することができるのであるが、図
12に示すように部品mが移送路上で、かつ部品姿勢判
別装置30の検出位置で、相連接している場合には部品
mの移送方向における全長Mを越えて、CCDカメラに
より各画像ラインで黒画素を所定値以上検知することに
なり、コンピュータ60内に記憶されているエンコーダ
50のパルスの立ち上がり及び立ち下がりに同期するパ
ルスの所定のカウント数に達しても、なおかつ連続的に
1ライン毎に所定値以上の黒画素をカウントしていると
きには、部品姿勢判別装置30の下流側に近接して配設
される第2の空気噴出装置Gを駆動させることにより、
相連接している部品mを順次回転円板8上に排除するよ
うにしている。従って下流側には確実に1個宛その姿勢
を正確に判別された部品mを供給することができる。
【0047】本実施例においても、部品mの移送方向に
おける全長Mより、例えば10%大きい長さM’を設定
し、これに対応するエンコーダのパルスの立ち上がり及
び立ち下がりのパルス数をコンピュータ内に設定してい
るのであるが、これに代えてライン型イメージセンサー
により、黒画素の数をカウントしていき、部品mの1個
の影に対応する黒画素の数を越えても、なお連続的に1
ライン毎に所定数以上の黒画素をカウントするときに
は、空気噴出ノズルGを作動させるようにしてもよい。
【0048】又姿勢を判別する1個の部品の移送方向に
おける全長より、所定%大きい長さを設定し、これを越
えても第1の状態から第2の状態、すなわち1ライン毎
に黒画素が所定値以上ある状態から、所定値以下である
状態に移らないときに空気噴出手段を作動させるように
したが、エンコーダを更に精密なものにして、かつ部品
の移送方向を厳密に一定なものとすれば、部品の移送方
向における長さそのものを越えて、1ライン毎の黒画素
が所定値以下でないときに、空気噴出手段を作動させる
ようにしてもよいことはもちろんである。
【0049】本発明の第3実施例でも部品Wの移送方向
における全長又は1個分の部品Wの画像面積が記憶され
ているが、これを越えて連続的にイメージを検知したと
きには、部品Wが当該全長に相当する距離を移送される
毎に(これはパルスエンコーダ12の出力パルスの立ち
上り及び立ち下りに同期する同期パルスのカウントによ
って検出される。)部品判別手段が動作される。これは
例えば図14の回路において、判定回路53は部品の全
長に相当する距離に対応する同期パルスの数をカウント
する毎に判定出力を発するようにし、これに基いて所望
の姿勢にないときには空気噴出ノズルを作動させるよう
にすればよい。但し、本実施例では1個の部品のみを排
除する時間だけ作動する。なお空気噴出ノズルの位置は
第1実施例のそれに限ることなく、異姿勢と判定された
部品だけを確実に排除することができれば、如何なる位
置でもよく、いずれの場合にしても判定出力を発生して
から所定の数の同期パルスをカウントしたときに部品1
個分を排除するのに必要な時間だけ、空気噴出ノズルを
作動させるようにすればよい。
【0050】以上、本発明の各実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、本発
明の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0051】例えば以上の実施例では、部品の移送装置
としてベルトコンベヤ及びロータリパーツフィーダを説
明したが、これに代えて振動パーツフィーダあるいはリ
ニア振動パーツフィーダのように、所定の方向に沿って
振動により部品を移送する装置にも本発明は適用可能で
ある。
【0052】又第1実施例では姿勢を判別する1個の部
品の移送方向における全長より、所定%大きい長さを設
定し、これを越えても第1の状態から第2の状態、すな
わち1ライン毎に黒画素が所定値以上ある状態から、所
定値以下である状態に移らないときに空気噴出手段を作
動させるようにしたが、エンコーダを更に精密なものに
して、かつ部品の移送方向を厳密に一定なものとすれ
ば、部品の移送方向における長さそのものを越えて、1
ライン毎の黒画素が所定値以下でないときに、空気噴出
手段を作動させるようにしてもよいことはもちろんであ
る。
【0053】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の部品整列装
置によれば、部品を相連接した状態で移送させるほど高
能率で供給している場合でも部品1個の姿勢を確実に判
別して整送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは本発明の第1実施例による移送路及び部品
の拡大断面図であり、Bは同実施例による移送路及び他
姿勢の部品の拡大断面図である。
【図2】Aは同装置におけるエンコーダのパルスであ
り、Bは同パルスの立ち上がり及び立ち下がりに同期
し、ライン画像を取り入れるための同期画像パルスのチ
ャートである。
【図3】Aは本発明の第2実施例に適用される部品の1
つの姿勢を示す斜視図であり、Bは他の姿勢を示す部品
の斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例による部品整送装置の側断
面図である。
【図5】同平面図である。
【図6】要部の拡大断面図で、図3における[6]−
[6]線方向矢印断面図である。
【図7】図1における姿勢判別部の拡大正面図である。
【図8】他要部の拡大断面図である。
【図9】更に他要部の拡大断面図である。
【図10】図3における[10]−[10]線方向拡大
断面図である。
【図11】本実施例用のコントローラの正面図である。
【図12】第2実施例において部品が相連接している状
態を示す拡大正面図である。
【図13】従来例の設置するワーク移送ラインの1例を
示す図である。
【図14】同従来例を示すブロック図である。
【図15】同ブロックの更に詳細を示すブロック図であ
る。
【図16】同従来例のワークの1例を示す図である。
【図17】同従来例において部品が連接している状態を
示す拡大正面図である。
【符号の説明】
30 イメージセンサー 80 姿勢判別装置 83 CCDカメラ 84 光源 100 エンコーダ 102 空気噴出ノズル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定方向に移送される部品を移送方向に
    関し側方に配設されたライン型イメージセンサーで当該
    部品の姿勢を判別するようにした部品判別手段と、当該
    部品判別手段の出力により所定の姿勢にない部品を移送
    路から排除する部品選別手段とからなる部品整列装置に
    おいて、前記ライン型イメージセンサーが予め記憶して
    おいた部品の移送方向における全長を越えて連続的にイ
    メージを検知したときは、前記部品選別装置により上記
    ライン型イメージセンサーがイメージを検知しなくなる
    まで部品を前記部品選別手段により移送路から排除し続
    けることを特徴とした部品整列装置。
  2. 【請求項2】 一定方向に移送される部品を移送方向に
    関し側方に配設されたライン型イメージセンサーで当該
    部品の姿勢を判別するようにした部品判別手段と、当該
    部品判別手段の出力により所定の姿勢にない部品を移送
    路から排除する部品選別手段とからなる部品整列装置に
    おいて、前記ライン型イメージセンサーが順次送出する
    1ライン分の画像データの積分値が予め記憶しておいた
    1個の部品の画像面積を越えて連続的にイメージを検知
    したときは、前記部品選別装置により前記ライン型イメ
    ージセンサーがイメージを検知しなくなるまで部品を前
    記部品選別手段により移送路から排除し続けることを特
    徴とした部品整列装置。
  3. 【請求項3】 一定方向に移送される部品を移送方向に
    関し側方に配設されたライン型イメージセンサーで当該
    部品の姿勢を判別するようにした部品判別手段と、当該
    部品判別手段の出力により所定の姿勢にない部品を移送
    路から排除する部品選別手段とからなる部品整列装置に
    おいて、前記ライン型イメージセンサーが予め記憶して
    おいた部品の移送方向における全長を越えて連続的にイ
    メージを検知したときは、部品が当該全長に相当する距
    離を移送される毎に前記部品判別手段を動作させること
    を特徴とした部品整列装置。
  4. 【請求項4】 一定方向に移送される部品を移送方向に
    関し側方に配設されたライン型イメージセンサーで当該
    部品の姿勢を判別するようにした部品判別手段と、当該
    部品判別手段の出力により所定の姿勢にない部品を移送
    路から排除する部品選別手段とからなる部品整列装置に
    おいて、前記ライン型イメージセンサーが順次送出する
    1ライン分の画像データの積分値が予め記憶しておいた
    1個の部品の画像面積を越えて連続的にイメージを検知
    したときは、部品が当該全長に相当する距離を移送され
    る毎に前記部品判別手段を動作させることを特徴とした
    部品整列装置。
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