JPH06100251A - 昇降機の制御装置 - Google Patents
昇降機の制御装置Info
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- JPH06100251A JPH06100251A JP4255143A JP25514392A JPH06100251A JP H06100251 A JPH06100251 A JP H06100251A JP 4255143 A JP4255143 A JP 4255143A JP 25514392 A JP25514392 A JP 25514392A JP H06100251 A JPH06100251 A JP H06100251A
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- time
- elevator
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- acceleration
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Abstract
(57)【要約】
【目的】昇降機駆動用電動機の速度設定値の時間パター
ンを演算により自動設定し、該設定作業の所要時間の大
幅短縮を図る。 【構成】昇降機駆動用電動機の速度設定値の時間パター
ンの演算決定を速度設定回路1を構成する速度パターン
演算回路1aと速度パターン発生回路1bとによって行
う。該回路1aは速度パターンを決定する演算式を記憶
しており、該パターン決定用諸変数の事前設定により所
要の速度パターンを特定し、その結果は前記回路1bを
介して所要信号形態でのパターン信号に変換され速度偏
差演算用の加算器5に加えられる。また昇降機の移動距
離とその加減速時間とに関し何れか一方を設定して他方
を求める演算機能と該演算結果の表示機能も前記の速度
設定回路1に付加されている。
ンを演算により自動設定し、該設定作業の所要時間の大
幅短縮を図る。 【構成】昇降機駆動用電動機の速度設定値の時間パター
ンの演算決定を速度設定回路1を構成する速度パターン
演算回路1aと速度パターン発生回路1bとによって行
う。該回路1aは速度パターンを決定する演算式を記憶
しており、該パターン決定用諸変数の事前設定により所
要の速度パターンを特定し、その結果は前記回路1bを
介して所要信号形態でのパターン信号に変換され速度偏
差演算用の加算器5に加えられる。また昇降機の移動距
離とその加減速時間とに関し何れか一方を設定して他方
を求める演算機能と該演算結果の表示機能も前記の速度
設定回路1に付加されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、最適の加減速運転状態
に対応した対時間特性を有する速度設定値の演算機能を
有してその駆動用電動機の速度制御を行うエレベータ等
昇降機の速度制御装置に関する。
に対応した対時間特性を有する速度設定値の演算機能を
有してその駆動用電動機の速度制御を行うエレベータ等
昇降機の速度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータ等の昇降機においてはその運
転の円滑さを保つため、その移動速度と加速度,最大移
動速度,減速時の加速度、停止時の制動開始速度,該各
速度域の適用期間又はその移動距離等の諸元をそれぞれ
関連させて最適値となして前記昇降機の駆動用電動機を
速度制御する必要がある。
転の円滑さを保つため、その移動速度と加速度,最大移
動速度,減速時の加速度、停止時の制動開始速度,該各
速度域の適用期間又はその移動距離等の諸元をそれぞれ
関連させて最適値となして前記昇降機の駆動用電動機を
速度制御する必要がある。
【0003】従ってその速度制御における前記電動機の
速度設定値は前記の如き昇降機運転諸元に対応して時間
的に変化し、複数の曲線域をもつ特性線の組合わせから
成る時間特性を有するものとなる。従来のこの種昇降機
の速度制御装置においては、前記の時間特性を有する速
度設定値の決定を、与えられた所定の移動距離或いは所
定の移動時間を条件として、実機の試行運転の結果によ
る補正を繰り返しながら行うものであって、諸変数の事
前設定による自動的な演算決定をなす手段を有しないも
のであった。
速度設定値は前記の如き昇降機運転諸元に対応して時間
的に変化し、複数の曲線域をもつ特性線の組合わせから
成る時間特性を有するものとなる。従来のこの種昇降機
の速度制御装置においては、前記の時間特性を有する速
度設定値の決定を、与えられた所定の移動距離或いは所
定の移動時間を条件として、実機の試行運転の結果によ
る補正を繰り返しながら行うものであって、諸変数の事
前設定による自動的な演算決定をなす手段を有しないも
のであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の昇降機の速度制
御装置においては、前記の如く、昇降機駆動用電動機の
速度設定値の対時間変化特性の決定を、実機の試行運転
の結果による補正を繰り返しながら行うものであり、従
って前記速度設定値の特性決定に当たっては調整作業の
煩雑さと多大の所要時間とを避けることはできなかっ
た。
御装置においては、前記の如く、昇降機駆動用電動機の
速度設定値の対時間変化特性の決定を、実機の試行運転
の結果による補正を繰り返しながら行うものであり、従
って前記速度設定値の特性決定に当たっては調整作業の
煩雑さと多大の所要時間とを避けることはできなかっ
た。
【0005】因みに、図3は昇降機駆動系の簡略系統
図、図4は図3に対応する前記駆動系各部の動作図であ
り、該両図により前記昇降機の移動状態をその減速時を
例として以下説明する。図3において、3は昇降機の巻
上電動機(昇降機駆動用電動機)、11は巻上機構にお
ける綱車、12は昇降機(かご)、13はおもりであ
り、またLS1 とLS2 とはそれぞれ前記昇降機の減速
開始位置と機械的制動(BR)開始位置とを指定するリ
ミットスイッチである。
図、図4は図3に対応する前記駆動系各部の動作図であ
り、該両図により前記昇降機の移動状態をその減速時を
例として以下説明する。図3において、3は昇降機の巻
上電動機(昇降機駆動用電動機)、11は巻上機構にお
ける綱車、12は昇降機(かご)、13はおもりであ
り、またLS1 とLS2 とはそれぞれ前記昇降機の減速
開始位置と機械的制動(BR)開始位置とを指定するリ
ミットスイッチである。
【0006】次に図4において、図(イ)は前記のLS
1 とLS2 とBRとの動作図であり、図(ロ)は前記昇
降機12の移動速度Vの対時間変動図を示す。即ち時刻
t21において前記LS1 が動作して前記昇降機がその定
格速度(又は最大速度)VFからの減速を開始し、引き
続き時刻t22において制動開始速度即ちクリープ速度V
C まで減速し、更に時刻t23において前記LS2 が動作
して前記の機械的制動(BR)を開始し、時刻t24にお
いて前記昇降機は停止する。
1 とLS2 とBRとの動作図であり、図(ロ)は前記昇
降機12の移動速度Vの対時間変動図を示す。即ち時刻
t21において前記LS1 が動作して前記昇降機がその定
格速度(又は最大速度)VFからの減速を開始し、引き
続き時刻t22において制動開始速度即ちクリープ速度V
C まで減速し、更に時刻t23において前記LS2 が動作
して前記の機械的制動(BR)を開始し、時刻t24にお
いて前記昇降機は停止する。
【0007】ここに前記昇降機の移動速度Vの時刻t21
から時刻t23までの時間積分値即ち該移動速度Vの時間
経過線がその時間軸との間に囲む面積は該昇降機の時刻
t21から時刻t23までの移動距離を示すものとなる。な
お時刻t21から時刻t23における前記移動速度Vの変化
模様は前記電動機3に対する速度設定値の時間特性によ
り決定されるものである。
から時刻t23までの時間積分値即ち該移動速度Vの時間
経過線がその時間軸との間に囲む面積は該昇降機の時刻
t21から時刻t23までの移動距離を示すものとなる。な
お時刻t21から時刻t23における前記移動速度Vの変化
模様は前記電動機3に対する速度設定値の時間特性によ
り決定されるものである。
【0008】ここに、前記速度Vの時間積分値として得
られた移動距離をLe としまた前記両スイッチLS1 と
LS2 間の設置間隔をLs とすれば、該両者の大小関係
に応じて次の三種の場合が発生する。即ちその1は、L
e <Ls の場合であり、前記昇降機のクリープ速度VC
での低速移動状態が長くなり、従ってその停止までの所
要時間が長くなる。
られた移動距離をLe としまた前記両スイッチLS1 と
LS2 間の設置間隔をLs とすれば、該両者の大小関係
に応じて次の三種の場合が発生する。即ちその1は、L
e <Ls の場合であり、前記昇降機のクリープ速度VC
での低速移動状態が長くなり、従ってその停止までの所
要時間が長くなる。
【0009】次にその2は、Le >Ls の場合であり、
前記昇降機の機械的制動開始時点における速度が前記速
度VC より大となり、該制動開始時点において大なる衝
撃が発生することになる。更にその3は、Le =Ls の
場合であり、前記昇降機の減速停止操作において最も望
ましい減速状態となるものである。
前記昇降機の機械的制動開始時点における速度が前記速
度VC より大となり、該制動開始時点において大なる衝
撃が発生することになる。更にその3は、Le =Ls の
場合であり、前記昇降機の減速停止操作において最も望
ましい減速状態となるものである。
【0010】従って前記昇降機駆動用の巻上電動機3の
速度制御における速度設定値の時間特性は該昇降機の移
動距離に関して前記のLe =Ls なる関係が成り立つ如
く行う必要がある。しかしながら、前記従来の昇降機速
度制御装置においては前記の関係を満たす速度設定値の
決定に関し、前記の如くその調整作業の煩雑さと多大の
所要時間とを避けることができなかった。
速度制御における速度設定値の時間特性は該昇降機の移
動距離に関して前記のLe =Ls なる関係が成り立つ如
く行う必要がある。しかしながら、前記従来の昇降機速
度制御装置においては前記の関係を満たす速度設定値の
決定に関し、前記の如くその調整作業の煩雑さと多大の
所要時間とを避けることができなかった。
【0011】上記に鑑み本発明は、前記速度設定値の時
間特性に関する諸元の決定を確実且つ短時間に決定し得
る手段を備えてなる昇降機の制御装置の提供を目的とす
るものである。
間特性に関する諸元の決定を確実且つ短時間に決定し得
る手段を備えてなる昇降機の制御装置の提供を目的とす
るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の昇降機の制御装置は、その駆動電動機を適
当な曲線状の時間特性をもつ速度設定値に従い速度制御
する昇降機の速度制御装置であって、該昇降機に対する
最適の運転状態に対応して前記速度設定値の対時間特性
をその加減速域と定速域等の複数の特性域に時間区分
し、該時間特性を特定する諸変数の設定を受けて前記各
特性域を規定する特性式に従う諸演算を行い所要の時間
特性を有する速度設定値の特定を行ってこれを出力する
と共に前記昇降機の停止状態からの加速或いは所定の運
転速度から所定の低速度までの減速の各操作時に、所要
の加速或いは減速時間を設定すことによりこれに対応す
る所要の移動距離の演算決定をなすか、或いはまた所要
の移動距離を設定してこれに対応する所要の加速時間或
いは減速時間の演算決定をなす速度設定値演算回路を備
えて成るものとし、また前記の演算された所要の移動距
離或いは所要の加減速時間の表示手段を有するものとす
る。
に、本発明の昇降機の制御装置は、その駆動電動機を適
当な曲線状の時間特性をもつ速度設定値に従い速度制御
する昇降機の速度制御装置であって、該昇降機に対する
最適の運転状態に対応して前記速度設定値の対時間特性
をその加減速域と定速域等の複数の特性域に時間区分
し、該時間特性を特定する諸変数の設定を受けて前記各
特性域を規定する特性式に従う諸演算を行い所要の時間
特性を有する速度設定値の特定を行ってこれを出力する
と共に前記昇降機の停止状態からの加速或いは所定の運
転速度から所定の低速度までの減速の各操作時に、所要
の加速或いは減速時間を設定すことによりこれに対応す
る所要の移動距離の演算決定をなすか、或いはまた所要
の移動距離を設定してこれに対応する所要の加速時間或
いは減速時間の演算決定をなす速度設定値演算回路を備
えて成るものとし、また前記の演算された所要の移動距
離或いは所要の加減速時間の表示手段を有するものとす
る。
【0013】
【作用】前記図4(ロ)に示す如き昇降機移動速度Vの
対時間変動模様に関し時刻t21から時刻t23までの状態
は、昇降機駆動用電動機の速度設定値の時間特性により
決定されるものである。また該速度設定値の対時間特性
は、最大移動速度VF ,制動開始速度(クリープ速度)
VC ,前記時間特性上の変曲点対応時刻即ち特性モード
変更時刻等をその変数として一般的な数式で表示するこ
とが可能であり、更にまた、前記移動速度Vの時間積分
として得られる昇降機移動距離又は前記のの時刻t21か
ら時刻t23までの経過時間の如き所要の減速時間(又は
加速時間)をその事前設定値として前記一般式を特定す
ることが可能である。
対時間変動模様に関し時刻t21から時刻t23までの状態
は、昇降機駆動用電動機の速度設定値の時間特性により
決定されるものである。また該速度設定値の対時間特性
は、最大移動速度VF ,制動開始速度(クリープ速度)
VC ,前記時間特性上の変曲点対応時刻即ち特性モード
変更時刻等をその変数として一般的な数式で表示するこ
とが可能であり、更にまた、前記移動速度Vの時間積分
として得られる昇降機移動距離又は前記のの時刻t21か
ら時刻t23までの経過時間の如き所要の減速時間(又は
加速時間)をその事前設定値として前記一般式を特定す
ることが可能である。
【0014】即ち本発明は、前記の如き昇降機移動距離
或いは加減速経過時間の所要値と他の最大移動速度或い
は前記変曲点対応時刻等をその設定変数として前記移動
速度Vの対時間t特性の決定演算を行うと共に、移動距
離指定時の所要経過時間或いは経過時間指定時の所要移
動距離の演算を行う演算手段と、前記所要経過時間或い
は所要移動距離の演算結果の表示手段とを設け、前記昇
降機の最適運転を可能となす該昇降機駆動用電動機の速
度設定値の時間特性決定を簡単且つ短時間に行うことを
可能とするものである。
或いは加減速経過時間の所要値と他の最大移動速度或い
は前記変曲点対応時刻等をその設定変数として前記移動
速度Vの対時間t特性の決定演算を行うと共に、移動距
離指定時の所要経過時間或いは経過時間指定時の所要移
動距離の演算を行う演算手段と、前記所要経過時間或い
は所要移動距離の演算結果の表示手段とを設け、前記昇
降機の最適運転を可能となす該昇降機駆動用電動機の速
度設定値の時間特性決定を簡単且つ短時間に行うことを
可能とするものである。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例を図1の昇降機駆動系統
図と、図2に例示する昇降機駆動電動機の速度制御にお
ける速度設定値の対時間特性図とに従って説明する。先
ず図1において、1は昇降機巻上電動機(昇降機駆動電
動機)3の速度設定値を演算決定する速度設定回路であ
り、所要諸変数の設定信号Sf を受けて前記速度設定値
の対時間変動パターンの決定演算をなす速度パターン演
算回路1aと、該演算回路1aの出力をその入力とし所
要信号状態の速度設定信号を出力する速度パターン発生
回路1bとから成る。また4は前記電動機の回転速度を
検出するパルスエンコーダ、5は該エンコーダによる前
記電動機3の回転速度検出値を前記パターン発生回路1
bの出力する速度設定値より減じて該両者の速度偏差を
演算する加算器、2は該速度偏差をその入力とし該偏差
を零となす如く前記電動機3の速度制御を行う速度制御
装置である。更に11は昇降機巻上機構における綱車、
12かご(昇降機)、13はおもりである。
図と、図2に例示する昇降機駆動電動機の速度制御にお
ける速度設定値の対時間特性図とに従って説明する。先
ず図1において、1は昇降機巻上電動機(昇降機駆動電
動機)3の速度設定値を演算決定する速度設定回路であ
り、所要諸変数の設定信号Sf を受けて前記速度設定値
の対時間変動パターンの決定演算をなす速度パターン演
算回路1aと、該演算回路1aの出力をその入力とし所
要信号状態の速度設定信号を出力する速度パターン発生
回路1bとから成る。また4は前記電動機の回転速度を
検出するパルスエンコーダ、5は該エンコーダによる前
記電動機3の回転速度検出値を前記パターン発生回路1
bの出力する速度設定値より減じて該両者の速度偏差を
演算する加算器、2は該速度偏差をその入力とし該偏差
を零となす如く前記電動機3の速度制御を行う速度制御
装置である。更に11は昇降機巻上機構における綱車、
12かご(昇降機)、13はおもりである。
【0016】次に図2は前記昇降機の加速時における前
記電動機速度設定値の対時間特性の例示であり、該図2
において、図(イ)は設定速度Vの対時間特性図、図
(ロ)は該速度Vの加速度α(=dV/dt)の対時間
特性図、図(ハ)は該加速度αの加速度即ち前記速度V
の加加速度(=dα/dt)の対時間特性図を示す。即
ち図2の各特性図は、前記昇降機の円滑な加速を行うた
めに、その加速度αに関して起動から時刻t12までは直
線的に増大させ、また時刻t12から時刻t13まではその
最大値αm にて一定値となし、更に時刻t13から時刻t
15までは直線的に減少させて零となした状態を示すもの
である。従って加速度αの積分値として得られる速度V
は、図(イ)に示す如く、前記各時間区分に対応して起
動から時刻t12までは時間tの2乗特性で増速し、時刻
t12から時刻t13までは時間tに対し比例増速し、時刻
t13から時刻t15までは該比例増速状態から時間tの2
乗特性分だけ減速する状態を経由してその最終値VF へ
移行する。
記電動機速度設定値の対時間特性の例示であり、該図2
において、図(イ)は設定速度Vの対時間特性図、図
(ロ)は該速度Vの加速度α(=dV/dt)の対時間
特性図、図(ハ)は該加速度αの加速度即ち前記速度V
の加加速度(=dα/dt)の対時間特性図を示す。即
ち図2の各特性図は、前記昇降機の円滑な加速を行うた
めに、その加速度αに関して起動から時刻t12までは直
線的に増大させ、また時刻t12から時刻t13まではその
最大値αm にて一定値となし、更に時刻t13から時刻t
15までは直線的に減少させて零となした状態を示すもの
である。従って加速度αの積分値として得られる速度V
は、図(イ)に示す如く、前記各時間区分に対応して起
動から時刻t12までは時間tの2乗特性で増速し、時刻
t12から時刻t13までは時間tに対し比例増速し、時刻
t13から時刻t15までは該比例増速状態から時間tの2
乗特性分だけ減速する状態を経由してその最終値VF へ
移行する。
【0017】また図(ハ)に示す速度Vの加加速度は図
示の如く前記各時間区分に対応して正負の各一定値と零
との三種の値をとるものとなる。なお前記昇降機の減速
時における各特性図は、図(ロ)に示す加速度αの変化
模様における極性を正負反転させた状態を基本として同
様に決定されるものであり、速度Vについては図(イ)
の時刻t15での縦軸を中心とした線対称なものとして得
られ、加速度αは図(ロ)の横軸t軸に対して線対称な
ものとして得られ、加加速度dα/dtは図(ハ)の横
軸t軸に対して線対称なものとして得ることができる。
示の如く前記各時間区分に対応して正負の各一定値と零
との三種の値をとるものとなる。なお前記昇降機の減速
時における各特性図は、図(ロ)に示す加速度αの変化
模様における極性を正負反転させた状態を基本として同
様に決定されるものであり、速度Vについては図(イ)
の時刻t15での縦軸を中心とした線対称なものとして得
られ、加速度αは図(ロ)の横軸t軸に対して線対称な
ものとして得られ、加加速度dα/dtは図(ハ)の横
軸t軸に対して線対称なものとして得ることができる。
【0018】従って上記各図の如き内容をなす前記諸元
V,α,dα/dtは時間tの関数として一般的な数式
表示が可能となる。また、例えば前記図(ロ)の正負極
性を反転した状態となる前記昇降機減速時を対象とし該
昇降機の移動距離Lを数式表示すれば下記の式(1)の
如くなる。ここにVF は減速開始時の速度、VC は制動
開始速度即ちクリープ速度、tD は所要減速時間、sは
曲線状減速域における速度の速度VF に対する比、kは
速度VC の速度VF に対する比である。
V,α,dα/dtは時間tの関数として一般的な数式
表示が可能となる。また、例えば前記図(ロ)の正負極
性を反転した状態となる前記昇降機減速時を対象とし該
昇降機の移動距離Lを数式表示すれば下記の式(1)の
如くなる。ここにVF は減速開始時の速度、VC は制動
開始速度即ちクリープ速度、tD は所要減速時間、sは
曲線状減速域における速度の速度VF に対する比、kは
速度VC の速度VF に対する比である。
【0019】 L=(VF ・tD /2)(s+k・k+1/3)…………(1) また移動距離Lを設定した場合の所要減速時間tD は、
式(1)より式(2)の如く与えられる。 tD =(2L/VF )(s+k・k+1/3)………………(2) 従って、上記のVF ,VC ,s,k等の所要諸変数の設
定と前記のL又はtDの如き所要値の設定とを行えば、
前記設定速度Vの対時間特性と更には前記の式(1)と
(2)とはそれぞれ演算式として一義的に特定すること
ができる。
式(1)より式(2)の如く与えられる。 tD =(2L/VF )(s+k・k+1/3)………………(2) 従って、上記のVF ,VC ,s,k等の所要諸変数の設
定と前記のL又はtDの如き所要値の設定とを行えば、
前記設定速度Vの対時間特性と更には前記の式(1)と
(2)とはそれぞれ演算式として一義的に特定すること
ができる。
【0020】即ち、前記図1における速度設定回路1
は、前記VF ,VC ,s,k等の所要諸変数の設定信号
Sf を受けて前記速度設定値の対時間変動パターンの決
定と共に式(1)と(2)とに従う演算をおこなうもの
であり、斯様な自動演算により前記の速度設定値パター
ン決定に関連する調整操作は極めて簡易化される。
は、前記VF ,VC ,s,k等の所要諸変数の設定信号
Sf を受けて前記速度設定値の対時間変動パターンの決
定と共に式(1)と(2)とに従う演算をおこなうもの
であり、斯様な自動演算により前記の速度設定値パター
ン決定に関連する調整操作は極めて簡易化される。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、その駆動電動機を適当
な対時間曲線特性を有する速度設定値に従い速度制御す
る昇降機の速度制御装置に関し、該昇降機に対する最適
の加減速状態に対応して前記速度設定値の対時間特性を
その加減速域,定速域等の複数の特性域に時間区分する
と共に該各特性域を規定する特性式に従う諸演算を行い
前記速度設定値の対時間特性の自動演算による決定を行
い、また前記昇降機の停止状態からの加速操作時或いは
所定の運転速度から所定の低速度までの減速操作時に、
所要の加速或いは減速時間を設定してこれに対応する所
要の移動距離を演算するか或いはまた所要の移動距離を
設定してこれに対応する所要の加速或いは減速時間を演
算決定する等の諸演算機能を有し、且つ前記の演算され
た移動距離或いは加減速時間の表示機能を有を与えるこ
とにより、前記昇降機の速度制御におけるその駆動電動
機速度制御用の速度設定値決定に関わる調整時間の大幅
短縮を可能とすると共に該調整作業の大幅な簡易化を図
ることができる。
な対時間曲線特性を有する速度設定値に従い速度制御す
る昇降機の速度制御装置に関し、該昇降機に対する最適
の加減速状態に対応して前記速度設定値の対時間特性を
その加減速域,定速域等の複数の特性域に時間区分する
と共に該各特性域を規定する特性式に従う諸演算を行い
前記速度設定値の対時間特性の自動演算による決定を行
い、また前記昇降機の停止状態からの加速操作時或いは
所定の運転速度から所定の低速度までの減速操作時に、
所要の加速或いは減速時間を設定してこれに対応する所
要の移動距離を演算するか或いはまた所要の移動距離を
設定してこれに対応する所要の加速或いは減速時間を演
算決定する等の諸演算機能を有し、且つ前記の演算され
た移動距離或いは加減速時間の表示機能を有を与えるこ
とにより、前記昇降機の速度制御におけるその駆動電動
機速度制御用の速度設定値決定に関わる調整時間の大幅
短縮を可能とすると共に該調整作業の大幅な簡易化を図
ることができる。
【図1】本発明の実施例を示す昇降機駆動系統図
【図2】昇降機駆動電動機に対する速度設定値の時間特
性図
性図
【図3】昇降機駆動系の簡略系統図
【図4】図4に対応する駆動系各部の動作図
1 速度設定回路 1a 速度パターン演算回路 1b 速度パターン発生回路 2 速度制御装置 3 巻上電動機(昇降機駆動電動機) 4 パルスエンコーダ 5 加算器 11 巻上機構における綱車 12 かご(昇降機) 13 おもり
Claims (4)
- 【請求項1】その駆動電動機を適当な曲線状の時間特性
をもつ速度設定値に従い速度制御する昇降機の速度制御
装置であって、該昇降機に対する最適の運転状態に対応
して前記速度設定値の対時間特性をその加減速域と定速
域等の複数の特性域に時間区分し、該時間特性を特定す
る諸変数の設定を受けて前記各特性域を規定する特性式
に従う諸演算を行い所要の時間特性を有する速度設定値
の特定を行ってこれを出力すると共に、前記昇降機の停
止状態からの加速或いは所定の運転速度から所定の低速
度までの減速の各操作時に、所要の加速或いは減速時間
を設定すことによりこれに対応する所要の移動距離の演
算決定をなす速度設定値演算回路を備えて成ることを特
徴とする昇降機の制御装置。 - 【請求項2】請求項1記載の昇降機の制御装置におい
て、前記の演算された所要の移動距離の表示手段を有す
ることを特徴とする昇降機の制御装置。 - 【請求項3】請求項1記載の昇降機の制御装置におい
て、所要の加速或いは減速時間を設定し対応する所要の
移動距離を求める演算に代え、所要の移動距離を設定し
てこれに対応する所要の加速時間或いは減速時間の演算
決定をなす速度設定値演算回路を備えて成ることを特徴
とする昇降機の制御装置。 - 【請求項4】請求項3記載の昇降機の制御装置におい
て、前記の演算された所要の加速時間又は減速時間の表
示手段を有することを特徴とする昇降機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4255143A JPH06100251A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 昇降機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4255143A JPH06100251A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 昇降機の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06100251A true JPH06100251A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17274687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4255143A Pending JPH06100251A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 昇降機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06100251A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0933337A (ja) * | 1995-07-18 | 1997-02-07 | Japan Aviation Electron Ind Ltd | 振動分析装置 |
| JP2012506352A (ja) * | 2008-10-22 | 2012-03-15 | シュネーデル、トウシバ、インベーター、ヨーロッパ、ソシエテ、パル、アクション、セプリフエ | 吊り上げ荷重を制御するための方法および装置 |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP4255143A patent/JPH06100251A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0933337A (ja) * | 1995-07-18 | 1997-02-07 | Japan Aviation Electron Ind Ltd | 振動分析装置 |
| JP2012506352A (ja) * | 2008-10-22 | 2012-03-15 | シュネーデル、トウシバ、インベーター、ヨーロッパ、ソシエテ、パル、アクション、セプリフエ | 吊り上げ荷重を制御するための方法および装置 |
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