JPH06100357A - セメントロータリーキルン用マグネシアスピネル質れんが - Google Patents
セメントロータリーキルン用マグネシアスピネル質れんがInfo
- Publication number
- JPH06100357A JPH06100357A JP4273625A JP27362592A JPH06100357A JP H06100357 A JPH06100357 A JP H06100357A JP 4273625 A JP4273625 A JP 4273625A JP 27362592 A JP27362592 A JP 27362592A JP H06100357 A JPH06100357 A JP H06100357A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strength
- natural
- rotary kiln
- cement rotary
- ore
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
- Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の技術では解決されていないコーティン
グ特性を改善するのと同時に強度の向上及び熱伝導率の
低下を図ることにある。 【構成】 粒径1〜3mmの天然クロム鉱石を1〜10重
量%含んだことを特徴としている。 【効果】 コーティング特性に優れ、天然クロム鉱石の
無添加品に比較し、強度も圧縮強度で550〜600kg
/cm2程と高く、また熱伝導率も4.0〜4.2Kcal/mh
℃程と低く、大幅に改善された効果を発揮できる。
グ特性を改善するのと同時に強度の向上及び熱伝導率の
低下を図ることにある。 【構成】 粒径1〜3mmの天然クロム鉱石を1〜10重
量%含んだことを特徴としている。 【効果】 コーティング特性に優れ、天然クロム鉱石の
無添加品に比較し、強度も圧縮強度で550〜600kg
/cm2程と高く、また熱伝導率も4.0〜4.2Kcal/mh
℃程と低く、大幅に改善された効果を発揮できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセメントロータリーキル
ンの内張り用耐火れんがに関するものである。
ンの内張り用耐火れんがに関するものである。
【0002】
【従来の技術】セメントロータリーキルンには主にマグ
ネシアクロム質とマグネシアスピネル質が使用されてい
る。現在クロムの廃棄問題でマグネシアスピネル質が増
加しつつあるが根本的に以下の欠点を有している。
ネシアクロム質とマグネシアスピネル質が使用されてい
る。現在クロムの廃棄問題でマグネシアスピネル質が増
加しつつあるが根本的に以下の欠点を有している。
【0003】(1)コーティング特性が劣る。 (2)強度が低い。 (3)アルカリ浸透が多い。 (4)熱伝導率が高い。
【0004】これらの中で、使用上最も大きな問題点は
コーティング特性が劣ることにある。コーティングは耐
火物を保護し直接反応を抑制するのみではなく、キルン
のシェル温度を下げ、変形も抑制する重要な特性であ
る。
コーティング特性が劣ることにある。コーティングは耐
火物を保護し直接反応を抑制するのみではなく、キルン
のシェル温度を下げ、変形も抑制する重要な特性であ
る。
【0005】この問題に対し、添加物,例えばSiO2
等によりクリンカーと反応させ適正な液相の生成を促す
方法、あるいは粒度配合により表面を凹凸化させ接触面
積を増加させる方法などが試みられてきたが、充分満足
できる結果は得られておらず、マグネシアクロム質から
完全に代替されていないのが実情である。
等によりクリンカーと反応させ適正な液相の生成を促す
方法、あるいは粒度配合により表面を凹凸化させ接触面
積を増加させる方法などが試みられてきたが、充分満足
できる結果は得られておらず、マグネシアクロム質から
完全に代替されていないのが実情である。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案は従来の技術で
は解決されていないコーティング特性を改善するのと同
時に強度の向上,熱伝導率の低下を図ることが望まれて
いる。
は解決されていないコーティング特性を改善するのと同
時に強度の向上,熱伝導率の低下を図ることが望まれて
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案では、コーティン
グ特性を改善するために天然クロム鉱石粒を添加するこ
とにより組織面と化学組成面の両者よりアプローチし
た。
グ特性を改善するために天然クロム鉱石粒を添加するこ
とにより組織面と化学組成面の両者よりアプローチし
た。
【0008】つまり組織面では、天然クロム鉱石は一般
にCr2O3を30〜50%程度含有しており、その他F
e2O3,Al2O3,SiO2であるが焼成時に天然クロ
ム鉱石よりCr2O3,Fe2O3等が拡散し自身は収縮し
れんが内においてその周辺に空間が生じることを利用し
た。(図1参照)従って天然クロム鉱石1の添加量あるい
は粒径により気孔2の形態は調整することができる。セ
メントクリンカーがれんが内のこの天然クロム鉱石の周
辺空間に侵入し固化しコーティングの核となるいわゆる
“アンカー効果”が得られるのである。次に化学組成面
であるがコーティングの基本的なメカニズムは報告され
ている。それは適正な液相が必要であり、カワその中で
高融点化し固相化,つまり結合化していくというのが一
般的である。天然クロム鉱石はSiO2を3%含有して
おりセメントクリンカーと接すると容易にモンチセライ
ト(CaO.MgO.SiO2)等の液相を生成する。そ
して更にCaOが供給されると高融点化し、コーティン
グに結びつく。更にCr2O3組成とは高融点結合をする
のでマグネシアクロムれんがの有利性も応用することが
できる。
にCr2O3を30〜50%程度含有しており、その他F
e2O3,Al2O3,SiO2であるが焼成時に天然クロ
ム鉱石よりCr2O3,Fe2O3等が拡散し自身は収縮し
れんが内においてその周辺に空間が生じることを利用し
た。(図1参照)従って天然クロム鉱石1の添加量あるい
は粒径により気孔2の形態は調整することができる。セ
メントクリンカーがれんが内のこの天然クロム鉱石の周
辺空間に侵入し固化しコーティングの核となるいわゆる
“アンカー効果”が得られるのである。次に化学組成面
であるがコーティングの基本的なメカニズムは報告され
ている。それは適正な液相が必要であり、カワその中で
高融点化し固相化,つまり結合化していくというのが一
般的である。天然クロム鉱石はSiO2を3%含有して
おりセメントクリンカーと接すると容易にモンチセライ
ト(CaO.MgO.SiO2)等の液相を生成する。そ
して更にCaOが供給されると高融点化し、コーティン
グに結びつく。更にCr2O3組成とは高融点結合をする
のでマグネシアクロムれんがの有利性も応用することが
できる。
【0009】更にCr2O3組成はマグネシアスピネルれ
んがの大半を占めるMgO組成と結合しピクロクロマイ
トを生成するため強度が高くなるとともに、天然クロム
鉱の周辺に生成される空間が断熱性をもたらし熱伝導率
を低減する効果も同時に得られる。
んがの大半を占めるMgO組成と結合しピクロクロマイ
トを生成するため強度が高くなるとともに、天然クロム
鉱の周辺に生成される空間が断熱性をもたらし熱伝導率
を低減する効果も同時に得られる。
【0010】ただし、天然クロム鉱石の添加方法におい
て留意する点が3つ挙げられる。1つは過剰に添加しな
いこと、つまり気孔率の一方的な増加は強度の低下を招
く、そして1つは余り微粒で使用しないこと。つまり微
粒になる程骨材であるMgO組成と反応し易くなりMg
O−SiO2系の低融点化合物を生成し、強度の低下,
スポーリングの低下に致る。又アンカー効果を示すよう
な独立した気孔が形成されない。又逆に直径が余りにも
大きいと結合を阻害するため強度の大巾な低下を招く、
セメントロータリーキルンにおいてれんがの保有する強
度はクリンカーの摩耗,キルンのオーバリティへの抵抗
性を有するためには必要な物性である。最後に過剰の使
用はクロムフリー,ロークロムといった時流に反するこ
とになる。
て留意する点が3つ挙げられる。1つは過剰に添加しな
いこと、つまり気孔率の一方的な増加は強度の低下を招
く、そして1つは余り微粒で使用しないこと。つまり微
粒になる程骨材であるMgO組成と反応し易くなりMg
O−SiO2系の低融点化合物を生成し、強度の低下,
スポーリングの低下に致る。又アンカー効果を示すよう
な独立した気孔が形成されない。又逆に直径が余りにも
大きいと結合を阻害するため強度の大巾な低下を招く、
セメントロータリーキルンにおいてれんがの保有する強
度はクリンカーの摩耗,キルンのオーバリティへの抵抗
性を有するためには必要な物性である。最後に過剰の使
用はクロムフリー,ロークロムといった時流に反するこ
とになる。
【0011】以上を加味し、様々な試作.配合(表1を)
重ねた結果、添加する天然クロム鉱石としては直径が1
〜3mm。(図3)添加量は1〜10重量%(図2)が適正で
あると判断された。1%以下では殆ど効果は認められな
い。
重ねた結果、添加する天然クロム鉱石としては直径が1
〜3mm。(図3)添加量は1〜10重量%(図2)が適正で
あると判断された。1%以下では殆ど効果は認められな
い。
【0012】
【実施例】次に本発明品及び比較例を表1に示す。又本
発明に使用した天然クロム鉱石の組成を表2に示す。
発明に使用した天然クロム鉱石の組成を表2に示す。
【0013】(製造方法)マグネシアクリンカー,マグス
ピネルクリンカーと天然クロム鉱石を重量配合し、バイ
ンダーを加え混練プレス成形し、トンネル窯で焼成し
た。
ピネルクリンカーと天然クロム鉱石を重量配合し、バイ
ンダーを加え混練プレス成形し、トンネル窯で焼成し
た。
【0014】本発明品1をセメントロータリーキルンの
焼成帯に施工した。
焼成帯に施工した。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】
【発明の効果】本発明品はコーティング特性に優れ天然
クロム鉱石の無添加品に比較し強度も圧縮強度で550
〜600Kg/cm2程と高く、又熱伝導率も4.0〜4.2
Kcal/mh℃程と低く、大巾に改善された効果を発揮でき
る。
クロム鉱石の無添加品に比較し強度も圧縮強度で550
〜600Kg/cm2程と高く、又熱伝導率も4.0〜4.2
Kcal/mh℃程と低く、大巾に改善された効果を発揮でき
る。
【図1】本発明の天然クロム鉱石の周辺気孔を示す説明
図である。
図である。
【図2】天然クロム鉱石量と圧縮強度との関係を示す線
図である。
図である。
【図3】天然クロム鉱石径と圧縮強度との関係を示す線
図である。
図である。
1 天然クロム鉱石 2 気孔
Claims (1)
- 粒径1〜3mmの天然クロム鉱石を1〜10重量%含んだ
ことを特徴とするセメントロータリーキルン用マグネシ
アスピネル質れんが
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4273625A JPH06100357A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | セメントロータリーキルン用マグネシアスピネル質れんが |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4273625A JPH06100357A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | セメントロータリーキルン用マグネシアスピネル質れんが |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06100357A true JPH06100357A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17530322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4273625A Pending JPH06100357A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | セメントロータリーキルン用マグネシアスピネル質れんが |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06100357A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8986598B2 (en) | 2012-03-30 | 2015-03-24 | Korea Institute Of Science And Technology | Alumina-coated spinel-silicon carbide refractory composition with high corrosion resistance to coal slag and method for manufacturing the same |
| JP2025040203A (ja) * | 2023-09-11 | 2025-03-24 | 品川リフラクトリーズ株式会社 | マグネシア・スピネル質れんがの製造方法 |
-
1992
- 1992-09-17 JP JP4273625A patent/JPH06100357A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8986598B2 (en) | 2012-03-30 | 2015-03-24 | Korea Institute Of Science And Technology | Alumina-coated spinel-silicon carbide refractory composition with high corrosion resistance to coal slag and method for manufacturing the same |
| JP2025040203A (ja) * | 2023-09-11 | 2025-03-24 | 品川リフラクトリーズ株式会社 | マグネシア・スピネル質れんがの製造方法 |
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