JPH0610066A - 非接触搬送装置 - Google Patents
非接触搬送装置Info
- Publication number
- JPH0610066A JPH0610066A JP16641492A JP16641492A JPH0610066A JP H0610066 A JPH0610066 A JP H0610066A JP 16641492 A JP16641492 A JP 16641492A JP 16641492 A JP16641492 A JP 16641492A JP H0610066 A JPH0610066 A JP H0610066A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- static pressure
- belt
- center
- conveyor belt
- fluid
- Prior art date
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- Granted
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- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的簡単な機構によって搬送帯状物の調心
(センタリング)を確実に行うことができる流体クッシ
ョンによる帯状物の非接触搬送装置の提供。 【構成】 帯状物の下面に加圧流体を当てる流体クッシ
ョンによる帯状物の非接触搬送装置において、静圧パッ
ドの受圧面に設けた搬送体浮上用流体を噴出する噴出ノ
ズル孔を、搬送帯状物に対する静圧発生面積がその中心
から幅方向に対して対称であり、且つ、両端部から中心
方向に向かって小さくなるように形成した。これによっ
て、搬送帯状物の中心軸が静圧パッドの中心からずれた
場合、搬送帯状物の幅方向に見て、ずれた側の静圧発生
面積が他側よりも大きくなるので、ずれた側に加わる浮
上力が他側よりも大きくなり、搬送帯状物の中心がずれ
た側の浮き上がり量が増加して帯状物が幅方向に傾斜
し、その傾斜による回転モーメントにより自己調心機能
が発生する。
(センタリング)を確実に行うことができる流体クッシ
ョンによる帯状物の非接触搬送装置の提供。 【構成】 帯状物の下面に加圧流体を当てる流体クッシ
ョンによる帯状物の非接触搬送装置において、静圧パッ
ドの受圧面に設けた搬送体浮上用流体を噴出する噴出ノ
ズル孔を、搬送帯状物に対する静圧発生面積がその中心
から幅方向に対して対称であり、且つ、両端部から中心
方向に向かって小さくなるように形成した。これによっ
て、搬送帯状物の中心軸が静圧パッドの中心からずれた
場合、搬送帯状物の幅方向に見て、ずれた側の静圧発生
面積が他側よりも大きくなるので、ずれた側に加わる浮
上力が他側よりも大きくなり、搬送帯状物の中心がずれ
た側の浮き上がり量が増加して帯状物が幅方向に傾斜
し、その傾斜による回転モーメントにより自己調心機能
が発生する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、調心機能を有する帯状
物の流体クッション式非接触搬送装置に関する。
物の流体クッション式非接触搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、鋼帯などの帯状物の搬送にお
いては、搬送ロールのような支持部材との接触による表
面疵の形成を防止するために、搬送帯状物の下面に気体
を吹き付けて気流クッションを形成し、これによって搬
送物を支持する非接触型の搬送装置が用いられている。
いては、搬送ロールのような支持部材との接触による表
面疵の形成を防止するために、搬送帯状物の下面に気体
を吹き付けて気流クッションを形成し、これによって搬
送物を支持する非接触型の搬送装置が用いられている。
【0003】ところが、非接触型の搬送装置において
は、非接触支持の不安定さから、搬送中に帯状物の形状
不良に起因する横ずれが発生しやすいという欠点があ
る。このため、この横ずれを矯正し、搬送帯状物が搬送
装置の中心に戻る調心機能を具備する必要がある。
は、非接触支持の不安定さから、搬送中に帯状物の形状
不良に起因する横ずれが発生しやすいという欠点があ
る。このため、この横ずれを矯正し、搬送帯状物が搬送
装置の中心に戻る調心機能を具備する必要がある。
【0004】この帯状物の搬送が搬送ロールによって行
われる場合においては、横ずれの発生を防止し、且つ、
調心機能を持たせるための手段として、搬送ロールにク
ラウンによる自己調心機能を持たせたり、また、搬送ロ
ールを傾動可能にしてその傾動の程度を制御して調心す
ることが行われてきた。
われる場合においては、横ずれの発生を防止し、且つ、
調心機能を持たせるための手段として、搬送ロールにク
ラウンによる自己調心機能を持たせたり、また、搬送ロ
ールを傾動可能にしてその傾動の程度を制御して調心す
ることが行われてきた。
【0005】しかしながら、非接触搬送では搬送ロール
の調整による調心機構は採用できず、非接触搬送独自の
機構を考える必要がある。例えば、特開昭62−161
926号公報には、非接触通板方向に対して対称位置に
且つ、互いに対向する方向に移動磁界を発生する直線移
動磁界型誘導電動機を設けて調心機構としたものが開示
されている。
の調整による調心機構は採用できず、非接触搬送独自の
機構を考える必要がある。例えば、特開昭62−161
926号公報には、非接触通板方向に対して対称位置に
且つ、互いに対向する方向に移動磁界を発生する直線移
動磁界型誘導電動機を設けて調心機構としたものが開示
されている。
【0006】ところが、このような調心機構は、機構自
体が非常に高価なものとなり、特に厚鋼板のような比較
的重量の大きい帯状物を対象とした場合には、設備費、
運転費が膨大なものとなり、実現性に乏しい。
体が非常に高価なものとなり、特に厚鋼板のような比較
的重量の大きい帯状物を対象とした場合には、設備費、
運転費が膨大なものとなり、実現性に乏しい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、比較
的簡単な機構によって搬送帯状物の調心(センタリン
グ)を確実に行うことができる流体クッションによる帯
状物の非接触搬送装置を提供することにある。
的簡単な機構によって搬送帯状物の調心(センタリン
グ)を確実に行うことができる流体クッションによる帯
状物の非接触搬送装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、帯状物の下面
に加圧流体を当てる流体クッションによる帯状物の非接
触搬送装置において、静圧パッドの受圧面に設けた搬送
体浮上用流体を噴出する噴出ノズル孔を、搬送帯状物に
対する静圧発生面積がその中心から幅方向に対して対称
であり、且つ、両端部付近の静圧発生面積を中央部付近
の静圧発生面積より大きくなるように形成したことを特
徴とする。
に加圧流体を当てる流体クッションによる帯状物の非接
触搬送装置において、静圧パッドの受圧面に設けた搬送
体浮上用流体を噴出する噴出ノズル孔を、搬送帯状物に
対する静圧発生面積がその中心から幅方向に対して対称
であり、且つ、両端部付近の静圧発生面積を中央部付近
の静圧発生面積より大きくなるように形成したことを特
徴とする。
【0009】搬送帯状物に対する静圧発生面積が幅方向
の両端部に対して中央部において小さくするための噴出
ノズル孔の具体的な開口形状としては、その中央部が両
幅方向の端縁部と比較して狭くなった形状であれば良い
が、その中でも、特に、図2および図3に示すような形
状にするのが、帯状物に対する処理の均一性およびノズ
ル製作の点から好ましい。
の両端部に対して中央部において小さくするための噴出
ノズル孔の具体的な開口形状としては、その中央部が両
幅方向の端縁部と比較して狭くなった形状であれば良い
が、その中でも、特に、図2および図3に示すような形
状にするのが、帯状物に対する処理の均一性およびノズ
ル製作の点から好ましい。
【0010】本発明の非接触搬送装置は、静圧パッドの
受圧面の形状を平面あるは曲面に形成することによっ
て、水平搬送設備あるいは曲げ搬送設備の何れにも適用
できる。
受圧面の形状を平面あるは曲面に形成することによっ
て、水平搬送設備あるいは曲げ搬送設備の何れにも適用
できる。
【0011】
【作用】搬送帯状物の中心軸が噴出ノズル孔の中心から
ずれた場合、搬送帯状物の幅方向に見て、ずれた側の静
圧発生面積が他側よりも大きくなるので、外れた側に加
わる浮上力が他方側よりも大きくなって、搬送帯状物の
中心がずれた側の浮き上がり量が増加して帯状物が幅方
向に傾斜し、その傾斜による回転モーメントにより自己
調心機能が発生する。
ずれた場合、搬送帯状物の幅方向に見て、ずれた側の静
圧発生面積が他側よりも大きくなるので、外れた側に加
わる浮上力が他方側よりも大きくなって、搬送帯状物の
中心がずれた側の浮き上がり量が増加して帯状物が幅方
向に傾斜し、その傾斜による回転モーメントにより自己
調心機能が発生する。
【0012】
【実施例】本発明を、図1に示すように、帯状物Aを曲
げて搬送する非接触搬送装置に適用した例について説明
する。
げて搬送する非接触搬送装置に適用した例について説明
する。
【0013】図2は、図1に示す非接触搬送装置におい
て搬送帯状物Aの湾曲部に配置した静圧パッド1を示
す。同図において、2は曲面をなす静圧パッド1の受圧
面を示し、この受圧面2の外曲面には、側端部の静圧発
生面積を大きく取り、中央部の静圧発生面積を小さくし
たノズル孔3が開口されている。
て搬送帯状物Aの湾曲部に配置した静圧パッド1を示
す。同図において、2は曲面をなす静圧パッド1の受圧
面を示し、この受圧面2の外曲面には、側端部の静圧発
生面積を大きく取り、中央部の静圧発生面積を小さくし
たノズル孔3が開口されている。
【0014】このノズル孔3による静圧発生域は、図3
(a)に示すように、静圧パッド1の中心線Xに対称に
両側縁方向に広がった変形4角形をなし、この両変形4
角形が中心線Xの箇所で結合し、両端部付近の静圧発生
域が中央部付近の静圧発生域より大きくなるように形成
されている。この静圧発生域の形状により、ノズル孔3
から噴出される昇圧流体の圧力は開口全面で一定である
ので、噴出される昇圧流体による搬送帯状物に及ぼされ
る浮上力Pの分布は、図3(b)に示すように、両エッ
ジ部に山を持ち、中央部に谷を有する分布となる。
(a)に示すように、静圧パッド1の中心線Xに対称に
両側縁方向に広がった変形4角形をなし、この両変形4
角形が中心線Xの箇所で結合し、両端部付近の静圧発生
域が中央部付近の静圧発生域より大きくなるように形成
されている。この静圧発生域の形状により、ノズル孔3
から噴出される昇圧流体の圧力は開口全面で一定である
ので、噴出される昇圧流体による搬送帯状物に及ぼされ
る浮上力Pの分布は、図3(b)に示すように、両エッ
ジ部に山を持ち、中央部に谷を有する分布となる。
【0015】図4は、図3に示す浮上力の分布状態にお
いて、搬送帯状物が搬送中に横ずれを生じた場合の調心
作用を示す。
いて、搬送帯状物が搬送中に横ずれを生じた場合の調心
作用を示す。
【0016】図4において、搬送中の帯状物Aが横ずれ
して、帯状物Aの中心線が静圧パッド1の中心線Xから
δだけずれてX1 の位置に来た場合には、帯状物Aに作
用する浮上力は、ずれた側に作用する浮上力P1 が他側
に作用する浮上力P2 よりも大きくなる。このため、浮
上力P1 が作用する側が他側より上昇し、全体として傾
いた状態となる。そしてこの傾いた状態から戻り力が作
用して横ずれを矯正する向きの傾動モーメントを生じ、
帯状物Aを傾け、従って帯状物Aは中心に戻り調心する
ことになる。
して、帯状物Aの中心線が静圧パッド1の中心線Xから
δだけずれてX1 の位置に来た場合には、帯状物Aに作
用する浮上力は、ずれた側に作用する浮上力P1 が他側
に作用する浮上力P2 よりも大きくなる。このため、浮
上力P1 が作用する側が他側より上昇し、全体として傾
いた状態となる。そしてこの傾いた状態から戻り力が作
用して横ずれを矯正する向きの傾動モーメントを生じ、
帯状物Aを傾け、従って帯状物Aは中心に戻り調心する
ことになる。
【0017】このようにして、搬送中における帯状物A
の横ずれは防止され、また、横ずれが生じても、自動的
に且つ早期に調心し正常な搬送状態に復帰する。
の横ずれは防止され、また、横ずれが生じても、自動的
に且つ早期に調心し正常な搬送状態に復帰する。
【0018】
【発明の効果】本発明によって、以下の効果を奏する。
【0019】(1) 静圧パッドの受圧面のノズル孔の
形状を調整するだけで、簡単で確実な調心機能を有する
非接触搬送装置を得ることができる。
形状を調整するだけで、簡単で確実な調心機能を有する
非接触搬送装置を得ることができる。
【0020】(2) 昇圧用ブロワ等搬送装置そのもの
に何等の構造上の変更を加えるものではなく、またリニ
アモーター等大がかりな装置を付加する必要もないの
で、既設の非接触搬送装置に簡単に適用できる。
に何等の構造上の変更を加えるものではなく、またリニ
アモーター等大がかりな装置を付加する必要もないの
で、既設の非接触搬送装置に簡単に適用できる。
【0021】(3) 水平搬送、垂直搬送型の何れにも
格別の設計上の変更を加えることなく適用できる。
格別の設計上の変更を加えることなく適用できる。
【0022】(4) リニアモーターなどの帯状物調心
のみに必要とされる設備が全く不要であるので設備費、
ランニングコスト共、従来の流体クッション式非接触搬
送装置と同程度である。
のみに必要とされる設備が全く不要であるので設備費、
ランニングコスト共、従来の流体クッション式非接触搬
送装置と同程度である。
【図1】 帯状物を曲げて搬送する垂直搬送型の非接触
搬送装置に適用した実施例を示す。
搬送装置に適用した実施例を示す。
【図2】 湾曲部に配置する静圧パッドの例を示す。
【図3】 静圧パッドの受圧面に形成したノズル孔の形
状(a)と、このノズル孔から噴出される昇圧流体によ
る浮上力Pの分布状態(b)を示す。
状(a)と、このノズル孔から噴出される昇圧流体によ
る浮上力Pの分布状態(b)を示す。
【図4】 本発明による搬送帯状物の調心作用の説明図
である。
である。
A 搬送帯状物 1 静圧パッド 2 受圧面 3 ノズル孔 X 静圧パッドの幅方向の中心線 X1 搬送帯状物の幅方向の中心線位置
Claims (1)
- 【請求項1】 帯状物の下面に加圧流体を当てる流体ク
ッションによる帯状物の非接触搬送装置において、静圧
パッドの受圧面に設けた搬送体浮上用流体を噴出する噴
出ノズル孔を、搬送帯状物に対する静圧発生面積がその
中心から両幅方向側縁に対して対称であり、且つ、両端
部付近の静圧発生面積を中央部付近の静圧発生面積より
大きくなるように形成した非接触搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4166414A JP2571326B2 (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 非接触搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4166414A JP2571326B2 (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 非接触搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0610066A true JPH0610066A (ja) | 1994-01-18 |
| JP2571326B2 JP2571326B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=15830989
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4166414A Expired - Lifetime JP2571326B2 (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 非接触搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2571326B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007217777A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Nippon Steel Corp | ガスクッション型ノズル |
-
1992
- 1992-06-24 JP JP4166414A patent/JP2571326B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007217777A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Nippon Steel Corp | ガスクッション型ノズル |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2571326B2 (ja) | 1997-01-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960809 |