JPH06100740A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
熱可塑性樹脂組成物Info
- Publication number
- JPH06100740A JPH06100740A JP24808292A JP24808292A JPH06100740A JP H06100740 A JPH06100740 A JP H06100740A JP 24808292 A JP24808292 A JP 24808292A JP 24808292 A JP24808292 A JP 24808292A JP H06100740 A JPH06100740 A JP H06100740A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- weight
- component
- resin
- resin composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低反り効果と制振性に優れた熱可塑性樹脂組
成物を提供することにある。 【構成】 (a)230℃におけるメルトインデックス
が3〜20g/10minであるポリプロピレン系樹脂
と、(b)ポリスチレン系樹脂および(c)ビニル芳香
族化合物を主体とする重合体ブロックAを少なくとも1
個以上と共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロック
Bを少なくとも1個以上有し、ビニル芳香族化合物の含
有量が10〜75重量%の範囲にあるブロック共重合体
とからなり、(a)成分を60〜99重量部、(b)成
分を1〜40重量部および(a)成分と(b)成分の合
計100重量部に対して(c)成分を1〜20重量部配
合してなる熱可塑性樹脂組成物。
成物を提供することにある。 【構成】 (a)230℃におけるメルトインデックス
が3〜20g/10minであるポリプロピレン系樹脂
と、(b)ポリスチレン系樹脂および(c)ビニル芳香
族化合物を主体とする重合体ブロックAを少なくとも1
個以上と共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロック
Bを少なくとも1個以上有し、ビニル芳香族化合物の含
有量が10〜75重量%の範囲にあるブロック共重合体
とからなり、(a)成分を60〜99重量部、(b)成
分を1〜40重量部および(a)成分と(b)成分の合
計100重量部に対して(c)成分を1〜20重量部配
合してなる熱可塑性樹脂組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低反り効果、および制
振性に優れる熱可塑性樹脂組成物に関する。
振性に優れる熱可塑性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリプロピレン系樹脂は機械的強度、耐
油性等に優れる安価な汎用樹脂として、多くの用途に用
いられている。また、室温付近でのtanδが比較的大
きく、制振性の高い材料であることも特徴の一つであ
る。しかしながら、平面状の成形品に使用した場合には
大きく反ってしまい、要求される寸法精度を達成するこ
とが困難であることが多い。
油性等に優れる安価な汎用樹脂として、多くの用途に用
いられている。また、室温付近でのtanδが比較的大
きく、制振性の高い材料であることも特徴の一つであ
る。しかしながら、平面状の成形品に使用した場合には
大きく反ってしまい、要求される寸法精度を達成するこ
とが困難であることが多い。
【0003】そこで、反りを低減するために、非晶性樹
脂であるポリスチレン系樹脂とのアロイが検討されてい
る(プラスチックエージ 第37巻、第3号、p.17
5(1991))。しかしながら、ポリプロピレンとポ
リスチレン系樹脂とは相溶性が悪いため、両者を機械的
に混合しても実用的価値の低いものしか得られない。こ
の欠点を改善するために、スチレン−共役ジエンブロッ
ク共重合体、その水素添加ブロック共重合体を添加して
なる組成が提案されている(特開昭56−38338号
公報、特開昭64−87645号公報)。
脂であるポリスチレン系樹脂とのアロイが検討されてい
る(プラスチックエージ 第37巻、第3号、p.17
5(1991))。しかしながら、ポリプロピレンとポ
リスチレン系樹脂とは相溶性が悪いため、両者を機械的
に混合しても実用的価値の低いものしか得られない。こ
の欠点を改善するために、スチレン−共役ジエンブロッ
ク共重合体、その水素添加ブロック共重合体を添加して
なる組成が提案されている(特開昭56−38338号
公報、特開昭64−87645号公報)。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
で提案されている樹脂組成物では、機械的強度と低反り
効果及び制振性のバランスが悪く、特に低反り効果と制
振性に優れる樹脂組成物は得られていない。
で提案されている樹脂組成物では、機械的強度と低反り
効果及び制振性のバランスが悪く、特に低反り効果と制
振性に優れる樹脂組成物は得られていない。
【0005】したがって本発明の目的は、低反り効果お
よび制振性に優れた熱可塑性樹脂組成物を提供すること
にある。
よび制振性に優れた熱可塑性樹脂組成物を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、(a)特定の
メルトインデックスを有するポリプロピレン系樹脂と
(b)ポリスチレン系樹脂および(c)特定組成のブロック
共重合体からなる熱可塑性樹脂組成物が、低反り効果と
制振性に優れることを見いだし、本発明を完成するに至
った。
的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、(a)特定の
メルトインデックスを有するポリプロピレン系樹脂と
(b)ポリスチレン系樹脂および(c)特定組成のブロック
共重合体からなる熱可塑性樹脂組成物が、低反り効果と
制振性に優れることを見いだし、本発明を完成するに至
った。
【0007】すなわち、本発明によれば上記目的は、
(a)230℃、2.16kg荷重におけるメルトインデ
ックスが3〜20g/10minであるポリプロピレン
系樹脂、(b)ポリスチレン系樹脂、(c)ビニル芳香族化
合物を主体とする重合体ブロックAを少なくとも1個以
上と共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロックBを
少なくとも1個以上有し、ビニル芳香族化合物の含有量
が10〜75重量%の範囲にあるブロック共重合体とか
らなり、(a)成分を60〜99重量部、(b)成分を1〜
40重量部および前記(a)成分及び(b)成分の合計10
0重量部に対して(c)成分を1〜20重量部配合してな
る熱可塑性樹脂組成物によって達成することができる。
(a)230℃、2.16kg荷重におけるメルトインデ
ックスが3〜20g/10minであるポリプロピレン
系樹脂、(b)ポリスチレン系樹脂、(c)ビニル芳香族化
合物を主体とする重合体ブロックAを少なくとも1個以
上と共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロックBを
少なくとも1個以上有し、ビニル芳香族化合物の含有量
が10〜75重量%の範囲にあるブロック共重合体とか
らなり、(a)成分を60〜99重量部、(b)成分を1〜
40重量部および前記(a)成分及び(b)成分の合計10
0重量部に対して(c)成分を1〜20重量部配合してな
る熱可塑性樹脂組成物によって達成することができる。
【0008】本発明の(a)成分として用いられるポリプ
ロピレン系樹脂としては、ポリプロピレンまたはエチレ
ン−プロピレン共重合体もしくはこれらのカルボキシル
変性樹脂およびシラン変性樹脂等があげられる。また、
これらの混合物であっても構わない。
ロピレン系樹脂としては、ポリプロピレンまたはエチレ
ン−プロピレン共重合体もしくはこれらのカルボキシル
変性樹脂およびシラン変性樹脂等があげられる。また、
これらの混合物であっても構わない。
【0009】(a)成分の230℃におけるメルトインデ
ックスは、3〜20g/10minの範囲にあることが
必要である。このメルトインデックスが、3g/10m
in未満の場合や20g/minを超える場合は、低反
り効果が発現せず好ましくない。
ックスは、3〜20g/10minの範囲にあることが
必要である。このメルトインデックスが、3g/10m
in未満の場合や20g/minを超える場合は、低反
り効果が発現せず好ましくない。
【0010】本発明の(b)成分として用いられるポリス
チレン系樹脂としては、汎用ポリスチレンまたは耐衝撃
性ポリスチレンまたはアクリロニトリル−スチレン共重
合体またはアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共
重合体等があげられる。また、これらの混合物であって
も構わない。
チレン系樹脂としては、汎用ポリスチレンまたは耐衝撃
性ポリスチレンまたはアクリロニトリル−スチレン共重
合体またはアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共
重合体等があげられる。また、これらの混合物であって
も構わない。
【0011】(b)成分の230℃におけるメルトインデ
ックスが、1〜30g/10minの範囲にあるものが
好適である。
ックスが、1〜30g/10minの範囲にあるものが
好適である。
【0012】本発明の熱可塑性樹脂組成物において、
(a)成分のポリプロピレン系樹脂と(b)成分のポリスチ
レン系樹脂の230℃におけるメルトインデックスの比
は、下記式(I)により規定される範囲を満足すること
が好ましい。 0.1 ≦ α/β ≦ 2.0 (I) (式中αはポリプロピレン系樹脂のメルトインデックス
を表し、βはポリスチレン系樹脂のメルトインデックス
を表わす。)
(a)成分のポリプロピレン系樹脂と(b)成分のポリスチ
レン系樹脂の230℃におけるメルトインデックスの比
は、下記式(I)により規定される範囲を満足すること
が好ましい。 0.1 ≦ α/β ≦ 2.0 (I) (式中αはポリプロピレン系樹脂のメルトインデックス
を表し、βはポリスチレン系樹脂のメルトインデックス
を表わす。)
【0013】本発明の熱可塑性樹脂組成物において、
(a)成分のポリプロピレン系樹脂と(b)成分のポリスチ
レン系樹脂は、重量比60:40〜99:1の範囲の割
合で用いることが必要であり、好ましくは70:30〜
95:5の範囲の割合である。(a)成分のポリプロピレ
ン系樹脂の割合が、60よりも少なくなるとポリプロピ
レン系樹脂に特徴的な制振性が大きく低下してしまう。
(a)成分のポリプロピレン系樹脂と(b)成分のポリスチ
レン系樹脂は、重量比60:40〜99:1の範囲の割
合で用いることが必要であり、好ましくは70:30〜
95:5の範囲の割合である。(a)成分のポリプロピレ
ン系樹脂の割合が、60よりも少なくなるとポリプロピ
レン系樹脂に特徴的な制振性が大きく低下してしまう。
【0014】本発明において、(c)成分のブロック共重
合体は、ビニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロッ
クAを少なくとも1個以上と共役ジエン化合物を主体と
する重合体ブロックBを少なくとも1個以上有し、ビニ
ル芳香族化合物の含有量が10〜75重量%の範囲にあ
るブロック共重合体が用いられる。
合体は、ビニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロッ
クAを少なくとも1個以上と共役ジエン化合物を主体と
する重合体ブロックBを少なくとも1個以上有し、ビニ
ル芳香族化合物の含有量が10〜75重量%の範囲にあ
るブロック共重合体が用いられる。
【0015】(c)成分の共重合体のブロックAのビニル
芳香族部分の含有量が10重量%よりも小さいと剛性の
低下を起こすことがあり、75重量%よりも多いと(a)
成分と(b)成分の相溶性が低下して、諸物性が低下する
場合がある。
芳香族部分の含有量が10重量%よりも小さいと剛性の
低下を起こすことがあり、75重量%よりも多いと(a)
成分と(b)成分の相溶性が低下して、諸物性が低下する
場合がある。
【0016】(c)成分のブロックAのビニル芳香族炭化
水素としては、スチレン、α−メチルスチレン、o、
m、p−メチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン等
があげられ、スチレン、α−メチルスチレンが好ましく
用いられる。ブロックBの共役ジエンとしては、イソプ
レン、1,3−ブタジエン、2,3−ジメチル−1,3
−ブタジエン、1,3−ペンタジエン等があげられ、イ
ソプレン、1,3−ブタジエン、イソプレン−ブタジエ
ンが好ましく用いられる。
水素としては、スチレン、α−メチルスチレン、o、
m、p−メチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン等
があげられ、スチレン、α−メチルスチレンが好ましく
用いられる。ブロックBの共役ジエンとしては、イソプ
レン、1,3−ブタジエン、2,3−ジメチル−1,3
−ブタジエン、1,3−ペンタジエン等があげられ、イ
ソプレン、1,3−ブタジエン、イソプレン−ブタジエ
ンが好ましく用いられる。
【0017】(c)成分のブロックBの共役ジエン重合体
は、そのブロック中の炭素−炭素二重結合の35%以上
を水添されていることが好ましく、耐熱性、耐候性の面
から水添率の高い方がより好ましい。
は、そのブロック中の炭素−炭素二重結合の35%以上
を水添されていることが好ましく、耐熱性、耐候性の面
から水添率の高い方がより好ましい。
【0018】(c)成分の共重合体のブロック構造は、線
状あるいは分岐状のいずれであっても良い。製造の容易
さの面より、A−B−AあるいはA−B型構造のものが
好ましく用いられる。共重合体の重量平均分子量におい
ては、3×104〜30×104の範囲にあるものが好ま
しい。
状あるいは分岐状のいずれであっても良い。製造の容易
さの面より、A−B−AあるいはA−B型構造のものが
好ましく用いられる。共重合体の重量平均分子量におい
ては、3×104〜30×104の範囲にあるものが好ま
しい。
【0019】(c)成分の共重合体は、公知の方法、例え
ば特開平2−300250号に記載の方法により製造す
ることが出来る。
ば特開平2−300250号に記載の方法により製造す
ることが出来る。
【0020】本発明において、(c)成分のブロック共重
合体は、(a)成分と(b)成分の合計100重量部に対し
1〜20重量部、好ましくは3〜15重量部の範囲で配
合される。配合量が少なすぎると(a)成分と(b)成分の
相溶性が低下し、多すぎると樹脂組成物の剛性が低下す
る恐れがある。
合体は、(a)成分と(b)成分の合計100重量部に対し
1〜20重量部、好ましくは3〜15重量部の範囲で配
合される。配合量が少なすぎると(a)成分と(b)成分の
相溶性が低下し、多すぎると樹脂組成物の剛性が低下す
る恐れがある。
【0021】本発明の熱可塑性樹脂組成物には、本発明
の特徴を損なわない範囲において、ガラス繊維や、マイ
カ、グラファイト、ガラスフレーク等のフレーク状のフ
ィラーを加えることは差し支えなく、必要に応じて微量
の他の添加剤、例えば酸化防止剤、紫外線吸収剤、滑
剤、顔料、可塑剤等を配合しても構わない。
の特徴を損なわない範囲において、ガラス繊維や、マイ
カ、グラファイト、ガラスフレーク等のフレーク状のフ
ィラーを加えることは差し支えなく、必要に応じて微量
の他の添加剤、例えば酸化防止剤、紫外線吸収剤、滑
剤、顔料、可塑剤等を配合しても構わない。
【0022】本発明の組成物を製造する方法に対する制
限はなく、例えば単軸押出機、二軸押出機、ニーダー、
バンバリミキサー等の混練機で混練することによって製
造することができる。混練に際しては、(a)成分、(b)
成分および(c)成分が均一に分散するように、十分な混
練がなされることが好ましい。
限はなく、例えば単軸押出機、二軸押出機、ニーダー、
バンバリミキサー等の混練機で混練することによって製
造することができる。混練に際しては、(a)成分、(b)
成分および(c)成分が均一に分散するように、十分な混
練がなされることが好ましい。
【0023】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、形状にお
いて特に制限はなく、上記方法によりペレットとする
他、射出成形、プレス成形、押出成形等の加工法によ
り、例えば、電気機器ハウジング、箱状成形品、プロペ
ラファン等の低反り効果や制振性等の特性を必要とする
樹脂成形品とすることが出来る。
いて特に制限はなく、上記方法によりペレットとする
他、射出成形、プレス成形、押出成形等の加工法によ
り、例えば、電気機器ハウジング、箱状成形品、プロペ
ラファン等の低反り効果や制振性等の特性を必要とする
樹脂成形品とすることが出来る。
【0024】
【実施例】以下、実施例、比較例により、本発明を更に
具体的に説明する。なお、評価項目に対する試験方法は
以下の方法を採用した。
具体的に説明する。なお、評価項目に対する試験方法は
以下の方法を採用した。
【0025】(1)円板の反りの標準偏差 円板成形物を固定し、三次元座標測定機(東京精密社製
XYZAX)を用いて、円板上の任意の16点を測定し
て、基準面を設定し、その基準面に対する16点のずれ
の標準偏差を求めた。
XYZAX)を用いて、円板上の任意の16点を測定し
て、基準面を設定し、その基準面に対する16点のずれ
の標準偏差を求めた。
【0026】(2)tanδ 3mmの成形品より切り出した幅1mmの棒状の試験片
を使用し、粘弾性スペクトルをオリエンテック社製レオ
バイブロンにより測定し、25℃のtanδの値を求め
た。
を使用し、粘弾性スペクトルをオリエンテック社製レオ
バイブロンにより測定し、25℃のtanδの値を求め
た。
【0027】(3)ノッチ付アイゾット衝撃強さ 3mmの厚さの試験片を用いて、JISK−7110に
従って求めた。
従って求めた。
【0028】(4)曲げ弾性率 6mmの厚さの試験片を用いて、JISK−7203に
従って求めた。
従って求めた。
【0029】実施例1 230℃のメルトインデックス(以下MIと略すことが
ある)が15g/minのホモプロピレン(以下PPと
略すことがある、宇部興産社製J−115G)75部、
同じく230℃のMIが10g/minの汎用ポリスチ
レン(以下PSと略すことがある、旭化成社製スタイロ
ン666)25部、スチレン−水添イソプレン−スチレ
ン(A−B−A型)ブロック共重合体(以下SEPSと
略すことがある、クラレ社製セプトンKL−2104
(スチレン含有量65重量%、重量平均分子量7000
0))5部を二軸押出機でシリンダー温度230℃の条
件下にて混練、ペレット化した。該ペレットを用いてシ
リンダー温度230℃の条件下にて、直径15cmの円
板、6mmの曲げ試験片、3mmのアイゾット衝撃試験
片を射出成形機により成形した。成形物は成形後48時
間以上放置した後、上記評価項目の測定を行った。表1
に示すように、低反り効果を示し、制振性、耐衝撃性、
弾性率にも優れた成形物が得られたことがわかる。
ある)が15g/minのホモプロピレン(以下PPと
略すことがある、宇部興産社製J−115G)75部、
同じく230℃のMIが10g/minの汎用ポリスチ
レン(以下PSと略すことがある、旭化成社製スタイロ
ン666)25部、スチレン−水添イソプレン−スチレ
ン(A−B−A型)ブロック共重合体(以下SEPSと
略すことがある、クラレ社製セプトンKL−2104
(スチレン含有量65重量%、重量平均分子量7000
0))5部を二軸押出機でシリンダー温度230℃の条
件下にて混練、ペレット化した。該ペレットを用いてシ
リンダー温度230℃の条件下にて、直径15cmの円
板、6mmの曲げ試験片、3mmのアイゾット衝撃試験
片を射出成形機により成形した。成形物は成形後48時
間以上放置した後、上記評価項目の測定を行った。表1
に示すように、低反り効果を示し、制振性、耐衝撃性、
弾性率にも優れた成形物が得られたことがわかる。
【0030】実施例2 230℃のMIが5g/minのホモプロピレン(宇部
興産社製J−105G)90部、同じく230℃のMI
が10g/minの汎用ポリスチレン(旭化成社製スタ
イロン666)10部、スチレン−水添イソプレン−ス
チレンブロック共重合体(クラレ社製セプトンKL−2
104)5部を用い、実施例1と同様にして成形品を得
た。これらの評価結果を表1に示す。この結果より、低
反り効果を有し、制振性、耐衝撃性、弾性率にも優れた
成形物が得られたことがわかる。
興産社製J−105G)90部、同じく230℃のMI
が10g/minの汎用ポリスチレン(旭化成社製スタ
イロン666)10部、スチレン−水添イソプレン−ス
チレンブロック共重合体(クラレ社製セプトンKL−2
104)5部を用い、実施例1と同様にして成形品を得
た。これらの評価結果を表1に示す。この結果より、低
反り効果を有し、制振性、耐衝撃性、弾性率にも優れた
成形物が得られたことがわかる。
【0031】実施例3 230℃のMIが5g/minのホモプロピレン(宇部
興産社製J−105G)75部、同じく230℃のMI
が20g/minの汎用ポリスチレン(旭化成社製スタ
イロン679)25部、スチレン−水添イソプレン−ス
チレンブロック共重合体(クラレ社製セプトンKL−2
104)5部を用いて、実施例1と同様にして成形品を
得た。これらの評価結果を表1に示す。この結果より、
低反り効果を有し、制振性、耐衝撃性、弾性率にも優れ
た成形物が得られたことがわかる。
興産社製J−105G)75部、同じく230℃のMI
が20g/minの汎用ポリスチレン(旭化成社製スタ
イロン679)25部、スチレン−水添イソプレン−ス
チレンブロック共重合体(クラレ社製セプトンKL−2
104)5部を用いて、実施例1と同様にして成形品を
得た。これらの評価結果を表1に示す。この結果より、
低反り効果を有し、制振性、耐衝撃性、弾性率にも優れ
た成形物が得られたことがわかる。
【0032】実施例4 230℃のMIが5g/minのホモプロピレン(宇部
興産社製J−105G)65部、同じく230℃のMI
が10g/minの汎用ポリスチレン(旭化成社製スタ
イロン666)35部、スチレン−水添イソプレン−ス
チレンブロック共重合体(クラレ社製セプトンKL−2
104)5部を用いて、実施例1と同様にして成形品を
得た。これらの評価結果を表1に示す。この結果より、
低反り効果を示し、制振性、耐衝撃性、弾性率にも優れ
た成形物が得られたことがわかる。
興産社製J−105G)65部、同じく230℃のMI
が10g/minの汎用ポリスチレン(旭化成社製スタ
イロン666)35部、スチレン−水添イソプレン−ス
チレンブロック共重合体(クラレ社製セプトンKL−2
104)5部を用いて、実施例1と同様にして成形品を
得た。これらの評価結果を表1に示す。この結果より、
低反り効果を示し、制振性、耐衝撃性、弾性率にも優れ
た成形物が得られたことがわかる。
【0033】
【表1】
【0034】比較例1 230℃のMIが15g/minのホモプロピレン(宇
部興産社製J−115G)100部を用いて、実施例1
と同様にして成形品を得た。これらの評価結果を表2に
示す。得られた成形品は、反りの大きなものであった。
部興産社製J−115G)100部を用いて、実施例1
と同様にして成形品を得た。これらの評価結果を表2に
示す。得られた成形品は、反りの大きなものであった。
【0035】比較例2 230℃のMIが5g/minのホモプロピレン(宇部
興産社製J−105G)75部、同じく230℃のMI
が10g/minの汎用ポリスチレン(旭化成社製スタ
イロン666)25部を用いて、実施例1と同様にして
成形品を得た。これらの評価結果を表2に示す。得られ
た成形品は、耐衝撃性の劣るものであった。
興産社製J−105G)75部、同じく230℃のMI
が10g/minの汎用ポリスチレン(旭化成社製スタ
イロン666)25部を用いて、実施例1と同様にして
成形品を得た。これらの評価結果を表2に示す。得られ
た成形品は、耐衝撃性の劣るものであった。
【0036】比較例3 230℃のMIが5g/minのホモプロピレン(宇部
興産社製J−105G)50部、同じく230℃のMI
が10g/minの汎用ポリスチレン(旭化成社製スタ
イロン666)50部、スチレン−水添イソプレン−ス
チレンブロック共重合体(クラレ社製セプトンKL−2
104)5部を用いて、実施例1と同様にして成形品を
得た。これらの評価結果を表2に示す。得られた成形品
は、低反り効果がなく、制振性、耐衝撃性の劣るもので
あった。
興産社製J−105G)50部、同じく230℃のMI
が10g/minの汎用ポリスチレン(旭化成社製スタ
イロン666)50部、スチレン−水添イソプレン−ス
チレンブロック共重合体(クラレ社製セプトンKL−2
104)5部を用いて、実施例1と同様にして成形品を
得た。これらの評価結果を表2に示す。得られた成形品
は、低反り効果がなく、制振性、耐衝撃性の劣るもので
あった。
【0037】比較例4 230℃のMIが5g/minのホモプロピレン(宇部
興産社製J−105G)75部、同じく230℃のMI
が10g/minの汎用ポリスチレン(旭化成社製スタ
イロン666)25部、スチレン−水添イソプレン−ス
チレンブロック共重合体(クラレ社製セプトンKL−2
104)30部を用いて、実施例1と同様にして成形品
を得た。これらの評価結果を表2に示す。得られた成形
品は、弾性率の低いものであった。
興産社製J−105G)75部、同じく230℃のMI
が10g/minの汎用ポリスチレン(旭化成社製スタ
イロン666)25部、スチレン−水添イソプレン−ス
チレンブロック共重合体(クラレ社製セプトンKL−2
104)30部を用いて、実施例1と同様にして成形品
を得た。これらの評価結果を表2に示す。得られた成形
品は、弾性率の低いものであった。
【0038】比較例5 230℃のMIが30g/minのホモプロピレン(宇
部興産社製J−130G)75部、同じく230℃のM
Iが10g/minの汎用ポリスチレン(旭化成社製ス
タイロン666)25部、スチレン−水添イソプレン−
スチレンブロック共重合体(クラレ社製セプトンKL−
2104)5部を用いて、実施例1と同様にして成形品
を得た。これらの評価結果を表2に示す。得られた成形
品は、反りの大きなものであった。
部興産社製J−130G)75部、同じく230℃のM
Iが10g/minの汎用ポリスチレン(旭化成社製ス
タイロン666)25部、スチレン−水添イソプレン−
スチレンブロック共重合体(クラレ社製セプトンKL−
2104)5部を用いて、実施例1と同様にして成形品
を得た。これらの評価結果を表2に示す。得られた成形
品は、反りの大きなものであった。
【0039】比較例6 230℃のMIが1g/minのホモプロピレン(宇部
興産社製B−101H)75部、同じく230℃のMI
が10g/minの汎用ポリスチレン(旭化成社製スタ
イロン666)25部、スチレン−水添イソプレン−ス
チレンブロック共重合体(クラレ社製セプトンKL−2
104)5部を用いて、実施例1と同様にして成形品を
得た。これらの評価結果を表2に示す。得られた成形品
は、反りの大きなものであった。
興産社製B−101H)75部、同じく230℃のMI
が10g/minの汎用ポリスチレン(旭化成社製スタ
イロン666)25部、スチレン−水添イソプレン−ス
チレンブロック共重合体(クラレ社製セプトンKL−2
104)5部を用いて、実施例1と同様にして成形品を
得た。これらの評価結果を表2に示す。得られた成形品
は、反りの大きなものであった。
【0040】
【表2】
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、特定のメルトイン
デックスを有するポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン
系樹脂および特定のブロック共重合体からなる熱可塑性
樹脂組成物は、低反り効果と制振性に優れ、かつ耐衝撃
性、剛性にも優れており、電気機器ハウジング、プロペ
ラファン等に有用である。
デックスを有するポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン
系樹脂および特定のブロック共重合体からなる熱可塑性
樹脂組成物は、低反り効果と制振性に優れ、かつ耐衝撃
性、剛性にも優れており、電気機器ハウジング、プロペ
ラファン等に有用である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 53:02) 7142−4J
Claims (2)
- 【請求項1】 (a) 230℃、2.16kg荷重におけ
るメルトインデックスが3〜20g/10minである
ポリプロピレン系樹脂、(b)ポリスチレン系樹脂、およ
び(c)ビニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロック
Aを少なくとも1個以上と共役ジエン化合物を主体とす
る重合体ブロックBを少なくとも1個以上有し、ビニル
芳香族化合物の含有量が10〜75重量%の範囲にある
ブロック共重合体とからなり、(a)成分を60〜99重
量部、(b)成分を1〜40重量部、および前記(a)成分
及び(b)成分の合計100重量部に対して(c)成分を1
〜20重量部配合してなる熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項2】 (a)ポリプロピレン系樹脂と(b)ポリス
チレン系樹脂の230℃におけるメルトインデックスの
比が、次式(I)の関係を満足することを特徴とする請
求項1記載の熱可塑性樹脂組成物 0.1 ≦ α/β ≦ 2.0 (I) (式中αはポリプロピレン系樹脂のメルトインデックス
を表し、βはポリスチレン系樹脂のメルトインデックス
を表す。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24808292A JPH06100740A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24808292A JPH06100740A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06100740A true JPH06100740A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17172946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24808292A Pending JPH06100740A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06100740A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5753755A (en) * | 1995-08-28 | 1998-05-19 | Kuraray Co., Ltd. | Resin composition and molded article of the same |
| JP2000127237A (ja) * | 1998-10-23 | 2000-05-09 | Chuo Kagaku Co Ltd | 熱成形用シート、食品包装用タルク容器及びその容器の製造方法 |
| CN103665541A (zh) * | 2013-11-04 | 2014-03-26 | 惠州新大都合成材料科技有限公司 | 一种控制流动性制造的低后收缩聚丙烯复合材料及其制备方法 |
-
1992
- 1992-09-17 JP JP24808292A patent/JPH06100740A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5753755A (en) * | 1995-08-28 | 1998-05-19 | Kuraray Co., Ltd. | Resin composition and molded article of the same |
| JP2000127237A (ja) * | 1998-10-23 | 2000-05-09 | Chuo Kagaku Co Ltd | 熱成形用シート、食品包装用タルク容器及びその容器の製造方法 |
| CN103665541A (zh) * | 2013-11-04 | 2014-03-26 | 惠州新大都合成材料科技有限公司 | 一种控制流动性制造的低后收缩聚丙烯复合材料及其制备方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0273228A2 (en) | Polypropylene composition | |
| US5382627A (en) | Polyphenylene ether resin composition | |
| JPH06100740A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
| KR100778012B1 (ko) | 내브레이크 오일성능이 우수한 열가소성 수지 조성물 | |
| JP3066146B2 (ja) | 音響機材用樹脂組成物 | |
| US4985497A (en) | Thermoplastic blends containing ethylene terpolymers and the preparation thereof | |
| JPH06104758B2 (ja) | 射出成形用熱可塑性樹脂組成物 | |
| JPH04159354A (ja) | 耐候性に優れた熱可塑性樹脂組成物 | |
| JP3103384B2 (ja) | ブロック共重合体樹脂組成物 | |
| US5086113A (en) | Thermoplastic blends of ABS containing ethylene terpolymers | |
| JPH0217583B2 (ja) | ||
| AU636782B2 (en) | Thermoplastic resin composition | |
| JPH0733919A (ja) | タルク含有ポリプロピレン樹脂組成物 | |
| JPS59126460A (ja) | ポリフエニレンエ−テル樹脂組成物 | |
| JPH0797493A (ja) | スチレン系樹脂組成物 | |
| JPH05255537A (ja) | 音響機材用樹脂組成物 | |
| JPH04311748A (ja) | ポリオレフィン系樹脂組成物 | |
| JP3253385B2 (ja) | 樹脂組成物 | |
| JP3338556B2 (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
| JP3109684B2 (ja) | 耐衝撃性ポリスチレン樹脂組成物 | |
| JP2906696B2 (ja) | ポリプロピレン樹脂組成物 | |
| JPH0812832A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
| JPS63183947A (ja) | スチレン系樹脂組成物 | |
| KR20250096182A (ko) | 열가소성 탄성체 조성물 및 이의 제조방법 | |
| CN118562243A (zh) | 一种良外观软质abs组合物及其制备方法和应用 |