JPH06100841A - 固着用カプセル - Google Patents

固着用カプセル

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Publication number
JPH06100841A
JPH06100841A JP27517392A JP27517392A JPH06100841A JP H06100841 A JPH06100841 A JP H06100841A JP 27517392 A JP27517392 A JP 27517392A JP 27517392 A JP27517392 A JP 27517392A JP H06100841 A JPH06100841 A JP H06100841A
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JP
Japan
Prior art keywords
main agent
reaction
capsule
agent
curable main
Prior art date
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Pending
Application number
JP27517392A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Yamanami
隆徳 山南
Seishi Imai
清史 今井
Kanesuke Higuchi
兼輔 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanki Engineering Co Ltd
Sanki Industrial Co Ltd
Original Assignee
Sanki Engineering Co Ltd
Sanki Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanki Engineering Co Ltd, Sanki Industrial Co Ltd filed Critical Sanki Engineering Co Ltd
Priority to JP27517392A priority Critical patent/JPH06100841A/ja
Publication of JPH06100841A publication Critical patent/JPH06100841A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンカをハンマなどを用いて打込むだけの簡
単な作業で固着作業を行なうことができることは言うま
でもなく、骨材の省略、水平方向施工時における反応硬
化性主剤の垂れの防止、打込み時の抵抗の減少などを計
り、更に製造が簡単で多量生産に適し、製造過程ならび
に保管、施工過程においてきわめて安全なものとする。 【構成】 0.5〜20重量%のホワイトカーボンを添
加して粘度を調整した反応硬化性主剤3とその硬化剤4
とが密封されたガラス製のカプセル2内に分離状態で収
容するとともに、反応硬化性主剤3と硬化剤4との境界
面に反応硬化性主剤3が硬化剤4によって硬化して形成
された薄層からなる隔壁5を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンクリート、岩盤その
他の母材に種々の構築、建築材を取付ける際に前記母材
に形成した挿入孔にアンカボルトや異形鉄筋などのアン
カ部材を固着するための固着用カプセルに関するもので
あり、殊に、アンカを打込むだけの簡単な作業で固着作
業を行なうことができる固着用カプセルに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】岩盤その他の母材に種々の構築、建築材
を取付ける際に母材の種類ならびに取付位置などを選ば
ずに使用することができ、施工が簡単で且つ容易である
とともに均一で安定した固着力を有することから反応硬
化性主剤とその硬化剤とを隔離状態で密封収容した固着
用カプセルが用いられている。
【0003】従来知られている固着用カプセルは図5に
示すようにガラス材により形成された円筒状のカプセル
1a内に反応硬化性主剤2aとガラス細管に前記反応硬
化性主剤2aの硬化剤3aを封入した硬化剤カプセル4
aとを充填し、必要ならば反応硬化性主剤2aに骨材5
aを混在させてキャップ6aを被せて密封した構成であ
る。従って、固着時においてアンカを打込むだけではカ
プセル1aならびに硬化剤カプセル4aを粉砕して反応
硬化性主剤2aとその硬化剤3aとを充分に混和させて
所定の固着力を得ることができない。
【0004】そのため、アンカをハンマドリルなどに取
付けてアンカに振動、回転を与えてカプセル1aならび
に硬化剤カプセル4aを粉砕し反応硬化性主剤2aとそ
の硬化剤3aとを混和させなければならず固着作業が容
易でなく、またハンマドリルなどに取付け可能なアンカ
だけしか使用することができない。
【0005】そこで、ハンマドリルなどを用いることな
く、アンカをハンマなどを用いて打込むだけの簡単な作
業で固着作業を行なうことができる固着用カプセルが実
開平3−103233号公報に提示されている。
【0006】この打込み式の固着用カプセルはほぼ5〜
20重量%のホワイトカーボンを添加して粘度を調整し
た反応硬化性主剤を収容した数箇所にしぼり部分を有す
る筒状ガラス管のからなるカプセル容器の外側周面に硬
化剤を接着剤などを用いて添設した構成を有するもので
あり、殊にホワイトカーボンを添加して反応硬化性主剤
の粘度を調整することにより骨材の省略、水平方向施工
時における反応硬化性主剤の垂れの防止、打込み時の抵
抗の減少などをも計るものである。
【0007】ところが、前記固着用カプセルは打込み時
にカプセル容器を微細に破壊することが困難であり、外
側周面に添設した硬化剤が充分に作用しないのでホワイ
トカーボンを添加して反応硬化性主剤の粘度を調整した
効果を充分に発揮させることができない。
【0008】また、構成が複雑で製造が容易でなく多量
生産に適していないばかりか、例えば過酸化ベンゾイル
のような有害で爆発的に分解する硬化剤を外側面に露出
させた構成であるため製造過程ならびに保管、施工過程
における安全面に問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来知られているホワイトカーボンを添加
して粘度を調整した反応硬化性主剤を用いた打込み式の
固着用カプセルは打込み時に反応硬化性主剤と硬化剤と
が充分に接触せず、また、製造も容易でなく多量生産に
適していないばかりか安全面に問題がある、という点で
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明である固着用カプ
セルは0.5〜20重量%のホワイトカーボンを添加し
て粘度を調整した反応硬化性主剤とその硬化剤とが密封
されたガラス製のカプセル内に分離状態で収容されてい
るとともに、前記反応硬化性主剤と硬化剤との境界面に
前記反応硬化性主剤が前記硬化剤によって硬化して形成
された薄層からなる隔壁が形成されていることを特徴と
し、アンカをハンマなどを用いて打込むだけの簡単な作
業で固着作業を行なうことができることは言うまでもな
く、骨材の省略、水平方向施工時における反応硬化性主
剤の垂れの防止、打ち込み時の抵抗の減少などを計るこ
とができ、更に製造が簡単で多量生産に適し、製造過程
ならびに保管、施工過程においてきわめて安全な固着用
カプセルを提供する、という目的を達成する。
【0011】本発明において使用される反応硬化性主剤
としては不飽和ポリエステル樹脂、エポキシアクリレー
ト樹脂、エポキシ樹脂など、硬化剤として過酸化ベンゾ
イル、アミン類など従来固着用カプセルに使用されてい
るものが使用可能である。
【0012】また、本発明において使用される反応硬化
性主剤の粘度を調整するためのホワイトカーボンの添加
量を0.5〜20重量%としたのは、0.5重量%より
も少ないと打込み作業時に反応硬化性主剤が周囲に飛散
し或いは天井や壁などに施工した際に流出してしまうこ
とになり、20重量%よりも多いと反応硬化性主剤の流
動性が低下してカプセルへの充填が困難になるためであ
る。
【0013】
【作用】硬化剤を反応硬化性主剤とともに密封したカプ
セル内に収容することで安全性を確保する。また、ハン
マなどを用いて打込まれたアンカによってカプセルが破
壊されると、露出した反応硬化性主剤とその硬化剤とが
均一に混和してアンカとカプセル挿入孔との間に形成さ
れる隙間を埋め、所定時間経過後に反応硬化性主剤が硬
化してアンカが固着される。殊に、0.5〜20重量%
のホワイトカーボンを添加して粘度を調整した反応硬化
性主剤を用いることにより反応硬化性主剤と硬化剤との
混和を容易かつ確実なものにして充分な固着力を得ると
ともに、打込み作業時に反応硬化性主剤が周囲に飛散し
或いは天井や壁などに施工した際に流出してしまうのを
防止する。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例を図面を参照して詳細に
説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例を示すものであ
り、固着用カプセル1は溶封により密封されたガラス製
のカプセル2内に0.5〜20重量%のホワイトカーボ
ンを添加して粘度を調整した不飽和ポリエステル樹脂か
らなる反応硬化性主剤3と粉末或いは顆粒状の過酸化ベ
ンゾイルを主成分とする硬化剤4とが分離状態で二層に
収容されているとともに、それらの境界面に前記反応硬
化性主剤2が硬化剤4によって硬化して形成された厚さ
が1〜2mm程度の薄層からなる隔壁5が形成されてい
る。
【0016】次に本実施例の製造方法の一例を説明す
る。
【0017】図2ならびに図3は本実施例の製造方法の
一例を示すものであり、先ず図2に示すようにガラス製
の有底筒体6(外形17mm、長さ140mm、厚さ
0.8mm程度)を竪に支持するとともに上端に形成さ
れた開口部から3gの粉末状或いは顆粒状の過酸化ベン
ゾイルを主成分とする硬化剤4をバイブレータにより縦
方向の振動を与えながら充填し、次に、振動を止めて2
4gの0.5〜20重量%のホワイトカーボンを添加し
て粘度を調整した不飽和ポリエステル樹脂からなる反応
硬化性主剤3を硬化剤4層の上に充填する。
【0018】次いで、筒体6の上端部(底部7から14
0mm程度の箇所)をガスバーナ8で溶融して密封し、
この固着用カプセル1に縦方向の振動(縦方向振幅:平
均0.2mm程度)を所定時間与えて両者を反応させ、
反応硬化性主剤3層と硬化剤4層との境界面に反応硬化
性主剤3が硬化して形成された薄層からなる隔壁5を作
って製品を得る。
【0019】以上のようにして製造された実施例を使用
するには、図4に示すように従来の打込み式の固着用カ
プセルと同様に母材9に穿孔したカプセル挿入孔10に
固着用カプセル1を挿入し、その上から固着しようとす
るアンカ11の固着端部12を固着用カプセル1の上端
に当接させ、図示しないハンマによりアンカ11の基端
を叩打する。
【0020】アンカ11に加えられた叩打力によってア
ンカ11が挿入孔10に差し込まれて固着用カプセル1
が破壊され、反応硬化性主剤3とその硬化剤4とが均一
に混和してアンカ11とカプセル挿入孔10との間に形
成される隙間13を埋め、所定時間経過後に反応硬化性
主剤3が硬化してアンカ11が固着される。
【0021】殊に、反応硬化性主剤3とその硬化剤4と
は固着用カプセル1に直接充填されているため固着用カ
プセル1の破壊によって両者が迅速かつ均一に混和する
が、固着用カプセル1をカプセル挿入孔10に挿入する
際に硬化剤4を上側として挿入するとアンカ11を打ち
込んだときに粉末状或いは顆粒状の硬化剤4がアンカ1
1によって反応硬化性主剤3中に速やかに分散させられ
反応硬化性主剤3全体に均一に混和する。
【0022】また、固着用カプセル1は全体がガラスに
より形成されているためアンカ11の打込みによってき
わめて容易に破壊が可能であるとともに、細砕されて細
片となって骨材としての機能を発揮し、特に固着用カプ
セル1内で反応硬化性主剤3と硬化剤4とを分離してい
る隔壁5は薄く形成されているためアンカ11の打込み
によって簡単に破壊されるとともに反応硬化性主剤3に
対してきわめて微量であるため固着効果に悪影響を与え
る心配もない。
【0023】更に、0.5〜20重量%のホワイトカー
ボンを添加して反応硬化性主剤3の粘度が調整されてい
るため反応硬化性主剤3と硬化剤4との混和を容易かつ
確実なものにして充分な固着力を得るとともに、骨材の
省略、水平方向施工時における反応硬化性主剤の垂れの
防止、打込み時の抵抗の減少などを計ることができ、更
に製造が簡単で多量生産に適し、製造過程ならびに保
管、施工過程においてきわめて安全である。
【0024】次に、本実施例に示した本発明の固着用カ
プセルの固着強度試験の結果を比較例(前記実施例と同
様の条件で反応硬化性主剤へのホワイトカーボンの添加
量を変えたもの)とともに表1に示す。
【0025】
【表1】
【0026】表1によれば、0.5〜20重量%のホワ
イトカーボンを添加した反応硬化性主剤3を用いた場合
に充分な固着強度を得ることができるとともに水平方向
へ向けて施工したときに反応硬化性主剤3の垂れが生じ
ることがなく、ホワイトカーボンの添加量が前記範囲よ
りも少ないと固着強度は得られるが水平方向へ向けて施
工したときに反応硬化性主剤3の垂れが生じ、また、ホ
ワイトカーボンの添加量が前記範囲よりも多いと反応硬
化性主剤3の流動性が低下して固着カプセル1内に充填
することが困難であることが確認された。
【0027】尚、本実施例は反応硬化性主剤3と硬化剤
4とを充填させた場合を示したが、更に骨材を加えても
よいことは言うまでもない。
【0028】また、本実施例はガラス製の筒体6を溶融
して密封した構成であるため保存性にすぐれ、且つアン
カ11の打込み時に確実に細片に砕かれて反応硬化性主
剤3と硬化剤4とが均一に分散させられて両者が均一に
混和するが、例えば図5に示したキャツプ式の固着用カ
プセルに本発明を適用した場合にも同様に実施すること
ができることは言うまでもない。
【0029】
【発明の効果】本発明によると、アンカを打込むだけの
簡単な作業で固着作業を行なうことができることは言う
までもなく、固着用カプセル内に反応硬化性主剤と硬化
剤とを充填密封させたきわめて簡単な構成であるため製
造が容易で多量生産に適し、また、爆発性ならびに有毒
性を有する硬化剤が露出していないため製造過程ならび
に保管、施工過程においてきわめて安全である。また、
アンカに加えられた叩打力によって破壊された際に反応
硬化性主剤に硬化剤が均一に分散して両者が迅速且つ均
一に混和して充分な固着強度を得ることができ、打込み
作業時に反応硬化性主剤が周囲に飛散し或いは天井や壁
などに施工した際に流出してしまうということもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1に示す実施例の製造方法を示す説明図であ
る。
【図3】図1に示す実施例の製造方法を示す説明図であ
る。
【図4】図1に示す実施例の使用方法を示す説明図であ
る。
【図5】従来の固着カプセルの一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 固着用カプセル 2 カプセル 3 反応硬化性主剤 4 硬化剤 5 隔壁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 0.5〜20重量%のホワイトカーボン
    を添加して粘度を調整した反応硬化性主剤とその硬化剤
    とが密封されたガラス製のカプセル内に分離状態で収容
    されているとともに、前記反応硬化性主剤と硬化剤との
    境界面に前記反応硬化性主剤が前記硬化剤によって硬化
    して形成された薄層からなる隔壁が形成されていること
    を特徴とする固着用カプセル。
JP27517392A 1992-09-18 1992-09-18 固着用カプセル Pending JPH06100841A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27517392A JPH06100841A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 固着用カプセル

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JP27517392A JPH06100841A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 固着用カプセル

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JPH06100841A true JPH06100841A (ja) 1994-04-12

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JP27517392A Pending JPH06100841A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 固着用カプセル

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020611