JPH061011B2 - 鉄塔脚部の積雪圧低減法 - Google Patents
鉄塔脚部の積雪圧低減法Info
- Publication number
- JPH061011B2 JPH061011B2 JP28115686A JP28115686A JPH061011B2 JP H061011 B2 JPH061011 B2 JP H061011B2 JP 28115686 A JP28115686 A JP 28115686A JP 28115686 A JP28115686 A JP 28115686A JP H061011 B2 JPH061011 B2 JP H061011B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel tower
- heat pipe
- snow
- heat
- snow pressure
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、降雪地帯に建設された鉄塔、例えば送電線用
鉄塔、スキーリフト用鉄塔等の脚部の部材に加わる積雪
圧(沈降力、移動圧)を低減するための方法に関するも
のである。
鉄塔、スキーリフト用鉄塔等の脚部の部材に加わる積雪
圧(沈降力、移動圧)を低減するための方法に関するも
のである。
[従来技術とその問題点] 降雪地帯に建設された鉄塔の下部には、積雪があると、
時間の経過や気温の変化に伴って積雪圧が加わるため、
場合によっては鉄塔下部を構成する脚部の部材が破損す
ることがある。これを防ぐため豪雪地帯の鉄塔脚部は、
その構成部材を太くするなどして強度を高めたり、定期
的に入力等により除雪することが行われている。
時間の経過や気温の変化に伴って積雪圧が加わるため、
場合によっては鉄塔下部を構成する脚部の部材が破損す
ることがある。これを防ぐため豪雪地帯の鉄塔脚部は、
その構成部材を太くするなどして強度を高めたり、定期
的に入力等により除雪することが行われている。
最近これに代る方式として、ヒートパイプを利用して地
中の熱で融雪する方式が提案されている。その方法は、
フロンアンモニア等の作動液を封入したヒートパイプの
一方端側を地中に埋設し、他方端側を鉄塔脚部の保護す
べき部材に沿わせ、地中熱を利用して当該部材付近の雪
を溶かす方法である。この方法であれば、確かに積雪圧
の効果はあるが、この方法の場合、ヒートパイプの適用
場所を誤ると部材保護の目的が達成できないことが予想
されるため、目星い部材については各々ヒートパイプを
沿わせなければならなくなり、経済性あるいは施工にお
いてあまり実用的であるとは言えない。
中の熱で融雪する方式が提案されている。その方法は、
フロンアンモニア等の作動液を封入したヒートパイプの
一方端側を地中に埋設し、他方端側を鉄塔脚部の保護す
べき部材に沿わせ、地中熱を利用して当該部材付近の雪
を溶かす方法である。この方法であれば、確かに積雪圧
の効果はあるが、この方法の場合、ヒートパイプの適用
場所を誤ると部材保護の目的が達成できないことが予想
されるため、目星い部材については各々ヒートパイプを
沿わせなければならなくなり、経済性あるいは施工にお
いてあまり実用的であるとは言えない。
[発明の目的] 本発明はこのような状況に鑑み、ヒートパイプの布設方
式を工夫することにより、経済的で効率の良い改良され
た積雪圧の低減法を提供すべくなされたものである。
式を工夫することにより、経済的で効率の良い改良され
た積雪圧の低減法を提供すべくなされたものである。
[発明の概要] 本発明の要旨は、一端側を地中に埋設したヒートパイプ
の他端側を鉄塔脚部の部材で構成される側面の複数の空
間部に貫通させて布設することにより、前記部材に加わ
る積雪圧を低減することにある。
の他端側を鉄塔脚部の部材で構成される側面の複数の空
間部に貫通させて布設することにより、前記部材に加わ
る積雪圧を低減することにある。
[実施例] 図面を参照して本発明を説明すると、第1図は複数ある
鉄塔脚部のうちの一部を示し、それは主材1、水平材
2、斜材3、補助材4及び基礎5等からなっており、そ
こには一端側が基礎5近傍の地中に埋設された少くとも
1本のヒートパイプ6が布設されている。この場合、ヒ
ートパイプ6の放熱部となる他端側は、主材1、斜材
3、補助材4等で構成される側面の三角形をした複数の
空間部A、B、C、Dを貫通するようにジクザク状に引
き回されているが、途中を熱絶縁機能を有する取付治具
(図示せず)をもって部材3、4に係止することによ
り、部材3、4と交差する部分が互に接触しないように
保たれている。
鉄塔脚部のうちの一部を示し、それは主材1、水平材
2、斜材3、補助材4及び基礎5等からなっており、そ
こには一端側が基礎5近傍の地中に埋設された少くとも
1本のヒートパイプ6が布設されている。この場合、ヒ
ートパイプ6の放熱部となる他端側は、主材1、斜材
3、補助材4等で構成される側面の三角形をした複数の
空間部A、B、C、Dを貫通するようにジクザク状に引
き回されているが、途中を熱絶縁機能を有する取付治具
(図示せず)をもって部材3、4に係止することによ
り、部材3、4と交差する部分が互に接触しないように
保たれている。
図示例は側面の一方にのみヒートパイプ6を布設してい
るが、他方の側面に対しても同様に布設される。勿論ヒ
ートパイプ6はその布設にあたって予めジクザグ状に成
形してあっても、布設時に成形しても良い。降雪時や積
雪時であっても地表から数メートルの深さの地中の温度
は10℃前後であるから、そこにヒートパイプ6の一端
側を集熱部として埋設しておけば、地上の温度が低下す
ると、地中の熱はヒートパイプ6の内部に封入されたフ
ロンアンモニア等の作動液を相変化させることによって
急速に地上部へ輸送されて放熱される。従ってそのとき
降雪により鉄塔脚部が積雪に覆われても、ヒートパイプ
6は放熱を継続するため、その熱は脚部材3、4に伝達
されて散逸することなく周囲の雪を効果的に溶かし、そ
の周りに破線で示すように、ヒートパイプ6に沿った筒
状の空洞7を形成する。しかして積雪が沈降およびまた
は移動すると、ヒートパイプ6に接近する雪が順次溶か
されることになるため、空洞7は雪の沈降およびまたは
移動する方向へ順次拡大されて大きなものとなる。この
結果、積雪の沈降力となる力線も不連続なものとなり、
斜材3、補助材4等に加わる積雪圧は減少することにな
る。勿論空洞7が成長して他の部材にまで到達すれば当
該部材に加わる積雪圧もより低減される。
るが、他方の側面に対しても同様に布設される。勿論ヒ
ートパイプ6はその布設にあたって予めジクザグ状に成
形してあっても、布設時に成形しても良い。降雪時や積
雪時であっても地表から数メートルの深さの地中の温度
は10℃前後であるから、そこにヒートパイプ6の一端
側を集熱部として埋設しておけば、地上の温度が低下す
ると、地中の熱はヒートパイプ6の内部に封入されたフ
ロンアンモニア等の作動液を相変化させることによって
急速に地上部へ輸送されて放熱される。従ってそのとき
降雪により鉄塔脚部が積雪に覆われても、ヒートパイプ
6は放熱を継続するため、その熱は脚部材3、4に伝達
されて散逸することなく周囲の雪を効果的に溶かし、そ
の周りに破線で示すように、ヒートパイプ6に沿った筒
状の空洞7を形成する。しかして積雪が沈降およびまた
は移動すると、ヒートパイプ6に接近する雪が順次溶か
されることになるため、空洞7は雪の沈降およびまたは
移動する方向へ順次拡大されて大きなものとなる。この
結果、積雪の沈降力となる力線も不連続なものとなり、
斜材3、補助材4等に加わる積雪圧は減少することにな
る。勿論空洞7が成長して他の部材にまで到達すれば当
該部材に加わる積雪圧もより低減される。
[発明の効果] 本発明によれば、鉄塔脚部の特定個所に地中の熱を熱源
としたヒートパイプを布設して積雪を溶かすようにした
ので、少ない数のヒートパイプで脚部の構成部材に加わ
る積雪圧を低減させ、雪害対策にかける経費を低減でき
る効果があり、その実用価値は大なるものがある。
としたヒートパイプを布設して積雪を溶かすようにした
ので、少ない数のヒートパイプで脚部の構成部材に加わ
る積雪圧を低減させ、雪害対策にかける経費を低減でき
る効果があり、その実用価値は大なるものがある。
第1図は本発明に係る方法の一実施例を示す説明図であ
る。 1:鉄塔主材、 2:水平材、 3:斜材、 4:補助材、 5:基礎、 6:ヒートパイプ、 7:空洞、 A、B、C及びD:空間。
る。 1:鉄塔主材、 2:水平材、 3:斜材、 4:補助材、 5:基礎、 6:ヒートパイプ、 7:空洞、 A、B、C及びD:空間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下嶋 清志 茨城県土浦市木田余町3550番地 日立電線 株式会社金属研究所内 (72)発明者 唐司 祐二 茨城県土浦市木田余町3550番地 日立電線 株式会社金属研究所内 (72)発明者 菊地 賢一 茨城県土浦市木田余町3550番地 日立電線 株式会社金属研究所内 (72)発明者 山崎 喬 茨城県日立市川尻町1500番地 日立電線株 式会社豊浦工場内
Claims (1)
- 【請求項1】鉄塔脚部の鉄塔主材1、斜材3、補助材4
等で構成される側面の複数の空間A、B、C、D部に、
一端側を地中に埋設したヒートパイプ6の他端側を貫通
させて布設し、他熱を利用して前記ヒートパイプ6の他
端側の周囲の雪を溶かすことを特徴とする鉄塔脚部の積
雪圧低減法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28115686A JPH061011B2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | 鉄塔脚部の積雪圧低減法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28115686A JPH061011B2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | 鉄塔脚部の積雪圧低減法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63134767A JPS63134767A (ja) | 1988-06-07 |
| JPH061011B2 true JPH061011B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=17635137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28115686A Expired - Lifetime JPH061011B2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | 鉄塔脚部の積雪圧低減法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061011B2 (ja) |
-
1986
- 1986-11-26 JP JP28115686A patent/JPH061011B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63134767A (ja) | 1988-06-07 |
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