JPH06101207A - プラットホームの融雪装置 - Google Patents

プラットホームの融雪装置

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JPH06101207A
JPH06101207A JP24925892A JP24925892A JPH06101207A JP H06101207 A JPH06101207 A JP H06101207A JP 24925892 A JP24925892 A JP 24925892A JP 24925892 A JP24925892 A JP 24925892A JP H06101207 A JPH06101207 A JP H06101207A
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Japan
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heat
panel
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platform
snow
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Application number
JP24925892A
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English (en)
Inventor
Kenji Kataoka
憲二 片岡
Hisaaki Yamakage
久明 山蔭
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両が停車、発車するプラットホームの乗降
部に堆積する雪を多大の労力と時間を要することなく除
去できるプラットホームの融雪装置を得る。 【構成】 プラットホーム2の車両への乗降部3近傍に
雪が堆積される放熱パネル10を配設する。放熱パネル
10の近傍に配設され、内部に作動流体が封入され気相
部と液体部が形成されるヘッダ11を設ける。一方側1
3aがヘッダ11の気相部と連通され、他方側13bが
放熱パネル10内に埋設されたヒートパイプ13を設け
る。ヘッダ11内に貫通して配設され、そのヘッダ11
の作動流体を加熱する電熱体15を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えば車両が停車、発
車するプラットホームの乗降部に堆積する雪を除去する
プラットホームの融雪装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は例えば電車やディーゼル車などの
車両が停車、発車する駅を示し、図9において、1は
駅、2は駅1のプラットホーム、3はこのプラットホー
ム2の乗降部、4は駅1の壁、5は壁4の上部に設置さ
れた屋根、6はプラットホーム2の壁4部に配置された
椅子、7はレール、8は枕木、9はプラットホーム2の
乗降部3に堆積した雪である。
【0003】次に動作について説明する。冬期において
降雪があると、プラットホーム2の乗降部3に雪9が堆
積する。その雪9を除去するには、駅員が水道水をホー
ス(図示せず)で導きそのホースの吐出端から雪9に放
水し、プラットホーム2の乗降部3に堆積した雪9を融
解して除去している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来のものは、プラットホーム2の乗降部3に雪9が堆
積する度に、駅員がホースの吐出端から水道水を雪9に
放水して雪9を融解して除去するようにしており、プラ
ットホーム2の乗降部3に堆積した雪9を除去するの
に、多大の労力と時間を要するという問題点がある。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、プラットホームの乗降部に堆
積する雪を多大の労力と時間を要することなく除去する
ことができるプラットホームの融雪装置を得ることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るプラット
ホームの融雪装置は、プラットホームの車両への乗降部
近傍に配設され、雪が堆積される放熱パネルと、この放
熱パネルの近傍に配設され、内部に作動流体が封入さ
れ、気相部と液体部が形成されるヘッダと、一方側がヘ
ッダの気相部と連通され、他方側が放熱パネル内に埋設
されたヒートパイプと、ヘッダ内に貫通して配設され、
ヘッダ内の作動流体を加熱する電熱体とを設けたもので
ある。
【0007】また、プラットホームの車両への乗降部近
傍に配設され、雪が堆積される放熱パネルと、この放熱
パネルの近傍に配設され、内部に作動流体が封入され、
気相部と液体部が形成されるヘッダと、一方側がヘッダ
の気相部と連通され、他方側が放熱パネル内に埋設され
たヒートパイプと、ヘッダ内に貫通して配設され、ヘッ
ダ内の作動流体を加熱する電熱体と、この電熱体へ給電
する電源装置と、気象状況を計測するセンサと、センサ
の出力に応じて電源装置の給電制御を行う制御手段とを
設けたものである。
【0008】また、プラットホームの車両への乗降部近
傍に配設され、雪が堆積される放熱パネルと、この放熱
パネルの近傍に配設され、内部に作動流体が封入され、
気相部と液体部が形成されるヘッダと、一方側がヘッダ
の気相部と連通され、他方側が放熱パネル内に埋設され
たヒートパイプと、ヘッダ内に貫通して配設され、ヘッ
ダ内の作動流体を加熱する電熱体と、放熱パネルの下面
に配設され、放熱パネルの下面からの放熱を阻止する放
熱阻止体とを設けたものである。
【0009】また、プラットホームの車両への乗降部近
傍に配設され、雪が堆積される放熱パネルと、この放熱
パネルの近傍に配設され、内部に作動流体が封入され、
気相部と液体部が形成されるヘッダと、一方側がヘッダ
の気相部と連通され、他方側が放熱パネル内に埋設され
たヒートパイプと、ヘッダ内に貫通して配設され、ヘッ
ダ内の作動流体を加熱する電熱体と、放熱パネルの上面
に配設されたすべり止め手段とを設けたものである。
【0010】また、プラットホームの車両への乗降部近
傍に配設され、雪が堆積される放熱パネルと、この放熱
パネルの近傍に配設され、内部に作動流体が封入され、
気相部と液体部が形成されるヘッダと、ヘッダ内に貫通
して配設され、ヘッダ内の作動流体を加熱する電熱体
と、放熱パネルに形成され、一方側が開口され他方側が
閉塞された孔と、一方側がヘッダの気相部と連通され他
方側が放熱パネルに形成された孔の一方側に連通された
管体とを設けたものである。
【0011】また、プラットホームの車両への乗降部近
傍に配設され、雪が堆積される放熱パネルと、この放熱
パネルの近傍に配設され、内部に作動流体が封入され、
気相部と液体部が形成されるヘッダと、ヘッダ内に貫通
して配設され、ヘッダ内の作動流体を加熱する電熱体
と、放熱パネルに形成され、一方側および他方側共に開
口された孔と、一方側がヘッダの気相部と連通され、他
方側が放熱パネルに形成された孔の一方側に連通された
蒸気管体と、一方側が放熱パネルに形成された孔の他方
側に連通され、他方側が上記ヘッダの液体部と連通され
た液管体とを設けたものである。
【0012】
【作用】この発明におけるプラットホームの融雪装置
は、ヘッダ内の作動流体を電熱体により加熱し、その電
熱体の熱量をヘッダからヒートパイプの一方側を経てヒ
ートパイプの他方側に熱輸送し、ヒートパイプの他方側
から放熱パネルに効率的に熱伝達され、プラットホーム
の乗降部に配設した放熱パネル上に堆積した雪を速やか
に融解処理する。
【0013】また、電源装置から電熱体へ給電しその電
熱体によりヘッダ内の作動流体を加熱し、その電熱体の
熱量をヘッダからヒートパイプの一方側を経てヒートパ
イプの他方側に熱輸送し、ヒートパイプの他方側から放
熱パネルに効率的に熱伝達され、且つ気象条件を計測す
るセンサの出力に応じて制御手段により電源装置の給電
制御を行い、プラットホームの乗降部に配設した放熱パ
ネル上に堆積する雪を気象条件に応じて効果的に且つ速
やかに融解処理する。
【0014】また、ヘッダ内の作動流体を電熱体により
加熱し、その電熱体の熱量をヘッダからヒートパイプの
一方側を経てヒートパイプの他方側に熱輸送し、ヒート
パイプの他方側から放熱パネルに効率的に熱伝達され、
プラットホームの乗降部に配設した放熱パネル上に堆積
した雪を速やかに融解処理する。そして放熱パネルの下
面に配設した放熱阻止体により、放熱パネルの下面から
の放熱を阻止する。
【0015】また、ヘッダ内の作動流体を電熱体により
加熱し、その電熱体の熱量をヘッダからヒートパイプの
一方側を経てヒートパイプの他方側に熱輸送し、ヒート
パイプの他方側から放熱パネルに効率的に熱伝達され、
プラットホームの乗降部に配設した放熱パネル上に堆積
した雪を速やかに融解処理する。そして、放熱パネルの
上面に配設したすべり止め手段によって、放熱パネルの
上面のすべりを防止する。
【0016】また、ヘッダ内の作動流体を電熱体により
加熱し、その電熱体の熱量をヘッダから管体の一方側を
経て管体の他方側に熱輸送し、管体の他方側から、放熱
パネルに形成された一方側が開口され他方側が閉塞され
た孔を通して放熱パネルに効率的に熱伝達され、プラッ
トホームの乗降部に配設した放熱パネル上に堆積した雪
を速やかに融解処理する。
【0017】また、ヘッダ内の作動流体を電熱体により
加熱し、その電熱体の熱量をヘッダから蒸気管体を経て
放熱パネルに効率的に熱伝達され、プラットホームの乗
降部に配設した放熱パネル上に堆積した雪を速やかに融
解処理する。
【0018】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図1ないし図3
に基づいて説明する。これら各図において、2はプラッ
トホーム、3はプラットホーム2の乗降部、10はプラ
ットホーム2の車両への乗降部3近傍に配設され雪が堆
積される例えば複数配設された放熱パネル、11は例え
ば各放熱パネル10の近傍に配設され、内部に作動流体
12が封入され、気相部11aと液体部11bが形成さ
れるヘッダ、13は一方側13aがヘッダ11の気相部
11aと連通し、他方側13bが放熱パネル10内に形
成した孔14に埋設された複数のヒートパイプ、15は
ヘッダ11内に長手方向に貫通して配設され、そのヘッ
ダ11内の作動流体12を加熱する例えばシーズ線発熱
体から成る電熱体であり、図は一例として、シーズ線発
熱体から成る電熱体15が作動流体12中に直接浸漬さ
れた場合を示している。16は電源系統、17はこの電
源系統16と電熱体15とを接続する接続線である。
【0019】次に動作について説明する。冬期において
降雪があると、プラットホーム2の車両への乗降部3近
傍に配設された放熱パネル10上に雪が堆積される。と
ころで、電源系統16から接続線17を通じてシーズ線
発熱体から成る電熱体15に給電すると、電熱体15が
発熱し、その電熱体15によりヘッダ11内の作動流体
12が直接加熱され、ヘッダ11内の作動流体12は蒸
気化し、電熱体15の熱量を蒸発潜熱として奪い、ヘッ
ダ11の気相部11aからヒートパイプ13の一方側1
3aを経てそのヒートパイプ13内部を通ってヒートパ
イプ13の他方側13bに移動する。ヒートパイプ13
の他方側13bに移動した作動流体12の蒸気は放熱パ
ネル10の方が電熱体15より低い温度であるため凝縮
液化して放熱パネル10に凝縮潜熱を放出する。この凝
縮潜熱により放熱パネル10は加熱されて温度が高くな
る。液化した作動流体12はヒートパイプ13の内壁面
を伝ってヒートパイプ13の一方側13aを経てヘッダ
11の液体部11bに還流する。以上のような動作が自
然的に繰り返し行われることにより、電熱体15の熱量
が、ヒートパイプ13により放熱パネル10に効率的に
熱輸送され、放熱パネル10が0℃以上に加熱され、プ
ラットホーム2の乗降部3に配設した放熱パネル10上
に堆積した雪を融解処理する。
【0020】実施例2.この発明の実施例2を図4に基
づいて説明する。図4において、2,3,10〜11,
13,15〜17は上述した実施例1の構成と同様であ
る。18は電源装置であり、電源系統16から接続線1
7を通じてシーズ線発熱体から成る電熱体15に給電す
る。そして、この実施例2においては、気象条件を計測
するセンサとして、例えば気温を計測するセンサ19、
降雪量を計測するセンサ20を設け、これらセンサ1
9,20の出力に応じて電源装置18の給電制御を行う
制御手段21を設けて、放熱パネル10上に堆積する雪
を融解処理するようにしてもよい。すなわち、例えばセ
ンサ19の出力値が気温5℃以上になれば制御手段21
により電源装置18の給電停止制御を行い、センサ19
の出力値が気温5℃以下になれば制御手段21により電
源装置18の給電開始制御を行い、センサ20の出力値
が降雪量5mm以下になれば制御手段21により電源装置
18の給電停止制御を行い、センサ20の出力値が降雪
量5mm以上になれば制御手段21により電源装置18の
給電開始制御を行い、プラットホーム2の乗降部3に配
設した放熱パネル10上に堆積する雪を負荷に応じて効
果的に融解処理するようにしてもよい。以上のように制
御手段21により電源装置18の給電制御を行うことに
より、気象条件に応じて効果的な雪の融解処理を行うこ
とができる。
【0021】実施例3.また、上述した実施例2におけ
る電源装置18の給電量を可変とすることにより、各セ
ンサ19,20からの出力値に応じて制御手段21によ
り電源装置18の給電量を可変制御、すなわち、電源装
置18の給電量を可変制御することにより、気象条件に
応じて最適に雪の融解処理を行うことができる。
【0022】実施例4.尚、上記実施例2,3では気象
条件を計測するセンサとして、複数設けた場合について
述べたが、各々の組合せあるいは何れかのセンサに基づ
いて、プラットホーム2の乗降部3に配設した放熱パネ
ル10上に堆積する雪を効果的に融解処理するようにし
てもよいことは勿論のことである。〜11,13は上述
した実施例1の構成と同様である。この実施例2におい
ては温水流通管13を流通して温水源に帰還する配管、
すなわち、帰水管11に接続され、温水流通管13より
も上部に位置するバッファタンク20を設けたものであ
る。
【0023】実施例5.この発明の実施例5を図5に基
づいて説明する。図5において、10は放熱パネル、1
1はヘッダ、11aは気相部、11bは液体部、12は
作動流体、13はヒートパイプ、13aはヒートパイプ
13の一方側、13bはヒートパイプ13の他方側、1
4は孔、15は例えばシーズ線発熱体から成る電熱体、
22は放熱パネル10の下面に配設され、放熱パネル1
0の下面からの無駄な放熱を阻止する例えば硬質ゴム材
などの断熱材から成る放熱阻止体である。
【0024】次に動作について説明する。シーズ線発熱
体から成る電熱体15の熱は、ヘッダ11、ヒートパイ
プ13を通して放熱パネル10に熱輸送されるが、放熱
パネル10の下面に配設した例えば硬質ゴム材などの断
熱材から成る放熱阻止体22により、放熱パネル10の
下面からの無駄な放熱が阻止されるので、電熱体15の
熱を全て放熱パネル10の上面から周囲空気中に放熱さ
せることができ、プラットホーム2の乗降部3に配設し
た放熱パネル10上に堆積する雪を各実施例よりもより
一層短時間に且つ効率的に融解処理することができる。
尚、放熱阻止体22としては硬質ゴム材に限定されるも
のではないことは勿論のことである。
【0025】実施例6.この発明の実施例6を図6に基
づいて説明する。図6において、10は放熱パネル、1
1はヘッダ、11aは気相部、11bは液体部、12は
作動流体、13はヒートパイプ、13aはヒートパイプ
13の一方側、13bはヒートパイプ13の他方側、1
4は孔、15は例えばシーズ線発熱体から成る電熱体、
23は放熱パネル10の上面に配設され、放熱パネル1
0の上面を歩行する電車等の利用客が滑るのを防止する
すべり止め手段であり、例えばすべり止め塗料から成る
すべり止め手段23を放熱パネル10必要な放熱面積を
確保して適当な間隔で施工している。
【0026】次に動作について説明する。シーズ線発熱
体から成る電熱体15の熱は、ヘッダ11、ヒートパイ
プ13を通して放熱パネル10に熱輸送され、放熱パネ
ル10の放熱面から周囲空気中に放熱させることがで
き、プラットホーム2の乗降部3に配設した放熱パネル
10上に堆積する雪を融解処理することができる。そし
て、放熱パネル10の上面に配設したすべり止め手段2
3により、電車等の利用客が滑ることなく電車等への乗
降をお行こなうことができ、安全性に優れた装置を得る
ことができる。
【0027】実施例7.また、上述した実施例6におけ
るすべり止め手段23はすべり止め塗料から成る場合に
ついて述べたが、これに限定されるものではなく、放熱
パネル10の上面に熱伝導体とすべり止め体とが配列さ
れて構成された放熱効果とすべり止め効果の両方を具備
したすべり止め手段23としてもよい。また、放熱パネ
ル10の上面に平行な溝あるいは縦方向と横方向に交差
する溝を形成してすべり止め手段23を構成するように
してもよい。さらには、放熱パネル10の上面に、熱伝
導材とすべり止め材とが混合処理されて板状またはシー
ト状に形成されたすべり止め手段23として、放熱パネ
ル10からの放熱効果とすべり止め効果の両方を具備し
た構造としてもよい。
【0028】実施例8.また、この発明の実施例8を図
7に基づいて説明する。図7において、10はプラット
ホーム2の車両への乗降部3近傍に配設され、雪が堆積
される例えば複数配設された放熱パネル、11は内部に
作動流体12が封入され、気相部11aと液体部11b
が形成されるヘッダ、15は例えばシーズ線発熱体から
成る電熱体、24は放熱パネル10に形成され、一方側
24aが開口され他方側24bが閉塞された孔、25は
一方側25aがヘッダ11の気相部11aと連通され、
他方側25bが放熱パネル10に形成された孔24の一
方側24aに連通された管体である。
【0029】次に動作について説明する。冬期において
降雪があると、プラットホーム2の車両への乗降部3近
傍に配設された放熱パネル10上に雪が堆積される。と
ころで、シーズ線発熱体から成る電熱体15の熱によ
り、ヘッダ11内の作動流体12が加熱され、ヘッダ1
1内の作動流体12は蒸気化し、電熱体15の熱量を蒸
発潜熱として奪い、ヘッダ11の気相部11aから管体
25の一方側25aを経てその管体25内部を通って管
体25の他方側25bから放熱パネル10に形成された
孔24に移動する。孔24に移動した作動流体12の蒸
気は、放熱パネル10の方が温水より低い温度であるた
め凝縮液化して放熱パネル10に凝縮潜熱を放出する。
この凝縮潜熱により放熱パネル10は加熱されて温度が
高くなる。液化した作動流体12は管体25の他方側2
5bから管体25の一方側25aを経てヘッダ11の液
体部11bに還流する。以上のような動作が自然的に繰
り返し行われることにより、電熱体15の熱量が、ヘッ
ダ11、管体25により放熱パネル10に効率的に熱輸
送され、放熱パネル10が0℃以上に加熱され、プラッ
トホーム2の乗降部3に配設した放熱パネル10上に堆
積する雪を融解処理する。この場合、孔24に移動した
作動流体12の蒸気は放熱パネル10と直接熱交換され
るので、放熱パネル10への熱伝達効率がさらに向上し
その融解処理能力もさらに向上する。
【0030】また、この実施例8に上述した実施例2〜
7を適用し得ることは勿論のことである。
【0031】実施例9.この発明の実施例9を図8に基
づいて説明する。図8において、10はプラットホーム
2の車両への乗降部3近傍に配設され雪が堆積される例
えば複数配設された放熱パネル、11は内部に作動流体
12が封入され気相部11aと液体部11bが形成され
るヘッダ、15は例えばシーズ線発熱体から成る電熱
体、26は放熱パネル10に形成され、一方側26aお
よび他方側26bが開口された孔、27は一方側27a
がヘッダ11の気相部11aと連通され、他方側27b
が放熱パネル10に形成された孔26の一方側26aに
連通された蒸気管体、28は一方側28aが放熱パネル
10に形成された孔26の他方側26bと連通され、他
方側28bがヘッダ11の液体部11bと連通された液
管体である。
【0032】次に動作について説明する。冬期において
降雪があると、プラットホーム2の車両への乗降部3近
傍に配設された放熱パネル10上に雪が堆積される。と
ころで、シーズ線発熱体から成る電熱体15の熱によ
り、ヘッダ11内の作動流体12が加熱され、ヘッダ1
1内の作動流体12は蒸気化し、電熱体15の熱量を蒸
発潜熱として奪い、ヘッダ11の気相部11aから蒸気
管体27の一方側27aを経てその蒸気管体27内部を
通って蒸気管体27の他方側27bから放熱パネル10
に形成された孔26に移動する。孔26に移動した作動
流体12の蒸気は放熱パネル10の方が温水より低い温
度であるため凝縮液化して放熱パネル10に凝縮潜熱を
放出する。この凝縮潜熱により放熱パネル10は加熱さ
れて温度が高くなる。液化した作動流体12は液管体2
8の一方側28aから液管体28の他方側28bを経て
ヘッダ11の液体部11bに還流する。以上のような動
作が自然的に繰り返し行われることにより、電熱体15
の熱量が、ヘッダ11、管体27により放熱パネル10
に効率的に熱輸送され、放熱パネル10が0℃以上に加
熱され、プラットホーム2の乗降部3に配設した放熱パ
ネル10上に堆積した雪を融解処理する。この場合、孔
26に移動した作動流体12の蒸気は放熱パネル10と
直接熱交換されるので、放熱パネル10への熱伝達効率
がさらに向上しその融解処理能力もさらに向上する。ま
た、ヘッダ11、蒸気管体27、放熱パネル10の孔2
6、液管体28、ヘッダ11と言ったいわゆるループ状
ヒートパイプを構成しており、蒸気と液とが同一管内で
対抗流とならないので、極めて熱交換特性の高い融解処
理装置を得ることができる。
【0033】また、この実施例9上述した実施例2〜7
を適用し得ることは勿論のことである。
【0034】
【発明の効果】この発明は以上説明したとおり、ヘッダ
内の作動流体を電熱体により加熱し、その電熱体の熱量
をヘッダからヒートパイプの一方側を経てヒートパイプ
の他方側に熱輸送し、ヒートパイプの他方側から放熱パ
ネルに効率的に熱伝達され、プラットホームの乗降部に
配設した放熱パネル上に堆積する雪を速やかに融解処理
することができ、多大の労力と時間を要することなく除
去することができるプラットホームの融雪装置を得るこ
とができる。
【0035】また、電源装置から電熱体へ給電しその電
熱体によりヘッダ内の作動流体を加熱し、その電熱体の
熱量をヘッダからヒートパイプの一方側を経てヒートパ
イプの他方側に熱輸送し、ヒートパイプの他方側から放
熱パネルに効率的に熱伝達され、且つ気象条件を計測す
るセンサの出力に応じて制御手段により電源装置の給電
制御を行い、プラットホームの乗降部に配設した放熱パ
ネル上に堆積する雪を気象条件に応じて効果的に且つ速
やかに融解処理することができ、多大の労力と時間を要
することなく除去することができるプラットホームの融
雪装置を得ることができる。
【0036】また、ヘッダ内の作動流体を電熱体により
加熱し、その電熱体の熱量をヘッダからヒートパイプの
一方側を経てヒートパイプの他方側に熱輸送し、ヒート
パイプの他方側から放熱パネルに効率的に熱伝達され、
プラットホームの乗降部に配設した放熱パネル上に堆積
する雪を速やかに融解処理することができ、多大の労力
と時間を要することなくより一層短時間に且つ効率的に
除去することができるプラットホームの融雪装置を得る
ことができる。そして、放熱パネルの下面に配設した放
熱阻止体により、放熱パネルの下面からの無駄な放熱を
阻止することができる。
【0037】また、ヘッダ内の作動流体を電熱体により
加熱し、その電熱体の熱量をヘッダからヒートパイプの
一方側を経てヒートパイプの他方側に熱輸送し、ヒート
パイプの他方側から放熱パネルに効率的に熱伝達され、
プラットホームの乗降部に配設した放熱パネル上に堆積
する雪を速やかに融解処理することができ、多大の労力
と時間を要することなく除去することができるプラット
ホームの融雪装置を得ることができる。そして、放熱パ
ネルの上面に配設したすべり止め手段により、放熱パネ
ルの上面のすべりを防止することができる。
【0038】また、ヘッダ内の作動流体を電熱体により
加熱し、その電熱体の熱量をヘッダから管体の一方側を
経て管体の他方側に熱輸送し、管体の他方側から、放熱
パネルに形成された一方側が開口され他方側が閉塞され
た孔を通して放熱パネルに効率的に熱伝達され、その融
解処理能力がさらに向上し、プラットホームの乗降部に
配設した放熱パネル上に堆積する雪を速やかに効率的に
融解処理することができ、多大の労力と時間を要するこ
となく除去することができるプラットホームの融雪装置
を得ることができる。
【0039】また、ヘッダ内の作動流体を電熱体により
加熱し、その電熱体の熱量をヘッダから蒸気管体を経て
放熱パネルに効率的に熱伝達され、プラットホームの乗
降部に配設した放熱パネル上に堆積する雪を速やかに融
解処理することができ、多大の労力と時間を要すること
なく除去することができると共に蒸気と液とが同一管内
で対抗流とならないので、極めて熱交換特性の高いプラ
ットホームの融雪装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す系統図である。
【図2】この発明の実施例1を示す要部側面図である。
【図3】この発明の実施例1を示す要部正面図である。
【図4】この発明の実施例2を示す系統図である。
【図5】この発明の実施例5を示す要部側面図である。
【図6】この発明の実施例6を示す要部側面図である。
【図7】この発明の実施例8を示す要部側面図である。
【図8】この発明の実施例9を示す要部側面図である。
【図9】従来のプラットホームの融雪装置を示す斜視図
である。
【符号の説明】
2 プラットホーム 3 乗降部 10 放熱パネル 11 ヘッダ 12 作動流体 13 ヒートパイプ 15 電熱体 18 電源装置 19 センサ 20 センサ 21 制御手段 22 放熱阻止体 23 すべり止め手段 24 孔 25 管体 26 孔 27 蒸気管体 28 液管体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラットホームの車両への乗降部近傍に
    配設され、雪が堆積される放熱パネルと、上記放熱パネ
    ルの近傍に配設され、内部に作動流体が封入され、気相
    部と液体部が形成されるヘッダと、一方側が上記ヘッダ
    の気相部と連通され、他方側が上記放熱パネル内に埋設
    されたヒートパイプと、上記ヘッダ内に貫通して配設さ
    れ、上記ヘッダ内の作動流体を加熱する電熱体とを備え
    たことを特徴とするプラットホームの融雪装置。
  2. 【請求項2】 プラットホームの車両への乗降部近傍に
    配設され、雪が堆積される放熱パネルと、上記放熱パネ
    ルの近傍に配設され、内部に作動流体が封入され、気相
    部と液体部が形成されるヘッダと、一方側が上記ヘッダ
    の気相部と連通され、他方側が上記放熱パネル内に埋設
    されたヒートパイプと、上記ヘッダ内に貫通して配設さ
    れ、上記ヘッダ内の作動流体を加熱する電熱体と、上記
    電熱体へ給電する電源装置と、気象状況を計測するセン
    サと、上記センサの出力に応じて上記電源装置の給電制
    御を行う制御手段とを備えたことを特徴とするプラット
    ホームの融雪装置。
  3. 【請求項3】 プラットホームの車両への乗降部近傍に
    配設され、雪が堆積される放熱パネルと、上記放熱パネ
    ルの近傍に配設され、内部に作動流体が封入され、気相
    部と液体部が形成されるヘッダと、一方側が上記ヘッダ
    の気相部と連通され、他方側が上記放熱パネル内に埋設
    されたヒートパイプと、上記ヘッダ内に貫通して配設さ
    れ、上記ヘッダ内の作動流体を加熱する電熱体と、上記
    放熱パネルの下面に配設され、上記放熱パネルの下面か
    らの放熱を阻止する放熱阻止体とを備えたことを特徴と
    するプラットホームの融雪装置。
  4. 【請求項4】 プラットホームの車両への乗降部近傍に
    配設され、雪が堆積される放熱パネルと、上記放熱パネ
    ルの近傍に配設され、内部に作動流体が封入され、気相
    部と液体部が形成されるヘッダと、一方側が上記ヘッダ
    の気相部と連通され、他方側が上記放熱パネル内に埋設
    されたヒートパイプと、上記ヘッダ内に貫通して配設さ
    れ、上記ヘッダ内の作動流体を加熱する電熱体と、上記
    放熱パネルの上面に配設されたすべり止め手段とを備え
    たことを特徴とするプラットホームの融雪装置。
  5. 【請求項5】 プラットホームの車両への乗降部近傍に
    配設され、雪が堆積される放熱パネルと、上記放熱パネ
    ルの近傍に配設され、内部に作動流体が封入され気相部
    と液体部が形成されるヘッダと、上記ヘッダ内に貫通し
    て配設され、上記ヘッダ内の作動流体を加熱する電熱体
    と、上記放熱パネルに形成され、一方側が開口され他方
    側が閉塞された孔と、一方側が上記ヘッダの気相部と連
    通され他方側が上記放熱パネルに形成された上記孔の一
    方側に連通された管体とを備えたことを特徴とするプラ
    ットホームの融雪装置。
  6. 【請求項6】 プラットホームの車両への乗降部近傍に
    配設され、雪が堆積される放熱パネルと、上記放熱パネ
    ルの近傍に配設され、内部に作動流体が封入され気相部
    と液体部が形成されるヘッダと、上記ヘッダ内に貫通し
    て配設され、上記ヘッダ内の作動流体を加熱する電熱体
    と、上記放熱パネルに形成され、一方側および他方側共
    に開口された孔と、一方側が上記ヘッダの気相部と連通
    され、他方側が上記放熱パネルに形成された上記孔の一
    方側に連通された蒸気管体と、一方側が上記放熱パネル
    に形成された上記孔の他方側に連通され、他方側が上記
    ヘッダの液体部と連通された液管体とを備えたことを特
    徴とするプラットホームの融雪装置。
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Citations (6)

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