JPH06101209A - 粒状充填材入り人工芝生 - Google Patents

粒状充填材入り人工芝生

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JPH06101209A
JPH06101209A JP24625592A JP24625592A JPH06101209A JP H06101209 A JPH06101209 A JP H06101209A JP 24625592 A JP24625592 A JP 24625592A JP 24625592 A JP24625592 A JP 24625592A JP H06101209 A JPH06101209 A JP H06101209A
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grass
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Hisahiro Tamaoki
壽煕 玉置
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粒状充填材入り人工芝生において、その端末
周縁部や器具設置部の周縁部における粒状充填材の流出
や芝葉のへたりを充分に防止する。 【構成】 粒状充填材入り人工芝生において、この人工
芝生の端末周縁部及び/又は器具設置部40(スプリン
クラヘッド41及び空間42)の周縁部の芝葉31'
は、他の部分の芝葉31に比べて捲縮されている。好ま
しくは、この捲縮された芝葉31' は、他の部分の芝葉
31に比べて植設密度が大となされている。なお、10
は基礎層、20はクッション材、33は砂である。クッ
ション材20は設けない場合もある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、粒状充填材入り人工
芝生において、特に、この人工芝生の端末周縁部や器具
設置部の周縁部から粒状充填材が流失するのを防止し
た、粒状充填材入り人工芝生に関する。
【0002】
【従来の技術】人工芝は、一般に合成樹脂製のパイルを
芝葉とし、これを裏打ち基布に多数本植設することによ
り作られている。そして、この人工芝を公園や運動場な
どの基礎層に敷設し、その芝目内に砂等の粒状充填材を
入れて、粒状充填材入り人工芝生が形成される。
【0003】この種の人工芝生にあっては、人工芝生上
での運動時或いは散水時や降雨時に、人工芝生の端末周
縁部、或いは人工芝生のスプリンクラ、散水栓、排水
溝、競技ポール用の埋設管等の器具設置部の周縁部の隙
間や凹部に、粒状充填材が流れ込み、またこの部分の芝
葉にへたりが生じ、種々のトラブルが発生する。
【0004】例えば、人工芝生内の器具設置部の凹部に
は、これに足を引っ掛けてつまずかないように不使用時
には蓋が嵌合され、その蓋の上面にも人工芝が敷設され
ている。このような蓋を開閉する際には、器具設置部と
蓋との隙間に粒状充填材が流れ込み、蓋が完全に閉まら
なくなったり、凹部が詰まったりする。
【0005】また、蓋の開閉に伴ってその周縁部の芝葉
が隙間に食い込まれてへたって倒れていき、この倒れた
芝葉が蓋の隙間に挟まって、蓋が完全に閉まらなくなる
こともある。
【0006】また、人工芝生の端末周縁部においては、
粒状充填材が人工芝生外の敷地部分に散乱して美観を損
ねたり、人工芝生内の粒状充填材が減少して着地感が悪
くなったりする。
【0007】粒状充填材の流出を防止し、またこの部分
の芝葉のへたりを防止するために、人工芝生の端末周縁
部及び/又は器具設置部の周縁部の芝葉を、他の部分の
芝葉に比べて植設密度(植設量)を大にした粒状充填材
入り人工芝生が提案されている(例えば、実開平1−8
4304号公報及び実開平3−79308号公報参
照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
芝葉の植設密度を大にするだけでは、かなりの改善は認
められるが、粒状充填材の流出や芝葉のへたりを充分に
防止することはできない。
【0009】この発明は、上記の問題を解決するもの
で、その目的とするところは、粒状充填材入り人工芝生
において、その端末周縁部及び/又は器具設置部の周縁
部における粒状充填材の流出や芝葉のへたりを充分に防
止することができる粒状充填剤入り人工芝生を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明の粒状充填材入り人工芝生は、粒状充填剤
入り人工芝生において、この人工芝生の端末周縁部及び
/又は器具設置部の周縁部の芝葉は、他の部分の芝葉に
比べて捲縮されている。
【0011】好ましくは、上記端末周縁部及び/又は器
具設置部の周縁部の芝葉は、他の部分の芝葉に比べて植
設密度が大で且つ捲縮されている。ここで、植設密度
は、芝葉の糸太さ(デニール)と芝葉の根付密度(本/
cm2 )との積で表される。
【0012】以下、この発明を、図面に示す一例を参照
しながら詳細に説明する。図1は、この発明の一例を示
す一部切欠断面図である。図1において、10は公園や
運動場などの平らな基礎層で、一般にアスファルトコン
クリートやコンクリートで構成されている。
【0013】基礎層10の上には、通常、合成樹脂発泡
シート、合成ゴムシート、或いはゴム粒子を混入した合
成樹脂シート等からなるクッション材20が設けられる
が、このクッション材20は設けない場合もある。
【0014】基礎層10の上に、クッション材20を介
して、人工芝30がほぼ全面に敷設されている。すなわ
ち、人工芝30は後述の器具設置部40の上及びその周
縁部を除いて全面に敷設されている。
【0015】この人工芝30は、合成樹脂製のパイルか
らなる通常の無捲縮の芝葉31を、裏打ち基布32に所
定間隔(根付密度)をおいてタフテイングにより多数本
植設して作られている。なお、人工芝30は、上記以外
の公知方法で作製することができる。
【0016】芝葉31のパイルは、一般に2000〜2
0000デニール程度のナイロン樹脂、塩化ビニリデン
樹脂等の耐候性の良い合成樹脂フィルムのスプリットヤ
ーン等が好適に使用される。芝葉31の長さは、一般に
10〜40mm程度で、芝葉31の根付密度は、一般に1
〜15本/cm2 程度とされる。
【0017】そして、この芝葉31の間には、砂等の無
機質粒子、加硫ゴムチップや発泡プラスチック粉砕物等
の弾性粒状物のような粒状充填材33が充填されてい
る。特に、砂が好ましく、その粒径は、0.1〜2.0
mm程度であり、一般に芝葉31の長さの70〜90%程
度の高さまで充填される。
【0018】さらに、上記の粒状充填材入り人工芝生に
は、スプリンクラ、散水栓、排水溝、会所枡、競技ポー
ル用の埋設管等の器具設置部40が、必要箇所に設けら
れている。この器具設置部40は、人工芝30が敷設さ
れた基礎層10の表層部分に形成される。
【0019】すなわち、図1において、器具設置部40
は、円板状のスプリンクラヘッド41とその下の円柱状
の空間42とにより形成されている。
【0020】人工芝30は、この器具設置部40の上
と、器具設置部40の端縁から20〜200mm程度の周
縁部とには敷設されていない。その代わりに、この器具
設置部40の周縁部の基礎層10の上には、他の部分と
同じクッション材20を介して、別の人工芝30’が敷
設されている。なお、このクッション材20は設けない
場合もある。
【0021】この人工芝30’の芝葉31' は、他の部
分の芝葉31に比べて植設密度が大で且つ捲縮されてい
る。芝葉31' の根付密度は、一般に1〜15本/cm2
程度とされる。
【0022】なお、人工芝30’の芝葉31' は、上記
のように、他の部分の芝葉31に比べて植設密度が大で
且つ捲縮されているのが好ましいが、必ずしも植設密度
を大とする必要はなく、例えば、他の部分の芝葉31の
植設密度と同じか或いはそれより少ない植設密度であっ
て、捲縮されているだけでもよい。
【0023】上記の人工芝30’は、人工芝30と同様
な合成樹脂製のパイルからなる通常の無捲縮の芝葉を、
裏打ち基布32’に所定間隔(根付密度)をおいてタフ
テイングにより多数本植設し、これを加熱収縮させるこ
とにより芝葉を適度に捲縮させて作られている。なお、
人工芝30’は、上記以外の公知方法で捲縮させて作製
することができる。
【0024】また、スプリンクラヘッド41の上には、
他の部分と同じクッション材20を介して、器具設置部
40の周縁部の人工芝30’と同じ人工芝30’が設け
られている。なお、このクッション材20は設けない場
合もある。。
【0025】器具設置部40の周縁部の人工芝30’の
芝葉31' 及びスプリンクラヘッド41の上部の人工芝
30’の芝葉31' の芝目には、いずれも粒状充填材は
全く充填されていない。
【0026】なお、スプリンクラヘッド41とその上の
クッション材20とその上の人工芝30’とは、接着剤
により接着されている。そして、スプリンクラヘッド4
1は、水圧により、その上のクッション材20とその上
の人工芝30’とともに上方へ移動し、散水可能になさ
れている。スプリンクラヘッド41は、不使用時には図
示のように、器具設置部40の凹部の蓋の役目をする。
【0027】この発明の粒状充填材入り人工芝生は、以
上のように構成されている。
【0028】
【作用】この発明のように、粒状充填材入り人工芝生の
端末周縁部及び/又は器具設置部の周縁部の芝葉を、他
の部分の芝葉に比べて捲縮させるか、或いは植設密度を
大きくして且つ捲縮させておくと、人工芝生上での運動
時或いは散水や降雨時に、他の全体部分の芝目から流動
してくる粒状充填材は、芝葉の捲縮によって増大した芝
葉の抵抗、或いはこの抵抗と植設密度が大きいことによ
る芝葉の抵抗との両方の抵抗により充分に阻止される。
【0029】また、器具設置部の凹部に嵌合される蓋を
何回も開閉しても、器具設置部の周縁部の芝葉は、捲縮
されているか、或いは植設密度が大で且つ捲縮されてい
るので、この部分の芝葉はへたりにくくなる、さらにク
ッション性が向上する。
【0030】
【実施例】以下に、この発明の実施例及び比較例を示
す。実施例1 図1に示すように、アスファルトコンクリートからなる
基礎層10の上に、ゴム粒子を混入したウレタン樹脂シ
ートからなる厚さ0.5mmのクッション材20を設け、
その上面に人工芝30を敷設した。
【0031】この人工芝30は、長さ25mmのナイロン
樹脂製のパイルからなる10000デニールの通常の無
捲縮の芝葉31を、裏打ち基布32に1.6本/cm2
根付密度でタフテイングにより植設して作ったものであ
る。
【0032】そして、芝葉31の間に粒径0.2〜1.
7mmの砂を高さ22mmまで充填して砂入り人工芝生の運
動場を作った。
【0033】この際、基礎層10の表面部分を、予め凹
状に掘って周囲をコンクリートで固め、この凹部にスプ
リンクラ装置を設置して、スプリンクラヘッド41とそ
の下の円柱状の空間42とからなる器具設置部40を形
成した。そして、スプリンクラヘッド41により器具設
置部40の開口部を開閉可能に構成する。
【0034】この器具設置部40の上と、器具設置部4
0の端縁から100mmの周縁部とには人工芝30を敷設
しなかった。その代わりに、器具設置部40の周縁部
(人工芝30が敷設されていない100mm部分)に、他
の部分と同じクッション材20を介して、別の人工芝3
0’を環状に敷設した。
【0035】この別の人工芝30’は、ナイロン樹脂製
のパイルからなる4400デニールの通常の無捲縮の芝
葉を、裏打ち基布32’に6.3本/cm2 の根付密度で
タフテイングにより植設し、これを60℃の熱水で加熱
して芝葉を約6%程度収縮させ、長さ25mmの捲縮され
た芝葉31’を形成して作ったものである。
【0036】さらに、スプリンクラヘッド41の上面に
も、他の部分と同じクッション材20を介して、器具設
置部40の周縁部の人工芝30’と同じ人工芝30’を
敷設した。
【0037】なお、スプリンクラヘッド41とその上面
のクッション材20とその上面の人工芝30’とは、ゴ
ム系接着剤により接着した。
【0038】また、器具設置部40の周縁部の人工芝3
0’及びスプリンクラヘッド41の上部の人工芝30’
の芝目には、粒状充填材は全く充填していない。
【0039】このようにして形成された人工芝生の運動
場を6箇月間使用した。この場合、スプリンクラヘッド
41は、散水のために、水圧によりその上面クッション
材20と人工芝30’とともに、上方へ1日当たり1回
の割合で移動されて開閉された。
【0040】6箇月間の使用中、スプリンクラヘッド4
1の開閉は円滑に行われた。また、6箇月間の使用後、
器具設置部40の周縁部とプリンクラヘッド41の端縁
の隙間43及び凹部の空間42への砂の流出を観察した
ところ、砂の流出は殆ど認められなかった。
【0041】また、当初25mmの長さであった周縁部の
芝葉31' の高さは、約20mm程度になっており、芝葉
31' のへたりは少なかった。
【0042】比較例1 実施例1において、器具設置部40の周縁部の人工芝及
びスプリンクラヘッド41の上部の人工芝は、長さ25
mmのナイロン樹脂製のパイルからなる4400デニール
の通常の無捲縮の芝葉を、裏打ち基布に6.3本/cm2
の根付密度で植設して作成した捲縮されていないものを
使用した。それ以外は実施例1と同様に行った。
【0043】この場合、6箇月間の使用中、スプリンク
ラヘッド41を開閉する際に、隙間42に砂や芝葉が詰
まり、スプリンクラヘッド41の開閉が円滑に行われな
かった。また、6箇月間の使用後、器具設置部40の周
縁部とプリンクラーヘッド41の隙間43及び凹部の空
間42への砂の流出を観察したところ、砂の流出がかな
り認められ。
【0044】また、当初25mmの長さであった周縁部の
芝葉の高さは、約10mm程度になっており、芝葉のへた
りが大きかった。
【0045】
【発明の効果】上述の通り、この発明の粒状充填材入り
人工芝生は、粒状充填剤入り人工芝生において、この人
工芝生の端末周縁部及び/又は器具設置部の周縁部の芝
葉が、他の部分の芝葉に比べて捲縮されているか、或い
は植設密度が大で且つ捲縮されているので、粒状充填材
の流出や周縁部の芝葉のへたりを充分に防止することが
できる。
【0046】しかも、人工芝生の端末周縁部及び/又は
器具設置部の周縁部の芝葉は、捲縮されているか、或い
は植設密度が大で且つ捲縮されているため、適度の弾力
性があり、この部分の芝目内に砂等の粒状充填材を入れ
る必要がなく、着地感が良く、他の部分と同様に歩行者
や競技者の疲労感を軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の粒状充填材入り人工芝生の一例を示
す一部切欠断面図である。
【符号の説明】
10 基礎層 20 クッション材 30 通常の粒状充填材入り人工芝 31 無捲縮の芝葉 32 基布 33 粒状充填材 30' 捲縮された芝葉の人工芝 31' 捲縮された芝葉 32' 基布 40 器具設置部 41 スプリンクラヘッド 42 空間 43 隙間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒状充填材入り人工芝生において、この
    人工芝生の端末周縁部及び/又は器具設置部の周縁部の
    芝葉は、他の部分の芝葉に比べて捲縮されていることを
    特徴とする粒状充填材入り人工芝生。
  2. 【請求項2】 粒状充填材入り人工芝生において、この
    人工芝生の端末周縁部及び/又は器具設置部の周縁部の
    芝葉は、他の部分の芝葉に比べて植設密度が大で且つ捲
    縮されていることを特徴とする粒状充填材入り人工芝
    生。
JP24625592A 1992-09-16 1992-09-16 粒状充填材入り人工芝生 Expired - Lifetime JP2635488B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006207337A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Sekisui Jushi Co Ltd 人工芝

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006207337A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Sekisui Jushi Co Ltd 人工芝

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