JPH06101561A - 車速検出手段の異常検出装置 - Google Patents

車速検出手段の異常検出装置

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JPH06101561A
JPH06101561A JP25304392A JP25304392A JPH06101561A JP H06101561 A JPH06101561 A JP H06101561A JP 25304392 A JP25304392 A JP 25304392A JP 25304392 A JP25304392 A JP 25304392A JP H06101561 A JPH06101561 A JP H06101561A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】車速検出手段の異常を検出するまでの時間の短
縮化を図る。 【構成】エンジン1にはその駆動力をドライブシャフト
に伝達する自動変速機7が駆動連結されている。車両の
ECU30には吸気圧センサ23、水温センサ25、回
転数センサ26、車速センサ28、ニュートラルスイッ
チ29等を接続させる。そして、シフト位置が非ニュー
トラル状態にあることが検出されてから所定時間経過
し、かつ、エンジン回転数が基準回転数以上である場合
に、車速が「0」の場合には、車速センサ28に異常が
発生したものとする。また、所定時間経過していない場
合でも、冷却水温がエンジン1の暖機完了状態を示す値
であり、エンジン回転数及び吸気圧が自動変速機7の動
力伝達可能状態にあることを示す値である状態が短時間
経過したときには、所定時間経過したものとみなす。そ
のため、車速センサ28に異常が発生した場合には直ち
に検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両の速度を検出する
ための車速検出手段の異常検出装置に係り、詳しくは、
自動変速機を備えた車両に設けられ、その車速検出手段
の断線等による異常を検出する装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、車速センサによる車速検出信
号は、各種のエンジン制御を行う場合、例えばアイドル
回転数制御におけるアイドル状態の判断時等における重
要なパラメータの1つとして用いられる。しかし、この
車速信号を制御装置に伝達するための信号線が断線した
り、コネクタ部分が脱落したりして、車速信号が制御装
置に伝達されなくなると、各種の制御に支障を来すこと
となる。
【0003】そこで、上記のような車速検出手段の異常
を検出すべく、従来より各種の車速検出手段の異常検出
装置が提案されている。この種の技術として、例えば特
開昭61−21454号公報に開示されたものが挙げら
れる。この技術では、エンジン回転数が所定値以上で、
車両が走行状態にある、つまり、自動変速機のシフト位
置がニュートラル状態にないという条件下で、検出され
る車速がゼロであったときに車速センサ系統が異常であ
ると判断される。このように、車速センサ系統の異常検
出時において、自動変速機のシフト位置がニュートラル
状態にないという条件を設定することにより、車両がレ
ーシング状態にない、つまり、走行状態にあるというこ
とを比較的確実に検出することが可能となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実際には、
エンジンの駆動力が自動変速機を介してドライブシャフ
トに伝達されるまでにはかなりの時間がかかる。特に、
冷間時においては、駆動力が完全に伝達されるまでの時
間は非常に長いものとなる。そのため、上記従来技術で
は、シフト位置がニュートラル状態にない(非ニュート
ラル状態にある)と検出されてから、エンジンの駆動力
がドライブシャフトに完全に伝達されるまでに所定の保
障時間を設ける必要があった。そして、その非ニュート
ラル状態がその保障時間だけ経過するまでは、車両が走
行状態であると判断することができなかった。その結
果、実際に車速センサ系統に異常が発生した場合には、
その異常が判断されるまでに長い時間を要することとな
っていた。
【0005】この発明は前述した事情に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、車速検出手段に異常があっ
た場合に、その異常を検出するまでの時間の短縮化を図
ることの可能な車速検出手段の異常検出装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明においては、図1に示すように、内燃機関M
1に連結された自動変速機M2を備えてなる車両M3に
設けられ、その車両M3の速度を検出する車速検出手段
M4と、自動変速機M2のシフト位置が非ニュートラル
状態にあるか否かを検出するシフト位置検出手段M5
と、内燃機関M1の回転数を検出する回転数検出手段M
6と、シフト位置検出手段M5によりシフト位置が非ニ
ュートラル状態にあることが検出されてから、その状態
の継続時間を計測する計時手段M7と、計時手段M7の
検出結果が自動変速機M2の動力伝達可能な時間に相当
する予め定められた所定時間以上であり、かつ、回転数
検出手段M6の検出結果が車両M3の走行可能な回転数
に相当する予め定められた所定値以上であり、かつ、車
速検出手段M4の検出結果が予め定められた所定値以下
である場合に、車速検出手段M4が異常であると判断す
る異常判断手段M8とを備えた車速検出手段の異常検出
装置において、内燃機関M1の温度状態を検出する温度
状態検出手段M9と、内燃機関M1の負荷状態を検出す
る負荷状態検出手段M10と、温度状態検出手段M9の
検出結果が内燃機関M1の暖機完了状態に相当し、回転
数検出手段M6の検出結果及び負荷状態検出手段M10
の検出結果が車両M3の走行状態に相当すると判断した
ときに、計時手段M7の計測結果が予め定められた所定
時間以上であるものとみなすみなし手段M11とを設け
たことを特徴とする車速検出手段の異常検出装置をその
要旨としている。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、図1に示すように、車速
検出手段M4では車両M3の速度が検出され、シフト位
置検出手段M5では自動変速機M2のシフト位置が非ニ
ュートラル状態にあるか否かが検出され、回転数検出手
段M6では、車両M3に設けられた内燃機関M1の回転
数が検出される。また、計時手段M7では、シフト位置
が非ニュートラル状態にあることが検出されてから、そ
の状態の継続時間が計測される。そして、計時手段M7
の検出結果が予め定められた所定時間以上であり、か
つ、回転数検出手段M6の検出結果が予め定められた所
定値以上であり、かつ、車速検出手段M4による検出結
果が予め定められた所定値以下であるとき、異常判断手
段M8では、車速検出手段M4が異常であると判断され
る。
【0008】また、温度状態検出手段M9では内燃機関
M1の温度状態が検出され、負荷状態検出手段M10で
は内燃機関M1の負荷状態が検出される。そして、温度
状態検出手段M9の検出結果が内燃機関M1の暖機完了
状態に相当し、回転数検出手段M6の検出結果及び負荷
状態検出手段M10の検出結果が自動変速機M2の動力
伝達可能状態に相当すると判断された場合には、みなし
手段M11により、計時手段M7の検出結果が予め定め
られた所定時間以上であるものとみなされる。
【0009】従って、非ニュートラル状態の継続時間が
所定時間以上経過していなくとも、機関温度が暖機完了
状態を示す値であり、内燃機関M1の回転数及び負荷が
自動変速機M2の動力伝達可能状態にあることを示す値
である場合には、所定時間以上経過したものとみなされ
ることとなる。そのため、仮に車速検出手段M4に異常
が発生したとしても、みなし手段M11により、所定時
間以上経過したものとみなされた場合には、異常判断手
段M8により車速検出手段M4が異常であると直ちに判
断される。
【0010】
【実施例】以下、この発明における車速検出手段の異常
検出装置を具体化した一実施例を図2〜7に基づいて詳
細に説明する。
【0011】図2はこの実施例の異常検出対象となる車
速センサを備えたエンジンシステムを示す概略構成図で
ある。内燃機関としてのエンジン1は吸気通路2を介し
てエアクリーナ3から外気を取り込む。また、その外気
の取り込みと同時に、エンジン1はその吸入ポート1a
の近傍にて各気筒毎に設けられたインジェクタ4から噴
射される燃料を取り込む。そして、取り込んだ燃料と外
気との混合気を各気筒毎に設けられた吸気バルブ5aを
介して燃焼室1bへ導入し、同燃焼室1b内にて爆発・
燃焼させて駆動力を得た後、その排気ガスを排気バルブ
5bを介して各気筒毎の排気マニホールドが集合する排
気通路6へ導出して外部へ排出する。
【0012】エンジン1にはその駆動力を図示しないド
ライブシャフトに伝達するための自動変速機7が駆動連
結されている。そして、エンジン1の駆動力が自動変速
機7を介してドライブシャフトに伝達されるようになっ
ている。
【0013】吸気通路2の途中には、図示しないアクセ
ルペダルに連動して開閉されるスロットルバルブ8が設
けられている。そして、このスロットルバルブ8が開閉
されることにより、吸気通路2への吸入空気量が調節さ
れる。また、そのスロットルバルブ8の下流側には、吸
入空気の脈動を平滑化させるサージタンク9が設けられ
ている。
【0014】吸気通路2においてエアクリーナ3の近傍
には、吸気温度を検出する吸気温センサ21が設けられ
ている。また、スロットルバルブ8の近傍には、その開
度、すなわちスロットル開度TAを検出するスロットル
センサ22が設けられている。さらに、サージタンク9
には、同タンク9に連通してエンジン1の負荷に相当す
る吸入圧力(吸気圧)PiMを検出する負荷状態検出手
段としての吸気圧センサ23が設けられている。
【0015】一方、排気通路6の途中には、排気中の酸
素濃度を検出する酸素センサ24が設けられている。ま
た、エンジン1には、その冷却水の温度(冷却水温)T
HWを検出する温度状態検出手段としての水温センサ2
5が設けられているエンジン1の各気筒毎に設けられた
点火プラグ10には、ディストリビュータ11にて分配
された点火信号が印加される。ディストリビュータ11
はイグナイタ12から出力される高電圧をエンジン1の
クランク角に同期して各点火プラグ10に分配するため
のものであり、各点火プラグ10の点火タイミングはイ
グナイタ12からの高電圧出力タイミングにより決定さ
れる。
【0016】ディストリビュータ11には、同ディスト
リビュータ11の図示しないロータの回転からエンジン
1の回転数(エンジン回転数)NEを検出する回転数検
出手段としての回転数センサ26、同じくロータの回転
に応じてエンジン1のクランク角の変化を所定の割合で
検出する気筒判別センサ27がそれぞれ取付けられてい
る。なお、この実施例では、1行程に対してエンジン1
が2回転するものとして、気筒判別センサ27が30°
CAの割合でクランク角を検出するようになっている。
【0017】また、自動変速機7の近傍には、車両の速
度(車速)SPDを検出する車速検出手段としての車速
センサ28が設けられている。さらに、自動変速機7に
は、シフト位置がニュートラル状態にあるか否かを検知
するシフト位置検出手段としてのニュートラルスイッチ
29が設けられている。このニュートラルスイッチ29
は、シフト位置がニュートラル状態にあることを検知し
たときには「オン」となり、シフト位置がニュートラル
状態にあることを検知しないときには「オフ」となるニ
ュートラル信号NSを出力するようになっている。
【0018】また、車両内部の図示しないインストルメ
ントパネルには、上記の車速センサ28の異常を知らせ
るために点滅されるセンサ異常ランプ13が配設されて
いる。
【0019】このセンサ異常ランプ13は電子制御装置
(以下単に「ECU」という)30に電気的に接続され
ている。そして、このECU30により、計時手段、異
常判断手段及びみなし手段が構成されている。このEC
U30には、吸気温センサ21、スロットルセンサ2
2、吸気圧センサ23、酸素センサ24、水温センサ2
5、回転数センサ26、気筒判別センサ27、車速セン
サ28及びニュートラルスイッチ29がそれぞれ接続さ
れている。ECU30はこれら各センサ21〜28及び
ニュートラルスイッチ29の検出信号に基づき種々の演
算及び判断の処理を実行する。そして、ECU30はそ
の演算及び判断結果に基づいてインジェクタ4及びイグ
ナイタ12を駆動制御するとともに、車速センサ28に
異常があると判断したときには、センサ異常ランプ13
を点滅制御するようになっている。
【0020】次に、ECU30の構成について図3のブ
ロック図に従って説明する。ECU30は中央処理装置
(CPU)31、所定の制御プログラム等を予め記憶し
た読み出し専用メモリ(ROM)32、CPU31の演
算結果等を一時記憶するランダムアクセスメモリ(RA
M)33、予め記憶されたデータを保存するバックアッ
プRAM34等と、これら各部と外部入力回路35、外
部出力回路36等とをバス37によって接続してなる論
理演算回路として構成されている。
【0021】外部入力回路35には、前述した吸気温セ
ンサ21、スロットルセンサ22、吸気圧センサ23、
酸素センサ24、水温センサ25、回転数センサ26、
気筒判別センサ27、車速センサ28及びニュートラル
スイッチ29等がそれぞれ接続されている。又、外部出
力回路36には、前述したインジェクタ4、イグナイタ
12及びセンサ異常ランプ13等がそれぞれ接続されて
いる。そして、CPU31は外部入力回路35を介して
各センサ21〜28及びニュートラルスイッチ29から
の検出信号を入力値として読み込む。又、CPU31は
これら入力値に基づき、外部出力回路36を介してイン
ジェクタ4、イグナイタ12及びセンサ異常ランプ13
等を好適に制御する。なお、CPU31にはカウント機
能を有する第1及び第2のカウンタ38,39が内蔵さ
れている。
【0022】次に、前述したECU30により実行され
る各種処理動作のうち、車速センサ28に異常が発生し
た際における異常判断の処理動作について図4〜7に従
って説明する。
【0023】図4,5に示すフローチャートはECU3
0により実行される「異常判断ルーチン」であって、エ
ンジン1のクランキングが開始されると同時に開始さ
れ、その後は所定時間毎の定時割り込みで実行される。
【0024】このルーチンの処理が開始されると、先ず
ステップ101において、各センサ21〜28及びニュ
ートラルスイッチ29の検出結果に基づき、スロットル
開度TA、吸気圧PiM、冷却水温THW、エンジン回
転数NE、車速SPD及びニュートラル信号NS等を入
力値として読み込む。
【0025】次に、ステップ102において、今回読み
込まれたニュートラル信号NSが「オフ」であるか否か
を判断する。そして、ニュートラル信号NSが「オフ」
でない場合には、シフト位置がニュートラル状態にある
ものとしてその後の処理を一旦終了する。また、ニュー
トラル信号NSが「オフ」の場合には、シフト位置がニ
ュートラル状態にないものとして続くステップ103へ
移行する。そして、ステップ103においては、CPU
31に内蔵された第1のカウンタ38のカウントを開始
する。
【0026】次に、ステップ104において、第1のカ
ウンタ38のカウント値C1が予め定められた所定時間
「α1」を経過したか否かを判断する。この所定時間
「α1」は、エンジン1の駆動力が自動変速機7を介し
てドライブシャフトに完全に伝達されるまでの通常の保
障時間にほぼ等しいものである。そして、カウント値C
1が所定時間「α1」を経過した場合には、シフト位置
が非ニュートラル状態となり、エンジン1の駆動力がド
ライブシャフトに完全に伝達されたものとして後述する
ステップ110へ移行する。また、カウント値C1が所
定時間「α1」を未だ経過していない場合には、ステッ
プ105へ移行する。
【0027】ステップ105においては、今回読み込ま
れた冷却水温THWが予め定められた所定値「β」以上
であるか否かを判断する。そして、冷却水温THWが所
定値「β」以上でない場合には、エンジン1の暖機が未
だ完了していないものとしてその後の処理を一旦終了す
る。また、冷却水温THWが所定値「β」以上の場合に
は、暖機が完了しているものとして、続くステップ10
6へ移行する。
【0028】ステップ106においては、今回読み込ま
れたエンジン回転数NEが予め定められた所定範囲内に
あるか、つまり所定値「γ」以上で、かつ、所定値
「δ」以下であるか否かを判断する。そして、エンジン
回転数NEがその所定範囲内にない場合には、例えばエ
ンジン回転数NEが低すぎて、次に説明するステップ1
07の処理を実行するに値しないものとしてその後の処
理を一旦終了する。また、エンジン回転数NEが所定範
囲内にある場合には、ステップ107へ移行する。
【0029】ステップ107においては、エンジン回転
数NEが予め定められた所定範囲内にあるという条件下
において、今回読み込まれた吸気圧PiMが予め定めら
れた所定値「ε」よりも大きいか否かを判断する。そし
て、吸気圧PiMが所定値「ε」よりも大きくない場合
には、現在の運転状態が、アクセルペダルによりスロッ
トルバルブ8が開かれてエンジン回転数NEがある程度
上がっているにもかかわらず、自動変速機7によりエン
ジン1の駆動力がドライブシャフトに未だ完全に伝達さ
れていない、いわゆるレーシング状態であるものとして
その後の処理を一旦終了する。また、吸気圧PiMが所
定値「ε」よりも大きい場合には、現在の運転状態がレ
ーシング状態でない、つまり走行状態にあるものとして
続くステップ108へ移行する。
【0030】ここで、上記のステップ106及びステッ
プ107の処理についてさらに説明する。図6は、運転
状態がレーシング状態にある場合の時間に対するエンジ
ン回転数及び吸気圧の関係を示すグラフである。また、
図7は、運転状態が走行状態にある場合の時間に対する
エンジン回転数及び吸気圧の関係を示すグラフである。
図6のグラフからも明らかなように、一般に、レーシン
グ状態においては、エンジン回転数NEの増大に伴う吸
気圧PiMの増加度合いは小さい。つまり、エンジン回
転数NEが所定範囲内にある場合(「γ」≦NE≦
「δ」)において、吸気圧PiMは常に所定値「ε」よ
りも小さい関係にあることが分かる。一方、図7のグラ
フからも明らかなように、自動変速機が「1速」に係合
された走行状態においては、エンジン回転数NEの増大
に伴う吸気圧PiMの増加度合いは大きい。つまり、エ
ンジン回転数NEが所定範囲内にある場合(「γ」≦N
E≦「δ」)において、吸気圧PiMは常に所定値
「ε」以上の関係にあることが分かる。
【0031】そのため、上記ステップ107において、
吸気圧PiMが所定値「ε」よりも大きい場合には、現
在の運転状態がレーシング状態でない、つまり走行状態
にあるものと判断するのである。なお、この実施例にお
いては、所定値「ε」は車両停止状態において、エアコ
ン等の電気負荷が全て「オン」状態にあり、かつ、パワ
ーステアリングが「すえ切り」状態にあるときの最大の
値に設定されている。
【0032】そして、続くステップ108においては、
CPU31に内蔵された第2のカウンタ39のカウント
を開始する。次に、ステップ109において、第2のカ
ウンタ39のカウント値C2が予め定められた所定時間
「α2」を経過したか否かを判断する。この所定時間
「α2」は、今回読み込んだデータが瞬間的なノイズで
ないことを確認するために必要な時間であり、前述した
所定時間「α1」に比べてはるかに短い時間である。そ
して、カウント値C2が所定時間「α2」を経過した場
合には、前述のステップ104においてカウント値C1
が所定時間「α1」を未だ経過していないにもかかわら
ず、現在の運転状態が走行状態にあり、エンジン1の駆
動力がドライブシャフトに完全に伝達されているものと
みなして次のステップ110へ移行する。また、カウン
ト値C2が所定時間「α2」を未だ経過していない場合
には、今回読み込んだデータが瞬間的なノイズである可
能性があるものとしてその後の処理を一旦終了する。
【0033】ステップ104又はステップ109から移
行して、ステップ110においては、今回読み込まれた
スロットル開度TAに基づいて、次のステップ111に
て用いられる基準回転数Nθを算出する。ここで算出さ
れる基準回転数Nθは、そのときどきのスロットル開度
TAに応じて異なり、基準回転数Nθの増大に伴って高
い値となる。また、この基準回転数Nθは車速SPDが
「0」とならないために最低限必要な回転数である(す
なわち、基準回転数Nθはスロットル開度TAに対応す
るエンジン1のストール回転数に基づいた値である)。
【0034】続いて、ステップ111においては、今回
読み込まれたエンジン回転数NEがステップ110で算
出された基準回転数Nθ以上であるか否かを判断する。
そして、エンジン回転数NEが基準回転数Nθ以上でな
い場合には、車速センサ28の異常の有無を判断する条
件、すなわち、現在の運転状態が走行状態にあり、エン
ジン1の駆動力が自動変速機7を介してドライブシャフ
トに完全に伝達されているという条件を満たしていない
ものとしてその後の処理を一旦終了する。また、エンジ
ン回転数NEが基準回転数Nθ以上の場合には、車速セ
ンサ28の異常の有無を判断する条件を全て満たしたも
のとして、次のステップ112へ移行する。
【0035】ステップ112においては、今回読み込ま
れた車速SPDが「0」であるか否かを判断する。そし
て、車速SPDが「0」でない場合には、車速センサ2
8に異常がないものとしてその後の処理を一旦終了す
る。また、車速SPDが「0」の場合には、現在の運転
状態が走行状態にあり、エンジン1の駆動力が自動変速
機7を介してドライブシャフトに完全に伝達されている
にもかかわらず、検出された車速SPDが「0」という
ことから、車速センサ28あるいはその電気回路系統に
異常があるものとして次のステップ113へ移行する。
【0036】そして、ステップ113において、車速セ
ンサ28に異常が発生したことを支持するダイアグコー
ドをバックアップRAM34に記憶させる。続いて、ス
テップ114において、センサ異常ランプ13を点滅さ
せる。また、ステップ115において、第1及び第2の
カウンタ38,39のカウント値C1,C2をそれぞれ
「0」にリセットし、その後の処理を一旦終了する。
【0037】以上説明したように、この実施例では、シ
フト位置が非ニュートラル状態にあることが検出されて
からのカウント値C1が所定時間「α1」以上であり、
かつ、エンジン回転数NEがそのときどきのスロットル
開度TAに応じた基準回転数Nθ以上である場合に、車
速センサ28の異常の有無を判断する条件を全て満たし
たものとしている。そして、そのときの車速SPDが
「0」の場合には、車速センサ28に異常が発生したも
のとしている。このため、車速センサ28が異常でない
にもかかわらず、誤って異常であると検出されてしまう
おそれがない。また、逆に、車速センサ28に異常が発
生した場合には、確実にそれを検出することができる。
【0038】また、カウント値C1が所定時間「α1」
を経過していない場合でも、冷却水温THWがエンジン
1の暖機完了状態を示す値(THW≧「β」)であり、
エンジン回転数NE及び吸気圧PiMが自動変速機7の
動力伝達可能状態にあることを示す値(「γ」≦NE≦
「δ」,PiM≧「ε」)であるという状態が所定時間
「α2」経過したときには、所定時間「α1」だけ経過
したものとみなすようにしている。しかも、この所定時
間「α2」は所定時間「α1」に比較してかなり短い。
従って、このように所定時間「α1」だけ経過したもの
とみなされた場合には、車速センサ28あるいはその電
気回路系統が異常であることが直ちに判断される。その
結果、総合的に、異常を検出する時間の短縮化を図るこ
とができる。
【0039】さらに、この実施例では、車速センサ28
に異常が発生した場合には、そのことを支持するダイア
グコードをバックアップRAM34に記憶させるように
している。つまり、このような異常の履歴がバックアッ
プRAM34に記憶されることとなる。そのため、ディ
ーラーによる定期点検時等において、このような車速セ
ンサ28の異常の履歴を容易に認識することができる。
【0040】併せて、この実施例では、車速センサ28
に異常が発生した場合には、センサ異常ランプ13を点
滅させるようにしている。このため、運転者はこのよう
な車速センサ28の異常を容易にかつ瞬時にして認識す
ることができる。
【0041】なお、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一
部を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)前記実施例では、エンジン1にかかる負荷を検出
する手段として吸気圧センサ23を採用し、同センサ2
3にて負荷に相当する吸気圧PiMを検出させる構成と
したが、その代わりとして、スロットルバルブ8上流側
の吸気通路2に配設されたエアフロメータにより吸気流
量Qを検出させ、その吸気流量Qを負荷相当値としても
よい。
【0042】(2)前記実施例では、車速センサ28に
異常が発生した場合には、センサ異常ランプ13を点滅
させるようにしたが、センサ異常ランプ13の代わりに
既存のランプ(例えばオーバードライブオフランプ)を
点滅させるようにしてもよい。また、ランプの代わりに
ブザー等により運転者に異常を知らせるようにしてもよ
い。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、計時手段の検出結果が予め定められた所定時間以上
であり、かつ、回転数検出手段の検出結果が予め定めら
れた所定値以上である場合に、車速検出手段による検出
結果が予め定められた所定値以下であるとき、車速検出
手段が異常であると判断するようにしている。このよう
な異常検出装置において、非ニュートラル状態の継続時
間が所定時間以上経過していなくとも、機関温度が暖機
完了状態を示す値であり、内燃機関の回転数及び負荷が
自動変速機の動力伝達可能状態にあることを示す値であ
る場合には、所定時間以上経過したものとみなすように
している。そのため、車速検出手段に異常があった場合
には、その異常を検出するまでの時間の短縮化を図るこ
とができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の基本的な概念構成を説明する概念構
成図である。
【図2】この発明を具体化した一実施例における異常検
出対象となる車速センサを備えたエンジンシステムを示
す概略構成図である。
【図3】一実施例において、ECUの構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】一実施例において、ECUにより実行される
「異常判断ルーチン」の処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】一実施例において、ECUにより実行される
「異常判断ルーチン」の処理を示す図4に続くフローチ
ャートである。
【図6】一実施例において、運転状態がレーシング状態
にある場合の時間に対するエンジン回転数及び吸気圧の
関係を示すグラフである。
【図7】一実施例において、運転状態が走行状態にある
場合の時間に対するエンジン回転数及び吸気圧の関係を
示すグラフである。
【符号の説明】
1…内燃機関としてのエンジン、7…自動変速機、23
…負荷状態検出手段としての吸気圧センサ、25…温度
状態検出手段としての水温センサ、26…回転数検出手
段としての回転数センサ、28…車速検出手段としての
車速センサ、29…シフト位置検出手段としてのニュー
トラルスイッチ、30…計時手段、異常判断手段及びみ
なし手段を構成するECU。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関に連結された自動変速機を備え
    てなる車両に設けられ、その車両の速度を検出する車速
    検出手段と、 前記自動変速機のシフト位置が非ニュートラル状態にあ
    るか否かを検出するシフト位置検出手段と、 前記内燃機関の回転数を検出する回転数検出手段と、 前記シフト位置検出手段により前記シフト位置が非ニュ
    ートラル状態にあることが検出されてから、その状態の
    継続時間を計測する計時手段と、 前記計時手段の検出結果が前記自動変速機の動力伝達可
    能な時間に相当する予め定められた所定時間以上であ
    り、かつ、前記回転数検出手段の検出結果が前記車両の
    走行可能な回転数に相当する予め定められた所定値以上
    であり、かつ、前記車速検出手段の検出結果が予め定め
    られた所定値以下である場合に、前記車速検出手段が異
    常であると判断する異常判断手段とを備えた車速検出手
    段の異常検出装置において、 前記内燃機関の温度状態を検出する温度状態検出手段
    と、 前記内燃機関の負荷状態を検出する負荷状態検出手段
    と、 前記温度状態検出手段の検出結果が前記内燃機関の暖機
    完了状態に相当し、前記回転数検出手段の検出結果及び
    前記負荷状態検出手段の検出結果が前記車両の走行状態
    に相当すると判断したときに、前記計時手段の計測結果
    が予め定められた所定時間以上であるものとみなすみな
    し手段とを設けたことを特徴とする車速検出手段の異常
    検出装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08151946A (ja) * 1994-11-30 1996-06-11 Isuzu Motors Ltd エンジン制御装置
JP2013185567A (ja) * 2012-03-12 2013-09-19 Toyota Motor Corp 燃料噴射制御装置
JP2015116862A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 株式会社ケーヒン 車速センサ故障判定装置
CN110244076A (zh) * 2019-06-21 2019-09-17 威海立方盛电子科技有限公司 一种监测交通工具安全经济时速的分布式方法和测风装置

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