JPH06101756A - プーリ式変速装置 - Google Patents
プーリ式変速装置Info
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- JPH06101756A JPH06101756A JP24904992A JP24904992A JPH06101756A JP H06101756 A JPH06101756 A JP H06101756A JP 24904992 A JP24904992 A JP 24904992A JP 24904992 A JP24904992 A JP 24904992A JP H06101756 A JPH06101756 A JP H06101756A
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- Japan
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- pulley
- sheave
- connecting member
- movable
- movable sheave
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 互いに平行な1対の回転軸1,2上にそれぞ
れ設けられた変速プーリ5,11と、両プーリ5,11
間に巻き掛けられたベルトBとを備えたプーリ式変速装
置Aに対し、ワイヤを利用して両プーリ5,11の可動
シーブ7,13を互いに連動させ、変速装置Aの小形
化、軽量化及びコストダウン化を図る。 【構成】 一方のプーリ5の可動シーブ7にベアリング
22を介して回転可能に連結される連結部材20と他方
のプーリ11の固定シーブ12にベアリング25を介し
て回転可能に連結される連結部材23とをワイヤ部材3
0で連結する一方、一方のプーリ5の固定シーブ6にベ
アリング19を介して回転可能に連結される連結部材1
7と他方のプーリ11の可動シーブ13にベアリング2
8を介して回転可能に連結される連結部材26とを上記
ワイヤ部材30が挿通される可撓チューブからなるワイ
ヤケース29で連結する。
れ設けられた変速プーリ5,11と、両プーリ5,11
間に巻き掛けられたベルトBとを備えたプーリ式変速装
置Aに対し、ワイヤを利用して両プーリ5,11の可動
シーブ7,13を互いに連動させ、変速装置Aの小形
化、軽量化及びコストダウン化を図る。 【構成】 一方のプーリ5の可動シーブ7にベアリング
22を介して回転可能に連結される連結部材20と他方
のプーリ11の固定シーブ12にベアリング25を介し
て回転可能に連結される連結部材23とをワイヤ部材3
0で連結する一方、一方のプーリ5の固定シーブ6にベ
アリング19を介して回転可能に連結される連結部材1
7と他方のプーリ11の可動シーブ13にベアリング2
8を介して回転可能に連結される連結部材26とを上記
ワイヤ部材30が挿通される可撓チューブからなるワイ
ヤケース29で連結する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1対の可変プーリ及び
該両プーリに巻き掛けられるベルト部材を備えていて、
各プーリのプーリ径を変えて変速比を変化させるように
したプーリ式の変速装置の改良に関するものである。
該両プーリに巻き掛けられるベルト部材を備えていて、
各プーリのプーリ径を変えて変速比を変化させるように
したプーリ式の変速装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、農業機械等においては、エン
ジンの動力を変速して駆動車輪或いは各種の作業装置に
伝達するために、ベルト伝動を利用したプーリ式の変速
装置が多用されている。このベルト伝動を利用したプー
リ式変速装置の一例として、互いに平行に配置された1
対の回転軸の各々に、回転軸の各々に対して回転一体に
かつ摺動不能に固定された固定シーブと、各軸に可動シ
ーブとの間にV字状のベルト溝を形成するように対向配
置されて摺動可能に支持された可動シーブとからなる変
速プーリを設けるとともに、これら両変速プーリのベル
ト溝間にベルト部材を巻き掛け、各変速プーリの可動シ
ーブを軸方向に移動させて固定シーブに接離させ、両シ
ーブ間のベルト溝に巻き掛けられる伝動ベルトに対する
有効半径を変えることにより、両回転軸間の変速比を可
変制御するようにした変速プーリ式のものはよく知られ
ている。
ジンの動力を変速して駆動車輪或いは各種の作業装置に
伝達するために、ベルト伝動を利用したプーリ式の変速
装置が多用されている。このベルト伝動を利用したプー
リ式変速装置の一例として、互いに平行に配置された1
対の回転軸の各々に、回転軸の各々に対して回転一体に
かつ摺動不能に固定された固定シーブと、各軸に可動シ
ーブとの間にV字状のベルト溝を形成するように対向配
置されて摺動可能に支持された可動シーブとからなる変
速プーリを設けるとともに、これら両変速プーリのベル
ト溝間にベルト部材を巻き掛け、各変速プーリの可動シ
ーブを軸方向に移動させて固定シーブに接離させ、両シ
ーブ間のベルト溝に巻き掛けられる伝動ベルトに対する
有効半径を変えることにより、両回転軸間の変速比を可
変制御するようにした変速プーリ式のものはよく知られ
ている。
【0003】例えば、実公昭48―14131号公報に
開示されるものでは、各変速プーリの可動シーブを軸方
向に移動させるための機構として、可動シーブ背面側に
スラストベアリングを介して速度調節金具の可動金具を
連結するとともに、両プーリの可動金具をワイヤで連結
し、この可動金具を固定金具に対して相対回動させるこ
とにより、カム面上で転動するボールのカム作用により
可動金具を可動シーブと共に軸方向に移動させるように
なされている。
開示されるものでは、各変速プーリの可動シーブを軸方
向に移動させるための機構として、可動シーブ背面側に
スラストベアリングを介して速度調節金具の可動金具を
連結するとともに、両プーリの可動金具をワイヤで連結
し、この可動金具を固定金具に対して相対回動させるこ
とにより、カム面上で転動するボールのカム作用により
可動金具を可動シーブと共に軸方向に移動させるように
なされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ものでは、各可動シーブの背面側にカム機能を持った速
度調節金具を具備しており、その速度調節金具の分だけ
変速装置が重くならざるを得ず、変速装置の軽量化を図
ることが困難である。
ものでは、各可動シーブの背面側にカム機能を持った速
度調節金具を具備しており、その速度調節金具の分だけ
変速装置が重くならざるを得ず、変速装置の軽量化を図
ることが困難である。
【0005】また、速度調節金具が必要であるので、部
品点数も多くなり、コストが高くつくという問題もあっ
た。
品点数も多くなり、コストが高くつくという問題もあっ
た。
【0006】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、上記従来例のようにワイヤを利用して
両変速プーリの可動シーブを互いに連動させる構成と
し、その上でワイヤの連結構造を改良することにより、
変速装置の小形化、軽量化及びそのコストダウン化を図
ることにある。
で、その目的は、上記従来例のようにワイヤを利用して
両変速プーリの可動シーブを互いに連動させる構成と
し、その上でワイヤの連結構造を改良することにより、
変速装置の小形化、軽量化及びそのコストダウン化を図
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1の発明では、ワイヤ部材及びそれを摺動可
能に嵌挿するワイヤケースを用い、これらの相対移動を
利用して両変速プーリの可動シーブを軸方向に連係移動
させるようにしている。
め、請求項1の発明では、ワイヤ部材及びそれを摺動可
能に嵌挿するワイヤケースを用い、これらの相対移動を
利用して両変速プーリの可動シーブを軸方向に連係移動
させるようにしている。
【0008】具体的には、この発明では、互いに平行に
配置された1対の回転軸と、各々、上記回転軸に回転一
体にかつ摺動不能に固定された固定シーブ、及び該固定
シーブに対向するように回転軸に軸方向に摺動可能に支
持された可動シーブからなり、各可動シーブに対する各
固定シーブの対向方向が互いに逆向きとされた1対の変
速プーリと、これら両変速プーリ間に巻き掛けられたベ
ルト部材とを備え、各変速プーリの可動シーブを対向す
る固定シーブに対し接離させて各プーリの伝動ベルトに
対する有効半径を変化させることにより、両回転軸間の
変速比を可変としたプーリ式変速装置が前提である。
配置された1対の回転軸と、各々、上記回転軸に回転一
体にかつ摺動不能に固定された固定シーブ、及び該固定
シーブに対向するように回転軸に軸方向に摺動可能に支
持された可動シーブからなり、各可動シーブに対する各
固定シーブの対向方向が互いに逆向きとされた1対の変
速プーリと、これら両変速プーリ間に巻き掛けられたベ
ルト部材とを備え、各変速プーリの可動シーブを対向す
る固定シーブに対し接離させて各プーリの伝動ベルトに
対する有効半径を変化させることにより、両回転軸間の
変速比を可変としたプーリ式変速装置が前提である。
【0009】そして、上記各変速プーリの固定シーブ及
び可動シーブにそれぞれベアリングを介して軸方向に移
動一体にかつ相対回転可能に連結された固定シーブ側及
び可動シーブ側連結部材と、一端が上記一方の変速プー
リの可動シーブ側連結部材に回転軸の一端側から連結さ
れる一方、他端が他方の変速プーリの固定シーブ側連結
部材に回転軸の一端側から連結されたワイヤ部材と、一
端が上記一方の変速プーリの固定シーブ側連結部材に回
転軸の一端側から連結される一方、他端が他方の変速プ
ーリの可動シーブ側連結部材に回転軸の一端側から連結
され、内部に上記ワイヤ部材を摺動可能に挿通する可撓
性を有するチューブ状のワイヤケースと、上記両変速プ
ーリの少なくとも一方の可動シーブを軸方向に移動させ
る変速切換手段とを設ける。
び可動シーブにそれぞれベアリングを介して軸方向に移
動一体にかつ相対回転可能に連結された固定シーブ側及
び可動シーブ側連結部材と、一端が上記一方の変速プー
リの可動シーブ側連結部材に回転軸の一端側から連結さ
れる一方、他端が他方の変速プーリの固定シーブ側連結
部材に回転軸の一端側から連結されたワイヤ部材と、一
端が上記一方の変速プーリの固定シーブ側連結部材に回
転軸の一端側から連結される一方、他端が他方の変速プ
ーリの可動シーブ側連結部材に回転軸の一端側から連結
され、内部に上記ワイヤ部材を摺動可能に挿通する可撓
性を有するチューブ状のワイヤケースと、上記両変速プ
ーリの少なくとも一方の可動シーブを軸方向に移動させ
る変速切換手段とを設ける。
【0010】請求項2の発明では、上記各回転軸を中空
状とし、連結部材は該中空状回転軸内に嵌挿されてい
て、外周部がベアリングを介して固定及び可動シーブに
連結されている構成とする。
状とし、連結部材は該中空状回転軸内に嵌挿されてい
て、外周部がベアリングを介して固定及び可動シーブに
連結されている構成とする。
【0011】請求項3の発明では、変速切換手段を、一
端が変速プーリの可動シーブ側連結部材に連結されたワ
イヤ部材を備えたものとし、該ワイヤ部材の他端を押し
引きして可動シーブを軸方向に移動させるように構成す
る。
端が変速プーリの可動シーブ側連結部材に連結されたワ
イヤ部材を備えたものとし、該ワイヤ部材の他端を押し
引きして可動シーブを軸方向に移動させるように構成す
る。
【0012】
【作用】上記の構成により、請求項1の発明では、両回
転軸間の変速比を切り換える場合、変速切換手段により
一方の変速プーリの可動シーブを軸方向に移動させて固
定シーブに接離させる。この可動シーブにはベアリング
を介して可動シーブ側連結部材が連結され、この可動シ
ーブ側連結部材はワイヤ部材を介して他方の変速プーリ
の固定シーブ側連結部材に連結され、この固定シーブ側
連結部材はベアリングを介して該他方の変速プーリの固
定シーブに連結されており、一方、上記一方の変速プー
リの固定シーブにはベアリングを介して固定シーブ側連
結部材が連結され、この連結部材は可撓性を有するワイ
ヤケースを介して他方の変速プーリの可動シーブ側連結
部材に連結され、この連結部材はベアリングを介して該
他方の変速プーリの可動シーブに連結されているので、
上記可動シーブの軸方向への移動によりワイヤ部材が長
さ方向に移動しようとするのに伴い、ワイヤケースが内
部でワイヤ部材を摺動させながらそれに対し相対的に長
さ方向に移動する。このことで、他方のプーリの可動シ
ーブが固定シーブに対し上記一方の変速プーリの可動シ
ーブの接離方向と逆方向に接離し、つまり各変速プーリ
の可動シーブが固定シーブに対し逆向きに接離して各プ
ーリの伝動ベルトに対する有効半径が変化し、よって両
回転軸間の変速比を変えることができる。
転軸間の変速比を切り換える場合、変速切換手段により
一方の変速プーリの可動シーブを軸方向に移動させて固
定シーブに接離させる。この可動シーブにはベアリング
を介して可動シーブ側連結部材が連結され、この可動シ
ーブ側連結部材はワイヤ部材を介して他方の変速プーリ
の固定シーブ側連結部材に連結され、この固定シーブ側
連結部材はベアリングを介して該他方の変速プーリの固
定シーブに連結されており、一方、上記一方の変速プー
リの固定シーブにはベアリングを介して固定シーブ側連
結部材が連結され、この連結部材は可撓性を有するワイ
ヤケースを介して他方の変速プーリの可動シーブ側連結
部材に連結され、この連結部材はベアリングを介して該
他方の変速プーリの可動シーブに連結されているので、
上記可動シーブの軸方向への移動によりワイヤ部材が長
さ方向に移動しようとするのに伴い、ワイヤケースが内
部でワイヤ部材を摺動させながらそれに対し相対的に長
さ方向に移動する。このことで、他方のプーリの可動シ
ーブが固定シーブに対し上記一方の変速プーリの可動シ
ーブの接離方向と逆方向に接離し、つまり各変速プーリ
の可動シーブが固定シーブに対し逆向きに接離して各プ
ーリの伝動ベルトに対する有効半径が変化し、よって両
回転軸間の変速比を変えることができる。
【0013】このとき、固定及び可動シーブ側連結部材
の各々にワイヤ部材及びワイヤケースが連結されて、そ
の長さ方向の移動により直接可動シーブを軸方向に移動
させるため、従来のように速度調節金具が不要となり、
変速装置の軽量化を図ることができる。
の各々にワイヤ部材及びワイヤケースが連結されて、そ
の長さ方向の移動により直接可動シーブを軸方向に移動
させるため、従来のように速度調節金具が不要となり、
変速装置の軽量化を図ることができる。
【0014】また、上記のように一方のプーリの可動シ
ーブが固定シーブに接近すると、他方のプーリの可動シ
ーブが固定シーブから離れるようにワイヤ部材及びワイ
ヤケースが連結されているので、各可動シーブの軸方向
の位置を保つことができるとともに、各変速プーリで発
生するベルト推力を互いに相殺して、変速の際の操作力
を小さくすることができる。
ーブが固定シーブに接近すると、他方のプーリの可動シ
ーブが固定シーブから離れるようにワイヤ部材及びワイ
ヤケースが連結されているので、各可動シーブの軸方向
の位置を保つことができるとともに、各変速プーリで発
生するベルト推力を互いに相殺して、変速の際の操作力
を小さくすることができる。
【0015】さらに、可動シーブをワイヤ部材及びワイ
ヤケースで直接軸方向に移動させるので、従来のように
速度調節金具を使用するのに比べ、部品点数を少なくし
て装置の小形化及びコストダウン化を図ることができ
る。
ヤケースで直接軸方向に移動させるので、従来のように
速度調節金具を使用するのに比べ、部品点数を少なくし
て装置の小形化及びコストダウン化を図ることができ
る。
【0016】請求項2の発明では、固定シーブ側及び可
動シーブ側連結部材の各々が中空状回転軸内に嵌挿され
ていて、その外周部がベアリングを介して固定及び可動
シーブに連結されているので、ベアリングや連結部材を
小形化することができ、その分、変速装置の重量をより
一層軽減することができる。しかも、ベアリングのシー
ル径を小さくして、その回転抵抗を下げることができ、
変速装置の伝動効率を向上させることができる。
動シーブ側連結部材の各々が中空状回転軸内に嵌挿され
ていて、その外周部がベアリングを介して固定及び可動
シーブに連結されているので、ベアリングや連結部材を
小形化することができ、その分、変速装置の重量をより
一層軽減することができる。しかも、ベアリングのシー
ル径を小さくして、その回転抵抗を下げることができ、
変速装置の伝動効率を向上させることができる。
【0017】さらに、固定及び可動シーブの中心位置に
位置する連結部材にワイヤ部材及びワイヤケースが連結
されるので、固定及び可動シーブの軸方向への移動が容
易になる。しかも、連結部材やベアリングが回転軸内に
収納されるので、装置の外観見映えを向上させることが
できる。
位置する連結部材にワイヤ部材及びワイヤケースが連結
されるので、固定及び可動シーブの軸方向への移動が容
易になる。しかも、連結部材やベアリングが回転軸内に
収納されるので、装置の外観見映えを向上させることが
できる。
【0018】請求項3の発明では、変速切換手段は、一
端が変速プーリの可動シーブ側連結部材に連結されたワ
イヤ部材を備え、該ワイヤ部材の他端を押し引きして可
動シーブを軸方向に移動させるように構成されているの
で、両変速プーリの可動シーブを軸方向に移動させるた
めの連結部材を利用して、外部からの変速操作力を直接
可動シーブに伝達することができ、より一層の部品点数
の低減化、軽量化を図ることができる。
端が変速プーリの可動シーブ側連結部材に連結されたワ
イヤ部材を備え、該ワイヤ部材の他端を押し引きして可
動シーブを軸方向に移動させるように構成されているの
で、両変速プーリの可動シーブを軸方向に移動させるた
めの連結部材を利用して、外部からの変速操作力を直接
可動シーブに伝達することができ、より一層の部品点数
の低減化、軽量化を図ることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1及び図2は本発明の実施例に係るプーリ式変
速装置Aの全体構成を示し、この変速装置Aは比較的小
さな動力を伝達するための小型の変速装置として使用さ
れる。両図において、1は一方の回転軸としての中空状
の駆動軸、2は他方の回転軸としての中空状従動軸であ
って、駆動軸1の図1左端部には駆動側伝動軸3の端部
が、また従動軸2の図1左端部には従動側伝動軸4の端
部がそれぞれ回転一体に嵌合されており、駆動及び従動
軸1,2は互いに平行に配置されるようにそれぞれの端
部で伝動軸3,4に支持されている。
する。図1及び図2は本発明の実施例に係るプーリ式変
速装置Aの全体構成を示し、この変速装置Aは比較的小
さな動力を伝達するための小型の変速装置として使用さ
れる。両図において、1は一方の回転軸としての中空状
の駆動軸、2は他方の回転軸としての中空状従動軸であ
って、駆動軸1の図1左端部には駆動側伝動軸3の端部
が、また従動軸2の図1左端部には従動側伝動軸4の端
部がそれぞれ回転一体に嵌合されており、駆動及び従動
軸1,2は互いに平行に配置されるようにそれぞれの端
部で伝動軸3,4に支持されている。
【0020】上記駆動軸1には駆動プーリ5が設けられ
ている。この駆動プーリ5は、駆動軸1における駆動側
伝動軸3と反対側(図1右側)に位置するフランジ状の
固定シーブ6と、駆動側伝動軸3側に位置するフランジ
状の可動シーブ7とからなる。固定シーブ6は、ボス部
6aにおいて駆動軸1に円周方向に等間隔をあけて配置
した複数(例えば4つ)のピン8,8,…により回転一
体にかつ摺動不能に固定されている一方、可動シーブ7
は、駆動軸1における軸方向の複数の長孔1a,1a,
…にそれぞれ挿通されるピン9,9,…により、上記固
定シーブ6に対向するように駆動軸1にボス部7aにて
摺動可能にかつ回転一体に結合され、これら両シーブ
6,7間にはベルト溝10が形成されている。
ている。この駆動プーリ5は、駆動軸1における駆動側
伝動軸3と反対側(図1右側)に位置するフランジ状の
固定シーブ6と、駆動側伝動軸3側に位置するフランジ
状の可動シーブ7とからなる。固定シーブ6は、ボス部
6aにおいて駆動軸1に円周方向に等間隔をあけて配置
した複数(例えば4つ)のピン8,8,…により回転一
体にかつ摺動不能に固定されている一方、可動シーブ7
は、駆動軸1における軸方向の複数の長孔1a,1a,
…にそれぞれ挿通されるピン9,9,…により、上記固
定シーブ6に対向するように駆動軸1にボス部7aにて
摺動可能にかつ回転一体に結合され、これら両シーブ
6,7間にはベルト溝10が形成されている。
【0021】一方、上記従動軸2上には従動プーリ11
が設けられている。この従動プーリ11は上記駆動プー
リ5と同様の構成で、従動軸2における従動側伝動軸4
側(図1左側)に位置するフランジ状の固定シーブ12
と、従動側伝動軸4と反対側に位置するフランジ状の可
動シーブ13とからなる。固定シーブ12は、従動軸2
にボス部12aにて複数のピン14,14,…により回
転一体にかつ摺動不能に固定され、一方、可動シーブ1
3は、従動軸2における軸方向の複数の長孔2a,2
a,…にそれぞれ挿通されるピン15,15,…によ
り、上記固定シーブ12に上記駆動軸1上の駆動プーリ
5における固定シーブ6に対する可動シーブ7の対向方
向と逆方向でもって対向するように従動軸2にボス部1
3aにて摺動可能にかつ回転一体に結合され、これら両
シーブ12,13間にはベルト溝14が形成されてい
る。そして、上記駆動プーリ5のベルト溝10と従動プ
ーリ11のベルト溝16との間にはVベルトBが巻き掛
けられており、駆動及び従動プーリ5,11の各可動シ
ーブ7,13をそれぞれ固定シーブ6,12に対して接
離させて各プーリ5,11のプーリ径(VベルトBに対
する有効半径)を変更する。例えば図1に仮想線にて示
すように、駆動プーリ5の可動シーブ7を固定シーブ6
に接近させ、かつ従動プーリ11の可動シーブ13を固
定シーブ12から離隔させたときには、駆動プーリ5の
プーリ径を従動プーリ11よりも大きくすることによ
り、駆動軸1の回転を従動軸2に増速して伝達する。一
方、逆に、図1に実線にて示すように、駆動プーリ5の
可動シーブ7を固定シーブ6から離隔させ、かつ従動プ
ーリ11の可動シーブ13を固定シーブ12に接近させ
たときには、駆動プーリ5のプーリ径を小にし、従動プ
ーリ11のプーリ径を大きくすることにより、駆動軸1
の回転を減速して従動軸2に伝えるようになされてい
る。
が設けられている。この従動プーリ11は上記駆動プー
リ5と同様の構成で、従動軸2における従動側伝動軸4
側(図1左側)に位置するフランジ状の固定シーブ12
と、従動側伝動軸4と反対側に位置するフランジ状の可
動シーブ13とからなる。固定シーブ12は、従動軸2
にボス部12aにて複数のピン14,14,…により回
転一体にかつ摺動不能に固定され、一方、可動シーブ1
3は、従動軸2における軸方向の複数の長孔2a,2
a,…にそれぞれ挿通されるピン15,15,…によ
り、上記固定シーブ12に上記駆動軸1上の駆動プーリ
5における固定シーブ6に対する可動シーブ7の対向方
向と逆方向でもって対向するように従動軸2にボス部1
3aにて摺動可能にかつ回転一体に結合され、これら両
シーブ12,13間にはベルト溝14が形成されてい
る。そして、上記駆動プーリ5のベルト溝10と従動プ
ーリ11のベルト溝16との間にはVベルトBが巻き掛
けられており、駆動及び従動プーリ5,11の各可動シ
ーブ7,13をそれぞれ固定シーブ6,12に対して接
離させて各プーリ5,11のプーリ径(VベルトBに対
する有効半径)を変更する。例えば図1に仮想線にて示
すように、駆動プーリ5の可動シーブ7を固定シーブ6
に接近させ、かつ従動プーリ11の可動シーブ13を固
定シーブ12から離隔させたときには、駆動プーリ5の
プーリ径を従動プーリ11よりも大きくすることによ
り、駆動軸1の回転を従動軸2に増速して伝達する。一
方、逆に、図1に実線にて示すように、駆動プーリ5の
可動シーブ7を固定シーブ6から離隔させ、かつ従動プ
ーリ11の可動シーブ13を固定シーブ12に接近させ
たときには、駆動プーリ5のプーリ径を小にし、従動プ
ーリ11のプーリ径を大きくすることにより、駆動軸1
の回転を減速して従動軸2に伝えるようになされてい
る。
【0022】上記駆動軸1内には固定シーブ側及び可動
シーブ側連結部材17,20がそれぞれ収容されてい
る。固定シーブ側連結部材17は中心を対称とする2つ
の貫通孔18,18を有するリング状のもので、その外
周部にはベアリング19のインナレースが移動不能に外
嵌合され、このベアリング19のアウタレースは上記固
定シーブ6のボス部6aを駆動軸1に固定するための複
数のピン8,8,…の内端に移動不能に連結されてお
り、この構造により、固定シーブ側連結部材17はベア
リング19を介して固定シーブ6(駆動軸1)に軸方向
に移動不能にかつ相対回転可能に連結されている。
シーブ側連結部材17,20がそれぞれ収容されてい
る。固定シーブ側連結部材17は中心を対称とする2つ
の貫通孔18,18を有するリング状のもので、その外
周部にはベアリング19のインナレースが移動不能に外
嵌合され、このベアリング19のアウタレースは上記固
定シーブ6のボス部6aを駆動軸1に固定するための複
数のピン8,8,…の内端に移動不能に連結されてお
り、この構造により、固定シーブ側連結部材17はベア
リング19を介して固定シーブ6(駆動軸1)に軸方向
に移動不能にかつ相対回転可能に連結されている。
【0023】また、可動シーブ側連結部材20は中心部
にねじ孔21を有しかつその側方に貫通状の係合孔21
aを有するリング状のもので、その外周部にはベアリン
グ22のインナレースが移動不能に外嵌合され、このベ
アリング22のアウタレースは可動シーブ7のボス部7
aを駆動軸1に固定するための複数のピン9,9,…の
内端に移動不能に連結されており、この構造により、可
動シーブ側連結部材20はベアリング22を介して可動
シーブ7に軸方向に移動不能にかつ相対回転可能に連結
されている。
にねじ孔21を有しかつその側方に貫通状の係合孔21
aを有するリング状のもので、その外周部にはベアリン
グ22のインナレースが移動不能に外嵌合され、このベ
アリング22のアウタレースは可動シーブ7のボス部7
aを駆動軸1に固定するための複数のピン9,9,…の
内端に移動不能に連結されており、この構造により、可
動シーブ側連結部材20はベアリング22を介して可動
シーブ7に軸方向に移動不能にかつ相対回転可能に連結
されている。
【0024】一方、従動軸2内には固定シーブ側及び可
動シーブ側連結部材23,26がそれぞれ収容されてい
る。固定シーブ側連結部材23は上記駆動プーリ5の可
動シーブ側連結部材20と同じものでねじ孔24を有し
ており、その外周部にはベアリング25のインナレース
が移動不能に外嵌合され、このベアリング25のアウタ
レースは固定シーブ12のボス部12aを従動軸2に固
定するための複数のピン14,14,…の内端に移動不
能に連結されており、この構造により、固定シーブ側連
結部材23はベアリング25を介して固定シーブ12
(従動軸2)に軸方向に移動不能にかつ相対回転可能に
連結されている。
動シーブ側連結部材23,26がそれぞれ収容されてい
る。固定シーブ側連結部材23は上記駆動プーリ5の可
動シーブ側連結部材20と同じものでねじ孔24を有し
ており、その外周部にはベアリング25のインナレース
が移動不能に外嵌合され、このベアリング25のアウタ
レースは固定シーブ12のボス部12aを従動軸2に固
定するための複数のピン14,14,…の内端に移動不
能に連結されており、この構造により、固定シーブ側連
結部材23はベアリング25を介して固定シーブ12
(従動軸2)に軸方向に移動不能にかつ相対回転可能に
連結されている。
【0025】また、可動シーブ側連結部材26は上記駆
動プーリ5の固定シーブ側連結部材17と同様に中心に
1つの貫通孔27を有しており、その外周部にはベアリ
ング28のインナレースが移動不能に外嵌合され、この
ベアリング28のアウタレースは可動シーブ13のボス
部13aを従動軸2に固定するための複数のピン15,
15,…の内端に移動不能に連結されており、可動シー
ブ側連結部材26はベアリング28を介して可動シーブ
13に軸方向に移動不能にかつ相対回転可能に連結され
ている。
動プーリ5の固定シーブ側連結部材17と同様に中心に
1つの貫通孔27を有しており、その外周部にはベアリ
ング28のインナレースが移動不能に外嵌合され、この
ベアリング28のアウタレースは可動シーブ13のボス
部13aを従動軸2に固定するための複数のピン15,
15,…の内端に移動不能に連結されており、可動シー
ブ側連結部材26はベアリング28を介して可動シーブ
13に軸方向に移動不能にかつ相対回転可能に連結され
ている。
【0026】上記駆動プーリ5における固定シーブ側連
結部材17の一方の貫通孔18には後述のワイヤ部材3
0を摺動可能に挿通せしめるワイヤケース29の一端が
駆動軸1の一端側(図1で右端側)から嵌合固定されて
いる。このワイヤケース29は従動プーリ11側に延
び、その他端は従動プーリ11における可動シーブ側連
結部材26の貫通孔27に従動軸2の一端側から嵌合固
定されている。ワイヤケース29は、一端部が各連結部
材17,26の貫通孔18,27にそれぞれ嵌合されか
つ駆動軸1又は従動軸2と直角方向に彎曲する金属製の
2つのチューブ部29a,29aと、この両チューブ部
29a,29aの他端同士を接続する可撓部29bとか
らなり、この可撓部29bは例えば隙間なく螺旋状に巻
いた金属製細線の外表面を樹脂で被覆したもので、この
部分でワイヤケース29が全体として可撓性を有してお
り、従動プーリ11の可動シーブ7が軸方向に移動する
ときに可撓部29bが彎曲するようになっている。
結部材17の一方の貫通孔18には後述のワイヤ部材3
0を摺動可能に挿通せしめるワイヤケース29の一端が
駆動軸1の一端側(図1で右端側)から嵌合固定されて
いる。このワイヤケース29は従動プーリ11側に延
び、その他端は従動プーリ11における可動シーブ側連
結部材26の貫通孔27に従動軸2の一端側から嵌合固
定されている。ワイヤケース29は、一端部が各連結部
材17,26の貫通孔18,27にそれぞれ嵌合されか
つ駆動軸1又は従動軸2と直角方向に彎曲する金属製の
2つのチューブ部29a,29aと、この両チューブ部
29a,29aの他端同士を接続する可撓部29bとか
らなり、この可撓部29bは例えば隙間なく螺旋状に巻
いた金属製細線の外表面を樹脂で被覆したもので、この
部分でワイヤケース29が全体として可撓性を有してお
り、従動プーリ11の可動シーブ7が軸方向に移動する
ときに可撓部29bが彎曲するようになっている。
【0027】一方、上記駆動プーリ5における可動シー
ブ側連結部材20のねじ孔21には、ワイヤ部材30の
一端を移動不能に固定したボルト31が螺合締結されて
いる。このワイヤ部材30は上記固定シーブ側連結部材
17の一方の貫通孔18及びワイヤケース29内を通っ
て従動プーリ11側に延び、その他端部は従動プーリ1
1における可動シーブ側連結部材26の貫通孔27内を
経てボルト32に連結され、このボルト32は固定シー
ブ側連結部材23のねじ孔24に螺合締結されている。
ブ側連結部材20のねじ孔21には、ワイヤ部材30の
一端を移動不能に固定したボルト31が螺合締結されて
いる。このワイヤ部材30は上記固定シーブ側連結部材
17の一方の貫通孔18及びワイヤケース29内を通っ
て従動プーリ11側に延び、その他端部は従動プーリ1
1における可動シーブ側連結部材26の貫通孔27内を
経てボルト32に連結され、このボルト32は固定シー
ブ側連結部材23のねじ孔24に螺合締結されている。
【0028】以上の構成により、駆動プーリ5の可動シ
ーブ側連結部材20と従動プーリ11の固定シーブ側連
結部材23とがワイヤ部材30により駆動及び従動軸
1,2の一端側から連結され、また、駆動プーリ5の固
定シーブ側連結部材17と従動プーリ11の可動シーブ
側連結部材26とがワイヤケース29により上記と同様
に駆動及び従動軸1,2の一端側から連結されている。
ーブ側連結部材20と従動プーリ11の固定シーブ側連
結部材23とがワイヤ部材30により駆動及び従動軸
1,2の一端側から連結され、また、駆動プーリ5の固
定シーブ側連結部材17と従動プーリ11の可動シーブ
側連結部材26とがワイヤケース29により上記と同様
に駆動及び従動軸1,2の一端側から連結されている。
【0029】さらに、上記駆動プーリ5の可動シーブ7
を軸方向に移動させる変速切換機構34が設けられてい
る。この変速切換機構34は、一端を上記駆動プーリ5
における固定シーブ側連結部材17の他方の貫通孔18
に駆動軸1の他端側から嵌合固定せしめた操作側ワイヤ
ケース35を有する。この操作側ワイヤケース35は、
上記ワイヤケース29の駆動側チューブ部29aと反対
側で駆動軸1と直角方向に彎曲する金属製チューブ部3
5aと、一端がこのチューブ部35aの他端に接続され
た可撓部35bとからなり、可撓部35bの他端は固定
部材としての例えば変速装置AのハウジングA1 に貫通
固定されている。可撓部35bは上記ワイヤケース29
のものと同様に、隙間なく螺旋状に巻いた金属製細線の
外表面を樹脂で被覆したものである。
を軸方向に移動させる変速切換機構34が設けられてい
る。この変速切換機構34は、一端を上記駆動プーリ5
における固定シーブ側連結部材17の他方の貫通孔18
に駆動軸1の他端側から嵌合固定せしめた操作側ワイヤ
ケース35を有する。この操作側ワイヤケース35は、
上記ワイヤケース29の駆動側チューブ部29aと反対
側で駆動軸1と直角方向に彎曲する金属製チューブ部3
5aと、一端がこのチューブ部35aの他端に接続され
た可撓部35bとからなり、可撓部35bの他端は固定
部材としての例えば変速装置AのハウジングA1 に貫通
固定されている。可撓部35bは上記ワイヤケース29
のものと同様に、隙間なく螺旋状に巻いた金属製細線の
外表面を樹脂で被覆したものである。
【0030】また、上記駆動プーリ5における可動シー
ブ側連結部材20の係合孔21aには操作側ワイヤ部材
36の一端が挿通されて上記ワイヤ部材30と共に移動
可能に抜止め固定されている。この操作側ワイヤ部材3
6は上記固定シーブ側連結部材17の他方の貫通孔18
及び操作側ワイヤケース35内を通ってハウジングA1
外側に延び、その他端は、低速位置(Lo )と高速位置
(Hi )との間で揺動操作される操作レバー37に連結
されている。そして、この操作レバー37を揺動操作す
ることで、操作側ワイヤ部材36の他端を押し引きして
駆動プーリ5の可動シーブ7を軸方向に移動させ、図1
に実線にて示すように、操作レバー37を低速位置(L
o )に位置付けたときには、操作側ワイヤ部材36を押
して、駆動プーリ5の可動シーブ7を固定シーブ6から
離隔させ、かつ従動プーリ11の可動シーブ13を固定
シーブ12に接近させて、駆動プーリ5のプーリ径を従
動プーリ11よりも小にし、駆動軸1の回転を減速して
従動軸2に伝える一方、図1に仮想線にて示すように、
操作レバー37を高速位置(Hi )に位置付けたときに
は、操作側ワイヤ部材36を引っ張り、駆動プーリ5の
可動シーブ7を固定シーブ6に接近させ、かつ従動プー
リ11の可動シーブ13を固定シーブ12から離隔させ
て、駆動プーリ5のプーリ径を従動プーリ11よりも大
きくし、駆動軸1の回転を従動軸2に増速して伝達する
ようになっている。
ブ側連結部材20の係合孔21aには操作側ワイヤ部材
36の一端が挿通されて上記ワイヤ部材30と共に移動
可能に抜止め固定されている。この操作側ワイヤ部材3
6は上記固定シーブ側連結部材17の他方の貫通孔18
及び操作側ワイヤケース35内を通ってハウジングA1
外側に延び、その他端は、低速位置(Lo )と高速位置
(Hi )との間で揺動操作される操作レバー37に連結
されている。そして、この操作レバー37を揺動操作す
ることで、操作側ワイヤ部材36の他端を押し引きして
駆動プーリ5の可動シーブ7を軸方向に移動させ、図1
に実線にて示すように、操作レバー37を低速位置(L
o )に位置付けたときには、操作側ワイヤ部材36を押
して、駆動プーリ5の可動シーブ7を固定シーブ6から
離隔させ、かつ従動プーリ11の可動シーブ13を固定
シーブ12に接近させて、駆動プーリ5のプーリ径を従
動プーリ11よりも小にし、駆動軸1の回転を減速して
従動軸2に伝える一方、図1に仮想線にて示すように、
操作レバー37を高速位置(Hi )に位置付けたときに
は、操作側ワイヤ部材36を引っ張り、駆動プーリ5の
可動シーブ7を固定シーブ6に接近させ、かつ従動プー
リ11の可動シーブ13を固定シーブ12から離隔させ
て、駆動プーリ5のプーリ径を従動プーリ11よりも大
きくし、駆動軸1の回転を従動軸2に増速して伝達する
ようになっている。
【0031】また、図2に示すように、上記駆動及び従
動プーリ5,11間には、両プーリ5,11間に張られ
たベルトBの1対のスパンのうち駆動プーリ5の駆動力
が従動プーリ11に伝達されるときの緩み側スパン(図
2左側のスパン)をその内面から押圧してベルトBに張
力を与えることでベルト推力を発生する推力発生機構3
9が配設されている。この推力発生機構39は、ハウジ
ングA1 に軸40により揺動可能に支持されたアーム4
1と、該アーム41の先端部に軸42により回転可能に
支承されたローラ43とを備え、上記アーム41は図示
しないばねによりローラ43がベルトBの緩み側スパン
内面を押圧するように図2で時計回り方向に回動付勢さ
れている。
動プーリ5,11間には、両プーリ5,11間に張られ
たベルトBの1対のスパンのうち駆動プーリ5の駆動力
が従動プーリ11に伝達されるときの緩み側スパン(図
2左側のスパン)をその内面から押圧してベルトBに張
力を与えることでベルト推力を発生する推力発生機構3
9が配設されている。この推力発生機構39は、ハウジ
ングA1 に軸40により揺動可能に支持されたアーム4
1と、該アーム41の先端部に軸42により回転可能に
支承されたローラ43とを備え、上記アーム41は図示
しないばねによりローラ43がベルトBの緩み側スパン
内面を押圧するように図2で時計回り方向に回動付勢さ
れている。
【0032】次に、上記実施例の変速装置Aの作動につ
いて説明する。例えば、駆動軸1の回転を減速して従動
軸2に伝達する低速状態とするときには、変速切換機構
34の操作レバー37を低速位置(Lo )に位置付け
る。この操作レバー37は操作側ワイヤ部材36を介し
て駆動プーリ5における可動シーブ側連結部材20に連
結されているので、上記低速位置(Lo )への切換操作
に伴い、上記操作側ワイヤ部材36が押されて可動シー
ブ側連結部材20が軸方向に移動し、この可動シーブ側
連結部材20にベアリング22及びピン9,9,…を介
して連結されている可動シーブ7が図1左方に移動して
固定シーブ6から離れる。このことにより駆動プーリ5
が開いてそのプーリ径が減少し、このプーリ径の減少に
よりVベルトBが従動プーリ11側に移動可能となる。
いて説明する。例えば、駆動軸1の回転を減速して従動
軸2に伝達する低速状態とするときには、変速切換機構
34の操作レバー37を低速位置(Lo )に位置付け
る。この操作レバー37は操作側ワイヤ部材36を介し
て駆動プーリ5における可動シーブ側連結部材20に連
結されているので、上記低速位置(Lo )への切換操作
に伴い、上記操作側ワイヤ部材36が押されて可動シー
ブ側連結部材20が軸方向に移動し、この可動シーブ側
連結部材20にベアリング22及びピン9,9,…を介
して連結されている可動シーブ7が図1左方に移動して
固定シーブ6から離れる。このことにより駆動プーリ5
が開いてそのプーリ径が減少し、このプーリ径の減少に
よりVベルトBが従動プーリ11側に移動可能となる。
【0033】また、上記駆動プーリ5の可動シーブ側連
結部材20に螺合されているボルト31は従動プーリ1
1における固定シーブ側連結部材23にワイヤケース2
9内を通るワイヤ部材30を介して連結されているの
で、駆動プーリ5の可動シーブ側連結部材20が軸方向
に移動して固定シーブ側連結部材17から離隔し、ワイ
ヤ部材30がワイヤケース29内で駆動プーリ5側に引
っ張られて固定シーブ側連結部材23を移動させようと
するのに伴い、上記駆動プーリ5の固定シーブ側連結部
材17に連結されているワイヤケース29が可撓部29
bを彎曲させながら相対的に従動プーリ11における可
動シーブ側連結部材26を軸方向に押すようになり、こ
の可動シーブ側連結部材26にベアリング28及びピン
15,15,…を介して連結されている可動シーブ13
が図1左方に移動して固定シーブ12に近付く。このこ
とにより従動プーリ11が閉じてそのプーリ径が増大
し、このプーリ径の増大によりVベルトBが従動プーリ
11側に移動する。これらの結果、駆動プーリ5のプー
リ径が従動プーリ11よりも小さくなり、駆動軸1の回
転が減速されて従動軸2に伝達される。
結部材20に螺合されているボルト31は従動プーリ1
1における固定シーブ側連結部材23にワイヤケース2
9内を通るワイヤ部材30を介して連結されているの
で、駆動プーリ5の可動シーブ側連結部材20が軸方向
に移動して固定シーブ側連結部材17から離隔し、ワイ
ヤ部材30がワイヤケース29内で駆動プーリ5側に引
っ張られて固定シーブ側連結部材23を移動させようと
するのに伴い、上記駆動プーリ5の固定シーブ側連結部
材17に連結されているワイヤケース29が可撓部29
bを彎曲させながら相対的に従動プーリ11における可
動シーブ側連結部材26を軸方向に押すようになり、こ
の可動シーブ側連結部材26にベアリング28及びピン
15,15,…を介して連結されている可動シーブ13
が図1左方に移動して固定シーブ12に近付く。このこ
とにより従動プーリ11が閉じてそのプーリ径が増大
し、このプーリ径の増大によりVベルトBが従動プーリ
11側に移動する。これらの結果、駆動プーリ5のプー
リ径が従動プーリ11よりも小さくなり、駆動軸1の回
転が減速されて従動軸2に伝達される。
【0034】これに対し、駆動軸1の回転を増速して従
動軸2に伝達する高速状態とするときには、上記操作レ
バー37を高速位置(Hi )に位置付ける。この切換え
に伴い、上記操作側ワイヤ部材36が引っ張られて可動
シーブ側連結部材20が上記とは逆の方向に移動し、こ
の可動シーブ側連結部材20に連結されている可動シー
ブ7も図1右方に移動して固定シーブ6に接近する。こ
のことにより駆動プーリ5が閉じてプーリ径が増大し、
VベルトBが駆動プーリ5側に引き寄せられる。
動軸2に伝達する高速状態とするときには、上記操作レ
バー37を高速位置(Hi )に位置付ける。この切換え
に伴い、上記操作側ワイヤ部材36が引っ張られて可動
シーブ側連結部材20が上記とは逆の方向に移動し、こ
の可動シーブ側連結部材20に連結されている可動シー
ブ7も図1右方に移動して固定シーブ6に接近する。こ
のことにより駆動プーリ5が閉じてプーリ径が増大し、
VベルトBが駆動プーリ5側に引き寄せられる。
【0035】また、このように駆動プーリ5の可動シー
ブ側連結部材20が軸方向に移動して固定シーブ側連結
部材17に接近すると、ワイヤ部材30がワイヤケース
29内で従動プーリ11側に押されて従動プーリ11の
固定シーブ側連結部材23を移動させようとする。これ
に伴い、駆動プーリ5の固定シーブ側連結部材17に連
結されているワイヤケース29が図1仮想線にて示すよ
うに可撓部29bを彎曲させながら相対的に従動プーリ
11における可動シーブ側連結部材26を軸方向に引っ
張るようになり、この可動シーブ側連結部材26に連結
されている可動シーブ13が図1右方に移動して固定シ
ーブ12から離隔する。このことにより従動プーリ11
が開いてプーリ径が減少し、VベルトBが従動プーリ1
1側に移動する。これらの結果、駆動プーリ5のプーリ
径が従動プーリ11よりも大きくなり、駆動軸1の回転
が増速されて従動軸2に伝達される。
ブ側連結部材20が軸方向に移動して固定シーブ側連結
部材17に接近すると、ワイヤ部材30がワイヤケース
29内で従動プーリ11側に押されて従動プーリ11の
固定シーブ側連結部材23を移動させようとする。これ
に伴い、駆動プーリ5の固定シーブ側連結部材17に連
結されているワイヤケース29が図1仮想線にて示すよ
うに可撓部29bを彎曲させながら相対的に従動プーリ
11における可動シーブ側連結部材26を軸方向に引っ
張るようになり、この可動シーブ側連結部材26に連結
されている可動シーブ13が図1右方に移動して固定シ
ーブ12から離隔する。このことにより従動プーリ11
が開いてプーリ径が減少し、VベルトBが従動プーリ1
1側に移動する。これらの結果、駆動プーリ5のプーリ
径が従動プーリ11よりも大きくなり、駆動軸1の回転
が増速されて従動軸2に伝達される。
【0036】したがって、この実施例においては、駆動
プーリ5の可動シーブ7と従動プーリ11の固定シーブ
12とがそれぞれベアリング22,25、連結部材2
0,23及びワイヤ部材30を介して軸方向に移動可能
に連結され、かつ、駆動プーリ5の固定シーブ6と従動
プーリ11の可動シーブ13とがそれぞれベアリング1
9,28、連結部材17,26及びワイヤケース29を
介して軸方向に移動可能に連結されているので、上記ワ
イヤ部材30及びワイヤケース29の長さ方向の移動に
より直接各可動シーブ7,13を軸方向に移動させるこ
とができ、従来のように速度調節金具が不要で、変速装
置Aの軽量化を図ることができる。
プーリ5の可動シーブ7と従動プーリ11の固定シーブ
12とがそれぞれベアリング22,25、連結部材2
0,23及びワイヤ部材30を介して軸方向に移動可能
に連結され、かつ、駆動プーリ5の固定シーブ6と従動
プーリ11の可動シーブ13とがそれぞれベアリング1
9,28、連結部材17,26及びワイヤケース29を
介して軸方向に移動可能に連結されているので、上記ワ
イヤ部材30及びワイヤケース29の長さ方向の移動に
より直接各可動シーブ7,13を軸方向に移動させるこ
とができ、従来のように速度調節金具が不要で、変速装
置Aの軽量化を図ることができる。
【0037】しかも、一方のプーリ5(又は11)の可
動シーブ7(又は13)が固定シーブ6(又は12)に
接近すると、他方のプーリ11(又は5)の可動シーブ
13(又は7)が固定シーブ12(又は6)から離れる
ようにワイヤ部材30及びワイヤケース29が連結され
ているので、各可動シーブ7,13の軸方向の位置を保
つことができるとともに、各プーリ5,11で発生する
ベルト推力を互いに相殺して、変速の際の操作力を小さ
くすることができる。
動シーブ7(又は13)が固定シーブ6(又は12)に
接近すると、他方のプーリ11(又は5)の可動シーブ
13(又は7)が固定シーブ12(又は6)から離れる
ようにワイヤ部材30及びワイヤケース29が連結され
ているので、各可動シーブ7,13の軸方向の位置を保
つことができるとともに、各プーリ5,11で発生する
ベルト推力を互いに相殺して、変速の際の操作力を小さ
くすることができる。
【0038】また、可動シーブ7,13をワイヤ部材3
0及びワイヤケース29で直接軸方向に移動させるの
で、従来のように速度調節金具を使用するのに比べ、部
品点数を少なくして変速装置Aの小形化及びコストダウ
ン化を図ることができる。
0及びワイヤケース29で直接軸方向に移動させるの
で、従来のように速度調節金具を使用するのに比べ、部
品点数を少なくして変速装置Aの小形化及びコストダウ
ン化を図ることができる。
【0039】さらに、固定シーブ側及び可動シーブ側連
結部材17,23,20,26の各々が中空状の駆動又
は従動軸1,2内に嵌挿され、その外周部がベアリング
19,25,22,28及びピン8,14,9,15を
介して固定及び可動シーブ6,12,7,13に連結さ
れているので、ベアリング19,25,22,28や連
結部材17,23,20,26を小形化することがで
き、変速装置Aの重量をより一層軽減することができ
る。しかも、各ベアリング19,25,22,28のシ
ール径も小さくなって、その回転抵抗を下げることがで
き、変速装置Aの伝動効率を向上させることができる。
結部材17,23,20,26の各々が中空状の駆動又
は従動軸1,2内に嵌挿され、その外周部がベアリング
19,25,22,28及びピン8,14,9,15を
介して固定及び可動シーブ6,12,7,13に連結さ
れているので、ベアリング19,25,22,28や連
結部材17,23,20,26を小形化することがで
き、変速装置Aの重量をより一層軽減することができ
る。しかも、各ベアリング19,25,22,28のシ
ール径も小さくなって、その回転抵抗を下げることがで
き、変速装置Aの伝動効率を向上させることができる。
【0040】具体的には、図3はベアリングの内径に応
じたロストルクの具体的データを示し、ベアリングのア
ウタレースを固定した状態でインナレースを回転速度5
00rpm で回転させたときの回転開始から3分後のトル
クをトルクメータで読み取ってロストルクを求めたもの
であり、例えばベアリング内径が60mmの接触型シール
では約0.02kgf ・m の回転トルクがロスになり、こ
のベアリングを駆動及び従動側で2個使用する場合、合
わせて0.04kgf ・m のロストルクになる。従って、
今仮に変速装置の最大入力トルクが0.25kgf ・m と
すると、この入力トルクの16%(=(0.04/0.
25)×100)をロスすることとなり、最大伝動効率
は84%(=100−16)になり、84%以下の伝動
効率しか望めない(他のロスが追加されるので、84%
以上にはならない)。これに対し、本実施例のように、
ベアリング径が小さくて例えば15mmの接触型シールで
は約0.0015kgf ・m の回転トルクがロスになり、
このベアリングを駆動及び従動側で4個使用すると、合
わせて0.006kgf ・m のロストルクになる。従っ
て、変速装置の最大入力トルク0.25kgf ・m の2.
4%(=(0.006/0.25)×100)をロスす
ることとなり、最大伝動効率は97.6%(=100−
2.4)になり、97.6%以下の伝動効率が可能とな
り、変速装置Aの伝動効率が大幅に向上することが判
る。
じたロストルクの具体的データを示し、ベアリングのア
ウタレースを固定した状態でインナレースを回転速度5
00rpm で回転させたときの回転開始から3分後のトル
クをトルクメータで読み取ってロストルクを求めたもの
であり、例えばベアリング内径が60mmの接触型シール
では約0.02kgf ・m の回転トルクがロスになり、こ
のベアリングを駆動及び従動側で2個使用する場合、合
わせて0.04kgf ・m のロストルクになる。従って、
今仮に変速装置の最大入力トルクが0.25kgf ・m と
すると、この入力トルクの16%(=(0.04/0.
25)×100)をロスすることとなり、最大伝動効率
は84%(=100−16)になり、84%以下の伝動
効率しか望めない(他のロスが追加されるので、84%
以上にはならない)。これに対し、本実施例のように、
ベアリング径が小さくて例えば15mmの接触型シールで
は約0.0015kgf ・m の回転トルクがロスになり、
このベアリングを駆動及び従動側で4個使用すると、合
わせて0.006kgf ・m のロストルクになる。従っ
て、変速装置の最大入力トルク0.25kgf ・m の2.
4%(=(0.006/0.25)×100)をロスす
ることとなり、最大伝動効率は97.6%(=100−
2.4)になり、97.6%以下の伝動効率が可能とな
り、変速装置Aの伝動効率が大幅に向上することが判
る。
【0041】さらにまた、固定及び可動シーブ6,1
2,7,13の中心に位置する連結部材17,23,2
0,26にワイヤ部材30及びワイヤケース29が連結
されるので、固定及び可動シーブ6,12,7,13の
軸方向への移動が容易になる。また、連結部材17,2
3,20,26やベアリング19,25,22,28が
駆動又は従動軸1,2内に収納されるので、変速装置A
の外観見映えを向上させることができる。
2,7,13の中心に位置する連結部材17,23,2
0,26にワイヤ部材30及びワイヤケース29が連結
されるので、固定及び可動シーブ6,12,7,13の
軸方向への移動が容易になる。また、連結部材17,2
3,20,26やベアリング19,25,22,28が
駆動又は従動軸1,2内に収納されるので、変速装置A
の外観見映えを向上させることができる。
【0042】加えて、変速切換機構34の操作側ワイヤ
部材36は駆動プーリ5の可動シーブ側連結部材20に
連結され、この操作側ワイヤ部材36を操作レバー37
により押し引きして可動シーブ7を軸方向に移動させる
ので、両プーリ5,11の可動シーブ7,13を連係し
て軸方向に移動させるための可動シーブ側連結部材20
を利用して、変速装置A外からの変速操作力を直接可動
シーブ7に伝達することができ、変速装置Aのより一層
の部品点数の低減化、軽量化が図れる。
部材36は駆動プーリ5の可動シーブ側連結部材20に
連結され、この操作側ワイヤ部材36を操作レバー37
により押し引きして可動シーブ7を軸方向に移動させる
ので、両プーリ5,11の可動シーブ7,13を連係し
て軸方向に移動させるための可動シーブ側連結部材20
を利用して、変速装置A外からの変速操作力を直接可動
シーブ7に伝達することができ、変速装置Aのより一層
の部品点数の低減化、軽量化が図れる。
【0043】尚、上記実施例では、変速装置Aを低速状
態から高速状態に切り換えることを優先するために、駆
動プーリ5の可動シーブ7に操作側ワイヤ部材36を連
結し、高速状態から低速状態に切り換えるのはベルトB
の推力バランスで戻るようにしている。しかし、この高
速状態から低速状態への切換えも同等にするときには、
従動プーリ11の可動シーブ13にも操作側ワイヤ部材
36を連結すればよい。
態から高速状態に切り換えることを優先するために、駆
動プーリ5の可動シーブ7に操作側ワイヤ部材36を連
結し、高速状態から低速状態に切り換えるのはベルトB
の推力バランスで戻るようにしている。しかし、この高
速状態から低速状態への切換えも同等にするときには、
従動プーリ11の可動シーブ13にも操作側ワイヤ部材
36を連結すればよい。
【0044】また、上記実施例では、ワイヤ部材30及
び操作側ワイヤ部材36を同じボルト31に固定してい
るが、専用のボルトにより連結部材20に連結してもよ
い。また、1つのワイヤ部材を途中で分岐させ、その一
方を可動シーブ側連結部材20に連結し、他方を操作レ
バー37に連結するようにすることも可能である。
び操作側ワイヤ部材36を同じボルト31に固定してい
るが、専用のボルトにより連結部材20に連結してもよ
い。また、1つのワイヤ部材を途中で分岐させ、その一
方を可動シーブ側連結部材20に連結し、他方を操作レ
バー37に連結するようにすることも可能である。
【0045】さらに、上記実施例では、駆動プーリ5の
可動シーブ7と従動プーリ11の固定シーブ12とをワ
イヤ部材30で連結し、駆動プーリ5の固定シーブ6と
従動プーリ11の可動シーブ13とをワイヤケース29
で連結しているが、駆動プーリ5の固定シーブ6と従動
プーリ11の可動シーブ13とをワイヤ部材で連結し、
駆動プーリ5の可動シーブ7と従動プーリ11の固定シ
ーブ12とをワイヤケースで連結してもよく(上記実施
例の駆動及び従動プーリ5,11を逆転させた構成とな
る)、同様の効果が得られる。
可動シーブ7と従動プーリ11の固定シーブ12とをワ
イヤ部材30で連結し、駆動プーリ5の固定シーブ6と
従動プーリ11の可動シーブ13とをワイヤケース29
で連結しているが、駆動プーリ5の固定シーブ6と従動
プーリ11の可動シーブ13とをワイヤ部材で連結し、
駆動プーリ5の可動シーブ7と従動プーリ11の固定シ
ーブ12とをワイヤケースで連結してもよく(上記実施
例の駆動及び従動プーリ5,11を逆転させた構成とな
る)、同様の効果が得られる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、互いに平行に配置された1対の回転軸上にそれ
ぞれ設けられた変速プーリと、この両変速プーリ間に巻
き掛けられた伝動ベルトとを備えたプーリ式の変速装置
に対し、一方のプーリの可動シーブにベアリングを介し
て回転可能に連結される可動シーブ側連結部材と他方の
プーリの固定シーブにベアリングを介して回転可能に連
結される固定シーブ側連結部材とをワイヤ部材で連結す
る一方、一方のプーリの固定シーブにベアリングを介し
て回転可能に連結される固定シーブ側連結部材と他方の
プーリの可動シーブにベアリングを介して回転可能に連
結される可動シーブ側連結部材とを、上記ワイヤ部材が
挿通される可撓チューブからなるワイヤケースで連結
し、少なくとも一方のプーリの可動シーブを軸方向に移
動させて変速比を変えるようにしたことにより、ワイヤ
部材及びワイヤケースにより直接可動シーブを軸方向に
移動させることができ、変速装置の軽量化を図ることが
できるとともに、部品点数を少なくして変速装置の小形
化及びコストダウン化を図ることができるという実用上
優れた効果を有する。
よると、互いに平行に配置された1対の回転軸上にそれ
ぞれ設けられた変速プーリと、この両変速プーリ間に巻
き掛けられた伝動ベルトとを備えたプーリ式の変速装置
に対し、一方のプーリの可動シーブにベアリングを介し
て回転可能に連結される可動シーブ側連結部材と他方の
プーリの固定シーブにベアリングを介して回転可能に連
結される固定シーブ側連結部材とをワイヤ部材で連結す
る一方、一方のプーリの固定シーブにベアリングを介し
て回転可能に連結される固定シーブ側連結部材と他方の
プーリの可動シーブにベアリングを介して回転可能に連
結される可動シーブ側連結部材とを、上記ワイヤ部材が
挿通される可撓チューブからなるワイヤケースで連結
し、少なくとも一方のプーリの可動シーブを軸方向に移
動させて変速比を変えるようにしたことにより、ワイヤ
部材及びワイヤケースにより直接可動シーブを軸方向に
移動させることができ、変速装置の軽量化を図ることが
できるとともに、部品点数を少なくして変速装置の小形
化及びコストダウン化を図ることができるという実用上
優れた効果を有する。
【0047】また、請求項2の発明によれば、回転軸を
中空状とし、その内部に連結部材及びベアリングを配置
したことにより、ベアリング及び連結部材を小形化して
変速装置のより一層の軽量化を図ることができるととも
に、ベアリングのシール径を小さくして回転抵抗を下
げ、変速装置の伝動効率を向上させることができ、さら
には変速装置の外観見映えを向上させることができる。
中空状とし、その内部に連結部材及びベアリングを配置
したことにより、ベアリング及び連結部材を小形化して
変速装置のより一層の軽量化を図ることができるととも
に、ベアリングのシール径を小さくして回転抵抗を下
げ、変速装置の伝動効率を向上させることができ、さら
には変速装置の外観見映えを向上させることができる。
【0048】請求項3の発明によれば、ワイヤ部材の一
端を変速プーリの可動シーブ側連結部材に連結し、この
ワイヤ部材の他端を押し引きして可動シーブを軸方向に
移動させるようにしたことにより、両変速プーリの可動
シーブを軸方向に移動させるための連結部材を利用し
て、外部からの変速操作力を直接可動シーブに伝達で
き、より一層の部品点数の低減化、軽量化を図ることが
できる。
端を変速プーリの可動シーブ側連結部材に連結し、この
ワイヤ部材の他端を押し引きして可動シーブを軸方向に
移動させるようにしたことにより、両変速プーリの可動
シーブを軸方向に移動させるための連結部材を利用し
て、外部からの変速操作力を直接可動シーブに伝達で
き、より一層の部品点数の低減化、軽量化を図ることが
できる。
【図1】本発明の実施例に係る変速装置の断面図であ
る。
る。
【図2】変速装置の正面図である。
【図3】ベアリングの内径に応じたロストルクの具体的
データを示す特性図である。
データを示す特性図である。
A 変速装置 1 駆動軸(回転軸) 2 従動軸(回転軸) 5 駆動プーリ 6 固定シーブ 7 可動シーブ 11 従動プーリ 12 固定シーブ 13 可動シーブ 17,23 固定シーブ側連結部材 20,26 可動シーブ側連結部材 19,22,25,28 ベアリング 29 ワイヤケース 30 ワイヤ部材 34 変速切換機構(変速切換手段) 36 操作側ワイヤ部材 37 操作レバー B ベルト
Claims (3)
- 【請求項1】 互いに平行に配置された1対の回転軸
と、 各々、上記回転軸に回転一体にかつ摺動不能に固定され
た固定シーブと該固定シーブに対向するように回転軸に
軸方向に摺動可能に支持された可動シーブとからなり、
各可動シーブに対する各固定シーブの対向方向が互いに
逆向きとされた1対の変速プーリと、 上記両変速プーリ間に巻き掛けられたベルト部材とを備
え、 上記各変速プーリの可動シーブを対向する固定シーブに
対し接離させて各プーリの伝動ベルトに対する有効半径
を変化させることにより、両回転軸間の変速比を可変と
したプーリ式変速装置において、 上記各変速プーリの固定シーブ及び可動シーブにそれぞ
れベアリングを介して軸方向に移動一体にかつ相対回転
可能に連結された固定シーブ側及び可動シーブ側連結部
材と、 一端が上記一方の変速プーリの可動シーブ側連結部材に
回転軸の一端側から連結される一方、他端が他方の変速
プーリの固定シーブ側連結部材に回転軸の一端側から連
結されたワイヤ部材と、 一端が上記一方の変速プーリの固定シーブ側連結部材に
回転軸の一端側から連結される一方、他端が他方の変速
プーリの可動シーブ側連結部材に回転軸の一端側から連
結され、内部に上記ワイヤ部材を摺動可能に挿通する可
撓性を有するチューブ状のワイヤケースと、 上記両変速プーリの少なくとも一方の可動シーブを軸方
向に移動させる変速切換手段とを設けたことを特徴とす
るプーリ式変速装置。 - 【請求項2】 請求項1のプーリ式変速装置において、
各回転軸は中空状であり、 連結部材は該中空状回転軸内に嵌挿されていて、外周部
がベアリングを介して固定及び可動シーブに連結されて
いることを特徴とするプーリ式変速装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2のプーリ式変速装置にお
いて、 変速切換手段は、一端が変速プーリの可動シーブ側連結
部材に連結されたワイヤ部材を備え、該ワイヤ部材の他
端を押し引きして可動シーブを軸方向に移動させるよう
に構成されていることを特徴とするプーリ式変速装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24904992A JPH0754137B2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | プーリ式変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24904992A JPH0754137B2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | プーリ式変速装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06101756A true JPH06101756A (ja) | 1994-04-12 |
| JPH0754137B2 JPH0754137B2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=17187256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24904992A Expired - Lifetime JPH0754137B2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | プーリ式変速装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0754137B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0914367A (ja) * | 1995-06-30 | 1997-01-14 | Yamaha Motor Co Ltd | Vベルト式変速機 |
| KR101291769B1 (ko) * | 2012-02-03 | 2013-07-31 | 충북대학교 산학협력단 | 수동변속장치를 갖는 무단변속기 |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP24904992A patent/JPH0754137B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0914367A (ja) * | 1995-06-30 | 1997-01-14 | Yamaha Motor Co Ltd | Vベルト式変速機 |
| KR101291769B1 (ko) * | 2012-02-03 | 2013-07-31 | 충북대학교 산학협력단 | 수동변속장치를 갖는 무단변속기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0754137B2 (ja) | 1995-06-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960116 |