JPH0610203A - 作業用手袋の製造方法 - Google Patents
作業用手袋の製造方法Info
- Publication number
- JPH0610203A JPH0610203A JP18992892A JP18992892A JPH0610203A JP H0610203 A JPH0610203 A JP H0610203A JP 18992892 A JP18992892 A JP 18992892A JP 18992892 A JP18992892 A JP 18992892A JP H0610203 A JPH0610203 A JP H0610203A
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- Japan
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- resin
- glove
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 透湿性、耐油性、耐溶剤性にすぐれていて寒
冷地においても着用感のよい作業用手袋を得る。 【構成】 手型に装着したメリヤス布地からなる手袋を
油中水型ポリウレタンエマルション樹脂を主体とする樹
脂液にて含浸または塗布処理したのち、熱風乾燥する。
冷地においても着用感のよい作業用手袋を得る。 【構成】 手型に装着したメリヤス布地からなる手袋を
油中水型ポリウレタンエマルション樹脂を主体とする樹
脂液にて含浸または塗布処理したのち、熱風乾燥する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は透湿性ウレタン皮膜を
外表面に形成した耐油性、耐溶剤性にすぐれた作業用手
袋の製造方法に関するものである。
外表面に形成した耐油性、耐溶剤性にすぐれた作業用手
袋の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、防水作業用手袋としては、天然ゴ
ム、合成ゴムや塩化ビニル樹脂などを素材とした各種の
ものが使用されている。
ム、合成ゴムや塩化ビニル樹脂などを素材とした各種の
ものが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ゴム製あるいは塩化ビニル樹脂製の作業用手袋は耐油
性、柔軟性、透湿性、着用感などに欠け、また、各種の
有機溶剤に対して膨潤したり溶け易く、かつ風合いが硬
くなったりして耐用寿命に問題があった。また寒冷地で
使用する場合においても、硬い風合いで着用感が悪く、
さらに強度が低下するという問題があった。
ゴム製あるいは塩化ビニル樹脂製の作業用手袋は耐油
性、柔軟性、透湿性、着用感などに欠け、また、各種の
有機溶剤に対して膨潤したり溶け易く、かつ風合いが硬
くなったりして耐用寿命に問題があった。また寒冷地で
使用する場合においても、硬い風合いで着用感が悪く、
さらに強度が低下するという問題があった。
【0004】これら上記の手袋の問題点に鑑みて、編織
物製でその表面にポリウレタン樹脂加工を施した手袋と
して特開昭56−15402 号公報、特開昭61−146802号公
報、特開平1−321902号公報などにて種々提案されてお
り、耐油性、耐溶剤性が多少改良されていて有機溶剤を
取扱う業種で使用されているが、上記したゴム製等の作
業用手袋と同様に透湿性に欠け、着用時の発汗によるム
レ感が発生したり、作業中に滑るなどの問題があった。
物製でその表面にポリウレタン樹脂加工を施した手袋と
して特開昭56−15402 号公報、特開昭61−146802号公
報、特開平1−321902号公報などにて種々提案されてお
り、耐油性、耐溶剤性が多少改良されていて有機溶剤を
取扱う業種で使用されているが、上記したゴム製等の作
業用手袋と同様に透湿性に欠け、着用時の発汗によるム
レ感が発生したり、作業中に滑るなどの問題があった。
【0005】このような問題からポリウレタン樹脂とし
て透湿性ポリウレタン樹脂を使用した提案もなされてい
るが(実開昭63−56212 号公報、実開平3−30219 号公
報)、未だに透湿性が不十分であったり、加工生産上の
問題があったりして実用化にまで至っていないというの
が実情である。
て透湿性ポリウレタン樹脂を使用した提案もなされてい
るが(実開昭63−56212 号公報、実開平3−30219 号公
報)、未だに透湿性が不十分であったり、加工生産上の
問題があったりして実用化にまで至っていないというの
が実情である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記した
従来の作業用手袋の問題点を解決すべく検討の結果、メ
リヤス生地の表面に特定の樹脂を用いて加工処理を施す
ことによって可能なことを見出したものである。
従来の作業用手袋の問題点を解決すべく検討の結果、メ
リヤス生地の表面に特定の樹脂を用いて加工処理を施す
ことによって可能なことを見出したものである。
【0007】即ち、この発明は手型に装着したメリヤス
布地からなる手袋を油中水型ポリウレタンエマルション
樹脂を主体とする樹脂液にて含浸または塗布処理したの
ち、熱風乾燥する作業用手袋の製造方法を提供するもの
である。
布地からなる手袋を油中水型ポリウレタンエマルション
樹脂を主体とする樹脂液にて含浸または塗布処理したの
ち、熱風乾燥する作業用手袋の製造方法を提供するもの
である。
【0008】
【作用】この発明を詳細に説明すると、まずメリヤス生
地からなる手袋を処理する油中水型(W/O型)ポリウ
レタンエマルション樹脂とは、ポリウレタン有機溶剤溶
液またはスラリー中に水が分散しているタイプのエマル
ション樹脂液をいい、このような樹脂を得るにはポリウ
レタンの溶剤としては水といかなる割合でも混和するよ
うな有機溶剤は好ましくなく、水より沸点の低いもの、
例えばメチルエチルケトン(MEK)、メチル−n−プ
ロピルケトン、メチルイソブチルケトン(MIBK)、
ジエチルケトン、メチルアセテート、エチルアセテー
ト、イソプルピルアセテートなどが好ましい。またポリ
ウレタンはその分子鎖中に適正な量の親水基を有してい
るものがエマルションの安定性の面から好ましい。この
ようなポリウレタン樹脂は従来公知の方法で製造すれば
よく、分散粒子の大きさは0.5〜5μが好ましい。使
用するポリウレタン樹脂としては、ポリエーテル型単独
またはポリエステル/ポリエーテル変性ポリウレタンの
何れでもよい。また、このような油中水型ポリウレタン
エマルション樹脂液にセル調整剤、架橋剤を添加して用
い、基材に塗布後乾燥することによって容易にゲル化し
て多孔性皮膜を形成することができる。
地からなる手袋を処理する油中水型(W/O型)ポリウ
レタンエマルション樹脂とは、ポリウレタン有機溶剤溶
液またはスラリー中に水が分散しているタイプのエマル
ション樹脂液をいい、このような樹脂を得るにはポリウ
レタンの溶剤としては水といかなる割合でも混和するよ
うな有機溶剤は好ましくなく、水より沸点の低いもの、
例えばメチルエチルケトン(MEK)、メチル−n−プ
ロピルケトン、メチルイソブチルケトン(MIBK)、
ジエチルケトン、メチルアセテート、エチルアセテー
ト、イソプルピルアセテートなどが好ましい。またポリ
ウレタンはその分子鎖中に適正な量の親水基を有してい
るものがエマルションの安定性の面から好ましい。この
ようなポリウレタン樹脂は従来公知の方法で製造すれば
よく、分散粒子の大きさは0.5〜5μが好ましい。使
用するポリウレタン樹脂としては、ポリエーテル型単独
またはポリエステル/ポリエーテル変性ポリウレタンの
何れでもよい。また、このような油中水型ポリウレタン
エマルション樹脂液にセル調整剤、架橋剤を添加して用
い、基材に塗布後乾燥することによって容易にゲル化し
て多孔性皮膜を形成することができる。
【0009】この発明において油中水型ポリウレタンエ
マルション樹脂液を手袋用布地に含浸または流し塗りす
ることによって通常の熱風乾燥で極めて良好な透湿性を
有する皮膜が得られ、耐油性、耐溶剤性、柔軟性をはじ
め風合いが良好な実用性にすぐれた作業用手袋が得られ
るのである。
マルション樹脂液を手袋用布地に含浸または流し塗りす
ることによって通常の熱風乾燥で極めて良好な透湿性を
有する皮膜が得られ、耐油性、耐溶剤性、柔軟性をはじ
め風合いが良好な実用性にすぐれた作業用手袋が得られ
るのである。
【0010】この発明で使用する油中水型ポリウレタン
エマルション樹脂液中に着色剤、酸化防止剤、可塑剤、
老化防止剤その他従来公知の各種添加剤を必要に応じて
含有させることは何ら差支えない。
エマルション樹脂液中に着色剤、酸化防止剤、可塑剤、
老化防止剤その他従来公知の各種添加剤を必要に応じて
含有させることは何ら差支えない。
【0011】
【実施例】以下、実施例によりこの発明をさらに詳細に
説明する。なお部数は全て重量部である。まず次の処方
により油中水型ポリウレタンエマルション樹脂液を調製
した。即ち、ポリウレタン樹脂溶液(固形分30%、セ
イコー化成社製、ラックスキンUB−202)100
部、ソルビタンモノレート(整泡剤)1.5部、トルエ
ン50部、MEK100部、架橋剤(多官能性ポリイソ
シアナート、日本ポリウレタン工業社製、コロネートE
H)1部を秤量調合し、均一に攪拌した後、さらに攪拌
下に水150部を投入して粘度500cps/30℃で
乳白色を呈する油中水型ポリウレタンエマルション樹脂
液を得た。
説明する。なお部数は全て重量部である。まず次の処方
により油中水型ポリウレタンエマルション樹脂液を調製
した。即ち、ポリウレタン樹脂溶液(固形分30%、セ
イコー化成社製、ラックスキンUB−202)100
部、ソルビタンモノレート(整泡剤)1.5部、トルエ
ン50部、MEK100部、架橋剤(多官能性ポリイソ
シアナート、日本ポリウレタン工業社製、コロネートE
H)1部を秤量調合し、均一に攪拌した後、さらに攪拌
下に水150部を投入して粘度500cps/30℃で
乳白色を呈する油中水型ポリウレタンエマルション樹脂
液を得た。
【0012】上記で得た油中水型ポリウレタンエマルシ
ョン樹脂液中に基体メリヤス手袋を装着させたアルミニ
ウム製手型を浸漬して手袋の全表面に樹脂液を密着させ
てのち引き上げ、滴下する液の雫を切り、室温で1〜5
分乾燥後80〜120℃に設定した熱風炉に入れて1〜
5分で溶剤を蒸発させ、次いで120〜150℃で3〜
5分間加熱して樹脂の架橋を完了させ、放冷後手型から
離脱せしめてこの発明の作業用手袋を得た。
ョン樹脂液中に基体メリヤス手袋を装着させたアルミニ
ウム製手型を浸漬して手袋の全表面に樹脂液を密着させ
てのち引き上げ、滴下する液の雫を切り、室温で1〜5
分乾燥後80〜120℃に設定した熱風炉に入れて1〜
5分で溶剤を蒸発させ、次いで120〜150℃で3〜
5分間加熱して樹脂の架橋を完了させ、放冷後手型から
離脱せしめてこの発明の作業用手袋を得た。
【0013】かくして得られたこの発明の作業用手袋の
諸物性を市販の塩化ビニルペーストで処理した手袋およ
び湿式法によりポリウレタン樹脂溶液処理した手袋とと
もに測定したところ、表1の結果を得た。
諸物性を市販の塩化ビニルペーストで処理した手袋およ
び湿式法によりポリウレタン樹脂溶液処理した手袋とと
もに測定したところ、表1の結果を得た。
【0014】
【表1】
【0015】上記表1からこの発明になる作業用手袋は
殆ど全ての物性について塩化ビニルペースト処理した市
販手袋よりすぐれており、特に耐油性、耐溶剤性、透湿
性などにおいては格段の性能を有し、寒冷地での使用に
も問題のないことが認められた。また、湿式ポリウレタ
ン処理した市販品との比較では、該市販品の欠点であっ
た透湿性が著しく向上していることが認められた。
殆ど全ての物性について塩化ビニルペースト処理した市
販手袋よりすぐれており、特に耐油性、耐溶剤性、透湿
性などにおいては格段の性能を有し、寒冷地での使用に
も問題のないことが認められた。また、湿式ポリウレタ
ン処理した市販品との比較では、該市販品の欠点であっ
た透湿性が著しく向上していることが認められた。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
手袋の加工用樹脂として油中水型ポリウレタンエマルシ
ョン樹脂液を用いたことによって、従来品の最大の問題
であった透湿性を大きく改良することができ、このほか
耐油性、耐溶剤にすぐれていて寒冷地での着用において
も何ら支障のない作業用手袋を容易に、しかも安価に得
られることが認められた。
手袋の加工用樹脂として油中水型ポリウレタンエマルシ
ョン樹脂液を用いたことによって、従来品の最大の問題
であった透湿性を大きく改良することができ、このほか
耐油性、耐溶剤にすぐれていて寒冷地での着用において
も何ら支障のない作業用手袋を容易に、しかも安価に得
られることが認められた。
Claims (1)
- 【請求項1】 手型に装着したメリヤス布地からなる手
袋を油中水型ポリウレタンエマルション樹脂を主体とす
る樹脂液にて含浸または塗布処理したのち、熱風乾燥す
ることを特徴とする作業用手袋の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18992892A JPH0610203A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 作業用手袋の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18992892A JPH0610203A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 作業用手袋の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0610203A true JPH0610203A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=16249559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18992892A Withdrawn JPH0610203A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 作業用手袋の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0610203A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100398025B1 (ko) * | 2001-07-23 | 2003-09-19 | 변홍식 | 수용성 폴리우레탄이 코팅된 폴리우레탄 장갑의 건식제조방법 |
| KR100408078B1 (ko) * | 2001-09-11 | 2003-12-01 | 주식회사 한일유에스지 | 수분산 폴리우레탄 수지가 도포된 장갑과 그 제조방법 |
| KR100903700B1 (ko) * | 2007-10-24 | 2009-06-23 | 김재섭 | 복합합성수지 피막을 입힌 작업용 면장갑 및 그 제조 방법 |
-
1992
- 1992-06-23 JP JP18992892A patent/JPH0610203A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100398025B1 (ko) * | 2001-07-23 | 2003-09-19 | 변홍식 | 수용성 폴리우레탄이 코팅된 폴리우레탄 장갑의 건식제조방법 |
| KR100408078B1 (ko) * | 2001-09-11 | 2003-12-01 | 주식회사 한일유에스지 | 수분산 폴리우레탄 수지가 도포된 장갑과 그 제조방법 |
| KR100903700B1 (ko) * | 2007-10-24 | 2009-06-23 | 김재섭 | 복합합성수지 피막을 입힌 작업용 면장갑 및 그 제조 방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990831 |