JPH0610206Y2 - 通電用転がり軸受 - Google Patents

通電用転がり軸受

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JPH0610206Y2
JPH0610206Y2 JP1986137055U JP13705586U JPH0610206Y2 JP H0610206 Y2 JPH0610206 Y2 JP H0610206Y2 JP 1986137055 U JP1986137055 U JP 1986137055U JP 13705586 U JP13705586 U JP 13705586U JP H0610206 Y2 JPH0610206 Y2 JP H0610206Y2
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JP
Japan
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seal member
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bent portion
sliding contact
seal
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JP1986137055U
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JPS6396325U (ja
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秀司 水谷
晃司 亀高
幸久 津森
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エヌティエヌ株式会社
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  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動車ステアリング装置、電動機等軸受の
周辺に電気機器を配した軸受装置に組み込まれる通電用
転がり軸受、特にシール部材を介して内外輪を通電する
ようにした通電用転がり軸受に関するものである。
〔従来の技術〕
この種の軸受において、転動体を介して内外輪に電流が
流れることがあり、すると上記転動体と内外輪との間で
放電し、局部的に溶融するいわゆる電食が生じ、軸受の
寿命を著しく低下させる。
このような電食を防止しつつ、内外輪間に電流を流す軸
受として、実開昭56−143273号がある。これは
第8図に示すように軸受に電流が流れる状態にあって
も、内輪1外輪2或いは転動体3に電食が発生しないよ
う、即ち電流が転動体3を介して流れないように、軸受
を構成しているシール部材4を介して内外輪1、2間に
電流が流れるようにした電食防止形通電用転がり軸受で
ある。
このシール部材4は、内輪1の端面付近に形成された段
部側面5に軽い弾性圧力をもって摺接している為、上記
電食の発生を防止するだけでなく、通常のシール付軸受
として、外部からのごみ、泥の侵入及び軸受グリースの
漏れを防ぐことができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記転がり軸受において、軸受の回転トルクを軽減する
為、シール部材端部と段部側面の各摺接面は摩擦低減を
図って平滑に加工されるものの、シール部材の端面はエ
ッヂ部があり、摩耗及びシール性の点で問題があった。
又シール部材の端面は、バリ、エッヂ等を除去する為内
径打ち抜き後、追加工が必要になり、コストになると
いう問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、この考案は、内輪と外輪
と該内外輪間に収容される複数の転動体と、上記内外輪
間を密封するシール部材とからなり、該シール部材が上
記内輪、外輪どちらか一方に装着され、他方の端部に形
成されたシール摺接壁面に上記シール部材が弾性をもっ
て摺接する通電用転がり軸受において、上記シール部材
を軸受材料よりも導電性のい金属のプレス成形品によ
り形成し、その自由側端部が軸受外方側に屈曲形成さ
れ、該屈曲部外周面にて、上記シール摺接壁面に摺接せ
しめ、上記屈曲部内周面の複数箇所に、屈曲部の谷の両
側にわたるリブを一体形成した構成としたものである。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を第1図乃至第7図に基づいて
説明する。
第1図及び第4図に示す転がり軸受は、本考案の第1の
実施例であり内輪11と外輪12との間にボール13を
収容し、保持器14にてボール13を回転自在に保持し
ている。
上記外輪12の端部内径にはシール部材15の装着用溝
16が形成され、シール部材15の外径部が加締めさ
れ、外輪12に固着されている。
内輪11の端部外径に、断面略U字をしたシール溝17
が形成され、その内方壁面18はわずかな傾斜を呈して
いる。上記シール部材15の自由側端部19は、軸受外
方側に向い、円弧状に屈曲し、屈曲部20の外周面の円
弧状部(山の部分)を上記壁面18に対し、シール部材
15自体の弾性により弾性圧力でもって、摺接してい
る。また、上記屈曲部20の内周面(谷の部分)の複数
箇所には、該屈曲部20の谷の両側にわたるリブ23を
一体形成している。このリブ23は屈曲部20の外周面
を板厚程度くぼませることにより形成される。
このシール部材15は内輪11、外輪12、及びボール
13を構成する軸受材料よりも導電性のい隣青銅をは
じめとする銅合金板のプレス成形により作られ、このシ
ール部材15を介して内輪11と外輪12を通電し、内
輪11、外輪12、或いはボール13に電食が発生しな
いようにしている。
又このシール部材15は、自由側端部19の屈曲部20
の外周面でシール溝17の内方壁面18と摺接している
為、軸受のアキシアルスキマ、或いは製作バラツキ等
で、シール溝との摺接位置が変化しても、又軸受の取付
誤差が生じても、シール部材15の摺接部は円弧状をし
ている為、その摩擦抵抗は殆ど変化せず、低くて安定し
た回転トルクが得られる。
更に、面が滑らかである為、シール性が向上し、通常の
シール部材としても充分その性能を発揮できる。
上記のシール部材15は、第4図に示すように、屈曲部
20が摩耗しても、屈曲部20の先端部は各リブ23に
より保持されるので脱落することがない。
第5図は本考案の第2の実施例であり、外輪22の端部
内径にはシール部材25の装着用段付部26が形成さ
れ、シール部材25の外径部を圧入する。
尚、シール部材25の自由側端部29と内輪21のシー
ル溝内方壁面28との接触は上記第1の実施例と同様で
あるから説明は省略する。
第6図は本考案の第3の実施例であり、内輪31の端部
外径には、シール部材35を装着する段部37が形成さ
れ、一方外輪32の端部内径には、シール部材35の自
由側端部39が摺接するシール溝36が形成され、上記
自由側端部39は軸受外方側に向かう円弧状に屈曲して
いる。
この屈曲部40は、上記シール溝36のわずかに傾斜し
た内方壁面38に弾性圧力をもって摺接している。軸受
が外輪回転で使用される場合は、この実施例で示す外輪
摺接型が有効である。
第7図は本考案の第4の実施例であり、外輪42の端部
内径に装着されたシール部材45の自由側端部49は、
軸受外方側に向い、屈曲形成される。一方内輪41の端
部外径面には、断面略L字状のシール摺接部材43が圧
入され、その軸方向の位置決めは、内輪外径側面取り4
4に係止する折曲部46で行う。
シール部材45の屈曲部50は、シール摺接部材43の
外方壁面51に摺接し、双方の弾性により、軸受取付誤
差等に充分追従できる。
又、内輪41、外輪42との軸方向相対位置がたとえず
れても、シール部材45及びシール摺接部材43は離れ
ることはなく、通電効果、電食防止効果と共にシール特
性を充分維持できる。従って軸受の他端のシールは通常
のシール52を使用することができる。
以上の第5図乃至第7図に示した第2乃至第4実施例に
おいて、シール部材の自由端側屈曲部の内周面に屈曲部
の谷の両側にわたるリブ23を複数箇所に設けること
は、第1実施例の場合と同じである。
〔考案の効果〕
本考案は、以上の説明のように、シール部材を軸受材料
よりも導電性の高い金属プレス成形品により形成し、そ
の自由側端部が屈曲形成され、該屈曲部の外周面が軌道
輪のシール摺接壁面に弾性的に摺接し、また屈曲部内周
面に屈曲部の谷の両側にわたるリブを設けているから、
下記に示す効果がある。
(イ)軸受のアキシアルスキマ、或いは製作バラツキ等で
摺接位置が変化しても、シール部材の摺接部は一定の当
りを示し、摩擦抵抗は殆ど変化せず、低く安定した軸受
回転トルクが得られる。
(ロ)軸受の取付誤差にて、内外輪との間に相対傾きが生
じても、シール部材の摺接状態は殆ど変化せず安定した
軸受回転トルクが得られる。
(ハ)シール部材の摺接状態が殆ど変化しないので、軸受
のシール性能はく、安定する。
(ニ)シール部材の摺接状態が滑らかであるので、摩耗が
少なく、摩耗粉が軸受内部に侵入して軸受寿命を低下さ
せることが防止できる。
(ホ)特別に通電装置を配置しなくても、本考案の軸受に
より、ムラなく確実に電流を流すことができ、電食を有
効に防止できる。
(ヘ)シール部材の屈曲部の摺接面が摩耗しても、屈曲部
の谷の両側はリブによって連結されているから、屈曲部
の先端の脱落を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例の一部断面図、第2図は
その一部拡大断面図、第3図はシール部材の斜視断面
図、第4図は摩耗状態を示す断面図、第5図は第2の実
施例の一部断面図、第6図は第3の実施例の一部断面
図、第7図は第4の実施例を示す一部断面図、第8図は
従来例の一部断面図である。 1、11、21、31……内輪、 2、12、22、32、42……外輪、 3、13……ボール、 4、15、25、35……シール部材、 17、36……シール溝、 18、28、38……内方壁面、 19、29、39、49……シール自由側端部、 20、40、50……屈曲部、 23……リブ、 43……シール摺接部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内輪と外輪と該内外輪間に収容される複数
    の転動体と、上記内外輪間を密封するシール部材とから
    なり、該シール部材が上記内輪、外輪どちらか一方に装
    着され、他方の端部に形成されたシール摺接壁面に上記
    シール部材が弾性をもって摺接する通電用転がり軸受に
    おいて、上記シール部材を軸受材料よりも導電性のい
    金属のプレス成形品により形成し、その自由側端部が軸
    受外方側に屈曲形成され、該屈曲部外周面にて、上記シ
    ール摺接壁面に摺接せしめ、上記屈曲部内周面の複数箇
    所に、屈曲部の谷の両側にわたるリブを一体形成したこ
    とを特徴とする通電用転がり軸受。
JP1986137055U 1986-03-17 1986-09-05 通電用転がり軸受 Expired - Lifetime JPH0610206Y2 (ja)

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JP1986137055U JPH0610206Y2 (ja) 1986-03-17 1986-09-05 通電用転がり軸受

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JP61-38834 1986-03-17
JP3883486 1986-03-17
JP1986137055U JPH0610206Y2 (ja) 1986-03-17 1986-09-05 通電用転がり軸受

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Publication Number Publication Date
JPS6396325U JPS6396325U (ja) 1988-06-22
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