JPH0610209Y2 - 建設機械の施回軸受装置 - Google Patents

建設機械の施回軸受装置

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JPH0610209Y2
JPH0610209Y2 JP15495187U JP15495187U JPH0610209Y2 JP H0610209 Y2 JPH0610209 Y2 JP H0610209Y2 JP 15495187 U JP15495187 U JP 15495187U JP 15495187 U JP15495187 U JP 15495187U JP H0610209 Y2 JPH0610209 Y2 JP H0610209Y2
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inner ring
mounting hole
bolt
hole forming
bearing device
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JP15495187U
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Inventor
活雄 長尾
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新キャタピラー三菱株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、油圧ショベル等の建設機械の上部旋回体に
設けた外輪部と下部走行体に設けた内輪部とによる旋回
軸受装置に係り、特に内輪部を分割構成とした旋回軸受
装置の改良に関する。
【従来の技術】
従来の油圧ショベル等の建設機械における旋回軸受装置
は、第4図に示す如く、上部旋回体1は旋回軸受3を介
して下部走行体2上で鉛直軸まわりに周方向に自由に旋
回できるように連結されている。 即ち、第5図に一層明瞭に示す如く、上記旋回軸受3
は、上部旋回体1の下部に設けた環状の外輪部3aの内
側にボール13を介設して下部走行体2の上部に設けた
環状の内輪部3bを嵌込んだ軸受構成からなっている。 また、図中14はボール13の介設された外輪部3aと
内輪部3bとの隙間を上下でオイルシールするシール部
材、15Aは外輪部3aを上部旋回体1の基盤に取付ボ
ルトで締結するためのボルト取付穴、15Bは内輪部3
bを下部走行体2の基盤に取付ボルトで締結するための
ボルト取付穴である。 そして、内輪部3bの内周面に刻設された内歯3cが旋
回減速機16の歯車と噛合して、旋回軸受3の鉛直軸ま
わりに上部旋回体1を自由に旋回させることができる。 ここで、従来の旋回軸受3の内輪部3bは、その外周面
がボール13を介して外輪部3aの内周面と接し、一体
に形成された内周面が内歯3cを刻設して上記旋回減速
機16の歯車と噛合するので、上部旋回体1と下部旋回
体2との間で軸受としての機能と旋回のための動力伝達
用の歯車(内歯)として機能を同時に帯有しており、構
成上一体化している。 このように、旋回軸受3は、軸受としての内輪と内歯と
が一体化しているので、内歯3cが欠損等した場合に、
内輪部3b全体を交換する必要があるが、内輪部3bの
交換では新規の内輪部3bと、引続き使用する外輪部3
aやボール13との馴染みが悪くなり、軸受としての機
能を充分に果たすことができない憾みがある。 また、内輪部3bの損傷毎に旋回軸受3全部を交換する
のではコストアップとなる。 更に、油圧ショベル等のシリーズ化された建設機械で
は、同一機種であっても旋回減速機16の仕様の違い
(特にその歯車仕様の違い)で、それと噛合する内歯3
cの仕様が異なる場合に、別々の旋回軸受3を用意する
必要がある。
【考案が解決しようとする問題点】
この考案は、上記事情に鑑みて鋭意研究の結果創案され
たものであって、その主たる課題は、旋回軸受の内輪部
を、内輪基部とその内側の内歯部とに分割し、両者をボ
ルトにより着脱自在に締結して内歯部の交換を容易にす
る建設機械の旋回軸受装置を提供するにある。
【問題点を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この考案は、 上部旋回体の下部に設けた環状の外輪部の内側にボール
を介設して下部走行体の上部に設けた環状の内輪部を嵌
込み旋回自在に軸受する建設機械の旋回軸受装置におい
て、 (a).内輪部を同心円状で二分割し、 該二分割の外側で内輪部側軸受となる内輪基部と、 上記二分割の内側で動力伝達用の内歯を設けた内歯部と
を設ける、 (b).内輪基部の外周面から半径方向に貫通する外側取
付穴構成部と、該外側取付穴構成部の延長線上で内歯部
の中途位置まで穿設され前記外側取付穴構成部と連通可
能な内側取付穴構成部とからなるボルト取付穴を設け
る、 (c).該ボルト取付穴に先端が内輪基部の外周面から突
出しないようボルトを嵌挿し、内輪基部と内歯部とを着
脱可能に締結する、 という技術的手段を講じている。
【作用】
内輪基部と内歯部とにそれぞれ設けた外側取付穴構成部
と内側取付穴構成部とを整合してボルト取付穴を形成
し、該ボルト取付穴にボルトを嵌挿して内輪基部と内歯
部とを締結し内輪部を組み立てる。 この内輪部は、ボールを介して外輪部に嵌め込まれ旋回
軸受を形成する。 内歯部または内輪基部が破損した場合には、前記ボルト
をボルト取付穴から取り外し、内輪基部と内歯部とに分
離して交換すればよい。 また、旋回減速機の歯車仕様が異なる場合であっても、
内輪部は内輪基部を共通としているので、内歯部のみの
交換で対応することができる。
【実施例】
以下にこの考案に係る建設機械の旋回軸受装置を油圧シ
ョベルに用いた場合の好適実施例を第1図乃至第3図に
基づいて説明する。 また第4図及び第5図に示す油圧ショベルの旋回軸受の
従来構成と同一部分については同一の符号を付す。 上部旋回体1は旋回軸受3を介して下部走行体2上で、
旋回軸受3の中心での鉛直軸まわりに周方向に自由に旋
回できるように連結されている。 この旋回軸受3は、上部旋回体1の下部に固着されて従
来構成と同様の環状に形成された外輪部3aと、下部走
行体2の上部に設けられて上記外輪部3aの内側にボー
ル13を介して回転自在に嵌込まれた環状の内輪部5と
からなっている。 内輪部5は、同心円状で二分割されており、その分割さ
れた外側の環状部分が内輪基部6となり、内側の環状部
分が内歯部7となっている。 即ち、内輪基部6は、外周面がボール13を介して外輪
部3aと接しており内輪側軸受として機能する。 また内歯部7は内周面に内歯7aが刻設されており、旋
回減速機16の歯車と噛合して動力伝達用の歯車(内
歯)として機能する。 上記内輪基部6と内歯部7とは内輪基部6の外側取付穴
構成部9と内歯部7の内側取付穴構成部10との組合せ
により形成されるボルト取付穴8にボルト4を嵌挿しネ
ジ止めすることにより着脱自在に締結される。 外側取付穴構成部9は、内輪基部6の外周面から半径方
向に貫通する貫通孔からなっている。 そして、本実施例では、外側取付穴構成部9のボルト挿
入端側が、挿入側の孔部よりも同心大径の段部に穿設さ
れており、該段部に上記ボルト4の頭部を係止し、該ボ
ルト4の頭部先端が内輪基部6の外周面より外側に突出
することがないように形成されている。 また、内側取付穴構成部10は、上記外側取付穴構成部
9の延長線上で内歯部7の中途位置まで座ぐり状に穿設
されて内周面にネジが刻設されている。 この内側取付穴構成部10は、前記外側取付穴構成部9
と整合してボルト取付穴8が組み立てられる。 尚、上記外側取付穴構成部9は後述のノックピン12に
よる位置決め時に、整合がずれてもボルト取付穴として
機能しうるように、ボルト4の外周よりやや大きめに形
成しておくことが好ましい。 この組立に際して、本実施例では第3図に明瞭に示す如
く、連結の位置決めのために、内輪基部6と内歯部7と
にノックピン嵌合穴11を設けノックピン12を打ち込
んでいる。 このノックピン嵌合穴11は、内輪基部6に穿設した外
側嵌合穴構成部11aと、内歯部7に穿設した内側嵌合
穴構成部11bとの組合せ構成からなっている。 ここで外側嵌合穴構成部11aは、内輪基部6の外周面
から半径方向に貫通する貫通孔からなっており、内側取
付穴構成部11bは上記外側嵌合穴構成部11aの延長
線上で内歯部7の中途位置まで穿設されている。 この内側嵌合穴構成部11bは、前記外側嵌合穴構成部
11aと同一径の孔からなっており、両者を整合してノ
ックピン嵌合穴11が組み立てられ、これにノックピン
12を外側から先端が内輪基部6の外周面から突出しな
いよう打ち込むことにより内輪基部6と内歯部7との位
置決めが行われる。 そして前述の如くボルト取付穴8が整合してボルト4の
締結により内輪部5が組み立てられる。 この内輪部5の一部となった内輪基部6の外周面は、ボ
ール13を介して外輪部に嵌め込まれ旋回軸受3を形成
する。 また同様に内輪部5の一部となった内歯部7の内周に刻
設された内歯7aは旋回減速機16の歯車と噛合して旋
回動力を伝達する。 そして内歯部7または内輪基部6が破損した場合には、
上部旋回体1の基盤と外輪部3aとを締結するボルトを
取付孔15Aから取り外し外輪部3aを分離し、また下
部走行体2と内輪部5とを締結するボルトを取付孔15
Bから取り外し内輪部5を分離して旋回軸受3を機体か
ら取り外す。 次いで、旋回軸受3からボール13を抜き出すと外輪部
3aと内輪部5とが分離する。 この内輪部5は内輪基部6と内歯部7とが一体連結した
ものであるから、前記ボルト4をボルト取付穴8から取
り外し、次いでノックピン12をノックピン嵌合穴11
から取り外して、内輪基部6と内歯部7とに分離して破
損部品を交換することができる。 また逆の手順により旋回軸受3を組み立てることができ
る。 更に、内輪部5は内輪基部6を共通としているので、ピ
ッチの異なる内歯を設けた内歯部7を多種用意しておけ
ば、旋回減速機16の仕様が異なる場合であっても内歯
部7の交換だけで使用することができ汎用性に優れる。
【考案の効果】
この考案は上記構成からなっているので以下の如き特段
の効果を奏しうる。 (1).旋回軸受の内歯部が破損した場合に、外輪部や内
輪基部はそのまま使用でき内歯部だけの交換でよいので
修理に要する手間や経費を減少させることができる。 (2).また、内歯部だけの交換の場合は、軸受構成は変
化しないので、ボールや外輪部との馴染みがよく軸受機
能を阻害する虞れがない。 (3).ショベル容量が同程度の機種において、内歯部の
仕様が違う場合、旋回軸受の外輪部と内輪基部とは統一
仕様とすることができ汎用性が高まる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の建設機械の旋回軸受装置のの好適実
施例を示す一部破断平面図、第2図は第1図のII-II線
断面図、第3図は第1図のIII-III線断面図、第4図は
従来の油圧ショベルの上部旋回体と下部旋回体の連結状
態を示す説明図、第5図は従来の旋回軸受の縦断面図で
ある。 1……上部旋回体 2……下部旋回体 3……旋回軸受 4……ボルト 5……内輪部 6……内輪基部 7……内歯部 8……ボルト取付穴 9……外側取付穴構成部 10……内側取付穴構成部 11……ノックピン嵌合穴 12……ノックピン 13……ボール 16……旋回減速機

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部旋回体の下部に設けた環状の外輪部の
    内側にボールを介設して下部走行体の上部に設けた環状
    の内輪部を嵌込み旋回自在に軸受する建設機械の旋回軸
    受装置において、 内輪部を同心円状で二分割した外側で内輪部側軸受とな
    る内輪基部と、 上記二分割の内側で動力伝達用の内歯を設けた内歯部
    と、 内輪基部の外周面から半径方向に貫通する外側取付穴構
    成部と、該外側取付穴構成部の延長線上で内歯部の中途
    位置まで穿設され前記外側取付穴構成部と連通可能な内
    側取付穴構成部とからなるボルト取付穴と、 該ボルト取付穴に先端が内輪基部の外周より突出しない
    よう嵌挿して内輪基部と内歯部とを着脱可能に締結する
    ボルト とからなることを特徴とする建設機械の旋回軸受装置。
  2. 【請求項2】内輪基部の外側取付穴構成部のボルト挿入
    端側がボルトの頭部を係止する大径段部となっているこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の建
    設機械の旋回軸受装置。
  3. 【請求項3】内輪基部と内歯部とが外側から半径方向に
    嵌挿されたノックピンにより位置決めされていることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の建設機
    械の旋回軸受装置。
JP15495187U 1987-10-09 1987-10-09 建設機械の施回軸受装置 Expired - Lifetime JPH0610209Y2 (ja)

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CN110616765A (zh) * 2019-09-24 2019-12-27 上海三一重机股份有限公司 一种回转支承安装结构和挖掘机
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JP2025014930A (ja) * 2023-07-19 2025-01-30 株式会社高知丸高 水陸両用浚渫機

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