JPH06102756B2 - フッ素ゴムとの接着性に優れたゴム組成物 - Google Patents
フッ素ゴムとの接着性に優れたゴム組成物Info
- Publication number
- JPH06102756B2 JPH06102756B2 JP31722588A JP31722588A JPH06102756B2 JP H06102756 B2 JPH06102756 B2 JP H06102756B2 JP 31722588 A JP31722588 A JP 31722588A JP 31722588 A JP31722588 A JP 31722588A JP H06102756 B2 JPH06102756 B2 JP H06102756B2
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- fluororubber
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はフッ素ゴムとの接着性に優れたエピクロルヒド
リン系ゴム組成物に関する。
リン系ゴム組成物に関する。
(従来の技術) 従来、ガソリン等の燃料油用ホースとしてはアクリロニ
トリル−ブタジエン共重合体ゴム(NBR)が使用されて
いた。近年における排ガス規制対策及び省エネルギー対
策の実施によりエンジンルームの温度の上昇、さらには
排ガスのリサイクル等が行われた結果、使用ゴム材料と
して耐老化性、耐候性、耐酸敗ガソリン性等を併せ持つ
ことが要求されるようになってきており、上記NBRでは
このような各種要求性能を満足する材料として十分なも
のでないことが判った。上記要求に適するゴム材料とし
てはフッ素ゴムが挙げられるが、価格が通常のゴムの10
〜20倍と高く、また耐寒性にも問題があるため燃料油用
ホースとして用いる場合、内層にフッ素ゴムの薄層を用
い、外層を他種のゴム例えばエピクロルヒドリン系ゴム
とした多層ゴムホースとしての使用が次第に増えつつあ
る。
トリル−ブタジエン共重合体ゴム(NBR)が使用されて
いた。近年における排ガス規制対策及び省エネルギー対
策の実施によりエンジンルームの温度の上昇、さらには
排ガスのリサイクル等が行われた結果、使用ゴム材料と
して耐老化性、耐候性、耐酸敗ガソリン性等を併せ持つ
ことが要求されるようになってきており、上記NBRでは
このような各種要求性能を満足する材料として十分なも
のでないことが判った。上記要求に適するゴム材料とし
てはフッ素ゴムが挙げられるが、価格が通常のゴムの10
〜20倍と高く、また耐寒性にも問題があるため燃料油用
ホースとして用いる場合、内層にフッ素ゴムの薄層を用
い、外層を他種のゴム例えばエピクロルヒドリン系ゴム
とした多層ゴムホースとしての使用が次第に増えつつあ
る。
(発明が解決しようとする課題) 多層ゴムホースの場合これら異種ゴム間の接着性が最も
重要な問題点である。上記フッ素ゴムとエピクロルヒド
リン系ゴムの場合、一般に接着性が乏しいことが知られ
ており、そのためにゴムにある種の添加剤を配合する手
段が通常とられている。本出願人はエピクロルヒドリン
系ゴムに水酸化カルシウム、エポキシ化合物とアルデヒ
ドアミン類,アルデヒドアンモニア類,1,8−ジアザビシ
クロ(5,4,0)ウンデセン−7もしくはその弱酸塩より
選ばれた化合物を配合した、フッ素ゴムとの接着性に優
れた組成物を既に提案した(特公昭61−29629号公
報)。本発明は、この組成物をさらに改良したフッ素ゴ
ムとの接着性に優れたエピクロルヒドリン系ゴム組成物
を提供するものである。
重要な問題点である。上記フッ素ゴムとエピクロルヒド
リン系ゴムの場合、一般に接着性が乏しいことが知られ
ており、そのためにゴムにある種の添加剤を配合する手
段が通常とられている。本出願人はエピクロルヒドリン
系ゴムに水酸化カルシウム、エポキシ化合物とアルデヒ
ドアミン類,アルデヒドアンモニア類,1,8−ジアザビシ
クロ(5,4,0)ウンデセン−7もしくはその弱酸塩より
選ばれた化合物を配合した、フッ素ゴムとの接着性に優
れた組成物を既に提案した(特公昭61−29629号公
報)。本発明は、この組成物をさらに改良したフッ素ゴ
ムとの接着性に優れたエピクロルヒドリン系ゴム組成物
を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、エピクロルヒドリン系ゴム100重量部に対
し、水酸化カルシウム0.5〜30重量部、1,8−ジアザビシ
クロ(5,4,0)ウンデセン−7もしくはその弱酸塩0.1〜
5重量部、フェノール系樹脂0.1〜8重量部及びエポキ
シ化合物0.1〜10重量部を配合したことを特徴とするフ
ッ素ゴムとの接着性に優れたゴム組成物である。
し、水酸化カルシウム0.5〜30重量部、1,8−ジアザビシ
クロ(5,4,0)ウンデセン−7もしくはその弱酸塩0.1〜
5重量部、フェノール系樹脂0.1〜8重量部及びエポキ
シ化合物0.1〜10重量部を配合したことを特徴とするフ
ッ素ゴムとの接着性に優れたゴム組成物である。
本発明に用いられるエピクロルヒドリン系ゴムとは、エ
ピクロルヒドリン単独重合体、エピクロルヒドリン−ア
リルグリシジルエーテル二元共重合体、エピクロルヒド
リン−エチレンオキシド二元共重合体、エピクロルヒド
リン−エチレンオキシド−アリルグリシジルエーテル三
元共重合体から選ばれたゴムを指し、共重合体ゴムの場
合その成分組成比(モル)は、エピクロルヒドリン−ア
リルグリシジルエーテル二元共重合体の場合は85〜99:1
5〜1、エピクロルヒドリン−エチレンオキシド二元共
重合体の場合は20〜80:80〜20、エピクロルヒドリン−
エチレンオキシド−アリルグリシジルエーテル三元共重
合体の場合は20〜79:79〜20:1〜20のものが好ましい。
これらゴムはこれを単独で用いてもよいし混合物で用い
てもよい。
ピクロルヒドリン単独重合体、エピクロルヒドリン−ア
リルグリシジルエーテル二元共重合体、エピクロルヒド
リン−エチレンオキシド二元共重合体、エピクロルヒド
リン−エチレンオキシド−アリルグリシジルエーテル三
元共重合体から選ばれたゴムを指し、共重合体ゴムの場
合その成分組成比(モル)は、エピクロルヒドリン−ア
リルグリシジルエーテル二元共重合体の場合は85〜99:1
5〜1、エピクロルヒドリン−エチレンオキシド二元共
重合体の場合は20〜80:80〜20、エピクロルヒドリン−
エチレンオキシド−アリルグリシジルエーテル三元共重
合体の場合は20〜79:79〜20:1〜20のものが好ましい。
これらゴムはこれを単独で用いてもよいし混合物で用い
てもよい。
本発明に用いられる水酸化カルシウムはタイラー篩で10
0メッシュパス95%以上の微粉末状のものが好ましく、
配合量はエピクロルヒドリン系ゴム100重量部に対して
0.5〜30重量部、好ましくは1〜15重量部である。配合
量が0.5重量部より少ないと接着性改善効果がなく、ま
た30重量部を超えると加硫物の機械的物性が損なわれる
ので好ましくない。
0メッシュパス95%以上の微粉末状のものが好ましく、
配合量はエピクロルヒドリン系ゴム100重量部に対して
0.5〜30重量部、好ましくは1〜15重量部である。配合
量が0.5重量部より少ないと接着性改善効果がなく、ま
た30重量部を超えると加硫物の機械的物性が損なわれる
ので好ましくない。
本発明組成物には、1,8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウン
デセン−7(以下DBUと略称する)もしくはその弱酸塩
が配合される。DBUはそれ自体を用いてもよいが、その
取扱いの面から炭酸塩,長鎖脂肪族カルボン酸塩,フェ
ノール塩,チオールとの塩のような弱酸塩として使用す
ることができる。DBU塩の代表的なものとしてDBU−炭酸
塩,DBU−ステアリン酸塩,DBU−2−エチルヘキシル酸
塩,DBU−安息香酸塩,DBU−ナフトエ酸塩,DBU−フェノー
ル塩,DBU−2−メルカプトベンゾチアゾール塩等を挙げ
ることができる。DBUもしくはDBUの弱酸塩の配合量はエ
ピクロルヒドリン系ゴム100重量部に対して0.1〜5重量
部、好ましくは0.2〜3重量部である。配合量が0.1重量
部より少ないとフッ素ゴムとの接着性に十分な効果が得
られない。また配合量が5重量部を超えるとエピクロル
ヒドリン系ゴムの加硫速度が速くなりすぎて加工上の困
難を生ずる。
デセン−7(以下DBUと略称する)もしくはその弱酸塩
が配合される。DBUはそれ自体を用いてもよいが、その
取扱いの面から炭酸塩,長鎖脂肪族カルボン酸塩,フェ
ノール塩,チオールとの塩のような弱酸塩として使用す
ることができる。DBU塩の代表的なものとしてDBU−炭酸
塩,DBU−ステアリン酸塩,DBU−2−エチルヘキシル酸
塩,DBU−安息香酸塩,DBU−ナフトエ酸塩,DBU−フェノー
ル塩,DBU−2−メルカプトベンゾチアゾール塩等を挙げ
ることができる。DBUもしくはDBUの弱酸塩の配合量はエ
ピクロルヒドリン系ゴム100重量部に対して0.1〜5重量
部、好ましくは0.2〜3重量部である。配合量が0.1重量
部より少ないとフッ素ゴムとの接着性に十分な効果が得
られない。また配合量が5重量部を超えるとエピクロル
ヒドリン系ゴムの加硫速度が速くなりすぎて加工上の困
難を生ずる。
本発明に用いられるフェノール系樹脂は通常市販されて
いるものでよく、例えばフェノール,クレゾール,キシ
レノール,アルキルフェノール,フェニルフェノール,
レゾルシン等のフェノール化合物とホルムアルデヒド,
アセトアルデヒド,パラホルムアルデヒド,フルフラー
ル等との縮合反応によって得られる樹脂、テルペン,カ
シュー等による変性樹脂等が挙げられ、通常軟化点が13
0℃以下、好ましくは60〜130℃のものが用いられる。13
0℃を超えるものは混合の際の分散性に難点がある。配
合に際して前記DBUと予め混合して用いると取扱い上特
に好ましく、またフッ素ゴムとの接着性も一層向上す
る。フェノール系樹脂の配合量はエピクロルヒドリン系
ゴム100重量部に対して0.1〜8重量部、好ましくは0.2
〜5重量部である。配合量が0.1重量部より少ないと十
分な接着力が得られず、また8重量部を超えても本発明
の効果の向上に特に有効ではない。
いるものでよく、例えばフェノール,クレゾール,キシ
レノール,アルキルフェノール,フェニルフェノール,
レゾルシン等のフェノール化合物とホルムアルデヒド,
アセトアルデヒド,パラホルムアルデヒド,フルフラー
ル等との縮合反応によって得られる樹脂、テルペン,カ
シュー等による変性樹脂等が挙げられ、通常軟化点が13
0℃以下、好ましくは60〜130℃のものが用いられる。13
0℃を超えるものは混合の際の分散性に難点がある。配
合に際して前記DBUと予め混合して用いると取扱い上特
に好ましく、またフッ素ゴムとの接着性も一層向上す
る。フェノール系樹脂の配合量はエピクロルヒドリン系
ゴム100重量部に対して0.1〜8重量部、好ましくは0.2
〜5重量部である。配合量が0.1重量部より少ないと十
分な接着力が得られず、また8重量部を超えても本発明
の効果の向上に特に有効ではない。
本発明のエポキシ化合物としては通常知られているもの
が用いられる。例えばビスフェノールA型エポキシ樹
脂,レゾルシン型エポキシ樹脂,テトラヒドロキシフェ
ニルエタン型エポキシ樹脂,ノボラック型エポキシ樹
脂,エチレンオキシド重合物もしくはプロピレンオキシ
ド重合物のグリシジルエーテル型化合物,多価アルコー
ルのグリシジルエーテル型化合物等を挙げることができ
る。エポキシ化合物の配合量はエピクロルヒドリン系ゴ
ム100重量部に対して0.1〜10重量部、好ましくは0.5〜
5重量部である。配合量が0.1重量部より少ないと十分
な接着力が得られず、また10重力部を超えると加硫速度
の低下が著しくなり、エピクロルヒドリン系ゴム硬化物
としてその物性を十分に発揮することができなくなる。
が用いられる。例えばビスフェノールA型エポキシ樹
脂,レゾルシン型エポキシ樹脂,テトラヒドロキシフェ
ニルエタン型エポキシ樹脂,ノボラック型エポキシ樹
脂,エチレンオキシド重合物もしくはプロピレンオキシ
ド重合物のグリシジルエーテル型化合物,多価アルコー
ルのグリシジルエーテル型化合物等を挙げることができ
る。エポキシ化合物の配合量はエピクロルヒドリン系ゴ
ム100重量部に対して0.1〜10重量部、好ましくは0.5〜
5重量部である。配合量が0.1重量部より少ないと十分
な接着力が得られず、また10重力部を超えると加硫速度
の低下が著しくなり、エピクロルヒドリン系ゴム硬化物
としてその物性を十分に発揮することができなくなる。
本発明組成物を加硫せしめる加硫剤としては、通常エピ
クロルヒドリン系ゴムに使用されるものは何でもよく、
例えばゴムのアリルグリシジルエーテル成分の不飽和結
合を利用するイオウ系加硫剤,パーオキシド系加硫剤,
ゴム中の塩素を利用するジアミン系加硫剤,ポリチオー
ル類,チオ尿素類等の加硫剤があり、中でもチオ尿素
類、例えば2−メルカプトイミダゾリンの使用は加硫速
度,加硫物性のバランス上特に好ましい。これら加硫剤
の配合量はエピクロルヒドリン系ゴム100重量部に対し
て0.2〜10重量部の範囲が適当である。
クロルヒドリン系ゴムに使用されるものは何でもよく、
例えばゴムのアリルグリシジルエーテル成分の不飽和結
合を利用するイオウ系加硫剤,パーオキシド系加硫剤,
ゴム中の塩素を利用するジアミン系加硫剤,ポリチオー
ル類,チオ尿素類等の加硫剤があり、中でもチオ尿素
類、例えば2−メルカプトイミダゾリンの使用は加硫速
度,加硫物性のバランス上特に好ましい。これら加硫剤
の配合量はエピクロルヒドリン系ゴム100重量部に対し
て0.2〜10重量部の範囲が適当である。
本発明組成物には、上記成分の他必要に応じて加硫促進
剤,加硫遅延剤,受酸剤,補強材,充填剤,可塑剤,滑
剤,老化防止剤,顔料,難燃剤等の当該技術分野におい
て常用される配合剤を添加することができる。特に受酸
剤となる金属化合物の添加は本発明組成物の熱安定性の
見地からは特に有効である。上記金属化合物としては周
期律表第II族金属の酸化物,水酸化物,炭酸塩,カルボ
ン酸塩,ケイ酸塩,ホウ酸塩,亜燐酸塩,周期律表第IV
a族金属の酸化物,塩基性炭酸塩,塩基性カルボン酸
塩,塩基性亜燐酸塩,塩基性亜硫酸塩,三塩基性硫酸塩
等がある。これらの具体例としては、マグネシア,水酸
化マグネシウム,水酸化バリウム,炭酸マグネシウム,
炭酸バリウム,生石灰,炭酸カルシウム,ケイ酸カルシ
ウム,ステアリン酸カルシウム,ステアリン酸亜鉛,フ
タル酸カルシウム,亜燐酸マグネシウム,亜燐酸カルシ
ウム,亜鉛華,酸化錫,リサージ,鉛丹,鉛白,二塩基
性フタル酸鉛,二塩基性炭酸鉛、ステアリン酸錫,塩基
性亜燐酸鉛,塩基性亜硫酸鉛等を挙げることができる。
これら受酸剤の配合量はエピクロルヒドリン系ゴム100
重量部に対して0.5〜20重量部の範囲が適当である。
剤,加硫遅延剤,受酸剤,補強材,充填剤,可塑剤,滑
剤,老化防止剤,顔料,難燃剤等の当該技術分野におい
て常用される配合剤を添加することができる。特に受酸
剤となる金属化合物の添加は本発明組成物の熱安定性の
見地からは特に有効である。上記金属化合物としては周
期律表第II族金属の酸化物,水酸化物,炭酸塩,カルボ
ン酸塩,ケイ酸塩,ホウ酸塩,亜燐酸塩,周期律表第IV
a族金属の酸化物,塩基性炭酸塩,塩基性カルボン酸
塩,塩基性亜燐酸塩,塩基性亜硫酸塩,三塩基性硫酸塩
等がある。これらの具体例としては、マグネシア,水酸
化マグネシウム,水酸化バリウム,炭酸マグネシウム,
炭酸バリウム,生石灰,炭酸カルシウム,ケイ酸カルシ
ウム,ステアリン酸カルシウム,ステアリン酸亜鉛,フ
タル酸カルシウム,亜燐酸マグネシウム,亜燐酸カルシ
ウム,亜鉛華,酸化錫,リサージ,鉛丹,鉛白,二塩基
性フタル酸鉛,二塩基性炭酸鉛、ステアリン酸錫,塩基
性亜燐酸鉛,塩基性亜硫酸鉛等を挙げることができる。
これら受酸剤の配合量はエピクロルヒドリン系ゴム100
重量部に対して0.5〜20重量部の範囲が適当である。
本発明組成物の混合はロール,加圧ニーダー,バンバリ
ーミキサー等の通常の混合機を用いて行われ、また加硫
は金型による加圧加熱成型,蒸気、マイクロ波、熱風
炉、塩浴による加硫等通常の各種加硫方法によって行う
ことができる。
ーミキサー等の通常の混合機を用いて行われ、また加硫
は金型による加圧加熱成型,蒸気、マイクロ波、熱風
炉、塩浴による加硫等通常の各種加硫方法によって行う
ことができる。
本発明組成物が適用されるフッ素ゴムとしては、高度に
フッ素化された弾性共重合体が適当である。例えばビニ
リデンフルオライドと他の共重合可能な含フッ素オレフ
ィンとの共重合体を挙げることができる。含フッ素オレ
フィンとしてはヘキサフルオロプロペン,ペンタフルオ
ロプロペン,トリフルオロエチエン,トリフルオロクロ
ロエチレン,テトラフルオロエチレン,ビニルフルオラ
イド,パーフルオロメチルビニルエーテル,パーフルオ
ロプロピルビニルエーテル等があり、これらの1種又は
2種以上が共重合成分として用いられる。好ましい共重
合体としてはビニリデンフルオライド−ヘキサフルオロ
プロペン二元共重合体,ビニリデンフルオライド−テト
ラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロペン三元共重
合体がある。フッ素ゴムにはその目的に応じて公知の配
合剤、例えば加硫剤、加硫促進剤、安定剤、着色剤、可
塑剤、補強剤等が添加される。
フッ素化された弾性共重合体が適当である。例えばビニ
リデンフルオライドと他の共重合可能な含フッ素オレフ
ィンとの共重合体を挙げることができる。含フッ素オレ
フィンとしてはヘキサフルオロプロペン,ペンタフルオ
ロプロペン,トリフルオロエチエン,トリフルオロクロ
ロエチレン,テトラフルオロエチレン,ビニルフルオラ
イド,パーフルオロメチルビニルエーテル,パーフルオ
ロプロピルビニルエーテル等があり、これらの1種又は
2種以上が共重合成分として用いられる。好ましい共重
合体としてはビニリデンフルオライド−ヘキサフルオロ
プロペン二元共重合体,ビニリデンフルオライド−テト
ラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロペン三元共重
合体がある。フッ素ゴムにはその目的に応じて公知の配
合剤、例えば加硫剤、加硫促進剤、安定剤、着色剤、可
塑剤、補強剤等が添加される。
本発明組成物とフッ素ゴムとを接着せしめる方法は、両
者を積層して同時に加熱加硫するか、あるいは一方を型
くずれしない程度に弱く加熱加硫した後に両者を積層し
て十分に加熱加硫せしめる方法が採用できる。
者を積層して同時に加熱加硫するか、あるいは一方を型
くずれしない程度に弱く加熱加硫した後に両者を積層し
て十分に加熱加硫せしめる方法が採用できる。
(実施例) 実施例1〜4比較例1〜3 第1表に示されるエピクロルヒドリン系ゴム組成物を7
インチロールにて70〜80℃で15〜20分間混練し厚さ1〜
1.5mmのシートAを得た。
インチロールにて70〜80℃で15〜20分間混練し厚さ1〜
1.5mmのシートAを得た。
一方、第2表に示されるフッ素ゴム組成物を同様に混練
して厚さ1〜1.5mmのシートBを作製した。
して厚さ1〜1.5mmのシートBを作製した。
上記シートA及びシートBを貼り合わせ、160℃、20〜2
5kg/cm2で30分間プレスし厚さ2〜2.3mmの積層シートを
得た。この積層シートを2.5×10cmの短冊状に切断して
試験片を作製し、該試験片について25℃、50mm/minの引
張条件でT剥離試験を行いその結果を第3表に示した。
5kg/cm2で30分間プレスし厚さ2〜2.3mmの積層シートを
得た。この積層シートを2.5×10cmの短冊状に切断して
試験片を作製し、該試験片について25℃、50mm/minの引
張条件でT剥離試験を行いその結果を第3表に示した。
第3表の結果より明らかなように、本発明組成物を用い
た積層シートは、温燃料油浸漬後又は加熱老化後におい
てもゴムの接着面での剥離は生じておらない。これに対
して本発明組成物中フェノール系樹脂を欠く比較例1、
DBUもしくはその弱酸塩を欠く比較例2及びエポキシ化
合物を欠く比較例3はいずれも温燃料油浸漬後又は加熱
老化後において低い引張強度で接着面での界面剥離を起
こしている。
た積層シートは、温燃料油浸漬後又は加熱老化後におい
てもゴムの接着面での剥離は生じておらない。これに対
して本発明組成物中フェノール系樹脂を欠く比較例1、
DBUもしくはその弱酸塩を欠く比較例2及びエポキシ化
合物を欠く比較例3はいずれも温燃料油浸漬後又は加熱
老化後において低い引張強度で接着面での界面剥離を起
こしている。
(発明の効果) 本発明組成物はフッ素ゴムとの接着性が非常に優れてお
り、長時間温燃料油浸漬後あるいは長時間加熱老化後に
おいても接着界面は強固である。従って、内面接液部が
耐酸敗ガソリン性等の諸物性に優れたフッ素ゴム、外面
が耐老化性,耐候性,耐ガソリン性に優れたエピクロル
ヒドリン系ゴムで構成された燃料ホース等の用途に極め
て有効である。
り、長時間温燃料油浸漬後あるいは長時間加熱老化後に
おいても接着界面は強固である。従って、内面接液部が
耐酸敗ガソリン性等の諸物性に優れたフッ素ゴム、外面
が耐老化性,耐候性,耐ガソリン性に優れたエピクロル
ヒドリン系ゴムで構成された燃料ホース等の用途に極め
て有効である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 63:00)
Claims (1)
- 【請求項1】エピクロルヒドリン系ゴム100重量部に対
し、水酸化カルシウム0.5〜30重量部、1,8−ジアザビシ
クロ(5,4,0)ウンデセン−7もしくはその弱酸塩0.1〜
5重量部、フェノール系樹脂0.1〜8重量部及びエポキ
シ化合物0.1〜10重量部を配合したことを特徴とするフ
ッ素ゴムとの接着性に優れたゴム組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31722588A JPH06102756B2 (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | フッ素ゴムとの接着性に優れたゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31722588A JPH06102756B2 (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | フッ素ゴムとの接着性に優れたゴム組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02160867A JPH02160867A (ja) | 1990-06-20 |
| JPH06102756B2 true JPH06102756B2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=18085872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31722588A Expired - Lifetime JPH06102756B2 (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | フッ素ゴムとの接着性に優れたゴム組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06102756B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6467520B2 (en) | 2000-12-19 | 2002-10-22 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire with apex rubber containing in-situ resin |
| JP4605537B2 (ja) * | 2005-02-23 | 2011-01-05 | ダイソー株式会社 | 低固着性加硫用ゴム組成物及び低固着性加硫ゴム部材 |
| ES2318600T3 (es) | 2005-03-25 | 2009-05-01 | Daiso Co., Ltd. | Laminado de caucho vulcanizado. |
| JP4501883B2 (ja) * | 2006-03-28 | 2010-07-14 | 東海ゴム工業株式会社 | 燃料ホース |
-
1988
- 1988-12-14 JP JP31722588A patent/JPH06102756B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02160867A (ja) | 1990-06-20 |
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