JPH06103120B2 - 給湯器付き風呂釜の逆流防止装置及びその装置の使用方法 - Google Patents
給湯器付き風呂釜の逆流防止装置及びその装置の使用方法Info
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- JPH06103120B2 JPH06103120B2 JP1164564A JP16456489A JPH06103120B2 JP H06103120 B2 JPH06103120 B2 JP H06103120B2 JP 1164564 A JP1164564 A JP 1164564A JP 16456489 A JP16456489 A JP 16456489A JP H06103120 B2 JPH06103120 B2 JP H06103120B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、給湯器付き風呂釜の逆流防止装置と、その逆
流防止装置を用いて浴槽へ直圧給湯させると共に非給湯
時には雑水の逆流を防止する方法に関する。
流防止装置を用いて浴槽へ直圧給湯させると共に非給湯
時には雑水の逆流を防止する方法に関する。
[背景技術] 浴槽内の湯を循環させる循環回路のような雑水回路と給
湯回路のような上水回路とを接続する場合、雑水が上水
回路に逆流しないよう措置することが義務付けられてい
る。この逆流防止の方法として、従来からシスターン方
式とバキュームブレーカ方式が用いられている。
湯回路のような上水回路とを接続する場合、雑水が上水
回路に逆流しないよう措置することが義務付けられてい
る。この逆流防止の方法として、従来からシスターン方
式とバキュームブレーカ方式が用いられている。
(従来例I)第7図に示すものは、従来のシスターン方
式による雑水の逆流防止方法である。この方式にあって
は、フロートスイッチ101を備えたタンク102を設置し、
タンク102の吐出口を三方弁103等を介して風呂循環回路
105の循環ポンプ106の吸込側に接続してあり、給湯器10
7に接続された給湯回路108の端部をタンク102内に配置
してある。しかして、非給湯時は、タンク102と給湯回
路108が接続されておらず、縁が切れているので、タン
ク102側の雑水が上水回路へ逆流するのが防止されてい
る。一方、給湯時には、給湯回路108の落とし込み開閉
弁104を開き、給湯器107によって加熱された湯(もしく
は、水)を一旦タンク102内に落とし込み、タンク102内
の湯を三方弁103を介して循環回路105に送り込み、循環
ポンプ106を運転して強制的に循環回路106から浴槽109
内へ給湯するようになっている。
式による雑水の逆流防止方法である。この方式にあって
は、フロートスイッチ101を備えたタンク102を設置し、
タンク102の吐出口を三方弁103等を介して風呂循環回路
105の循環ポンプ106の吸込側に接続してあり、給湯器10
7に接続された給湯回路108の端部をタンク102内に配置
してある。しかして、非給湯時は、タンク102と給湯回
路108が接続されておらず、縁が切れているので、タン
ク102側の雑水が上水回路へ逆流するのが防止されてい
る。一方、給湯時には、給湯回路108の落とし込み開閉
弁104を開き、給湯器107によって加熱された湯(もしく
は、水)を一旦タンク102内に落とし込み、タンク102内
の湯を三方弁103を介して循環回路105に送り込み、循環
ポンプ106を運転して強制的に循環回路106から浴槽109
内へ給湯するようになっている。
(従来例II)第8図に示すものは、従来のバキュームブ
レーカ方式による逆流防止方法であり、給湯圧を用いて
直接給湯回路側から浴槽内へ湯を落とし込めるようにし
たものである。すなわち、給湯回路121を循環回路122の
循環ポンプ123の送出側に直結させ、給湯回路121にバキ
ュームブレーカ124、落とし込み開閉弁125及び複数の逆
止弁126,127等を設けてある。しかして、非給湯時に
は、逆止弁126,127によって雑水が給湯回路121側へ逆流
するのを防止すると共に、上水側が断水等で負圧になっ
た場合にはバキュームブレーカ124が大気に開放されて
給湯器128側と循環回路122側との縁を切って雑水の逆流
を防止する構造となっている。一方、給湯時には、バキ
ュームブレーカ124が大気から切り離され、通水圧によ
って直接に給湯回路121から循環回路122を通って浴槽12
9へ湯を落とし込んでいる。
レーカ方式による逆流防止方法であり、給湯圧を用いて
直接給湯回路側から浴槽内へ湯を落とし込めるようにし
たものである。すなわち、給湯回路121を循環回路122の
循環ポンプ123の送出側に直結させ、給湯回路121にバキ
ュームブレーカ124、落とし込み開閉弁125及び複数の逆
止弁126,127等を設けてある。しかして、非給湯時に
は、逆止弁126,127によって雑水が給湯回路121側へ逆流
するのを防止すると共に、上水側が断水等で負圧になっ
た場合にはバキュームブレーカ124が大気に開放されて
給湯器128側と循環回路122側との縁を切って雑水の逆流
を防止する構造となっている。一方、給湯時には、バキ
ュームブレーカ124が大気から切り離され、通水圧によ
って直接に給湯回路121から循環回路122を通って浴槽12
9へ湯を落とし込んでいる。
[発明が解決しようとする課題] (従来例Iについて)しかしながら、上記のシスターン
方式にあっては、タンクと給湯回路とが接続されておら
ず、給湯回路側の給湯圧が循環回路に加わらず、またタ
ンクの水圧だけでは不十分であるので、浴槽内に湯を落
とし込む場合には、循環ポンプを運転し、ポンプ圧によ
て浴槽内に湯を落とし込む必要がある。ところが、力の
強い循環ポンプを用いると、入浴しながら追い焚きした
場合に、加熱された湯がバスアダプターから勢いよく吐
出され、バスアダプターから離れた位置まで届くので、
入浴者の体に当たり、不快感や熱感を与える恐れがあ
る。また、たとえ力の強い大型の循環ポンプを用いるこ
とができたとしても、大型の循環ポンプを用いると、装
置価格が高価になったり、騒音が大きくなったりすると
いう問題がある。このため、循環ポンプは、一般に力の
弱い小型のものが用いられている。
方式にあっては、タンクと給湯回路とが接続されておら
ず、給湯回路側の給湯圧が循環回路に加わらず、またタ
ンクの水圧だけでは不十分であるので、浴槽内に湯を落
とし込む場合には、循環ポンプを運転し、ポンプ圧によ
て浴槽内に湯を落とし込む必要がある。ところが、力の
強い循環ポンプを用いると、入浴しながら追い焚きした
場合に、加熱された湯がバスアダプターから勢いよく吐
出され、バスアダプターから離れた位置まで届くので、
入浴者の体に当たり、不快感や熱感を与える恐れがあ
る。また、たとえ力の強い大型の循環ポンプを用いるこ
とができたとしても、大型の循環ポンプを用いると、装
置価格が高価になったり、騒音が大きくなったりすると
いう問題がある。このため、循環ポンプは、一般に力の
弱い小型のものが用いられている。
したがって、循環ポンプ圧を用いて給湯するシスターン
方式では、給湯時に大きな流量を得ることができず、給
湯時間が長くかかる(特に、大型浴槽の場合、湯張り時
間が非常に長くなる。)という欠点がある。また、浴槽
が二階等の上階に設置されている場合には、循環ポンプ
の力が弱いため、浴槽への給湯能力が不足し、上階の浴
室用に十分に対応できないという問題があった。さら
に、この方式では、給湯時にも循環ポンプを運転するの
で、運転コストが高くつくと共に騒音が大きい。
方式では、給湯時に大きな流量を得ることができず、給
湯時間が長くかかる(特に、大型浴槽の場合、湯張り時
間が非常に長くなる。)という欠点がある。また、浴槽
が二階等の上階に設置されている場合には、循環ポンプ
の力が弱いため、浴槽への給湯能力が不足し、上階の浴
室用に十分に対応できないという問題があった。さら
に、この方式では、給湯時にも循環ポンプを運転するの
で、運転コストが高くつくと共に騒音が大きい。
(従来例IIについて)一方、第8図に示すバキュームブ
レーカ方式は、水道圧を用いて給湯できる水道直圧方式
であるが、この方式で用いられているバキュームブレー
カにあっては浴槽の上端から300mm以上の高さに設置し
なければならないという制約がある。このため、浴槽が
二階等の上階に設置されている場合には、地上に設置さ
れた風呂釜からバキュームブレーカの部分を分離して浴
槽よりも上方に配置する必要があり、給湯回路を上方の
バキュームブレーカ側へ迂回させて配管する必要がある
など、実際には上階の浴槽には対応できなかった。
レーカ方式は、水道圧を用いて給湯できる水道直圧方式
であるが、この方式で用いられているバキュームブレー
カにあっては浴槽の上端から300mm以上の高さに設置し
なければならないという制約がある。このため、浴槽が
二階等の上階に設置されている場合には、地上に設置さ
れた風呂釜からバキュームブレーカの部分を分離して浴
槽よりも上方に配置する必要があり、給湯回路を上方の
バキュームブレーカ側へ迂回させて配管する必要がある
など、実際には上階の浴槽には対応できなかった。
しかして、本発明は上記従来例の欠点に鑑みてなされた
ものであり、その主な目的とするところは雑水の逆流を
防止すると共に水道直圧方式により大流量による自動給
湯を可能とし、また浴槽の設置箇所に制約のない給湯器
付き風呂釜の逆流防止装置とその使用方法を提供するこ
とにある。
ものであり、その主な目的とするところは雑水の逆流を
防止すると共に水道直圧方式により大流量による自動給
湯を可能とし、また浴槽の設置箇所に制約のない給湯器
付き風呂釜の逆流防止装置とその使用方法を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] このため、本発明の給湯器付き風呂釜の逆流防止装置
は、給湯器から風呂循環回路に給湯するための給湯回路
に落とし込み開閉弁を設け、落とし込み開閉弁よりも循
環回路側に逆流防止室を設け、この逆流防止室から分岐
して循環回路の循環ポンプの吸込側に接続された分岐水
路を形成し、この分岐水路に逆流防止室内の水を溜める
ことのできる水溜めホッパと分岐水路を大気に連通させ
る大気連通口を設け、分岐水路の大気連通口及び水溜め
ホッパと逆流防止室との間に前記逆流防止室に通水圧が
加わると閉成して通水圧が無くなると開成する逆流防止
室開閉弁を設け、分岐水路の水溜めホッパの排水側に排
水用開閉弁を設けたことを特徴としている。
は、給湯器から風呂循環回路に給湯するための給湯回路
に落とし込み開閉弁を設け、落とし込み開閉弁よりも循
環回路側に逆流防止室を設け、この逆流防止室から分岐
して循環回路の循環ポンプの吸込側に接続された分岐水
路を形成し、この分岐水路に逆流防止室内の水を溜める
ことのできる水溜めホッパと分岐水路を大気に連通させ
る大気連通口を設け、分岐水路の大気連通口及び水溜め
ホッパと逆流防止室との間に前記逆流防止室に通水圧が
加わると閉成して通水圧が無くなると開成する逆流防止
室開閉弁を設け、分岐水路の水溜めホッパの排水側に排
水用開閉弁を設けたことを特徴としている。
また、本発明の給湯器付き風呂釜の逆流防止装置の使用
方法は、上記の逆流防止装置ににおいて、前記落とし込
み開閉弁を閉成すると共に排水用開閉弁を開成し、循環
ポンプの吸引力によって水溜めホッパ内の湯を風呂循環
回路へ排出させ、ついで前記落とし込み開閉弁を開成し
て給湯回路から風呂循環回路へ給湯させることを特徴と
している。
方法は、上記の逆流防止装置ににおいて、前記落とし込
み開閉弁を閉成すると共に排水用開閉弁を開成し、循環
ポンプの吸引力によって水溜めホッパ内の湯を風呂循環
回路へ排出させ、ついで前記落とし込み開閉弁を開成し
て給湯回路から風呂循環回路へ給湯させることを特徴と
している。
[作用] 本発明にあっては、落とし込み開閉弁を開いて給湯する
と、逆流防止室内に湯が充満し、逆流防止室開閉弁が閉
成されて分岐水路が閉じられるので、逆流防止室内の湯
を介して給湯回路の水道圧を循環回路側に加えることが
できる。したがって、給湯回路を循環回路に直結し、水
道圧を利用して給湯でき、大流量による給湯が可能にな
り、大型浴槽の場合にも短時間で湯張りを行うことがで
きる。また、浴槽が二階等の上階に設置されている場合
にも、水道圧を利用して給湯でき、浴槽の設置場所に対
する制約もなくなる。さらに、循環ポンプは小型のもの
を用いることができるので、装置を安価にすることがで
きると共に運転コストも安価となり、循環ポンプによる
騒音も減少させることができる。
と、逆流防止室内に湯が充満し、逆流防止室開閉弁が閉
成されて分岐水路が閉じられるので、逆流防止室内の湯
を介して給湯回路の水道圧を循環回路側に加えることが
できる。したがって、給湯回路を循環回路に直結し、水
道圧を利用して給湯でき、大流量による給湯が可能にな
り、大型浴槽の場合にも短時間で湯張りを行うことがで
きる。また、浴槽が二階等の上階に設置されている場合
にも、水道圧を利用して給湯でき、浴槽の設置場所に対
する制約もなくなる。さらに、循環ポンプは小型のもの
を用いることができるので、装置を安価にすることがで
きると共に運転コストも安価となり、循環ポンプによる
騒音も減少させることができる。
一方、落とし込み開閉弁を閉じて給湯を停止すると、逆
流防止室開閉弁が開いて内部の湯が水溜めホッパ内に落
ち、逆流防止室内が空気に置換されるので、給湯側と循
環回路側の湯の縁切りがされ、例え逆止弁等が故障した
場合でも、循環回路側の雑水が給湯回路側へ逆流するの
を防止することができる。
流防止室開閉弁が開いて内部の湯が水溜めホッパ内に落
ち、逆流防止室内が空気に置換されるので、給湯側と循
環回路側の湯の縁切りがされ、例え逆止弁等が故障した
場合でも、循環回路側の雑水が給湯回路側へ逆流するの
を防止することができる。
さらに、水溜めホッパ内に落ちた湯は、排水用開閉弁を
開成し、循環ポンプの吸引力によって循環回路へ強制排
出することができるので、器外へ漏出することがなく、
周囲を汚すことなく衛生的に用いることができる。ま
た、排水用開閉弁を開いて循環ポンプにより強制排出す
るので、浴槽が上階に設置されている場合でも、確実に
水溜めホッパ内の湯を排出でき、バキュームブレーカの
ように設置箇所の制約を受けない。
開成し、循環ポンプの吸引力によって循環回路へ強制排
出することができるので、器外へ漏出することがなく、
周囲を汚すことなく衛生的に用いることができる。ま
た、排水用開閉弁を開いて循環ポンプにより強制排出す
るので、浴槽が上階に設置されている場合でも、確実に
水溜めホッパ内の湯を排出でき、バキュームブレーカの
ように設置箇所の制約を受けない。
また、本発明方法のように、給湯前に水溜めホッパ内の
湯を循環回路側へ排出するようにすれば、給湯停止時に
水溜めホッパ内で湯が溢れて外部に漏出することを確実
に防止できる。
湯を循環回路側へ排出するようにすれば、給湯停止時に
水溜めホッパ内で湯が溢れて外部に漏出することを確実
に防止できる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添付図に基づいて詳述する。
第1図に示すものは、逆流防止装置17を備えた風呂釜の
概略図である。浴槽13のバスアダプター14には、追い焚
き等を行うための循環回路2が接続されており、循環回
路2には風呂用熱交換器15と三方弁16と循環ポンプ7が
設けられている。給湯器1に接続された給湯回路3は、
循環回路2の三方弁16に直結されている。給湯回路3に
は、落とし込み開閉弁4と逆止弁6と逆流防止室5が設
けられている。逆止弁6は、循環回路2側から給湯器1
側への逆流を防止する向きに配置されている。逆流防止
室5は、内部に湯もしくは空気を保持できる構造となっ
ており、逆流防止室5からは分岐水路8が分岐させられ
ている。分岐水路8にはオーバフロー孔を兼ねた大気連
通口10を有する水溜めホッパ9が設けられており、水溜
めホッパ9の大気連通口10よりも下方の容積は、逆流防
止室5内の容積よりも若干大きくなっている。逆流防止
室5と水溜めホッパ9の間には、逆流防止室開閉弁11が
設けられており、逆流防止室開閉弁11を閉じると、逆流
防止室5内に湯を充満させることができ、開成すると逆
流防止室5内の湯が水溜めホッパ9へ落ちて逆流防止室
5内が大気連通口10から流入した空気と置換されるよう
になっている。また、分岐水路8の終端部は三方弁16も
しくは給湯回路3の終端部に接続されており、分岐水路
8の水溜めホッパ9の排出側には排水用開閉弁12が設け
られ、排水用開閉弁12を開成することにより水溜めホッ
パ9内の湯を循環回路2側へ排出できるようにしてあ
る。
概略図である。浴槽13のバスアダプター14には、追い焚
き等を行うための循環回路2が接続されており、循環回
路2には風呂用熱交換器15と三方弁16と循環ポンプ7が
設けられている。給湯器1に接続された給湯回路3は、
循環回路2の三方弁16に直結されている。給湯回路3に
は、落とし込み開閉弁4と逆止弁6と逆流防止室5が設
けられている。逆止弁6は、循環回路2側から給湯器1
側への逆流を防止する向きに配置されている。逆流防止
室5は、内部に湯もしくは空気を保持できる構造となっ
ており、逆流防止室5からは分岐水路8が分岐させられ
ている。分岐水路8にはオーバフロー孔を兼ねた大気連
通口10を有する水溜めホッパ9が設けられており、水溜
めホッパ9の大気連通口10よりも下方の容積は、逆流防
止室5内の容積よりも若干大きくなっている。逆流防止
室5と水溜めホッパ9の間には、逆流防止室開閉弁11が
設けられており、逆流防止室開閉弁11を閉じると、逆流
防止室5内に湯を充満させることができ、開成すると逆
流防止室5内の湯が水溜めホッパ9へ落ちて逆流防止室
5内が大気連通口10から流入した空気と置換されるよう
になっている。また、分岐水路8の終端部は三方弁16も
しくは給湯回路3の終端部に接続されており、分岐水路
8の水溜めホッパ9の排出側には排水用開閉弁12が設け
られ、排水用開閉弁12を開成することにより水溜めホッ
パ9内の湯を循環回路2側へ排出できるようにしてあ
る。
第2図示すものは、第1図で破線により囲んだ部分を一
体に構成した逆流防止装置17の詳細な断面図である。ケ
ーシング18の上部側面には入管接続口19が開口されてお
り、この入管接続口19には給湯回路3を構成する給湯入
管20が接続されており、給湯器1で加熱された湯が入管
接続口19からケーシング18内に送り込まれるようになっ
ている。ケーシング18内の中央部には、逆流防止室5が
形成されており、逆流防止室5の下方には、水溜めホッ
パ9が設けられている。逆流防止室5と水溜めホッパ9
との間は仕切り板21によって仕切られており、仕切り板
21の中央部には逆流防止室5内の残り湯を水溜めホッパ
9側へ抜くための水抜き孔22が穿孔されている。水溜め
ホッパ9の側面には大気と連通した大気連通口10が開口
されており、水溜めホッパ9の大気連通口10よりも下の
容積は逆流防止室5の容積よりも若干大きくなってい
る。また、水溜めホッパ9の底面には、分岐水路8に接
続させるための排水口23が開口されており、排水口23の
下方には排水用開閉弁12が取り付けられている。逆流防
止室5の側方には第二逆止弁収納室24が設けられてお
り、第二逆止弁収納室24の底面には出管接続口25が開口
され、出管接続口25には給湯回路3を構成していて三方
弁16に接続される給湯出管26が圧入されている。しかし
て、逆流防止装置17のケーシング18内においては、入管
接続口19→逆流防止室5→第二逆止弁収納室24→出管接
続口25という経路で給湯回路3が構成されており、一方
水溜めホッパ9→排水口23→排水用開閉弁12という経路
で逆流防止室5から分岐した分岐水路8が構成されてい
る。
体に構成した逆流防止装置17の詳細な断面図である。ケ
ーシング18の上部側面には入管接続口19が開口されてお
り、この入管接続口19には給湯回路3を構成する給湯入
管20が接続されており、給湯器1で加熱された湯が入管
接続口19からケーシング18内に送り込まれるようになっ
ている。ケーシング18内の中央部には、逆流防止室5が
形成されており、逆流防止室5の下方には、水溜めホッ
パ9が設けられている。逆流防止室5と水溜めホッパ9
との間は仕切り板21によって仕切られており、仕切り板
21の中央部には逆流防止室5内の残り湯を水溜めホッパ
9側へ抜くための水抜き孔22が穿孔されている。水溜め
ホッパ9の側面には大気と連通した大気連通口10が開口
されており、水溜めホッパ9の大気連通口10よりも下の
容積は逆流防止室5の容積よりも若干大きくなってい
る。また、水溜めホッパ9の底面には、分岐水路8に接
続させるための排水口23が開口されており、排水口23の
下方には排水用開閉弁12が取り付けられている。逆流防
止室5の側方には第二逆止弁収納室24が設けられてお
り、第二逆止弁収納室24の底面には出管接続口25が開口
され、出管接続口25には給湯回路3を構成していて三方
弁16に接続される給湯出管26が圧入されている。しかし
て、逆流防止装置17のケーシング18内においては、入管
接続口19→逆流防止室5→第二逆止弁収納室24→出管接
続口25という経路で給湯回路3が構成されており、一方
水溜めホッパ9→排水口23→排水用開閉弁12という経路
で逆流防止室5から分岐した分岐水路8が構成されてい
る。
さらに、入管接続口19は逆流防止室入り口27と連通して
おり、入管接続口19と逆流防止室入り口27とを結ぶ水路
28には落とし込み開閉弁4が設けられている。落とし込
み開閉弁4は、ソレノイド型電磁弁であり、弁座29に対
向させて配置されたダイヤフラム30の外周部をケーシン
グ18に固定し、プランジャー31の先端をダイヤフラム30
の中心に連結させてある。よって、通電によりプランジ
ャー31を後退させると給湯回路3が開成され、プランジ
ャー31を突出させるとダイヤフラム30が弁座29に圧接し
て逆流防止室5の上水側で給湯回路3が閉成される。
おり、入管接続口19と逆流防止室入り口27とを結ぶ水路
28には落とし込み開閉弁4が設けられている。落とし込
み開閉弁4は、ソレノイド型電磁弁であり、弁座29に対
向させて配置されたダイヤフラム30の外周部をケーシン
グ18に固定し、プランジャー31の先端をダイヤフラム30
の中心に連結させてある。よって、通電によりプランジ
ャー31を後退させると給湯回路3が開成され、プランジ
ャー31を突出させるとダイヤフラム30が弁座29に圧接し
て逆流防止室5の上水側で給湯回路3が閉成される。
第一逆止弁6及び逆流防止室開閉弁11は、組み合わせて
逆流防止室5内に納入されている。第一逆止弁6は逆流
防止室入り口27と対向させて配置されており、その上面
には逆流防止室入り口27を囲むようにしてゴムパッキン
32が取着されており、バネ33によって入り口27の閉成方
向へ弾性的に付勢されている。また、第一逆止弁6の下
部外周には圧動板34が延出されており、圧動板34は逆流
防止室5の内寸とほぼ等しい寸法を有している。この圧
動板34は、入り口27から流入した湯の通水圧を全面で受
けて第一逆止弁6の動作を確実にする働きをしており、
さらに外周面が逆流防止室5の内壁面と摺接しており、
第一逆止弁6が傾いたりすることなくスムーズに摺動で
きるようガイドの働きをしている。第一逆止弁6の下面
には凹所35が設けられており、また逆流防止室5の底の
仕切り板21の中心には軸受け孔36が穿孔されており、逆
流防止室開閉弁11は、頭部37を上記凹所35内にスライド
自在に遊挿されると共に軸部38を軸受け孔36内に摺動自
在に挿入されて上下方向に摺動可能に保持されており、
さらにバネ39によって上方へ弾性的に付勢されている。
逆流防止室開閉弁11の頭部37の外径は第一逆止弁6の下
面の凹所35の内径よりも小さく、頭部37と凹所35との間
には隙間が生じるようになっており、逆流防止室開閉弁
11の軸心には上下に貫通してエア通し孔40が穿孔されて
おり、逆流防止室開閉弁11の上端にはエア通し孔40を囲
むようにしてOリング41が保持されている。さらに、逆
流防止室開閉弁11のの下面には、複数の水抜き孔22を囲
むようにしてゴムパッキン42が取着されている。
逆流防止室5内に納入されている。第一逆止弁6は逆流
防止室入り口27と対向させて配置されており、その上面
には逆流防止室入り口27を囲むようにしてゴムパッキン
32が取着されており、バネ33によって入り口27の閉成方
向へ弾性的に付勢されている。また、第一逆止弁6の下
部外周には圧動板34が延出されており、圧動板34は逆流
防止室5の内寸とほぼ等しい寸法を有している。この圧
動板34は、入り口27から流入した湯の通水圧を全面で受
けて第一逆止弁6の動作を確実にする働きをしており、
さらに外周面が逆流防止室5の内壁面と摺接しており、
第一逆止弁6が傾いたりすることなくスムーズに摺動で
きるようガイドの働きをしている。第一逆止弁6の下面
には凹所35が設けられており、また逆流防止室5の底の
仕切り板21の中心には軸受け孔36が穿孔されており、逆
流防止室開閉弁11は、頭部37を上記凹所35内にスライド
自在に遊挿されると共に軸部38を軸受け孔36内に摺動自
在に挿入されて上下方向に摺動可能に保持されており、
さらにバネ39によって上方へ弾性的に付勢されている。
逆流防止室開閉弁11の頭部37の外径は第一逆止弁6の下
面の凹所35の内径よりも小さく、頭部37と凹所35との間
には隙間が生じるようになっており、逆流防止室開閉弁
11の軸心には上下に貫通してエア通し孔40が穿孔されて
おり、逆流防止室開閉弁11の上端にはエア通し孔40を囲
むようにしてOリング41が保持されている。さらに、逆
流防止室開閉弁11のの下面には、複数の水抜き孔22を囲
むようにしてゴムパッキン42が取着されている。
しかして、落とし込み開閉弁4が開成された場合には、
第一逆止弁6が給湯圧によりバネ33に抗して押し下げら
れて入り口27が開かれ、逆流防止室開閉弁11も第一逆止
弁6によって押し下げられる(この時の状態を第2図の
第一逆止弁6及び逆流防止室開閉弁11の左半分で示
す)。この場合には、逆流防止室開閉弁11のゴムパッキ
ン42が仕切り板21に圧接して水抜き孔22及び軸受け孔36
を塞いでおり、同時にOリング41を介して頭部37が凹所
35に圧接し、エア通し孔40も塞がれている。したがっ
て、この時には、逆流防止室5内へ流入した湯は水抜き
孔22やエア通し孔40から水溜めホッパ9側へ漏れること
なく逆流防止室5内に充満し、さらに第二逆止弁収納室
24側へ送られ(第二逆止弁44が開く)、循環回路2側へ
給湯される。
第一逆止弁6が給湯圧によりバネ33に抗して押し下げら
れて入り口27が開かれ、逆流防止室開閉弁11も第一逆止
弁6によって押し下げられる(この時の状態を第2図の
第一逆止弁6及び逆流防止室開閉弁11の左半分で示
す)。この場合には、逆流防止室開閉弁11のゴムパッキ
ン42が仕切り板21に圧接して水抜き孔22及び軸受け孔36
を塞いでおり、同時にOリング41を介して頭部37が凹所
35に圧接し、エア通し孔40も塞がれている。したがっ
て、この時には、逆流防止室5内へ流入した湯は水抜き
孔22やエア通し孔40から水溜めホッパ9側へ漏れること
なく逆流防止室5内に充満し、さらに第二逆止弁収納室
24側へ送られ(第二逆止弁44が開く)、循環回路2側へ
給湯される。
逆に、落とし込み開閉弁4が閉じられた場合には、第一
逆止弁6に通水圧が加わらなくなるので、第一逆止弁6
が上昇し,第一逆止弁6が少し上昇すると逆流防止室開
閉弁11との間に隙間が生じてエア通し孔40が開く。開い
たエア通し孔40を通して水溜めホッパ9側から逆流防止
室5内にエアが流入すると逆流防止室5内が速やかに減
圧され、第一逆止弁6が上昇して入り口27を閉成すると
共に逆流防止室開閉弁11が上昇して水抜き孔22を開き、
直ちに逆流防止室5内がエアと置換される(この時の状
態を第2回の第一逆止弁6及び逆流防止室開閉弁11の右
半分で示す。)。したがって、第一逆止弁6が閉じて雑
水の逆流が防止されると共に逆流防止室5内がエアと置
換されることによって給湯器1側と循環回路2側との縁
切りが行われる。なお、水とエアとの置換時には、逆流
防止室5の底の水抜き孔22から排水されると共に排水孔
よりも上方に配置されているエア通し孔40上端からエア
を注入されるので、水及びエアの流れがスムーズにな
り、水とエアの置換が速やかに行われる。
逆止弁6に通水圧が加わらなくなるので、第一逆止弁6
が上昇し,第一逆止弁6が少し上昇すると逆流防止室開
閉弁11との間に隙間が生じてエア通し孔40が開く。開い
たエア通し孔40を通して水溜めホッパ9側から逆流防止
室5内にエアが流入すると逆流防止室5内が速やかに減
圧され、第一逆止弁6が上昇して入り口27を閉成すると
共に逆流防止室開閉弁11が上昇して水抜き孔22を開き、
直ちに逆流防止室5内がエアと置換される(この時の状
態を第2回の第一逆止弁6及び逆流防止室開閉弁11の右
半分で示す。)。したがって、第一逆止弁6が閉じて雑
水の逆流が防止されると共に逆流防止室5内がエアと置
換されることによって給湯器1側と循環回路2側との縁
切りが行われる。なお、水とエアとの置換時には、逆流
防止室5の底の水抜き孔22から排水されると共に排水孔
よりも上方に配置されているエア通し孔40上端からエア
を注入されるので、水及びエアの流れがスムーズにな
り、水とエアの置換が速やかに行われる。
第二逆止弁収納室24内の逆流防止室5側には環状の弁座
43が設けられており、第二逆止弁収納室24内には弁座43
に対向して第二逆止弁44が横向きにスライド自在に納入
されており、第二逆止弁44はバネ45によって閉成方向へ
弾性的に付勢されている。したがって、第二逆止弁44は
逆流防止室5内に湯が充満して第二逆止弁44に通水圧が
かかった時に開成し、逆流防止室5内がエアと置換され
ている時には閉成して給湯出管26側から逆流防止室5側
への逆流を防止している。
43が設けられており、第二逆止弁収納室24内には弁座43
に対向して第二逆止弁44が横向きにスライド自在に納入
されており、第二逆止弁44はバネ45によって閉成方向へ
弾性的に付勢されている。したがって、第二逆止弁44は
逆流防止室5内に湯が充満して第二逆止弁44に通水圧が
かかった時に開成し、逆流防止室5内がエアと置換され
ている時には閉成して給湯出管26側から逆流防止室5側
への逆流を防止している。
大気連通口10は、水溜めホッパ9と別々に設けてもよい
が、図示例では大気連通口10を水溜めホッパ9と一体に
形成し、大気に開放されたオーバフロー管46に大気連通
口10を接続してあり、大気連通口10はオーバフロー管46
を介して大気に連通させられている。しかして、エアと
の置換時には、オーバフロー管46→大気連通口10→エア
通し孔40の経路で逆流防止室5にエアが供給される。さ
らに、通常は排水用開閉弁12は閉成されており、逆流防
止室5から水溜めホッパ9内に落ちた水は一時水溜めホ
ッパ9内に蓄えられる。そして、水溜めホッパ9内の湯
は、通常は排水用開閉弁12を開成して分岐水路8から循
環回路2へ排水されるようになっているが、逆流防止室
開閉弁11の故障等により不測に水溜めホッパ9内の水量
がオーバフローした場合には、大気連通口10からオーバ
フロー管46へ排出される。
が、図示例では大気連通口10を水溜めホッパ9と一体に
形成し、大気に開放されたオーバフロー管46に大気連通
口10を接続してあり、大気連通口10はオーバフロー管46
を介して大気に連通させられている。しかして、エアと
の置換時には、オーバフロー管46→大気連通口10→エア
通し孔40の経路で逆流防止室5にエアが供給される。さ
らに、通常は排水用開閉弁12は閉成されており、逆流防
止室5から水溜めホッパ9内に落ちた水は一時水溜めホ
ッパ9内に蓄えられる。そして、水溜めホッパ9内の湯
は、通常は排水用開閉弁12を開成して分岐水路8から循
環回路2へ排水されるようになっているが、逆流防止室
開閉弁11の故障等により不測に水溜めホッパ9内の水量
がオーバフローした場合には、大気連通口10からオーバ
フロー管46へ排出される。
第3図、第4図及び第5図は、それぞれ上記逆流防止装
置17を備えた給湯器1付き風呂釜の給湯時、ホッパ排水
時及び循環時の動作を示す説明図である。これらの説明
図では、第1図よりも若干詳しく構成を示してあり、入
水回路47中の48は流量センサー、49は温度センサーであ
り、給湯回路3中の50は流量センサー、51は温度センサ
ー、52は出湯サーボバルブであり、給湯回路3から分岐
して浴室のカラン等に接続された出湯回路53と入水回路
47との間にはバイパス弁が配設されている。また、循環
回路2中の55は圧力センサー、56は流水スイッチであ
り、三方弁16をバイパスするように配管したバイパス回
路57には循環ポンプ7の吸込側からバスアダプター14側
に向けて順方向となるように逆止弁58を挿入してある。
置17を備えた給湯器1付き風呂釜の給湯時、ホッパ排水
時及び循環時の動作を示す説明図である。これらの説明
図では、第1図よりも若干詳しく構成を示してあり、入
水回路47中の48は流量センサー、49は温度センサーであ
り、給湯回路3中の50は流量センサー、51は温度センサ
ー、52は出湯サーボバルブであり、給湯回路3から分岐
して浴室のカラン等に接続された出湯回路53と入水回路
47との間にはバイパス弁が配設されている。また、循環
回路2中の55は圧力センサー、56は流水スイッチであ
り、三方弁16をバイパスするように配管したバイパス回
路57には循環ポンプ7の吸込側からバスアダプター14側
に向けて順方向となるように逆止弁58を挿入してある。
しかして、第3図の給湯時の動作(湯の流れを太線で示
す)を説明すると、循環回路2の三方弁16を循環ポンプ
7の吸込側と給湯回路3側で連通するように切り替えた
状態で落とし込み開閉弁4を開成すると、通水圧により
逆流防止装置17の第一逆止弁6が押し開かれ、これに伴
って水溜めホッパ9との間の逆流防止室開閉弁11が閉じ
られる。したがって、水溜めホッパ9側へ湯が漏れるこ
となく逆流防止室5内に湯が充満し、さらに第二逆止弁
44が通水圧により押し開かれ、三方弁16の側へ給湯され
る。三方弁16を通った湯は、循環ポンプ7側と逆止弁58
側へ流れて両搬送により浴槽13へ給湯される。この給湯
方式の場合、上水側の通水圧を利用して浴槽13内に湯を
落とし込むことができるので、例えば浴槽13が二階等の
上階に設置されていても大流量により短時間のうちに湯
を落とし込むことが可能となる。なお、このとき排水用
開閉弁12は閉成されている。この後、落とし込み開閉弁
4を閉じて給湯を停止すると、第一逆止弁6および第二
逆止弁44が閉じ、これに伴ない逆流防止室開閉弁11が開
かれる。このため、逆流防止室5内の湯は水溜めホッパ
9内へ落下し、大気連通口10からのエアが逆流防止室5
内に充満させられる。したがって、逆止弁6,44が閉じる
と共に逆流防止室5内にエアが充満することにより、給
湯器1側と雑水側とが分離され、雑水の逆流が確実に防
止される。また、逆流防止室5内の湯は一時的に水溜め
ホッパ9内に溜められるので、逆流防止室5から器外へ
漏水することがない。
す)を説明すると、循環回路2の三方弁16を循環ポンプ
7の吸込側と給湯回路3側で連通するように切り替えた
状態で落とし込み開閉弁4を開成すると、通水圧により
逆流防止装置17の第一逆止弁6が押し開かれ、これに伴
って水溜めホッパ9との間の逆流防止室開閉弁11が閉じ
られる。したがって、水溜めホッパ9側へ湯が漏れるこ
となく逆流防止室5内に湯が充満し、さらに第二逆止弁
44が通水圧により押し開かれ、三方弁16の側へ給湯され
る。三方弁16を通った湯は、循環ポンプ7側と逆止弁58
側へ流れて両搬送により浴槽13へ給湯される。この給湯
方式の場合、上水側の通水圧を利用して浴槽13内に湯を
落とし込むことができるので、例えば浴槽13が二階等の
上階に設置されていても大流量により短時間のうちに湯
を落とし込むことが可能となる。なお、このとき排水用
開閉弁12は閉成されている。この後、落とし込み開閉弁
4を閉じて給湯を停止すると、第一逆止弁6および第二
逆止弁44が閉じ、これに伴ない逆流防止室開閉弁11が開
かれる。このため、逆流防止室5内の湯は水溜めホッパ
9内へ落下し、大気連通口10からのエアが逆流防止室5
内に充満させられる。したがって、逆止弁6,44が閉じる
と共に逆流防止室5内にエアが充満することにより、給
湯器1側と雑水側とが分離され、雑水の逆流が確実に防
止される。また、逆流防止室5内の湯は一時的に水溜め
ホッパ9内に溜められるので、逆流防止室5から器外へ
漏水することがない。
給湯停止後は水溜めホッパ9内に湯が溜った状態となる
ので、続けて次の給湯を行うと、その給湯停止時に水溜
めホッパ9内からオーバフロー46して器外へ漏水する恐
れがある。したがって、給湯停止後あるいは給湯前等に
は、水溜めホッパ9内の湯を排出する必要がある。第4
図はこのホッパ排水の方法(排水の流れを太線で示す)
を示している。ホッパ排水時には、循環回路2の三方弁
16を循環ポンプ7の吸込側と分岐水路8側で連通させる
ように切り替え、排水用開閉弁12を開成すると共に循環
ポンプ7を運転し、水溜めホッパ9内の湯を循環ポンプ
7の力で強制的に浴槽13内に排出する。これにより逆流
防止室5内にあった湯が、不用意に外部に排出されるの
を防止し、再利用できる。しかも、循環ポンプ7の力で
強制的に排出しているので、浴槽13が上階に設置されて
いる場合でも、確実にホッパ排水できる。なお、このホ
ッパ排水を行う時間が長過ぎ、水溜めホッパ9内に水が
無くなっても続けると、水溜めホッパ9内のエアを循環
回路2内に巻き込むことになるので、予め水溜めホッパ
9内の水を排出するのに要する時間を測定しておき、そ
の時間だけ循環ポンプ7を運転してホッパ排水を行うよ
うにするのが好ましい。
ので、続けて次の給湯を行うと、その給湯停止時に水溜
めホッパ9内からオーバフロー46して器外へ漏水する恐
れがある。したがって、給湯停止後あるいは給湯前等に
は、水溜めホッパ9内の湯を排出する必要がある。第4
図はこのホッパ排水の方法(排水の流れを太線で示す)
を示している。ホッパ排水時には、循環回路2の三方弁
16を循環ポンプ7の吸込側と分岐水路8側で連通させる
ように切り替え、排水用開閉弁12を開成すると共に循環
ポンプ7を運転し、水溜めホッパ9内の湯を循環ポンプ
7の力で強制的に浴槽13内に排出する。これにより逆流
防止室5内にあった湯が、不用意に外部に排出されるの
を防止し、再利用できる。しかも、循環ポンプ7の力で
強制的に排出しているので、浴槽13が上階に設置されて
いる場合でも、確実にホッパ排水できる。なお、このホ
ッパ排水を行う時間が長過ぎ、水溜めホッパ9内に水が
無くなっても続けると、水溜めホッパ9内のエアを循環
回路2内に巻き込むことになるので、予め水溜めホッパ
9内の水を排出するのに要する時間を測定しておき、そ
の時間だけ循環ポンプ7を運転してホッパ排水を行うよ
うにするのが好ましい。
第5図に示すものは追い焚き等の循環動作(湯の流れを
太線で示す)を示すものであり、循環回路2の三方弁16
を給湯回路3側で閉成して循環回路2内で連通させ、循
環ポンプ7を運転する。この場合、バイパス回路57の逆
止弁58は閉成状態となり、循環ポンプ7により循環させ
られた湯は風呂用熱交換器15で加熱され、浴槽13内に再
び戻される。
太線で示す)を示すものであり、循環回路2の三方弁16
を給湯回路3側で閉成して循環回路2内で連通させ、循
環ポンプ7を運転する。この場合、バイパス回路57の逆
止弁58は閉成状態となり、循環ポンプ7により循環させ
られた湯は風呂用熱交換器15で加熱され、浴槽13内に再
び戻される。
なお、上記のようなホッパ排水は、給湯を行う直前、あ
るいは給湯の終了直後、あるいは循環動作に循環ポンプ
7を運転した時などに行うことが考えられる。例えば、
循環動作時にはホッパ排水を行うのであれば、循環ポン
プ7を運転し、三方弁16をホッパ排水モードに切り替え
ると共に排水用開閉弁12を開成し、数秒間ホッパ排水を
行い、この後排水用開閉弁12を閉じ、三方弁16を循環モ
ードに切り替えて循環回路2内で湯を循環させることが
できる。もっとも、逆流防止室開閉弁11の故障等を考慮
し、水溜めホッパ9でのオーバフローを確実になくすた
めには、給湯動作の直前にホッパ排水を行うのが好まし
い。
るいは給湯の終了直後、あるいは循環動作に循環ポンプ
7を運転した時などに行うことが考えられる。例えば、
循環動作時にはホッパ排水を行うのであれば、循環ポン
プ7を運転し、三方弁16をホッパ排水モードに切り替え
ると共に排水用開閉弁12を開成し、数秒間ホッパ排水を
行い、この後排水用開閉弁12を閉じ、三方弁16を循環モ
ードに切り替えて循環回路2内で湯を循環させることが
できる。もっとも、逆流防止室開閉弁11の故障等を考慮
し、水溜めホッパ9でのオーバフローを確実になくすた
めには、給湯動作の直前にホッパ排水を行うのが好まし
い。
さて、第6図に示すものは、第3図ないし第5図のよう
な構造の自動風呂釜において、自動給湯を行うためのフ
ローチャートであり、このフローでも給湯動作の直前に
ホッパ排水を行う方法を採用している。このフローを第
6図に沿って説明する。はじめに、自動スイッチがオン
に投入されると(ステップ71)、循環ポンプ7を運転し
て一定時間ホッパ排水される(ステップ72)。この後、
一定量q1(10l)の湯が浴槽13内に落とし込まれ(ステ
ップ73)、この時同時に循環回路2内のエアがパージさ
れ、ついで循環判定を行う(ステップ74)。すなわち、
循環ポンプ7を運転して循環回路2内に湯を循環させ、
流水スイッチによって残水がバスアダプターレベル以上
であるか否かが判定される(ステップ75)。この時、流
水スイッチがオンであれば、バスアダプターレベル以上
の残水があるので、所定のフロー(図示せず)が実行さ
れる。流水スイッチがオフで残水がバスアダプター14レ
ベル以下であると判断された場合には、再びホッパ排水
を実施して(ステップ76)水溜めホッパ9内を空にし、
給湯回路3からq2(90l)の湯を落とし込み(ステップ7
7)、循環ポンプ7を運転して循環判定を行う(ステッ
プ78)。この循環判定の結果、水流スイッチがオフであ
れば、排水栓の閉め忘れの恐れがあるので、その旨のメ
ッセージなどを表示する(ステップ79)。一方、水流ス
イッチがオンでバスアダプター14レベル以上の残水を確
認した後は、ホッパ排水を行った(ステップ80)後、再
び一定量q3の湯を落とし込み(ステップ81)、圧力セン
サーによってこの時の水位の上昇量hを検出する(ステ
ップ82)。これより浴槽13の断面積Sは、q3/hにより求
められる。ついで、浴槽13の底面もしくはバスアダプタ
ー14レベルを基準とする設定水位まで湯を張るために必
要な落とし込み量q4が求められる(ステップ83)。この
後、循環ポンプ7を運転してホッパ排水し(ステップ8
4)、次いで求めた湯量q4の湯を浴槽13内に落とし込み
(ステップ85)、必要に応じて追い焚きする(ステップ
86)。また、湯が冷めた時や湯量が減った場合には、保
温及び補水が行われる。
な構造の自動風呂釜において、自動給湯を行うためのフ
ローチャートであり、このフローでも給湯動作の直前に
ホッパ排水を行う方法を採用している。このフローを第
6図に沿って説明する。はじめに、自動スイッチがオン
に投入されると(ステップ71)、循環ポンプ7を運転し
て一定時間ホッパ排水される(ステップ72)。この後、
一定量q1(10l)の湯が浴槽13内に落とし込まれ(ステ
ップ73)、この時同時に循環回路2内のエアがパージさ
れ、ついで循環判定を行う(ステップ74)。すなわち、
循環ポンプ7を運転して循環回路2内に湯を循環させ、
流水スイッチによって残水がバスアダプターレベル以上
であるか否かが判定される(ステップ75)。この時、流
水スイッチがオンであれば、バスアダプターレベル以上
の残水があるので、所定のフロー(図示せず)が実行さ
れる。流水スイッチがオフで残水がバスアダプター14レ
ベル以下であると判断された場合には、再びホッパ排水
を実施して(ステップ76)水溜めホッパ9内を空にし、
給湯回路3からq2(90l)の湯を落とし込み(ステップ7
7)、循環ポンプ7を運転して循環判定を行う(ステッ
プ78)。この循環判定の結果、水流スイッチがオフであ
れば、排水栓の閉め忘れの恐れがあるので、その旨のメ
ッセージなどを表示する(ステップ79)。一方、水流ス
イッチがオンでバスアダプター14レベル以上の残水を確
認した後は、ホッパ排水を行った(ステップ80)後、再
び一定量q3の湯を落とし込み(ステップ81)、圧力セン
サーによってこの時の水位の上昇量hを検出する(ステ
ップ82)。これより浴槽13の断面積Sは、q3/hにより求
められる。ついで、浴槽13の底面もしくはバスアダプタ
ー14レベルを基準とする設定水位まで湯を張るために必
要な落とし込み量q4が求められる(ステップ83)。この
後、循環ポンプ7を運転してホッパ排水し(ステップ8
4)、次いで求めた湯量q4の湯を浴槽13内に落とし込み
(ステップ85)、必要に応じて追い焚きする(ステップ
86)。また、湯が冷めた時や湯量が減った場合には、保
温及び補水が行われる。
[発明の効果] 本発明によれば、水道直結方式によって給湯回路から浴
槽へ湯を落とし込むことができるので、大流量の湯を落
とし込むことにより大型の浴槽にも短時間で湯を張るこ
とができる。また、浴槽が二階等の上階に設置されてい
る場合も、水道圧を利用して湯を上階の浴槽まで汲み上
げることができる。一方、非給湯時には逆流防止室内に
はエアが充填されているので、給湯器側と雑水回路であ
る循環回路側とが縁切りされており、逆止弁が故障した
場合にも雑水の上水側への逆流を防止することができ
る。また、給湯停止時には、逆流防止室内の湯は水溜め
ホッパ内に一時溜められるので、器外に漏水することが
なく、さらに水溜めホッパ内の水は循環回路側へ排水す
ることができるので、排水を完全に内部処理することが
できる。しかも、このホッパ排水は循環ポンプを用いて
行うことができるので、浴槽が上階に設置されていて浴
槽側から水溜めホッパ内に大きな水圧がかかっている場
合でも、確実にホッパ排水を行うことができる。従っ
て、本発明の逆流防止装置を用いた風呂釜は、浴槽が二
階等の上階に設置されている場合にも用いることがで
き、用途の制限を少なくすることができる。
槽へ湯を落とし込むことができるので、大流量の湯を落
とし込むことにより大型の浴槽にも短時間で湯を張るこ
とができる。また、浴槽が二階等の上階に設置されてい
る場合も、水道圧を利用して湯を上階の浴槽まで汲み上
げることができる。一方、非給湯時には逆流防止室内に
はエアが充填されているので、給湯器側と雑水回路であ
る循環回路側とが縁切りされており、逆止弁が故障した
場合にも雑水の上水側への逆流を防止することができ
る。また、給湯停止時には、逆流防止室内の湯は水溜め
ホッパ内に一時溜められるので、器外に漏水することが
なく、さらに水溜めホッパ内の水は循環回路側へ排水す
ることができるので、排水を完全に内部処理することが
できる。しかも、このホッパ排水は循環ポンプを用いて
行うことができるので、浴槽が上階に設置されていて浴
槽側から水溜めホッパ内に大きな水圧がかかっている場
合でも、確実にホッパ排水を行うことができる。従っ
て、本発明の逆流防止装置を用いた風呂釜は、浴槽が二
階等の上階に設置されている場合にも用いることがで
き、用途の制限を少なくすることができる。
また、本発明方法によれば、給湯動作の前にホッパ排水
を行っているので、水溜めホッパ内を空にした状態で給
湯を行うことができ、給湯終了時に水溜めホッパ内で湯
がオーバフローして外部に漏水する恐れがない。
を行っているので、水溜めホッパ内を空にした状態で給
湯を行うことができ、給湯終了時に水溜めホッパ内で湯
がオーバフローして外部に漏水する恐れがない。
第1図は本発明の逆流防止装置を用いた給湯器付き風呂
釜の概略図、第2図は同上の逆流防止装置の詳細な断面
図、第3図、第4図及び第5図はそれぞれ同上の給湯器
付き風呂釜の給湯時、ホッパ排水時及び循環時を示す動
作説明図、第6図は同上の給湯器付き風呂釜を用いた自
動給湯動作を説明するフローチャート、第7図は従来例
の概略説明図、第8図は他の従来例の概略説明図であ
る。 1…給湯器、2…循環回路 3…給湯回路、4…落とし込み開閉弁 5…逆流防止室、7…循環ポンプ 8…分岐水路、9…水溜めホッパ 10…大気連通口、11…逆流防止室開閉弁 12…排水用開閉弁
釜の概略図、第2図は同上の逆流防止装置の詳細な断面
図、第3図、第4図及び第5図はそれぞれ同上の給湯器
付き風呂釜の給湯時、ホッパ排水時及び循環時を示す動
作説明図、第6図は同上の給湯器付き風呂釜を用いた自
動給湯動作を説明するフローチャート、第7図は従来例
の概略説明図、第8図は他の従来例の概略説明図であ
る。 1…給湯器、2…循環回路 3…給湯回路、4…落とし込み開閉弁 5…逆流防止室、7…循環ポンプ 8…分岐水路、9…水溜めホッパ 10…大気連通口、11…逆流防止室開閉弁 12…排水用開閉弁
Claims (2)
- 【請求項1】給湯器から風呂循環回路に給湯するための
給湯回路に落とし込み開閉弁を設け、落とし込み開閉弁
よりも循環回路側に逆流防止室を設け、この逆流防止室
から分岐して循環回路の循環ポンプの吸込側に接続され
た分岐水路を形成し、この分岐水路に逆流防止室内の水
を溜めることのできる水溜めホッパと分岐水路を大気に
連通させる大気連通口を設け、分岐水路の大気連通口及
び水溜めホッパと逆流防止室との間に前記逆流防止室に
通水圧が加わると閉成して通水圧が無くなると開成する
逆流防止室開閉弁を設け、分岐水路の水溜めホッパの排
水側に排水用開閉弁を設けたことを特徴とする給湯器付
き風呂釜の逆流防止装置。 - 【請求項2】給湯器から風呂循環回路に給湯するための
給湯回路に落とし込み開閉弁を設け、給湯回路の開閉弁
よりも循環回路側に逆流防止室を設け、この逆流防止室
から分岐して循環回路の循環ポンプの吸込側に接続され
た分岐水路を形成し、この分岐水路に逆流防止室内の水
を溜めることのできる水溜めホッパと分岐水路を大気に
連通させる大気連通口を設け、分岐水路の大気連通口及
び水溜めホッパと逆流防止室との間に前記逆流防止室に
通水圧が加わると閉成して通水圧が無くなると開成する
逆流防止室開閉弁を設け、分岐水路の水溜めホッパの排
水側に排水用開閉弁を設けた逆流防止装置において、 前記落とし込み開閉弁を閉成すると共に排水用開閉弁を
開成し、循環ポンプの吸引力によって水溜めホッパ内の
湯を風呂循環回路へ排出させ、 ついで、前記落とし込み開閉弁を開成して給湯回路から
風呂循環回路へ給湯させることを特徴とする給湯器付き
風呂釜の逆流防止装置の使用方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1164564A JPH06103120B2 (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | 給湯器付き風呂釜の逆流防止装置及びその装置の使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1164564A JPH06103120B2 (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | 給湯器付き風呂釜の逆流防止装置及びその装置の使用方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03129248A JPH03129248A (ja) | 1991-06-03 |
| JPH06103120B2 true JPH06103120B2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=15795561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1164564A Expired - Fee Related JPH06103120B2 (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | 給湯器付き風呂釜の逆流防止装置及びその装置の使用方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06103120B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0730954B2 (ja) * | 1990-04-05 | 1995-04-10 | リンナイ株式会社 | 湯張り装置 |
| JPH0579343U (ja) * | 1992-03-16 | 1993-10-29 | ダイキン工業株式会社 | 風呂システム |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS594950U (ja) * | 1982-06-30 | 1984-01-13 | 株式会社ノーリツ | 1缶2回路式循環給湯装置 |
| JPH0218427Y2 (ja) * | 1985-01-31 | 1990-05-23 | ||
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-
1989
- 1989-06-27 JP JP1164564A patent/JPH06103120B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03129248A (ja) | 1991-06-03 |
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