JPH0610313Y2 - 着霜検知装置 - Google Patents
着霜検知装置Info
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- JPH0610313Y2 JPH0610313Y2 JP10429488U JP10429488U JPH0610313Y2 JP H0610313 Y2 JPH0610313 Y2 JP H0610313Y2 JP 10429488 U JP10429488 U JP 10429488U JP 10429488 U JP10429488 U JP 10429488U JP H0610313 Y2 JPH0610313 Y2 JP H0610313Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は着霜検知装置に関するものである。
(従来の技術) 着霜検知装置の従来例としては、例えば特開昭57-12329
号公報記載の霜センサを挙げることができる。第5図に
その装置の概略構成図を示しており、同図において、3
0はFeNiSiB系アモルファスより成る磁歪リボンで、支
持フレーム31に接着された上記磁歪リボン30の一端
側に、この磁歪リボン30に弾性波を誘起するための弾
性波励起用コイル32が、また他端側に、誘起された弾
性波の伝播量に応じた信号を出力する弾性波検出用コイ
ル33がそれぞれ配設されている。上記各コイル32、
33間の磁歪リボン30に霜が付着した場合には、上記
弾性波の伝播損失量が大きくなり、これが上記弾性波検
出用コイル33で検出されることによって着霜の有無を
判別するようになされている。
号公報記載の霜センサを挙げることができる。第5図に
その装置の概略構成図を示しており、同図において、3
0はFeNiSiB系アモルファスより成る磁歪リボンで、支
持フレーム31に接着された上記磁歪リボン30の一端
側に、この磁歪リボン30に弾性波を誘起するための弾
性波励起用コイル32が、また他端側に、誘起された弾
性波の伝播量に応じた信号を出力する弾性波検出用コイ
ル33がそれぞれ配設されている。上記各コイル32、
33間の磁歪リボン30に霜が付着した場合には、上記
弾性波の伝播損失量が大きくなり、これが上記弾性波検
出用コイル33で検出されることによって着霜の有無を
判別するようになされている。
ところで上記において磁歪リボン30で構成した着霜検
知部材は、これをワイヤ状の金属アモルファスで構成す
ることも可能であり、この場合には装置の小形化や作動
電力の低減、検出感度の向上等を図ることができる。こ
のような装置を、例えば空気調和機の室外機内に配置さ
れる室外熱交換器に取付け、暖房運転中に上記室外熱交
換器に付着成長する霜が所定量に達した時を検出して除
霜運転への切換えを行うために用いることが可能であ
る。このような装置における要部構成を第6図に示して
いるが、同図において、41が上記のアモルファスワイ
ヤより成る着霜検知部材、42、43は上記着霜検知部
材41の各端部に配設される弾性波励起用コイル、弾性
波検出用コイルである。そしてこの場合、上記室外熱交
換器と同様の霜の成長が生じる着霜面44が上記着霜検
知部材41に対向する位置に形成され、この着霜面44
と上記着霜検知部材41との離間距離を、除霜運転への
切換えが必要な着霜量に合わせて設定する。したがって
暖房運転中に上記着霜面44から成長した霜が着霜検知
部材41に達してこの着霜検知部材41に機械的な拘束
力を及ぼし、このため弾性波検出用コイル43での検出
レベルが低下した時に除霜運転への切換えが行われる。
知部材は、これをワイヤ状の金属アモルファスで構成す
ることも可能であり、この場合には装置の小形化や作動
電力の低減、検出感度の向上等を図ることができる。こ
のような装置を、例えば空気調和機の室外機内に配置さ
れる室外熱交換器に取付け、暖房運転中に上記室外熱交
換器に付着成長する霜が所定量に達した時を検出して除
霜運転への切換えを行うために用いることが可能であ
る。このような装置における要部構成を第6図に示して
いるが、同図において、41が上記のアモルファスワイ
ヤより成る着霜検知部材、42、43は上記着霜検知部
材41の各端部に配設される弾性波励起用コイル、弾性
波検出用コイルである。そしてこの場合、上記室外熱交
換器と同様の霜の成長が生じる着霜面44が上記着霜検
知部材41に対向する位置に形成され、この着霜面44
と上記着霜検知部材41との離間距離を、除霜運転への
切換えが必要な着霜量に合わせて設定する。したがって
暖房運転中に上記着霜面44から成長した霜が着霜検知
部材41に達してこの着霜検知部材41に機械的な拘束
力を及ぼし、このため弾性波検出用コイル43での検出
レベルが低下した時に除霜運転への切換えが行われる。
なお第7図には、着霜検知部材45を薄板状の振動板で
構成し、この着霜検知部材45の両端部に、圧電素子4
6、47を取付けて着霜を検出する装置の要部模式図を
示している。一方の圧電素子46に、上記着霜検知部材
45の共振周波数の信号を入力しているときに、着霜面
48から成長してきた霜が上記着霜検知部材45に達し
た時にはその共振点が変化することから、他方の圧電素
子47での検出レベルが低下し、これにより着霜を検出
するようになされている。このような振動特性の変化に
よって着霜を検出する装置構成は、第8図のように、上
記の着霜検知部材45を片持ち構成とし、基端側の上下
各面に圧電素子46、47をそれぞれ取付けるようにす
ることもできる。
構成し、この着霜検知部材45の両端部に、圧電素子4
6、47を取付けて着霜を検出する装置の要部模式図を
示している。一方の圧電素子46に、上記着霜検知部材
45の共振周波数の信号を入力しているときに、着霜面
48から成長してきた霜が上記着霜検知部材45に達し
た時にはその共振点が変化することから、他方の圧電素
子47での検出レベルが低下し、これにより着霜を検出
するようになされている。このような振動特性の変化に
よって着霜を検出する装置構成は、第8図のように、上
記の着霜検知部材45を片持ち構成とし、基端側の上下
各面に圧電素子46、47をそれぞれ取付けるようにす
ることもできる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、例えば空気調和機において上記のような着霜
検知装置での検知信号に基づいて除霜運転が行われる
と、室外熱交換器及び着霜検知装置に付着した霜は溶解
し、その溶解水の大部分は自重により下方へ流れ去るこ
ととなるが、一部は着霜検知部材41、45や着霜面4
4、48との界面張力のために残留し、特に離間距離の
小さな着霜検知部材と着霜面との両者の間でブリッジ状
に残った水滴は容易には排水されず、このような残留水
のために誤動作を生じ易いという問題がある。つまり上
記のような残留水は、暖房運転再開後、新たな着霜が生
じる前に氷結して着霜検知部材41、45に機械的な拘
束力を及ぼし、この結果、着霜時と同様の弾性波伝播損
失量の増加や振動特性の変化が生じることとなるためで
ある。
検知装置での検知信号に基づいて除霜運転が行われる
と、室外熱交換器及び着霜検知装置に付着した霜は溶解
し、その溶解水の大部分は自重により下方へ流れ去るこ
ととなるが、一部は着霜検知部材41、45や着霜面4
4、48との界面張力のために残留し、特に離間距離の
小さな着霜検知部材と着霜面との両者の間でブリッジ状
に残った水滴は容易には排水されず、このような残留水
のために誤動作を生じ易いという問題がある。つまり上
記のような残留水は、暖房運転再開後、新たな着霜が生
じる前に氷結して着霜検知部材41、45に機械的な拘
束力を及ぼし、この結果、着霜時と同様の弾性波伝播損
失量の増加や振動特性の変化が生じることとなるためで
ある。
この考案は上記に鑑みなされたものであって、その目的
は、除霜後の残留水に伴う誤動作を低減し得る着霜検知
装置を提供することにある。
は、除霜後の残留水に伴う誤動作を低減し得る着霜検知
装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) そこでこの考案の第1請求項記載の着霜検知装置は、フ
レーム1に着霜面13を設けると共に、この着霜面13
に対向させて略平行にワイヤ状の着霜検知部材10を配
設して成る着霜検知装置であって、上記着霜面13の幅
を、この着霜面13と上記着霜検知部材10との離間寸
法の2倍よりも小さくしている。
レーム1に着霜面13を設けると共に、この着霜面13
に対向させて略平行にワイヤ状の着霜検知部材10を配
設して成る着霜検知装置であって、上記着霜面13の幅
を、この着霜面13と上記着霜検知部材10との離間寸
法の2倍よりも小さくしている。
また第2請求項記載の着霜検知装置は、フレームに着霜
面48を設けると共に、この着霜面48に対向させて略
平行に薄板状の着霜検知部材45を配設して成る着霜検
知装置であって、上記着霜面48の幅と着霜検知部材4
5の幅との和を、両者48、45の離間寸法の2倍より
も小さくしている。
面48を設けると共に、この着霜面48に対向させて略
平行に薄板状の着霜検知部材45を配設して成る着霜検
知装置であって、上記着霜面48の幅と着霜検知部材4
5の幅との和を、両者48、45の離間寸法の2倍より
も小さくしている。
(作用) 上記第1請求項記載の着霜検知装置においては、着霜面
13の幅を直径とする半球体が上記着霜面13上に存す
るとした場合に、この半球体の着霜面13からの高さ、
すなわち上記着霜面13の幅の2分の1で与えられる上
記半球体の半径は、着霜面13と着霜検知部材10との
離間寸法よりも小さくなるようになされている。したが
って上記着霜面13に生ずる水滴のうち、上記着霜面1
3の全幅に跨がって上記の半球体と略同様の形状をなす
最大形状の水滴においても着霜検知部材10への接触頻
度が低減されることとなり、このためブリッジを形成し
て残留する水滴の発生が抑えられるので、残留水に基づ
く誤動作が低減される。
13の幅を直径とする半球体が上記着霜面13上に存す
るとした場合に、この半球体の着霜面13からの高さ、
すなわち上記着霜面13の幅の2分の1で与えられる上
記半球体の半径は、着霜面13と着霜検知部材10との
離間寸法よりも小さくなるようになされている。したが
って上記着霜面13に生ずる水滴のうち、上記着霜面1
3の全幅に跨がって上記の半球体と略同様の形状をなす
最大形状の水滴においても着霜検知部材10への接触頻
度が低減されることとなり、このためブリッジを形成し
て残留する水滴の発生が抑えられるので、残留水に基づ
く誤動作が低減される。
また上記第2請求項記載の着霜検知装置においては、薄
板状の着霜検知部材45と着霜面48との各幅を直径と
する半球体が相対向して存するとした場合に、両半球体
の接触を生じないようになされており、したがって着霜
面48と着霜検知部材45とにそれぞれ生じる最大形状
の水滴間においてもそれらの接触頻度が低減され、この
ためブリッジを形成して残留する水滴の発生がより少な
くなるので、残留水に基づく誤動作が低減される。
板状の着霜検知部材45と着霜面48との各幅を直径と
する半球体が相対向して存するとした場合に、両半球体
の接触を生じないようになされており、したがって着霜
面48と着霜検知部材45とにそれぞれ生じる最大形状
の水滴間においてもそれらの接触頻度が低減され、この
ためブリッジを形成して残留する水滴の発生がより少な
くなるので、残留水に基づく誤動作が低減される。
(実施例) 次にこの考案の着霜検知装置の具体的な実施例につい
て、図面を参照しつつ詳細に説明する。
て、図面を参照しつつ詳細に説明する。
第2図には、この考案の第1実施例における着霜検知装
置の側面図を示している。同図において、1はフレーム
であって、このフレーム1は、図において左右方向に延
びるベース部2と、このヘーズ部2の左右両端からそれ
ぞれ上方へと延びるコイル支持部3、4とから成るU字
状に形成されている。上記各コイル支持部3、4には、
コイル取付穴5、6が左右方向同軸位置にそれぞれ穿設
されており、これらの各コイル取付穴の一方5に弾性波
励起用コイル7が、また他方6に弾性波検出用コイル8
がそれぞれ挿着されている。これらの各コイル7、8と
コイル取付穴5、6との間の嵌装隙間には、例えばシリ
コンゴム等の弾性体9が充填されて、各コイル7、8の
位置固定がなされている。そして各コイル7、8間に、
直径が0.1〜0.15mm程度のFe系アモルファスワイヤより
成る着霜検知部材10が張設されている。この着霜検知
部材10は、その両端部を、上記各コイル7、8のコイ
ル巻芯11、12の各中心貫通孔にそれぞれ挿通させる
と共に、これらの中心貫通孔内の隙間にシリコンゴム等
の弾性体を充填することによって、弾性波の伝播を阻害
することのない取付状態となされている。
置の側面図を示している。同図において、1はフレーム
であって、このフレーム1は、図において左右方向に延
びるベース部2と、このヘーズ部2の左右両端からそれ
ぞれ上方へと延びるコイル支持部3、4とから成るU字
状に形成されている。上記各コイル支持部3、4には、
コイル取付穴5、6が左右方向同軸位置にそれぞれ穿設
されており、これらの各コイル取付穴の一方5に弾性波
励起用コイル7が、また他方6に弾性波検出用コイル8
がそれぞれ挿着されている。これらの各コイル7、8と
コイル取付穴5、6との間の嵌装隙間には、例えばシリ
コンゴム等の弾性体9が充填されて、各コイル7、8の
位置固定がなされている。そして各コイル7、8間に、
直径が0.1〜0.15mm程度のFe系アモルファスワイヤより
成る着霜検知部材10が張設されている。この着霜検知
部材10は、その両端部を、上記各コイル7、8のコイ
ル巻芯11、12の各中心貫通孔にそれぞれ挿通させる
と共に、これらの中心貫通孔内の隙間にシリコンゴム等
の弾性体を充填することによって、弾性波の伝播を阻害
することのない取付状態となされている。
一方、上記ベース部2の上面側の中央部領域には、上記
着霜検知部材10側に突出する段差部が形成され、この
段差部の上面が、上記着霜検知部材10と所定の離間距
離で平行に延びる着霜面13となされている。そして第
1図に示す上記着霜面13の幅W1と、この着霜面13か
ら上記着霜検知部材10までの離間距離△hとに対し
て、ワイヤ状の上記着霜検知部材10の径が△hの20%
程度以下であることを前提として、 W1<2×(△h−α1)・・・(1)式 の関係を満たすように構成している。なお上記α1は実
験的に求められる定数であって、0.3mm<△h<3mmの
範囲では、0.1mm<α1<0.3mmの間で設定される。
着霜検知部材10側に突出する段差部が形成され、この
段差部の上面が、上記着霜検知部材10と所定の離間距
離で平行に延びる着霜面13となされている。そして第
1図に示す上記着霜面13の幅W1と、この着霜面13か
ら上記着霜検知部材10までの離間距離△hとに対し
て、ワイヤ状の上記着霜検知部材10の径が△hの20%
程度以下であることを前提として、 W1<2×(△h−α1)・・・(1)式 の関係を満たすように構成している。なお上記α1は実
験的に求められる定数であって、0.3mm<△h<3mmの
範囲では、0.1mm<α1<0.3mmの間で設定される。
上記構成の着霜検知装置を、例えば空気調和機の室外機
内に配置された室外熱交換器に、着霜検知部材10を上
下方向に位置させて取付けた場合の作動状態について次
に説明する。
内に配置された室外熱交換器に、着霜検知部材10を上
下方向に位置させて取付けた場合の作動状態について次
に説明する。
上記空気調和機での暖房運転中には、弾性波励起用コイ
ル7に高周波の入力信号を印加することによって、着霜
検知部材10に弾性波が励起される。この弾性波は上記
着霜検知部材10内を弾性波励起用コイル7側から弾性
波検出用コイル8側へと伝播し、これにより上記弾性波
検出用コイル8に高周波の電気信号が誘起され、この信
号レベルを基準レベルと比較する。そして暖房運転の継
続と共に上記室外熱交換器に着霜を生じ、これが成長し
てくる場合には、上記着霜検知装置における着霜面13
にも同様の霜の発生、成長を生じ、この成長してきた霜
が上記着霜検知部材10に達すると、この着霜検知部材
10に機械的な拘束力が生じるために、この着霜検知部
材10を伝播する弾性波の損失量が大きくなり、したが
って上記弾性波検出用コイル8での検出信号レベルが低
下する。この信号レベルが基準レベルよりも低下したこ
とが判別されると、着霜検知信号が出力され、これによ
り上記弾性波励起用コイル7への高周波入力による着霜
検知操作を停止すると共に、暖房運転を中断して除霜運
転への切換えが行われる。
ル7に高周波の入力信号を印加することによって、着霜
検知部材10に弾性波が励起される。この弾性波は上記
着霜検知部材10内を弾性波励起用コイル7側から弾性
波検出用コイル8側へと伝播し、これにより上記弾性波
検出用コイル8に高周波の電気信号が誘起され、この信
号レベルを基準レベルと比較する。そして暖房運転の継
続と共に上記室外熱交換器に着霜を生じ、これが成長し
てくる場合には、上記着霜検知装置における着霜面13
にも同様の霜の発生、成長を生じ、この成長してきた霜
が上記着霜検知部材10に達すると、この着霜検知部材
10に機械的な拘束力が生じるために、この着霜検知部
材10を伝播する弾性波の損失量が大きくなり、したが
って上記弾性波検出用コイル8での検出信号レベルが低
下する。この信号レベルが基準レベルよりも低下したこ
とが判別されると、着霜検知信号が出力され、これによ
り上記弾性波励起用コイル7への高周波入力による着霜
検知操作を停止すると共に、暖房運転を中断して除霜運
転への切換えが行われる。
この除霜運転によって上記室外熱交換器及び着霜検知装
置に付着成長した霜は次第に溶解して水滴となり、自重
落下することにより除去される。そして上記室外熱交換
器全体の除霜を完了した時点で暖房運転が再会される訳
であるが、従来は、このとき着霜検知部材と着霜面とに
跨がるブリッジ状の水滴が容易には排水されずに残留す
るため、次の着霜検知操作の過程で誤動作を生じ易いと
いう問題を生じていた。しかしながら上記においては、
着霜面13の幅W1を離間距離△hの2倍よりも小さくな
るように形成していることから、第1図中、破線で示し
ているように、上記着霜面13上でのこの着霜面13の
幅を直径とする半球体の上記着霜面13からの高さ、す
なわち上記着霜面13の幅の2分の1で与えられる上記
半球体の半径は離間距離△hよりも小さく、このため上
記着霜面13に付着する水滴のうち、上記着霜面13の
全幅に跨がって付着した最大形状の水滴が、上記の半球
体と略同様の形状になると仮定した場合においても、こ
の水滴は着霜検知部材10には接触せず、これによりブ
リツジを形成して、残留する水滴の発生頻度が低減され
る。
置に付着成長した霜は次第に溶解して水滴となり、自重
落下することにより除去される。そして上記室外熱交換
器全体の除霜を完了した時点で暖房運転が再会される訳
であるが、従来は、このとき着霜検知部材と着霜面とに
跨がるブリッジ状の水滴が容易には排水されずに残留す
るため、次の着霜検知操作の過程で誤動作を生じ易いと
いう問題を生じていた。しかしながら上記においては、
着霜面13の幅W1を離間距離△hの2倍よりも小さくな
るように形成していることから、第1図中、破線で示し
ているように、上記着霜面13上でのこの着霜面13の
幅を直径とする半球体の上記着霜面13からの高さ、す
なわち上記着霜面13の幅の2分の1で与えられる上記
半球体の半径は離間距離△hよりも小さく、このため上
記着霜面13に付着する水滴のうち、上記着霜面13の
全幅に跨がって付着した最大形状の水滴が、上記の半球
体と略同様の形状になると仮定した場合においても、こ
の水滴は着霜検知部材10には接触せず、これによりブ
リツジを形成して、残留する水滴の発生頻度が低減され
る。
さらに上記においては、先の(1)式で示したように、補
正定数α1を加味することで、より確実に残留水を除去
し得る構成とすることができる。つまりワイヤ状の着霜
検知部材10に付着して流下する水滴形状も、この着霜
検知部材10の水に対する濡れ性等によってはブリッジ
状の残留水滴の発生要因として影響が大きくなる場合が
あり、また着霜面13での濡れ性等の差異によってこの
着霜面13に付着して流下する水滴の形状が半球体での
高さを超える形状となることがある。そこで前記した補
正定数α1を実験的に予め求めておくことによって、よ
り確実に残留水滴の発生を防止することができる。
正定数α1を加味することで、より確実に残留水を除去
し得る構成とすることができる。つまりワイヤ状の着霜
検知部材10に付着して流下する水滴形状も、この着霜
検知部材10の水に対する濡れ性等によってはブリッジ
状の残留水滴の発生要因として影響が大きくなる場合が
あり、また着霜面13での濡れ性等の差異によってこの
着霜面13に付着して流下する水滴の形状が半球体での
高さを超える形状となることがある。そこで前記した補
正定数α1を実験的に予め求めておくことによって、よ
り確実に残留水滴の発生を防止することができる。
第3図には、種々の着霜面13の幅W1と離間距離△hと
の組合せにおける誤検知率の実測データを示している。
同図において、例えば△hが0.4mmのとき、W1が△hの
2倍の0.8mm前後で誤検知率の大幅な低下を示し、さら
に、前記の(1)式においてα1に0.2mmを代入して得られ
るW1が0.4mm以下の範囲では殆ど誤検知を生じないもの
となっている。また△hが1mmのときも同様に、W1が△
hの2倍の2mm前後で誤検知率の低下を生じ、(1)式に
おいてα1に0.2mmを代入して得られるW1が1.6mm以下の
範囲において誤検知を殆ど生じない着霜検知を行い得る
ものとなっている。
の組合せにおける誤検知率の実測データを示している。
同図において、例えば△hが0.4mmのとき、W1が△hの
2倍の0.8mm前後で誤検知率の大幅な低下を示し、さら
に、前記の(1)式においてα1に0.2mmを代入して得られ
るW1が0.4mm以下の範囲では殆ど誤検知を生じないもの
となっている。また△hが1mmのときも同様に、W1が△
hの2倍の2mm前後で誤検知率の低下を生じ、(1)式に
おいてα1に0.2mmを代入して得られるW1が1.6mm以下の
範囲において誤検知を殆ど生じない着霜検知を行い得る
ものとなっている。
第4図には、先に第7図を参照して説明した振動特性の
変化を利用して着霜を検知するこの考案の第2実施例に
おける着霜検知装置の要部断面図を示している。この場
合の着霜検知部材45は薄板状の振動板であり、したが
ってこの着霜検知部材45側にもその全幅に跨がる半球
体状として最大形状の水滴が生じることが予想される。
そこでこの場合には、着霜検知部材45の幅をW2とし
て、 W1<2×{△h−(W2/2)−α2} 但し、W2<2×(△h−α2) またα2は、0.3<△h<3の範囲に対して0.1<α2<
0.5の範囲で実験的に設定される定数。
変化を利用して着霜を検知するこの考案の第2実施例に
おける着霜検知装置の要部断面図を示している。この場
合の着霜検知部材45は薄板状の振動板であり、したが
ってこの着霜検知部材45側にもその全幅に跨がる半球
体状として最大形状の水滴が生じることが予想される。
そこでこの場合には、着霜検知部材45の幅をW2とし
て、 W1<2×{△h−(W2/2)−α2} 但し、W2<2×(△h−α2) またα2は、0.3<△h<3の範囲に対して0.1<α2<
0.5の範囲で実験的に設定される定数。
を満たす範囲で着霜面48の幅W1、着霜検知部材45の
幅W2、着霜面48と着霜検知部材45との離間距離△h
をそれぞれ決定することとしている。つまりW1とW2との
各2分の1の合計、すなわち着霜面48と着霜検知部材
45とにそれぞれ生じる最大形状の水滴の高さの和が、
△h−α2よりも小さくなるように構成しており、これ
により両水滴が互いに接して合体することがなくなり、
ブリッジ状の残留水滴の発生が抑えられて、誤動作の少
ない着霜検知を行い得るものとなっている。
幅W2、着霜面48と着霜検知部材45との離間距離△h
をそれぞれ決定することとしている。つまりW1とW2との
各2分の1の合計、すなわち着霜面48と着霜検知部材
45とにそれぞれ生じる最大形状の水滴の高さの和が、
△h−α2よりも小さくなるように構成しており、これ
により両水滴が互いに接して合体することがなくなり、
ブリッジ状の残留水滴の発生が抑えられて、誤動作の少
ない着霜検知を行い得るものとなっている。
以上のように上記各実施例の着霜検知装置においては、
除霜運転後の残留水滴の発生がより低減されるものとな
されているので、暖房運転再開後の新たな着霜検知操作
において残留水に基づく誤動作を生じにくく、したがっ
て不要な除霜運転への切換わりが抑えられて暖房運転が
より長く維持されるので、暖房時の快適性が向上する。
除霜運転後の残留水滴の発生がより低減されるものとな
されているので、暖房運転再開後の新たな着霜検知操作
において残留水に基づく誤動作を生じにくく、したがっ
て不要な除霜運転への切換わりが抑えられて暖房運転が
より長く維持されるので、暖房時の快適性が向上する。
なお上記各実施例はこの考案を限定するものではなくこ
の考案の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば上記
第2実施例の構成は、第8図に示している片持ちタイプ
の振動板を有する着霜検知装置、また第5図に示されて
いるアモルファスリボンで着霜検知部材を構成する装置
においても適用可能である。
の考案の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば上記
第2実施例の構成は、第8図に示している片持ちタイプ
の振動板を有する着霜検知装置、また第5図に示されて
いるアモルファスリボンで着霜検知部材を構成する装置
においても適用可能である。
(考案の効果) 上記のようにこの考案の第1請求項記載の着霜検知装置
においては、着霜面に生ずる最大形状の水滴において着
霜検知部材への接触を抑え得る構成となされているの
で、ブリッジを形成して残留する水滴の発生が抑えら
れ、この結果、残留水に基づく誤動作が低減される。
においては、着霜面に生ずる最大形状の水滴において着
霜検知部材への接触を抑え得る構成となされているの
で、ブリッジを形成して残留する水滴の発生が抑えら
れ、この結果、残留水に基づく誤動作が低減される。
また第2請求項記載の着霜検知装置においては、薄板状
の着霜検知部材と着霜面とにそれぞれ生じる最大形状の
水滴間における接触を抑え得る構成となされているの
で、ブリッジを形成して残留する水滴の発生が抑えら
れ、これにより残留水に基づく誤動作の低減を図ること
ができる。
の着霜検知部材と着霜面とにそれぞれ生じる最大形状の
水滴間における接触を抑え得る構成となされているの
で、ブリッジを形成して残留する水滴の発生が抑えら
れ、これにより残留水に基づく誤動作の低減を図ること
ができる。
第1図はこの考案の第1実施例における着霜検知装置の
要部断面図、第2図は上記第1実施例における着霜検知
装置の部分断面を有する側面図、第3図は着霜面の幅と
誤検知率の関係を示す実測データ、第4図はこの考案の
第2実施例における着霜検知装置の要部断面図、第5図
は従来の着霜検知装置の斜視図、第6図〜第8図はそれ
ぞれ上記第5図に示した従来装置とは異なる構造や方式
の着霜検知装置における要部模式図である。 1……フレーム、10、45……着霜検知部材、13、
48……着霜面。
要部断面図、第2図は上記第1実施例における着霜検知
装置の部分断面を有する側面図、第3図は着霜面の幅と
誤検知率の関係を示す実測データ、第4図はこの考案の
第2実施例における着霜検知装置の要部断面図、第5図
は従来の着霜検知装置の斜視図、第6図〜第8図はそれ
ぞれ上記第5図に示した従来装置とは異なる構造や方式
の着霜検知装置における要部模式図である。 1……フレーム、10、45……着霜検知部材、13、
48……着霜面。
Claims (2)
- 【請求項1】フレーム(1)に着霜面(13)を設けると
共に、この着霜面(13)に対向させて略平行にワイヤ状
の着霜検知部材(10)を配設して成る着霜検知装置であ
って、上記着霜面(13)の幅を、この着霜面(13)と上
記着霜検知部材(10)との離間寸法の2倍よりも小さく
していることを特徴とする着霜検知装置。 - 【請求項2】フレームに着霜面(48)を設けると共に、
この着霜面(48)に対向させて略平行に薄板状の着霜検
知部材(45)を配設して成る着霜検知装置であって、上
記着霜面(48)の幅と着霜検知部材(45)の幅との和
を、両者(48)(45)の離間寸法の2倍よりも小さくし
ていることを特徴とする着霜検知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10429488U JPH0610313Y2 (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-05 | 着霜検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10429488U JPH0610313Y2 (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-05 | 着霜検知装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0225862U JPH0225862U (ja) | 1990-02-20 |
| JPH0610313Y2 true JPH0610313Y2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=31335882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10429488U Expired - Lifetime JPH0610313Y2 (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-05 | 着霜検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0610313Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-08-05 JP JP10429488U patent/JPH0610313Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0225862U (ja) | 1990-02-20 |
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