JPH0610314Y2 - 着霜検知装置 - Google Patents

着霜検知装置

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JPH0610314Y2
JPH0610314Y2 JP10429688U JP10429688U JPH0610314Y2 JP H0610314 Y2 JPH0610314 Y2 JP H0610314Y2 JP 10429688 U JP10429688 U JP 10429688U JP 10429688 U JP10429688 U JP 10429688U JP H0610314 Y2 JPH0610314 Y2 JP H0610314Y2
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frost
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一彦 門脇
幸男 原
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は着霜検知装置に関するものである。
(従来の技術) 着霜検知装置の従来例としては、例えば特開昭57-12329
号公報記載の霜センサを挙げることができる。第8図に
その装置の概略構成図を示しており、同図において、3
0はFeNiSiB系アモルファスより成る磁歪リボンで、支
持フレーム31に接着された上記磁歪リボン30の一端
側に、この磁歪リボン30に弾性波を誘起するための弾
性波励起用コイル32が、また他端側に、誘起された弾
性波の伝播量に応じた信号を出力する弾性波検出用コイ
ル33がそれぞれ配設されている。上記各コイル32、
33間の磁歪リボン30に霜が付着した場合には、上記
弾性波の伝播損失量が大きくなり、これが上記弾性波検
出用コイル33で検出されることによって着霜の有無を
判別するようになされている。
ところで上記において磁歪リボン30で構成した着霜検
知部材は、これをワイヤ状の金属アモルファスで構成す
ることも可能であり、この場合には装置の小形化や作動
電力の低減、検出感度の向上等を図ることができる。こ
のような装置を、例えば空気調和機の室外機内に配置さ
れる室外熱交換器に取付け、暖房運転中に上記室外熱交
換器に付着成長する霜が所定量に達した時を検出して除
霜運転への切換えを行うために用いることが可能であ
る。このような装置における要部構成を第9図に示して
いるが、同図において、41が上記のアモルファスワイ
ヤより成る着霜検知部材、42、43は上記着霜検知部
材10の各端部に配設される弾性波励起用コイル、弾性
波検出用コイルである。そしてこの場合、上記室外熱交
換器と同様の霜の成長が生じる着霜面44が上記着霜検
知部材41に対向する位置に形成され、この着霜面44
と上記着霜検知部材41との離間距離を、除霜運転への
切換えが必要な着霜量に合わせて設定する。したがって
暖房運転中に上記着霜面44から成長した霜が着霜検知
部材41に達してこの着霜検知部材41に機械的な拘束
力を及ぼし、このため弾性波検出用コイル43での検出
レベルが低下した時に除霜運転への切換えが行われる。
なお第10図には、着霜検知部材45を薄板状の振動板
で構成し、この着霜検知部材45の両端部に、圧電素子
46、47を取付けて着霜を検出する装置の要部模式図
を示している。一方の圧電素子46に、上記着霜検知部
材45の共振周波数の信号を入力しているときに、着霜
面48から成長してきた霜が上記着霜検知部材45に達
した時にはその共振点が変化することから、他方の圧電
素子47での検出レベルが低下し、これにより着霜を検
出するようになされている。このような振動特性の変化
によって着霜を検出する装置構成は、第11図のよう
に、上記の着霜検知部材45を片持ち構成とし、基端側
の上下各面に圧電素子46、47をそれぞれ取付けるよ
うにすることもできる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、例えば空気調和機において上記のような着霜
検知装置での検知信号に基づいて除霜運転が行われる
と、室外熱交換器及び着霜検知装置に付着した霜は溶解
し、その溶解水は自重により下方へ流れ去ることとな
る。したがって一般には上記の着霜検知装置はその着霜
面を垂直に位置させて室外熱交換器に取付け、溶解水が
この着霜面を伝って速やかに流下していくようになされ
ているが、粒径の小さな水滴ほど、その自重に対する着
霜面からの界面吸着力がより大きく作用するために、着
霜面に沿う流下速度が遅くなる。特に上記のような着霜
検知装置では、着霜面とこれに対向して配設されている
着霜検知部材との間の離間距離は比較的狭く設定される
ために、着霜面に生じている水滴はその粒径が小さい場
合にも容易に着霜検知部材にも接し、いわゆるブリッジ
状の水滴となり易い。このようなブリッジ状の水滴にお
いては、着霜検知部材側からも界面吸着力が作用するた
めに、さらに流下速度が遅くなる。この結果、着霜面上
の小さな水滴が完全には除かれないうちに暖房運転の再
開が行われ易く、このような残留水のために誤動作を生
じ易いという問題がある。つまり上記のような残留水
は、暖房運転再開後、新たな着霜が生じる前に氷結して
着霜検知部材に機械的な拘束力を及ぼし、このため着霜
時と同様の弾性波伝播損失量の増加や振動特性の変化が
生じることとなるためである。
この考案は上記に鑑みなされたものであって、その目的
は、除霜後の残留水に伴う誤動作を低減し得る着霜検知
装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) そこでこの考案の着霜検知装置は、フレーム5に上下方
向に延びる着霜面8を設けると共に、この着霜面8に対
向させて略平行に着霜検知部材9を配設して成る着霜検
知装置であって、上記着霜面8に、この着霜面8に沿う
水滴の流下方向と交差する凹入溝21を複数形成してい
る。
(作用) 上記の着霜検知装置においては、着霜面8上に生じた粒
径の小さな水滴は、上記着霜面8の下端へと流下してい
く途中で凹入溝21内へと流入し、この凹入溝21で、
同様にこの凹入溝21内に流入してきた他の小滴と合体
する。そして上記凹入溝21から溢れ出る場合にはより
粒径の大きな水滴となって流下していくこととなる。し
たがって従来の小滴のまま着霜面上をその下端へと流下
していた場合に比べて、上記では各凹入溝21毎に水滴
の大粒化がなされ、これにより流下速度が速められるの
で、より短時間のうちに着霜面8の下端から排出される
こととなる。この結果、着霜面8上に残留する水滴を減
少させることが可能となり、除霜後の残留水に伴う誤動
作が低減される。
(実施例) 次にこの考案の着霜検知装置の具体的な実施例につい
て、図面を参照しつつ詳細に説明する。
まず第3図には、空気調和機の室外機内に配置された室
外熱交換器1を模式的に示している。この室外熱交換器
1は、多数の薄板状のフィン2・・を略垂直にして並設
し、これらのフィン2・・に冷媒配管3を挿通させるこ
とにより構成されている。そして図のように、中央部付
近に位置するフィン2、2間に、この考案の一実施例に
おける着霜検知装置4が取着されている。
第4図は、第3図におけるIV−IV線矢視図であり、同図
において、5は上記着霜検知装置4における平板状のフ
レームであって、このフレーム5の後端側(図において
左端側)の上下の各角部にはそれぞれ冷媒配管3、3の
外周面に沿う円弧形状の切欠き6、6が形成されると共
に、上縁部及び下縁部にそれぞれ後端側へと延びる板ば
ね7、7が固着されており、各切欠き6、6に冷媒配管
3、3が嵌合するように位置させたときに、各冷媒配管
3、3における上記各切欠き6、6の接触部位置とは対
向する位置で各冷媒配管3、3に上記各板ばね7、7が
接し、これによりフレーム5の冷媒配管3、3への固定
取付けが行われるようになされている。一方、上記フレ
ーム5の前端側(図において右端側)には、フィン2の
前縁と略同一位置で上下に延びる着霜面8と、この着霜
面8から所定の離間距離をおいて平行に配設されたワイ
ヤ状の着霜検知部材9とから成る着霜検知部が形成され
ており、次にこの着霜検知部の構成について第2図を参
照して説明する。
第2図に示すように、フレーム5の前端にはコ字状の凹
入部が形成されており、この凹入部の底面、すなわち垂
直面には、その中央部領域に前端側へとやや突出する段
差部が形成され、この段差部における垂直面が上記着霜
面8となされている。一方、上記凹入部の下側及び上側
の前端側への突出部はそれぞれコイル支持部11、12
として形成されており、これらの各コイル支持部11、
12には、コイル取付穴13、14が上下方向同軸位置
にそれぞれ穿設されている。そしてこれらの各コイル取
付穴の一方13に弾性波励起用コイル15が、また他方
14に弾性波検出用コイル16がそれぞれ挿着されてい
る。これらの各コイル15、16とコイル取付穴13、
14との間の嵌装隙間には、例えばシリコンゴム等の弾
性体17が充填されて、各コイル15、16の位置固定
がなされている。そして各コイル15、16間に、直径
が0.1〜0.15mm程度のFe系アモルファスワイヤより成る
着霜検知部材9が張設されている。この着霜検知部材9
は、その両端部を上記各コイル15、16のコイル巻芯
18、19の各中心貫通孔にそれぞれ挿通させると共
に、これらの中心貫通孔内の隙間にシリコンゴム等の弾
性体を充填することによって、弾性波の伝播を阻害する
ことのない取付状態となされている。
そして上記においては、着霜面8に、第1図に示すよう
に、着霜面8の左右両側縁に連なるへ字状の凹入溝21
・・が複数形成されており、これらの凹入溝21・・に
よって、上記着霜面8は上下方向複数の面に区画される
構成となされている。これらの凹入溝21の断面は、第
2図に示されているように、V字形状となされており、
さらに詳しくは、V字を構成する上側の面と下側の面と
は、共に着霜面8から凹入方向下側に傾斜する面となさ
れている。なお着霜面8周縁の段差部における上端面及
び下端面も、上記と同様に傾斜する傾斜面で構成してい
る。
上記構成の着霜検知装置における作動状態について次に
説明する。
上記空気調和機での暖房運転中には、弾性波励起用コイ
ル15に高周波の入力信号を印加することによって、着
霜検知部材9に弾性波が励起される。この弾性波は上記
着霜検知部材9内を弾性波励起用コイル15側から弾性
波検出用コイル16側へと伝播し、これにより上記弾性
波検出用コイル16に高周波の電気信号が誘起され、こ
の信号レベルを基準レベルと比較する。そして暖房運転
の継続と共に上記室外熱交換器に着霜を生じ、これが成
長してくる場合には、上記着霜検知装置における着霜面
8にも同様の霜の発生、成長を生じ、この成長してきた
霜が上記着霜検知部材9に達すると、この着霜検知部材
9に機械的な拘束力が生じるために、この着霜検知部材
9を伝播する弾性波の損失量が大きくなり、したがって
上記弾性波検出用コイル16での検出信号レベルが低下
する。この信号レベルが基準レベルよりも低下したこと
が判別されると、着霜検知信号が出力され、これにより
暖房運転を中断して除霜運転への切換えが行われる。
この除霜運転によって上記室外熱交換器及び着霜検知装
置に付着成長した霜は次第に溶解して水滴となり、自重
落下することにより除去される。そして上記室外熱交換
器全体の除霜を完了した時点で暖房運転が再開される訳
であるが、従来は、この時点において着霜面上に粒径の
小さな水滴が残留しているために、暖房再開後の着霜検
知操作で誤動作を生じ易いものとなっていた。しかしな
がら上記の実施例においては、着霜面8に水滴の流下方
向と交差する凹入溝21が多数形成されていることによ
り、上記のような残留水滴が低減されるものとなってい
る。つまり着霜面8上に生じた粒径の小さな水滴は、上
記着霜面8の下端へと流下していく途中ですぐに凹入溝
21内へと流入し、この凹入溝21へ流入してくる他の
小滴と合体する。そして上記凹入溝21から溢れ出る場
合にはより粒径の大きな水滴となって流下していくこと
となるので、流下速度が速く、そして各凹入溝21毎に
同様の現象が繰返されて短時間のうちに着霜面8の下端
から排出される。この結果、着霜面8上に残留する水滴
が従来よりも大幅に低減されたものとなっている。特に
上記実施例においては、凹入溝21がへ字上に形成され
ていることによって、各凹入溝21からの流下水滴は着
霜面8の側壁に沿って主に流下していくこととなり、こ
のため着霜面8上に残留する水滴がさらに低減されるも
のとなっている。
上記の結果、弾性波励起用コイル15への高周波入力に
よる着霜検知操作を再開した後も、誤動作を生じること
なく新たに成長してくる着霜量に対する判別をより的確
に行い得るものとなっており、これによって不要な除霜
運転への切換わりが抑えられて暖房運転がより長く維持
されるので、暖房時の快適性の向上することができる。
以上、この考案の具体的な実施例について説明したが、
上記実施例はこの考案を限定するものではなくこの考案
の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば上記実施例
においては凹入溝21の着霜面8上での形状をへ字状と
した例について説明したが、、例えば第5図に示すよう
に、略水平な一直線状に形成する場合においても、凹入
溝21にて小滴同士を合体させて大きな水滴とした後
に、より速い速度で下方へと流下させるようにすること
ができる。また第6図に示すように、一方の側縁から他
方の側縁へと傾斜する形状で構成することで上記実施例
と略同様の効果を得ることができる。さらに第7図に示
すように、着霜面8においてV字形状となるように形成
することも可能であり、この場合には、凹入溝21内で
さらにV字の頂点に水滴が集まることによって水滴同士
の合体がより速やかに生じるので、より短時間で着霜面
8上の水滴の除去が可能となる。また凹入溝21の断面
形状についても上記実施例でのV字断面以外のその他の
断面形状とすることが可能である。また上記実施例にお
いては着霜検知部材9をアモルファスワイヤで構成した
例について説明したが、先に第8図に基づいて説明した
アモルファスリボンで着霜検知部材を構成する装置や、
第10図及び第11図における薄板状の振動板で着霜検
知部材を構成する装置においてもこの考案を適用するこ
とが可能である。
(考案の効果) 上記のようにこの考案の着霜検知装置においては、着霜
面に凹入溝を設けることにより、上記着霜面上に生じた
粒径の小さな水滴は、流下していく途中で凹入溝内へと
流入して他の小滴と合体し、そしてより粒径の大きな水
滴となって流下していくこととなるので、流下速度が速
くなり、したがって短時間のうちに着霜面の下端から排
出される。この結果、着霜面上に残留する水滴が少なく
なり、除霜後の残留水に伴う誤動作が低減される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例における着霜検知装置の正
面図、第2図は上記着霜検知装置の部分断面を有する側
面図、第3図は上記着霜検知装置を取付けた室外熱交換
器の正面模式図、第4図は第3図におけるIV−IV線矢視
図、第5図〜第7図はそれぞれこの考案の他の実施例に
おける着霜検知装置での着霜面の凹入溝形状を示す正面
図、第8図は従来の着霜検知装置の斜視図、第9図〜第
11図はそれぞれ上記第8図に示した従来装置とは異な
る構造や方式の着霜検知装置における要部模式図であ
る。 5……フレーム、8……着霜面、9……着霜検知部材、
21……凹入溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−12329(JP,A) 実開 昭58−145477(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム(5)に上下方向に延びる着霜面
    (8)を設けると共に、この着霜面(8)に対向させて
    略平行に着霜検知部材(9)を配設して成る着霜検知装
    置であって、上記着霜面(8)に、この着霜面(8)に
    沿う水滴の流下方向と交差する凹入溝(21)を複数形成
    していることを特徴とする着霜検知装置。
JP10429688U 1988-08-05 1988-08-05 着霜検知装置 Expired - Lifetime JPH0610314Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10429688U JPH0610314Y2 (ja) 1988-08-05 1988-08-05 着霜検知装置

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JP10429688U JPH0610314Y2 (ja) 1988-08-05 1988-08-05 着霜検知装置

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Publication Number Publication Date
JPH0225864U JPH0225864U (ja) 1990-02-20
JPH0610314Y2 true JPH0610314Y2 (ja) 1994-03-16

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ID=31335886

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JP10429688U Expired - Lifetime JPH0610314Y2 (ja) 1988-08-05 1988-08-05 着霜検知装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5227052B2 (ja) * 2008-03-13 2013-07-03 株式会社Ihi 配管肉厚測定装置及び配管の肉厚測定方法

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JPH0225864U (ja) 1990-02-20

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