JPH06103507A - 磁気テープ記録装置および磁気テープ記録再生装置 - Google Patents

磁気テープ記録装置および磁気テープ記録再生装置

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JPH06103507A
JPH06103507A JP5213331A JP21333193A JPH06103507A JP H06103507 A JPH06103507 A JP H06103507A JP 5213331 A JP5213331 A JP 5213331A JP 21333193 A JP21333193 A JP 21333193A JP H06103507 A JPH06103507 A JP H06103507A
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signal
recording
magnetic tape
circuit
tape
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JP5213331A
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Kenzo Tsun
健三 鍾
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】テープの記録面がサイドIからサイドIIにある
いはその逆に切り替わっても記録情報がとぎれずに記録
できる磁気テープ記録装置を提供することにある。 【構成】磁気テープの終端を検出して磁気テープの走行
方向を反転させて磁気テープの記録面が行きと帰りのう
ちの一方から他方へと前記記録面を切り替えるオートリ
バース機構と、前記磁気テープに記録する信号を受けて
所定の速度で記憶するとともにすでに記憶されている信
号を前記所定の速度で古い記憶順に読出し、前記オート
リバース機構の前記切換えの動作期間の間、前記読出し
の動作を停止する記憶(メモリ)回路と、この記憶回路
から読出された信号を前記磁気テープに磁気ヘッドを介
して磁気記録する記録(レコーデイング)回路とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気テープ記録装置
および磁気テープ記録再生装置に関し、詳しくは、オー
ディオカセットテープレコーダ等において、磁気テープ
の記録面がサイドI(磁気テープの行きの記録面,A
面)からサイドII(磁気テープの帰りの記録面,B面)
に切り替わってもあるいはその逆に切り替わっても記録
情報が途切れずに記録でき、再生できるようなオーディ
オカセットテープレコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のオートリバース機構を有するオー
ディオカセットテープレコーダの簡素化した構成を図2
に示す。図中、1はカセットテープ−MAGNETIC TAPE CA
SSETTE−(以下単にカセット)) であり、2はその磁気
テープ(以下テープ)、3は磁気ヘッド(以下単にヘッ
ド)、4は記録信号生成回路、5はオートレベルコント
ローラ(ALC)、6はアンプ(AMP)、7はマイク
ロホン(MIC)、8は記録信号読出回路、9はアンプ
(AMP)、10はパワーアンプ、11はスピーカ、1
2はオートリバース機構、そして、13は操作ボタンで
ある。
【0003】オートリバース機構12は、テープ2の走
行が停止した状態が一定期間続いたときに、それを検出
してカセットの走行方向を自動的に逆方向に切り替える
機構である。また、必要に応じてヘッド3も走行方向に
合わせて反転させる。なお、磁気テープ2は、説明する
都合上で、カセット1から引出した状態で図示している
が、実際は、カセット2の内部に収納されていて見えな
い。また、Cはコンデンサを示す。
【0004】カセット1には、2つのリールが設けられ
ていて、通常、テープ2が一方のリールに巻き取られて
収納されている。カセット1がテープレコーダに装填さ
れると、テープ2の露出部分にヘッド3が対峙する。そ
して、動作状態にあっては、2つのリールが駆動機構
(図示せず)によって回転させられ、空側の巻き取りリ
ールにテープ2が巻き取られていく。このときテープ2
は、ヘッド3に接触して往復のいずれかの方向に走行す
る。記録時には記録信号Bがヘッド3に供給され、走行
するテープ2に磁気的にオーディオ信号が書込まれる。
再生時にはテープ2からヘッド3を介して記録信号Bが
読出されてオーディオ信号が再生される。
【0005】記録信号Bの原信号は、例えば、マイクロ
ホン7により音声等が電気信号に変換されたものであ
り、あるいはまた、切換スイッチSELを外部入力端子
7a側に切り替えてこの端子を介して入力されたチュー
ナ等から出力された信号である。このような原入力信号
は、アンプ6で増幅されてオートレベルコントローラ
(ALC)5に入力される。ここで適正なレベルに調整
され、入力信号Aとして記録信号生成回路4へ送出され
る。
【0006】スイッチSWは、記録/再生の切換スイッ
チであり、操作ボタン13によりこれが記録側(R側の
接続態)に切換えられていると、この切換えに応じて記
録信号生成回路4が動作して入力信号Aを増幅し、か
つ、必要に応じてそれに高周波変調等を施し、記録信号
Bを生成してこれをスイッチSWを介してヘッド3に出
力する。また、再生時には、スイッチSWが再生側(P
側の図示の接続状態)にされ、ヘッド3によりテープ2
から読出された記録信号Bが、スイッチSWを介して記
録信号読出回路8で増幅され、記録時変調されている場
合にはそれが復調されて再生信号Cとして出力される。
そして、アンプ9によりさらに増幅されて、外部出力端
子11aに出力されたり、パワーアンプ10により電力
増幅されてスピーカ11から音声として出力される。
【0007】記録動作中あるいは再生動作中において、
テープ2が一方から他方に巻き取られると、オートリバ
ース機構12により、その走行方向が切換えられる。こ
れにより記録面が切換えられ、双方向での記録あるいは
再生が可能になる。最近のほとんどのテープレコーダ
は、オートリバース機構12を備えている。これによっ
て、記録時でも再生時でもテープ端に至ると自動的にテ
ープの巻き取り方向が反転して、サイドIからサイドII
へ、あるいは逆にほぼ連続的な記録あるいは再生が可能
である。
【0008】ここで、ほぼ連続的であると述べたが、そ
れは、サイドIからサイドIIへあるいはその逆に記録面
の切り替えを行う動作の間は、記録や再生ができないか
らである。したがって、その間は不連続になる。また、
衝撃などによってテープの走行駆動機構に一時的な動作
不良などが発生した場合も同様に不連続になる。これら
の場合には、記録時には入力信号の一部が失われ、再生
時には再生信号の出力が一時途切れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この信号の喪失や途切
れは、時間的に連続している音楽信号や映像信号等の場
合に、この装置の利用者に不快感を与える。また、記録
信号の内容によっては、途切れることが許されない場合
もある。そこで、多くの場合、記録対象となる、ある音
楽(曲)や映像は、その途中で走行方向の切り替え動作
期間にかからないように記録する。これは、例えば、テ
ープの記録可能な時間と記録される音楽等の演奏時間と
を比較計算したり、別の内容の音楽を選択したりする。
これは複雑で面倒な作業になる。しかも、このような作
業を行うと、記録媒体の端部側等に未使用部分が多くで
きて、再生時の出力音声などにブランク部分が発生す
る。また、これは、テープの使用効率がよくない。この
発明の目的は、テープの記録面がサイドIからサイドII
にあるいはその逆に切り替わっても記録情報がとぎれず
に記録できる磁気テープ記録装置を提供することにあ
る。この発明の他の目的は、テープの記録面がサイドI
からサイドIIにあるいはその逆に切り替わっても再生信
号をとぎれずに再生できる磁気テープ記録再生装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るこの発明の磁気テープ記録装置および磁気テープ記録
再生装置は、磁気テープの終端を検出して前記磁気テー
プの走行方向を反転させて磁気テープの記録面が行きと
帰りのうちの一方から他方へと前記記録面を切り替える
オートリバース機構と、前記磁気テープに記録する信号
を受けて所定の速度で記憶するとともにすでに記憶され
ている信号を前記所定の速度で古い記憶順に読出し、前
記オートリバース機構の前記切換えの動作期間の間、前
記読出しの動作を停止する記憶(メモリ)回路と、この
記憶回路から読出された信号を前記磁気テープに磁気ヘ
ッドを介して磁気記録する記録(レコーデイング)回路
とを備えている。
【0011】
【作用】このような構成の記録装置にあっては、オート
リバース機構によりテープの走行方向が反転しても、そ
の反転動作期間中、記憶回路に連続的に、テープに記録
する信号が記憶されつづけるので記録する信号がこの間
失われることはない。そして、オートリバース動作が終
了した時点で記憶回路に記憶された信号が、読出しを停
止した時点のものから続いて読出される。その結果、記
録面がサイドIからサイドIIに切り替わった後にあるい
はその逆に切り替わった後にテープに書込まれる信号
は、切り替わる前の記録面に記録された信号に連続する
ものとなる。したがって、テープに記録された信号は、
反転動作が行われてもほとんど欠落せずに記憶されつづ
ける。
【0012】また、磁気テープ記録再生装置の再生回路
の構成としては、磁気テープに記録された信号を前記磁
気ヘッドおよび他の磁気ヘッドのいずれかを介して読出
す読出回路と、再生状態において、読出回路の出力信号
を受けて所定の速度で記憶するとともに記憶されている
信号を前記所定の速度で古い記憶順に読出し、前記切換
えの動作の間、前記記憶の動作を停止する第2の記憶回
路(前記記憶回路を第1として)と、この第2の記憶回
路の読出し信号を受けて前記記憶された信号の再生信号
を出力する出力回路と、再生状態になったときに前記第
2の記憶回路の読出し動作を前記切換えの動作の期間に
相当する期間分停止させる停止回路とを備えている。
【0013】このような構成の再生回路にあっては、再
生開始時点で停止回路の作用により一定量の再生信号の
情報が第2の記憶回路に記憶されてから再生信号の出力
を開始する。そこで、オートリバース機構によりテープ
の走行方向が反転しても、その反転動作期間中、すでに
テープから読出され記憶された信号が第2の記憶回路か
ら読出されつづける。第2の記憶回路には、再生の開始
時点でオートリバース動作期間に相当する分の記録信号
が記憶されるからである。そこで、オートリバース機構
の反転動作期間に再生情報が途切れることはない。そし
て、反転動作が終了すると、再びテープから読出された
記録信号が第2の記憶回路に記憶される。その結果、記
録面がサイドIからサイドIIに切り替わってもあるいは
その逆に切り替わっても、第2の記憶回路から途切れる
ことなく、そこに記憶された信号を読出すことができ
る。したがって、再生信号はほとんど途切れることはな
い。
【0014】
【実施例】図1は、図2と同様な構成要素を同一の符号
で示している。そこで、それらの説明は割愛する。ま
た、マイクロホン7からALC5までの回路やアンプ9
からスピーカ11までの回路は、図2と同様であるの
で、図1では、その部分を省略している。図中、41,
81はA/D変換回路(A/D)、42,82は先入れ
先だし(FIRST−IN FIRST−OUT)メモリ回路(FIF
O)、43,83はD/A変換回路D/A)、84はワ
ンショット回路、90はテープ終端検出回路、91はク
ロック発生回路、そして、92は、テープ終端を検出す
るホトセンサである。なお、操作ボタン13は、オペレ
ータの操作に応じてスイッチSWを録音側(R)と再生
側(P)のいずれかに切り替える信号を発生するととも
に、ここでは、ワンショット回路84に再生指令の信号
を送出する。
【0015】まず、オーディオ信号の記録から説明す
る。A/D変換回路41は、ALC5から受けるアナロ
グの入力信号Aをアナログ−デジタル変換して、そのデ
ジタル信号をFIFO42へ送出する。なお、入力信号
Aがデジタル信号の場合や、FIFO42がアナログメ
モリの場合には、この回路41は不要である。そのよう
な場合には、入力信号Aを直接FIFO42へ入力すれ
ばよい。
【0016】FIFO42は、記憶については入力信号
を順に記憶し、読出しに対しては記憶ずみであって未だ
読出されていないものをその古く記憶した順にを読出し
て出力するメモリである。FIFOは、半導体メモリの
分野では知られている。その具体的な構成は、例えば、
デジタルメモリであるRAM42aを記憶部とし、入力
信号を記憶すべきアドレスを示す第1のカウンタ42b
と、出力信号を読出すべきアドレスを示す第2のカウン
タ42cと、コントローラ42d、そしてゲート(図示
せず)などから構成されていて、書込み時は、第1のカ
ウンタ42bに従ってRAM42aにデータを書込み、
読出時は、第2のカウンタ42cに従ってRAM42a
からデータを読出す。クロックに従って読出しと書込み
の動作が内部では交互に行わうことができる。クロック
速度が高速であれば、実質的に信号の書込み動作と読出
し動作はほぼ同時に行われる。
【0017】前記の各回路は、通常は、クロック発生回
路91のクロックCLK従って動作し、入力信号AのR
AM42aへの記憶と第1のカウンタ42bのインクリ
メント(+1)を行い、RAM42aからの出力信号の
読出しと第2のカウンタ42cのインクリメント(+
1)を行う。なお、各カウンタのカウント値がRAM4
2aの記憶容量を越えるときにはカウンタがクリアされ
て、再び最初のアドレスから読出し/書込みがなされ
る。これにより、RAM42aは、最後のアドレスと最
初のアドレスとが連続し、環状のエンドレスのアドレス
空間を有するが如く動作する。
【0018】ところで、この実施例では、入力信号Aの
入力速度(情報の記憶速度)と記録情報A’の出力速度
(情報の読出し速度)とが等しい。そこで、FIFO4
2は、テープの記録面の切換えにより発生する未記録時
間分(オートリバース機構12の反転動作期間に相当)
の情報を記録できるか、それ以上の容量のメモリを持っ
ている。
【0019】FIFO42は、テープ終端検出回路90
からの終端検出信号Dを受けると、出力信号の読出しを
停止する。このときには第2のカウンタ42cのインク
リメントも停止される。ただし、入力信号の記憶と第1
のカウンタ42bのインクリメントは継続されているの
で、RAM42aの記憶容量が許す限りは入力信号Aの
情報がRAM42a内に保存されつづける。検出信号D
の発生が停止すると、出力信号の読出しが再開される。
このときにデータの読出しとともに第2のカウンタ42
cがインクリメントされ、保存されていた情報が古い順
に出力される。したがって、入力信号は失われることが
ない。ただし、読出しが再開されたときには、出力信号
は、読出しが停止した期間に相当する時間だけ入力信号
よりも遅れて出力されることになる。
【0020】検出信号Dの発生期間中にテープ3は、オ
ートリバース機構12によりサイドIからサイドIIある
いは逆に切り替わる。切り替わった後にテープ3が走行
を開始する時点では、遅れて出力された入力信号Aが出
力信号A’となり、テープ3の最初から順次記録されて
いく。したがって、サイドI(サイドII)の最後の記録
情報とサイドII(サイドI)の最初の記録情報との間の
情報の欠落はほとんどなく、これら情報は連続性を保つ
て記憶される。
【0021】D/A変換回路43は、FIFO42の出
力を受けて入力されたデジタル信号をデジタル−アナロ
グ変換してアナログ信号を生成する。そして、生成した
アナログ信号A’を記録信号生成回路4へ送出する。な
お、記録信号Bがデジタル信号の場合や、FIFO42
がアナログメモリの場合には、この回路43は不要であ
る。そのような場合には、FIFO42からの出力を直
接記録信号生成回路4へ入力すればよい。
【0022】テープ終端検出回路90は、磁気テープの
端部を検出する回路である。これは、例えば、ホトセン
サ92等の光学センサにより磁気テープの終端に接続さ
れた透明なリーダテープ部分(あるいはトレーラテープ
部分)をヘッド3の手前で、磁気テープ部分との反射率
の相違により検出する。このような検出の仕方は、高速
にオートリバースを行うオートリバース機構の検出回路
としてすでにすでに知られている。ホトセンサ等による
光学的な検出では、テープ2の走行状態が反転してテー
プ2が逆方向へ巻き取られる時点で、透明なリーダテー
プ部分が巻き取られ再び磁気テープ部分となるので、ホ
トセンサ92による検出信号Dが即座に停止する。そし
て、これにより反転して走行状態に入ったことが検出で
きる。
【0023】このような磁気テープの端部の検出は、こ
のほか、例えば、リーダテープ部分には磁性体がないの
で、磁性体の有無を磁気抵抗素子等のセンサを用いて検
出することも可能である。なお、テープによっては、リ
ーダテープ部分がないものもあるが、それについては、
従来と同様にオートリバース機構12がリールの停止状
態を検出するので、図示するように、オートリバース機
構12が受ける検出信号Sをそのまま受けてリールの停
止状態を検出し、これと前記のホトセンサ等による光学
的な検出との論理和条件で検出信号Dを発生するように
する。このようにしておけば、万一ホトセンサ等による
検出が失敗してもリールが停止することで検出信号Dを
発生させることができる。また、点線で示すように、ヘ
ッド3からの信号を受けて無音状態を数秒検出すること
で検出信号Dを発生させてもよい。
【0024】次に記録されたオーディオ信号の再生につ
いて説明する。A/D変換回路81はA/D変換回路4
1と同様な回路であり、FIFO82はFIFO42と
同様な回路である。また、D/A変換回路83はD/A
変換回路43と同様な回路である。その機能は前記した
通りである。相違は、処理対象となる信号と、検出信号
Dを受けたFIFO82がデータ書込み側の動作を停止
する点、そして再生開始時点でRAM82bの記憶が所
定量(あるいは容量一杯になる)まで出力を開始しない
点である。
【0025】A/D変換回路81は、記録信号読出回路
8から再生された信号C’を受けてこれをデジタル値に
変換してFIFO82に送出する。D/A変換回路83
は、FIFO82から出力されたデジタル値を再生信号
Cに変換して、アンプ9に出力する。
【0026】FIFO82は、テープ終端検出回路90
からの終端検出信号Dを受けると、入力信号のRAM8
2aへの書込みを停止する。このときには第1のカウン
タ82bのインクリメントも停止する。ただし、出力信
号のRAM82aへの記憶と第1のカウンタ82bのイ
ンクリメントは継続されているので、RAM82aから
出力信号が読出され続ける。このとき、予め記憶済みの
信号がRAM82a内に所定量ある限り、所定量の情報
がなくなるまでそれらが継続的に読出される。そこで、
再生信号の欠落はない。検出信号Dの発生が停止する
と、入力信号C’の書込みが再開される。このときにデ
ータの書込みとともに第1のカウンタ82aがインクリ
メントされる。
【0027】ワンショット回路84は、操作ボタン13
から再生動作の指令信号を受け、FIFO82の出力動
作を一定期間停止させる信号を発生する。この信号を受
けたFIFO82のコントローラ82dは、再生開始時
点での出力動作を停止する。これによりRAM82bに
再生信号C’が前記の所定量分記憶される。なお、この
場合の停止期間は、オートリバース機構の切換えの動作
期間に対応している。この停止期間中にテープ3は、オ
ートリバース機構12によりサイドIからサイドIIある
いは逆に切り替わる。切り替わった後にテープ3が走行
を開始する時点では、遅れて入力された信号がFIFO
82に順次記憶されていく。これにより、記憶順に連続
した再生信号Cを生成することができる。
【0028】次に簡単に全体的な動作を説明する。カセ
ット1がテープレコーダに挿着されて、記録が開始され
ると、先ず、入力信号Aが順次入力信号A’とされ、さ
らに記録信号Bとされて、走行するテープ2の、例え
ば、サイドIに記録される。そして、テープ2の磁気部
分の終端に至ると、サイドIの記録が終了してテープ終
端検出回路90から検出信号Dが出力される。このと
き、入力信号A’の送出が止められるが、入力信号Aは
FIFO42に記憶され続ける。
【0029】オートリバース機構12によってテープ2
の走行方向が反転され、反対方向の走行が開始される
と、検出信号Dの出力がなくなる。すると、FIFO4
2に蓄えられていた信号が古い順に読出されて入力信号
A’として送出され、サイドIIへの記録が再開される。
これにより、連続した入力信号の全てを、ほとんど失う
ことなく、テープ2の両面に亙って記録することができ
る。
【0030】一方、再生が開始されると、テープ2から
記録信号Bの読出しが始まり再生信号C’の供給が開始
される。このときFIFO82の出力は、ワンショット
回路84により一定期間阻止されているので、最初はF
IFO82への再生信号C’の記憶のみが行われる。そ
して、FIFO82の記憶が所定量(あるいは一杯にな
る)と、ワンショット回路84の信号が停止して、再生
信号C’の記憶に加えて、再生信号Cの出力が行われ
る。そして、サイドIの読出しが終了して、テープ終端
検出回路90から検出信号Dが出力されTO、生信号
C’の供給が止まり、FIFO82は記憶動作を停止す
る。しかし、FIFO82には、再生信号C’が蓄積さ
れているので、それらが古い順に読出されつづける。こ
れによって、再生信号Cの出力を続行される。
【0031】オートリバース機構12によってテープ2
の走行方向が反転されると、その後、検出信号Dの出力
がなくなる。この時点でFIFO82へ再生信号C’の
供給が再開され、以前とは反対方向に走行するテープ2
に記録された信号が記憶され続ける。これにより、テー
プ2の両面に亙って連続的に記録された内容を、ぽとん
ど途切れることなく連続再生することができる。なお、
以上の説明は簡単のためモノラル信号について行ってい
る。しかし、ステレオ信号の記録/再生でもこの発明が
適用できる。この場合には、左右の信号に対応してヘッ
ドや記録回路,再生回路等を二重化する。また、磁気ヘ
ッドは、1つの場合の例を挙げているが、記録専用のヘ
ッドと再生専用のヘッドが設けられていてもよい。
【0032】実施例では、記録と再生に対応して、A/
D変換回路41とFIFO42とD/A変換回路43
と、A/D変換回路81とFIFO82とD/A変換回
路83とを独立に設けているが、通常は、記録と読出し
は同時には行われないので、記録と再生において、A/
D変換回路41とA/D変換回路81とを1つのA/D
変換回路で共用し、FIFO42とFIFO82とを1
つのFIFOで共用し、そしてD/A変換回路43とD
/A変換回路83とを1つのD/A変換回路で共用する
ことができる。実施例のオートリバース機構は、リール
の停止状態を検出する例を挙げているが、このオートリ
バース機構の中にテープ終端検出回路が設けられていて
もよい。また、実施例では、オーディオカセットテープ
レコーダを中心に説明しているが、音声信号や映像信号
を磁気テープに往復録画するような映像装置、その他の
往復記録の磁気テープ記録装置においても本願発明が適
用できることはもちろんである。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、この
発明にあっては、オートリバース機構によりテープの走
行方向が反転しても、その反転動作期間中、記憶回路に
連続的に、テープに記録する信号が記憶されつづけるの
で記録する信号がこの間失われることはない。そして、
オートリバース動作が終了した時点で記憶回路に記憶さ
れた信号が、読出しを停止した時点のものから続いて読
出される。その結果、記録面がサイドIからサイドIIに
切り替わった後にあるいはその逆に切り替わった後にテ
ープに書込まれる信号は、切り替わる前の記録面に記録
された信号に連続するものとなる。したがって、テープ
に記録された信号は、反転動作が行われてもほとんど欠
落せずに記憶されつづける。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明を適用した一実施例のオート
リバース機構を有するオーディオカセットテープレコー
ダのブロック図である。
【図2】図2は、従来のオートリバース機構を有するオ
ーディオカセットテープレコーダのブロック図である。
【符号の説明】
1 カセット 2 テープ 3 ヘッド 4 記録信号生成回路 5 オートレベルコントローラ(ALC) 6 アンプ 7 マイク 8 記録信号読出回路 9 アンプ 10 パワーアンプ 11 スピーカ 12 オートリバース機構 41,81 A/D変換回路(A/D) 42,82 先入れ先だしメモリ(FIFO)回路 43,83 D/A変換回路(D/A) 84 ワンショット回路 90 テープ終端検出回路 91 クロック発生回路 92 ホトセンサ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープの記録面が行きと帰りとで切り
    替えられ、行きと帰りのうちの一方の前記記録面の記録
    が終了した時点で他方の前記記録面に続いて情報を記録
    する磁気テープ記録装置において、 前記磁気テープの終端を検出して前記磁気テープの走行
    方向を反転させて前記一方から前記他方へと前記記録面
    を切り替えるオートリバース機構と、 前記磁気テープに記録する信号を受けて所定の速度で記
    憶するとともにすでに記憶されている信号を前記所定の
    速度で古い記憶順に読出し、前記オートリバース機構の
    前記切換えの動作期間の間、前記読出しの動作を停止す
    る記憶回路と、 この記憶回路から読出された信号を前記磁気テープに磁
    気ヘッドを介して磁気記録する記録回路とを備える磁気
    テープ記録装置。
  2. 【請求項2】磁気テープの記録面が行きと帰りとで切り
    替えられ、行きと帰りのうちの一方の前記記録面の記録
    が終了した時点で他方の前記記録面に続いて情報を記録
    し、前記情報を読出して所定の信号を再生する磁気テー
    プ記録再生装置において、前記磁気テープの終端を検出
    して前記磁気テープの走行方向を反転させて前記一方か
    ら前記他方へと前記記録面を切り替えるオートリバース
    機構と、 記録状態において、前記磁気テープに記録する信号を受
    けて第1の所定の速度で記憶するとともにすでに記憶さ
    れている信号を前記第1の所定の速度で古い記憶順に読
    出し、前記オートリバース機構の前記切換えの動作期間
    の間、前記読出しの動作を停止する第1の記憶回路と、 この第1の記憶回路から読出された信号を前記磁気テー
    プに磁気ヘッドを介して磁気記録する記録回路と、 前記磁気テープに記録された信号を前記磁気ヘッドおよ
    び他の磁気ヘッドのいずれかを介して読出す読出回路
    と、 再生状態において、この読出回路の出力信号を受けて第
    2の所定の速度で記憶するとともに記憶されている信号
    を前記第2の所定の速度で古い記憶順に読出し、前記切
    換えの動作の間、前記記憶の動作を停止する第2の記憶
    回路と、 この第2の記憶回路の読出し信号を受けて前記記憶され
    た信号の再生信号を出力する出力回路と、 再生状態になったときに前記第2の記憶回路の読出し動
    作を前記切換えの動作の期間に相当する期間分停止させ
    る停止回路とを備える磁気テープ記録再生装置。
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