JPH0610360U - イオン注入装置 - Google Patents
イオン注入装置Info
- Publication number
- JPH0610360U JPH0610360U JP4808692U JP4808692U JPH0610360U JP H0610360 U JPH0610360 U JP H0610360U JP 4808692 U JP4808692 U JP 4808692U JP 4808692 U JP4808692 U JP 4808692U JP H0610360 U JPH0610360 U JP H0610360U
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- Japan
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- wafer
- chamber
- ion implantation
- airlock
- vacuum state
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 真空状態にされたターゲットチャンバ2内で
イオン注入処理されたウエハ6は、真空状態のエアロッ
クチャンバ1内に搬入される。この後、ウエハ6を大気
側に搬出するため、エアロックチャンバ1はN2 ガスで
ベントされるが、このベント開始時に、シンクロトロン
放射装置11より70〜110nmの波長の放射光がN
2 ガスに照射される。 【効果】 上記放射光の照射によりN2 分子がイオン化
され、このとき生成された正イオン(N2 + )あるいは
N2 分子から放出された電子により、ウエハ6の帯電面
の電荷が中和されるので、静電気によるウエハ6表面へ
のパーティクルの付着が防止される。
イオン注入処理されたウエハ6は、真空状態のエアロッ
クチャンバ1内に搬入される。この後、ウエハ6を大気
側に搬出するため、エアロックチャンバ1はN2 ガスで
ベントされるが、このベント開始時に、シンクロトロン
放射装置11より70〜110nmの波長の放射光がN
2 ガスに照射される。 【効果】 上記放射光の照射によりN2 分子がイオン化
され、このとき生成された正イオン(N2 + )あるいは
N2 分子から放出された電子により、ウエハ6の帯電面
の電荷が中和されるので、静電気によるウエハ6表面へ
のパーティクルの付着が防止される。
Description
【0001】
本考案は、ウエハに不純物イオンを注入するイオン注入装置に関し、特に、イ オン注入処理が行われるターゲットチャンバに隣接して設けられ、注入処理済の ウエハが搬入されるエアロックチャンバを備えているイオン注入装置に関するも のである。
【0002】
イオン注入装置は、不純物をイオン化した後、これを磁界を用いた質量分析法 により選択的に取り出してイオンビームとし、ウエハに照射することで、ウエハ 内に不純物を注入するものであり、半導体プロセスにおいてデバイスの特性を決 定する不純物を任意の量および深さに制御性良く注入できることから、現在の集 積回路の製造に重要な装置になっている。
【0003】 上記イオン注入装置では、ウエハへのイオンビームの照射は、高真空状態のタ ーゲットチャンバにおいて行われる。従って、ターゲットチャンバは、イオン注 入時に高真空状態である必要があり、ウエーハの搬入時および搬出時にターゲッ トチャンバの真空度が低下した場合には、真空ポンプ等によって高真空状態に復 帰させた後にイオン注入を行なうことが必要になる。
【0004】 ところが、ターゲットチャンバを高真空状態に復帰させながらイオン注入を行 なった場合には、ターゲットチャンバが大きな容積を有し、高真空状態への復帰 に長時間を要するため、生産性の低下を招来することになる。そこで、ターゲッ トチャンバの搬入搬出部には、小さな容積のエアロックチャンバが設けられてお り、このエアロックチャンバの内部状態を大気圧と真空とに選択的に切り換える ことにより、ターゲットチャンバ内を常に真空状態に保ったまま、大気側のウエ ハをターゲットチャンバ内に搬入したり、注入処理されたウエハをターゲットチ ャンバから大気側へ取り出すことができるようになっている。
【0005】
ところで、上記エアロックチャンバの内部には、微細な塵(パーティクル)が 多数存在している。パーティクルが発生する原因としては、例えば、ウエハのエ アロックチャンバへの搬入出の際、ウエハの表面に塗布されているレジストが擦 れて剥離したり、あるいは外部(大気側)からパーティクルが侵入すること等が 考えられる。また、エアロックチャンバが真空状態から大気圧状態へと戻される とき、通常、窒素ガスでベントされるが、このベント時にも発塵がある。
【0006】 また、半導体であるウエハの表面は、ターゲットチャンバ内でのイオン注入処 理により帯電する。この帯電されたウエハは、静電気力により帯電表面へ微細な 塵(パーティクル)が付着し易い状態となる。そして、注入処理後、帯電されて パーティクルが付着され易い状態のウエハは、エアロックチャンバ内に搬入され ることになるが、上記のようにエアロックチャンバの内部にはパーティクルが多 数存在しているため、静電気によるウエハ表面へのパーティクルの付着は免れな い。
【0007】 上記ウエハへのパーティクルの付着は、製品の品質や歩留りに著しい悪影響を 及ぼす。特に、最近においては、ウエハの素子構造が微細化され、パーティクル のウエハへの付着低減が極めて重要視されている。
【0008】 本考案は、上記に鑑みなされたものであり、その目的は、静電気によるウエハ 表面へのパーティクルの付着を防止することが可能なイオン注入装置を提供する ことにある。
【0009】
本考案のイオン注入装置は、上記の課題を解決するために、高真空状態のイオ ン注入処理室を形成するターゲットチャンバと、このターゲットチャンバの搬入 出部に設けられ、窒素ガスによりベントが行われるエアロックチャンバとを備え 、上記エアロックチャンバ内を真空状態と大気状態とに選択的に切り替えること により、イオン注入処理室を高真空状態に保持したままイオン注入処理室へのウ エハの搬入出を行うイオン注入装置であって、以下の手段を講じている。
【0010】 即ち、上記エアロックチャンバにおけるベント中に、70〜110nmの波長 の光をエアロックチャンバ内に流入する窒素ガスに照射する光照射手段を備えて いる。
【0011】
上記の構成によれば、高真空状態のイオン注入処理室においてイオン注入処理 が行われたウエハは、帯電してパーティクルが付着し易い状態で、真空状態のエ アロックチャンバ内に搬入される。この後、上記注入処理済ウエハを大気側に搬 出するため、エアロックチャンバを窒素ガスでベントしてチャンバ内を大気状態 に戻すのであるが、このベント開始時には、光照射手段から70〜110nmの 波長の光が発され、この光がエアロックチャンバ内に流入する窒素ガスに照射さ れる。これにより、窒素分子がイオン化し、N2 + が生成される。上記注入処理 済ウエハが正に帯電している場合、窒素分子から放出された電子がウエハの帯電 面の電荷を中和する一方、上記ウエハが負に帯電している場合、N2 + がウエハ の帯電面の電荷を中和する。このように、エアロックチャンバ内において注入処 理済ウエハが除電されるので、静電気によるウエハ表面へのパーティクルの付着 が防止される。
【0012】
本考案の一実施例について図1に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0013】 本実施例に係るイオン注入装置は、エンドステーションにイオン注入処理室を 形成するターゲットチャンバを備えている。ウエハは高真空状態に保たれた上記 イオン注入処理室内のウエハ保持部材に保持されて、イオンビームの照射を受け るようになっている。
【0014】 図1に示すように、上記エアロックチャンバ1は、上記ターゲットチャンバ2 の搬入出部2aに隣接して設けられている。上記エアロックチャンバ1のターゲ ットチャンバ2側の搬入出部1bには、ゲートバルブ4が設けられており、両チ ャンバ1・2間のウエハ6の移動は、このゲートバルブ4を介して行われる。
【0015】 また、エアロックチャンバ1の大気側の搬入出部1cには、チャンバ内と大気 側とを隔離するためのフラップバルブ3が設けられており、カセット5に装着さ れたウエハ6…の大気側への搬出、および大気側からエアロック室1への搬入は 、このフラップバルブ3を介して行なわれる。
【0016】 上記エアロックチャンバ1内の複数のウエハ6…が装着されたカセット5は、 カセット昇降機構9に駆動されて上下移動するようになっている。このカセット 昇降機構9は、エアロック室1の外からカセット5の上下駆動を行うものであり 、駆動モータ9aに駆動されて上下に移動する駆動軸9bは、Oリングにより軸 シールが施されたエアロック室1の底壁を貫通してエアロック室1内へと延びて おり、駆動軸9bの軸端には、カセット5が載置されるステージ9cが設けられ ている。
【0017】 上記エアロックチャンバ1の底部には、真空排気を行う真空ポンプ15とつな がる真空排気バルブ8が設けられている。また、上記エアロックチャンバ1の上 部には、N2 ガス供給部10と接続されているベントバルブ7が取り付けられて おり、ベントバルブ7を開くことにより、ガス流入口1aよりN2 ガスがエアロ ックチャンバ1内に流入するようになっている。
【0018】 また、エアロックチャンバ1の上部には、上記ガス流入口1aよりチャンバ内 に流入するN2 ガスに70〜110nmの波長のシンクロトロン軌道放射光(以 下、放射光と称する)を照射するシンクロトロン放射管を備えたシンクロトロン 放射装置(光照射手段)11が設けられている。尚、図中では、シンクロトロン 放射装置11がエアロックチャンバ1外に設けられ、チャンバ壁に形成された貫 通孔を通して放射光を照射するようになっているが、シンクロトロン放射装置1 1は、エアロックチャンバ1内に設けられていてもよい。また、放射光が直接ウ エハ6に照射された場合、ウエハ6表面が荒れたり、ウエハ6に塗布されている レジストが焼損するので、シンクロトロン放射装置11は、放射光が直接ウエハ 6へ照射されないように設置する必要がある。
【0019】 また、エアロックチャンバ1の外部には、カセット5のエアロックチャンバ1 への搬入出を行う大気側ロボットアーム(図示せず)が設けられていると共に、 ターゲットチャンバ2内には、エアロックチャンバ1とターゲットチャンバ2と の間のウエハ6の搬送を行う真空側ロボットアーム(図示せず)が設けられてい る。これらのロボットアームは、アームの旋回とフォークの伸縮動作とによりウ エハ6の搬送を行うようになっている。
【0020】 また、イオン注入装置のホストコンピュータは、上記のロボットアーム、フラ ップバルブ3、ゲートバルブ4、ベントバルブ7、真空排気バルブ8、カセット 昇降機構9、真空ポンプ15、およびシンクロトロン放射装置11の各動作を制 御して、ウエハ6のターゲットチャンバ2への搬入出を自動的に行わせるように なっている。
【0021】 上記のロボットアーム、フラップバルブ3、ゲートバルブ4、ベントバルブ7 、真空排気バルブ8、カセット昇降機構9、真空ポンプ15、およびシンクロト ロン放射装置11の各動作は、イオン注入装置のホストコンピュータによって制 御され、ウエハ6のターゲットチャンバ2への搬入出は自動的に行われる。この エアロックチャンバ1を介して行われるウエハ6のターゲットチャンバ2への搬 入出動作を以下に説明する。
【0022】 先ず、ゲートバルブ4が閉状態にされ、エアロックチャンバ1が図示しない真 空排気手段によって高真空状態にされることになる。この後、フラップバルブ3 が開かれて、複数のウエハ6…が装着されたカセット5が、大気側ロボットアー ムによってエアロック室1に搬入され、ステージ9cの上面に載置される。
【0023】 次に、フラップバルブ3が閉じられると共に、真空排気バルブ8が開かれ、真 空ポンプ15によりエアロックチャンバ1内が真空状態にされる。この後、ゲー トバルブ4が開かれ、カセット昇降機構9によって、カセット5の高さが1ステ ップ上げられる毎に、真空側ロボットアームによって、ゲートバルブ4の高さと 一致するウエハ6が、カセット5から順次取り出され、ターゲットチャンバ2内 のウエハ保持部材(例えば、複数枚のウエハ6を保持可能な回転ディスク)にセ ットされる。この後、ゲートバルブ4が閉じられ、イオン注入処理が行なわれる 。 注入処理後は、ゲートバルブ4が開かれ、処理されたウエハ6…が、カセッ ト昇降機構9と同期して動作する真空側ロボットアームによって、カセット5の 元のスリットに戻される。尚、イオン注入処理されたウエハ6…の表面は帯電し ており、静電気力により微細な塵(パーティクル)が付着し易い状態になってい る。
【0024】 この後、ゲートバルブ4が閉じられ、続いてベントバルブ7が開かれて、N2 ガスによるベントが開始される。このベントの開始と同時に、ガス流入口1aよ り吐出されるN2 ガスに対して、シンクロトロン放射装置11より放射光が照射 される。
【0025】 上記のように、N2 分子に70〜110nmの波長の放射光が照射されること により、N2 分子はイオン化し、N2 + が生成される。上記ウエハ6…が正に帯 電している場合、N2 分子から放出された電子がウエハ6の帯電面の電荷を中和 する。また、上記ウエハ6…が負に帯電している場合、N2 + がウエハ6の帯電 面の電荷を中和する。ベント開始時の減圧下では、電子やN2 + の移動度が大き いので、電子やN2 + は短時間でウエハ6の帯電面へ到達し、帯電ウエハ6の除 電は短時間で終了する。尚、電子の方がN2 + よりも移動度が大きいので、正に 帯電しているウエハ(以下、正帯電ウエハと称する)を除電するときの方が、負 に帯電しているウエハ(以下、負帯電ウエハと称する)を除電するときよりも除 電時間が短い。
【0026】 このように、ベント開始時にN2 ガスに放射光を照射して分子をイオン化する ことにより、迅速にウエハ6の帯電面の電荷を中和することができ、静電気によ るウエハ表面へのパーティクルの付着が防止される。
【0027】 この後、エアロックチャンバ1内が大気圧状態になると、ベントバルブ7が閉 じられて、フラップバルブ3が開かれ、大気側ロボットアームによって、注入処 理されたウエハ6…を収納したカセット5が大気側に搬出される。続いて注入処 理が行なわれる場合、上記の動作が繰り返されることになる。
【0028】 このように、本実施例のエアロックチャンバは、70〜110nmの波長の放 射光を放射するシンクロトロン放射装置11を備え、ベントに用いられるN2 ガ スに放射光を照射して、N2 分子をイオン化し、これにより生成された正イオン (N2 + )あるいは電子によりウエハ6の帯電面の電荷を中和するようになって いる。したがって、エアロックチャンバ1内に存在するパーティクル、あるいは N2 ガスベント時に発塵するパーティクルが、静電気によってウエハ6の表面へ 付着するのを防止することができ、製品の品質や歩留りの向上を図ることが可能 である。
【0029】 尚、本実施例では、光照射手段としてシンクロトロン放射管を備えたシンクロ トロン放射装置11を用いているが、これに限定されるものではない。即ち、光 照射手段は、70〜110nmの波長の光を放射するものであれば良く、例えば 軟X線管や紫外線管等であっても良い。
【0030】
本考案のイオン注入装置は、以上のように、高真空状態のイオン注入処理室を 形成するターゲットチャンバと、このターゲットチャンバの搬入出部に設けられ 、窒素ガスによりベントが行われるエアロックチャンバとを備え、上記エアロッ クチャンバ内を真空状態と大気状態とに選択的に切り替えることにより、イオン 注入処理室を高真空状態に保持したままイオン注入処理室へのウエハの搬入出を 行うイオン注入装置であって、上記エアロックチャンバにおけるベント中に、7 0〜110nmの波長の光をエアロックチャンバ内に流入する窒素ガスに照射す る光照射手段を備えた構成である。
【0031】 それゆえ、ベント中にエアロックチャンバ内に流入する窒素ガスが70〜11 0nmの波長の光によりイオン化され、この結果正イオン(N2 + )あるいは窒 素分子から放出された電子により、ウエハの帯電面の電荷が中和されるので、静 電気によるウエハ表面へのパーティクルの付着を防止することができるという効 果を奏する。
【図1】本考案の一実施例を示すものであり、エアロッ
クチャンバの概略の縦断面図である。
クチャンバの概略の縦断面図である。
1 エアロックチャンバ 2 ターゲットチャンバ 6 ウエハ 7 ベントバルブ 10 窒素ガス供給部 11 シンクロトロン放射装置(光照射手段)
Claims (1)
- 【請求項1】高真空状態のイオン注入処理室を形成する
ターゲットチャンバと、このターゲットチャンバの搬入
出部に設けられ、窒素ガスによりベントが行われるエア
ロックチャンバとを備え、上記エアロックチャンバ内を
真空状態と大気状態とに選択的に切り替えることによ
り、イオン注入処理室を高真空状態に保持したままイオ
ン注入処理室へのウエハの搬入出を行うイオン注入装置
であって、 上記エアロックチャンバにおけるベント中に、70〜1
10nmの波長の光をエアロックチャンバ内に流入する
窒素ガスに照射する光照射手段を備えていることを特徴
とするイオン注入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4808692U JPH0610360U (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | イオン注入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4808692U JPH0610360U (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | イオン注入装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0610360U true JPH0610360U (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=12793516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4808692U Pending JPH0610360U (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | イオン注入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0610360U (ja) |
-
1992
- 1992-07-09 JP JP4808692U patent/JPH0610360U/ja active Pending
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