JPH06104347B2 - ハニカムパネルの製造方法 - Google Patents

ハニカムパネルの製造方法

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JPH06104347B2
JPH06104347B2 JP13159387A JP13159387A JPH06104347B2 JP H06104347 B2 JPH06104347 B2 JP H06104347B2 JP 13159387 A JP13159387 A JP 13159387A JP 13159387 A JP13159387 A JP 13159387A JP H06104347 B2 JPH06104347 B2 JP H06104347B2
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智章 土橋
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
Yokohama Rubber Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ハニカムパネルの製造方法に係わり、更に
詳しくはハニカムパネルの製造にあたり、大型の高価な
設備を必要とせずに、簡易にハニカムパネルを製造する
ハニカムパネルの製造方法に関するものである。
〔従来技術〕
従来、軽量化を図る目的や、剛性を高めるために使用さ
れているハニカムパネルの製造方法には、種々のものが
提案されている。
前記ハニカムパネルを構成するハニカムコアには、紙を
素材とするペーパハニカムや、軽金属(アルミ等)等を
素材とするアルミハニカム等が知られており、またハニ
カムコアに通気性を持たせるために孔を開けたもの等が
知られている。
更に、ハニカムコアと上下面板とを接着させるために
は、ハニカムコアと上下面板との間に、シート状に成形
された加熱硬化型接着剤を介設し、加熱加圧することに
より一体的に製造させている。
ところで、従来のハニカムパネルの製造方法としては、
第7図及び第8図に示すように、組付台1上に、下面板
2を載置し、この下面板2上にシート状の加熱硬化型接
着剤3を介してハニカムコア4と、その周囲に枠材5を
配設すると共に、ハニカムコア4と枠材5との上面に、
シート状の加熱硬化型接着剤6を介して上面板7を載置
して組み立てる方法、またはハニカムコアの両面に粘着
性の接着剤を塗布したものと上下の面板とを組み合わせ
て製造する方法が知られている。
そして、上記のような加熱硬化型接着剤6を使用して製
造する方法では、バキュームパッド8を備えたバキュー
ムバッグ9により組み立てた製品を密閉状態に包み込
み、そして図示しないバキュームバッグ装置によりバキ
ュームバツド8を介してバキュームバッグ9内を真空状
態にする。
そして、このようにした状態で、第8図に示すように、
オートクレーブと言う加熱加圧装置10内に入れて、内部
真空、外部加圧状態にしてハニカムコア4及び枠材5
に、下面板2と上面板7とを圧着固定させてハニカムパ
ネルを製造していた。このため、製品であるハニカムパ
ネルの接着状態や傷の部分等の検査は、音診,超音波探
傷,レーザーホログラフィー等が採用されている。
この結果、生産性は極めて低く、航空機部品が主体であ
り、またオートクレーブ等の高価で特殊な設備と、検査
に於ける特殊な設備が必要であることから、生産性は更
に低い上に、コストアップとなる問題があり、一般の民
需品として展開が遅れていると言う問題もあった。
〔発明の目的〕
この発明は、かかる従来の問題点に着目して案出された
もので、その目的とするところは簡単な設備で、しかも
容易に製造することが出来ると共に、製品の検査等も簡
易に行うことが出来るハニカムパネルの製造方法を提供
するものである。
〔発明の構成〕
この考案は上記目的を達成するため、通気性を有するハ
ニカムコアの上下部に、加熱硬化型接着剤を介して下面
板と、脱気手段を取付けた上面板を配設すると共に、前
記上下面板の周囲をハニカムコアを封入するようにシー
ルし、前記上下面板内に収容されたハニカムコア内部
を、脱気手段により脱気しながら、かつ加熱硬化炉を所
定時間通過させることにより加熱加圧させて、前記加熱
硬化型接着剤によりハニカムコアと、上下面板とを固定
させ、この状態で前記脱気手段により、ハニカムコア内
部に所定の圧気を供給してハニカムパネルの接着状態
や、空気漏れ等を検査した後、脱気手段の取付け部分を
封止して製品を製造する。このような工程でハニカムパ
ネルを製造することで、ハニカムパネルを安価に、しか
も高価な設備を必要とせずに簡易に製造出来、民需製品
としても適用出来るようにしたことを要旨とするもので
ある。
〔発明の実施例〕
以下添付図面に基いて、この発明の実施例を説明する。
第1図は、この発明を実施したハニカムパネル11の分解
説明図であって、12は断面凹状に形成された下面板、14
は下面板12の凹部にシート状の加熱硬化型接着剤13を介
して載置するペーパーハニカムであって、このペーパー
ハニカム14は、第1図のように六角状のペーパーハニカ
ム14a又は波状に成形されたペーパーハニカム14bを使用
する。
また、15は脱気手段16を取付ける孔を設けた上面板であ
り、前記脱気手段16は、図示しないバキューム装置に接
続される 脱気手段16としては、第1図のように通気孔Pを備えた
脱気パイプ17aまたはフランジを備えた脱気パイプ17b,
更には第6図に示すバルブ内蔵式の短管17cにパイプや
ホース等を介してバキューム装置に接続することにより
使用する。
即ち、第6図に示すバルブ内蔵式の短管17cは、上面板1
5にロー付けまたはシーリング材料により気密的に取付
けられ、また短管17cの先端内部には、弁座18を備えた
筒状の脱気用ノズル19の内壁面に、螺子部20を形成し、
そして前記弁座18上に弁体21を載置すると共に、弁体21
と螺子部20に螺嵌させたスプリングシート22との間に、
一定の弾性力を有するスプリング23を介設する。
また、24は短管17cの上部空間部を閉鎖する蓋体であ
る。
この短管17cは、ペーパーハニカム14の内部を減圧また
は真空として出荷する製品の場合に、ハニカムパネル11
の加圧検査等の終了後に、弁体21とスプリングシート22
及びスプリング23を組み込み、脱気用ノズル19にパイプ
及びホース等でバキューム装置等の減圧手段を接続させ
てペーパーハニカム14の内部を減圧または真空にさせる
ものである。
即ち、減圧または真空の経路中に設けられたON,OFFバル
ブ等で真空回路を閉鎖すると、弁体21はスプリング23の
弾性力により弁座18に押圧されてシールする。従って、
ホース等を外しても、内部真空,外部常圧なので、弁座
18と弁体21は接触し続けてシールされるのである。
そして、上記のようなハニカムパネル11の組みつけ作業
は、下面板12の凹部内にシート状の加熱硬化型接着剤13
を介してペーパーハニカム14aまたは14bを載置し、そし
て、ペーパーハニカム14aまたは14b上に、加熱硬化型接
着剤13aを介して、予め脱気手段16を気密的に取付けた
上面板15を載置し、下面板12と上面板15との周囲を接着
剤目地テープまたは溶接等により気密的にシールする。
このように構成したものが第2図であり、そしてこの組
付け体Xにおけるハニカムコア14aまたは14bの内部を、
第3図に示すようにバキューム装置に接続された脱気手
段16により脱気しながら、かつ図示しない加熱硬化炉を
所定時間通過させることにより加熱加圧させて、前記加
熱硬化型接着剤を硬化させる。
これにより、ハニカムコア14aまたは14bと、上下面板1
2,15とを固定させるのである。
このような工程によりハニカムパネル11を製造すること
により、連続生産が可能となり、生産性を向上させるこ
とが出来るのである。
また、上記のように製品化したハニカムパネル11の内部
加圧検査は、第4図に示すように前記脱気手段16から、
所定の圧力Q(0.01〜0.1kg/cm2)をハニカムパネル11
の内部に注入してハニカムパネル11の膨れを見ることに
より、特別な検査装置を必要とせず簡単に調べることが
出来るのである。
このようにして、検査の終了したハニカムパネル11の製
品は、第5図に示すように前記脱気手段16の脱気パイプ
17aを潰して閉鎖したり、または、上記のように短管17c
を取付けて弁体21により封止させ、かつノズル用の蓋体
24によりシールするのである。
〔発明の効果〕
この発明は、上記のように通気性を有するハニカムコア
の上下部に、加熱硬化型接着剤を介して下面板と、脱気
手段を取付けた上面板を配設すると共に、前記上下面板
の周囲をハニカムコアを封入するようにシールし、前記
上下面板内に収容されたハニカムコア内部を、脱気手段
により脱気しながら、かつ加熱硬化炉を所定時間通過さ
せることにより加熱加圧させて、前記加熱硬化型接着剤
によりハニカムコアと、上下面板とを固定させるように
したので、従来のように高価で大型の特殊な設備を必要
とせずに、簡単にしかも容易にハニカムパネルを製造す
ることが出来、また連続生産が容易であるのでコストダ
ウンを図ることが出来ると共に生産性を向上させること
が出来る効果がある。
更に、ハニカムパネルの最終工程では、脱気手段によ
り、ハニカムコア内部に所定の圧気を供給してハニカム
パネルの接着状態や、空気漏れ等を検査することが出来
るので、特別な検査装置を必要とせずに簡単に検査する
ことが出来信頼性の高いハニカムパネルを製造すること
が出来る。更に、最終製品にてハニカムパネル内の真空
条件が必要な時、欠陥検査及びエアー漏れ検査と修理後
に真空処理が出来るので、信頼性及び歩留りが向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかるハニカムパネルの各構成要素
の分解説明図、第2図はハニカムパネルの組付けた状態
を示す一部断面図、第3図〜第5図は製造工程を示す説
明図、第6図は脱気手段の一部説明図、第7図及び第8
図は従来のハニカムパネルの製造工程を示す説明図であ
る。 11……ハニカムパネル、12……下面板、13……加熱硬化
型接着材、14……ペーパーハニカム、15……上面板、16
……脱気手段、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハニカムコアと、その周囲に配設された枠
    材との上下面に、加熱硬化型接着剤を介して上下面板を
    配設し、前記上下面板と加熱硬化型接着剤とを加熱加圧
    させることにより、ハニカムパネルを製造する方法にお
    いて、通気性を有するハニカムコアの上下部に、加熱硬
    化型接着剤を介して下面板と、脱気手段を取付けた上面
    板を配設すると共に、前記上下面板の周囲をハニカムコ
    アを封入するようにシールし、前記上下面板内に収容さ
    れたハニカムコア内部を、脱気手段により脱気しなが
    ら、かつ加熱硬化炉を所定時間通過させることにより加
    熱加圧させて、前記加熱硬化型接着剤によりハニカムコ
    アと、上下面板とを固定させ、前記脱気手段の取付け部
    分を封止することを特徴とするハニカムパネルの製造方
    法。
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