JPH061053A - インクリボンおよびインクリボンカセット - Google Patents
インクリボンおよびインクリボンカセットInfo
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- JPH061053A JPH061053A JP18863092A JP18863092A JPH061053A JP H061053 A JPH061053 A JP H061053A JP 18863092 A JP18863092 A JP 18863092A JP 18863092 A JP18863092 A JP 18863092A JP H061053 A JPH061053 A JP H061053A
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- ink ribbon
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 充分なインクの含浸量が確保されると共に、
インク含浸リボンの柔軟性も確保され、かつ、インクリ
ボンの損傷防止、ヘッドピンの摩耗防止、多色印字の場
合の混色防止が図られる上、耐久性も極めて良好なイン
クリボンを提供すること、およびそのようなインクリボ
ンを用いたインクリボンカセットを提供することを目的
とする。 【構成】 インクが含浸されあるいはインクを含浸させ
るための織布製リボン(r1)と、その内側に該織布製リボ
ン(r1)とは非固定状態で配置する保護リボン(r2)とから
なるインクリボン、またそのようなインクリボンを装着
したインクリボンカセットである。保護リボン(r2)の周
長は、織布製リボン(r1)の周長と同程度でもよく、織布
製リボン(r1)の周長よりも極端に短かくあるいは長くし
てもよい。
インク含浸リボンの柔軟性も確保され、かつ、インクリ
ボンの損傷防止、ヘッドピンの摩耗防止、多色印字の場
合の混色防止が図られる上、耐久性も極めて良好なイン
クリボンを提供すること、およびそのようなインクリボ
ンを用いたインクリボンカセットを提供することを目的
とする。 【構成】 インクが含浸されあるいはインクを含浸させ
るための織布製リボン(r1)と、その内側に該織布製リボ
ン(r1)とは非固定状態で配置する保護リボン(r2)とから
なるインクリボン、またそのようなインクリボンを装着
したインクリボンカセットである。保護リボン(r2)の周
長は、織布製リボン(r1)の周長と同程度でもよく、織布
製リボン(r1)の周長よりも極端に短かくあるいは長くし
てもよい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インパクト印字用のイ
ンクリボン、およびそのインクリボンを装着したインク
リボンカセットに関するものである。
ンクリボン、およびそのインクリボンを装着したインク
リボンカセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ、ワードプロセッサ等の機
器のプリンタに用いる単色または多色インクリボンとし
て、織布にインクを含浸させたものが広く使われている
る。
器のプリンタに用いる単色または多色インクリボンとし
て、織布にインクを含浸させたものが広く使われている
る。
【0003】印字は、プラテン上の用紙に対してインク
リボンの背後側からヘッドピンで打撃することによりな
される。この場合、印字数が増えるとインクリボンが損
傷することがあり、ヘッドピンの方もインクリボンに担
持されている顔料などにより摩耗することがある。また
多色インクリボンでは、たとえば黒の印字の後に薄色の
印字を行うような場合、ヘッドピンに少量付着した前の
印字のインクにより混色が起こることがある。そこでこ
のようなトラブルを解消すべく、インクリボンの片面に
コーティング層またはフィルム層を設けることが試みら
れている。
リボンの背後側からヘッドピンで打撃することによりな
される。この場合、印字数が増えるとインクリボンが損
傷することがあり、ヘッドピンの方もインクリボンに担
持されている顔料などにより摩耗することがある。また
多色インクリボンでは、たとえば黒の印字の後に薄色の
印字を行うような場合、ヘッドピンに少量付着した前の
印字のインクにより混色が起こることがある。そこでこ
のようなトラブルを解消すべく、インクリボンの片面に
コーティング層またはフィルム層を設けることが試みら
れている。
【0004】たとえば、特開昭59−164177号公
報には、基布の片面にポリウレタン樹脂、ポリエステル
エラストマー、ナイロンエラストマー等の皮膜形成性弾
性樹脂をコーティングしたインクリボンが示されてい
る。
報には、基布の片面にポリウレタン樹脂、ポリエステル
エラストマー、ナイロンエラストマー等の皮膜形成性弾
性樹脂をコーティングしたインクリボンが示されてい
る。
【0005】実開昭58−160166号公報および実
開昭58−160167号公報には、基布表面にポリウ
レタン系のゴム弾性体によるコーティング層を形成した
タイプライターリボンが示されている。
開昭58−160167号公報には、基布表面にポリウ
レタン系のゴム弾性体によるコーティング層を形成した
タイプライターリボンが示されている。
【0006】実開昭60−60255号公報には、合成
繊維布帛の裏面に弗素樹脂シートを裏打ちしたインクリ
ボンが示されている。
繊維布帛の裏面に弗素樹脂シートを裏打ちしたインクリ
ボンが示されている。
【0007】実開昭61−37965号公報には、リボ
ンの片面を非透過性の皮膜で被覆したインクリボンが示
されている。
ンの片面を非透過性の皮膜で被覆したインクリボンが示
されている。
【0008】実開昭62−157251号公報には、布
製リボンとプラスチックフィルムとの二層構造としたイ
ンクリボンが示されている。
製リボンとプラスチックフィルムとの二層構造としたイ
ンクリボンが示されている。
【0009】実開昭63−60651号公報には、基布
の少なくとも片面に金属あるいは絶縁物による薄膜を形
成したインクリボンが示されている。
の少なくとも片面に金属あるいは絶縁物による薄膜を形
成したインクリボンが示されている。
【0010】実開昭63−112049号公報には、プ
ラスチックフィルムの裏打ちを有するワイヤドットイン
パクトプリンタのインクリボンが示されている。
ラスチックフィルムの裏打ちを有するワイヤドットイン
パクトプリンタのインクリボンが示されている。
【0011】基布にフィルムを積層するに際し、両者を
両端縁のみで接着する提案もなされている。
両端縁のみで接着する提案もなされている。
【0012】すなわち、実開昭51−145207号公
報には、インク含浸リボンの片面にプラスチックスフィ
ルムを重ね、両者を両側端で接着した印字用リボンが示
されている。
報には、インク含浸リボンの片面にプラスチックスフィ
ルムを重ね、両者を両側端で接着した印字用リボンが示
されている。
【0013】特開昭64−31670号公報には、織布
製リボンの片面に高分子フィルム製リボンが積層され、
かつ両者が両端縁において溶着した構成を有するインク
リボンが示されている。
製リボンの片面に高分子フィルム製リボンが積層され、
かつ両者が両端縁において溶着した構成を有するインク
リボンが示されている。
【0014】本出願人の出願にかかる特開昭64−31
670号公報には、織布製リボンの片面に高分子フィル
ムが積層され、かつ織布製リボンと高分子フィルム製リ
ボンとがそれぞれの両端において溶着した構成を有する
インクリボンが示されている。
670号公報には、織布製リボンの片面に高分子フィル
ムが積層され、かつ織布製リボンと高分子フィルム製リ
ボンとがそれぞれの両端において溶着した構成を有する
インクリボンが示されている。
【0015】同じく本出願人の出願にかかる特開平4−
73181号公報には、織布製リボンの片面に、薄手の
織布に高分子による被覆層を設けた織布入り薄膜リボン
が重ねられ、かつ両者が、少なくとも端縁部またはボー
ダーライン部で一体化した構成を有するインクリボンが
示されている。
73181号公報には、織布製リボンの片面に、薄手の
織布に高分子による被覆層を設けた織布入り薄膜リボン
が重ねられ、かつ両者が、少なくとも端縁部またはボー
ダーライン部で一体化した構成を有するインクリボンが
示されている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにインクリ
ボンの片面全面にコーティング層またはフィルムなどの
保護層を設けると、インクリボンの損傷防止、ヘッドピ
ンの摩耗防止、多色印字の場合の混色防止の各効果が期
待できるが、設置した保護層の存在により基布へのイン
クの含浸量が小さくなる上、インクリボン自体の柔軟性
が損なわれる傾向があり、その結果この方法は余り普及
していないのが現状である。
ボンの片面全面にコーティング層またはフィルムなどの
保護層を設けると、インクリボンの損傷防止、ヘッドピ
ンの摩耗防止、多色印字の場合の混色防止の各効果が期
待できるが、設置した保護層の存在により基布へのイン
クの含浸量が小さくなる上、インクリボン自体の柔軟性
が損なわれる傾向があり、その結果この方法は余り普及
していないのが現状である。
【0017】基布に保護フィルムを積層するに際し、両
者を両端縁のみで接着する方法は、基布へのインク含浸
量の低下を防止できる上、インクリボン自体の柔軟性も
確保できる。しかしながらこの方法を実際に試みてみる
と、印字数が少ないうちは期待する効果が得られるもの
の、印字数が多くなるにつれて保護フィルムにしわや歪
みを生じたり基布からの剥離を生じ、そのため保護フィ
ルムがリボンを走行駆動するギアのところに引っかかっ
てリボンの走行が円滑に行われないようになり、インク
リボンの同じ所で印字が行われるなどのトラブルを生ず
ることがある。そのため、印字数の増加が要求されてい
るのに、かえって印字数が減少したりするなど耐久性の
点で問題があり、この方法は所期の目的を充分には達成
していない。
者を両端縁のみで接着する方法は、基布へのインク含浸
量の低下を防止できる上、インクリボン自体の柔軟性も
確保できる。しかしながらこの方法を実際に試みてみる
と、印字数が少ないうちは期待する効果が得られるもの
の、印字数が多くなるにつれて保護フィルムにしわや歪
みを生じたり基布からの剥離を生じ、そのため保護フィ
ルムがリボンを走行駆動するギアのところに引っかかっ
てリボンの走行が円滑に行われないようになり、インク
リボンの同じ所で印字が行われるなどのトラブルを生ず
ることがある。そのため、印字数の増加が要求されてい
るのに、かえって印字数が減少したりするなど耐久性の
点で問題があり、この方法は所期の目的を充分には達成
していない。
【0018】本発明は、このような背景下において、充
分なインクの含浸量が確保されると共に、インク含浸リ
ボンの柔軟性も確保され、かつ、インクリボンの損傷防
止、ヘッドピンの摩耗防止、多色印字の場合の混色防止
が図られる上、耐久性も極めて良好なインクリボンを提
供すること、およびそのようなインクリボンを用いたイ
ンクリボンカセットを提供することを目的とするもので
ある。
分なインクの含浸量が確保されると共に、インク含浸リ
ボンの柔軟性も確保され、かつ、インクリボンの損傷防
止、ヘッドピンの摩耗防止、多色印字の場合の混色防止
が図られる上、耐久性も極めて良好なインクリボンを提
供すること、およびそのようなインクリボンを用いたイ
ンクリボンカセットを提供することを目的とするもので
ある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のインクリボン
は、インクが含浸されあるいはインクを含浸させるため
の織布製リボン(r1)と、その内側に該織布製リボン(r1)
とは非固定状態で配置する保護リボン(r2)とからなるも
のである。
は、インクが含浸されあるいはインクを含浸させるため
の織布製リボン(r1)と、その内側に該織布製リボン(r1)
とは非固定状態で配置する保護リボン(r2)とからなるも
のである。
【0020】また本発明のインクリボンカセットは、イ
ンクが含浸されあるいはインクを含浸させるための織布
製リボン(r1)と、その内側に該織布製リボン(1) とは非
固定状態で配置する保護リボン(r2)とを装着してなるも
のである。
ンクが含浸されあるいはインクを含浸させるための織布
製リボン(r1)と、その内側に該織布製リボン(1) とは非
固定状態で配置する保護リボン(r2)とを装着してなるも
のである。
【0021】以下本発明を詳細に説明する。
【0022】織布製リボン(r1)用の原反は、ポリアミド
やポリエステルのマルチフィラメント糸を経糸および緯
糸として用いて製織することにより得られる。一般的に
は、たとえば、40d/34f、30d/26f、30
d/12fというようなマルチフィラメント糸を用いる
が、もちろんこれらに限定されるものではない。また、
極細繊維や超極細繊維でできた糸も用いることができ
る。
やポリエステルのマルチフィラメント糸を経糸および緯
糸として用いて製織することにより得られる。一般的に
は、たとえば、40d/34f、30d/26f、30
d/12fというようなマルチフィラメント糸を用いる
が、もちろんこれらに限定されるものではない。また、
極細繊維や超極細繊維でできた糸も用いることができ
る。
【0023】織布製リボン(r1)は、エンドレスリボン、
つまりテープの両端をつないでループとしたものを用い
ることができる。しかしながら、シームレスリボン、つ
まり袋織りにより得られた筒状の織布を巾方向にスリッ
トしたシームレスリボンが特に好ましい。このシームレ
スリボンは、継ぎ目がないのでピンの引っかかりがな
く、印字の鮮明性、インクリボンの耐久性、リボンカセ
ットのコンパクト化(継ぎ目がある場合はヘッドが継ぎ
目に来る頻度を減らすため周長を大きくしなければなら
ないが、シームレスの場合はループ周長の径を小さくで
きる。)の点で、エンドレスリボンに比し著しくすぐれ
ているからである。
つまりテープの両端をつないでループとしたものを用い
ることができる。しかしながら、シームレスリボン、つ
まり袋織りにより得られた筒状の織布を巾方向にスリッ
トしたシームレスリボンが特に好ましい。このシームレ
スリボンは、継ぎ目がないのでピンの引っかかりがな
く、印字の鮮明性、インクリボンの耐久性、リボンカセ
ットのコンパクト化(継ぎ目がある場合はヘッドが継ぎ
目に来る頻度を減らすため周長を大きくしなければなら
ないが、シームレスの場合はループ周長の径を小さくで
きる。)の点で、エンドレスリボンに比し著しくすぐれ
ているからである。
【0024】織布製リボン(r1)は、単色リボンであって
も多色リボンであってもよい。多色の場合は、予め長手
方向にボーダーラインを設け、各ボーダーラインではさ
まれた領域にそれぞれの色のインクを含浸させるように
する。
も多色リボンであってもよい。多色の場合は、予め長手
方向にボーダーラインを設け、各ボーダーラインではさ
まれた領域にそれぞれの色のインクを含浸させるように
する。
【0025】保護リボン(r2)としては、 高分子フィルム、 薄手の織布に保護材による被覆または含浸層を設け
たもの、が好適に用いられ、特に後者のの方が実用性
が高い。
たもの、が好適に用いられ、特に後者のの方が実用性
が高い。
【0026】の高分子フィルムとしては、ポリウレタ
ン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポ
リ塩化ビニリデン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ
オレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、セルロース系
高分子などがあげられ、これらの中では、ポリウレタン
系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリア
ミド系エラストマー、ポリオレフィン系エラストマーな
どの弾性樹脂フィルム、殊にポリウレタン系エラストマ
ーのフィルムが重要である。
ン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポ
リ塩化ビニリデン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ
オレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、セルロース系
高分子などがあげられ、これらの中では、ポリウレタン
系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリア
ミド系エラストマー、ポリオレフィン系エラストマーな
どの弾性樹脂フィルム、殊にポリウレタン系エラストマ
ーのフィルムが重要である。
【0027】における薄手の織布としては、ポリアミ
ド繊維、ポリエステル繊維をはじめとする種々の繊維で
できた糸で織られた織布が用いられ、殊に、自己復元力
にすぐれたポリアミド繊維製の織布が重要である。薄手
であることが要求されるので、経糸および緯糸として
は、20d以下、さらには15d以下のものを用いるこ
とが好ましい。
ド繊維、ポリエステル繊維をはじめとする種々の繊維で
できた糸で織られた織布が用いられ、殊に、自己復元力
にすぐれたポリアミド繊維製の織布が重要である。薄手
であることが要求されるので、経糸および緯糸として
は、20d以下、さらには15d以下のものを用いるこ
とが好ましい。
【0028】またにおける保護材による被覆または含
浸層とは、薄手の織布にコーティング、含浸、ラミネー
ト等の手段により保護材の層を設けたものを言う。ここ
で保護材としては、たとえば、ポリアミド系、ポリエス
テル系、ポリウレタン系、ポリ塩化ビニリデン系、ポリ
塩化ビニル系、フッ素樹脂系、有機ケイ素樹脂系、ポリ
オレフィン系、ポリスチレン系、セルロース系高分子な
どの高分子や、パラフィン、ろう、低分子量ポリオレフ
ィン、シリコーン、二硫化モリブデンなどが用いられ
る。場合により、樹脂液を付着させた糸を用いて製織を
行い、製織後に付着樹脂を高分子化して被覆層とするこ
ともできる。
浸層とは、薄手の織布にコーティング、含浸、ラミネー
ト等の手段により保護材の層を設けたものを言う。ここ
で保護材としては、たとえば、ポリアミド系、ポリエス
テル系、ポリウレタン系、ポリ塩化ビニリデン系、ポリ
塩化ビニル系、フッ素樹脂系、有機ケイ素樹脂系、ポリ
オレフィン系、ポリスチレン系、セルロース系高分子な
どの高分子や、パラフィン、ろう、低分子量ポリオレフ
ィン、シリコーン、二硫化モリブデンなどが用いられ
る。場合により、樹脂液を付着させた糸を用いて製織を
行い、製織後に付着樹脂を高分子化して被覆層とするこ
ともできる。
【0029】保護リボン(r2)の周長は、織布製リボン(r
1)の周長と同程度としてもよく、これより短かくしても
よく、これより長くしてもよい。カセット内のリボン収
容個所のスペースには制限があるので、耐久性を重視す
るときには保護リボン(r2)の周長をできるだけ長くし、
コンパクト性を重視するときには保護リボン(r2)の周長
をできるだけ短かくするというように、目的に応じて織
布製リボン(r1)および保護リボン(r2)の周長を設定す
る。
1)の周長と同程度としてもよく、これより短かくしても
よく、これより長くしてもよい。カセット内のリボン収
容個所のスペースには制限があるので、耐久性を重視す
るときには保護リボン(r2)の周長をできるだけ長くし、
コンパクト性を重視するときには保護リボン(r2)の周長
をできるだけ短かくするというように、目的に応じて織
布製リボン(r1)および保護リボン(r2)の周長を設定す
る。
【0030】インクリボンカセットには、この保護リボ
ン(r1)を上記の織布製リボン(r1)の内側に該織布製リボ
ン(r1)とは非固定状態で配置する。この場合、(イ)保
護リボン(r2)を後述の駆動輪(2) を通して走行させる方
法、(ロ)保護リボン(r2)を後述の駆動輪(2) を通すこ
となく走行させる方法、のいずれもが採用される。
ン(r1)を上記の織布製リボン(r1)の内側に該織布製リボ
ン(r1)とは非固定状態で配置する。この場合、(イ)保
護リボン(r2)を後述の駆動輪(2) を通して走行させる方
法、(ロ)保護リボン(r2)を後述の駆動輪(2) を通すこ
となく走行させる方法、のいずれもが採用される。
【0031】上記(ロ)の場合には、保護リボン(r1)が
織布製リボン(r1)の駆動走行につれて走行するようにす
るため、織布製リボン(r1)との接触時に適度の摩擦力な
いし粘着力を有するようにの高分子フィルムの種類や
の保護材の種類を選択することが望ましい。
織布製リボン(r1)の駆動走行につれて走行するようにす
るため、織布製リボン(r1)との接触時に適度の摩擦力な
いし粘着力を有するようにの高分子フィルムの種類や
の保護材の種類を選択することが望ましい。
【0032】本発明のインクリボンおよびカセットは、
コンピュータ、ワードプロセッサ等のプリンタに用いる
インクリボンおよびカセットとして有用である。
コンピュータ、ワードプロセッサ等のプリンタに用いる
インクリボンおよびカセットとして有用である。
【0033】
【作用】本発明のインクリボンにあっては、織布製リボ
ン(r1)の内側に保護リボン(r2)が位置しているので、印
字に際してのヘッドピンの突出は保護リボン(r2)を介し
て行われ、ヘッドピンがインク層と直接接触するのが防
止される。そのため、ピン数が多く尖鋭化したピンによ
る印字にも充分に対応することができ、ヘッドピンの摩
耗防止、多色印字の場合の混色防止が図られる。
ン(r1)の内側に保護リボン(r2)が位置しているので、印
字に際してのヘッドピンの突出は保護リボン(r2)を介し
て行われ、ヘッドピンがインク層と直接接触するのが防
止される。そのため、ピン数が多く尖鋭化したピンによ
る印字にも充分に対応することができ、ヘッドピンの摩
耗防止、多色印字の場合の混色防止が図られる。
【0034】加えて織布製リボン(r1)と保護リボン(r2)
とは完全に分離されているので、保護リボン(r2)は織布
製リボン(r1)へのインクの含浸量に悪影響を与えず、ま
た織布製リボン(r1)の柔軟性を阻害することもない。
とは完全に分離されているので、保護リボン(r2)は織布
製リボン(r1)へのインクの含浸量に悪影響を与えず、ま
た織布製リボン(r1)の柔軟性を阻害することもない。
【0035】織布製リボン(r1)と保護リボン(r2)とが分
離状態にあることは、ヘッドピンの打撃が保護リボン(r
2)に吸収されて、その影響が織布製リボン(r1)には伝わ
らないことを意味し、インクリボンの耐久性は極めて良
好となる。
離状態にあることは、ヘッドピンの打撃が保護リボン(r
2)に吸収されて、その影響が織布製リボン(r1)には伝わ
らないことを意味し、インクリボンの耐久性は極めて良
好となる。
【0036】
【実施例】次に実施例をあげて本発明をさらに説明す
る。
る。
【0037】実施例1 図1は本発明のインクリボンおよびインクリボンカセッ
トの一例を模式的に示した説明図である。
トの一例を模式的に示した説明図である。
【0038】(1) はケース、(2) は駆動輪、(3) はイン
ク移行用回転体兼用の従動輪、(4)はフェルトでできた
角形のインクタンク、(5) はベアリングやスプリング等
の狭溢体である。(R) はインクリボンであり、織布製リ
ボン(r1)と保護リボン(r2)とからなる。なお、従動輪
(3) とは別個にインク移行用回転体を設けたり、インク
タンク(4) として円形のものを用いることもできる。
ク移行用回転体兼用の従動輪、(4)はフェルトでできた
角形のインクタンク、(5) はベアリングやスプリング等
の狭溢体である。(R) はインクリボンであり、織布製リ
ボン(r1)と保護リボン(r2)とからなる。なお、従動輪
(3) とは別個にインク移行用回転体を設けたり、インク
タンク(4) として円形のものを用いることもできる。
【0039】経糸および緯糸として40dのナイロンマ
ルチフィラメント糸を用い、袋織り法によりシームレス
織布を得た後、常法により精練、カレンダー加工を行っ
てから径方向に溶断し、織布製リボン(r1)を得た。
ルチフィラメント糸を用い、袋織り法によりシームレス
織布を得た後、常法により精練、カレンダー加工を行っ
てから径方向に溶断し、織布製リボン(r1)を得た。
【0040】一方、経糸および緯糸として5dまたは1
0dのナイロンマルチフィラメント糸を用い、袋織り法
によりシームレス織布を得た。この薄手のシームレス織
布に、ポリウレタン樹脂液のコーティングまたは含浸を
行った後、硬化させ、ついで径方向に溶断することによ
り、保護リボン(r2)を作製した。
0dのナイロンマルチフィラメント糸を用い、袋織り法
によりシームレス織布を得た。この薄手のシームレス織
布に、ポリウレタン樹脂液のコーティングまたは含浸を
行った後、硬化させ、ついで径方向に溶断することによ
り、保護リボン(r2)を作製した。
【0041】上記の織布製リボン(r1)および保護リボン
(r2)の周長は、後者が前者よりかなり短かくなるように
設定した。
(r2)の周長は、後者が前者よりかなり短かくなるように
設定した。
【0042】両者を図1のようにカセットに装着し、織
布製リボン(r1)と保護リボン(r2)の走行路が全く別路と
なるようにした。保護リボン(r2)は、織布製リボン(r1)
との接触摩擦により織布製リボン(r1)の走行に合わせて
走行することになる。
布製リボン(r1)と保護リボン(r2)の走行路が全く別路と
なるようにした。保護リボン(r2)は、織布製リボン(r1)
との接触摩擦により織布製リボン(r1)の走行に合わせて
走行することになる。
【0043】このインクリボンカセットをプリンターに
装着して印字を行ったところ、少なくとも200万キャ
ラクタの印字が可能であり、印字の鮮明度も好ましいも
のであった。
装着して印字を行ったところ、少なくとも200万キャ
ラクタの印字が可能であり、印字の鮮明度も好ましいも
のであった。
【0044】実施例2 図2は本発明のインクリボンおよびインクリボンカセッ
トの他の一例を模式的に示した説明図である。
トの他の一例を模式的に示した説明図である。
【0045】経糸および緯糸として40dのナイロンマ
ルチフィラメント糸を用い、袋織り法によりシームレス
織布を得た後、常法により精練、カレンダー加工を行っ
てから径方向に溶断し、織布製リボン(r1)を得た。
ルチフィラメント糸を用い、袋織り法によりシームレス
織布を得た後、常法により精練、カレンダー加工を行っ
てから径方向に溶断し、織布製リボン(r1)を得た。
【0046】一方、経糸および緯糸として5dまたは1
0dのナイロンマルチフィラメント糸を用い、袋織り法
によりシームレス織布を得た。この薄手のシームレス織
布にパラフィンワックスを溶融状態でコーティングした
後、加熱体を接触させてパラフィンワックスを内部にま
で含浸させた。これを径方向に溶断することにより、保
護リボン(r2)を作製した。
0dのナイロンマルチフィラメント糸を用い、袋織り法
によりシームレス織布を得た。この薄手のシームレス織
布にパラフィンワックスを溶融状態でコーティングした
後、加熱体を接触させてパラフィンワックスを内部にま
で含浸させた。これを径方向に溶断することにより、保
護リボン(r2)を作製した。
【0047】実施例1と同様に、織布製リボン(r1)の周
長に比し保護リボン(r2)の周長をかなり短かくなるよう
に設定した。
長に比し保護リボン(r2)の周長をかなり短かくなるよう
に設定した。
【0048】両者を図2のようにカセットに装着し、織
布製リボン(r1)と保護リボン(r2)の走行路が全く別路と
なるようにした。保護リボン(r2)は、織布製リボン(r1)
との接触摩擦により織布製リボン(r1)の走行に合わせて
走行することになる。
布製リボン(r1)と保護リボン(r2)の走行路が全く別路と
なるようにした。保護リボン(r2)は、織布製リボン(r1)
との接触摩擦により織布製リボン(r1)の走行に合わせて
走行することになる。
【0049】このインクリボンカセットをプリンターに
装着して印字を行ったところ、少なくとも200万キャ
ラクタの印字が可能であり、印字の鮮明度も好ましいも
のであった。
装着して印字を行ったところ、少なくとも200万キャ
ラクタの印字が可能であり、印字の鮮明度も好ましいも
のであった。
【0050】実施例3 図3は本発明のインクリボンおよびインクリボンカセッ
トのさらに他の一例を模式的に示した説明図である。
トのさらに他の一例を模式的に示した説明図である。
【0051】経糸および緯糸として40dのナイロンマ
ルチフィラメント糸を用い、袋織り法によりシームレス
織布を得た後、常法により精練、カレンダー加工を行っ
てから径方向に溶断し、織布製リボン(r1)を得た。この
織布製リボン(r1)にボーダーラインを付してから、該ボ
ーダーラインで区分けされたゾーンに異なる色のインク
のインキングを行った。
ルチフィラメント糸を用い、袋織り法によりシームレス
織布を得た後、常法により精練、カレンダー加工を行っ
てから径方向に溶断し、織布製リボン(r1)を得た。この
織布製リボン(r1)にボーダーラインを付してから、該ボ
ーダーラインで区分けされたゾーンに異なる色のインク
のインキングを行った。
【0052】一方、経糸および緯糸として5dまたは1
0dのナイロンマルチフィラメント糸を用い、袋織り法
によりシームレス織布を得た。この薄手のシームレス織
布に、ポリテトラフルオロエチレンのディスパージョン
を含浸させた後、乾燥した。ついでこれを径方向に溶断
することにより、保護リボン(r2)を作製した。
0dのナイロンマルチフィラメント糸を用い、袋織り法
によりシームレス織布を得た。この薄手のシームレス織
布に、ポリテトラフルオロエチレンのディスパージョン
を含浸させた後、乾燥した。ついでこれを径方向に溶断
することにより、保護リボン(r2)を作製した。
【0053】上記の織布製リボン(r1)および保護リボン
(r2)の周長は、それぞれ900mm、1500mmとなるよ
うに設定した。
(r2)の周長は、それぞれ900mm、1500mmとなるよ
うに設定した。
【0054】そして両者を図3のようにカセットに装着
し、保護リボン(r2)も駆動輪(2) および従動輪(3) によ
り走行するようにした。
し、保護リボン(r2)も駆動輪(2) および従動輪(3) によ
り走行するようにした。
【0055】このインクリボンカセットをプリンターに
装着して印字を行ったが、印字の鮮明度、混色防止性、
ヘッドピンの摩耗防止性は極めて良好であり、インクリ
ボンの寿命まで円滑な印字が可能であった。
装着して印字を行ったが、印字の鮮明度、混色防止性、
ヘッドピンの摩耗防止性は極めて良好であり、インクリ
ボンの寿命まで円滑な印字が可能であった。
【0056】実施例4 図4は本発明のインクリボンおよびインクリボンカセッ
トの別の一例を模式的に示した説明図である。
トの別の一例を模式的に示した説明図である。
【0057】織布製リボン(r1)および保護リボン(r2)の
周長をそれぞれ1500mm、900mmとなるように設定
したほかは実施例3を繰り返した。
周長をそれぞれ1500mm、900mmとなるように設定
したほかは実施例3を繰り返した。
【0058】印字の鮮明度、混色防止性、ヘッドピンの
摩耗防止性は極めて良好であり、インクリボンの寿命ま
で円滑な印字が可能であった。
摩耗防止性は極めて良好であり、インクリボンの寿命ま
で円滑な印字が可能であった。
【0059】
【発明の効果】本発明のインクリボンは、(a) 織布性リ
ボンに対するインクの含浸量が小さくなったり、織布性
リボン自体の柔軟性を損なうことがないこと、(b) 織布
性リボンの損傷防止、ヘッドピンの摩耗防止、多色印字
の場合の混色防止が図られること、(c) リボンの耐久性
が極めて良好であること、などのすぐれた効果を奏す
る。
ボンに対するインクの含浸量が小さくなったり、織布性
リボン自体の柔軟性を損なうことがないこと、(b) 織布
性リボンの損傷防止、ヘッドピンの摩耗防止、多色印字
の場合の混色防止が図られること、(c) リボンの耐久性
が極めて良好であること、などのすぐれた効果を奏す
る。
【図1】本発明のインクリボンおよびインクリボンカセ
ットの一例を模式的に示した説明図である。
ットの一例を模式的に示した説明図である。
【図2】本発明のインクリボンおよびインクリボンカセ
ットの他の一例を模式的に示した説明図である。
ットの他の一例を模式的に示した説明図である。
【図3】本発明のインクリボンおよびインクリボンカセ
ットのさらに他の一例を模式的に示した説明図である。
ットのさらに他の一例を模式的に示した説明図である。
【図4】本発明のインクリボンおよびインクリボンカセ
ットの別の一例を模式的に示した説明図である。
ットの別の一例を模式的に示した説明図である。
(1) …ケース、 (2) …駆動輪、 (3) …従動輪、 (4) …インクタンク、 (5) …狭溢体、 (R) …インクリボン、 (r1)…織布製リボン、(r2)…保護リボン
Claims (2)
- 【請求項1】インクが含浸されあるいはインクを含浸さ
せるための織布製リボン(r1)と、その内側に該織布製リ
ボン(r1)とは非固定状態で配置する保護リボン(r2)とか
らなるインクリボン。 - 【請求項2】インクが含浸されあるいはインクを含浸さ
せるための織布製リボン(r1)と、その内側に該織布製リ
ボン(1) とは非固定状態で配置する保護リボン(r2)とを
装着してなるインクリボンカセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18863092A JPH061053A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | インクリボンおよびインクリボンカセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18863092A JPH061053A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | インクリボンおよびインクリボンカセット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH061053A true JPH061053A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=16227066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18863092A Withdrawn JPH061053A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | インクリボンおよびインクリボンカセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061053A (ja) |
-
1992
- 1992-06-22 JP JP18863092A patent/JPH061053A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990831 |