JPH06105506A - コアレスコイルの製造方法 - Google Patents
コアレスコイルの製造方法Info
- Publication number
- JPH06105506A JPH06105506A JP4279476A JP27947692A JPH06105506A JP H06105506 A JPH06105506 A JP H06105506A JP 4279476 A JP4279476 A JP 4279476A JP 27947692 A JP27947692 A JP 27947692A JP H06105506 A JPH06105506 A JP H06105506A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jig
- coil
- molding
- coil piece
- coreless
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- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 断線を低減して良好に組み立てを行うことが
できるコアレスコイルの製造方法を提供する。 【構成】 まず、通電などにより概略のR成形がコイル
片40に行われる。成形後のコイル片40は、治具62
から突出した位置出しピン64に所定の間隔で取り付け
られる。内周側に治具66が被覆して設けられた治具6
8が、コイル片40の周囲にはめ込まれる。治具60,
68はしんちゅう,治具62,66はテフロンによって
形成されている。この状態で、熱硬化樹脂を注入し、全
体をオーブンなどの加熱装置で加熱すると、治具間の線
膨張係数の差からコイル片40に矢印F3,F4で示す
押圧力が作用するようになり、全体としてR成形が行わ
れる。同時に、熱硬化樹脂が円筒状に固まってコアレス
コイルが得られる。
できるコアレスコイルの製造方法を提供する。 【構成】 まず、通電などにより概略のR成形がコイル
片40に行われる。成形後のコイル片40は、治具62
から突出した位置出しピン64に所定の間隔で取り付け
られる。内周側に治具66が被覆して設けられた治具6
8が、コイル片40の周囲にはめ込まれる。治具60,
68はしんちゅう,治具62,66はテフロンによって
形成されている。この状態で、熱硬化樹脂を注入し、全
体をオーブンなどの加熱装置で加熱すると、治具間の線
膨張係数の差からコイル片40に矢印F3,F4で示す
押圧力が作用するようになり、全体としてR成形が行わ
れる。同時に、熱硬化樹脂が円筒状に固まってコアレス
コイルが得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラシレスモータにお
けるコイルの製造方法の改良にかかり、更に具体的に
は、ハードディスクなどのディスク媒体を回転駆動する
ブラシレスモータに好適なコアレスコイルの製造方法に
関する。
けるコイルの製造方法の改良にかかり、更に具体的に
は、ハードディスクなどのディスク媒体を回転駆動する
ブラシレスモータに好適なコアレスコイルの製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】ブラシレスモータでは、鉄損の軽減や小
型・軽量化などの理由からコアレスコイルが使用される
ことがある。図5には、コアレスコイルを用いたブラシ
レスモータの一例が示されている。この図は、軸方向断
面の右半分を示したものである。。同図において、シャ
フト10には、ベアリング12,14を介してベアリン
グホルダを兼ねた断面略コ字状のハブ16が回転自在に
取り付けられている。シャフト10は、下方でモータベ
ース18に連続しており、このモータベース18がHD
Dのシャーシ(図示せず)に固定されている。
型・軽量化などの理由からコアレスコイルが使用される
ことがある。図5には、コアレスコイルを用いたブラシ
レスモータの一例が示されている。この図は、軸方向断
面の右半分を示したものである。。同図において、シャ
フト10には、ベアリング12,14を介してベアリン
グホルダを兼ねた断面略コ字状のハブ16が回転自在に
取り付けられている。シャフト10は、下方でモータベ
ース18に連続しており、このモータベース18がHD
Dのシャーシ(図示せず)に固定されている。
【0003】次に、ハブ16の下側外周にはディスクホ
ルダ20が形成されており、ハブ上方からハードディス
ク22がはめ込まれている。ハードディスク22は、更
にクランパ24,26によって狭持されている。ハード
ディスク22に対するアクセスは、ヘッド28によって
その両面に行われるようになっている。
ルダ20が形成されており、ハブ上方からハードディス
ク22がはめ込まれている。ハードディスク22は、更
にクランパ24,26によって狭持されている。ハード
ディスク22に対するアクセスは、ヘッド28によって
その両面に行われるようになっている。
【0004】次に、モータベース18の底部には、コア
レスコイル30がハブ16に対して適宜のクリアランス
をもって設けられている。また、ハブ16の内側には、
コアレスコイル30と適宜のクリアランスをもってマグ
ネット32が対向配置されている。コアレスコイル30
は、図6に示すようにコイル片30Aを樹脂モールドし
て形成されており、コア(鉄芯)を持たないために鉄損
が発生しないという利点がある。
レスコイル30がハブ16に対して適宜のクリアランス
をもって設けられている。また、ハブ16の内側には、
コアレスコイル30と適宜のクリアランスをもってマグ
ネット32が対向配置されている。コアレスコイル30
は、図6に示すようにコイル片30Aを樹脂モールドし
て形成されており、コア(鉄芯)を持たないために鉄損
が発生しないという利点がある。
【0005】コアレスコイル30に通電方向を制御しつ
つ電流を流すと、コアレスコイル30の発生磁界とマグ
ネット32による磁界とが作用してハブ16が回転する
ようになる。これにより、ヘッド28に対してハードデ
ィスク22が回転することになる。ヘッド28は、図5
の左右方向に移動して所望のトラックにアクセスする。
つ電流を流すと、コアレスコイル30の発生磁界とマグ
ネット32による磁界とが作用してハブ16が回転する
ようになる。これにより、ヘッド28に対してハードデ
ィスク22が回転することになる。ヘッド28は、図5
の左右方向に移動して所望のトラックにアクセスする。
【0006】このようなコアレスコイルは、従来図7に
示すような方法で製造されている。同図(A)の#7−
#7線に沿った断面が同図(B)に示されている。ま
ず、同図(A)の平板コイル片40を、巻枠を用いて銅
線42を巻くかあるいは空心で銅線42を巻くことによ
って形成する。そして、このコイル片40を、同図
(C)に示す金型による成形用治具44,46の中にセ
ットする。
示すような方法で製造されている。同図(A)の#7−
#7線に沿った断面が同図(B)に示されている。ま
ず、同図(A)の平板コイル片40を、巻枠を用いて銅
線42を巻くかあるいは空心で銅線42を巻くことによ
って形成する。そして、このコイル片40を、同図
(C)に示す金型による成形用治具44,46の中にセ
ットする。
【0007】そして、同図に矢印FAで示すように治具
44に対して治具46を押圧すると、治具44,46の
表面形状に沿って、コイル片40が同図(D)に鎖線で
示すように湾曲してR成形される。次に、矢印FBで示
すように、治具内にモールド樹脂を充填して熱硬化処理
を行い、コイル片40をモールド成形すると、図6に示
したようなコアレスコイル30が得られる。
44に対して治具46を押圧すると、治具44,46の
表面形状に沿って、コイル片40が同図(D)に鎖線で
示すように湾曲してR成形される。次に、矢印FBで示
すように、治具内にモールド樹脂を充填して熱硬化処理
を行い、コイル片40をモールド成形すると、図6に示
したようなコアレスコイル30が得られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来のコアレスコイルの製造方法では、コイル片
のR成形を良好に行うことができず、断線が生ずること
がある。このため、生産効率が低下し、コスト的にも不
利となる。本発明は、これらの点に着目したもので、断
線を低減して良好に組み立てを行うことができるコアレ
スコイルの製造方法を提供することを、その目的とす
る。
ような従来のコアレスコイルの製造方法では、コイル片
のR成形を良好に行うことができず、断線が生ずること
がある。このため、生産効率が低下し、コスト的にも不
利となる。本発明は、これらの点に着目したもので、断
線を低減して良好に組み立てを行うことができるコアレ
スコイルの製造方法を提供することを、その目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の1つは、温度を
上昇させた状態でコイル片に概略のR成形を施す第1の
工程と、線膨張係数の異なる材料を組み合わせた円筒状
の治具であって、加熱すると線膨張係数の差によって押
圧力が生ずる治具に、前記第1の工程によって得たR成
形後のコイル片を円筒状に配置するとともに、熱硬化樹
脂を充填した後に加熱を行ってR成形及び樹脂成形を行
う第2の工程とを含むことを特徴とする。
上昇させた状態でコイル片に概略のR成形を施す第1の
工程と、線膨張係数の異なる材料を組み合わせた円筒状
の治具であって、加熱すると線膨張係数の差によって押
圧力が生ずる治具に、前記第1の工程によって得たR成
形後のコイル片を円筒状に配置するとともに、熱硬化樹
脂を充填した後に加熱を行ってR成形及び樹脂成形を行
う第2の工程とを含むことを特徴とする。
【0010】他の発明は、温度を上昇させた状態でコイ
ル片に所要のR成形を施す第1の工程と、所定の配線パ
ターンとランド部が形成されたFPC上に前記第1の工
程によって得たR成形後のコイル片を必要数取り付ける
とともに、取り付け後FPCを円筒状に曲折して樹脂成
形を行う第2の工程とを含むことを特徴とする。
ル片に所要のR成形を施す第1の工程と、所定の配線パ
ターンとランド部が形成されたFPC上に前記第1の工
程によって得たR成形後のコイル片を必要数取り付ける
とともに、取り付け後FPCを円筒状に曲折して樹脂成
形を行う第2の工程とを含むことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の1つによれば、まずコイル片は、例え
ば通電や送風による温度が上昇した状態で概略のR成形
が行われる。次に、R成形後のコイル片は、線膨張係数
の異なる材料,例えばしんちゅうとテフロンを組み合わ
せた成形用治具内に円筒状に配置される。そして、熱硬
化樹脂の充填の後、加熱処理が行われる。すると、線膨
張係数の差からコイル片が押圧されて更にR成形される
とともに、熱硬化樹脂が硬化するようになる。
ば通電や送風による温度が上昇した状態で概略のR成形
が行われる。次に、R成形後のコイル片は、線膨張係数
の異なる材料,例えばしんちゅうとテフロンを組み合わ
せた成形用治具内に円筒状に配置される。そして、熱硬
化樹脂の充填の後、加熱処理が行われる。すると、線膨
張係数の差からコイル片が押圧されて更にR成形される
とともに、熱硬化樹脂が硬化するようになる。
【0012】他の発明によれば、温度が上昇した状態で
コイル片に必要なR成形が行われる。成形後のコイル片
は、予め必要な配線パターンとランド部が形成されたF
PCに取り付けられる。そして、このFPCを円筒状に
折曲げた後、樹脂成形が行われる。
コイル片に必要なR成形が行われる。成形後のコイル片
は、予め必要な配線パターンとランド部が形成されたF
PCに取り付けられる。そして、このFPCを円筒状に
折曲げた後、樹脂成形が行われる。
【0013】
【実施例】以下、本発明によるコアレスコイルの製造方
法の一実施例について、添付図面を参照しながら説明す
る。なお、上述した従来技術と同一又は従来技術に対応
するの構成部分には、同一の符号を用いることとする。 <第1実施例>最初に、図1乃至図3を参照しながら本
発明の第1実施例について説明する。上述した図7
(A)に示したコイル片40には、まず図1に示す治具
で概略のR成形が行われる。同図において、R成形用治
具は、凹形状であって第1の曲率の表面を有する治具5
0と、凸形状であって第2の曲率の表面を有する治具5
2とによって構成されている。コイル片40は、これら
の治具50,52間に配置される。そして、電源54に
よる通電あるいは矢印F1で示す温風による加熱を行い
つつ、治具50,52を矢印F2方向に移動してコイル
片40を押圧する。
法の一実施例について、添付図面を参照しながら説明す
る。なお、上述した従来技術と同一又は従来技術に対応
するの構成部分には、同一の符号を用いることとする。 <第1実施例>最初に、図1乃至図3を参照しながら本
発明の第1実施例について説明する。上述した図7
(A)に示したコイル片40には、まず図1に示す治具
で概略のR成形が行われる。同図において、R成形用治
具は、凹形状であって第1の曲率の表面を有する治具5
0と、凸形状であって第2の曲率の表面を有する治具5
2とによって構成されている。コイル片40は、これら
の治具50,52間に配置される。そして、電源54に
よる通電あるいは矢印F1で示す温風による加熱を行い
つつ、治具50,52を矢印F2方向に移動してコイル
片40を押圧する。
【0014】これにより、コイル片40は、図7(D)
に示すようにR成形される。なお、曲率の程度は必ずし
も最終寸法でなくてよい。このように、加熱を行いつつ
コイル片40の押圧が行われるので、断線の発生は良好
に低減される。また、成形後の戻りなどもほとんど生じ
ない。
に示すようにR成形される。なお、曲率の程度は必ずし
も最終寸法でなくてよい。このように、加熱を行いつつ
コイル片40の押圧が行われるので、断線の発生は良好
に低減される。また、成形後の戻りなどもほとんど生じ
ない。
【0015】次に、以上のようにして概略のR成形が行
われたコイル片40に対し、図2及び図3に示す治具に
よるR成形が行われる。図2は治具平面の断面図であ
り、同図の#3−#3線に沿った断面が図3に示されて
いる。これらの図において、中央には円柱状の治具60
が用意され、これの外側には治具62が被覆して設けら
れている。治具60には、例えばしんちゅうなどのよう
な比較的線膨張係数の小さい材料が用いられており、治
具62には、テフロンなどのような比較的線膨張係数が
大きい材料が用いられている。また、治具62からは、
コイル片を取り付けるための位置出しピン64が所定位
置に突出して設けられている。
われたコイル片40に対し、図2及び図3に示す治具に
よるR成形が行われる。図2は治具平面の断面図であ
り、同図の#3−#3線に沿った断面が図3に示されて
いる。これらの図において、中央には円柱状の治具60
が用意され、これの外側には治具62が被覆して設けら
れている。治具60には、例えばしんちゅうなどのよう
な比較的線膨張係数の小さい材料が用いられており、治
具62には、テフロンなどのような比較的線膨張係数が
大きい材料が用いられている。また、治具62からは、
コイル片を取り付けるための位置出しピン64が所定位
置に突出して設けられている。
【0016】前記概略のR成形が行われたコイル片40
は、治具62から突出した位置出しピン64に所定の間
隔で取り付けられる。そして、内周側に治具66が被覆
して設けられた治具68が、コイル片40の周囲にはめ
込まれる。なお、治具66には、テフロンなどのような
比較的線膨張係数が大きい材料が用いられており、治具
68には、例えばしんちゅうなどのような比較的線膨張
係数の小さい材料が用いられている。
は、治具62から突出した位置出しピン64に所定の間
隔で取り付けられる。そして、内周側に治具66が被覆
して設けられた治具68が、コイル片40の周囲にはめ
込まれる。なお、治具66には、テフロンなどのような
比較的線膨張係数が大きい材料が用いられており、治具
68には、例えばしんちゅうなどのような比較的線膨張
係数の小さい材料が用いられている。
【0017】このような状態で、治具62,66間の空
隙部分に熱硬化樹脂を注入するとともに、全体をオーブ
ンなどの加熱装置で加熱する。すると、まず内径側で
は、治具60に対して治具62の線膨張係数が大きいた
め、治具60の大きさがほとんど変化しないのに対し、
治具62が大きく膨張するようになる。このため、治具
62は、図3に矢印F3で示すように外側,すなわちコ
イル片40側に膨張するようになる。
隙部分に熱硬化樹脂を注入するとともに、全体をオーブ
ンなどの加熱装置で加熱する。すると、まず内径側で
は、治具60に対して治具62の線膨張係数が大きいた
め、治具60の大きさがほとんど変化しないのに対し、
治具62が大きく膨張するようになる。このため、治具
62は、図3に矢印F3で示すように外側,すなわちコ
イル片40側に膨張するようになる。
【0018】他方、外径側では、治具68に対して治具
66の線膨張係数が大きいため、治具68の大きさがほ
とんど変化しないのに対し、治具66が大きく膨張する
ようになる。このため、治具66は、図3に矢印F4で
示すように内側,すなわちコイル片40側に押されるよ
うになる。
66の線膨張係数が大きいため、治具68の大きさがほ
とんど変化しないのに対し、治具66が大きく膨張する
ようになる。このため、治具66は、図3に矢印F4で
示すように内側,すなわちコイル片40側に押されるよ
うになる。
【0019】これらの治具60,62,66,68の作
用によって、コイル片40は矢印F3,F4の方向に押
圧されることになり、全体としてR成形が行われる。同
時に、熱硬化樹脂が円筒状に固まるようになるので、図
6に示したコアレスコイルが良好な寸法形状で得られる
ことになる。
用によって、コイル片40は矢印F3,F4の方向に押
圧されることになり、全体としてR成形が行われる。同
時に、熱硬化樹脂が円筒状に固まるようになるので、図
6に示したコアレスコイルが良好な寸法形状で得られる
ことになる。
【0020】次に、成形後、コアレスコイルを治具から
取り外す。このとき、コイル側の治具62,66がいず
れもテフロンによって形成されているので、熱硬化樹脂
が治具62,66付着するなどの不都合は生じない。こ
の後、自然冷却(又は強制冷却)が行われ、上述した治
具は冷却後所望の寸法に戻る。これによって、所望寸法
のコアレスコイルが得られ、かつ、簡単に治具から取り
外すことができる。
取り外す。このとき、コイル側の治具62,66がいず
れもテフロンによって形成されているので、熱硬化樹脂
が治具62,66付着するなどの不都合は生じない。こ
の後、自然冷却(又は強制冷却)が行われ、上述した治
具は冷却後所望の寸法に戻る。これによって、所望寸法
のコアレスコイルが得られ、かつ、簡単に治具から取り
外すことができる。
【0021】このように、第1実施例によれば、コイル
片に対し、最初に加熱状態で仮のR成形が行われる。そ
して、その成形後のコイル片に対し、線膨張係数の差を
利用した治具を用いて加熱状態での成形と樹脂モールド
とが同時に行われる。このため、断線の発生は良好に低
減されるようになり、生産性も向上する。
片に対し、最初に加熱状態で仮のR成形が行われる。そ
して、その成形後のコイル片に対し、線膨張係数の差を
利用した治具を用いて加熱状態での成形と樹脂モールド
とが同時に行われる。このため、断線の発生は良好に低
減されるようになり、生産性も向上する。
【0022】<第2実施例>次に、図4を参照しながら
本発明の第2実施例について説明する。この実施例で
は、同図に示すようなFPC(Flexible Printed Circu
it)70が用いられる。このFPC70内には、スタ
ー,デルタなどの所要の配線パターンが行われており、
コイル片の端末(巻始め及び巻終わり)との接続点は、
ランド部72が形成されている。
本発明の第2実施例について説明する。この実施例で
は、同図に示すようなFPC(Flexible Printed Circu
it)70が用いられる。このFPC70内には、スタ
ー,デルタなどの所要の配線パターンが行われており、
コイル片の端末(巻始め及び巻終わり)との接続点は、
ランド部72が形成されている。
【0023】このようなFPC70に対して、図1の方
法で所定曲率のR成形を行ったコイル片40が両面テー
プや接着剤などを用いて取り付られる(同図矢印F5参
照)。そして、各コイル片40の端末は、該当するラン
ド部72にハンダ付けして固定される。このようしてコ
イル片40が所定数取り付けられたFPC70を、同図
の矢印F6で示すように折曲げて端部70A,70Bを
接続するとともに、樹脂によるモールド成形を行うと、
図6に示したコアレスコイルが得られる。駆動回路(図
示せず)との接続は、リード部74によって行われる。
法で所定曲率のR成形を行ったコイル片40が両面テー
プや接着剤などを用いて取り付られる(同図矢印F5参
照)。そして、各コイル片40の端末は、該当するラン
ド部72にハンダ付けして固定される。このようしてコ
イル片40が所定数取り付けられたFPC70を、同図
の矢印F6で示すように折曲げて端部70A,70Bを
接続するとともに、樹脂によるモールド成形を行うと、
図6に示したコアレスコイルが得られる。駆動回路(図
示せず)との接続は、リード部74によって行われる。
【0024】本実施例によれば、コイル片間の渡り線の
接続がFPCによって行われるので、接続処理やモール
ド処理が大幅に簡略化されるとともに、渡り線の断線も
防止される。また、モータ組み込み時の渡り線とギャッ
プとの当りが生じないなどの利点も生ずる。
接続がFPCによって行われるので、接続処理やモール
ド処理が大幅に簡略化されるとともに、渡り線の断線も
防止される。また、モータ組み込み時の渡り線とギャッ
プとの当りが生じないなどの利点も生ずる。
【0025】<他の実施例>なお、本発明は、何ら上記
実施例に限定されるものではなく、例えば次のようなも
のも含まれる。 前記実施例はコイル片が6個の場合であるが、その数
は必要に応じて変更してよい。 各コイル片を接続するFPCの配線パターンは、スタ
ー,デルタなど必要に応じて適宜設定してよい。また、
この配線パターンと、各コイル片の端末を接続するラン
ド部も、回路設計上適宜変更してよい。 線膨張係数が異なる材料として、しんちゅうとテフロ
ン以外の材料を用いてよい。 本発明を適用して製造したコアレスコイルを適用する
モータは特に限定されないが、ハードディスクなどのデ
ィスク媒体を回転駆動するスピンドルモータなどが好適
である。
実施例に限定されるものではなく、例えば次のようなも
のも含まれる。 前記実施例はコイル片が6個の場合であるが、その数
は必要に応じて変更してよい。 各コイル片を接続するFPCの配線パターンは、スタ
ー,デルタなど必要に応じて適宜設定してよい。また、
この配線パターンと、各コイル片の端末を接続するラン
ド部も、回路設計上適宜変更してよい。 線膨張係数が異なる材料として、しんちゅうとテフロ
ン以外の材料を用いてよい。 本発明を適用して製造したコアレスコイルを適用する
モータは特に限定されないが、ハードディスクなどのデ
ィスク媒体を回転駆動するスピンドルモータなどが好適
である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるコア
レスコイルの製造方法によれば、次のような効果があ
る。 (1)コイル片に予め概略のR成形を施すとともに、線
膨張係数の差を利用して押圧を行う治具にコイル片を取
り付けて熱硬化樹脂の充填後に加熱処理を行うこととし
たので、断線の発生が良好に低減され、生産性も向上す
る。 (2)コイル片に所要のR成形を施すとともに、これら
をFPCに取り付けて円筒状とした後に樹脂成形するこ
ととしたので、コイル片間の接続処理やモールド処理が
大幅に簡略化されるとともに、渡り線の断線も防止され
る。
レスコイルの製造方法によれば、次のような効果があ
る。 (1)コイル片に予め概略のR成形を施すとともに、線
膨張係数の差を利用して押圧を行う治具にコイル片を取
り付けて熱硬化樹脂の充填後に加熱処理を行うこととし
たので、断線の発生が良好に低減され、生産性も向上す
る。 (2)コイル片に所要のR成形を施すとともに、これら
をFPCに取り付けて円筒状とした後に樹脂成形するこ
ととしたので、コイル片間の接続処理やモールド処理が
大幅に簡略化されるとともに、渡り線の断線も防止され
る。
【図1】本発明によるコアレスコイルの製造方法の第1
実施例の工程の1つを示す説明図である。
実施例の工程の1つを示す説明図である。
【図2】前記第1実施例の工程の1つを示す説明図であ
る。
る。
【図3】図2の#3−#3線に沿った端面を示す説明図
である。
である。
【図4】本発明の第2実施例の工程の1つを示す説明図
である。
である。
【図5】コアレスコイルを使用するブラシレスモータの
一例を示す説明図である。
一例を示す説明図である。
【図6】コアレスコイルの一例を示す説明図である。
【図7】従来のコアレスコイルの製造方法を示す説明図
である。
である。
40…コイル片、50,52,60,62,66,68
…治具、54…電源、64…位置出しピン、70…FP
C、70A,70B…端部、72…ランド部、74…リ
ード部。
…治具、54…電源、64…位置出しピン、70…FP
C、70A,70B…端部、72…ランド部、74…リ
ード部。
Claims (2)
- 【請求項1】 温度を上昇させた状態でコイル片に概略
のR成形を施す第1の工程と、線膨張係数の異なる材料
を組み合わせた円筒状の治具であって、加熱すると線膨
張係数の差によって押圧力が生ずる治具に、前記第1の
工程によって得たR成形後のコイル片を円筒状に配置す
るとともに、熱硬化樹脂を充填した後に加熱を行ってR
成形及び樹脂成形を行う第2の工程とを含むことを特徴
とするコアレスコイルの製造方法。 - 【請求項2】 温度を上昇させた状態でコイル片に所要
のR成形を施す第1の工程と、所定の配線パターンとラ
ンド部が形成されたFPC上に前記第1の工程によって
得たR成形後のコイル片を必要数取り付けるとともに、
取り付け後FPCを円筒状に曲折して樹脂成形を行う第
2の工程とを含むことを特徴とするコアレスコイルの製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4279476A JPH06105506A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | コアレスコイルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4279476A JPH06105506A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | コアレスコイルの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06105506A true JPH06105506A (ja) | 1994-04-15 |
Family
ID=17611586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4279476A Pending JPH06105506A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | コアレスコイルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06105506A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100601491B1 (ko) * | 2004-01-15 | 2006-07-14 | 주식회사서영테크 | 축 방향 자속 영구자석형 코어리스 기기의 전기자 권선의제조방법 |
| KR101338162B1 (ko) * | 2012-05-10 | 2013-12-06 | (주)키네모숀 | 코일 어셈블리 제조를 위한 지그 조립체 및 이를 이용한 제조방법 |
| JP2017107924A (ja) * | 2015-12-07 | 2017-06-15 | 株式会社東芝 | モールドコイルの製造方法 |
| CN115816722A (zh) * | 2022-10-24 | 2023-03-21 | 许继变压器有限公司 | 一种变压器绝缘筒的定型装置及制造方法 |
-
1992
- 1992-09-24 JP JP4279476A patent/JPH06105506A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100601491B1 (ko) * | 2004-01-15 | 2006-07-14 | 주식회사서영테크 | 축 방향 자속 영구자석형 코어리스 기기의 전기자 권선의제조방법 |
| KR101338162B1 (ko) * | 2012-05-10 | 2013-12-06 | (주)키네모숀 | 코일 어셈블리 제조를 위한 지그 조립체 및 이를 이용한 제조방법 |
| JP2017107924A (ja) * | 2015-12-07 | 2017-06-15 | 株式会社東芝 | モールドコイルの製造方法 |
| CN115816722A (zh) * | 2022-10-24 | 2023-03-21 | 许继变压器有限公司 | 一种变压器绝缘筒的定型装置及制造方法 |
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