JPH0610609U - 保持具 - Google Patents

保持具

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JPH0610609U
JPH0610609U JP5627092U JP5627092U JPH0610609U JP H0610609 U JPH0610609 U JP H0610609U JP 5627092 U JP5627092 U JP 5627092U JP 5627092 U JP5627092 U JP 5627092U JP H0610609 U JPH0610609 U JP H0610609U
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elastic
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clip
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JP5627092U
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晋 阿曽
正英 佐藤
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Togo Seisakusho Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保持具の取り外し作業が容易に行うことがで
きるようにする。 【構成】 装着孔5の内部に突出する一対の弾性爪6に
より、保持具1の軸部22の先端に形成された係合部2
3と係合させるようにしたものにおいて、軸部22には
張り出し片24を形成しておき、保持具1全体を張り出
し片24と弾性爪6とが対応する位置まで軸周りに回転
させたときに、弾性爪6の弾発力によって保持具1全体
が浮き上がるようにしておく。これによって、作業者は
浮き上がった保持具1をつまんで引き出すことができる
ため、容易に取り外し作業を行うことができ、作業性の
向上が図られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、保持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動車の各種配管をボディパネルPに固定するためのものとして、従 来よりチューブクリップと呼ばれる樹脂製のクリップCが用いられてきた(図1 参照)。同図に示されるように、クリップCの表面にはシート材15が被せられ 、クリップC自体の保護が図られることが多いため、図10に示すようなシート 材15に対する押さえ用の保持具44が併用されてきた。このため、クリップC には装着孔40が貫通しており、内部には一対の弾性爪41が斜め下向きに突出 形成されている。一方、保持具44は装着孔40に差し込まれて抜け止めをなす 軸部42と、装着孔40より大径に形成された頭部43とから構成されている。 そして、軸部42は先端が逆円錐状に形成されており、ここに両弾性爪41が係 合することで保持具44の抜け止めがなされるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、配管の交換等の必要が生じた場合には、クリップCを取り外さねば ならず、このためにはまず保持具44を抜き取ってシート材15を外さねばなら ない。 しかしながら、保持具44を抜き取る場合、現実には図10に示すように、ド ライバーDの先端を頭部43とシート材15との間に差し込んで、頭部43を無 理に持ち上げるようなことが行われており、このため、作業が非常に煩わしくま たドライバーDによってシート材15やクリップCを損傷させてしまうこともあ った。対策としては、頭部43に引っ張り操作用のつまみを突出しておき、作業 者が強引に引き抜く、といったことも考えられないではないが、高さ方向に制約 があるような使用場所ではそのような突起物を設定できない。また、このような 対策を施しても引き抜き荷重は相当に大きなものであり、作業性の向上は何等期 待できない。
【0004】 本考案はこうした事情に鑑みて開発工夫されたものであり、その目的とすると ころは取り外しの作業性に優れる保持具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本考案の構成は、装着孔へ差し込み可能な軸部と 、軸部の上端において装着孔より大径に形成された頭部とからなり、前記軸部に は、装着孔の内壁から斜め下向きに突出する少なくとも一対の弾性爪が係合する 係合部が、周方向に沿って形成されるとともに、前記軸部における係合部より上 位には軸部を軸周りでかつ前記弾性爪と適合する位置まで回転操作したときに、 前記弾性爪の弾発力により前記頭部を浮き上がらせる方向へ保持具全体を持ち上 げるテーパー状の張り出し片が突出形成されていることを特徴とするものである 。
【0006】
【作用】
したがって、保持具の軸部が装着孔に差し込まれている状態では、軸部の係合 部が弾性爪と係合して保持具全体が抜け止め状態にある。保持具を取り外す場合 には、頭部を軸周りに回転させ、弾性爪を張り出し片のテーパー部分と適合させ ると、弾性爪が外方へ押しやられて撓み変形する。このとき弾性爪によってもた らされる弾発力は軸部を押し上げる方向に作用するため、保持具全体が持ち上げ られて頭部を自動的に浮き上がらせる。
【0007】
【考案の効果】
本考案の効果は次のようである。保持具の回転操作によって自動的に頭部を浮 き上がらせることができるため、頭部をつまみ上げることで容易に保持具を抜き 取ることができる。したがって、取り外しの作業性を向上させることができる。
【0008】
【実施例】 以下、本考案を具体化した実施例を図面にしたがって詳細に説明する。図1は 自動車の各種配管TをボディパネルP側に保持させるためのクリップCおよび保 持具1を示している。クリップCは合成樹脂材により一体に成形されており、ボ ディパネルPから立設されたスタッドボルト2を利用してボディ側への固定が行 われる。すなわち、クリップCの一方の端部(図1の右側の端部)には固定部3 0が配置されており、ここにはボルト挿通孔31が貫通して形成されている。そ して、その内壁の下部には一対の仮止め爪7が形成されており、スタッドボルト 2に対して係合してクリップC全体をボディパネルPに対して仮止め状態で保持 することができる。また、ボディパネルPへの本止めの際には、スタッドボルト 2に対してナット部材9のねじ込みがなされる。ナット部材9は、ボルト挿通孔 31より大径でかつ固定部30の上面に密着する押さえ片10を有し、その上面 にはスタッドボルト2に対してねじ込み可能な六角頭部12が同軸で形成されて いる。
【0009】 上記した固定部30と共にクリップCを構成するチューブ保持部4は、異種の 径の配管Tに対応できるよう、複数個の保持凹部13が並列配置されている。そ して、それぞれには内向きでかつ撓み変形可能な抜け止め爪14が設けられてい る。これらについては、いずれも公知の構成であるため、詳しい説明は省略する 。 図1に示すように、チューブ保持部4の上面には軟質樹脂製のシート材15が 被せられ、自動車の走行中に飛んでくる石等によってクリップCが損傷しないよ うにしている。そして、シート材15の固定のために保持具1が用いられ、シー ト材15の上面からチューブ保持部4に対して保持具1が差し込まれる。すなわ ち、チューブ保持部4の中央部には保持具1が差し込まれる装着孔5が貫通して おり、この装着孔5の上部は小径部5aとなっている。また、小径部5aの下部 開口縁からは斜め下向きに一対の弾性爪6が突出して形成されている。
【0010】 一方、保持具1は装着孔5より大径に形成された押さえ板19を有し、その上 面には図2に示すように、プラスドライバーDの差し込みのための十字溝20が 凹設されている。一方、押さえ板19の下面には装着孔5の小径部5aとほぼ密 着するがた止め部21が形成され、さらにその下面には軸部22を介在して逆円 錐状の係合部23が形成され、この係合部23の段差部分に前記した弾性爪6と それぞれ弾性的に係合するようになっている。そして、軸部22には係合部23 と押さえ板19の間に一対の張り出し片24が対称位置でかつそれぞれ縦向きに 突出形成されている。また、両張り出し片24は図4等に示すように、係合部2 3の外形の傾斜と連続する勾配に形成された(テーパー部25)後、そのままの 高さで軸部22と平行にして形成されている。但し、張り出し片24の先端は図 6に示すように、鋭利に形成されており、不完全な係合状態のままで保持されな いよう、弾性爪6と係合しにくくしてある。
【0011】 次に、上記のように形成された第1実施例の作用と効果を具体的に説明する。 図1に示す状態から、保持具1に取り外しの必要が生じた場合には、ドライバー Dを押さえ板19の十字溝20に差し込んで保持具1全体を回転操作する。すな わち、図3に示すように、保持具1がクリップCの装着孔5に差し込まれている 状態では、両弾性爪6が係合部23の段差部分に係合しているが、保持具1が両 弾性爪6と張り出し片24とが適合する位置まで回転すると、両弾性爪6は張り 出し片24のテーパー部25の勾配にならって、外方へ押しやられるように撓み 変形する(図4状態)。このときには、両弾性爪6の弾発力はテーパー部25に 垂直に作用するため、その垂直分力によって保持具1全体が自動的に持ち上げら れる(図5状態)。この結果、押さえ板19がシート材15から浮き上がり、こ の状態に保持される。
【0012】 したがって、作業者は押さえ板19をつまむことができ、保持具1を容易に引 き抜くことができる。つまり、本例の保持具1によれば単に押さえ板19の回転 操作だけで保持具1の引き抜きを容易にするため、取り外しの作業性が向上する 。また、押さえ板19が自動的に浮き上がるため、押さえ板19に引き抜き操作 のための手段を突出させる必要がなくなる。このことは、保持具1が設けられる 箇所が高さ方向に制約がある場合において、特に有効なものとなる。さらに、従 来のようにドライバーをこじいれるようなことも不要となるため、シート材15 やクリップCなどを損傷させてしまう虞れもない。さらにまた、本例では張り出 し片24の先端を鋭利に形成したため、張り出し片24と弾性爪6とが適合する 位置で保持具1の差し込みが行われても、これらが誤って係合することがなく、 自動的に正規の位置で係合するように矯正される効果も得られる。
【0013】 なお、本例では保持具1をシート材15の押さえとして使用したが、押さえの 機能は別途チューブ保持部4側に設け、保持具1は単にブラインドキャップとし て使用するようにしてもよい。また、クリップCについては特に形状等は限定さ れるべきものでなく、例えばボディパネルPに対する固定手段としても種々変更 可能であり、具体的には図7および図8に示すような実施例(第2実施例)も考 慮される。 この例のクリップCは、ボディパネルPに対する固定手段として抜け止め脚部 26を本体27から垂設し、ボディパネルPの差し込み孔28へ挿入可能に形成 されている。抜け止め脚部26は対称位置に撓み変形可能な係止爪片29を有し 、これらが差し込み孔28に係合することで保持具1全体の抜け止めがなされる ようにしたものである。
【0014】 他の構成は第1実施例と同様であり、もって同様の作用効果を発揮することが できる。 図9は本考案の第3実施例を示すものであり、この例の保持具1は弾性爪6に 対する係止位置を変更できるよう、係止段縁30を複数段設定したものである。 他は第1,第2実施例と同様であり、同様の作用効果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】配管の保持状態を示す断面図
【図2】クリップと保持具の斜視図
【図3】保持具と抜け止め爪との係合状態を拡大して示
す断面図
【図4】保持具を回転操作した状態を拡大して示す断面
【図5】保持具の浮き上がり状態を拡大して示す断面図
【図6】張り出し片部分を示す平断面図
【図7】第2実施例を示す分解斜視図
【図8】ボディパネルへの固定状況を示す断面図
【図9】第3実施例の保持具を示す正面図
【図10】従来の保持具の問題点を示す断面図
【符号の説明】
1…保持具 5…装着孔 6…弾性爪 19…押さえ片 24…張り出し片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装着孔へ差し込み可能な軸部と、軸部の
    上端において装着孔より大径に形成された頭部とからな
    り、 前記軸部には、装着孔の内壁から斜め下向きに突出する
    少なくとも一対の弾性爪が係合する係合部が、周方向に
    沿って形成されるとともに、前記軸部における係合部よ
    り上位には軸部を軸周りでかつ前記弾性爪と適合する位
    置まで回転操作したときに、前記弾性爪の弾発力により
    前記頭部を浮き上がらせる方向へ保持具全体を持ち上げ
    るテーパー状の張り出し片が突出形成されていることを
    特徴とする保持具。
JP1992056270U 1992-07-17 1992-07-17 保持具 Expired - Fee Related JP2577880Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5452583U (ja) * 1977-09-20 1979-04-11
JPS63172220U (ja) * 1987-04-27 1988-11-09

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5452583U (ja) * 1977-09-20 1979-04-11
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JP2577880Y2 (ja) 1998-08-06

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