JPH0610612U - 樹脂ナット保持構造 - Google Patents
樹脂ナット保持構造Info
- Publication number
- JPH0610612U JPH0610612U JP5557892U JP5557892U JPH0610612U JP H0610612 U JPH0610612 U JP H0610612U JP 5557892 U JP5557892 U JP 5557892U JP 5557892 U JP5557892 U JP 5557892U JP H0610612 U JPH0610612 U JP H0610612U
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- holder
- insertion hole
- shaft
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 樹脂ナットにより油圧、空圧チューブ等用の
ホルダを床面等の固定部に取り付ける構造において、樹
脂ナットによりホルダを緩みを生ずることなく確実に保
持できるようにした樹脂ナットの保持構造の提供。 【構成】 チューブ等のホルダ1に設けられた挿通孔5
に挿通される軸部6と、ホルダ1に係止される頭部8と
を有し、軸部6には床面C等の固定部に取り付けられた
スタッドボルトFに嵌合する嵌合孔9を設けてなる樹脂
ナット4の保持構造であって、樹脂ナット4の軸部6と
その挿通孔5の内面との間には、樹脂ナット4の少なく
とも緩み方向の回転を規制する、例えば軸部に設けられ
た弾性係止爪10とこれが係合する挿通孔5の内面に設
けられた溝5aとからなる係止機構を設けて、樹脂ナッ
ト4の緩みを防止する。
ホルダを床面等の固定部に取り付ける構造において、樹
脂ナットによりホルダを緩みを生ずることなく確実に保
持できるようにした樹脂ナットの保持構造の提供。 【構成】 チューブ等のホルダ1に設けられた挿通孔5
に挿通される軸部6と、ホルダ1に係止される頭部8と
を有し、軸部6には床面C等の固定部に取り付けられた
スタッドボルトFに嵌合する嵌合孔9を設けてなる樹脂
ナット4の保持構造であって、樹脂ナット4の軸部6と
その挿通孔5の内面との間には、樹脂ナット4の少なく
とも緩み方向の回転を規制する、例えば軸部に設けられ
た弾性係止爪10とこれが係合する挿通孔5の内面に設
けられた溝5aとからなる係止機構を設けて、樹脂ナッ
ト4の緩みを防止する。
Description
【0001】
この考案は例えば車両において、油圧、空圧等のチューブ用のホルダを床面等 に取り付けるために利用される樹脂ナットの保持構造に関する。
【0002】
図8に示した樹脂ナットAは、油圧、空圧等の集合配管(図示しない)用のホ ルダBを図9に示すように車両ボデーの床面Cに取り付けるために利用されるも ので、ホルダBに形成された当該樹脂ナットAの挿通孔Dの上方において下端部 外周を挿通孔Dの上端に接続状態で一体形成されている。樹脂ナットAはホルダ Bの上面に対する係止のための鍔部Eを有する頭部A1と、挿通孔Dへの挿通の ための軸部A2とを備えており、軸部A2には床面Cに立設固定されたスタッド ボルトFとの嵌合孔が形成されている。
【0003】 このようなホルダBはその挿通孔DにスタッドボルトFが挿通した状態で床面 C上に載置され、樹脂ナットAに圧入力を加え、もしくはインパクトレンチによ る回転力を加えると、樹脂ナットAはホルダBから容易に離脱し、同時に軸部A 2がスタッドボルトDに嵌合して頭部A1の鍔部EがホルダBの上面に係止され 、もってホルダBを床面Cに固定するものである。
【0004】 ところで、このような樹脂ナットAにおいては、締め付けトルクにより頭部A 1と軸部A2とが分離しないように、鍔部Eとこれに連続する軸部A2との間の 部位を曲面状に形成するとともに、その曲率を大きな値に設定する必要が有り、 それに伴って、軸部A2の外径はホルダBの挿通孔Dの内径と比較してかなり小 さな径に設定されている。
【0005】
ところが上記従来の樹脂ナットAにおいては、ホルダBの保持状態において、 軸部A2と挿通孔Dの内周との間に大きな隙間が生じ、このため、振動等により 樹脂ナットAが経時的に緩み、ホルダBを確実に保持できなくなる欠点を有して いた。
【0006】
上記従来技術の課題を解決するため、本考案の樹脂ナット保持構造は、チュー ブ等のホルダに設けられた挿通孔に挿通される軸部と、前記ホルダに係止される 頭部とを有し、前記軸部には床面等の固定部に取り付けられたスタッドボルトに 嵌合する嵌合孔を設けてなる樹脂ナットの保持構造であって、前記樹脂ナットの 前記軸部と前記挿通孔の内面との間には、前記樹脂ナットの前記スタッドボルト に対する少なくとも緩み方向の回転を規制する係止機構を設けて構成される。
【0007】
本考案の樹脂ナット保持構造では、樹脂ナットはその軸部とホルダとの間の係 止機構により、緩み方向の回転が規制されるので、振動等を受けても緩みを生じ ない。
【0008】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて具体的に説明する。図1に斜視図で 示したホルダ1は両側部に油圧、空圧等の集合配管(図示しない)を嵌着保持す るための一対の保持部2,2を備えており、その中央の基部3の上部には樹脂ナ ット4が一体で形成されている。樹脂ナット4は後述する圧入もしくはインパク トレンチによる回転によってホルダ1に対し分離可能であり、ホルダ1の基部3 に形成された上下方向の挿通孔5に挿通される軸部6と、基部3の上面に係止さ れる鍔部7を備えた頭部8とを有している。なお、頭部8は上記インパクトレン チ等の工具が嵌合する六角形状を有している。
【0009】 樹脂ナット4には床面Cに立設固定されたスタッドボルトF(図5参照)との 嵌合孔9が形成されており、軸部6は鍔部7の下面に連続する上部6aと、上記 ホルダ1の基部3に連結された下部6cとこれらの間の中間部6bとを有してい る。軸部6の上部6aは、下方に向けて縮径してさらに若干拡径する凹状のテー パ面をなして中間部6bに連続し、この中間部6bは上記基部3の挿通孔5より も若干小径に形成されている。また、軸部6の下部6cは下方に向けてテーパ状 に形成され、その外周部は基部3の挿通孔5の上端内周に対し円周方向等間隔で 4ヶ所の連結部9〜9を介して部分的に連結されている。
【0010】 ここで、軸部6の中間部6bには、図3に示すように、直径方向に対向する部 位に、一対の弾性係止爪10,10がスタッドボルトFとの螺合方向と逆向きで 、ほぼ接線方向に突出形成されている。これらの弾性係止爪10,10は軸部6 の軸線を中心として点対称状に配置され、先端部が中間部6bの外周から僅かに 外方に突出している。一方、ホルダ1の基部3の挿通孔5には図4に示すように 、その全周にわたり鋸刃状の溝5a〜5aが形成されている。
【0011】 次に上記実施例の作用に関し説明すると、まず、ホルダ1をその保持部2,2 に油圧、空圧等の集合配管を予め嵌着保持させた状態に準備し、基部3の挿通孔 5にスタッドボルトFを通した状態で床面C上に載置する。次いで、樹脂ナット 4をその頭部8を介して下方に押圧し、もしくはインパクトレンチにより回転さ せると、樹脂ナット4はホルダ1から離脱して挿通孔5内に落ち込み、次いで軸 部6がその嵌合孔9を介してスタッドボルトFに嵌合する。樹脂ナット4の下方 への移動は鍔部7がホルダ1の基部3の上面に係止されることで停止され、ホル ダ1は図5に示したように樹脂ナット4により鍔部7と床面Cとの間で挟圧保持 される。
【0012】 このような樹脂ナット4の下方への移動に伴って軸部6の弾性係止爪10,1 0が挿通孔5の内周に形成された鋸刃状の溝5a〜5aに係合する。ここで、弾 性係止爪10,10はスタッドボルトFとの螺合方向と逆向きで突出しているの で、上記インパクトレンチによる回転の際には先端部が弾性的に半径方向内側に 撓んで溝5a〜5a相互間の山部を順次乗り越え、樹脂ナット4の締め付け方向 の回転を許容する一方、溝5a〜5aのいずれかとの係合により逆方向すなわち 緩め方向の回転を妨げるものである。
【0013】 これによって、振動等を受けても樹脂ナット4は何ら緩みを生ずることなくホ ルダ1を確実に保持できる。
【0014】 次に本考案の第2実施例を図6及び図7を参照して説明する。なお、本第2実 施例は第1実施例の変形例であり、同様な部材には同一符号を付して説明を省略 する。
【0015】 本実施例の樹脂ナット4Aにおいて、軸部6Aは上記第1実施例の軸部6と同 様な凹状テーパ面をなす上部6a及びホルダ1Aの基部3に連結された下部6c を有するが、中間部6b1は平滑な外面を有して、ホルダ1Aの挿通孔5Aとほ ぼ同様もしくは僅かに小さな直径に形成され、挿通孔5Aの内面も同様に平滑面 に形成されている。
【0016】 このように構成された樹脂ナット4Aの軸部6Aの中間部6b1は、上記第1 実施例において説明したと同様な頭部8Aを介する圧入もしくはインパクトレン チによる回転によって、図7に示すようにホルダ1Aの挿通孔5Aに摩擦状態で 嵌合する。このような軸部6Aの中間部6b1と挿通孔5Aの内面との摩擦力に より、樹脂ナット4Aは軸方向及び回転方向の位置を保持され、上記第1実施例 と同様、振動等を受けても何ら緩みを生ずることなくホルダ1Aを確実に保持で きるものである。
【0017】 なお、以上の実施例において、樹脂ナット4及び4Aはホルダ1及び1Aとそ れぞれ予め一体で成形するものとしたが、別体で形成されたものであってもよい 。
【0018】
【考案の効果】 本考案の樹脂ナット保持構造では、樹脂ナットはその軸部とホルダとの間の 係止機構により、振動等を受けても緩みを生じないので、ホルダの固定部に対す る位置保持を確実に行うことが出来る利点を有する。
【図1】本考案の第1実施例の樹脂ナット保持構造を備
えた樹脂ナット・ホルダ一体部材の斜視図である。
えた樹脂ナット・ホルダ一体部材の斜視図である。
【図2】図1に示した樹脂ナット・ホルダ一体部材の縦
断面図である。
断面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】図2のIV−IV線断面図である。
【図5】樹脂ナットをホルダから分離し、車両床面のス
タッドボルトに嵌合させた組付け状態を示す断面図であ
る。
タッドボルトに嵌合させた組付け状態を示す断面図であ
る。
【図6】本考案の第2実施例の樹脂ナット保持構造を備
えた樹脂ナット・ホルダ一体部材の図2と同様な断面図
である。
えた樹脂ナット・ホルダ一体部材の図2と同様な断面図
である。
【図7】図6に示した樹脂ナットをスタッドボルトに嵌
合させた組付け状態を示す図6と同様な断面図である。
合させた組付け状態を示す図6と同様な断面図である。
【図8】従来の樹脂ナット・ホルダ一体部材の要部縦断
面図である。
面図である。
【図9】図8に示した樹脂ナットをスタッドボルトに嵌
合させた組付け状態を示す断面図である。
合させた組付け状態を示す断面図である。
1,1A ホルダ 4,4A 樹脂ナット 5,5A 挿通孔 5a〜5a 溝 6,6A 軸部 8,8A 頭部 9 嵌合孔 10 弾性係止爪 C 床面 F スタッドボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 チューブ等のホルダに設けられた挿通孔
に挿通される軸部と、前記ホルダに係止される頭部とを
有し、前記軸部には床面等の固定部に取り付けられたス
タッドボルトに嵌合する嵌合孔を設けてなる樹脂ナット
の保持構造であって、前記樹脂ナットの前記軸部と前記
挿通孔の内面との間には、前記樹脂ナットの少なくとも
緩み方向の回転を規制する係止機構を設けたことを特徴
とする樹脂ナット保持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992055578U JP2589620Y2 (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | 樹脂ナット保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992055578U JP2589620Y2 (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | 樹脂ナット保持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0610612U true JPH0610612U (ja) | 1994-02-10 |
| JP2589620Y2 JP2589620Y2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=13002624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992055578U Expired - Lifetime JP2589620Y2 (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | 樹脂ナット保持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2589620Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6357804U (ja) * | 1986-10-03 | 1988-04-18 |
-
1992
- 1992-07-14 JP JP1992055578U patent/JP2589620Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6357804U (ja) * | 1986-10-03 | 1988-04-18 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2589620Y2 (ja) | 1999-02-03 |
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