JPH06106748A - サーマルヘッド - Google Patents
サーマルヘッドInfo
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- JPH06106748A JPH06106748A JP25617592A JP25617592A JPH06106748A JP H06106748 A JPH06106748 A JP H06106748A JP 25617592 A JP25617592 A JP 25617592A JP 25617592 A JP25617592 A JP 25617592A JP H06106748 A JPH06106748 A JP H06106748A
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- substrate
- head
- thermal head
- head substrate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 発熱抵抗体の位置が突出したサーマルヘッド
を小型化する。 【構成】 発熱抵抗体51が位置する高い面43と配線
材65が接続される低い面47とを形成し、傾斜した面
45と低い面47との境界に凹部49を形成し、ヘッド
基板42の表面に形成する厚膜50が傾斜した面45と
低い面47との境界で盛上がることを防止し、この近傍
で電極52,53に配線材65を良好に接続できるよう
にする。
を小型化する。 【構成】 発熱抵抗体51が位置する高い面43と配線
材65が接続される低い面47とを形成し、傾斜した面
45と低い面47との境界に凹部49を形成し、ヘッド
基板42の表面に形成する厚膜50が傾斜した面45と
低い面47との境界で盛上がることを防止し、この近傍
で電極52,53に配線材65を良好に接続できるよう
にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリペイドカードなど
に印刷を行なうサーマルプリンタ等のサーマルヘッドに
関するものである。
に印刷を行なうサーマルプリンタ等のサーマルヘッドに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在では、例えば、プリペイドカードに
印刷を行なうサーマルプリンタなども実施されている。
そこで、このようなサーマルプリンタに利用されるサー
マルヘッドの第一の従来例として、特開平1-113262号公
報に開示された装置を図9及び図10に基づいて説明す
る。まず、このサーマルプリンタ1では、図9に例示す
るように、ヘッド基板であるセラミック基板2の表面に
層膜形成されたガラスグレーズ層3上に、個別電極4と
共通電極5とが両端部に一体に形成された発熱抵抗体6
がフォトリソグラフィーなどで連設されており、前記セ
ラミック基板2が直方体状の放熱板7の端面に取付けら
れている。ここで、この放熱板7の前面には駆動回路で
あるドライバIC(Integrated Circuit)8が実装されて
おり、このドライバIC8が配線材であるボンディング
リード9で前記セラミック基板2上の個別電極4にTA
B(Tape Autometed Bonding)などで接続されている。そ
して、これらドライバIC8及びボンディングリード9
並びに個別電極4等を被う保護カバー10が前記放熱板
7に取付けられることでサーマルヘッド11が形成され
ている。
印刷を行なうサーマルプリンタなども実施されている。
そこで、このようなサーマルプリンタに利用されるサー
マルヘッドの第一の従来例として、特開平1-113262号公
報に開示された装置を図9及び図10に基づいて説明す
る。まず、このサーマルプリンタ1では、図9に例示す
るように、ヘッド基板であるセラミック基板2の表面に
層膜形成されたガラスグレーズ層3上に、個別電極4と
共通電極5とが両端部に一体に形成された発熱抵抗体6
がフォトリソグラフィーなどで連設されており、前記セ
ラミック基板2が直方体状の放熱板7の端面に取付けら
れている。ここで、この放熱板7の前面には駆動回路で
あるドライバIC(Integrated Circuit)8が実装されて
おり、このドライバIC8が配線材であるボンディング
リード9で前記セラミック基板2上の個別電極4にTA
B(Tape Autometed Bonding)などで接続されている。そ
して、これらドライバIC8及びボンディングリード9
並びに個別電極4等を被う保護カバー10が前記放熱板
7に取付けられることでサーマルヘッド11が形成され
ている。
【0003】そして、このサーマルプリンタ1では、図
10に例示するように、前記サーマルヘッド11の前記
保護カバー10の端面から露出した前記発熱抵抗体6と
対向する位置にプラテンローラ12が軸支されており、
このプラテンローラ12と前記セラミック基板2との間
にインクリボン13や記録媒体14の搬送路が形成され
ている。
10に例示するように、前記サーマルヘッド11の前記
保護カバー10の端面から露出した前記発熱抵抗体6と
対向する位置にプラテンローラ12が軸支されており、
このプラテンローラ12と前記セラミック基板2との間
にインクリボン13や記録媒体14の搬送路が形成され
ている。
【0004】このような構成において、このサーマルプ
リンタ1では、入力される印刷データに対応してドライ
バIC8が選択的にスイッチされることで発熱抵抗体6
に駆動電力が印加され、この発熱抵抗体6の発熱走査に
同期してプラテンローラ12の回転で記録媒体14が搬
送されることで、この記録媒体14上にインクリボン1
3のインクの溶着で画像印刷が行なわれる。
リンタ1では、入力される印刷データに対応してドライ
バIC8が選択的にスイッチされることで発熱抵抗体6
に駆動電力が印加され、この発熱抵抗体6の発熱走査に
同期してプラテンローラ12の回転で記録媒体14が搬
送されることで、この記録媒体14上にインクリボン1
3のインクの溶着で画像印刷が行なわれる。
【0005】ここで、上述したサーマルプリンタ1で
は、保護カバー10で個別電極4とボンディングリード
9との接続部を被うことで、ここにインクリボン13や
記録媒体14が接触することを防止している。しかし、
このような保護カバー10は発熱抵抗体6よりも突出す
るため、図10に例示したように、この発熱抵抗体6に
プラテンローラ12で押圧される記録媒体14が保護カ
バー10との段差で曲折されることになる。つまり、こ
のサーマルプリンタ1では、記録媒体14として湾曲不
能なプリペイドカードなどを利用することが困難であ
る。
は、保護カバー10で個別電極4とボンディングリード
9との接続部を被うことで、ここにインクリボン13や
記録媒体14が接触することを防止している。しかし、
このような保護カバー10は発熱抵抗体6よりも突出す
るため、図10に例示したように、この発熱抵抗体6に
プラテンローラ12で押圧される記録媒体14が保護カ
バー10との段差で曲折されることになる。つまり、こ
のサーマルプリンタ1では、記録媒体14として湾曲不
能なプリペイドカードなどを利用することが困難であ
る。
【0006】そして、このような課題を解決したサーマ
ルヘッドとしては、特開昭60-21263号公報に開示された
装置がある。そこで、このサーマルヘッドを第二の従来
例として図11に基づいて説明する。このサーマルヘッ
ド15では、セラミック基板16の端面上に円筒状に突
出したガラスグレーズ層17を形成し、この上面に位置
する1.0〜2.5(mm)の幅の平面上に発熱抵抗体6が形成さ
れている。なお、この他の構造は前述のサーマルプリン
タ1と同様になっている。
ルヘッドとしては、特開昭60-21263号公報に開示された
装置がある。そこで、このサーマルヘッドを第二の従来
例として図11に基づいて説明する。このサーマルヘッ
ド15では、セラミック基板16の端面上に円筒状に突
出したガラスグレーズ層17を形成し、この上面に位置
する1.0〜2.5(mm)の幅の平面上に発熱抵抗体6が形成さ
れている。なお、この他の構造は前述のサーマルプリン
タ1と同様になっている。
【0007】このような構成により、このサーマルヘッ
ド15では、個別電極4を被うように保護カバー10を
取付けてプラテンローラ12を発熱抵抗体6上に対向配
置しても、この発熱抵抗体6を保護カバー10の表面よ
りも突出させることができる。従って、このサーマルヘ
ッド15では、プラテンローラ12で発熱抵抗体6上に
押圧される記録媒体14の曲折を防止することができる
ので、記録媒体14として湾曲不能なプリペイドカード
などを利用することが可能である。
ド15では、個別電極4を被うように保護カバー10を
取付けてプラテンローラ12を発熱抵抗体6上に対向配
置しても、この発熱抵抗体6を保護カバー10の表面よ
りも突出させることができる。従って、このサーマルヘ
ッド15では、プラテンローラ12で発熱抵抗体6上に
押圧される記録媒体14の曲折を防止することができる
ので、記録媒体14として湾曲不能なプリペイドカード
などを利用することが可能である。
【0008】しかし、このサーマルヘッド15は、ガラ
スグレーズ層17の湾曲面の上面上に位置するようにフ
ォトリソグラフィー等で発熱抵抗体6を形成する必要が
あるので、その生産性が低くなる問題があった。
スグレーズ層17の湾曲面の上面上に位置するようにフ
ォトリソグラフィー等で発熱抵抗体6を形成する必要が
あるので、その生産性が低くなる問題があった。
【0009】そして、上述のような各種の課題を解決す
るため、本出願人が提案した特願平4-67994号のサーマ
ルヘッドを、ここでは本発明の先行技術として図12に
基づいて説明する。まず、ここで例示するサーマルプリ
ンタ18のサーマルヘッド19では、主走査方向に細長
いヘッド基板20の副走査方向の略中央に突設された高
い平面21の副走査方向の両側に傾斜面22,23が形
成されており、これらの傾斜面22,23の一方に前記
平面21と平行で低い平面24が形成されている。ここ
で、前記高い平面21と前記傾斜面22,23と前記低
い平面24とは各々ヘッド基板20の主走査方向に延設
されており、他より突出した前記平面21上に発熱抵抗
体25が形成されて前記傾斜面22,23に共通電極2
6と個別電極27とが形成されると共に前記平面24上
には前記電極26,27の端子部28,29が形成され
ている。さらに、このサーマルヘッド19では、前記ヘ
ッド基板20の平面21上にガラスグレーズ層30が形
成されており、前記端子部28,29以外の表面が保護
膜31で遮蔽されている。
るため、本出願人が提案した特願平4-67994号のサーマ
ルヘッドを、ここでは本発明の先行技術として図12に
基づいて説明する。まず、ここで例示するサーマルプリ
ンタ18のサーマルヘッド19では、主走査方向に細長
いヘッド基板20の副走査方向の略中央に突設された高
い平面21の副走査方向の両側に傾斜面22,23が形
成されており、これらの傾斜面22,23の一方に前記
平面21と平行で低い平面24が形成されている。ここ
で、前記高い平面21と前記傾斜面22,23と前記低
い平面24とは各々ヘッド基板20の主走査方向に延設
されており、他より突出した前記平面21上に発熱抵抗
体25が形成されて前記傾斜面22,23に共通電極2
6と個別電極27とが形成されると共に前記平面24上
には前記電極26,27の端子部28,29が形成され
ている。さらに、このサーマルヘッド19では、前記ヘ
ッド基板20の平面21上にガラスグレーズ層30が形
成されており、前記端子部28,29以外の表面が保護
膜31で遮蔽されている。
【0010】そして、このサーマルプリンタ18は、上
述のような構造のサーマルヘッド19を放熱板32の端
面上に取付け、この放熱板32の側方に駆動回路を配置
した構造となっている。さらに、このサーマルプリンタ
18では、前記放熱板32より突出したヘッド基板20
の端子部28,29に異方導電性フィルム(図示せず)
の熱圧着等でフレキシブルな配線材であるFPC(Flexi
ble Printed CircuiteBoard)33が接続されており、
このFPC33は略直角に折曲げられて下端部が回路基
板34とスペーサ35とを介して前記放熱板32の側面
に固定されている。そして、このようにして形成された
前記放熱板32とFPC33との間隙に、このFPC3
3の裏面にダイボンディングされてボンディングワイヤ
36等で接続された駆動回路の実装部品であるドライバ
IC(Integrated Circuit)37が位置している。
述のような構造のサーマルヘッド19を放熱板32の端
面上に取付け、この放熱板32の側方に駆動回路を配置
した構造となっている。さらに、このサーマルプリンタ
18では、前記放熱板32より突出したヘッド基板20
の端子部28,29に異方導電性フィルム(図示せず)
の熱圧着等でフレキシブルな配線材であるFPC(Flexi
ble Printed CircuiteBoard)33が接続されており、
このFPC33は略直角に折曲げられて下端部が回路基
板34とスペーサ35とを介して前記放熱板32の側面
に固定されている。そして、このようにして形成された
前記放熱板32とFPC33との間隙に、このFPC3
3の裏面にダイボンディングされてボンディングワイヤ
36等で接続された駆動回路の実装部品であるドライバ
IC(Integrated Circuit)37が位置している。
【0011】なお、このサーマルプリンタ18では、前
記FPC33に実装した前記ドライバIC37を樹脂等
の封止材38でポッティングすると共に同一の封止材3
8を放熱板32の側面に塗布しておき、遊離したFPC
33と放熱板32とを封止材38で接合して強度を確保
している。さらに、前記回路基板34は、前記FPC3
3の裏面に直接的に接続された表面にコンデンサ等のチ
ップ部品39が実装されており、その下縁部に設けられ
た接続コネクタ40にプリンタコントローラ(図示せ
ず)が接続されるようになっている。
記FPC33に実装した前記ドライバIC37を樹脂等
の封止材38でポッティングすると共に同一の封止材3
8を放熱板32の側面に塗布しておき、遊離したFPC
33と放熱板32とを封止材38で接合して強度を確保
している。さらに、前記回路基板34は、前記FPC3
3の裏面に直接的に接続された表面にコンデンサ等のチ
ップ部品39が実装されており、その下縁部に設けられ
た接続コネクタ40にプリンタコントローラ(図示せ
ず)が接続されるようになっている。
【0012】このような構成において、このサーマルプ
リンタ18のサーマルヘッド19では、記録媒体14に
実際に印刷を行なう発熱抵抗体25が位置する平面21
は、その前後に位置する面22〜24よりも突出してい
るので、プラスチックカード等の記録媒体14を湾曲さ
せることなく直線状に搬送することが可能である。そし
て、このようにサーマルヘッド19の発熱抵抗体25が
突出する構造がヘッド基板20上に連続的に形成した面
21〜24で実現されており、このような面21〜23
上に発熱抵抗体25や電極26,27を形成することは
容易なので、このサーマルプリンタ18は第二の従来例
として例示したサーマルプリンタなどに比較してサーマ
ルヘッド19の生産性が良好である。
リンタ18のサーマルヘッド19では、記録媒体14に
実際に印刷を行なう発熱抵抗体25が位置する平面21
は、その前後に位置する面22〜24よりも突出してい
るので、プラスチックカード等の記録媒体14を湾曲さ
せることなく直線状に搬送することが可能である。そし
て、このようにサーマルヘッド19の発熱抵抗体25が
突出する構造がヘッド基板20上に連続的に形成した面
21〜24で実現されており、このような面21〜23
上に発熱抵抗体25や電極26,27を形成することは
容易なので、このサーマルプリンタ18は第二の従来例
として例示したサーマルプリンタなどに比較してサーマ
ルヘッド19の生産性が良好である。
【0013】なお、このようなサーマルヘッド19を開
示した上記出願には、アルミナやセラミック等からなる
既製の大型基板に研磨加工や切削加工を行なったり、或
は、焼成前のグリーンシートを研磨加工や金型プレス加
工や粉体プレス加工又は射出成形加工等で成形してから
焼成することなどで、ヘッド基板20の量産基板(図示
せず)を形成することが開示されている。
示した上記出願には、アルミナやセラミック等からなる
既製の大型基板に研磨加工や切削加工を行なったり、或
は、焼成前のグリーンシートを研磨加工や金型プレス加
工や粉体プレス加工又は射出成形加工等で成形してから
焼成することなどで、ヘッド基板20の量産基板(図示
せず)を形成することが開示されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述したサーマルヘッ
ド19では、発熱抵抗体25をヘッド基板20の最も高
い平面21上に形成し、この平面21より低い面22〜
24上に電極26,27を形成してFPC33を接続す
ることで、このFPC33等に干渉することなく記録媒
体14を直線状に搬送して画像印刷を行なうようになっ
ている。
ド19では、発熱抵抗体25をヘッド基板20の最も高
い平面21上に形成し、この平面21より低い面22〜
24上に電極26,27を形成してFPC33を接続す
ることで、このFPC33等に干渉することなく記録媒
体14を直線状に搬送して画像印刷を行なうようになっ
ている。
【0015】ここで、このサーマルヘッド19では、上
述のようにヘッド基板20の低い面22〜24上に電極
26,27等を形成してFPC33を接続しているが、
このFPC33の接続や電極26,27のパターンなど
の良否は、平面24の平滑性に左右される。このため、
上述のようなサーマルヘッド19では、ヘッド基板20
の面22〜24に良好な平滑性が要求されるため、その
生産性が阻害されている。
述のようにヘッド基板20の低い面22〜24上に電極
26,27等を形成してFPC33を接続しているが、
このFPC33の接続や電極26,27のパターンなど
の良否は、平面24の平滑性に左右される。このため、
上述のようなサーマルヘッド19では、ヘッド基板20
の面22〜24に良好な平滑性が要求されるため、その
生産性が阻害されている。
【0016】そこで、上述のような課題を解決するた
め、本出願人はヘッド基板20の面22〜24にも平面
21と同様にガラスグレーズ層30を形成して平滑性を
向上させることを提案した。しかし、この場合は、高い
平面21の側方で凹状に連続する傾斜面23と平面24
との境界にガラスグレーズ層30が堆積し、この位置で
ガラスグレーズ層30が盛上がってFPC33の接続や
電極27のパターニングなどが阻害されることが判明し
た。特に、このようにガラスグレーズ層30が盛上がっ
た位置ではFPC33やボンディングワイヤ(図示せ
ず)などの配線材を端子部28,29に良好に接続する
ことが困難であるため、この場合はガラスグレーズ層3
0が盛上がる位置から離反した位置で端子部28,29
にFPC33に接続することができるようにヘッド基板
20を副走査方向に延長する必要が生じる。
め、本出願人はヘッド基板20の面22〜24にも平面
21と同様にガラスグレーズ層30を形成して平滑性を
向上させることを提案した。しかし、この場合は、高い
平面21の側方で凹状に連続する傾斜面23と平面24
との境界にガラスグレーズ層30が堆積し、この位置で
ガラスグレーズ層30が盛上がってFPC33の接続や
電極27のパターニングなどが阻害されることが判明し
た。特に、このようにガラスグレーズ層30が盛上がっ
た位置ではFPC33やボンディングワイヤ(図示せ
ず)などの配線材を端子部28,29に良好に接続する
ことが困難であるため、この場合はガラスグレーズ層3
0が盛上がる位置から離反した位置で端子部28,29
にFPC33に接続することができるようにヘッド基板
20を副走査方向に延長する必要が生じる。
【0017】本発明は、傾斜した面と低い面との境界の
近傍で電極に配線材を良好に接続可能なサーマルヘッド
を得るものである。
近傍で電極に配線材を良好に接続可能なサーマルヘッド
を得るものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】ヘッド基板の表面上に多
数の発熱抵抗体を主走査方向に連設し、これらの発熱抵
抗体の各々に副走査方向に一体に形成した電極に配線材
を接続したサーマルヘッドにおいて、前記発熱抵抗体が
位置する高い面と前記配線材が接続される低い面とを前
記ヘッド基板に形成し、このヘッド基板の前記高い面に
連続する傾斜した面と前記低い面との境界に凹部を形成
した。
数の発熱抵抗体を主走査方向に連設し、これらの発熱抵
抗体の各々に副走査方向に一体に形成した電極に配線材
を接続したサーマルヘッドにおいて、前記発熱抵抗体が
位置する高い面と前記配線材が接続される低い面とを前
記ヘッド基板に形成し、このヘッド基板の前記高い面に
連続する傾斜した面と前記低い面との境界に凹部を形成
した。
【0019】
【作用】ヘッド基板の表面に形成する厚膜等が傾斜した
面と低い面との境界で盛上がることを防止できるので、
傾斜した面と低い面との境界の近傍で電極に配線材を良
好に接続可能なサーマルヘッドを得ることができる。
面と低い面との境界で盛上がることを防止できるので、
傾斜した面と低い面との境界の近傍で電極に配線材を良
好に接続可能なサーマルヘッドを得ることができる。
【0020】
【実施例】本発明の実施例を図1ないし図5に基づいて
説明する。まず、このサーマルヘッド41では、図1に
例示するように、主走査方向に細長いヘッド基板42の
副走査方向の略中央に突設させた高い平面43の副走査
方向の両側に傾斜面44,45を形成させ、これらの傾
斜面44,45の両方に前記平面43と平行で低い平面
46,47を形成させている。そして、このサーマルヘ
ッド41では、前記傾斜面44,45と低い前記平面4
6,47との境界の各々に、主走査方向に細長い凹部4
8,49を形成させ、これらの凹部48,49を介して
前記ヘッド基板42の平面43〜47の略全域にガラス
グレーズ層50を形成させている。
説明する。まず、このサーマルヘッド41では、図1に
例示するように、主走査方向に細長いヘッド基板42の
副走査方向の略中央に突設させた高い平面43の副走査
方向の両側に傾斜面44,45を形成させ、これらの傾
斜面44,45の両方に前記平面43と平行で低い平面
46,47を形成させている。そして、このサーマルヘ
ッド41では、前記傾斜面44,45と低い前記平面4
6,47との境界の各々に、主走査方向に細長い凹部4
8,49を形成させ、これらの凹部48,49を介して
前記ヘッド基板42の平面43〜47の略全域にガラス
グレーズ層50を形成させている。
【0021】そして、高い前記平面43上に前記ガラス
グレーズ層50を介して発熱抵抗体51を形成させ、前
記傾斜面44上に共通電極52を形成させて前記傾斜面
45上には個別電極53を形成させている。また、低い
前記平面47上には電極52,53の端子部54,55
を形成させ、前記平面46上の共通電極52には、補強
のために金等で厚膜(図示せず)を形成させている。さ
らに、このサーマルヘッド41では、前記端子部54,
55以外の表面を保護膜56で遮蔽させられている。
グレーズ層50を介して発熱抵抗体51を形成させ、前
記傾斜面44上に共通電極52を形成させて前記傾斜面
45上には個別電極53を形成させている。また、低い
前記平面47上には電極52,53の端子部54,55
を形成させ、前記平面46上の共通電極52には、補強
のために金等で厚膜(図示せず)を形成させている。さ
らに、このサーマルヘッド41では、前記端子部54,
55以外の表面を保護膜56で遮蔽させられている。
【0022】そして、上述のような構造のサーマルヘッ
ド41を利用したサーマルプリンタ57は、図2に例示
するように、上述のような構造のサーマルヘッド41と
リジッドFPC58の一方のリジッド部59とを逆L字
形の放熱板60の上面に並設し、この放熱板60の上部
側面上に前記リジッドFPC58のフレキシブル部61
が位置するようにして他方のリジッド部62を前記放熱
板60の下部側面に装着している。また、このサーマル
プリンタ57では、前記リジッドFPC58のリジッド
部59,62の表面にドライバIC63やコンデンサ6
4等の回路部品が実装されており、前記ドライバIC6
3は前記サーマルヘッド41の端子部54,55と前記
リジッドFPC58のリジッド部59とに配線材である
ボンディングワイヤ65で接続されている。
ド41を利用したサーマルプリンタ57は、図2に例示
するように、上述のような構造のサーマルヘッド41と
リジッドFPC58の一方のリジッド部59とを逆L字
形の放熱板60の上面に並設し、この放熱板60の上部
側面上に前記リジッドFPC58のフレキシブル部61
が位置するようにして他方のリジッド部62を前記放熱
板60の下部側面に装着している。また、このサーマル
プリンタ57では、前記リジッドFPC58のリジッド
部59,62の表面にドライバIC63やコンデンサ6
4等の回路部品が実装されており、前記ドライバIC6
3は前記サーマルヘッド41の端子部54,55と前記
リジッドFPC58のリジッド部59とに配線材である
ボンディングワイヤ65で接続されている。
【0023】さらに、このサーマルプリンタ57では、
前記リジッドFPC58に実装した前記ドライバIC6
3が樹脂等の封止材66でポッティングされており、こ
の封止材66を遮蔽して前記ヘッド基板42の平面43
に連続する形状の保護カバー67が前記放熱板60に装
着されている。なお、このサーマルプリンタ57では、
前記リジッドFPC58のリジッド部62の裏面に接続
コネクタ68が実装されており、この接続コネクタ68
にプリンタコントローラ(図示せず)が接続されるよう
になっている。また、このサーマルプリンタ57では、
前記放熱板60の上部下面にサーミスタ69が装着され
て下部側面にはボルト孔70が貫通しており、このボル
ト孔70に挿通されたボルト(図示せず)で前記放熱板
60は装置本体(図示せず)に固定されるようになって
いる。さらに、このサーマルプリンタ57では、前記サ
ーマルヘッド41の前記発熱抵抗体51と対向する位置
にプラテンローラ71が軸支されており、このプラテン
ローラ71と前記サーマルヘッド41との間にはインク
リボンや記録媒体(共に図示せず)の搬送路を形成させ
ている。
前記リジッドFPC58に実装した前記ドライバIC6
3が樹脂等の封止材66でポッティングされており、こ
の封止材66を遮蔽して前記ヘッド基板42の平面43
に連続する形状の保護カバー67が前記放熱板60に装
着されている。なお、このサーマルプリンタ57では、
前記リジッドFPC58のリジッド部62の裏面に接続
コネクタ68が実装されており、この接続コネクタ68
にプリンタコントローラ(図示せず)が接続されるよう
になっている。また、このサーマルプリンタ57では、
前記放熱板60の上部下面にサーミスタ69が装着され
て下部側面にはボルト孔70が貫通しており、このボル
ト孔70に挿通されたボルト(図示せず)で前記放熱板
60は装置本体(図示せず)に固定されるようになって
いる。さらに、このサーマルプリンタ57では、前記サ
ーマルヘッド41の前記発熱抵抗体51と対向する位置
にプラテンローラ71が軸支されており、このプラテン
ローラ71と前記サーマルヘッド41との間にはインク
リボンや記録媒体(共に図示せず)の搬送路を形成させ
ている。
【0024】このような構成において、このサーマルプ
リンタ57のサーマルヘッド41では、記録媒体に実際
に印刷を行なう発熱抵抗体51が位置する平面43は、
その前後に位置する平面44〜47よりも突出している
ので、プラスチックカード等の記録媒体を湾曲させるこ
となく直線状に搬送することが可能である。そして、こ
のようにサーマルヘッド41の発熱抵抗体51が突出す
る構造がヘッド基板42上に連続的に形成した平面43
〜47で実現されており、このような平面43〜47上
に発熱抵抗体51や電極52,53を形成することは容
易なので、このサーマルヘッド41は生産性が良好であ
る。
リンタ57のサーマルヘッド41では、記録媒体に実際
に印刷を行なう発熱抵抗体51が位置する平面43は、
その前後に位置する平面44〜47よりも突出している
ので、プラスチックカード等の記録媒体を湾曲させるこ
となく直線状に搬送することが可能である。そして、こ
のようにサーマルヘッド41の発熱抵抗体51が突出す
る構造がヘッド基板42上に連続的に形成した平面43
〜47で実現されており、このような平面43〜47上
に発熱抵抗体51や電極52,53を形成することは容
易なので、このサーマルヘッド41は生産性が良好であ
る。
【0025】ここで、このサーマルヘッド41では、上
述のようにヘッド基板42の低い平面44〜47上に電
極52,53等を形成してボンディングワイヤ65を接
続しているが、このボンディングワイヤ65の接続や電
極52,53のパターンなどの良否は平面46,47の
平滑性に左右されることになる。そこで、このサーマル
ヘッド41では、ヘッド基板42の平面44〜47に一
様にガラスグレーズ層50を形成することで、その平滑
性を向上させてボンディングワイヤ65の接続や電極5
2,53のパターニングを良好に実現している。
述のようにヘッド基板42の低い平面44〜47上に電
極52,53等を形成してボンディングワイヤ65を接
続しているが、このボンディングワイヤ65の接続や電
極52,53のパターンなどの良否は平面46,47の
平滑性に左右されることになる。そこで、このサーマル
ヘッド41では、ヘッド基板42の平面44〜47に一
様にガラスグレーズ層50を形成することで、その平滑
性を向上させてボンディングワイヤ65の接続や電極5
2,53のパターニングを良好に実現している。
【0026】また、上述のように中央の平面43が突出
したヘッド基板42の平面43〜47にガラスグレーズ
層50を一様に形成すると、このガラスグレーズ層50
が高い平面43の側方で凹状に連続する平面44,46
と平面45,47との境界で盛上がってボンディングワ
イヤ65の接続や電極52,53のパターニングなどが
阻害されることが懸念される。そこで、このサーマルヘ
ッド41では、上述のような平面44,46と平面4
5,47との境界の位置に凹部48,49を形成するこ
とで、この凹部48,49内に余分なガラスグレーズ層
50を堆積させ、このガラスグレーズ層50の平滑性を
確保してボンディングワイヤ65の接続や電極52,5
3のパターニングを良好に実現している。なお、二つの
凹部48,49は両方を必ず必要とするものではなく、
電極52,53の端子部54,55にボンディングワイ
ヤ65を接続する方向に必要とするだけである。
したヘッド基板42の平面43〜47にガラスグレーズ
層50を一様に形成すると、このガラスグレーズ層50
が高い平面43の側方で凹状に連続する平面44,46
と平面45,47との境界で盛上がってボンディングワ
イヤ65の接続や電極52,53のパターニングなどが
阻害されることが懸念される。そこで、このサーマルヘ
ッド41では、上述のような平面44,46と平面4
5,47との境界の位置に凹部48,49を形成するこ
とで、この凹部48,49内に余分なガラスグレーズ層
50を堆積させ、このガラスグレーズ層50の平滑性を
確保してボンディングワイヤ65の接続や電極52,5
3のパターニングを良好に実現している。なお、二つの
凹部48,49は両方を必ず必要とするものではなく、
電極52,53の端子部54,55にボンディングワイ
ヤ65を接続する方向に必要とするだけである。
【0027】このようにすることで、このサーマルヘッ
ド41では、ガラスグレーズ層50が盛上がる位置の側
方に端子部54,55を設けるような必要がなく、これ
らの端子部54,55を凹部49の近傍に設けてヘッド
基板42を副走査方向に縮小することが可能であるの
で、サーマルヘッド41の小型軽量化に寄与することが
できる。
ド41では、ガラスグレーズ層50が盛上がる位置の側
方に端子部54,55を設けるような必要がなく、これ
らの端子部54,55を凹部49の近傍に設けてヘッド
基板42を副走査方向に縮小することが可能であるの
で、サーマルヘッド41の小型軽量化に寄与することが
できる。
【0028】そして、上述のような形状のヘッド基板4
2の製作方法として、本出願人は、粉体や泥奬やグリー
ンシート等を型成形して焼き固めることや、予め切削加
工したグリーンシートを焼き固めることや、粉体や泥奬
を射出成形して焼き固めることなどを提案した。そこ
で、本出願人が上述のような各種の製作方法でヘッド基
板42を試作したところ、射出成形による製作方法が形
状精度や生産性や安定性等を満足することが確認され
た。
2の製作方法として、本出願人は、粉体や泥奬やグリー
ンシート等を型成形して焼き固めることや、予め切削加
工したグリーンシートを焼き固めることや、粉体や泥奬
を射出成形して焼き固めることなどを提案した。そこ
で、本出願人が上述のような各種の製作方法でヘッド基
板42を試作したところ、射出成形による製作方法が形
状精度や生産性や安定性等を満足することが確認され
た。
【0029】さらに、上述のような射出成形による製作
方法では、図3に例示するように、複数のヘッド基板4
2を副走査方向に連設した形状の量産基板72を製作す
ることで、一回の射出成形で形成される量産基板72か
ら複数個のヘッド基板42を良好な生産性で得ることが
できる。しかし、このような射出成形による製作方法で
は、金型(図示せず)への原料の流入や焼成時の湾曲等
を考慮すると、量産基板72の板厚を1.5(mm)以上にす
ることが望ましいが、これでは量産基板72の切断が困
難となる懸念がある。そこで、本出願人は、量産基板7
2の裏面の切断位置に凹部73,74を射出成形時に形
成することで、この凹部73,74の位置で量産基板7
2をレーザスクライブで簡易に切断してヘッド基板42
を得られることを確認した。
方法では、図3に例示するように、複数のヘッド基板4
2を副走査方向に連設した形状の量産基板72を製作す
ることで、一回の射出成形で形成される量産基板72か
ら複数個のヘッド基板42を良好な生産性で得ることが
できる。しかし、このような射出成形による製作方法で
は、金型(図示せず)への原料の流入や焼成時の湾曲等
を考慮すると、量産基板72の板厚を1.5(mm)以上にす
ることが望ましいが、これでは量産基板72の切断が困
難となる懸念がある。そこで、本出願人は、量産基板7
2の裏面の切断位置に凹部73,74を射出成形時に形
成することで、この凹部73,74の位置で量産基板7
2をレーザスクライブで簡易に切断してヘッド基板42
を得られることを確認した。
【0030】また、ここではヘッド基板42を連設方向
で交互に逆転させて平面46同士と平面47同士とを連
続させることで、その形状を簡易にすると共にレジスト
の塗布やレーザスクライブなどを容易に実行できるよう
にした。つまり、同一方向に配置したヘッド基板42を
連設したヘッド基板(図示せず)を形成した場合は微小
に低い平面46と極めて低い平面47とは連続しないの
で、例えば、ここに垂直面を形成した場合は塗布するレ
ジストが堆積するようなことが発生し、平面46,47
間を傾斜面で連続させる場合はレーザスクライブで切断
する幅が増加すると共に量産基板の全体も大型化するこ
とになる。そこで、この量産基板72は、ヘッド基板4
2を連設方向で交互に逆転させて平面46同士と平面4
7同士とを連続させることで生産性を向上させるように
した。
で交互に逆転させて平面46同士と平面47同士とを連
続させることで、その形状を簡易にすると共にレジスト
の塗布やレーザスクライブなどを容易に実行できるよう
にした。つまり、同一方向に配置したヘッド基板42を
連設したヘッド基板(図示せず)を形成した場合は微小
に低い平面46と極めて低い平面47とは連続しないの
で、例えば、ここに垂直面を形成した場合は塗布するレ
ジストが堆積するようなことが発生し、平面46,47
間を傾斜面で連続させる場合はレーザスクライブで切断
する幅が増加すると共に量産基板の全体も大型化するこ
とになる。そこで、この量産基板72は、ヘッド基板4
2を連設方向で交互に逆転させて平面46同士と平面4
7同士とを連続させることで生産性を向上させるように
した。
【0031】そこで、このような射出成形によるヘッド
基板42の製作方法の具体例を以下に詳述する。まず、
純度99.9(wt%)のアルミナ粉末にシリカやカルシア等の
粉末を投入し、これをアルミナ製ボールミルで十分に混
合させて純度96(wt%)程度のアルミナ粉末を調合する。
つぎに、このアルミナ粉末にバインダを添加してから十
分に混合し、これを原料として所定形状の金型で射出成
形を行なうことで量産基板72を形成する。そして、こ
のようにして形成された量産基板72は、脱バインダの
工程後に、1400〜1600(℃)で焼成されることで、この
量産基板72の製作は完了する。
基板42の製作方法の具体例を以下に詳述する。まず、
純度99.9(wt%)のアルミナ粉末にシリカやカルシア等の
粉末を投入し、これをアルミナ製ボールミルで十分に混
合させて純度96(wt%)程度のアルミナ粉末を調合する。
つぎに、このアルミナ粉末にバインダを添加してから十
分に混合し、これを原料として所定形状の金型で射出成
形を行なうことで量産基板72を形成する。そして、こ
のようにして形成された量産基板72は、脱バインダの
工程後に、1400〜1600(℃)で焼成されることで、この
量産基板72の製作は完了する。
【0032】しかし、上述のような焼成工程において、
量産基板72には15〜25(%)の収縮が生じるので、こ
れを補償するように射出成形の金型を形成しておく必要
がある。そこで、本出願人は、板厚を各種に設定した複
数種類の平板(図示せず)を射出成形で形成して焼成
し、この平板と金型との寸法差を比較することで、その
収縮率や変形の度合を調査した。まず、本出願人は、平
板の板厚となるギャップを、0.5 ,1.0 ,1.5 ,2.0 ,
2.5 ,3.0(mm)に設定した金型を用意し、原料粒度分布
と焼成条件等は収縮率が15(%)となるようにして平板
の射出成形を行なった。すると、金型のギャップが0.5
(mm)の平板では原料の流入が良好でないためか空孔が
発生し、金型のギャップが1.0 ,1.5(mm)の平板でも変
形が著しいために量産基板72には適用困難であり、金
型のギャップが2.0(mm)以上の平板ならば変形も微小で
量産基板72に適用可能であることが確認できた。さら
に、このような射出成形において平板を焼成する際に
は、複数の平板を積載して一度に焼成するので、この焼
成時の平板の積載方法や重鎮の載置方法等を考慮するこ
とで、金型のギャップが1.5(mm)でも平板の変形が微小
になって量産基板72に適用可能となることが判明し
た。
量産基板72には15〜25(%)の収縮が生じるので、こ
れを補償するように射出成形の金型を形成しておく必要
がある。そこで、本出願人は、板厚を各種に設定した複
数種類の平板(図示せず)を射出成形で形成して焼成
し、この平板と金型との寸法差を比較することで、その
収縮率や変形の度合を調査した。まず、本出願人は、平
板の板厚となるギャップを、0.5 ,1.0 ,1.5 ,2.0 ,
2.5 ,3.0(mm)に設定した金型を用意し、原料粒度分布
と焼成条件等は収縮率が15(%)となるようにして平板
の射出成形を行なった。すると、金型のギャップが0.5
(mm)の平板では原料の流入が良好でないためか空孔が
発生し、金型のギャップが1.0 ,1.5(mm)の平板でも変
形が著しいために量産基板72には適用困難であり、金
型のギャップが2.0(mm)以上の平板ならば変形も微小で
量産基板72に適用可能であることが確認できた。さら
に、このような射出成形において平板を焼成する際に
は、複数の平板を積載して一度に焼成するので、この焼
成時の平板の積載方法や重鎮の載置方法等を考慮するこ
とで、金型のギャップが1.5(mm)でも平板の変形が微小
になって量産基板72に適用可能となることが判明し
た。
【0033】そこで、上述のようなデータに基づいて本
出願人が試作した量産基板72では、前述のようにレー
ザスクライブを簡易に行なうために所定位置に凹部7
3,74を形成するようにしたが、図3に例示したよう
に、このようなレーザスクライブで切断する位置でも板
厚が比較的薄い位置では凹部73を形成しないようにし
た。より具体的には、ヘッド基板42の最も低い平面4
7下の位置には凹部73を形成せず、これ以外の平面4
3〜46下の位置に凹部73を形成することで切断位置
の板厚を略均一にするようにした。
出願人が試作した量産基板72では、前述のようにレー
ザスクライブを簡易に行なうために所定位置に凹部7
3,74を形成するようにしたが、図3に例示したよう
に、このようなレーザスクライブで切断する位置でも板
厚が比較的薄い位置では凹部73を形成しないようにし
た。より具体的には、ヘッド基板42の最も低い平面4
7下の位置には凹部73を形成せず、これ以外の平面4
3〜46下の位置に凹部73を形成することで切断位置
の板厚を略均一にするようにした。
【0034】ここで、本出願人は上述のような凹部7
3,74を形成することなく裏面が平坦な量産基板(図
示せず)を最初に試作して焼成後の変形を調査した。こ
の時、ヘッド基板42の平面43〜47を形成する金型
の段差は、0.3 ,0.6 ,0.8 ,1.0 ,1.2(mm)としたの
で、金型内の最小ギャップは量産基板の最大板厚から平
面43〜47の最小段差を減算したものとなる。そし
て、量産基板の最大板厚となる金型の最大ギャップを、
1.0 ,1.5 ,2.0 ,2.5 ,3.0(mm)とし、焼成時の量産
基板の収縮率を15(%)としたところ、下記の表1に例
示するような結果が得られた。
3,74を形成することなく裏面が平坦な量産基板(図
示せず)を最初に試作して焼成後の変形を調査した。こ
の時、ヘッド基板42の平面43〜47を形成する金型
の段差は、0.3 ,0.6 ,0.8 ,1.0 ,1.2(mm)としたの
で、金型内の最小ギャップは量産基板の最大板厚から平
面43〜47の最小段差を減算したものとなる。そし
て、量産基板の最大板厚となる金型の最大ギャップを、
1.0 ,1.5 ,2.0 ,2.5 ,3.0(mm)とし、焼成時の量産
基板の収縮率を15(%)としたところ、下記の表1に例
示するような結果が得られた。
【0035】
【表1】
【0036】なお、この実験において原料を金型内に凹
凸と平行に注入する方法と垂直に注入する方法との両方
を実行したところ、最大ギャップが1.5(mm)以上で最小
ギャップが略1.0(mm)以上ならば、何れの注入方法でも
変形は許容範囲となることが確認された。さらに、金型
内の空隙が略正方形において原料を凹凸と垂直に注入す
る方法は平行に注入する方法よりも変形が顕著であるこ
とや、金型内のギャップが増大するほど変形は軽減され
ることも確認された。
凸と平行に注入する方法と垂直に注入する方法との両方
を実行したところ、最大ギャップが1.5(mm)以上で最小
ギャップが略1.0(mm)以上ならば、何れの注入方法でも
変形は許容範囲となることが確認された。さらに、金型
内の空隙が略正方形において原料を凹凸と垂直に注入す
る方法は平行に注入する方法よりも変形が顕著であるこ
とや、金型内のギャップが増大するほど変形は軽減され
ることも確認された。
【0037】ここで、実際に商品としてサーマルヘッド
41を製作する場合には、その主走査方向の長さを記録
媒体に対応して拡大することが考えられるが、このため
に量産基板を凹凸と平行に延長すると原料を金型の凹凸
と平行に注入することは困難となるので垂直に注入する
必要が生じる。そこで、このような条件下で上記した実
験結果を考慮すると、アルミナを主成分とするセラミッ
クの射出成形で量産基板を形成するためには、その金型
の最小ギャップを1.0(mm)以上とする必要があることに
なる。この場合、焼成後の量産基板の最小板厚は0.8(m
m)以上となるので、これに平面43〜47の段差を加
算すると最大板厚は1.1 〜1.3(mm)以上となり、これを
レーザスクライブで切断することは極めて困難である。
41を製作する場合には、その主走査方向の長さを記録
媒体に対応して拡大することが考えられるが、このため
に量産基板を凹凸と平行に延長すると原料を金型の凹凸
と平行に注入することは困難となるので垂直に注入する
必要が生じる。そこで、このような条件下で上記した実
験結果を考慮すると、アルミナを主成分とするセラミッ
クの射出成形で量産基板を形成するためには、その金型
の最小ギャップを1.0(mm)以上とする必要があることに
なる。この場合、焼成後の量産基板の最小板厚は0.8(m
m)以上となるので、これに平面43〜47の段差を加
算すると最大板厚は1.1 〜1.3(mm)以上となり、これを
レーザスクライブで切断することは極めて困難である。
【0038】そこで、本出願人は前述のように量産基板
72の要所に凹部73,74を形成することで、切断位
置の板厚が1.0(mm)以下となるようにしてレーザスクラ
イブを簡易に行なえるようにした。この時、本出願人が
実際に試作した量産基板72では、焼成後の最大板厚を
2.0(mm)、表面の最大段差を0.8(mm)、裏面の凹部7
3,74の最大段差を1.0(mm)としたので、これらの数
値に対応する金型の最小ギャップは、2.35(mm),1.41(m
m),1.18(mm)となり、何れも許容値である1.0(mm)以上
となっている。そして、このような金型に原料を凹凸と
平行に注入したところ、この原料は凹部73に対しては
垂直に流入することになるが、形成される量産基板72
に悪影響は生じないことが確認された。なお、このよう
なレーザスクライブ用の凹部73,74は、量産基板7
2の表面に形成することも可能であるが、この場合は量
産基板72の表面に形成するガラスグレーズ層に凹部7
3,74が影響するため、ここでは量産基板72の裏面
に凹部73,74を形成するようにした。
72の要所に凹部73,74を形成することで、切断位
置の板厚が1.0(mm)以下となるようにしてレーザスクラ
イブを簡易に行なえるようにした。この時、本出願人が
実際に試作した量産基板72では、焼成後の最大板厚を
2.0(mm)、表面の最大段差を0.8(mm)、裏面の凹部7
3,74の最大段差を1.0(mm)としたので、これらの数
値に対応する金型の最小ギャップは、2.35(mm),1.41(m
m),1.18(mm)となり、何れも許容値である1.0(mm)以上
となっている。そして、このような金型に原料を凹凸と
平行に注入したところ、この原料は凹部73に対しては
垂直に流入することになるが、形成される量産基板72
に悪影響は生じないことが確認された。なお、このよう
なレーザスクライブ用の凹部73,74は、量産基板7
2の表面に形成することも可能であるが、この場合は量
産基板72の表面に形成するガラスグレーズ層に凹部7
3,74が影響するため、ここでは量産基板72の裏面
に凹部73,74を形成するようにした。
【0039】そこで、本出願人は実際に射出成形で形成
した量産基板72の平面43のみにガラスグレーズ層5
0を厚膜印刷で形成し、これをレーザスクライブで分断
してヘッド基板42を形成した。さらに、ここでは比較
対象として平板の切削加工でも同一形状のヘッド基板4
2を形成し、これに対しても平面43のみにガラスグレ
ーズ層50を形成した。なお、これらのヘッド基板42
では、図1に例示したように、その副走査方向幅を、平
面43で2.0(mm)、平面44で1.0(mm)、平面45で3.
0(mm)、平面46で2.0(mm)、平面47で3.0(mm)と
し、その段差は、平面43,47間で0.8(mm)、平面4
3,47間で0.2(mm)とした。
した量産基板72の平面43のみにガラスグレーズ層5
0を厚膜印刷で形成し、これをレーザスクライブで分断
してヘッド基板42を形成した。さらに、ここでは比較
対象として平板の切削加工でも同一形状のヘッド基板4
2を形成し、これに対しても平面43のみにガラスグレ
ーズ層50を形成した。なお、これらのヘッド基板42
では、図1に例示したように、その副走査方向幅を、平
面43で2.0(mm)、平面44で1.0(mm)、平面45で3.
0(mm)、平面46で2.0(mm)、平面47で3.0(mm)と
し、その段差は、平面43,47間で0.8(mm)、平面4
3,47間で0.2(mm)とした。
【0040】そして、このような形状のヘッド基板42
の平面43〜47上にBaRuO3からなる発熱抵抗体
51とTi-N,Alからなる電極52,53とを順次成
膜してフォトリソグラフィーでパターニングしたとこ
ろ、射出成形で形成したヘッド基板42は段差が0.8(m
m)以上の位置で断線が多発し、切削加工で形成したヘ
ッド基板42は全体的に断線が多発して歩留りが極めて
低いことが確認された。
の平面43〜47上にBaRuO3からなる発熱抵抗体
51とTi-N,Alからなる電極52,53とを順次成
膜してフォトリソグラフィーでパターニングしたとこ
ろ、射出成形で形成したヘッド基板42は段差が0.8(m
m)以上の位置で断線が多発し、切削加工で形成したヘ
ッド基板42は全体的に断線が多発して歩留りが極めて
低いことが確認された。
【0041】この場合、段差が大きいほど電極52,5
3に断線が顕著であることは自明であるが、同形状で成
形方法が異なるヘッド基板42で断線の発生率が異なる
ことから、これは平面43〜47の表面粗度が原因と考
察される。そこで、これを調査したところ、射出成形で
形成したヘッド基板42の平面43〜47の表面粗度R
aは、平均的に4000〜5000(Å)であるのに対し、切削
加工で形成したヘッド基板42の平面43〜47の表面
粗度Raは、高い平面43では3500〜4000(Å)と良好
であるが低い平面46,47等では6000〜10000(Å)と
過大であり、特に平面43〜47の境界の位置や傾斜し
た平面44,45などでは数μm以上にもなった。
3に断線が顕著であることは自明であるが、同形状で成
形方法が異なるヘッド基板42で断線の発生率が異なる
ことから、これは平面43〜47の表面粗度が原因と考
察される。そこで、これを調査したところ、射出成形で
形成したヘッド基板42の平面43〜47の表面粗度R
aは、平均的に4000〜5000(Å)であるのに対し、切削
加工で形成したヘッド基板42の平面43〜47の表面
粗度Raは、高い平面43では3500〜4000(Å)と良好
であるが低い平面46,47等では6000〜10000(Å)と
過大であり、特に平面43〜47の境界の位置や傾斜し
た平面44,45などでは数μm以上にもなった。
【0042】つまり、上述のような形状のヘッド基板4
2でも、その表面粗度を低減して平滑性を向上させれば
電極52,53等を良好に形成できることが推察される
ので、本出願人は射出成形の金型の精度や原料の内容等
を検討したが、これではヘッド基板42の表面粗度を許
容値まで軽減することは困難であることも判明した。そ
こで、本出願人は、ヘッド基板42の平面43〜47の
全域にガラスグレーズ層50を形成することで、その表
面の平滑性を向上させて電極52,53を良好に形成す
るようにした。
2でも、その表面粗度を低減して平滑性を向上させれば
電極52,53等を良好に形成できることが推察される
ので、本出願人は射出成形の金型の精度や原料の内容等
を検討したが、これではヘッド基板42の表面粗度を許
容値まで軽減することは困難であることも判明した。そ
こで、本出願人は、ヘッド基板42の平面43〜47の
全域にガラスグレーズ層50を形成することで、その表
面の平滑性を向上させて電極52,53を良好に形成す
るようにした。
【0043】そこで、上述のようなヘッド基板42上
に、30,60,80,100(μm)の膜厚のガラスグレーズ層5
0をスプレー法とスクリーン印刷法とで成膜し、この上
に電極52,53を形成した場合の断線の有無の結果を
下記の表2と表3とに順次例示する。
に、30,60,80,100(μm)の膜厚のガラスグレーズ層5
0をスプレー法とスクリーン印刷法とで成膜し、この上
に電極52,53を形成した場合の断線の有無の結果を
下記の表2と表3とに順次例示する。
【0044】
【表2】
【0045】
【表3】
【0046】上表から明白であるように、ヘッド基板4
2の表面の全域にガラスグレーズ層50を成膜した場合
は、ヘッド基板42の成形方法と平面43〜47の段差
とガラスグレーズ層50の成膜方法とは無関係に、ガラ
スグレーズ層50の膜厚が30(μm)では電極52,53
に断線が発生して膜厚が60(mm)以上では電極52,53
は良好に形成できることが判明した。そこで、このガラ
スグレーズ層50の表面粗度を測定したところ、これは
300 〜800(Å)と極めて小さく、電極52,53の形成
に好適であることが確認された。
2の表面の全域にガラスグレーズ層50を成膜した場合
は、ヘッド基板42の成形方法と平面43〜47の段差
とガラスグレーズ層50の成膜方法とは無関係に、ガラ
スグレーズ層50の膜厚が30(μm)では電極52,53
に断線が発生して膜厚が60(mm)以上では電極52,53
は良好に形成できることが判明した。そこで、このガラ
スグレーズ層50の表面粗度を測定したところ、これは
300 〜800(Å)と極めて小さく、電極52,53の形成
に好適であることが確認された。
【0047】さらに、上述のように凹凸を有するヘッド
基板42の表面にガラスグレーズ層50を形成した場合
は、その焼成中に溶融したガラスグレーズが重力や表面
張力のために流動するため、ガラスグレーズ層50は、
高い平面43では円弧状となり、傾斜した平面44,4
5では低い平面46,47に原料が流動して膜厚が低下
し、各平面43〜47の境界の位置ではアールを形成す
ることが判明した。特に、平面43の両側に位置する凸
状の境界ではガラスグレーズ層50の膜厚が増加するこ
とでアールが形成されるので、この位置にガラスグレー
ズ層50を良好に成膜することが必須要件となる。
基板42の表面にガラスグレーズ層50を形成した場合
は、その焼成中に溶融したガラスグレーズが重力や表面
張力のために流動するため、ガラスグレーズ層50は、
高い平面43では円弧状となり、傾斜した平面44,4
5では低い平面46,47に原料が流動して膜厚が低下
し、各平面43〜47の境界の位置ではアールを形成す
ることが判明した。特に、平面43の両側に位置する凸
状の境界ではガラスグレーズ層50の膜厚が増加するこ
とでアールが形成されるので、この位置にガラスグレー
ズ層50を良好に成膜することが必須要件となる。
【0048】そして、上述のように表面の全域にガラス
グレーズ層50を形成したヘッド基板42は、このよう
なガラスグレーズ層50を形成しないヘッド基板42に
比較して、平面43〜47の境界に研磨加工等でアール
を形成しなくとも、フォトレジストの流動が良好で塗布
を均一に行なうことができることが確認された。さら
に、上述のようなヘッド基板42上に電極52,53と
なるアルミ膜を成膜すると、これはガラスグレーズ層5
0を形成しないヘッド基板42では平滑性が低いために
白濁したが、全域にガラスグレーズ層50を形成したヘ
ッド基板42では平滑性が高いために鏡面状となった。
この場合、パターニングの際に紫外線領域の露光光線の
反射が問題となるが、これは露光マスクに反射防止膜を
形成することと、成膜条件の変更でアルミ膜の表面を白
濁させることとで簡易に解決できることを本出願人は確
認した。
グレーズ層50を形成したヘッド基板42は、このよう
なガラスグレーズ層50を形成しないヘッド基板42に
比較して、平面43〜47の境界に研磨加工等でアール
を形成しなくとも、フォトレジストの流動が良好で塗布
を均一に行なうことができることが確認された。さら
に、上述のようなヘッド基板42上に電極52,53と
なるアルミ膜を成膜すると、これはガラスグレーズ層5
0を形成しないヘッド基板42では平滑性が低いために
白濁したが、全域にガラスグレーズ層50を形成したヘ
ッド基板42では平滑性が高いために鏡面状となった。
この場合、パターニングの際に紫外線領域の露光光線の
反射が問題となるが、これは露光マスクに反射防止膜を
形成することと、成膜条件の変更でアルミ膜の表面を白
濁させることとで簡易に解決できることを本出願人は確
認した。
【0049】そして、本出願人が実際に試作したサーマ
ルヘッド41では、上述のようにしてヘッド基板42の
ガラスグレーズ層50上に200(DPI;Dot Per Inch)の密
度で電極52,53を形成し、この上に膜厚5.0(μm)の
ムライトと膜厚3.0(μm)のSICとを順次スパッタリン
グで成膜して二層構造の保護膜56とした。
ルヘッド41では、上述のようにしてヘッド基板42の
ガラスグレーズ層50上に200(DPI;Dot Per Inch)の密
度で電極52,53を形成し、この上に膜厚5.0(μm)の
ムライトと膜厚3.0(μm)のSICとを順次スパッタリン
グで成膜して二層構造の保護膜56とした。
【0050】そこで、本出願人は、上述のようにして完
成したサーマルヘッド41とリジッドFPC58のリジ
ッド部59とを放熱板60上に接着して並設し、リジッ
ド部59上にダイボンドしたドライバIC63のボンデ
ィングパッド(図示せず)とサーマルヘッド41の電極
52,53の端子部54,55とをボンディングワイヤ
65で接続するようにした。この時、ドライバIC63
のボンディングパッドとサーマルヘッド41の端子部5
4,55とは略同一面上に位置して配列密度も同等とな
るように形成し、サーマルヘッド41の副走査方向幅が
3.0(mm)の平面47上に2.7(mm)の端子部54,55を
形成してボンディングワイヤ65が良好に接続できる位
置を検討した。
成したサーマルヘッド41とリジッドFPC58のリジ
ッド部59とを放熱板60上に接着して並設し、リジッ
ド部59上にダイボンドしたドライバIC63のボンデ
ィングパッド(図示せず)とサーマルヘッド41の電極
52,53の端子部54,55とをボンディングワイヤ
65で接続するようにした。この時、ドライバIC63
のボンディングパッドとサーマルヘッド41の端子部5
4,55とは略同一面上に位置して配列密度も同等とな
るように形成し、サーマルヘッド41の副走査方向幅が
3.0(mm)の平面47上に2.7(mm)の端子部54,55を
形成してボンディングワイヤ65が良好に接続できる位
置を検討した。
【0051】すると、このボンディングワイヤ65は、
最低でもヘッド基板42の平面45,47の境界上から
1.0(mm)は離反した位置で端子部54,55に接続する
必要があることが判明した。つまり、この時点で試作し
たサーマルヘッド41では、ヘッド基板42に凹部49
を形成していないため、平面45,47の境界上でガラ
スグレーズ層50が盛上り、この近傍では端子部54,
55にボンディングワイヤ65を良好に接続することは
困難であった。これは、ヘッド基板42を副走査方向に
延長する必要があることを意味しており、サーマルヘッ
ド41の小型軽量化を阻害することになる。
最低でもヘッド基板42の平面45,47の境界上から
1.0(mm)は離反した位置で端子部54,55に接続する
必要があることが判明した。つまり、この時点で試作し
たサーマルヘッド41では、ヘッド基板42に凹部49
を形成していないため、平面45,47の境界上でガラ
スグレーズ層50が盛上り、この近傍では端子部54,
55にボンディングワイヤ65を良好に接続することは
困難であった。これは、ヘッド基板42を副走査方向に
延長する必要があることを意味しており、サーマルヘッ
ド41の小型軽量化を阻害することになる。
【0052】そこで、本出願人は上述のような課題を解
決するため、図4(a)に例示したように、ヘッド基板
42に凹部48,49を形成して平面44,46と平面
45,47との境界上でガラスグレーズ層50が盛上る
ことを防止し、特に平面45,47の境界の近傍でも端
子部54,55にボンディングワイヤ65を良好に接続
できるようにした。そこで、本出願人がヘッド基板42
の凹部49の幅と深さとを各種に設定して平面45,4
7の境界とボンディングワイヤ65を接続可能な位置と
の距離を想定した実験結果を下記の表4に例示する。な
お、ここでは凹部49の幅と深さはヘッド基板42の焼
成後の寸法で示しており、ガラスグレーズ層50をスク
リーン印刷で形成するものとした。
決するため、図4(a)に例示したように、ヘッド基板
42に凹部48,49を形成して平面44,46と平面
45,47との境界上でガラスグレーズ層50が盛上る
ことを防止し、特に平面45,47の境界の近傍でも端
子部54,55にボンディングワイヤ65を良好に接続
できるようにした。そこで、本出願人がヘッド基板42
の凹部49の幅と深さとを各種に設定して平面45,4
7の境界とボンディングワイヤ65を接続可能な位置と
の距離を想定した実験結果を下記の表4に例示する。な
お、ここでは凹部49の幅と深さはヘッド基板42の焼
成後の寸法で示しており、ガラスグレーズ層50をスク
リーン印刷で形成するものとした。
【0053】
【表4】
【0054】上表から明白であるように、ヘッド基板4
2の平面45,47の境界に凹部49を形成すること
で、この境界の近傍でもボンディングワイヤ65を良好
に接続することが可能となり、サーマルヘッド41の小
型軽量化に寄与することができる。なお、上記結果では
凹部49の幅が0.5(mm)以上の場合は深さを拡大しても
距離の向上が微少であるが、図4(b)に例示したよう
に、これは凹部49が過大でガラスグレーズ層50が沈
下することによる。
2の平面45,47の境界に凹部49を形成すること
で、この境界の近傍でもボンディングワイヤ65を良好
に接続することが可能となり、サーマルヘッド41の小
型軽量化に寄与することができる。なお、上記結果では
凹部49の幅が0.5(mm)以上の場合は深さを拡大しても
距離の向上が微少であるが、図4(b)に例示したよう
に、これは凹部49が過大でガラスグレーズ層50が沈
下することによる。
【0055】つぎに、本出願人は本発明の第一の変形例
として、図5(a)に例示するように、幅広で浅い上部
と幅狭で深い下部とで凹部75を階段状に形成したヘッ
ド基板76上にガラスグレーズ層50を形成し、この上
にボンディングワイヤ65を接続可能な距離を想定し
た。そこで、この実験結果は下記の表5に例示する。な
お、ここでは凹部75の上部と下部との深度をH1,H
2とし、下部の幅をW1、上部と下部との幅の差をW2
とした。
として、図5(a)に例示するように、幅広で浅い上部
と幅狭で深い下部とで凹部75を階段状に形成したヘッ
ド基板76上にガラスグレーズ層50を形成し、この上
にボンディングワイヤ65を接続可能な距離を想定し
た。そこで、この実験結果は下記の表5に例示する。な
お、ここでは凹部75の上部と下部との深度をH1,H
2とし、下部の幅をW1、上部と下部との幅の差をW2
とした。
【0056】
【表5】
【0057】上表から明白であるように、上述のような
階段状の凹部75をヘッド基板76に形成することで、
さらにボンディングワイヤ65を接続可能な位置をヘッ
ド基板76の平面45,47の境界に近接させてサーマ
ルヘッド(図示せず)の小型軽量化に寄与することがで
きる。
階段状の凹部75をヘッド基板76に形成することで、
さらにボンディングワイヤ65を接続可能な位置をヘッ
ド基板76の平面45,47の境界に近接させてサーマ
ルヘッド(図示せず)の小型軽量化に寄与することがで
きる。
【0058】さらに、本出願人は本発明の第二の変形例
として、図5(b)に例示するように、平面45,47
に連続するように湾曲した凹部77を形成したヘッド基
板78を形成して同様な実験を行なったところ、この場
合もボンディングワイヤ65を接続可能な位置をヘッド
基板76の平面45,47の境界に良好に近接させてサ
ーマルヘッド(図示せず)を小型軽量化できることを確
認した。
として、図5(b)に例示するように、平面45,47
に連続するように湾曲した凹部77を形成したヘッド基
板78を形成して同様な実験を行なったところ、この場
合もボンディングワイヤ65を接続可能な位置をヘッド
基板76の平面45,47の境界に良好に近接させてサ
ーマルヘッド(図示せず)を小型軽量化できることを確
認した。
【0059】なお、上述のような凹部49等をヘッド基
板42等に形成することで平面45,47の境界でのガ
ラスグレーズ層50の盛上りを防止できることが確認さ
れたが、平面45,47との境界でエッジを形成する凹
部49,75では、この位置でガラスグレーズ層50内
に発泡が発生しやすいことが判明した。しかし、平面4
5,47に連続的に形成された凹部77ではガラスグレ
ーズ層50内に発泡が発生しにくいことも確認されたの
で、角張った形状の凹部を形成する場合には、そのエッ
ジをアール状に成形することが望ましい。
板42等に形成することで平面45,47の境界でのガ
ラスグレーズ層50の盛上りを防止できることが確認さ
れたが、平面45,47との境界でエッジを形成する凹
部49,75では、この位置でガラスグレーズ層50内
に発泡が発生しやすいことが判明した。しかし、平面4
5,47に連続的に形成された凹部77ではガラスグレ
ーズ層50内に発泡が発生しにくいことも確認されたの
で、角張った形状の凹部を形成する場合には、そのエッ
ジをアール状に成形することが望ましい。
【0060】なお、本実施例のサーマルヘッド41のヘ
ッド基板42は、発熱抵抗体51が位置する高い平面4
3の両側に傾斜した平面44,45と凹部48,49と
を介して微小に低い平面46と極めて低い平面47とを
形成することを例示したが、本発明は上記構造に限定さ
れるものではなく、図6(a)に例示するように、高い
平面79の一方のみに傾斜した平面80と凹部81とを
介して低い平面82を形成したヘッド基板83や、同図
(b)に例示するように、高い平面84の一方には傾斜
した平面85のみを形成して他方には傾斜した平面86
と凹部87とを介して低い平面88を形成したヘッド基
板89や、同図(c)に例示するように、高い平面90
の両側に傾斜した平面91,92と凹部93,94と低
い平面95,96とを左右対称に形成したヘッド基板9
7なども実施可能である。
ッド基板42は、発熱抵抗体51が位置する高い平面4
3の両側に傾斜した平面44,45と凹部48,49と
を介して微小に低い平面46と極めて低い平面47とを
形成することを例示したが、本発明は上記構造に限定さ
れるものではなく、図6(a)に例示するように、高い
平面79の一方のみに傾斜した平面80と凹部81とを
介して低い平面82を形成したヘッド基板83や、同図
(b)に例示するように、高い平面84の一方には傾斜
した平面85のみを形成して他方には傾斜した平面86
と凹部87とを介して低い平面88を形成したヘッド基
板89や、同図(c)に例示するように、高い平面90
の両側に傾斜した平面91,92と凹部93,94と低
い平面95,96とを左右対称に形成したヘッド基板9
7なども実施可能である。
【0061】さらに、本出願人は図2に例示したような
サーマルプリンタ57の他、図7に例示するように、副
走査方向に細長いL字形の放熱板98を設けたサーマル
プリンタ99なども試作し、実際に記録媒体14に画像
印刷を行なってサーマルヘッド41の特性を調査した。
すると、ガラスグレーズ層50の膜厚が60〜100(μm)と
異なっても印刷特性に大差は生じないが、ガラスグレー
ズ層50の膜厚が小さいほど印刷濃度の立上がりが良好
であることが確認された。
サーマルプリンタ57の他、図7に例示するように、副
走査方向に細長いL字形の放熱板98を設けたサーマル
プリンタ99なども試作し、実際に記録媒体14に画像
印刷を行なってサーマルヘッド41の特性を調査した。
すると、ガラスグレーズ層50の膜厚が60〜100(μm)と
異なっても印刷特性に大差は生じないが、ガラスグレー
ズ層50の膜厚が小さいほど印刷濃度の立上がりが良好
であることが確認された。
【0062】ここで、このサーマルヘッド41では、発
熱抵抗体51が位置する平面43上のガラスグレーズ層
50は表面張力等のために円弧状に湾曲しているが、こ
の湾曲量は平面43の副走査方向幅が異なると変化して
印刷品質に影響すると考えられる。そこで、本出願人
は、平面43の副走査方向幅を10.0,5.0 ,3.0 ,2.
0,1.5 ,1.0 ,0.5(mm)としてガラスグレーズ層50
の膜厚を60,80,100, 150 としたサーマルヘッド41
を試作し、さらに、比較対象として表面が平坦なサーマ
ルヘッド(図示せず)と、高い平面のみにガラスグレー
ズ層を形成したサーマルヘッド(図示せず)とを製作
し、その印刷品質を比較した。そこで、この比較結果を
下記の表6に例示する。
熱抵抗体51が位置する平面43上のガラスグレーズ層
50は表面張力等のために円弧状に湾曲しているが、こ
の湾曲量は平面43の副走査方向幅が異なると変化して
印刷品質に影響すると考えられる。そこで、本出願人
は、平面43の副走査方向幅を10.0,5.0 ,3.0 ,2.
0,1.5 ,1.0 ,0.5(mm)としてガラスグレーズ層50
の膜厚を60,80,100, 150 としたサーマルヘッド41
を試作し、さらに、比較対象として表面が平坦なサーマ
ルヘッド(図示せず)と、高い平面のみにガラスグレー
ズ層を形成したサーマルヘッド(図示せず)とを製作
し、その印刷品質を比較した。そこで、この比較結果を
下記の表6に例示する。
【0063】
【表6】
【0064】上表から明白であるように、ガラスグレー
ズ層50の膜厚とは無関係に平面43の副走査方向幅を
縮小すると印刷品質が向上することが確認された。
ズ層50の膜厚とは無関係に平面43の副走査方向幅を
縮小すると印刷品質が向上することが確認された。
【0065】なお、図3(b)及び図8(a)に例示す
るように、本実施例では量産基板72にレーザスクライ
ブ用の凹部73,74を小径の丸溝状に形成することを
例示したが、図8(b)に例示するように、大径の丸溝
状の凹部101を形成した量産基板102や、同図
(c)に例示するように、二等辺三角形状の凹部103
を形成した量産基板104や、同図(d)に例示するよ
うに、直角三角形状の凹部105を形成した量産基板1
06や、同図(e)に例示するように、矩形状の凹部1
07を形成した量産基板108なども実施可能である。
ただし、三角形状の凹部103,105を形成した量産
基板104,106では、そのレーザ光が中心から変位
すると加工不良が発生しやすいため、ここでは凹部7
3,74を小径の丸溝状に形成するようにした。
るように、本実施例では量産基板72にレーザスクライ
ブ用の凹部73,74を小径の丸溝状に形成することを
例示したが、図8(b)に例示するように、大径の丸溝
状の凹部101を形成した量産基板102や、同図
(c)に例示するように、二等辺三角形状の凹部103
を形成した量産基板104や、同図(d)に例示するよ
うに、直角三角形状の凹部105を形成した量産基板1
06や、同図(e)に例示するように、矩形状の凹部1
07を形成した量産基板108なども実施可能である。
ただし、三角形状の凹部103,105を形成した量産
基板104,106では、そのレーザ光が中心から変位
すると加工不良が発生しやすいため、ここでは凹部7
3,74を小径の丸溝状に形成するようにした。
【0066】
【発明の効果】本発明は上述のように、発熱抵抗体が位
置する高い面と配線材が接続される低い面とをヘッド基
板に形成し、このヘッド基板の高い面に連続する傾斜し
た面と低い面との境界に凹部を形成したことにより、ヘ
ッド基板の表面に形成する厚膜等が傾斜した面と低い面
との境界で盛上がることを防止できるので、傾斜した面
と低い面との境界の近傍で電極に配線材を良好に接続可
能なサーマルヘッドを得ることができる等の効果を有す
るものである。
置する高い面と配線材が接続される低い面とをヘッド基
板に形成し、このヘッド基板の高い面に連続する傾斜し
た面と低い面との境界に凹部を形成したことにより、ヘ
ッド基板の表面に形成する厚膜等が傾斜した面と低い面
との境界で盛上がることを防止できるので、傾斜した面
と低い面との境界の近傍で電極に配線材を良好に接続可
能なサーマルヘッドを得ることができる等の効果を有す
るものである。
【図1】本発明の実施例のサーマルヘッドを示す縦断側
面図である。
面図である。
【図2】サーマルプリンタを示す縦断側面図である。
【図3】ヘッド基板の量産基板を示し、(a)は平面図
で(b)は側面図である。
で(b)は側面図である。
【図4】拡大したサーマルヘッドの凹部を示す縦断側面
図である。
図である。
【図5】サーマルヘッドの凹部の変形例を示す縦断側面
図である。
図である。
【図6】サーマルヘッドのヘッド基板の変形例を示す側
面図である。
面図である。
【図7】サーマルプリンタの変形例を示す縦断側面図で
ある。
ある。
【図8】量産基板の凹部の各種の変形例を示す側面図で
ある。
ある。
【図9】第一の従来例を示す斜視図である。
【図10】縦断側面図である。
【図11】第二の従来例を示す斜視図である。
【図12】本出願人が提案した特願平4-67994 号のサー
マルプリンタを示す縦断側面図である。
マルプリンタを示す縦断側面図である。
14
記録媒体 41
サーマルヘッド 42,76,78,83,89,97
ヘッド基板 43〜47,79,80,82,84〜86,88,9
0〜92,95,96面 48,49,75,77,81,87,93,94
凹部 51
発熱抵抗体 52,53
電極 65
配線材
記録媒体 41
サーマルヘッド 42,76,78,83,89,97
ヘッド基板 43〜47,79,80,82,84〜86,88,9
0〜92,95,96面 48,49,75,77,81,87,93,94
凹部 51
発熱抵抗体 52,53
電極 65
配線材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 櫛田 博之 静岡県三島市南町6番78号 東京電気株式 会社技術研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 ヘッド基板の表面上に多数の発熱抵抗体
を主走査方向に連設し、これらの発熱抵抗体の各々に副
走査方向に一体に形成した電極に配線材を接続したサー
マルヘッドにおいて、前記発熱抵抗体が位置する高い面
と前記配線材が接続される低い面とを前記ヘッド基板に
形成し、このヘッド基板の前記高い面に連続する傾斜し
た面と前記低い面との境界に凹部を形成したことを特徴
とするサーマルヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25617592A JPH06106748A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | サーマルヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25617592A JPH06106748A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | サーマルヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06106748A true JPH06106748A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17288955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25617592A Pending JPH06106748A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | サーマルヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06106748A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017043013A (ja) * | 2015-08-27 | 2017-03-02 | 京セラ株式会社 | サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ |
| JP2018176549A (ja) * | 2017-04-13 | 2018-11-15 | ローム株式会社 | サーマルプリントヘッド、および、サーマルプリントヘッドの製造方法 |
| JP2025013676A (ja) * | 2020-11-18 | 2025-01-24 | サトーホールディングス株式会社 | サーマルヘッド |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP25617592A patent/JPH06106748A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017043013A (ja) * | 2015-08-27 | 2017-03-02 | 京セラ株式会社 | サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ |
| JP2018176549A (ja) * | 2017-04-13 | 2018-11-15 | ローム株式会社 | サーマルプリントヘッド、および、サーマルプリントヘッドの製造方法 |
| JP2025013676A (ja) * | 2020-11-18 | 2025-01-24 | サトーホールディングス株式会社 | サーマルヘッド |
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