JPH06106941A - 車両のサスペンション特性制御装置 - Google Patents
車両のサスペンション特性制御装置Info
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- JPH06106941A JPH06106941A JP25826192A JP25826192A JPH06106941A JP H06106941 A JPH06106941 A JP H06106941A JP 25826192 A JP25826192 A JP 25826192A JP 25826192 A JP25826192 A JP 25826192A JP H06106941 A JPH06106941 A JP H06106941A
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- suspension
- wheel drive
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- Vehicle Body Suspensions (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 2輪駆動/4輪駆動を選択可能な駆動装置と
ソフト/ハード切り換え可能なサスペンション装置を備
えた車両において、走行安定性を最重視しかつできる限
り車両の乗り心地を良好にする。 【構成】 2輪/4輪を切り換え可能な駆動装置DRが
正常であって、同装置DRが車両の急発進時または急加
速時における車体のスクウォットを抑制する場合には、
サスペンション装置SU内のコンピュータ35は、車両
の急発進時または急加速時にもサスペンション特性をな
るべくソフトに維持する。これにより、車両の走行安定
性と乗り心地の両立を図る。駆動装置DRにフェイルが
発生して同装置DRにより車両が2輪で駆動される場合
には、コンピュータ35は車両の急発進時または急加速
時にサスペンション特性をハードに切り換えられ易くし
て、車体のスクウォットを抑制する。これにより、車両
の走行安定性を確保する。
ソフト/ハード切り換え可能なサスペンション装置を備
えた車両において、走行安定性を最重視しかつできる限
り車両の乗り心地を良好にする。 【構成】 2輪/4輪を切り換え可能な駆動装置DRが
正常であって、同装置DRが車両の急発進時または急加
速時における車体のスクウォットを抑制する場合には、
サスペンション装置SU内のコンピュータ35は、車両
の急発進時または急加速時にもサスペンション特性をな
るべくソフトに維持する。これにより、車両の走行安定
性と乗り心地の両立を図る。駆動装置DRにフェイルが
発生して同装置DRにより車両が2輪で駆動される場合
には、コンピュータ35は車両の急発進時または急加速
時にサスペンション特性をハードに切り換えられ易くし
て、車体のスクウォットを抑制する。これにより、車両
の走行安定性を確保する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の急発進時、急加
速時にサスペンション特性をハード側に設定して、車体
のスクウォットを抑えるようにした車両のサスペンショ
ン特性制御装置に関する。
速時にサスペンション特性をハード側に設定して、車体
のスクウォットを抑えるようにした車両のサスペンショ
ン特性制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、例えば特開平3
−7611号公報に示されているように、アクセルペダ
ルの踏み込み量(スロットル開度)、踏み込み速度(ス
ロットル開速度)などにより車両の急発進または急加速
の度合を検出し、同検出度合が所定の基準値より大きい
ときサスペンション機構を制御して車両のサスペンショ
ン特性をハード側に切り換え、車体のスクウォットを抑
えている。また、従来から、例えば実開昭61−500
07号公報および実開昭61−50008号公報に示さ
れているように、前後輪の駆動トルク差、回転数差、車
速、手動操作などにより2輪駆動状態または4輪駆動状
態を選択可能な駆動装置を備えた4輪駆動車もよく知ら
れている。
−7611号公報に示されているように、アクセルペダ
ルの踏み込み量(スロットル開度)、踏み込み速度(ス
ロットル開速度)などにより車両の急発進または急加速
の度合を検出し、同検出度合が所定の基準値より大きい
ときサスペンション機構を制御して車両のサスペンショ
ン特性をハード側に切り換え、車体のスクウォットを抑
えている。また、従来から、例えば実開昭61−500
07号公報および実開昭61−50008号公報に示さ
れているように、前後輪の駆動トルク差、回転数差、車
速、手動操作などにより2輪駆動状態または4輪駆動状
態を選択可能な駆動装置を備えた4輪駆動車もよく知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記前者の従
来装置にあっては、車両の急発進時および急加速時に
は、サスペンション特性がハード側に設定されるので、
車体の姿勢変化が抑制されて車両の走行安定性が良好に
なる反面、車両の乗り心地が悪化するという両立しない
課題を有している。一方、上記後者の従来技術として示
した駆動装置を搭載した4輪駆動車においては、車両の
急発進時および急加速時に4輪駆動状態が選択されてい
れば、車体のスクウォットは抑制されて車両の走行安定
性が良好に維持されるが、車両の急発進時または急加速
時にフェイル、手動選択などによって2輪駆動状態に選
択されていれば、車体のスクウォットが抑制されなくて
車両の走行安定性が良好でなくなるという問題がある。
来装置にあっては、車両の急発進時および急加速時に
は、サスペンション特性がハード側に設定されるので、
車体の姿勢変化が抑制されて車両の走行安定性が良好に
なる反面、車両の乗り心地が悪化するという両立しない
課題を有している。一方、上記後者の従来技術として示
した駆動装置を搭載した4輪駆動車においては、車両の
急発進時および急加速時に4輪駆動状態が選択されてい
れば、車体のスクウォットは抑制されて車両の走行安定
性が良好に維持されるが、車両の急発進時または急加速
時にフェイル、手動選択などによって2輪駆動状態に選
択されていれば、車体のスクウォットが抑制されなくて
車両の走行安定性が良好でなくなるという問題がある。
【0004】本発明は上記問題を総合的に考慮してなさ
れたもので、その目的は、駆動装置の状態に応じて車両
のサスペンション特性を制御することにより、車両の走
行安定性を最重視しかつできる限り車両の乗り心地を良
好にした車両のサスペンション特性制御装置を提供する
ものである。
れたもので、その目的は、駆動装置の状態に応じて車両
のサスペンション特性を制御することにより、車両の走
行安定性を最重視しかつできる限り車両の乗り心地を良
好にした車両のサスペンション特性制御装置を提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成上の特徴は、2輪駆動状態または4輪
駆動状態を選択可能な駆動装置を備えた車両に適用さ
れ、車両のサスペンション特性を変更可能なサスペンシ
ョン機構と、車両の急発進または急加速の度合を検出す
る急発進検出手段と、前記検出された度合と所定の基準
値とを比較する比較手段と、比較手段の比較結果に応じ
てサスペンション機構を制御し前記検出度合が前記基準
値より小さいとき前記サスペンション特性をソフト側に
設定しかつ同検出度合が同基準値より大きいとき同サス
ペンション特性をハード側に切り換える切り換え制御手
段とを備えた車両のサスペンション特性制御装置におい
て、駆動装置が2輪駆動状態を選択しているとき前記基
準値を所定量だけ減少させる減少制御手段を設けたこと
にある。
に、本発明の構成上の特徴は、2輪駆動状態または4輪
駆動状態を選択可能な駆動装置を備えた車両に適用さ
れ、車両のサスペンション特性を変更可能なサスペンシ
ョン機構と、車両の急発進または急加速の度合を検出す
る急発進検出手段と、前記検出された度合と所定の基準
値とを比較する比較手段と、比較手段の比較結果に応じ
てサスペンション機構を制御し前記検出度合が前記基準
値より小さいとき前記サスペンション特性をソフト側に
設定しかつ同検出度合が同基準値より大きいとき同サス
ペンション特性をハード側に切り換える切り換え制御手
段とを備えた車両のサスペンション特性制御装置におい
て、駆動装置が2輪駆動状態を選択しているとき前記基
準値を所定量だけ減少させる減少制御手段を設けたこと
にある。
【0006】
【作用】上記のように構成した本発明においては、駆動
装置が4輪駆動状態を選択していれば、比較手段は急発
進検出手段によって検出された急発進または急加速の度
合と所定の基準値とを比較し、この比較結果に応じて、
切り換え制御手段は前記検出度合が基準値より小さいと
きサスペンション機構を制御して車両のサスペンション
特性をソフト側に設定しかつ前記検出度合が同基準値よ
り大きいとき同サスペンション特性をハード側に切り換
える。一方、駆動装置が2輪駆動状態を選択していれ
ば、減少制御手段が前記基準値を所定量だけ減少させ
る。したがって、この場合には、車両の急発進および急
加速の度合が前記場合より小さくても、車両のサスペン
ション特性はハード側に切り換えられる。その結果、車
両が2輪駆動状態にあるときには、4輪駆動状態にある
ときと比べて、車両のサスペンション特性は車両の急発
進および急加速の度合に対してハード側に切り換えられ
易くなる。
装置が4輪駆動状態を選択していれば、比較手段は急発
進検出手段によって検出された急発進または急加速の度
合と所定の基準値とを比較し、この比較結果に応じて、
切り換え制御手段は前記検出度合が基準値より小さいと
きサスペンション機構を制御して車両のサスペンション
特性をソフト側に設定しかつ前記検出度合が同基準値よ
り大きいとき同サスペンション特性をハード側に切り換
える。一方、駆動装置が2輪駆動状態を選択していれ
ば、減少制御手段が前記基準値を所定量だけ減少させ
る。したがって、この場合には、車両の急発進および急
加速の度合が前記場合より小さくても、車両のサスペン
ション特性はハード側に切り換えられる。その結果、車
両が2輪駆動状態にあるときには、4輪駆動状態にある
ときと比べて、車両のサスペンション特性は車両の急発
進および急加速の度合に対してハード側に切り換えられ
易くなる。
【0007】
【発明の効果】上記作用説明からも理解できるとおり、
本発明によれば、車両が4輪駆動状態で走行していれ
ば、この駆動状態によって車両の急発進および急加速時
における車体のスクウォットが抑制されて車両の走行安
定性が良好になるとともに、車両のサスペンション特性
がハード側に切り換えられ難くなるので、車両の乗り心
地が良好となり、車両の走行安定性と乗り心地の両立が
可能となる。また、車両が2輪駆動状態で走行していれ
ば、車両のサスペンション特性がハード側に切り換えら
れ易くなるので、急発進時および急加速時における車両
の走行安定性は確保される。
本発明によれば、車両が4輪駆動状態で走行していれ
ば、この駆動状態によって車両の急発進および急加速時
における車体のスクウォットが抑制されて車両の走行安
定性が良好になるとともに、車両のサスペンション特性
がハード側に切り換えられ難くなるので、車両の乗り心
地が良好となり、車両の走行安定性と乗り心地の両立が
可能となる。また、車両が2輪駆動状態で走行していれ
ば、車両のサスペンション特性がハード側に切り換えら
れ易くなるので、急発進時および急加速時における車両
の走行安定性は確保される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
すると、図1は車両のサスペンション装置SUと駆動装
置DRを概略的に示している。
すると、図1は車両のサスペンション装置SUと駆動装
置DRを概略的に示している。
【0009】サスペンション装置SUは、左右の前輪お
よび後輪にそれぞれ対応して、各輪と車体との間に設け
られたショックアブソーバ11a〜11d、主エアチャ
ンバ12a〜12dおよび副エアチャンバ13a〜13
dを有する。ショックアブソーバ11a〜11dは、ア
クチュエータ14a〜14dによって制御されるバルブ
開度に応じて車体の上下動に対する減衰力を3段階
(小、中、大)に変更できるようになっている。主エア
チャンバ12a〜12dは(主エアチャンバ12a〜1
2dと副エアチャンバ13a〜13dとが連通している
場合には副エアチャンバ13a〜13dも)、それらの
収容空気量に応じて各輪位置の車高を連続的に変更でき
るようになっている。副エアチャンバ13a〜13d
は、アクチュエータ15a〜15dによって主エアチャ
ンバ12a〜12dとの連通が切り換えられるバルブの
オンオフにより、主エアチャンバ12a〜12dと協働
して車体の上下動に対するばね定数を2段階(小、大)
に変更するものである。
よび後輪にそれぞれ対応して、各輪と車体との間に設け
られたショックアブソーバ11a〜11d、主エアチャ
ンバ12a〜12dおよび副エアチャンバ13a〜13
dを有する。ショックアブソーバ11a〜11dは、ア
クチュエータ14a〜14dによって制御されるバルブ
開度に応じて車体の上下動に対する減衰力を3段階
(小、中、大)に変更できるようになっている。主エア
チャンバ12a〜12dは(主エアチャンバ12a〜1
2dと副エアチャンバ13a〜13dとが連通している
場合には副エアチャンバ13a〜13dも)、それらの
収容空気量に応じて各輪位置の車高を連続的に変更でき
るようになっている。副エアチャンバ13a〜13d
は、アクチュエータ15a〜15dによって主エアチャ
ンバ12a〜12dとの連通が切り換えられるバルブの
オンオフにより、主エアチャンバ12a〜12dと協働
して車体の上下動に対するばね定数を2段階(小、大)
に変更するものである。
【0010】これらの主エアチャンバ12a〜12dに
は、同チャンバ12a〜12dに空気を給排する給排装
置が接続されている。この給排装置は電動モータ16に
より駆動されるコンプレッサ17を備えており、同コン
プレッサ17はチェック弁18、エアドライヤ19、並
列接続されたチェック弁21およびオリフィス22、並
びに各輪毎に設けた電磁切り換え弁23a〜23dを介
して、主エアチャンバ12a〜12dに接続されてい
る。これらの電磁切り換え弁23a〜23dは通常オフ
状態にあり、通電によりオン状態となってチェック弁2
1およびオリフィス22と各エアチャンバ12a〜12
dとの各連通を許容する。また、チェック弁18とエア
ドライヤ19との接続点には電磁切り換え弁24が接続
されており、同弁24は通常オフ状態にあり、通電によ
りオン状態となって前記接続点を大気に連通させる。
は、同チャンバ12a〜12dに空気を給排する給排装
置が接続されている。この給排装置は電動モータ16に
より駆動されるコンプレッサ17を備えており、同コン
プレッサ17はチェック弁18、エアドライヤ19、並
列接続されたチェック弁21およびオリフィス22、並
びに各輪毎に設けた電磁切り換え弁23a〜23dを介
して、主エアチャンバ12a〜12dに接続されてい
る。これらの電磁切り換え弁23a〜23dは通常オフ
状態にあり、通電によりオン状態となってチェック弁2
1およびオリフィス22と各エアチャンバ12a〜12
dとの各連通を許容する。また、チェック弁18とエア
ドライヤ19との接続点には電磁切り換え弁24が接続
されており、同弁24は通常オフ状態にあり、通電によ
りオン状態となって前記接続点を大気に連通させる。
【0011】次に、前述したアクチュエータ14a〜1
4d,15a〜15dおよび電磁切り換え弁23a〜2
3d,24を制御する電気制御装置について説明する。
この電気制御装置は、ストロークセンサ31a〜31
d、モードスイッチ32、車速センサ33、踏み込み量
センサ34およびマイクロコンピュータ35を備えてい
る。ストロークセンサ31a〜31dは各輪位置にそれ
ぞれ設けられ、同位置における車体の基準高さに対する
下方への変位量(以下、ストローク量)SFL,SFR,
SRL,SRR をそれぞれ検出してそれらの検出信号を出力
する。モードスイッチ32は運転者により操作されて、
サスペンション特性をノーマルモードまたはスポーツモ
ードに選択的に切り換える操作スイッチである。車速セ
ンサ33は車速Vを検出して同速速Vを表す検出信号を
出力する。踏み込み量センサ34はアクセルペダル(図
示しない)の踏み込み量Aを検出して同踏み込み量Aを
表す検出出信号を出力する。マイクロコンピュータ35
はCPU,ROM,RAM、タイマなどからなり、図2
に示す「メインプログラム」を繰り返し実行するととも
に、同「メインプログラム」の実行中、所定時間毎に図
3に示す「急発進検出プログラム」を割り込み実行す
る。
4d,15a〜15dおよび電磁切り換え弁23a〜2
3d,24を制御する電気制御装置について説明する。
この電気制御装置は、ストロークセンサ31a〜31
d、モードスイッチ32、車速センサ33、踏み込み量
センサ34およびマイクロコンピュータ35を備えてい
る。ストロークセンサ31a〜31dは各輪位置にそれ
ぞれ設けられ、同位置における車体の基準高さに対する
下方への変位量(以下、ストローク量)SFL,SFR,
SRL,SRR をそれぞれ検出してそれらの検出信号を出力
する。モードスイッチ32は運転者により操作されて、
サスペンション特性をノーマルモードまたはスポーツモ
ードに選択的に切り換える操作スイッチである。車速セ
ンサ33は車速Vを検出して同速速Vを表す検出信号を
出力する。踏み込み量センサ34はアクセルペダル(図
示しない)の踏み込み量Aを検出して同踏み込み量Aを
表す検出出信号を出力する。マイクロコンピュータ35
はCPU,ROM,RAM、タイマなどからなり、図2
に示す「メインプログラム」を繰り返し実行するととも
に、同「メインプログラム」の実行中、所定時間毎に図
3に示す「急発進検出プログラム」を割り込み実行す
る。
【0012】駆動装置DRは、エンジン41からの駆動
力をトランスミッション42を介して入力する駆動力分
配機構43を備えている。駆動力分配機構43は4輪駆
動電気制御装置44により制御されて、入力した駆動力
を前後輪の回転数差、前後輪の回転トルク差、車速など
に応じて決定される比率でフロントプロペラシャフト4
5aおよびリヤプロペラシャフト45bを介して前輪お
よび後輪に分配供給するもので、少なくとも車両の発進
時および加速時には前輪および後輪の両者に駆動力が分
配される。また、この4輪駆動電気制御装置44は同装
置44に含まれる各種センサ、マイクロコンピュータな
どのフェイルおよび駆動力分配機構43のフェイルを検
出する手段を備えており、同フェイルの検出時には駆動
力分配機構44を制御して2輪駆動状態に制御すなわち
エンジン41からの駆動力を後輪のみに伝達するととも
に、フェイルを表す信号をマイクロコンピュータ35に
出力する。
力をトランスミッション42を介して入力する駆動力分
配機構43を備えている。駆動力分配機構43は4輪駆
動電気制御装置44により制御されて、入力した駆動力
を前後輪の回転数差、前後輪の回転トルク差、車速など
に応じて決定される比率でフロントプロペラシャフト4
5aおよびリヤプロペラシャフト45bを介して前輪お
よび後輪に分配供給するもので、少なくとも車両の発進
時および加速時には前輪および後輪の両者に駆動力が分
配される。また、この4輪駆動電気制御装置44は同装
置44に含まれる各種センサ、マイクロコンピュータな
どのフェイルおよび駆動力分配機構43のフェイルを検
出する手段を備えており、同フェイルの検出時には駆動
力分配機構44を制御して2輪駆動状態に制御すなわち
エンジン41からの駆動力を後輪のみに伝達するととも
に、フェイルを表す信号をマイクロコンピュータ35に
出力する。
【0013】次に、上記のように構成した実施例の動作
を前記フローチャートにしたがって説明する。イグニッ
ションスイッチ(図示しない)がオンされると、マイク
ロコンピュータ35は図2のステップ100にて「メイ
ンプログラム」の実行を開始し、ステップ102にてア
ンチスクウォット制御することを表すアンチスクウォッ
トフラグASQFを”0”に初期設定した後、ステップ10
4〜116からなる循環処理を繰り返し実行する。この
循環処理においては、アンチスクウォットフラグASQFは
最初”0”であるので、マイクロコンピュータ35はス
テップ104にて「NO」と判定してプログラムをステ
ップ106,108に進める。ステップ106において
は、車速センサ33により検出された車速Vと所定車速
V1 を比較することにより車両が高速走行中であるか否
かを判定する。また、ステップ108においては、モー
ドスイッチ32の設定状態により、サスペンション特性
としてノーマルモードまたはスポーツモードのいずれが
選択されているかを判定する。
を前記フローチャートにしたがって説明する。イグニッ
ションスイッチ(図示しない)がオンされると、マイク
ロコンピュータ35は図2のステップ100にて「メイ
ンプログラム」の実行を開始し、ステップ102にてア
ンチスクウォット制御することを表すアンチスクウォッ
トフラグASQFを”0”に初期設定した後、ステップ10
4〜116からなる循環処理を繰り返し実行する。この
循環処理においては、アンチスクウォットフラグASQFは
最初”0”であるので、マイクロコンピュータ35はス
テップ104にて「NO」と判定してプログラムをステ
ップ106,108に進める。ステップ106において
は、車速センサ33により検出された車速Vと所定車速
V1 を比較することにより車両が高速走行中であるか否
かを判定する。また、ステップ108においては、モー
ドスイッチ32の設定状態により、サスペンション特性
としてノーマルモードまたはスポーツモードのいずれが
選択されているかを判定する。
【0014】車両が高速走行中でなくかつノーマルモー
ドが選択されていれば、マイクロコンピュータ35はス
テップ106にて「NO」と判定するとともにステップ
108にて「YES」と判定して、プログラムをステッ
プ110に進める。ステップ110においては、アクチ
ュエータ14a〜14dを制御することによりショック
アブソーバ11a〜11dの減衰力を「小」すなわちソ
フトに設定し、かつアクチュエータ15a〜15dを制
御することにより主エアチャンバ12a〜12dと副エ
アチャンバ13a〜13dとを連通させて両チャンバ1
2a〜12d,13a〜13dによるばね定数を「小」
すなわちソフトに設定する。また、車両が高速走行して
おりまたはスポーツモードが選択されていれば、マイク
ロコンピュータ35はステップ106にて「YES」と
判定しまたはステップ108にて「NO」と判定して、
プログラムをステップ112に進める。ステップ112
においては、アクチュエータ14a〜14dを制御する
ことによりショックアブソーバ11a〜11dの減衰力
を「中」すなわちミドルに設定し、かつアクチュエータ
15a〜15dを制御することにより主エアチャンバ1
2a〜12dと副エアチャンバ13a〜13dとの連通
を解除して両チャンバ12a〜12d,13a〜13d
によるばね定数を「大」すなわちハードに設定する。
ドが選択されていれば、マイクロコンピュータ35はス
テップ106にて「NO」と判定するとともにステップ
108にて「YES」と判定して、プログラムをステッ
プ110に進める。ステップ110においては、アクチ
ュエータ14a〜14dを制御することによりショック
アブソーバ11a〜11dの減衰力を「小」すなわちソ
フトに設定し、かつアクチュエータ15a〜15dを制
御することにより主エアチャンバ12a〜12dと副エ
アチャンバ13a〜13dとを連通させて両チャンバ1
2a〜12d,13a〜13dによるばね定数を「小」
すなわちソフトに設定する。また、車両が高速走行して
おりまたはスポーツモードが選択されていれば、マイク
ロコンピュータ35はステップ106にて「YES」と
判定しまたはステップ108にて「NO」と判定して、
プログラムをステップ112に進める。ステップ112
においては、アクチュエータ14a〜14dを制御する
ことによりショックアブソーバ11a〜11dの減衰力
を「中」すなわちミドルに設定し、かつアクチュエータ
15a〜15dを制御することにより主エアチャンバ1
2a〜12dと副エアチャンバ13a〜13dとの連通
を解除して両チャンバ12a〜12d,13a〜13d
によるばね定数を「大」すなわちハードに設定する。
【0015】前記ステップ110,112の処理後、マ
イクロコンピュータ35はステップ116においてスト
ロークセンサ31a〜31d、車速センサ34などによ
りそれぞれ検出されたストローク量SFL,SFR,SRL,S
RR 、車速Vなどに基づいて電磁切り換え弁23a〜2
3d,24を制御して各輪位置の車高を調整する。
イクロコンピュータ35はステップ116においてスト
ロークセンサ31a〜31d、車速センサ34などによ
りそれぞれ検出されたストローク量SFL,SFR,SRL,S
RR 、車速Vなどに基づいて電磁切り換え弁23a〜2
3d,24を制御して各輪位置の車高を調整する。
【0016】一方、前記ステップ104〜116からな
る循環処理中、マイクロコンピュータ35は所定時間毎
に図3の「急発進検出プログラム」を割り込み実行す
る。この「急発進検出プログラム」においては、マイク
ロコンピュータ35はステップ200にてその実行を開
始し、ステップ202にて車速センサ33および踏み込
み量センサ34により検出された車速Vおよび踏み込み
量Aを読み込み、ステップ204にて前記踏み込み量A
を微分することにより踏み込み速度Bを計算する。次
に、マイクロコンピュータ35はステップ206にて4
輪駆動電気制御装置44から駆動装置DRのフェイルを
表す信号が入力されているか否かを判定する。
る循環処理中、マイクロコンピュータ35は所定時間毎
に図3の「急発進検出プログラム」を割り込み実行す
る。この「急発進検出プログラム」においては、マイク
ロコンピュータ35はステップ200にてその実行を開
始し、ステップ202にて車速センサ33および踏み込
み量センサ34により検出された車速Vおよび踏み込み
量Aを読み込み、ステップ204にて前記踏み込み量A
を微分することにより踏み込み速度Bを計算する。次
に、マイクロコンピュータ35はステップ206にて4
輪駆動電気制御装置44から駆動装置DRのフェイルを
表す信号が入力されているか否かを判定する。
【0017】まず、駆動装置DRにフェイルが発生して
いない場合について説明する。この場合、4輪駆動電気
制御装置44から駆動装置DRのフェイルを表す信号は
入力されないので、マイクロコンピュータ35はステッ
プ206にて「NO」と判定し、ステップ208にて基
準踏み込み量Arefおよび基準踏み込み速度Brefをそれ
ぞれ比較的大きな所定踏み込み量A0および所定踏み込
み速度B0に設定するとともに基準時間Trefを比較的小
さな所定時間T0(例えば2秒)に設定する。次に、マ
イクロコンピュータ35はステップ212〜216にて
アンチスクウォット制御の必要性を判定する。車速Vが
所定車速V2 (例えば40km/h)以上であれば、ステッ
プ212にて「YES」と判定され、ステップ228に
てアンチスクウォットフラグASQFが”0”に設定されて
プログラムはステップ230へ進められる。また、車速
Vが前記所定車速V2より小さな所定車速V3(例えば3
0km/h)以上であれば、ステップ214にて「NO」と
判定されてプログラムはステップ224に進められる。
また、踏み込み量Aが基準踏み込み量Aref 未満かつ踏
み込み速度Bが基準踏み込み速度Bref 未満であれば、
ステップ216,218にて共に「NO」と判定されて
プログラムはステップ224へ進められる。ステップ2
24においてはアンチスクウォットフラグASQFが”1”
であるか否かを判定する。前記初期状態のように、同フ
ラグASQFが”0”に維持されていれば、マイクロコンピ
ュータ35はステップ224にて「NO」と判定して、
プログラムをステップ230へ進める。したがって、前
述のような車両の走行状態では、マイクロコンピュータ
35は、ステップ230の処理後のステップ232にて
この「急発進検出プログラム」の実行を終了する。この
場合には、アンチスクウォットフラグASQFは依然”0”
に設定され続けて、前述したように選択モード(ノーマ
ルモードまたはスポーツモード)に応じて、サスペンシ
ョン装置SUの減衰力は「小」(ソフト)または「中」
(ミドル)に設定されるとともに同装置SUのばね定数
は「小」(ソフト)または「大」(ハード)に設定され
る。
いない場合について説明する。この場合、4輪駆動電気
制御装置44から駆動装置DRのフェイルを表す信号は
入力されないので、マイクロコンピュータ35はステッ
プ206にて「NO」と判定し、ステップ208にて基
準踏み込み量Arefおよび基準踏み込み速度Brefをそれ
ぞれ比較的大きな所定踏み込み量A0および所定踏み込
み速度B0に設定するとともに基準時間Trefを比較的小
さな所定時間T0(例えば2秒)に設定する。次に、マ
イクロコンピュータ35はステップ212〜216にて
アンチスクウォット制御の必要性を判定する。車速Vが
所定車速V2 (例えば40km/h)以上であれば、ステッ
プ212にて「YES」と判定され、ステップ228に
てアンチスクウォットフラグASQFが”0”に設定されて
プログラムはステップ230へ進められる。また、車速
Vが前記所定車速V2より小さな所定車速V3(例えば3
0km/h)以上であれば、ステップ214にて「NO」と
判定されてプログラムはステップ224に進められる。
また、踏み込み量Aが基準踏み込み量Aref 未満かつ踏
み込み速度Bが基準踏み込み速度Bref 未満であれば、
ステップ216,218にて共に「NO」と判定されて
プログラムはステップ224へ進められる。ステップ2
24においてはアンチスクウォットフラグASQFが”1”
であるか否かを判定する。前記初期状態のように、同フ
ラグASQFが”0”に維持されていれば、マイクロコンピ
ュータ35はステップ224にて「NO」と判定して、
プログラムをステップ230へ進める。したがって、前
述のような車両の走行状態では、マイクロコンピュータ
35は、ステップ230の処理後のステップ232にて
この「急発進検出プログラム」の実行を終了する。この
場合には、アンチスクウォットフラグASQFは依然”0”
に設定され続けて、前述したように選択モード(ノーマ
ルモードまたはスポーツモード)に応じて、サスペンシ
ョン装置SUの減衰力は「小」(ソフト)または「中」
(ミドル)に設定されるとともに同装置SUのばね定数
は「小」(ソフト)または「大」(ハード)に設定され
る。
【0018】一方、車両が所定車速V3 未満で走行中
に、急発進または急加速のためアクセルペダルが深く踏
み込まれまたは急に踏み込まれると、すなわち踏み込み
量Aが基準踏み込み量Aref 以上になりまたは踏み込み
速度Bが基準踏み込み速度Bref 以上になると、マイク
ロコンピュータ35はステップ212にて「NO」、ス
テップ214にて「YES」、ステップ216またはス
テップ218にて「YES」と判定してプログラムをス
テップ220,222に進める。ステップ220におい
てはアンチスクウォットフラグASQFを”1”に変更し、
ステップ222においてはアンチスクウォットタイマ値
ASQTを「0」に初期設定する。これらの処理後、マイク
ロコンピュータ35はステップ230の処理を経てステ
ップ232にてこの「スクウォット検出プログラム」の
実行を終了する。
に、急発進または急加速のためアクセルペダルが深く踏
み込まれまたは急に踏み込まれると、すなわち踏み込み
量Aが基準踏み込み量Aref 以上になりまたは踏み込み
速度Bが基準踏み込み速度Bref 以上になると、マイク
ロコンピュータ35はステップ212にて「NO」、ス
テップ214にて「YES」、ステップ216またはス
テップ218にて「YES」と判定してプログラムをス
テップ220,222に進める。ステップ220におい
てはアンチスクウォットフラグASQFを”1”に変更し、
ステップ222においてはアンチスクウォットタイマ値
ASQTを「0」に初期設定する。これらの処理後、マイク
ロコンピュータ35はステップ230の処理を経てステ
ップ232にてこの「スクウォット検出プログラム」の
実行を終了する。
【0019】このように、アンチスクウォットフラグAS
QFが”1”に設定されると、マイクロコンピュータ35
は「メインプログラム」のステップ104にて「YE
S」と判定して、プログラムをステップ114に進め
る。ステップ114においては、アクチュエータ14a
〜14dを制御することによりショックアブソーバ11
a〜11dの減衰力を「大」(ハード)に設定し、かつ
アクチュエータ15a〜15dを制御することにより主
エアチャンバ12a〜12dと副エアチャンバ13a〜
13dとの連通を解除して両チャンバ12a〜12d,
13a〜13dによるばね定数を「大」(ハード)に設
定する。この状態から、アクセルペダルの踏み込み量A
がAref 未満になるとともに同ペダルの踏み込み速度B
も基準踏み込み速度Bref 未満になると、マイクロコン
ピュータ35はステップ216,218にて共に「N
O」と判定してプログラムをステップ224に進める。
また、車速Vが所定車速V3 以上になった場合も、マイ
クロコンピュータ35はステップ214にて「NO」と
判定してプログラムをステップ224に進める。これら
の場合、アンチスクウォットフラグASQFは”1”に設定
されているので、マイクロコンピュータ35はステップ
224にて「YES」と判定し、ステップ226にてア
ンチスクウォットタイマ値ASQTが1秒に相当する値以上
であるか否かを判定する。このアンチスクウォットタイ
マ値ASQTは前記ステップ222にて「0」に初期設定さ
れ、かつステップ230にて「1」ずつカウントアップ
されるもので、前記状態の変化から間もない場合には小
さな値に保たれている。したがって、この場合には、マ
イクロコンピュータ35はステップ226にて「NO」
と判定して、ステップ230の処理を経てステップ23
2にてこの「急発進検出プログラム」の実行を終了す
る。これにより、アクセルペダルの踏み込み量Aおよび
踏み込み速度Bが小さくなっても、その後基準時間Tre
f が経過するまでは、サスペンション装置SUの減衰力
およびばね定数が「大」(ハード)に設定され続ける。
QFが”1”に設定されると、マイクロコンピュータ35
は「メインプログラム」のステップ104にて「YE
S」と判定して、プログラムをステップ114に進め
る。ステップ114においては、アクチュエータ14a
〜14dを制御することによりショックアブソーバ11
a〜11dの減衰力を「大」(ハード)に設定し、かつ
アクチュエータ15a〜15dを制御することにより主
エアチャンバ12a〜12dと副エアチャンバ13a〜
13dとの連通を解除して両チャンバ12a〜12d,
13a〜13dによるばね定数を「大」(ハード)に設
定する。この状態から、アクセルペダルの踏み込み量A
がAref 未満になるとともに同ペダルの踏み込み速度B
も基準踏み込み速度Bref 未満になると、マイクロコン
ピュータ35はステップ216,218にて共に「N
O」と判定してプログラムをステップ224に進める。
また、車速Vが所定車速V3 以上になった場合も、マイ
クロコンピュータ35はステップ214にて「NO」と
判定してプログラムをステップ224に進める。これら
の場合、アンチスクウォットフラグASQFは”1”に設定
されているので、マイクロコンピュータ35はステップ
224にて「YES」と判定し、ステップ226にてア
ンチスクウォットタイマ値ASQTが1秒に相当する値以上
であるか否かを判定する。このアンチスクウォットタイ
マ値ASQTは前記ステップ222にて「0」に初期設定さ
れ、かつステップ230にて「1」ずつカウントアップ
されるもので、前記状態の変化から間もない場合には小
さな値に保たれている。したがって、この場合には、マ
イクロコンピュータ35はステップ226にて「NO」
と判定して、ステップ230の処理を経てステップ23
2にてこの「急発進検出プログラム」の実行を終了す
る。これにより、アクセルペダルの踏み込み量Aおよび
踏み込み速度Bが小さくなっても、その後基準時間Tre
f が経過するまでは、サスペンション装置SUの減衰力
およびばね定数が「大」(ハード)に設定され続ける。
【0020】一方、アクセルペダルの踏み込み量Aおよ
び踏み込み速度Bが小さくなった後基準時間Tref が経
過すると、アンチスクウォットタイマ値ASQTが基準時間
Tref に相当する値以上になるので、マイクロコンピュ
ータ35はステップ226にて「YES」と判定してス
テップ228にてアンチスクウォットフラグASQFを”
0”に変更する。したがって、マイクロコンピュータ3
5は「メインプログラム」のステップ104にて「N
O」と判定してプログラムをステップ106以降へ進め
るので、前述したように選択モード(ノーマルモードま
たはスポーツモード)に応じて、サスペンション装置S
Uの減衰力は「小」(ソフト)または「中」(ミドル)
に設定されるとともに同装置SUのばね定数は「小」
(ソフト)または「大」(ハード)に設定されるように
なる。また、前記車両の急発進または急加速によって車
速Vが所定車速V2 以上になったときには、マイクロコ
ンピュータ35はステップ212にて「YES」と判定
して、ステップ228にてアンチスクウォットフラグAS
QFを”0”に変更するので、この場合にも、サスペンシ
ョン装置SUの減衰力は「小」(ソフト)または「中」
(ミドル)に設定されるとともに同装置SUのばね定数
は「小」(ソフト)または「大」(ハード)に設定され
るようになる。
び踏み込み速度Bが小さくなった後基準時間Tref が経
過すると、アンチスクウォットタイマ値ASQTが基準時間
Tref に相当する値以上になるので、マイクロコンピュ
ータ35はステップ226にて「YES」と判定してス
テップ228にてアンチスクウォットフラグASQFを”
0”に変更する。したがって、マイクロコンピュータ3
5は「メインプログラム」のステップ104にて「N
O」と判定してプログラムをステップ106以降へ進め
るので、前述したように選択モード(ノーマルモードま
たはスポーツモード)に応じて、サスペンション装置S
Uの減衰力は「小」(ソフト)または「中」(ミドル)
に設定されるとともに同装置SUのばね定数は「小」
(ソフト)または「大」(ハード)に設定されるように
なる。また、前記車両の急発進または急加速によって車
速Vが所定車速V2 以上になったときには、マイクロコ
ンピュータ35はステップ212にて「YES」と判定
して、ステップ228にてアンチスクウォットフラグAS
QFを”0”に変更するので、この場合にも、サスペンシ
ョン装置SUの減衰力は「小」(ソフト)または「中」
(ミドル)に設定されるとともに同装置SUのばね定数
は「小」(ソフト)または「大」(ハード)に設定され
るようになる。
【0021】一方、このような急発進時または急加速時
には、4輪駆動電気制御装置44は前輪と後輪との回転
数差または回転トルク差に応じて駆動力配分機構43を
制御して、エンジン41からの駆動力を前輪および後輪
に分配すなわち4輪駆動状態に制御している。したがっ
て、車両は前輪および後輪により駆動されて急発進また
は急加速する。
には、4輪駆動電気制御装置44は前輪と後輪との回転
数差または回転トルク差に応じて駆動力配分機構43を
制御して、エンジン41からの駆動力を前輪および後輪
に分配すなわち4輪駆動状態に制御している。したがっ
て、車両は前輪および後輪により駆動されて急発進また
は急加速する。
【0022】上記作動説明からも理解できるとおり、駆
動装置DRにフェイルが発生してない状態で車両が急発
進または急加速すると、駆動装置DRは4輪駆動状態に
て車両を発進または加速させるので、車体のスクウォッ
トは駆動装置DRにより抑制されて車両の走行安定性は
良好に保たれる。一方、サスペンション装置SUにおい
ては、ステップ208の処理によって基準踏み込み量A
refおよび基準踏み込み速度Brefは比較的大きな値に設
定されているとともに基準時間Tref は比較的短く設定
されているので、サスペンション装置SUの減衰力およ
びばね定数は共に「大」に設定され難く車両の乗り心地
も良好に保たれる。なお、急発進または急加速の度合が
きわめて大きくて、踏み込み量Aが基準踏み込み量Are
f以上または踏み込み速度Bが基準踏み込み速度Bref以
上であれば、減衰力およびばね定数が「大」に設定され
るので、サスペンション装置SUは駆動装置DRと共に
車体のスクオゥットを抑制し、同スクウォットによって
車両の走行安定性が悪化することがない。
動装置DRにフェイルが発生してない状態で車両が急発
進または急加速すると、駆動装置DRは4輪駆動状態に
て車両を発進または加速させるので、車体のスクウォッ
トは駆動装置DRにより抑制されて車両の走行安定性は
良好に保たれる。一方、サスペンション装置SUにおい
ては、ステップ208の処理によって基準踏み込み量A
refおよび基準踏み込み速度Brefは比較的大きな値に設
定されているとともに基準時間Tref は比較的短く設定
されているので、サスペンション装置SUの減衰力およ
びばね定数は共に「大」に設定され難く車両の乗り心地
も良好に保たれる。なお、急発進または急加速の度合が
きわめて大きくて、踏み込み量Aが基準踏み込み量Are
f以上または踏み込み速度Bが基準踏み込み速度Bref以
上であれば、減衰力およびばね定数が「大」に設定され
るので、サスペンション装置SUは駆動装置DRと共に
車体のスクオゥットを抑制し、同スクウォットによって
車両の走行安定性が悪化することがない。
【0023】次に、駆動装置DRにフェイルが発生した
場合について説明する。この場合、4輪駆動電気制御装
置44は4輪駆動機構43を制御して、車両を後輪のみ
による駆動状態すなわち2輪駆動状態に設定する。ま
た、4輪駆動電気制御装置44はマイクロコンピュータ
35に対してフェイルを表す信号を出力する。したがっ
て、マイクロコンピュータ35は図3のステップ206
にて「YES」と判定して、プログラムをステップ21
0に進める。ステップ210においては、基準踏み込み
量Arefおよび基準踏み込み速度Brefは前記所定踏み込
み量A0および所定踏み込み速度B0より所定量ΔA,Δ
Bだけ小さな値A0−ΔA,B0−ΔBにそれぞれ設定さ
れるとともに、基準時間Trefは所定時間T0より所定量
ΔTだけ長い時間T0+ΔTに設定される。次に、マイ
クロコンピュータ35は上記と同様なステップ212〜
232の処理を実行する。
場合について説明する。この場合、4輪駆動電気制御装
置44は4輪駆動機構43を制御して、車両を後輪のみ
による駆動状態すなわち2輪駆動状態に設定する。ま
た、4輪駆動電気制御装置44はマイクロコンピュータ
35に対してフェイルを表す信号を出力する。したがっ
て、マイクロコンピュータ35は図3のステップ206
にて「YES」と判定して、プログラムをステップ21
0に進める。ステップ210においては、基準踏み込み
量Arefおよび基準踏み込み速度Brefは前記所定踏み込
み量A0および所定踏み込み速度B0より所定量ΔA,Δ
Bだけ小さな値A0−ΔA,B0−ΔBにそれぞれ設定さ
れるとともに、基準時間Trefは所定時間T0より所定量
ΔTだけ長い時間T0+ΔTに設定される。次に、マイ
クロコンピュータ35は上記と同様なステップ212〜
232の処理を実行する。
【0024】したがって、駆動装置DRにフェイルが発
生して同装置DRが2輪駆動状態にて車両を急発進また
は急加速させる場合には、サスペンション装置SUの減
衰力およびばね定数は共に「大」に設定され易くなると
ともに、同減衰力およびばね定数が「大」に設定される
時間も長くなる。その結果、駆動装置DRが車体のスク
ウォットを抑制する傾向が増すので、少なくとも車両の
走行安定性は良好に維持される。
生して同装置DRが2輪駆動状態にて車両を急発進また
は急加速させる場合には、サスペンション装置SUの減
衰力およびばね定数は共に「大」に設定され易くなると
ともに、同減衰力およびばね定数が「大」に設定される
時間も長くなる。その結果、駆動装置DRが車体のスク
ウォットを抑制する傾向が増すので、少なくとも車両の
走行安定性は良好に維持される。
【0025】なお、上記実施例においては、アクセルペ
ダルの踏み込み量Aを検出するとともに同踏み込み量A
を微分することによりアクセルペダルの踏み込み速度B
を計算して、これらの踏み込み量Aおよび踏み込み速度
Bによって車両の急発進および急加速を判定するように
したが、スロットルの回転角(開度)を検出するととも
に同回転角(開度)を微分することによりスロットルの
回転角速度(開速度)を計算して、これらのスロットル
の回転角(開度)および回転角速度(開速度)によって
車両の急発進および急加速の判定をするようにしてもよ
い。
ダルの踏み込み量Aを検出するとともに同踏み込み量A
を微分することによりアクセルペダルの踏み込み速度B
を計算して、これらの踏み込み量Aおよび踏み込み速度
Bによって車両の急発進および急加速を判定するように
したが、スロットルの回転角(開度)を検出するととも
に同回転角(開度)を微分することによりスロットルの
回転角速度(開速度)を計算して、これらのスロットル
の回転角(開度)および回転角速度(開速度)によって
車両の急発進および急加速の判定をするようにしてもよ
い。
【0026】また、上記実施例においては、2輪駆動状
態と4輪駆動状態とが自動的に決定される駆動装置DR
を備えた車両に本発明に係るサスペンション装置SUを
適用した例について示したが、本発明は2輪駆動状態と
4輪駆動状態とを手動で切り換えるようにした駆動装置
DRを備えた車両にも適用できる。この場合、4輪駆動
制御装置44は手動の切り換え操作に応じて駆動力分配
機構43を制御して2輪駆動状態と4輪駆動状態を切り
換え制御するとともに、マイクロコンピュータ35に上
記実施例のフェイル信号と共に2輪/4輪の駆動状態を
表す選択信号をも供給するようにする。マイクロコンピ
ュータ35は図3のステップ206にてフェイルまたは
2輪駆動状態を選択しているか否かを判定し、駆動装置
DRにフェイルが発生しまたは同装置DRにて2輪駆動
状態が選択されているときにはプログラムをステップ2
10に進め、それ以外のときにはプログラムをステップ
208に進めるようにすればよい。なお、この場合も、
駆動装置DRにフェイルが発生すれば、駆動力分配機構
43は4輪駆動電気制御装置44により2輪駆動状態に
自動的に切り換えられることは上記実施例と同じであ
る。
態と4輪駆動状態とが自動的に決定される駆動装置DR
を備えた車両に本発明に係るサスペンション装置SUを
適用した例について示したが、本発明は2輪駆動状態と
4輪駆動状態とを手動で切り換えるようにした駆動装置
DRを備えた車両にも適用できる。この場合、4輪駆動
制御装置44は手動の切り換え操作に応じて駆動力分配
機構43を制御して2輪駆動状態と4輪駆動状態を切り
換え制御するとともに、マイクロコンピュータ35に上
記実施例のフェイル信号と共に2輪/4輪の駆動状態を
表す選択信号をも供給するようにする。マイクロコンピ
ュータ35は図3のステップ206にてフェイルまたは
2輪駆動状態を選択しているか否かを判定し、駆動装置
DRにフェイルが発生しまたは同装置DRにて2輪駆動
状態が選択されているときにはプログラムをステップ2
10に進め、それ以外のときにはプログラムをステップ
208に進めるようにすればよい。なお、この場合も、
駆動装置DRにフェイルが発生すれば、駆動力分配機構
43は4輪駆動電気制御装置44により2輪駆動状態に
自動的に切り換えられることは上記実施例と同じであ
る。
【0027】また、本発明は、前輪と後輪の駆動力のベ
ース配分が3対7のような後輪駆動車に近い4輪駆動車
にも適用される。この場合、駆動装置DRがフェイルし
た場合には、前輪と後輪の駆動力の配分が前記3対7に
固定される。
ース配分が3対7のような後輪駆動車に近い4輪駆動車
にも適用される。この場合、駆動装置DRがフェイルし
た場合には、前輪と後輪の駆動力の配分が前記3対7に
固定される。
【図1】 本発明の一実施例を示すサスペンション装置
と駆動装置の概略図である。
と駆動装置の概略図である。
【図2】 図1のマイクロコンピュータにより実行され
る「メインプログラム」に対応したフローチャートであ
る。
る「メインプログラム」に対応したフローチャートであ
る。
【図3】 同コンピュータにより実行される「急発進検
出プログラム」に対応したフローチャートである。
出プログラム」に対応したフローチャートである。
SU…サスペンション装置、DR…駆動装置、11a〜
11d…ショックアブソーバ、12a〜12d…主エア
チャンバ、13a〜13d…副エアチャンバ、14a〜
14d,15a〜15d…アクチュエータ、17…コン
プレッサ、23a〜23d,24…電磁切り換え弁、3
1a〜31d…ストロークセンサ、33…車速センサ、
34…踏み込み量センサ、35…マイクロコンピュー
タ、43…駆動力分配機構、44…4輪駆動電気制御装
置。
11d…ショックアブソーバ、12a〜12d…主エア
チャンバ、13a〜13d…副エアチャンバ、14a〜
14d,15a〜15d…アクチュエータ、17…コン
プレッサ、23a〜23d,24…電磁切り換え弁、3
1a〜31d…ストロークセンサ、33…車速センサ、
34…踏み込み量センサ、35…マイクロコンピュー
タ、43…駆動力分配機構、44…4輪駆動電気制御装
置。
Claims (1)
- 【請求項1】 2輪駆動状態または4輪駆動状態を選択
可能な駆動装置を備えた車両に適用され、車両のサスペ
ンション特性を変更可能なサスペンション機構と、車両
の急発進または急加速の度合を検出する急発進検出手段
と、前記検出された度合と所定の基準値とを比較する比
較手段と、前記比較手段の比較結果に応じて前記サスペ
ンション機構を制御し前記検出度合が前記基準値より小
さいとき前記サスペンション特性をソフト側に設定しか
つ同検出度合が同基準値より大きいとき同サスペンショ
ン特性をハード側に切り換える切り換え制御手段とを備
えた車両のサスペンション特性制御装置において、前記
駆動装置が2輪駆動状態を選択しているとき前記基準値
を所定量だけ減少させる減少制御手段を設けたことを特
徴とする車両のサスペンション特性制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25826192A JPH06106941A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 車両のサスペンション特性制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25826192A JPH06106941A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 車両のサスペンション特性制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06106941A true JPH06106941A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17317778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25826192A Pending JPH06106941A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 車両のサスペンション特性制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06106941A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008137573A (ja) * | 2006-12-05 | 2008-06-19 | Yamaha Motor Co Ltd | サスペンション制御装置および車両 |
-
1992
- 1992-09-28 JP JP25826192A patent/JPH06106941A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008137573A (ja) * | 2006-12-05 | 2008-06-19 | Yamaha Motor Co Ltd | サスペンション制御装置および車両 |
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