JPH061070B2 - 回転形流体エネルギ変換機 - Google Patents
回転形流体エネルギ変換機Info
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- JPH061070B2 JPH061070B2 JP59177072A JP17707284A JPH061070B2 JP H061070 B2 JPH061070 B2 JP H061070B2 JP 59177072 A JP59177072 A JP 59177072A JP 17707284 A JP17707284 A JP 17707284A JP H061070 B2 JPH061070 B2 JP H061070B2
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- JP
- Japan
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- torque ring
- fluid
- piston
- pressure
- housing
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- Hydraulic Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、静圧タイプの流体ポンプまたは流体モータと
して使用される回転形流体エネルギ変換機に関するもの
である。
して使用される回転形流体エネルギ変換機に関するもの
である。
[従来の技術] 従来のこの種の回転形エネルギ変換機、つまり静圧タイ
プの回転形流体ポンプ/モータには、入力軸の回転力を
ピストンやプランジャ等の直線力に変換したり、ピスト
ン等の直線力を出力軸の回転力に変換するためのカム機
構やリンク機構等のメカニズムが必ず採用されている。
よって、このようなものでは、構成部品間に強力な押付
力やこじれ力等が作用することになるため、潤滑油の油
性や粘性による油膜のくさび作用に依存するベアリング
部やボール、ころ等のころがり作用に依存するベアリン
グ部の存在が不可欠である。したがって、作動流体とし
ては適度の粘性を有した油等を使用することが必要とな
る。すなわち、水あるいはそれに近い粘性の作動流体で
は円滑な運転を行なわせることが困難であり機器の寿命
がきわめて短いものになるという不都合があるため、使
用し得る作動流体の種類が限られるという欠点がある。
また、ころがり軸受を使用したものでは、該軸受の疲労
寿命によって機器全体の寿命が左右されるので耐久性の
向上を図ることが難しく、また、ころがり軸受は比較的
嵩張るため機器の小形化あるいは軽量化が難しいという
問題もある。
プの回転形流体ポンプ/モータには、入力軸の回転力を
ピストンやプランジャ等の直線力に変換したり、ピスト
ン等の直線力を出力軸の回転力に変換するためのカム機
構やリンク機構等のメカニズムが必ず採用されている。
よって、このようなものでは、構成部品間に強力な押付
力やこじれ力等が作用することになるため、潤滑油の油
性や粘性による油膜のくさび作用に依存するベアリング
部やボール、ころ等のころがり作用に依存するベアリン
グ部の存在が不可欠である。したがって、作動流体とし
ては適度の粘性を有した油等を使用することが必要とな
る。すなわち、水あるいはそれに近い粘性の作動流体で
は円滑な運転を行なわせることが困難であり機器の寿命
がきわめて短いものになるという不都合があるため、使
用し得る作動流体の種類が限られるという欠点がある。
また、ころがり軸受を使用したものでは、該軸受の疲労
寿命によって機器全体の寿命が左右されるので耐久性の
向上を図ることが難しく、また、ころがり軸受は比較的
嵩張るため機器の小形化あるいは軽量化が難しいという
問題もある。
そのため、近時、かかる従来の技術とは全く発想を異に
した理想に近い高効率な流体エネルギ変換機が開発され
ている(特開昭58−77179号公報参照)。すなわ
ち、このものは、内周にテーパ面を有したハウジング
と、円周方向に間欠配置した第1の静圧ベアリングを介
して前記ハウジングのテーパ面部に回転可能に嵌合され
その内周における前記各第1ベアリングに対応する部位
に内平面をそれぞれ有したトルクリングと、このトルク
リングの内側に配設されその先端面を第2の静圧ベアリ
ングを介して前記トルクリングの各内平面にそれぞれ添
接させた複数のピストンと、トルクリングの内側に配設
され放射状に形成したシリンダボアによってこれら各ピ
ストンの基端側をスライド可能に保持するシリンダバレ
ルと、このシリンダバレルをハウジングとトルクリング
の共通軸心から偏心した偏心軸心回りに回転可能に支承
するピントルと、前記トルクリングに前記シリンダバレ
ルを同期回転可能に接続する継手と、前記各シリンダボ
ア内に形成され前記ハウジングと前記トルクリングとの
相対回転に伴うピストンの突没動作によって容積が増減
する空間と、容積が増大しつつある空間および容積が減
少しつつある空間にそれぞれ連通する対をなす流体流路
系路と、各ピストンに設けられ対応する空間内の流体を
該ピストンの先端面に設けた第2の静圧ベアリングの圧
力ポケットに導くピストン側流体通路と、トルクリング
に設けられ各第2の静圧ベアリングの圧力ポケット内の
流体を対応する各第1の静圧ベアリングに導くトルクリ
ング側流体通路とを具備してなり、前記第1の静圧ベア
リングに導入された流体の静圧と前記第2の静圧ベアリ
ングに導入された流体の静圧とによって前記トルクリン
グに前記共通軸心まわりの偶力が発生するように構成し
たものである。
した理想に近い高効率な流体エネルギ変換機が開発され
ている(特開昭58−77179号公報参照)。すなわ
ち、このものは、内周にテーパ面を有したハウジング
と、円周方向に間欠配置した第1の静圧ベアリングを介
して前記ハウジングのテーパ面部に回転可能に嵌合され
その内周における前記各第1ベアリングに対応する部位
に内平面をそれぞれ有したトルクリングと、このトルク
リングの内側に配設されその先端面を第2の静圧ベアリ
ングを介して前記トルクリングの各内平面にそれぞれ添
接させた複数のピストンと、トルクリングの内側に配設
され放射状に形成したシリンダボアによってこれら各ピ
ストンの基端側をスライド可能に保持するシリンダバレ
ルと、このシリンダバレルをハウジングとトルクリング
の共通軸心から偏心した偏心軸心回りに回転可能に支承
するピントルと、前記トルクリングに前記シリンダバレ
ルを同期回転可能に接続する継手と、前記各シリンダボ
ア内に形成され前記ハウジングと前記トルクリングとの
相対回転に伴うピストンの突没動作によって容積が増減
する空間と、容積が増大しつつある空間および容積が減
少しつつある空間にそれぞれ連通する対をなす流体流路
系路と、各ピストンに設けられ対応する空間内の流体を
該ピストンの先端面に設けた第2の静圧ベアリングの圧
力ポケットに導くピストン側流体通路と、トルクリング
に設けられ各第2の静圧ベアリングの圧力ポケット内の
流体を対応する各第1の静圧ベアリングに導くトルクリ
ング側流体通路とを具備してなり、前記第1の静圧ベア
リングに導入された流体の静圧と前記第2の静圧ベアリ
ングに導入された流体の静圧とによって前記トルクリン
グに前記共通軸心まわりの偶力が発生するように構成し
たものである。
しかしながら、第1の静圧ベアリングがそれぞれ単一の
圧力ポケットを有したものでは、これら各静圧ベアリン
グの圧力中心の位置が一定しているため、前記トルクリ
ングに共通軸心まわり以外の方向の偶力も作用するとい
う不都合がある。すなわち、このような構成のもので
は、第11図および第12図に示すように、前記第1の
静圧ベアリングaの静圧により発生する力Faの作用線
Laは該ベアリングaの圧力中心(位置的中心)bを通
り、前記ハウジングcおよび前記トルクリングkの共通
軸心m上の一点dに集まるが、前記第2の静圧ベアリン
グeの静圧による発生する力Fbの作用線Lb、換言す
ればピストンfの中心線gは前記ピントルhの偏心軸心
n上の一点iに集合する。そのため、ハウジングcの内
周面jがテープ面状のものであると、前記ピントルhの
偏心軸心nを前記ハウジングcの共通軸心mから偏心さ
せて前記ハウジングcと前記トルクリングkとを相対回
転させた場合に、第12図に示すように、前記ピストン
fの中心gが前記第1の静圧ベアリングaの圧力中心
(位置的中心)bに対して橢円軌道pを描いて周期的に
変位することになる。この場合、前記中心gと前記圧力
中心bとの回転方向Xへの変位は、前記トルクリングk
に共通軸心mまわりの偶力を発生させるために必要なも
のであるが、共通軸心mに沿う方向Yの変位は前記トル
クリングkに曲げあるいはこじれ力を与える原因とな
る。そのため、耐久性に優れ円滑で効率の高い運転を行
えるという本方式の特徴を損ねるおそれがある。
圧力ポケットを有したものでは、これら各静圧ベアリン
グの圧力中心の位置が一定しているため、前記トルクリ
ングに共通軸心まわり以外の方向の偶力も作用するとい
う不都合がある。すなわち、このような構成のもので
は、第11図および第12図に示すように、前記第1の
静圧ベアリングaの静圧により発生する力Faの作用線
Laは該ベアリングaの圧力中心(位置的中心)bを通
り、前記ハウジングcおよび前記トルクリングkの共通
軸心m上の一点dに集まるが、前記第2の静圧ベアリン
グeの静圧による発生する力Fbの作用線Lb、換言す
ればピストンfの中心線gは前記ピントルhの偏心軸心
n上の一点iに集合する。そのため、ハウジングcの内
周面jがテープ面状のものであると、前記ピントルhの
偏心軸心nを前記ハウジングcの共通軸心mから偏心さ
せて前記ハウジングcと前記トルクリングkとを相対回
転させた場合に、第12図に示すように、前記ピストン
fの中心gが前記第1の静圧ベアリングaの圧力中心
(位置的中心)bに対して橢円軌道pを描いて周期的に
変位することになる。この場合、前記中心gと前記圧力
中心bとの回転方向Xへの変位は、前記トルクリングk
に共通軸心mまわりの偶力を発生させるために必要なも
のであるが、共通軸心mに沿う方向Yの変位は前記トル
クリングkに曲げあるいはこじれ力を与える原因とな
る。そのため、耐久性に優れ円滑で効率の高い運転を行
えるという本方式の特徴を損ねるおそれがある。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、第1の静圧ベアリングの圧力中心とピストン
の中心との共通軸心mに沿う方向のずれに起因してトル
クリングに共通軸心まわり以外の偶力が発生するという
問題点を効果的に解消することを目的としている。
の中心との共通軸心mに沿う方向のずれに起因してトル
クリングに共通軸心まわり以外の偶力が発生するという
問題点を効果的に解消することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、以上の目的を達成するために、前述したよう
な特殊な基本構成を備えた流体エネルギ変換機におい
て、前記各第1の静圧ベアリングを共通軸心に沿う方向
に隣接する複数の圧力ポケットを有してなるものにする
とともに、前記トルクリング側流体通路をこれら各圧力
ポケットに対応する本数だけ設けておき、前記ピストン
と前記トルクリングとの共通軸心に沿う方向の相対偏位
動作に伴って、第1の静圧ベアリングにおけるピストン
から遠ざかる側の圧力ポケットに連通するトルクリング
側流体通路がピストンの先端面によって閉塞されるよう
に構成したことを特徴とする。
な特殊な基本構成を備えた流体エネルギ変換機におい
て、前記各第1の静圧ベアリングを共通軸心に沿う方向
に隣接する複数の圧力ポケットを有してなるものにする
とともに、前記トルクリング側流体通路をこれら各圧力
ポケットに対応する本数だけ設けておき、前記ピストン
と前記トルクリングとの共通軸心に沿う方向の相対偏位
動作に伴って、第1の静圧ベアリングにおけるピストン
から遠ざかる側の圧力ポケットに連通するトルクリング
側流体通路がピストンの先端面によって閉塞されるよう
に構成したことを特徴とする。
[作用] かかる構成によれば、ピストンの中心が第1の静圧ベア
リングの位置的中心から共通軸心に沿う方向に変位した
場合には、同方向へのピストンとトルクリングの相対偏
位動作が生じて、第1の静圧ベアリングにおけるピスト
ンから遠ざかる側の圧力ポケットに連通するトルクリン
グ側流体通路がピストンの先端面によって閉塞されるこ
とになり、それによって、第1の静圧ベアリングの圧力
中心が位置的中心よりもピストン側へ移動する。その結
果、前記圧力中心と、前記ピストンの中心との共通軸心
に沿う方向のずれが減少方向へ自動的に修正される。
リングの位置的中心から共通軸心に沿う方向に変位した
場合には、同方向へのピストンとトルクリングの相対偏
位動作が生じて、第1の静圧ベアリングにおけるピスト
ンから遠ざかる側の圧力ポケットに連通するトルクリン
グ側流体通路がピストンの先端面によって閉塞されるこ
とになり、それによって、第1の静圧ベアリングの圧力
中心が位置的中心よりもピストン側へ移動する。その結
果、前記圧力中心と、前記ピストンの中心との共通軸心
に沿う方向のずれが減少方向へ自動的に修正される。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
ハウジング1の内周に、トルクリング2を複数の第1静
圧ベアリング3・・・を介して回転可能に嵌合させてい
る。ハウジング1は、一端に開口部1aを有した有底円
錐体状のもので、その内周の前記トルクリング2が嵌合
する部位には、前記開口部1a方向に漸次小径となるテ
ーパ面4が形成されている。また、トルクリング2は、
前記テーパ面4と同一または略同一円錐角の周壁2aを
有したカップ状のもので、その一端軸心部には回転軸6
が一体に突設されており、この回転軸6の先端には前記
開口部1aを通してハウジング1外に臨ませてある。ハ
ウジング1とトルクリング2とは共通軸心mを有してい
る。また、第1の静圧ベアリング3は、前記トルクリン
グ2の外周所要個所に前記ハウジング1のテーパ面4に
添接するシュー5を固着するとともに、このシュー5に
3個の圧力ポケット7a,7b,7cを共通軸心mに沿
う方向に隣接させて形成し、これら各圧力ポケット7
a,7b,7c内に流体圧を導入するようにしたもので
ある。そして、奇数個の静圧ベアリング3・・・が円周
方向に等角間隔をあけて配設されている。なお、前記シ
ュー5の前記両圧力ポケット7a,7b,7cを包囲す
る包囲部5a,5b,5c,5d,5eは、第5図〜第
7図に示すように、その断面が前記テーパ面4方向に頂
上を有する山形に成形してあり、該シュー5と前記テー
パ面4との摺動面積を小さくしている。そして、前記包
囲部5a,5b,5c,5d,5eは、回転方向Xと平
行にならない形状に形成されている。具体的には、回転
方向Xと直交する包囲部5a,5bのみは直線状に形成
されているが、前記包囲部5c,5eは「く」の字形
に、また、前記包囲部5dは回転方向Xに対して斜めに
なるように形成されている。また、前記トルクリング2
の内周の前記各第1の静圧ベアリング3・・・に対応す
る部位に内平面2cを形成している。そして、このトル
クリング2の内周の前記各内平面2c・・・に対応する
部位にそれぞれピストン8・・・を配設し、これら各ピ
ストン8・・・の先端部8a・・・を第2の静圧ベアリ
ング9・・・を介して対応する内平面2c・・・に添接
させている。第2の静圧ベアリング9は、前記ピストン
8の先端面8aを前記内平面2c・・・に密着するよう
に平面状に形成するとともに、この先端面8aに圧力ポ
ケット11を形成し、この圧力ポケット11内に流体圧
を導入するようにしたものである。また、前記各ピスト
ン8・・・の基端部をピストン保持構体12によって保
持し、該ピストン保持構体12と前記各ピストン8・・
・との間に流体を導入するための空間13・・・を形成
している。すなわち、ピストン保持構体12は、前記ハ
ウジング1およびトルクリング2の共通軸心mと平行な
偏心軸心nを有し摺動部14aを前記ハウジング1に支
持させたピントル14と、このピントル14の外周に回
転可能に嵌着したリング状のシリンダバレル15とから
なり、このシリンダバレル15には前記ピントル14の
外周面と略直交する軸心を有した複数のシリンダボア1
6・・・が円周方向に等角間隔をあけて放射状に形成さ
れている。そして、これら各シリンダボア16・・・に
前記各ピストン8・・・がスライド自在に嵌合させてあ
り、これら各ピストン8・・・の基端面8b・・・と前
記各シリンダボア16・・・の内面とによって前記空間
13・・・が形成されている。なお、前記シリンダバレ
ル15は、オルダム継手20等を介して前記トルクリン
グ2に接続され、該トルクリング2と同一の角速度で回
転するようになっている。また、前記ピントル14は、
その外周面を前記トルクリング2の周壁2aの円錐角と
略等しい円錐面となした截頭円錐形のものであり、前記
各ピストン8・・・は前記トルクリング2の周壁2aと
直交する方向に進退し得るように保持されている。そし
て、このピントル14の摺動部14aは横断面台形の縦
長ブロツク状に成形されており、前記ハウジング1の内
部に設けた台形溝19内に摺動可能に嵌合させてある。
すなわち、このピントル14は前記ハウジング1の軸心
mと直交する方向に摺動可能に保持されており、それに
よって該ピントル14の軸心nと前記ハウジング1の軸
心mとの離間距離Dを零を含む所望の値に調節すること
ができるようになっている。そして、第2図に示すよう
に前記ハウジング1内を、前記ピントル14の摺動方向
と一致する仮想分割線Pを境にして第1領域Aと第2領
域Bとに2分割し、前記第1領域A内を通過中の前記空
間13・・・を第1の流体流通系路21に連通させると
ともに、第2領域B内を通過中の前記空間13・・・を
第2の流体流通系路22に連通させている。第1の流体
流通系路21は、前記各空間13・・・をシリンダバレ
ル15の内周面に開口させる流体流路23・・・と、一
端をピントル14の外周面の第1領域A側の部位に開口
させ他端をピントル14の摺動部14aにおける第2領
域B側の斜面14bに開口させたピントル貫通ポート2
4と、このピントル貫通ポート24の他端に対応させて
前記ハウジング1に穿設した流体流出入口25とを具備
してなる。そして、前記ピントル貫通ポート24の一端
に、前記ピントル14の外周面と前記シリンダバレル1
5の内周面との間に第3の静圧ベアリング26を形成す
るための圧力ポケット27を設けるとともに、他端に前
記ピントル14の斜面14bと前記ハウジング1の内面
との間に第4の静圧ベアリング28を形成するための圧
力ポケット29を設けている。前記圧力ポケット27は
円周方向に細長なもので、第1領域Aに存在するすべて
の空間13・・・を前記ピントル貫通ポート24に連通
させる役割をも担っている。また、前記圧力ポケット2
9は、前記ピントル14の摺動方向に細長なもので、該
ピントル14を摺動させた場合に前記ピントル貫通ポー
ト24と前記流体流出入口25との連通が断たれるのを
防止する役割をも担っている。一方、第2の流体流通系
路22は、前記流体通路23・・・と、一端をピントル
14の外周面の第2領域B側の部位に開口させ他端をピ
ントル14の摺動部14aにおける第1領域A側の斜面
14cに開口させたピントル貫通ポート34と、このピ
ントル貫通ポート34の他端に対応させて前記ハウジン
グ1に穿設した流体流出入口35とを具備してなる。そ
して、前記ピントル貫通ポート34の一端に、前記ピン
トル14と前記シリンダバレル15との間に第3の静圧
ベアリング36を形成するための圧力ポケット37を設
けるとともに、他端に前記ピントル14の斜面14cと
前記ハウジング1の内面との間に第4の静圧ベアリング
38を形成するための圧力ポケット39を設けている。
なお、これらの圧力ポケット37、39は前記圧力ポケ
ット27、29と同様な構成のものである。
圧ベアリング3・・・を介して回転可能に嵌合させてい
る。ハウジング1は、一端に開口部1aを有した有底円
錐体状のもので、その内周の前記トルクリング2が嵌合
する部位には、前記開口部1a方向に漸次小径となるテ
ーパ面4が形成されている。また、トルクリング2は、
前記テーパ面4と同一または略同一円錐角の周壁2aを
有したカップ状のもので、その一端軸心部には回転軸6
が一体に突設されており、この回転軸6の先端には前記
開口部1aを通してハウジング1外に臨ませてある。ハ
ウジング1とトルクリング2とは共通軸心mを有してい
る。また、第1の静圧ベアリング3は、前記トルクリン
グ2の外周所要個所に前記ハウジング1のテーパ面4に
添接するシュー5を固着するとともに、このシュー5に
3個の圧力ポケット7a,7b,7cを共通軸心mに沿
う方向に隣接させて形成し、これら各圧力ポケット7
a,7b,7c内に流体圧を導入するようにしたもので
ある。そして、奇数個の静圧ベアリング3・・・が円周
方向に等角間隔をあけて配設されている。なお、前記シ
ュー5の前記両圧力ポケット7a,7b,7cを包囲す
る包囲部5a,5b,5c,5d,5eは、第5図〜第
7図に示すように、その断面が前記テーパ面4方向に頂
上を有する山形に成形してあり、該シュー5と前記テー
パ面4との摺動面積を小さくしている。そして、前記包
囲部5a,5b,5c,5d,5eは、回転方向Xと平
行にならない形状に形成されている。具体的には、回転
方向Xと直交する包囲部5a,5bのみは直線状に形成
されているが、前記包囲部5c,5eは「く」の字形
に、また、前記包囲部5dは回転方向Xに対して斜めに
なるように形成されている。また、前記トルクリング2
の内周の前記各第1の静圧ベアリング3・・・に対応す
る部位に内平面2cを形成している。そして、このトル
クリング2の内周の前記各内平面2c・・・に対応する
部位にそれぞれピストン8・・・を配設し、これら各ピ
ストン8・・・の先端部8a・・・を第2の静圧ベアリ
ング9・・・を介して対応する内平面2c・・・に添接
させている。第2の静圧ベアリング9は、前記ピストン
8の先端面8aを前記内平面2c・・・に密着するよう
に平面状に形成するとともに、この先端面8aに圧力ポ
ケット11を形成し、この圧力ポケット11内に流体圧
を導入するようにしたものである。また、前記各ピスト
ン8・・・の基端部をピストン保持構体12によって保
持し、該ピストン保持構体12と前記各ピストン8・・
・との間に流体を導入するための空間13・・・を形成
している。すなわち、ピストン保持構体12は、前記ハ
ウジング1およびトルクリング2の共通軸心mと平行な
偏心軸心nを有し摺動部14aを前記ハウジング1に支
持させたピントル14と、このピントル14の外周に回
転可能に嵌着したリング状のシリンダバレル15とから
なり、このシリンダバレル15には前記ピントル14の
外周面と略直交する軸心を有した複数のシリンダボア1
6・・・が円周方向に等角間隔をあけて放射状に形成さ
れている。そして、これら各シリンダボア16・・・に
前記各ピストン8・・・がスライド自在に嵌合させてあ
り、これら各ピストン8・・・の基端面8b・・・と前
記各シリンダボア16・・・の内面とによって前記空間
13・・・が形成されている。なお、前記シリンダバレ
ル15は、オルダム継手20等を介して前記トルクリン
グ2に接続され、該トルクリング2と同一の角速度で回
転するようになっている。また、前記ピントル14は、
その外周面を前記トルクリング2の周壁2aの円錐角と
略等しい円錐面となした截頭円錐形のものであり、前記
各ピストン8・・・は前記トルクリング2の周壁2aと
直交する方向に進退し得るように保持されている。そし
て、このピントル14の摺動部14aは横断面台形の縦
長ブロツク状に成形されており、前記ハウジング1の内
部に設けた台形溝19内に摺動可能に嵌合させてある。
すなわち、このピントル14は前記ハウジング1の軸心
mと直交する方向に摺動可能に保持されており、それに
よって該ピントル14の軸心nと前記ハウジング1の軸
心mとの離間距離Dを零を含む所望の値に調節すること
ができるようになっている。そして、第2図に示すよう
に前記ハウジング1内を、前記ピントル14の摺動方向
と一致する仮想分割線Pを境にして第1領域Aと第2領
域Bとに2分割し、前記第1領域A内を通過中の前記空
間13・・・を第1の流体流通系路21に連通させると
ともに、第2領域B内を通過中の前記空間13・・・を
第2の流体流通系路22に連通させている。第1の流体
流通系路21は、前記各空間13・・・をシリンダバレ
ル15の内周面に開口させる流体流路23・・・と、一
端をピントル14の外周面の第1領域A側の部位に開口
させ他端をピントル14の摺動部14aにおける第2領
域B側の斜面14bに開口させたピントル貫通ポート2
4と、このピントル貫通ポート24の他端に対応させて
前記ハウジング1に穿設した流体流出入口25とを具備
してなる。そして、前記ピントル貫通ポート24の一端
に、前記ピントル14の外周面と前記シリンダバレル1
5の内周面との間に第3の静圧ベアリング26を形成す
るための圧力ポケット27を設けるとともに、他端に前
記ピントル14の斜面14bと前記ハウジング1の内面
との間に第4の静圧ベアリング28を形成するための圧
力ポケット29を設けている。前記圧力ポケット27は
円周方向に細長なもので、第1領域Aに存在するすべて
の空間13・・・を前記ピントル貫通ポート24に連通
させる役割をも担っている。また、前記圧力ポケット2
9は、前記ピントル14の摺動方向に細長なもので、該
ピントル14を摺動させた場合に前記ピントル貫通ポー
ト24と前記流体流出入口25との連通が断たれるのを
防止する役割をも担っている。一方、第2の流体流通系
路22は、前記流体通路23・・・と、一端をピントル
14の外周面の第2領域B側の部位に開口させ他端をピ
ントル14の摺動部14aにおける第1領域A側の斜面
14cに開口させたピントル貫通ポート34と、このピ
ントル貫通ポート34の他端に対応させて前記ハウジン
グ1に穿設した流体流出入口35とを具備してなる。そ
して、前記ピントル貫通ポート34の一端に、前記ピン
トル14と前記シリンダバレル15との間に第3の静圧
ベアリング36を形成するための圧力ポケット37を設
けるとともに、他端に前記ピントル14の斜面14cと
前記ハウジング1の内面との間に第4の静圧ベアリング
38を形成するための圧力ポケット39を設けている。
なお、これらの圧力ポケット37、39は前記圧力ポケ
ット27、29と同様な構成のものである。
また、このようなものにおいて、前記各ピストン8に対
応する空間13内の流体圧を該ピストン8の軸心部に設
けた圧力導入路41を介して対応する第2の静圧ベアリ
ング9の圧力ポケット11内に導くとともに、該圧力ポ
ケット11内の流体圧を前記トルクリング2に穿設した
流体通路42a,42b,42cを介して対応する第1
の静圧ベアリング3の圧力ポケット7a,7b,7cに
導びくようにしている。そして、ピストン8とトルクリ
ング2とが共通軸心mに沿う方向Yに相対偏位動作を行
ったときに、これらのトルクリング側流体通路42a,
42b,42cのうちピストン8から遠ざかる側の圧力
ポケット7a,7b,7cに連通するものがピストン8
の先端面によって閉塞されるようにしている。すなた
い、この切換機能は、第8図から第10図に示すよう
に、前記ピストン8と前記トルクリング2とのY方向の
相対変位動作を利用して前記各圧力ポケット7A,7
B,7Cへの流体の供給を選択的に断続させるためのも
ので、前記第1の静圧ベアリング3の位置的中心bと前
記ピストン8の中心gとのY方向のずれが一定範囲内の
場合には、前記圧力ポケット11が全ての流体通路42
a,42b,42cに連通しているが、前記位置的中心
bと前記ピストン8の中心gとのY方向の位置ずれが一
定以上になった場合には、第9図または第10図に示す
ように、前記ピストン8から遠い側の流体通路42cま
たは42aと前記圧力ポケット11との連通が断たれる
ようにしてある。なお、前記流体通路42a,42bの
途中には、それぞれ絞り40a,40b,40cがそれ
ぞれ設けてある。そして、前記両静圧ベアリング3、9
の方向および面積は、第1の静圧ベアリング3に導入さ
れた流体の静圧によって前記トルクリング2に作用する
力Faと第2の静圧ベアリング9に導入された流体の静圧
によって前記トルクリング2に作用する力Fbとが、略大
きさが等しく向きが反対になるような値に設定されてい
る。また、前記第2の静圧ベアリング9の面積は、該静
圧ベアリング9に導入された流体の静圧によって前記ピ
ストン8に作用する力と前記空間13内の流体の静圧に
よって前記ピストン8に作用する力とが相殺し合うよう
な値に設定されている。さらに、前記第3の静圧ベアリ
ング26(36)の面積は、該静圧ベアリング26(3
6)に導入された静圧によって前記シリンダバレル15
に作用する力と、対応する領域A(B)に存在する空間
13内の流体の静圧によって前記シリンダバレル15に
作用する力とが相殺し合うような値に設定されている。
また、前記第4の静圧ベアリング28(38)および該
静圧ベアリング28(38)が設けられている斜面14
b(14c)の傾斜角度は、該静圧ベアリング28(3
8)に導入された流体の静圧によって前記ピントル14
に作用する力と、前記斜面14b(14c)と対向する
領域A(B)に存在する第3のベアリング26(36)
に導入された流体の静圧によって前記ピントル14に作
用する力とが相殺し合うような値に設定されている。
応する空間13内の流体圧を該ピストン8の軸心部に設
けた圧力導入路41を介して対応する第2の静圧ベアリ
ング9の圧力ポケット11内に導くとともに、該圧力ポ
ケット11内の流体圧を前記トルクリング2に穿設した
流体通路42a,42b,42cを介して対応する第1
の静圧ベアリング3の圧力ポケット7a,7b,7cに
導びくようにしている。そして、ピストン8とトルクリ
ング2とが共通軸心mに沿う方向Yに相対偏位動作を行
ったときに、これらのトルクリング側流体通路42a,
42b,42cのうちピストン8から遠ざかる側の圧力
ポケット7a,7b,7cに連通するものがピストン8
の先端面によって閉塞されるようにしている。すなた
い、この切換機能は、第8図から第10図に示すよう
に、前記ピストン8と前記トルクリング2とのY方向の
相対変位動作を利用して前記各圧力ポケット7A,7
B,7Cへの流体の供給を選択的に断続させるためのも
ので、前記第1の静圧ベアリング3の位置的中心bと前
記ピストン8の中心gとのY方向のずれが一定範囲内の
場合には、前記圧力ポケット11が全ての流体通路42
a,42b,42cに連通しているが、前記位置的中心
bと前記ピストン8の中心gとのY方向の位置ずれが一
定以上になった場合には、第9図または第10図に示す
ように、前記ピストン8から遠い側の流体通路42cま
たは42aと前記圧力ポケット11との連通が断たれる
ようにしてある。なお、前記流体通路42a,42bの
途中には、それぞれ絞り40a,40b,40cがそれ
ぞれ設けてある。そして、前記両静圧ベアリング3、9
の方向および面積は、第1の静圧ベアリング3に導入さ
れた流体の静圧によって前記トルクリング2に作用する
力Faと第2の静圧ベアリング9に導入された流体の静圧
によって前記トルクリング2に作用する力Fbとが、略大
きさが等しく向きが反対になるような値に設定されてい
る。また、前記第2の静圧ベアリング9の面積は、該静
圧ベアリング9に導入された流体の静圧によって前記ピ
ストン8に作用する力と前記空間13内の流体の静圧に
よって前記ピストン8に作用する力とが相殺し合うよう
な値に設定されている。さらに、前記第3の静圧ベアリ
ング26(36)の面積は、該静圧ベアリング26(3
6)に導入された静圧によって前記シリンダバレル15
に作用する力と、対応する領域A(B)に存在する空間
13内の流体の静圧によって前記シリンダバレル15に
作用する力とが相殺し合うような値に設定されている。
また、前記第4の静圧ベアリング28(38)および該
静圧ベアリング28(38)が設けられている斜面14
b(14c)の傾斜角度は、該静圧ベアリング28(3
8)に導入された流体の静圧によって前記ピントル14
に作用する力と、前記斜面14b(14c)と対向する
領域A(B)に存在する第3のベアリング26(36)
に導入された流体の静圧によって前記ピントル14に作
用する力とが相殺し合うような値に設定されている。
なお、43はシール部材、44は前記ピントル14を摺
動させるための操作レバーである。また、45は前記シ
ュー5を前記トルクリング2に固定するための止着具で
ある。
動させるための操作レバーである。また、45は前記シ
ュー5を前記トルクリング2に固定するための止着具で
ある。
次いで、図示実施例の作動を説明する。
まず、流体モータとして使用する場合には、高圧の流体
を、例えば、第1の流体流通系路21を通して第1領域
Aに存在する空間13・・・内に供給する。そして、ピ
ントル14の偏心軸心nをハウジング1およびトルクリ
ング2の共通軸心mに対して図のように所要距離Dだけ
偏心させる。そうすると、第4図に示すように前記第1
領域Aにおいて、第1の静圧ベアリング3に導入された
流体の静圧によってトルクリング2に作用する力Faの作
用線が対応する第2の静圧ベアリング9に導入された流
体の静圧によって前記トルクリング2に作用する力Fbの
作用線に対して回転方向Xに偏位することにより、前記
の力FaとFbとは、大きさが等しく方向が反対で互いに平
行に働く二つの力、つまり、偶力となる。しかも、第4
図に示すようにトルクリング2の複数個所に発生する各
偶力Fa、Fbは前記トルクリング2をそれぞれ同一方向に
回転させるように働く。したがって、前記トルクリング
2は流体から直接偶力Faa、Fbを受け、それによって矢
印S方向に回転することになる。すなわち、図示例の場
合には、前記各偶力Fa、Fbの大きさをF、作用線の距離
を11、12、13とすると、前記トルクリング2に作用
するモーメントMは、M=F×(l1+l2+13)とな
り、このモーメントMによって前記トルクリング2がハ
ウジング1に対して回転する。そして、この場合、第1
領域Aに存在する空間13・・・は前記トルクリング2
の回転に伴って漸次容積が増大し、第2領域Bに存在す
る空間14・・は漸次容積が縮小するため、高圧の流体
は第1の流体流通系路21を通して第1領域Aを通過中
の空間13・・・内に逐次流入し、仕事をし終った流体
は第2領域Bを通過中の空間13・・・から第2の流体
流通系路22を通して逐次ハウジング1外に排出される
ことになる。なお、かかる状態から、前記ピントル14
を、その軸心nが前記ハウジング1の軸心mと一致する
中立位置まで摺動させると前記力Fa、Fbの作用線間の距
離11、12、13がそれぞれ零になるため、前記トルク
リング2に作用するモーメントが消勢し、出力が零にな
る。また、前記ピントル14を中立位置を越えて図示例
とは逆の方向に偏心させると、前記偶力Fa、Fbの作用線
間の距離11、12、13がそれぞれマイナスの値になる
ため、前記トルクリング2が逆転することになる。
を、例えば、第1の流体流通系路21を通して第1領域
Aに存在する空間13・・・内に供給する。そして、ピ
ントル14の偏心軸心nをハウジング1およびトルクリ
ング2の共通軸心mに対して図のように所要距離Dだけ
偏心させる。そうすると、第4図に示すように前記第1
領域Aにおいて、第1の静圧ベアリング3に導入された
流体の静圧によってトルクリング2に作用する力Faの作
用線が対応する第2の静圧ベアリング9に導入された流
体の静圧によって前記トルクリング2に作用する力Fbの
作用線に対して回転方向Xに偏位することにより、前記
の力FaとFbとは、大きさが等しく方向が反対で互いに平
行に働く二つの力、つまり、偶力となる。しかも、第4
図に示すようにトルクリング2の複数個所に発生する各
偶力Fa、Fbは前記トルクリング2をそれぞれ同一方向に
回転させるように働く。したがって、前記トルクリング
2は流体から直接偶力Faa、Fbを受け、それによって矢
印S方向に回転することになる。すなわち、図示例の場
合には、前記各偶力Fa、Fbの大きさをF、作用線の距離
を11、12、13とすると、前記トルクリング2に作用
するモーメントMは、M=F×(l1+l2+13)とな
り、このモーメントMによって前記トルクリング2がハ
ウジング1に対して回転する。そして、この場合、第1
領域Aに存在する空間13・・・は前記トルクリング2
の回転に伴って漸次容積が増大し、第2領域Bに存在す
る空間14・・は漸次容積が縮小するため、高圧の流体
は第1の流体流通系路21を通して第1領域Aを通過中
の空間13・・・内に逐次流入し、仕事をし終った流体
は第2領域Bを通過中の空間13・・・から第2の流体
流通系路22を通して逐次ハウジング1外に排出される
ことになる。なお、かかる状態から、前記ピントル14
を、その軸心nが前記ハウジング1の軸心mと一致する
中立位置まで摺動させると前記力Fa、Fbの作用線間の距
離11、12、13がそれぞれ零になるため、前記トルク
リング2に作用するモーメントが消勢し、出力が零にな
る。また、前記ピントル14を中立位置を越えて図示例
とは逆の方向に偏心させると、前記偶力Fa、Fbの作用線
間の距離11、12、13がそれぞれマイナスの値になる
ため、前記トルクリング2が逆転することになる。
一方、流体ポンプとして使用する場合には、前記トルク
リング2を外力によって、例えば、矢印R方向に回転駆
動する。そうすると、図示例の場合、前記トルクリング
2に前述と同様な偶力Fa、Fbが発生し、これらの偶力F
a、Fbが前記トルクリング2に加えられる入力トルクと
釣合うことになる。そして、ハウジング1外の流体は第
2の流体流通系路22を通して第2領域Bを通過中の空
間13・・・内に逐次吸入され、圧力の高くなった流体
が第1領域Aを通過中の空間13・・・内から第1の流
体流通系路21を通して逐次ハウジング1外へ吐出され
ることになる。この場合、前記ピントル14を中立位置
まで摺動させると流体の吐出量は零になり、トルクリン
グ2は静圧バランスが保たれた状態で空転する。また、
前記ピントル14を中立位置を越えて図示例とは逆の方
向に偏心させると、入力トルクと釣合う偶力Fa、Fbが第
2領域において発生し、高圧流体が第2の流体流通系路
22を通してハウジング1外へ吐出されることになる。
リング2を外力によって、例えば、矢印R方向に回転駆
動する。そうすると、図示例の場合、前記トルクリング
2に前述と同様な偶力Fa、Fbが発生し、これらの偶力F
a、Fbが前記トルクリング2に加えられる入力トルクと
釣合うことになる。そして、ハウジング1外の流体は第
2の流体流通系路22を通して第2領域Bを通過中の空
間13・・・内に逐次吸入され、圧力の高くなった流体
が第1領域Aを通過中の空間13・・・内から第1の流
体流通系路21を通して逐次ハウジング1外へ吐出され
ることになる。この場合、前記ピントル14を中立位置
まで摺動させると流体の吐出量は零になり、トルクリン
グ2は静圧バランスが保たれた状態で空転する。また、
前記ピントル14を中立位置を越えて図示例とは逆の方
向に偏心させると、入力トルクと釣合う偶力Fa、Fbが第
2領域において発生し、高圧流体が第2の流体流通系路
22を通してハウジング1外へ吐出されることになる。
ところで、モータとして使用する場合もポンプとして使
用する場合も、前記第1の静圧ベアリング3の位置的中
心bと、前記ピストン8の中心gとは、前述したよう
に、前記ハウジング1と前記トルクリング2との相対回
転に伴なってY方向にも変位することになるが、この流
体エネルギ変換機では、前記第1の静圧ベアリング3
を、軸方向に隣接する複数の圧力ポケット7a,7b,
7cを有してなるものにするとともに、前記ピストン8
と前記トルクリング2とのY方向の相対変位動作を利用
して前記各圧力ポケット7a,7b,7cへの流体の供
給を選択的に断続させているので、第8図〜第10図に
示すような作用が得られる。すなわち、第8図に示すよ
うに、第1の静圧ベアリング3の位置的中心bとピスト
ン8の中心gとのY方向の位置ずれが無い状態では、全
ての流体通路42a,42b,42cが圧力ポケット1
1に連通しているため、各圧力ポケット7a,7b,7
c内の圧力が等しく、従って、前記第1の静圧ベアリン
グ3の静圧により前記トルクリング2に作用する力Fa
の作用点(圧力中心)qと、前記ピストン8の中心gと
のY方向の位置ずれも皆無となる。また、ピストン8の
中心gがY方向の位置ずれが少なく、X方向の変位が大
きい状態(第12図におけるt、uの近傍)において
は、流体通路42a,42cが圧力ポケット11からは
遮断され、流体通路42bのみ圧力ポケット11に連通
しているため、トルクリング2に作用する力Faの作用
点(圧力中心)qとピストン8の中心gとの軸方向の位
置ずれもごくわずかとなる。一方、第9図に示すよう
に、ピストン8の中心gが第1の静圧ベアリング3の位
置的中心bからY方向に変位した場合には、前記ピスト
ン8から離れた側の流体通路42cと前記圧力ポケット
11との連通が断たれる。そのため、第1の静圧ベアリ
ング3のピストン8に近い2つの圧力ポケット7a,7
bにのみ圧力流体が供給されることになる。その結果、
この第1の静圧ベアリング3の圧力中心qが位置的中心
bよりもピストン8側へ移送することになり、前記圧力
中心qと、前記ピストン8の中心gとのY方向のずれが
減少方向へ自動的に修正される。また、この状態から1
80度回転して、第10図に示すようになった場合、つ
まり、ピストン8の中心gが第1の静圧ベアリング3の
位置的中心bからY方向に先程とは逆に変位した場合に
は、前記ピストン8から離れた側の流体通路42aと前
記圧力ポケット11との連通が断たれる。そのため、第
1の静圧ベアリング3のピストン8に近い2つの圧力ポ
ケット7b,7cbにのみ圧力流体が供給されることに
なる。その結果、この第1の静圧ベアリング3の圧力中
心qが位置的中心bよりもピストン8側へ移動すること
になり、この場合も、前記圧力中心qと、前記ピストン
8の中心gとのY方向のずれが減少方向へ自動的に修正
される。なお、流通路42c(または42a)が遮断さ
れた直後の状態、つまり、静圧ベアリング3の位置的中
心bとピストン8の軸心gとの変位量があまり大きくな
い段階では、圧力中心qがピストン8の中心gよりも前
記位置的中心bから離れるおそれがあるが、前記圧力中
心qが前記ピストン8の中心gを越えて前記位置的中心
bからY方向へ離れると、前記トルクリング2の周壁2
aのたわみによって前記圧力中心qが移動した側の流体
漏洩隙間45c(または45a)が若干大きくなり、圧
力中心移動側の圧力ポケット7a(または7b)内の圧
力がすこし減少する。そのため、前記圧力中心qは、前
記ピストン8の中心gに近寄る方向に位置修正される。
なおまた、第8図〜第10図においてTa,Tb,Tc
は前記各圧力ポケット7a,7b,7c内の圧力によっ
て前記トルクリング2に作用する力を概略的に示してい
る。
用する場合も、前記第1の静圧ベアリング3の位置的中
心bと、前記ピストン8の中心gとは、前述したよう
に、前記ハウジング1と前記トルクリング2との相対回
転に伴なってY方向にも変位することになるが、この流
体エネルギ変換機では、前記第1の静圧ベアリング3
を、軸方向に隣接する複数の圧力ポケット7a,7b,
7cを有してなるものにするとともに、前記ピストン8
と前記トルクリング2とのY方向の相対変位動作を利用
して前記各圧力ポケット7a,7b,7cへの流体の供
給を選択的に断続させているので、第8図〜第10図に
示すような作用が得られる。すなわち、第8図に示すよ
うに、第1の静圧ベアリング3の位置的中心bとピスト
ン8の中心gとのY方向の位置ずれが無い状態では、全
ての流体通路42a,42b,42cが圧力ポケット1
1に連通しているため、各圧力ポケット7a,7b,7
c内の圧力が等しく、従って、前記第1の静圧ベアリン
グ3の静圧により前記トルクリング2に作用する力Fa
の作用点(圧力中心)qと、前記ピストン8の中心gと
のY方向の位置ずれも皆無となる。また、ピストン8の
中心gがY方向の位置ずれが少なく、X方向の変位が大
きい状態(第12図におけるt、uの近傍)において
は、流体通路42a,42cが圧力ポケット11からは
遮断され、流体通路42bのみ圧力ポケット11に連通
しているため、トルクリング2に作用する力Faの作用
点(圧力中心)qとピストン8の中心gとの軸方向の位
置ずれもごくわずかとなる。一方、第9図に示すよう
に、ピストン8の中心gが第1の静圧ベアリング3の位
置的中心bからY方向に変位した場合には、前記ピスト
ン8から離れた側の流体通路42cと前記圧力ポケット
11との連通が断たれる。そのため、第1の静圧ベアリ
ング3のピストン8に近い2つの圧力ポケット7a,7
bにのみ圧力流体が供給されることになる。その結果、
この第1の静圧ベアリング3の圧力中心qが位置的中心
bよりもピストン8側へ移送することになり、前記圧力
中心qと、前記ピストン8の中心gとのY方向のずれが
減少方向へ自動的に修正される。また、この状態から1
80度回転して、第10図に示すようになった場合、つ
まり、ピストン8の中心gが第1の静圧ベアリング3の
位置的中心bからY方向に先程とは逆に変位した場合に
は、前記ピストン8から離れた側の流体通路42aと前
記圧力ポケット11との連通が断たれる。そのため、第
1の静圧ベアリング3のピストン8に近い2つの圧力ポ
ケット7b,7cbにのみ圧力流体が供給されることに
なる。その結果、この第1の静圧ベアリング3の圧力中
心qが位置的中心bよりもピストン8側へ移動すること
になり、この場合も、前記圧力中心qと、前記ピストン
8の中心gとのY方向のずれが減少方向へ自動的に修正
される。なお、流通路42c(または42a)が遮断さ
れた直後の状態、つまり、静圧ベアリング3の位置的中
心bとピストン8の軸心gとの変位量があまり大きくな
い段階では、圧力中心qがピストン8の中心gよりも前
記位置的中心bから離れるおそれがあるが、前記圧力中
心qが前記ピストン8の中心gを越えて前記位置的中心
bからY方向へ離れると、前記トルクリング2の周壁2
aのたわみによって前記圧力中心qが移動した側の流体
漏洩隙間45c(または45a)が若干大きくなり、圧
力中心移動側の圧力ポケット7a(または7b)内の圧
力がすこし減少する。そのため、前記圧力中心qは、前
記ピストン8の中心gに近寄る方向に位置修正される。
なおまた、第8図〜第10図においてTa,Tb,Tc
は前記各圧力ポケット7a,7b,7c内の圧力によっ
て前記トルクリング2に作用する力を概略的に示してい
る。
以上のように、本回転形流体エネルギ変換機は、流体ポ
ンプまたは流体モータとして使用することができるわけ
であるが、いずれの場合にも、第1、第2の静圧ベアリ
ング3・・・、9・・・に導入される流体の静圧のみに
よってトルクリング2に偶力Fa、Fbが発生し、この偶力
Fa、Fbが該トルクリング2に作用する入力トルクまたは
出力トルクと釣合うこととなる。すなわち、このような
ものであれば、流体の静圧を直接にトルクリング2の回
転力のみに変換することができ、また、前記トルクリン
グ2の回転力を直接に流体の圧力に変換することができ
るものであり、直線力と回転力とを機械的に変換するた
めのメカニズムが一切不用となる。しかも、前述したよ
うに、前記第1の静圧ベアリングの圧力中心と前記ピス
トンの中心との軸方向Yのずれを最小限に抑制して前記
トルクリングに不当な曲げ力やこじれ力が働くのを防止
することができる。
ンプまたは流体モータとして使用することができるわけ
であるが、いずれの場合にも、第1、第2の静圧ベアリ
ング3・・・、9・・・に導入される流体の静圧のみに
よってトルクリング2に偶力Fa、Fbが発生し、この偶力
Fa、Fbが該トルクリング2に作用する入力トルクまたは
出力トルクと釣合うこととなる。すなわち、このような
ものであれば、流体の静圧を直接にトルクリング2の回
転力のみに変換することができ、また、前記トルクリン
グ2の回転力を直接に流体の圧力に変換することができ
るものであり、直線力と回転力とを機械的に変換するた
めのメカニズムが一切不用となる。しかも、前述したよ
うに、前記第1の静圧ベアリングの圧力中心と前記ピス
トンの中心との軸方向Yのずれを最小限に抑制して前記
トルクリングに不当な曲げ力やこじれ力が働くのを防止
することができる。
したがって、構成部品間に強力な押付力やこじれ等が作
用しないような構造にすることが容易であり、潤滑油の
油性や粘性による油膜のくさび作用に依存するベアリン
グ部や、ボール、ころ等のころがり作用に依存するベア
リング部を完全に無くしてしまうことも可能となる。す
なわち、このようなものであれば、各部品の摺動部をす
べて静圧ベアリングによって構成することが可能であ
り、作動流体として水あるいはそれに近い粘性のもの等
でも何らの不都合なく使用することができる。また、こ
ろがり軸受に代えて静圧ベアリングを使用すれば、ころ
がり軸受の寿命の制約を受けなくなるので機器の長寿命
化を図ることが可能であり、また、小形化および軽量化
を促進することもできるという利点もある。
用しないような構造にすることが容易であり、潤滑油の
油性や粘性による油膜のくさび作用に依存するベアリン
グ部や、ボール、ころ等のころがり作用に依存するベア
リング部を完全に無くしてしまうことも可能となる。す
なわち、このようなものであれば、各部品の摺動部をす
べて静圧ベアリングによって構成することが可能であ
り、作動流体として水あるいはそれに近い粘性のもの等
でも何らの不都合なく使用することができる。また、こ
ろがり軸受に代えて静圧ベアリングを使用すれば、ころ
がり軸受の寿命の制約を受けなくなるので機器の長寿命
化を図ることが可能であり、また、小形化および軽量化
を促進することもできるという利点もある。
なお、前記実施例では、第1の静圧ベアリングの圧力ポ
ケットを3個にした場合について説明したが、本発明は
必ずしもこのようなものに限られないのは勿論であり、
例えば、4個以上の圧力ポケットを軸方向に隣接させて
設けてもよい。しかして、前記圧力ポケットの数を多く
すれば、構造は複雑化するが、該静圧ベアリングの圧力
中心の変位制御をより精密に行うことができ、該圧力中
心とピストンの中心との位置ずれを常時小さな値に維持
することが可能となる。
ケットを3個にした場合について説明したが、本発明は
必ずしもこのようなものに限られないのは勿論であり、
例えば、4個以上の圧力ポケットを軸方向に隣接させて
設けてもよい。しかして、前記圧力ポケットの数を多く
すれば、構造は複雑化するが、該静圧ベアリングの圧力
中心の変位制御をより精密に行うことができ、該圧力中
心とピストンの中心との位置ずれを常時小さな値に維持
することが可能となる。
また、前記実施例のようにピントルの、ハウジングに対
する偏心位置を調節することができるようにすれば可変
容量形のポンプまたはモータとして使用することができ
るという便利さがあるが、本発明はかならずしもこのよ
うなものに限られないのは勿論である。
する偏心位置を調節することができるようにすれば可変
容量形のポンプまたはモータとして使用することができ
るという便利さがあるが、本発明はかならずしもこのよ
うなものに限られないのは勿論である。
また、前記ピントルの偏心位置を調節できるようにする
場合でも、その調整手段は前記のものに限定されるもの
ではなく、例えば、流体圧アクチュエータにより前記ピ
ントルを往復動作させるようにする等種々変形が可能で
ある。
場合でも、その調整手段は前記のものに限定されるもの
ではなく、例えば、流体圧アクチュエータにより前記ピ
ントルを往復動作させるようにする等種々変形が可能で
ある。
さらに、第1の静圧ベアリングの圧力ポケットを包囲す
る包囲部の断面形状も、前記のものに限られないのは勿
論であるが、前記のように断面山形のものにすれば、こ
の包囲部とテーパ面部との間に断面楔形の空間が形成さ
れるため、作動時にこの楔形空間に流体が取り込まれて
動力学的圧力が発生することになる。そのため、前記ハ
ウジングと前記トルクリングとの相対回転がより円滑に
行われるものである。また、前記包囲部を、回転方向と
平行な部分のない形状のものにすれば、前述した動力学
的圧力が前記包囲部の全ての部分で発生することになる
ので、高速時特に優れたベアリング作用が得られるもの
である。
る包囲部の断面形状も、前記のものに限られないのは勿
論であるが、前記のように断面山形のものにすれば、こ
の包囲部とテーパ面部との間に断面楔形の空間が形成さ
れるため、作動時にこの楔形空間に流体が取り込まれて
動力学的圧力が発生することになる。そのため、前記ハ
ウジングと前記トルクリングとの相対回転がより円滑に
行われるものである。また、前記包囲部を、回転方向と
平行な部分のない形状のものにすれば、前述した動力学
的圧力が前記包囲部の全ての部分で発生することになる
ので、高速時特に優れたベアリング作用が得られるもの
である。
また、第13図に示すようにトルクリング2とシュー5
とを一体品として製作可能なことは自明であり、包囲部
の断面山形半頂角θ1をトルクリング外周のテーパ頂角
θ2の余角θ3よりも大きくすることにより、例えば、ト
ルクリング2とシュー5とを鋳物で一体製作する場合に
もトルクリング外周の型が軸線方向に抜け、加工生産性
が向上する。
とを一体品として製作可能なことは自明であり、包囲部
の断面山形半頂角θ1をトルクリング外周のテーパ頂角
θ2の余角θ3よりも大きくすることにより、例えば、ト
ルクリング2とシュー5とを鋳物で一体製作する場合に
もトルクリング外周の型が軸線方向に抜け、加工生産性
が向上する。
さらに、ピストンの個数も図示実施例のものに限られな
い。
い。
また、作動流体は油や水等の液体に限られず、例えば、
空気等の気体であってもよい。
空気等の気体であってもよい。
[発明の効果] 本発明は、以上のような構成であるから、直線力と回転
力とを機械的に変換するためのメカニズムを一切用いる
ことなしにポンプ機能あるいはモータ機能を発揮させる
ことができ、しかも、第1の静圧ベアリングの圧力中心
とピストン中心との軸方向のずれに起因してトルクリン
グに回転軸まわり以外の偶力が発生するという不都合
を、簡単な構成により、効果的に解消することができる
回転形流体エネルギ変換機を提供できるものである。
力とを機械的に変換するためのメカニズムを一切用いる
ことなしにポンプ機能あるいはモータ機能を発揮させる
ことができ、しかも、第1の静圧ベアリングの圧力中心
とピストン中心との軸方向のずれに起因してトルクリン
グに回転軸まわり以外の偶力が発生するという不都合
を、簡単な構成により、効果的に解消することができる
回転形流体エネルギ変換機を提供できるものである。
第1図〜第10図は本発明の一実施例を示し、第1図は
正断面図、第2図は第1図におけるII−II線断面図、第
3図は第1図におけるIII−III線断面図、第4図は第3
図におけるIV−IV線断面図、第5図は第1の静圧ベアリ
ングの圧力ポケット部を示す拡大平面図、第6図は第5
図におけるVI−VI線断面図、第7図は同圧力ポケット部
を示す斜視図、第8図〜第10図は作用説明図である。
第11図は従来例を示す部分断面図、第12図は同従来
例における第1の静圧ベアリング部分を示す部分平面図
である。また、第13図は本発明の他の実施例を示す説
明図である。 1・・・ハウジング 2・・・トルクリング 2c・・・内平面 4・・・第1の静圧ベアリング 4・・・テーパ面 5・・・シュー 5a,5b,5c,5d,5e・・・包囲部 6・・・回転軸 7a,7b,7c・・・圧力ポケット 8・・・ピストン 9・・・第2の静圧ベアリング 13・・・空間 14・・・ピントル 15・・・シリンダバレル 16…シリンダボア 20…オルダム継手 21、22・・・流体流通系路 23…ピストン側流体通路 40a、40b、40c・・・絞り 42a,42b,42c・・・トルクリング側流体通路 m…共通軸心 n…偏心軸心
正断面図、第2図は第1図におけるII−II線断面図、第
3図は第1図におけるIII−III線断面図、第4図は第3
図におけるIV−IV線断面図、第5図は第1の静圧ベアリ
ングの圧力ポケット部を示す拡大平面図、第6図は第5
図におけるVI−VI線断面図、第7図は同圧力ポケット部
を示す斜視図、第8図〜第10図は作用説明図である。
第11図は従来例を示す部分断面図、第12図は同従来
例における第1の静圧ベアリング部分を示す部分平面図
である。また、第13図は本発明の他の実施例を示す説
明図である。 1・・・ハウジング 2・・・トルクリング 2c・・・内平面 4・・・第1の静圧ベアリング 4・・・テーパ面 5・・・シュー 5a,5b,5c,5d,5e・・・包囲部 6・・・回転軸 7a,7b,7c・・・圧力ポケット 8・・・ピストン 9・・・第2の静圧ベアリング 13・・・空間 14・・・ピントル 15・・・シリンダバレル 16…シリンダボア 20…オルダム継手 21、22・・・流体流通系路 23…ピストン側流体通路 40a、40b、40c・・・絞り 42a,42b,42c・・・トルクリング側流体通路 m…共通軸心 n…偏心軸心
Claims (4)
- 【請求項1】内周にテーパ面を有したハウジングと、円
周方向に間欠配置した第1の静圧ベアリングを介して前
記ハウジングのテーパ面部に回転可能に嵌合されその内
周における前記各第1ベアリングに対応する部位に内平
面をそれぞれ有したトルクリングと、このトルクリング
の内側に配設されその先端面を第2の静圧ベアリングを
介して前記トルクリングの各内平面にそれぞれ添接させ
た複数のピストンと、トルクリングの内側に配設され放
射状に形成したシリンダボアによってこれら各ピストン
の基端側をスライド可能に保持するシリンダバレルと、
このシリンダバレルをハウジングとトルクリングの共通
軸心から偏心した偏心軸心回りに回転可能に支承するピ
ントルと、前記トルクリングに前記シリンダバレルを同
期回転可能に接続する継手と、前記各シリンダボア内に
形成され前記ハウジングと前記トルクリングとの相対回
転に伴うピストンの突没動作によって容積が増減する空
間と、容積が増大しつつある空間および容積が減少しつ
つある空間にそれぞれ連通する対をなす流体流通系路
と、各ピストンに設けられ対応する空間内の流体を該ピ
ストンの先端面に設けた第2の静圧ベアリングの圧力ポ
ケットに導くピストン側流体通路と、トルクリングに設
けられ各第2の静圧ベアリングの圧力ポケット内の流体
を対応する各第1の静圧ベアリングに導くトルクリング
側流体通路とを具備してなり、前記第1の静圧ベアリン
グに導入された流体の静圧と前記第2の静圧ベアリング
に導入された流体の静圧とによって前記トルクリングに
前記共通軸心まわりの偶力が発生するように構成した流
体エネルギ変換機であって、前記各第1の静圧ベアリン
グを前記共通軸心に沿う方向に隣接する複数の圧力ポケ
ットを有してなるものにするとともに、前記トルクリン
グ側流体通路をこれら各圧力ポケットに対応する本数だ
け設けておき、前記ピストンと前記トルクリングとの共
通軸心に沿う方向の相対偏位動作に伴って、第1の静圧
ベアリングにおけるピストンから遠ざかる側の圧力ポケ
ットに連通するトルクリング側流体通路がピストンの先
端面によって閉塞されるように構成したことを特徴とす
る回転形流体エネルギ変換機。 - 【請求項2】前記各圧力ポケットを包囲する包囲部の断
面が山形をなしていることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の回転形流体エネルギ変換機。 - 【請求項3】前記包囲部を、回転方向と平行になる部分
が無い形状のものにしたことを特徴とする特許請求の範
囲第2項記載の回転形流体エネルギ変換機。 - 【請求項4】前記包囲部の断面山形の勾配が前記ハウジ
ング内面の円錐の勾配よりも大きくないようにされたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第2項または第3項記載
の回転形流体エネルギ変換機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59177072A JPH061070B2 (ja) | 1984-08-25 | 1984-08-25 | 回転形流体エネルギ変換機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59177072A JPH061070B2 (ja) | 1984-08-25 | 1984-08-25 | 回転形流体エネルギ変換機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6155371A JPS6155371A (ja) | 1986-03-19 |
| JPH061070B2 true JPH061070B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=16024629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59177072A Expired - Lifetime JPH061070B2 (ja) | 1984-08-25 | 1984-08-25 | 回転形流体エネルギ変換機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061070B2 (ja) |
-
1984
- 1984-08-25 JP JP59177072A patent/JPH061070B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6155371A (ja) | 1986-03-19 |
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