JPH06107298A - 宇宙往還機用熱シンク装置 - Google Patents
宇宙往還機用熱シンク装置Info
- Publication number
- JPH06107298A JPH06107298A JP25506092A JP25506092A JPH06107298A JP H06107298 A JPH06107298 A JP H06107298A JP 25506092 A JP25506092 A JP 25506092A JP 25506092 A JP25506092 A JP 25506092A JP H06107298 A JPH06107298 A JP H06107298A
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- JP
- Japan
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- heat exchanger
- evaporator
- refrigerant
- external environment
- heat
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外部環境の変化にかかわらず、安定した排熱
を行うことができる宇宙往還機用熱シンク装置の提供を
目的とする。 【構成】 第1の熱交換器15と第2の熱交換器16と
の間に、第1の熱交換器15内の圧力に基づいて、開弁
量が調整される流量調整弁23を設けたので、第1の熱
交換器15内が外部環境に影響されることがなく、かつ
第1の熱交換器15内の圧力を所定圧に保持して、該蒸
発器内において冷媒を、不安定な領域、例えば気相が8
0〜90%となるように制御することが可能である。こ
れにより、第2の熱交換器16が外部環境の影響を受け
て、圧力が変化したとしても、冷媒は外部環境の影響を
受けない第1の熱交換器15にてその大部分が気相とな
っていることから、第2の熱交換器16での外部環境の
影響は少なくて済み、これにより放出口21からの冷媒
の放出を安定した状態で行うことができる。
を行うことができる宇宙往還機用熱シンク装置の提供を
目的とする。 【構成】 第1の熱交換器15と第2の熱交換器16と
の間に、第1の熱交換器15内の圧力に基づいて、開弁
量が調整される流量調整弁23を設けたので、第1の熱
交換器15内が外部環境に影響されることがなく、かつ
第1の熱交換器15内の圧力を所定圧に保持して、該蒸
発器内において冷媒を、不安定な領域、例えば気相が8
0〜90%となるように制御することが可能である。こ
れにより、第2の熱交換器16が外部環境の影響を受け
て、圧力が変化したとしても、冷媒は外部環境の影響を
受けない第1の熱交換器15にてその大部分が気相とな
っていることから、第2の熱交換器16での外部環境の
影響は少なくて済み、これにより放出口21からの冷媒
の放出を安定した状態で行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、宇宙から地上に帰還す
るシャトルに搭載される宇宙往還機用熱シンク装置に関
するものである。
るシャトルに搭載される宇宙往還機用熱シンク装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】宇宙往還機に搭載される熱シンク装置の
構造を図2を参照して説明する。まず、この熱シンク装
置にはアンモニアが使用されており、このアンモニア
は、貯留タンク1内に加圧されて液化状態で貯留されて
いる。この貯留タンク1内のアンモニアは、流量調整弁
2の開閉により供給管3を経由して熱交換器4に供給さ
れ、この熱交換器4内で加熱されることにより気化され
る。そして、この熱交換器4内で気化されたアンモニア
ガスは、更に排出管5及び放出口6を経由して外部空間
に放出される。一方、熱交換器4の加熱側は往還機内を
循環する熱制御ループ7となっており、この熱制御ルー
プ7では発熱源(図示略)から供給された熱媒体(熱
媒)が、熱交換器4にてアンモニアに熱を与える。具体
的には、熱交換器4では、熱制御ループ7で供給された
熱媒体の温度が70℃から2〜5℃となるような冷却を
行っている。
構造を図2を参照して説明する。まず、この熱シンク装
置にはアンモニアが使用されており、このアンモニア
は、貯留タンク1内に加圧されて液化状態で貯留されて
いる。この貯留タンク1内のアンモニアは、流量調整弁
2の開閉により供給管3を経由して熱交換器4に供給さ
れ、この熱交換器4内で加熱されることにより気化され
る。そして、この熱交換器4内で気化されたアンモニア
ガスは、更に排出管5及び放出口6を経由して外部空間
に放出される。一方、熱交換器4の加熱側は往還機内を
循環する熱制御ループ7となっており、この熱制御ルー
プ7では発熱源(図示略)から供給された熱媒体(熱
媒)が、熱交換器4にてアンモニアに熱を与える。具体
的には、熱交換器4では、熱制御ループ7で供給された
熱媒体の温度が70℃から2〜5℃となるような冷却を
行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に構成された宇宙往還機用熱シンク装置では、排出管6
を通じて熱交換器4が外部空間と連通した状態にあり、
外部環境が外乱となり、流量制御が不確定となる問題が
生じていた。また、放出口6から放出されるミストの凍
結を防止するためにヒーター電力を余計に必要とするな
どの問題が生じていた。
に構成された宇宙往還機用熱シンク装置では、排出管6
を通じて熱交換器4が外部空間と連通した状態にあり、
外部環境が外乱となり、流量制御が不確定となる問題が
生じていた。また、放出口6から放出されるミストの凍
結を防止するためにヒーター電力を余計に必要とするな
どの問題が生じていた。
【0004】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
ものであって、外部環境の変化にかかわらず、安定した
排熱を行い、また、負荷変化にも十分追従性を持った宇
宙往還機用熱シンク装置の提供を目的とする。
ものであって、外部環境の変化にかかわらず、安定した
排熱を行い、また、負荷変化にも十分追従性を持った宇
宙往還機用熱シンク装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、熱制御ループを冷却する冷媒が液化状
態で貯留される貯留タンクと、この貯留タンク内の冷媒
が供給される供給管に直列に設けられ、それぞれにおい
て冷媒を蒸発させる第1、第2の蒸発器と、第2の蒸発
器で蒸発された冷媒ガスを外部に放出する放出口とを具
備し、上記第1の蒸発器と第2の蒸発器との間に、第1
の蒸発器内の圧力に基づいて、開弁量が調整される流量
調整弁を設けるようにしている。
に、本発明では、熱制御ループを冷却する冷媒が液化状
態で貯留される貯留タンクと、この貯留タンク内の冷媒
が供給される供給管に直列に設けられ、それぞれにおい
て冷媒を蒸発させる第1、第2の蒸発器と、第2の蒸発
器で蒸発された冷媒ガスを外部に放出する放出口とを具
備し、上記第1の蒸発器と第2の蒸発器との間に、第1
の蒸発器内の圧力に基づいて、開弁量が調整される流量
調整弁を設けるようにしている。
【0006】
【作用】この発明によれば、冷媒を蒸発させるための第
1の蒸発器と第2の蒸発器との間に、第1の蒸発器内の
圧力に基づいて、開弁量が調整される流量調整弁を設け
たので、第1の蒸発器内が外部環境に影響されることが
なく、かつ第1の蒸発器内の圧力を所定圧に保持して、
該蒸発器内において冷媒を、例えば気相が80〜90%
となるように制御することが可能であり、これにより第
2の蒸発器にて冷媒を完全に蒸発させることが可能とな
る。すなわち、本発明によれば、第2の蒸発器が外部環
境の影響を受けて、圧力が変化したとしても、冷媒は外
部環境の影響を受けない第1の蒸発器にてその大部分が
気相となっていることから、第2の蒸発器での外部環境
の影響は少なくて済み、これにより放出口から放出され
るミストをほとんど無くし、凍結防止のヒーターの容量
を大幅に減少させることができる。
1の蒸発器と第2の蒸発器との間に、第1の蒸発器内の
圧力に基づいて、開弁量が調整される流量調整弁を設け
たので、第1の蒸発器内が外部環境に影響されることが
なく、かつ第1の蒸発器内の圧力を所定圧に保持して、
該蒸発器内において冷媒を、例えば気相が80〜90%
となるように制御することが可能であり、これにより第
2の蒸発器にて冷媒を完全に蒸発させることが可能とな
る。すなわち、本発明によれば、第2の蒸発器が外部環
境の影響を受けて、圧力が変化したとしても、冷媒は外
部環境の影響を受けない第1の蒸発器にてその大部分が
気相となっていることから、第2の蒸発器での外部環境
の影響は少なくて済み、これにより放出口から放出され
るミストをほとんど無くし、凍結防止のヒーターの容量
を大幅に減少させることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づいて説
明する。図1において符号10で示すものは、冷媒とな
るアンモニアが貯留された貯留タンクであって、該貯留
タンク10の上部には、該貯留タンク10内の圧力を高
め、置かれた環境温度でアンモニアを液化状態とするた
めのヘリウムガス供給機構11が設けられている。ま
た、この貯留タンク10の下部には、アンモニアを熱交
換器12に供給するための供給管13が設けられ、この
供給管13の途中には、アンモニアの流量を調整するた
めの流量調整弁14が設けられている。
明する。図1において符号10で示すものは、冷媒とな
るアンモニアが貯留された貯留タンクであって、該貯留
タンク10の上部には、該貯留タンク10内の圧力を高
め、置かれた環境温度でアンモニアを液化状態とするた
めのヘリウムガス供給機構11が設けられている。ま
た、この貯留タンク10の下部には、アンモニアを熱交
換器12に供給するための供給管13が設けられ、この
供給管13の途中には、アンモニアの流量を調整するた
めの流量調整弁14が設けられている。
【0008】前記熱交換器12は、上流側の第1の熱交
換器15と下流側の第2の熱交換器16とから構成さ
れ、更に、これら熱交換器15,16は、配管17〜1
9を通じて熱媒であるフロンが供給される加熱室15
A,16Aと、これら加熱室15A,16A内のフロン
により加熱される蒸発室15B,16Bとからそれぞれ
構成されている。そして、これら第1、第2の熱交換器
15,16では、加熱室15A,16Aに供給されたフ
ロンにより、蒸発室15B,16B側に案内されたアン
モニアが加熱され、これにより液化状態にあるアンモニ
アが気化されると共に、フロンは吸熱されて温度低下
し、熱交換器15・16外へ出る。更に、フロンは加熱
室16A、配管18、加熱室15Aといったループを循
環する過程で、各熱交換器15,16における蒸発室1
5B,16Bの熱を回収し、再び、発熱源にて加熱され
た後、熱交換器15の加熱室15Aに戻ってくることに
なる。そして、これら第1、第2の熱交換器15,16
で気化されたアンモニアガスは、更に排出管20及び放
出口21を経由して外部空間に放出される。
換器15と下流側の第2の熱交換器16とから構成さ
れ、更に、これら熱交換器15,16は、配管17〜1
9を通じて熱媒であるフロンが供給される加熱室15
A,16Aと、これら加熱室15A,16A内のフロン
により加熱される蒸発室15B,16Bとからそれぞれ
構成されている。そして、これら第1、第2の熱交換器
15,16では、加熱室15A,16Aに供給されたフ
ロンにより、蒸発室15B,16B側に案内されたアン
モニアが加熱され、これにより液化状態にあるアンモニ
アが気化されると共に、フロンは吸熱されて温度低下
し、熱交換器15・16外へ出る。更に、フロンは加熱
室16A、配管18、加熱室15Aといったループを循
環する過程で、各熱交換器15,16における蒸発室1
5B,16Bの熱を回収し、再び、発熱源にて加熱され
た後、熱交換器15の加熱室15Aに戻ってくることに
なる。そして、これら第1、第2の熱交換器15,16
で気化されたアンモニアガスは、更に排出管20及び放
出口21を経由して外部空間に放出される。
【0009】一方、第1の熱交換器15の蒸発室15B
と、第2の熱交換器16の蒸発室16Bとを接続する接
続管22の途中には流量調整弁23が設けられ、また、
第1の熱交換器15には、蒸発室15B内の圧力を検知
するための圧力センサ24が設けられている。そして、
この圧力センサ24で検出された蒸発室15B内の圧力
は圧力データとしてコントローラ25に供給され、この
コントローラ25では圧力データに基づき、蒸発室15
B内の圧力が2〜3〔atm〕となるように流量調整弁
23を制御する。
と、第2の熱交換器16の蒸発室16Bとを接続する接
続管22の途中には流量調整弁23が設けられ、また、
第1の熱交換器15には、蒸発室15B内の圧力を検知
するための圧力センサ24が設けられている。そして、
この圧力センサ24で検出された蒸発室15B内の圧力
は圧力データとしてコントローラ25に供給され、この
コントローラ25では圧力データに基づき、蒸発室15
B内の圧力が2〜3〔atm〕となるように流量調整弁
23を制御する。
【0010】また、フロンが排出される配管19には温
度センサ26が設けられている。そして、この温度セン
サ26で検出されたフロンの温度は温度データとしてコ
ントローラ27に供給され、このコントローラ27では
温度データに基づき、流量調整弁14の開弁量が調整さ
れる。具体的には、コントローラ27では、フロンの温
度が予め設定した設定値より下回った場合に流量調整弁
14の開弁量を減少させ、また、フロンの温度が設定値
を越えた場合に流量調整弁14の開弁量を増大させる制
御を行う。
度センサ26が設けられている。そして、この温度セン
サ26で検出されたフロンの温度は温度データとしてコ
ントローラ27に供給され、このコントローラ27では
温度データに基づき、流量調整弁14の開弁量が調整さ
れる。具体的には、コントローラ27では、フロンの温
度が予め設定した設定値より下回った場合に流量調整弁
14の開弁量を減少させ、また、フロンの温度が設定値
を越えた場合に流量調整弁14の開弁量を増大させる制
御を行う。
【0011】そして、以上のように構成された宇宙往還
機用熱シンク装置では、貯留タンク10と第1の熱交換
器15とを接続する供給管13の途中に流量調整弁14
を、第1の熱交換器15と第2の熱交換器16とを接続
する接続管22の途中に流量調整弁23をそれぞれ設
け、更に、これら流量調整弁14及び流量調整弁23の
開弁量を、熱媒の温度、及び第1の熱交換器15の蒸発
室15Bの圧力に基づき、コントローラ25・27にそ
れぞれ調整させるようにしたので、 (1) コントローラ25・27での設定により、第1
の熱交換器15の蒸発室15B内のアンモニアの液相の
割合、第2の熱交換器16の蒸発室16B内のアンモニ
アの液相の割合を自由に調整することができる。例え
ば、第1の熱交換器15の蒸発室15B内のアンモニア
の気相の割合を80〜90%(液相は20〜10%)
に、かつ第2の熱交換器16の蒸発室16B内のアンモ
ニアの気相の割合を100%(液相は10%)に設定す
ることができる。
機用熱シンク装置では、貯留タンク10と第1の熱交換
器15とを接続する供給管13の途中に流量調整弁14
を、第1の熱交換器15と第2の熱交換器16とを接続
する接続管22の途中に流量調整弁23をそれぞれ設
け、更に、これら流量調整弁14及び流量調整弁23の
開弁量を、熱媒の温度、及び第1の熱交換器15の蒸発
室15Bの圧力に基づき、コントローラ25・27にそ
れぞれ調整させるようにしたので、 (1) コントローラ25・27での設定により、第1
の熱交換器15の蒸発室15B内のアンモニアの液相の
割合、第2の熱交換器16の蒸発室16B内のアンモニ
アの液相の割合を自由に調整することができる。例え
ば、第1の熱交換器15の蒸発室15B内のアンモニア
の気相の割合を80〜90%(液相は20〜10%)
に、かつ第2の熱交換器16の蒸発室16B内のアンモ
ニアの気相の割合を100%(液相は10%)に設定す
ることができる。
【0012】すなわち、コントローラ25・27の制御
により、第2の熱交換器16が外部環境の影響を受け
て、圧力が変化したとしても、アンモニアは外部環境の
影響を受けない第1の熱交換器15にてその大部分が気
相となっていることから、第2の熱交換器16での外部
環境の影響は少なくなる。なお、上記コントローラ25
・26により、第1の熱交換器15において、アンモニ
アの気相の割合を80〜90%と設定したのは、この割
合がアンモニアが最も不安定となり易い領域であるから
であり、この領域を、外部環境の影響を受けない第1の
熱交換器15にて設定し、これにより、最も不安定とな
り易い、気相の割合が80〜90%までのアンモニアの
蒸発を、第1の熱交換器15にて安定に行わせるように
している。
により、第2の熱交換器16が外部環境の影響を受け
て、圧力が変化したとしても、アンモニアは外部環境の
影響を受けない第1の熱交換器15にてその大部分が気
相となっていることから、第2の熱交換器16での外部
環境の影響は少なくなる。なお、上記コントローラ25
・26により、第1の熱交換器15において、アンモニ
アの気相の割合を80〜90%と設定したのは、この割
合がアンモニアが最も不安定となり易い領域であるから
であり、この領域を、外部環境の影響を受けない第1の
熱交換器15にて設定し、これにより、最も不安定とな
り易い、気相の割合が80〜90%までのアンモニアの
蒸発を、第1の熱交換器15にて安定に行わせるように
している。
【0013】(2) 上記(1)で説明したように、流
量調整弁23を経て第1の熱交換器15から第2の熱交
換器16にアンモニアが供給される際に、これら第1の
熱交換器15と第2の熱交換器16との圧力差によっ
て、アンモニアの液体成分がフラッシングし、これによ
って第2の熱交換器16内において、アンモニアの気体
成分中に液体成分を分散させることができ、その結果、
液化状態のアンモニアを有効に気化させることができる
効果が得られる。
量調整弁23を経て第1の熱交換器15から第2の熱交
換器16にアンモニアが供給される際に、これら第1の
熱交換器15と第2の熱交換器16との圧力差によっ
て、アンモニアの液体成分がフラッシングし、これによ
って第2の熱交換器16内において、アンモニアの気体
成分中に液体成分を分散させることができ、その結果、
液化状態のアンモニアを有効に気化させることができる
効果が得られる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなようにこの発明
によれば、冷媒を蒸発させるための第1の蒸発器と第2
の蒸発器との間に、第1の蒸発器内の圧力に基づいて、
開弁量が調整される流量調整弁を設けたので、第1の蒸
発器内が外部環境に影響されることがなく、かつ第1の
蒸発器内の圧力を所定圧に保持して、該蒸発器内におい
て冷媒を、例えば気相が80〜90%となるように制御
することが可能であり、これにより第2の蒸発器にて冷
媒を完全に蒸発させることが可能となる。すなわち、本
発明によれば第2の蒸発器が外部環境の影響を受けて、
圧力が変化したとしても、冷媒は外部環境の影響を受け
ない第1の蒸発器にてその大部分が気相となっているこ
とから、第2の蒸発器での外部環境の影響は少なくて済
み、これにより放出口からの冷媒の放出を安定した状態
で行うことができ、安定した状態で負荷変化に追従でき
る熱シンク装置を得ることが可能となる。更に、放出さ
れるミストをミストをほとんど無くすることができるの
で、ミストの凍結防止用のヒーターの容量を大幅に減少
させることができる効果も得られる。
によれば、冷媒を蒸発させるための第1の蒸発器と第2
の蒸発器との間に、第1の蒸発器内の圧力に基づいて、
開弁量が調整される流量調整弁を設けたので、第1の蒸
発器内が外部環境に影響されることがなく、かつ第1の
蒸発器内の圧力を所定圧に保持して、該蒸発器内におい
て冷媒を、例えば気相が80〜90%となるように制御
することが可能であり、これにより第2の蒸発器にて冷
媒を完全に蒸発させることが可能となる。すなわち、本
発明によれば第2の蒸発器が外部環境の影響を受けて、
圧力が変化したとしても、冷媒は外部環境の影響を受け
ない第1の蒸発器にてその大部分が気相となっているこ
とから、第2の蒸発器での外部環境の影響は少なくて済
み、これにより放出口からの冷媒の放出を安定した状態
で行うことができ、安定した状態で負荷変化に追従でき
る熱シンク装置を得ることが可能となる。更に、放出さ
れるミストをミストをほとんど無くすることができるの
で、ミストの凍結防止用のヒーターの容量を大幅に減少
させることができる効果も得られる。
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成図。
【図2】本発明の従来例を示す概略構成図。
10 貯留タンク 13 供給管 15 第1の熱交換器(第1の蒸発器) 16 第2の熱交換器(第2の蒸発器) 21 放出口 23 流量調整弁
Claims (1)
- 【請求項1】 熱制御ループを冷却する冷媒が液化状態
で貯留される貯留タンクと、この貯留タンク内の冷媒が
供給される供給管に直列に設けられ、それぞれにおいて
冷媒を蒸発させる第1、第2の蒸発器と、第2の蒸発器
で蒸発された冷媒ガスを外部に放出する放出口とを有し
てなり、 上記第1の蒸発器と第2の蒸発器との間には、第1の蒸
発器内の圧力に基づいて、開弁量が調整される流量調整
弁が設けられていることを特徴とする宇宙往還機用熱シ
ンク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4255060A JP3018777B2 (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 宇宙往還機用熱シンク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4255060A JP3018777B2 (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 宇宙往還機用熱シンク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06107298A true JPH06107298A (ja) | 1994-04-19 |
| JP3018777B2 JP3018777B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=17273591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4255060A Expired - Fee Related JP3018777B2 (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 宇宙往還機用熱シンク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3018777B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009014335A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-22 | Hamilton Sundstrand Corp | 蒸発熱交換器アッセンブリを制御する方法および蒸発熱交換器アッセンブリ |
-
1992
- 1992-09-24 JP JP4255060A patent/JP3018777B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009014335A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-22 | Hamilton Sundstrand Corp | 蒸発熱交換器アッセンブリを制御する方法および蒸発熱交換器アッセンブリ |
| EP2009384A3 (en) * | 2007-06-29 | 2012-07-04 | Hamilton Sundstrand Corporation | Control scheme for an evaporator operating at conditions approaching thermodynamic limits |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3018777B2 (ja) | 2000-03-13 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991130 |
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