JPH0610930U - 絞り機構 - Google Patents

絞り機構

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JPH0610930U
JPH0610930U JP4813492U JP4813492U JPH0610930U JP H0610930 U JPH0610930 U JP H0610930U JP 4813492 U JP4813492 U JP 4813492U JP 4813492 U JP4813492 U JP 4813492U JP H0610930 U JPH0610930 U JP H0610930U
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diaphragm
diaphragm blades
blades
movable frame
opening
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JP4813492U
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青木  伸
尚志 長谷川
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Olympus Corp
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Olympus Corp
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】開口の形状を小径な疑似円に保つことができる
とともに、組立の容易な絞り機構を提供することにあ
る。 【構成】複数の絞り羽根24、25を固定枠22に枢支
し、絞り羽根24、25を変位可能な可動枠23に係合
させ、絞り羽根24、25を組合わせて開口30を形成
し、絞り羽根24、25を可動枠23に連動させて開口
30の大きさを変化させる絞り機構21において、絞り
羽根24、25の枚数を少なくとも五枚とし、絞り羽根
24、25を二組に分け、二組の絞り羽根24、25の
間に固定枠22もしくは可動枠23のうちのいずれか一
方を介在させた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、複数枚の羽根を組合せてなり、光学機器に組込まれる絞 り機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
光学機器において、レンズの絞りやレンズシャッターとして、複数枚の絞り 羽根を組合わせた絞り機構が用いられていることは周知である。
【0003】 従来の絞り機構としては、例えば実開昭58−11727号公報に示されるよ うな構成のものがある。この絞り機構においては、図8及び図9に示すように薄 鋼板で構成された複数枚の図示形状の絞り羽根1が互いに重ね合せられており、 各絞り羽根1の基部1aは、同一円周上に等間隔に配設された複数本(図示では 9本)の支軸2に揺動自在に支持されている。
【0004】 また、各絞り羽根1はその基部に駆動ピン3を植立しており、この駆動ピン3 は上記支軸2を連ねて形成される仮想的な円と同心的に配設された駆動リングに それぞれ連結されている。この場合、各絞り羽根1は、支軸2から先端部を見て 図示左側が円弧状に膨出する外縁部1dとなっており、また左側が絞り開口を形 成するため、円弧状に切欠かれた内縁部1cとなっている。
【0005】 このような構成の絞り機構において、駆動リングを反時計方向に回動させると 、各駆動ピン3が同時に支軸2の回りを時計方向に回動し、各絞り羽根1が支軸 2の回りを絞りの中心に向けて揺動することにより、絞り込み動作が行われる。 また、逆に駆動リングを時計方向に回動させると、各駆動ピン3が同時に支軸2 の回りを絞りの中心から離れる方向に揺動することにより、開放動作が行われる 。
【0006】 一方、回転角の精度、つまり各開口部の面積および形状の精度を上げるように した絞り機構としては、実開昭55−71326号公報に示されるような構成の ものがある。この絞り機構においては、図10および図11に示すように複数枚 の絞り羽根11が相互で上下に重なり合っており、一方は他方の下に入込んでい る。
【0007】 各絞り羽根11の基端部の両面にはピンが設けられており、一方の面のピンを 固定リング12のフランジ部に設けられた穴に、また他方の面のピンを図示しな い可動リング13のフランジに設けられたカム溝に遊嵌させている。可動リング 13は固定リング12に設けられた周溝を貫通した連動ピンを介して作動リング 14に連結されている。さらに、複数枚の絞り羽根11の内の一枚の絞り羽根に 、所要の絞り口径を形成した後に絞り切りを行うための遮蔽部15が設けられて いる。
【0008】 このような構成の絞り機構においては、作動リング14を動作させて複数枚の 絞り羽根の中央に所要絞り口径を形成し、且つ遮蔽部15によって絞り切りを行 うことができる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、光学機器の中でも特に顕微鏡等に使用される絞り機構においては 、最小絞り径がφ1mm程度あれば実用上十分であるが、最近のように対物レンズ の高倍率化、各種の顕微鏡に対して対応させるようにするには、最小絞り径をφ 0.5 mm以下にする必要がある。
【0010】 しかし、前述した実開昭58−11727号公報に示されるような絞り機構で は、各絞り羽根の先端が隣接する絞り羽根が交互に重なり合っており、絞り羽根 を連動させて絞り開口部の面積を変化させているため、開口部を絞り込んでいく と互いに絞り羽根が干渉し、絞り切れなくなる(このような状態を羽根ストップ の状態と呼ぶ)。
【0011】 この羽根ストップの状態が起きる最小絞り径の値は、羽根の厚さ、枚数により 異なるが、約φ1mm程度が限界であり、また羽根ストップ状態に近くなると干渉 により絞り羽根の周辺部が削れ、ごみ等が発生する。
【0012】 また、前述した実開昭55−71326号公報に示されるような絞り機構は、 絞り羽根に遮蔽部を設け、絞り切りを可能にしているが、この機構では最小絞り 径になる前の位置から遮蔽用羽根が一方向より開口部を塞ぎ始めるため、絞り形 状が疑似円の形状とは異なったものとなる。これは遮光シャッタ用、または明る さの変化用としては問題ないが、顕微鏡のようにフレア防止、NA絞り込みによ るコントラスト強調用としては光学性能上好ましくない。
【0013】 さらに、絞り羽根の枚数が多いほど絞り形状を円形に近付けることが容易にな るが、絞り羽根は互いに重なり合っているため、絞り機構の組立ては困難になる 。また、多数の絞り羽根を備えた絞り機構の組立ては、一般に人手に頼っている 。したがって、多数の絞り羽根を利用した絞り機構の組立てを短時間で行うため には、作業者の熟練が必要である。 本考案の目的とするところは、開口の形状を小径な疑似円に保つことができる とともに、組立の容易な絞り機構を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段および作用】
上記目的を達成するために本考案は、複数の絞り羽根を固定枠に枢支し、絞 り羽根を変位可能な可動枠に係合させ、絞り羽根を組合わせて開口を形成し、絞 り羽根を可動枠に連動させて開口の大きさを変化させる絞り機構において、絞り 羽根の枚数を少なくとも五枚とし、絞り羽根を二組に分け、二組の絞り羽根の間 に固定枠もしくは可動枠のうちのいずれか一方を介在させたことにある。 こうすることによって本考案は、開口の形状を小径な疑似円に保つことができ るとともに、絞り機構を容易に組立てられるようにしたことにある。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の各実施例を図1〜図7に基づいて説明する。
【0016】 図1〜図4は本考案の第1実施例を示すもので、図1及び図2中の符号21は 絞り機構である。この絞り機構21は固定枠22と可動枠23、及び、六枚の絞 り羽根24、25を有している。
【0017】 これらのうち可動枠23は略真円な環状に成形されており、同じく円環状に組 立てられた固定枠22の内側に同心的に収納されている。可動枠23の外周面に は操作レバー26が突設されており、この操作レバー26は可動枠23の径方向 に延びている。そして、操作レバー26は、固定枠22に形成されたスライド孔 27を通過して固定枠22の外側へ導出されている。
【0018】 スライド孔27は固定枠22の周方向に延びており、操作レバ−26はこのス ライド孔27の内側で、固定枠の周方向に沿って移動する。そして、操作レバ− 26の移動に伴って、可動枠23が固定枠22の内側で同心的に回動する。
【0019】 前記絞り羽根24、25はそれぞれ略同一な形状に成形されている。図3中に 一枚のみ示すように、絞り羽根24は薄肉な円弧状の板体であり、円弧の角度は 約120度に設定されている。さらに、絞り羽根4には支点側突起28と自由側 突起29とが突設されており、各突起28、29は円柱状に成形されている。そ して、両突起28、29は絞り羽根24の両端に位置しており、互いに逆向き突 出している。
【0020】 図1及び図2中に示すように、六枚の絞り羽根24、25は、三枚を一組とし て組合わされており、各組の絞り羽根24、25は可動枠23の両側に配置され ている。つまり、絞り羽根24、25は可動枠23と固定枠22との間に挟まれ ており、両組絞り羽根24、25は可動枠23を挟んで互いに異なる平面内に位 置している。さらに、可動枠23の各側部において、絞り羽根24…(或いは2 5…)は真円状に並べられており、絞り羽根24…(或いは25…)の端部は、 交互に上下に重ね合せられている。そして、絞り羽根24、25が構成する円の 内側には、疑似円の開口30が形成されている。
【0021】 また、絞り羽根24、25は支点側突起28…を固定枠22に向けている。固 定枠22には透孔22a…が設けられており、これら透孔22a…は固定枠22 を貫通している。そして、各支点側突起28は透孔22a…に差込まれている。
【0022】 また、自由側突起29…は可動枠に向けられており、可動枠3に形成されたガ イド溝31…に入込んでいる。ガイド溝31…は、図4に示すように可動枠23 に放射状に形成されており、約60度毎に並んでいる。さらに、ガイド溝31… は、可動枠23の各側面に三本ずつ設けられており、各側面においては120度 毎に並んでいる。そして、ガイド溝31…は、可動枠33の内周面から外周面に 亘って直線状に延びている。 つぎに、上述の絞り機構21の作用を説明する。
【0023】 まず、操作レバー26が固定枠22のスライド孔27に沿って動かされ、可動 枠23が操作レバー26の移動方向及び移動量に応じて回動変位する。絞り羽根 24、25が可動枠23に連動し、自由側突起29…をガイド溝31…に入り込 ませたまま、支点側突起28…を支点として回動する。
【0024】 絞り羽根24、25が回動する際には、自由側突起29…がガイド溝31…に 沿って移動する。そして、可動枠23の回動方向に応じて、自由突起29…は可 動枠23の内径側、或いは、外径側へ移動する。自由突起29…が可動枠23の 内径側に移動すると、絞り羽根24、25の自由端側が開口30の中心に近付づ き、開口30が疑似円を保ちながら徐々に小さく絞られる。また、自由突起29 …が可動枠23の外径側に移動すると、絞り羽根24、25の自由端側が開口3 0の中心から離れ、開口30が徐々に開く。 絞り機構21に開口絞り動作を行った結果、開口30をφ0.5mm まで絞ること ができた。
【0025】 また、絞り機構21を顕微鏡等の光学機器に組込むため、或いは絞り効果を損 なわないためには、絞り羽根24、25間の距離tを5mm以下に設定することが 必要である。したがって、本実施例においては、絞り羽根4、5間の距離tは3 mmに設定されている。 図5に絞り機構21をAS(開口絞り)として用いた光学系が示されている。
【0026】 すなわち、上述のような絞り機構21においては、六枚の絞り羽根24、25 が三枚ずつ二組に分けられており、二組の絞り羽根24、25が可動枠23の各 側部にそれぞれ配置されている。さらに、絞り羽根24、25は、固定枠22に よって枢支されるとともに、可動枠23に連結されている。そして、可動枠23 が変位すると、二組の絞り羽根24、25が可動枠23に連動する。
【0027】 また、各組において三枚の絞り羽根24…(或いは25…)は円形に組合わさ れている。さらに、絞り羽根24、25は60度毎にずらされており、二組の絞 り羽根24、25によって疑似円が形成されている。
【0028】 つまり、三枚の絞り羽根24…(或いは25…)によって一組が構成されてお り、一組の枚数は少ない。したがって、一組の絞り羽根24…(或いは25…) を可動枠23に組付ける作業が簡単になり、組立が容易になる。
【0029】 同一平面上で組合わせられる絞り羽根の枚数が増えるほど組立作業は困難にな るが、本実施例の絞り機構21においては、一つの平面上の絞り羽根の数は三枚 であり、両組の絞り羽根24、25とも同様の構造を有している。したがって、 両組の絞り羽根24、25を固定枠22及び可動枠23に同様の手順で組付ける ことができる。この作業は、六枚の絞り羽根を同一平面上で組付ける作業に比べ て容易である。そして、熟練を要することなく、絞り機構21を組立てることが 可能になる。
【0030】 また、一般に、絞り羽根を組合わせて疑似円を形成するためには、少なくとも 五枚以上の絞り羽根が必要である。また、開口30の形状が真円に近いほど絞り 効果が高い。本実施例の絞り機構21においては、三ずつの絞り羽根が二組備え られているので、絞り羽根4、5の総枚数は六枚である。そして、六枚の絞り羽 根24、25によって疑似円の開口30が形成されている。したがって、開口3 0の形状を疑似円に保つことができるとともに、絞り効果が損なわれない。 上述の絞り機構21は、FS(視野絞り)よりもAS(開口絞り)に適してい る。
【0031】 つまり。ASを使用する目的は、光量を調節すること、標本のコントラストを 良くすること(いわゆる絞込み効果)、及び、余計な光をカットし、フレア・ゴ −ストを防止すること等である。絞り機構21においては、絞り羽根4、5間に 、絞り効果を損なわない程度の距離t(=3mm)が設定されているので、視野に 直接見えるFSよりは、ASに適している。 図6及び図7は本考案の第2実施例を示している。
【0032】 本実施例の絞り機構41においては、固定枠42が可動枠43の内側に収納さ れている。さらに、三枚を一組とする二組の絞り羽根24、25が備えられてお り、各絞り羽根24、25は支点側突起28…を固定枠42に、また、自由側突 起29…を可動枠43に係合させている。支点側突起28…は固定枠42の透孔 42a…に差込まれており、自由側突起29…は可動枠43のガイド溝31…に 差込まれている。
【0033】 可動枠43には操作レバー44が突設されており、可動枠43は操作レバー4 4と一体に回動する。そして、絞り羽根24、25は、可動枠43の回動ととも に開口10の直径を変化させる。
【0034】 このような絞り機構41においては、固定枠42が絞り羽根24、25の間に 位置しており、固定枠42の厚さは支点側突起28…の突出量と略等しく設定さ れている。したがって、固定枠42の厚さを薄く設定することができ、絞り羽根 24、25間の距離tを容易に小さくすることができる。
【0035】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、複数の絞り羽根を固定枠に枢支し、絞り羽根 を変位可能な可動枠に係合させ、絞り羽根を組合わせて開口を形成し、絞り羽根 を可動枠に連動させて開口の大きさを変化させる絞り機構において、絞り羽根の 枚数を少なくとも五枚とし、絞り羽根を二組に分け、二組の絞り羽根の間に固定 枠もしくは可動枠のうちのいずれか一方を介在させたものである。 したがって本考案は、開口の形状を小径な疑似円に保つことができるとともに 、絞り機構を容易に組立てられるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す正面図。
【図2】本考案の第1実施例を示す側断面図。
【図3】(a)は絞り羽根の正面図、(b)は絞り羽根
の側面図。
【図4】可動枠の正面図。
【図5】本考案の第1実施例の絞り機構が組込まれた光
学系の一例を示す構成図。
【図6】本考案の第2実施例を示す正面図。
【図7】本考案の第2実施例を示す側断面図。
【図8】従来例を示す正面図。
【図9】[図8]の絞り機構の絞り羽根を示す正面図。
【図10】他の従来例を示す正面図。
【図11】他の従来例を示す正面図。
【符号の説明】
21…絞り機構、22…固定枠、23…可動枠、24、
25…絞り羽根、30…開口。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の絞り羽根を固定枠に枢支し、上記
    絞り羽根を変位可能な可動枠に係合させ、上記絞り羽根
    を組合わせて開口を形成し、上記絞り羽根を上記可動枠
    に連動させて上記開口の大きさを変化させる絞り機構に
    おいて、上記絞り羽根の枚数を少なくとも五枚とし、上
    記絞り羽根を二組に分け、上記二組の絞り羽根の間に上
    記固定枠もしくは上記可動枠のうちのいずれか一方を介
    在させたことを特徴とする絞り機構。
  2. 【請求項2】 上記二組の絞り羽根の間の距離を5mm以
    下としたことを特徴とする[請求項1]記載の絞り機
    構。
JP4813492U 1992-07-09 1992-07-09 絞り機構 Withdrawn JPH0610930U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108761771A (zh) * 2018-07-24 2018-11-06 东莞市协辰精密五金有限公司 一种小通光孔光圈
WO2021192723A1 (ja) * 2020-03-26 2021-09-30 ソニーグループ株式会社 羽根開閉装置、交換レンズ及び撮像装置

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