JPH061104Y2 - 鋏 - Google Patents
鋏Info
- Publication number
- JPH061104Y2 JPH061104Y2 JP1986189728U JP18972886U JPH061104Y2 JP H061104 Y2 JPH061104 Y2 JP H061104Y2 JP 1986189728 U JP1986189728 U JP 1986189728U JP 18972886 U JP18972886 U JP 18972886U JP H061104 Y2 JPH061104 Y2 JP H061104Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- scissors
- main body
- engaging portions
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Scissors And Nippers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、セラミック製のブレードを鋏の本体に取り付
けてなる鋏に関するものである。
けてなる鋏に関するものである。
近年セラミック製鋏が広く使用されるようになってきた
が、刃部全体をセラミックで形成したものは衝撃が加わ
ったときに折れ易いため、本体は樹脂や金属などで形成
しておき、セラミック製ブレードを本体の刃部のみに取
付けたものが用いられていた。このような鋏において、
本体にブレードを取り付ける構造は、本体の刃部内側に
取り付け凹部を形成し、該凹部にブレードを接着剤で固
定するようにしていた。
が、刃部全体をセラミックで形成したものは衝撃が加わ
ったときに折れ易いため、本体は樹脂や金属などで形成
しておき、セラミック製ブレードを本体の刃部のみに取
付けたものが用いられていた。このような鋏において、
本体にブレードを取り付ける構造は、本体の刃部内側に
取り付け凹部を形成し、該凹部にブレードを接着剤で固
定するようにしていた。
また、実開昭59-61771号公報に示されるように、刃部の
長手方向に沿って形成した凹条係合部と、ブレードの長
手方向に沿って形成した凸条係合部を互いに組合せて接
着し、相互の位置決めをより正確にするようにしたもの
あった。
長手方向に沿って形成した凹条係合部と、ブレードの長
手方向に沿って形成した凸条係合部を互いに組合せて接
着し、相互の位置決めをより正確にするようにしたもの
あった。
ところが、このような従来の鋏では、ブレードと本体の
固着手段が接着剤のみであるため固着力が弱く、強い力
が加わったときや、高温中または長期間使用したときに
ブレードが外れ易いという問題点があった。ブレードの
長手方向に形成した凸条係合部と本体の凹条係合部を組
み合わせた構造のものでも、これらの係合部がより固着
力を強くするように形成されておらず、依然としてブレ
ードが外れてしまう恐れがあった。
固着手段が接着剤のみであるため固着力が弱く、強い力
が加わったときや、高温中または長期間使用したときに
ブレードが外れ易いという問題点があった。ブレードの
長手方向に形成した凸条係合部と本体の凹条係合部を組
み合わせた構造のものでも、これらの係合部がより固着
力を強くするように形成されておらず、依然としてブレ
ードが外れてしまう恐れがあった。
上記に鑑みて本考案は、セラミック製ブレードの下面全
面を鋏本体に形成した凹部に当接支持した鋏であって、
上記鋏本体の凹部の側壁およびセラミック製ブレードの
側面に、それぞれ長手方向に変位した位置に斜面状また
は段状の係合部を複数形成し、これらの係合部を互いに
合致させて固定し、ブレードを取り付けるようにしたも
のである。
面を鋏本体に形成した凹部に当接支持した鋏であって、
上記鋏本体の凹部の側壁およびセラミック製ブレードの
側面に、それぞれ長手方向に変位した位置に斜面状また
は段状の係合部を複数形成し、これらの係合部を互いに
合致させて固定し、ブレードを取り付けるようにしたも
のである。
以下、本考案の実施例を図によって説明する。
第1図に示すように中間支点型の鋏Sはセラミックより
なるブレード10を樹脂、金属などよりなる本体20に固定
してなるものである。ブレード10は第2図にも示すよう
に、刃先11を備えた板状体であり、外周部に斜面状の係
合部12、外周後端部に斜面状の係合部13をそれぞれ形成
し、中心部に貫通孔14を穿設したものである。また、本
体20は、ブレード10を固定する凹部21を備えており、こ
の凹部21の側壁には、前記ブレード10の係合部12、13に
それぞれ対応するように斜面状の係合部22、23を形成
し、さらにブレード10の貫通孔14に対応する位置に孔24
を穿設してある。
なるブレード10を樹脂、金属などよりなる本体20に固定
してなるものである。ブレード10は第2図にも示すよう
に、刃先11を備えた板状体であり、外周部に斜面状の係
合部12、外周後端部に斜面状の係合部13をそれぞれ形成
し、中心部に貫通孔14を穿設したものである。また、本
体20は、ブレード10を固定する凹部21を備えており、こ
の凹部21の側壁には、前記ブレード10の係合部12、13に
それぞれ対応するように斜面状の係合部22、23を形成
し、さらにブレード10の貫通孔14に対応する位置に孔24
を穿設してある。
このブレード10を本体20に取り付ける際は、あらかじめ
互いの接触面に接着剤を塗布しておいて、ブレード10の
係合部12、13がそれぞれ本体20の係合部22,23と合致す
るように、ブレード10を横から矢印方向に嵌入し、貫通
孔14および孔24にピンPを挿入して接着剤で固定すれば
よい、このようにすれば、第3図(a)に示すようにブレ
ード10が2ケ所の係合部12,13で本体20と係合し、接着
剤Bで固着しているほかピンPを挿入しているため、容
易に外れることがなく、強固に固定することができる。
なお、上記本体20は、第1図に示すように鋏の先端部ま
で形成されており、ブレード10の下面全面を本体20で支
持した構造となっている。しかも鋏の長手方向に変位し
た2ケ所の係合部12、13で固定することから、ブレード
10は本体20の凹部21に完全に密着した状態で固定される
ことになる。その結果、ブレード10の脱落を防止できる
だけでなく、鋏の切断時に、互いのブレード10、10が密
着しながらこすれあい、切れ味を高めることができる。
互いの接触面に接着剤を塗布しておいて、ブレード10の
係合部12、13がそれぞれ本体20の係合部22,23と合致す
るように、ブレード10を横から矢印方向に嵌入し、貫通
孔14および孔24にピンPを挿入して接着剤で固定すれば
よい、このようにすれば、第3図(a)に示すようにブレ
ード10が2ケ所の係合部12,13で本体20と係合し、接着
剤Bで固着しているほかピンPを挿入しているため、容
易に外れることがなく、強固に固定することができる。
なお、上記本体20は、第1図に示すように鋏の先端部ま
で形成されており、ブレード10の下面全面を本体20で支
持した構造となっている。しかも鋏の長手方向に変位し
た2ケ所の係合部12、13で固定することから、ブレード
10は本体20の凹部21に完全に密着した状態で固定される
ことになる。その結果、ブレード10の脱落を防止できる
だけでなく、鋏の切断時に、互いのブレード10、10が密
着しながらこすれあい、切れ味を高めることができる。
また、ブレード10の係合部12、13および本体20の結合部
22,23の形状は斜面状のものに限らず、第3図(b)に示す
ように、ブレード10に段状の係合部12,13を形成し、本
体20にもこれらと合致するような係合部22,23を形成し
たものでもよい。
22,23の形状は斜面状のものに限らず、第3図(b)に示す
ように、ブレード10に段状の係合部12,13を形成し、本
体20にもこれらと合致するような係合部22,23を形成し
たものでもよい。
さらに前記実施例では接着剤を用いて固定したものを示
したが、必ずしも接着剤を用いる必要はなく例えばピン
Pおよび孔24にネジ加工を施しておいて、ピンPのネジ
締めのみによってブレード10を固定するようにしてもよ
く、このようにすればブレード10を容易に交換すること
ができる。
したが、必ずしも接着剤を用いる必要はなく例えばピン
Pおよび孔24にネジ加工を施しておいて、ピンPのネジ
締めのみによってブレード10を固定するようにしてもよ
く、このようにすればブレード10を容易に交換すること
ができる。
次に他の実施例を説明する。第4図に示すように鋏Sは
セラミックよりなるブレード30を樹脂または金属などよ
りなる本体40に固定してなるものである。ブレード30は
第5図にも示すように刃先31を備えた板状体で、底面の
凹部内に斜面状の係合部32を、後端部に斜面状の係合部
33をそれぞれ形成し、また底面に孔34を穿設したもので
ある。一方、本体40はブレード30を固定する凹部41を備
えており、該凹部41中には斜面状の係合部42を備えた凸
部および突起44を形成し、凹部41の側壁後端には斜面状
の係合部43を形成している。
セラミックよりなるブレード30を樹脂または金属などよ
りなる本体40に固定してなるものである。ブレード30は
第5図にも示すように刃先31を備えた板状体で、底面の
凹部内に斜面状の係合部32を、後端部に斜面状の係合部
33をそれぞれ形成し、また底面に孔34を穿設したもので
ある。一方、本体40はブレード30を固定する凹部41を備
えており、該凹部41中には斜面状の係合部42を備えた凸
部および突起44を形成し、凹部41の側壁後端には斜面状
の係合部43を形成している。
このブレード30を本体40に固着するときは両方の接触面
に接着剤を塗布しておいて、第6図に破線で示すように
孔34と突起44、および係合部32を形成した凹部と結合部
42を形成した凸部がそれぞれ一致するようにブレード30
を少し先端側にずらして本体4に組合せ、次いでブレー
ド30を矢印方向にずらせば、係合部32,42および係合部3
3,43がそれぞれ合致し第6図に実線で示す状態となる。
に接着剤を塗布しておいて、第6図に破線で示すように
孔34と突起44、および係合部32を形成した凹部と結合部
42を形成した凸部がそれぞれ一致するようにブレード30
を少し先端側にずらして本体4に組合せ、次いでブレー
ド30を矢印方向にずらせば、係合部32,42および係合部3
3,43がそれぞれ合致し第6図に実線で示す状態となる。
このようにすれば、ブレード30が容易に外れることがな
く、また突起44が孔34内に嵌入されているためブレード
30が横にずれることもない。また、係合部32,33,42,43
は斜面状のものに限らず、第3図(b)に示すように段状
としたものであってもよい。
く、また突起44が孔34内に嵌入されているためブレード
30が横にずれることもない。また、係合部32,33,42,43
は斜面状のものに限らず、第3図(b)に示すように段状
としたものであってもよい。
次に第1図に示したような本考案実施例に係る鋏を試作
し、比較例として係合部のない従来の鋏と共に通常の使
用を行った。
し、比較例として係合部のない従来の鋏と共に通常の使
用を行った。
その結果、従来の鋏ではブレードの外れたものが約10%
あったのに対し、本考案実施例に係る鋏ではブレードの
外れたものは1%以下であり、固定力が強固であることが
分かった。
あったのに対し、本考案実施例に係る鋏ではブレードの
外れたものは1%以下であり、固定力が強固であることが
分かった。
以上の実施例において、ブレード10,30を形成するセラ
ミックはアルミナセラミック、ジルコニアセラミックな
どであり、また鋏Sとして中間支点型のもののみを示し
たが、後端支点型のものであっても全く同様である。
ミックはアルミナセラミック、ジルコニアセラミックな
どであり、また鋏Sとして中間支点型のもののみを示し
たが、後端支点型のものであっても全く同様である。
叙上のように本考案によれば、鋏本体およびブレードに
それぞれ形成した複数の係合部を合致させてブレードを
固定したことによって、互いの係合部が組み合わさって
強固に固定されるため、長期使用や高温中の使用で接着
剤がゆるんでも容易に外れることがなく、強い力を加え
てもずれたりすることがなく、しかも切れ味を良くでき
るなど、優れたブレードの取り付け構造を提供すること
ができる。
それぞれ形成した複数の係合部を合致させてブレードを
固定したことによって、互いの係合部が組み合わさって
強固に固定されるため、長期使用や高温中の使用で接着
剤がゆるんでも容易に外れることがなく、強い力を加え
てもずれたりすることがなく、しかも切れ味を良くでき
るなど、優れたブレードの取り付け構造を提供すること
ができる。
第1図は本考案実施例に係る鋏のブレード取り付け構造
を示す分解斜視図、第2図は第1図に示したブレードの
平面図である。第3図(a)は第1図に示した鋏のブレー
ドを取り付けた状態を示すX−X線断面図、第3図(b)
は他の実施例のX−X線断面に相当する断面図である。 第4図は本考案の他の実施例を示す分解斜視図、第5図
は第4図に示したブレードの平面図である。 第6図は第4図に示した鋏のブレードを取り付けた状態
を示すY−Y線断面図である。 S・・・鋏 10,30・・・ブレード 20,40・・・本体 P・・・ピン
を示す分解斜視図、第2図は第1図に示したブレードの
平面図である。第3図(a)は第1図に示した鋏のブレー
ドを取り付けた状態を示すX−X線断面図、第3図(b)
は他の実施例のX−X線断面に相当する断面図である。 第4図は本考案の他の実施例を示す分解斜視図、第5図
は第4図に示したブレードの平面図である。 第6図は第4図に示した鋏のブレードを取り付けた状態
を示すY−Y線断面図である。 S・・・鋏 10,30・・・ブレード 20,40・・・本体 P・・・ピン
Claims (1)
- 【請求項1】セラミック製ブレードの下面全体を鋏本体
に形成した凹部に当接支持した鋏であって、上記鋏本体
の凹部の側壁およびセラミック製ブレードの側面に、そ
れぞれ長手方向に変位した位置に斜面状または段状の係
合部を複数形成し、これらの係合部を互いに合致させて
固定したことを特徴とする鋏。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986189728U JPH061104Y2 (ja) | 1986-12-09 | 1986-12-09 | 鋏 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986189728U JPH061104Y2 (ja) | 1986-12-09 | 1986-12-09 | 鋏 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6395579U JPS6395579U (ja) | 1988-06-20 |
| JPH061104Y2 true JPH061104Y2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=31142283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986189728U Expired - Lifetime JPH061104Y2 (ja) | 1986-12-09 | 1986-12-09 | 鋏 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061104Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS64214Y2 (ja) * | 1985-01-14 | 1989-01-05 |
-
1986
- 1986-12-09 JP JP1986189728U patent/JPH061104Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6395579U (ja) | 1988-06-20 |
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