JPH0611081B2 - 誘電体共振器 - Google Patents
誘電体共振器Info
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- JPH0611081B2 JPH0611081B2 JP11642687A JP11642687A JPH0611081B2 JP H0611081 B2 JPH0611081 B2 JP H0611081B2 JP 11642687 A JP11642687 A JP 11642687A JP 11642687 A JP11642687 A JP 11642687A JP H0611081 B2 JPH0611081 B2 JP H0611081B2
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- dielectric
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Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は、TE01δモードを利用した誘電体共振器に
関する。
関する。
(b)発明の背景 誘電体共振器は、一般に従来の金属空洞共振器に比べて
小型でかつ高いQを持った共振器が構成でき、特にバン
ドパスフィルタとして用いられる誘電体共振器装置はマ
イクロ波通信装置において、トランスミッタマルチプレ
クサなどに用いられている。
小型でかつ高いQを持った共振器が構成でき、特にバン
ドパスフィルタとして用いられる誘電体共振器装置はマ
イクロ波通信装置において、トランスミッタマルチプレ
クサなどに用いられている。
誘電体共振器の構成は、その利用する電磁波モードに応
じて異なり、目的に応じたモードが利用される。例えば
TE01δは、スプリアス特性があまり良くないが、共振
器のエネルギー集中度が高く、誘電体共振器の損失だけ
で共振器全体の損失が定まり、高いQを得ることができ
る。TEMの場合、スプリアス特性は良好であるが、金
属導体の損失が比較的大きく、共振器のQはそれほど高
くない。TMの場合は、前記2つのモードの中間の特性
を示すが、誘電体共振器とケースとの接合面に実電流が
流れるため、この接合面の導通状態を良好に保たなけれ
ばならない。そこで、セラミックからなる誘電体共振器
とケースとの熱膨張係数の差による機械的歪を吸収する
必要があり、ケースの材料としてメタライズされたセラ
ミックを用いなければならない。従って、加工性の高い
金属をケースとして用い、かつQを高くするためには、
TE01δモードの誘電体共振器が用いられる。
じて異なり、目的に応じたモードが利用される。例えば
TE01δは、スプリアス特性があまり良くないが、共振
器のエネルギー集中度が高く、誘電体共振器の損失だけ
で共振器全体の損失が定まり、高いQを得ることができ
る。TEMの場合、スプリアス特性は良好であるが、金
属導体の損失が比較的大きく、共振器のQはそれほど高
くない。TMの場合は、前記2つのモードの中間の特性
を示すが、誘電体共振器とケースとの接合面に実電流が
流れるため、この接合面の導通状態を良好に保たなけれ
ばならない。そこで、セラミックからなる誘電体共振器
とケースとの熱膨張係数の差による機械的歪を吸収する
必要があり、ケースの材料としてメタライズされたセラ
ミックを用いなければならない。従って、加工性の高い
金属をケースとして用い、かつQを高くするためには、
TE01δモードの誘電体共振器が用いられる。
(c)従来の技術 TE01δモードを利用した誘電体共振器として同出願人
が既に出願した(特願昭62−008525号)スプリ
アス特性が良好で小型且つ比較的大電力用に用いること
のできる誘電体共振器を用いたバンドパスフィルタの構
造を第12図に示す。図において1,2はこの2つの組
み合わせによって箱型のケースが構成される金属材料か
らなるケース部材であり、ケース部材1の側面には入力
用と出力用のN型コネクタ3,4が取り付けられてい
る。金属ケースの内部には中央部に直立する金属板6が
設けられている。この金属板6の両側面と、ケース部材
1の底面にそれぞれ複数のセラミック基板7が組み込ま
れている。このセラミック基板7の表面には、全面に銀
電極が被覆されていて、電気壁を形成している。この電
気壁に接して、円柱状の誘電体共振器を4分割した形状
の誘電体共振器が前記銀電極に焼付固定されている。こ
れらの誘電体共振器はケース内に8個収納されている。
が既に出願した(特願昭62−008525号)スプリ
アス特性が良好で小型且つ比較的大電力用に用いること
のできる誘電体共振器を用いたバンドパスフィルタの構
造を第12図に示す。図において1,2はこの2つの組
み合わせによって箱型のケースが構成される金属材料か
らなるケース部材であり、ケース部材1の側面には入力
用と出力用のN型コネクタ3,4が取り付けられてい
る。金属ケースの内部には中央部に直立する金属板6が
設けられている。この金属板6の両側面と、ケース部材
1の底面にそれぞれ複数のセラミック基板7が組み込ま
れている。このセラミック基板7の表面には、全面に銀
電極が被覆されていて、電気壁を形成している。この電
気壁に接して、円柱状の誘電体共振器を4分割した形状
の誘電体共振器が前記銀電極に焼付固定されている。こ
れらの誘電体共振器はケース内に8個収納されている。
第13図は上記誘電体共振器のうち1つの誘電体共振器
57について電流の経路を表している。誘電体共振器5
7の誘電体内には図中破線で示す方向に変位電流i0が
流れ、セラミック基板の表面に形成された銀電極と誘電
体との接合部分、およびセラミック基板表面の銀電極と
ケース部材の内壁に実電流i1,i2がそれぞれ流れ
る。このようにして4分割される前の円柱状の誘電体共
振器と同様のTE01δモードの誘電体共振器として動作
する。
57について電流の経路を表している。誘電体共振器5
7の誘電体内には図中破線で示す方向に変位電流i0が
流れ、セラミック基板の表面に形成された銀電極と誘電
体との接合部分、およびセラミック基板表面の銀電極と
ケース部材の内壁に実電流i1,i2がそれぞれ流れ
る。このようにして4分割される前の円柱状の誘電体共
振器と同様のTE01δモードの誘電体共振器として動作
する。
(d)発明が解決しようとする問題点 このようなTE01δモードを利用する誘電体共振器にお
いては、第13図に示すように、実電流の経路として
は、ケース内壁を経由するよりセラミック基板の銀電極
を経由する方が短いため、セラミック基板の銀電極に流
れる電流i1が多くなり、わずかにケース内壁に漏電流
としてi2が流れることとなる。ところで、セラミック
基板上の銀電極あるいはケース内壁に実電流が流れる
際、ジュール損が生じるが、ジュール損は電流の2乗値
に関与することから、上記電流の集中化は全体としてジ
ュール損を増大させる原因であった。このようにジュー
ル損が増大することにより発熱量が増大するだけでな
く、共振器としてのQが低下するという問題があった。
いては、第13図に示すように、実電流の経路として
は、ケース内壁を経由するよりセラミック基板の銀電極
を経由する方が短いため、セラミック基板の銀電極に流
れる電流i1が多くなり、わずかにケース内壁に漏電流
としてi2が流れることとなる。ところで、セラミック
基板上の銀電極あるいはケース内壁に実電流が流れる
際、ジュール損が生じるが、ジュール損は電流の2乗値
に関与することから、上記電流の集中化は全体としてジ
ュール損を増大させる原因であった。このようにジュー
ル損が増大することにより発熱量が増大するだけでな
く、共振器としてのQが低下するという問題があった。
この発明の目的は、電流の集中を防止し、全体としてジ
ュール損が小さく、Qの高い誘電体共振器を提供するこ
とにある。
ュール損が小さく、Qの高い誘電体共振器を提供するこ
とにある。
(e)問題点を解決するための手段 この発明の誘電体共振器は、1つまたは2つの平面を成
す電気壁に接して誘電体を配置し、前記1つの電気壁上
の直線または前記2つの電気壁の交線を電磁界分布の中
心軸としたTE01δモードの誘電体共振器において、前
記中心軸の近傍に空洞部を設けたことを特徴としてい
る。
す電気壁に接して誘電体を配置し、前記1つの電気壁上
の直線または前記2つの電気壁の交線を電磁界分布の中
心軸としたTE01δモードの誘電体共振器において、前
記中心軸の近傍に空洞部を設けたことを特徴としてい
る。
(f)作用 この発明の誘電体共振器においては、1つまたは2つの
平面を成す電気壁に接して誘電体を配置することによっ
て、前記1つの電気壁上の直線または前記2つの電気壁
の交線を電磁界分布の中心軸とするTE01δモードの誘
電体共振器が構成され、前記中心軸の近傍に空洞部を設
けたことにより、誘電体内の変位電流の分布が中心軸か
ら遠ざかり、電気壁を流れる実電流の経路が前記空洞部
の無いものに比べて相対的に長くなる。このことにより
電気壁に流れる電流は中心軸近傍に集中することなく分
散され、全体としてジュール損が低減する。従ってQの
高い誘電体共振器を構成することができる。
平面を成す電気壁に接して誘電体を配置することによっ
て、前記1つの電気壁上の直線または前記2つの電気壁
の交線を電磁界分布の中心軸とするTE01δモードの誘
電体共振器が構成され、前記中心軸の近傍に空洞部を設
けたことにより、誘電体内の変位電流の分布が中心軸か
ら遠ざかり、電気壁を流れる実電流の経路が前記空洞部
の無いものに比べて相対的に長くなる。このことにより
電気壁に流れる電流は中心軸近傍に集中することなく分
散され、全体としてジュール損が低減する。従ってQの
高い誘電体共振器を構成することができる。
(g)実施例 第1図はこの発明の誘電体共振器を用いたバンドパスフ
ィルタの構造を表す一部破断斜視図である。図において
1,2はこの2つの組み合わせによって箱型のケースが
構成される金属材料からなるケース部材であり、ケース
部材1の側面には入力用と出力用のN型コネクタ3,4
が取り付けられている。金属ケースの内部には中央部に
直立する金属板6が設けられていて、この金属板6の両
側面と、ケース部材1の底面にそれぞれ複数のセラミッ
ク基板7が組み込まれている。このセラミック基板7の
表面には、全面に銀電極が被覆されている。この電極に
接して、ドーナツ状の誘電体共振器を4分割した如き形
状の誘電体共振器が前記銀電極に焼付固定されている。
このような構造の誘電体共振器では、この電極が存在す
る位置にTE01δモード誘電体共振器における電気壁が
存在するから、4分割される前の円柱状の誘電体共振器
と同様のTE01δモードの誘電体共振器として動作す
る。これらの誘電体共振器はケース内に51〜58の8
個(同図においては52〜54のみ表れている。)が収
納されている。なお、Lは第3段目の共振器53と第6
段目の共振器(56)との磁界結合をとるためのルー
プ、Sは第4段目の共振器54と第5段目の共振器(5
5)との磁界結合をとるためのスリットである。
ィルタの構造を表す一部破断斜視図である。図において
1,2はこの2つの組み合わせによって箱型のケースが
構成される金属材料からなるケース部材であり、ケース
部材1の側面には入力用と出力用のN型コネクタ3,4
が取り付けられている。金属ケースの内部には中央部に
直立する金属板6が設けられていて、この金属板6の両
側面と、ケース部材1の底面にそれぞれ複数のセラミッ
ク基板7が組み込まれている。このセラミック基板7の
表面には、全面に銀電極が被覆されている。この電極に
接して、ドーナツ状の誘電体共振器を4分割した如き形
状の誘電体共振器が前記銀電極に焼付固定されている。
このような構造の誘電体共振器では、この電極が存在す
る位置にTE01δモード誘電体共振器における電気壁が
存在するから、4分割される前の円柱状の誘電体共振器
と同様のTE01δモードの誘電体共振器として動作す
る。これらの誘電体共振器はケース内に51〜58の8
個(同図においては52〜54のみ表れている。)が収
納されている。なお、Lは第3段目の共振器53と第6
段目の共振器(56)との磁界結合をとるためのルー
プ、Sは第4段目の共振器54と第5段目の共振器(5
5)との磁界結合をとるためのスリットである。
第2図は第1図に示した装置の断面図であり、コネクタ
3,4が形成されている端面に平行な平面の断面を表し
ている。図において52,57はそれぞれ誘電体共振器
であり、分割面52a,52bおよび57a,57bは
セラミック基板7,7の垂直面7a,7aおよび水平面
7b,7bにそれぞれ接して焼付固定されている。ケー
ス部材2の内壁2aは誘電体共振器の中心軸を中心とす
る円筒面状に成形されている。図において8は周波数チ
ューニング用調整ネジであり、金属または誘電体から構
成され、図に示すようにケース部材2のコーナー部分に
設けられたネジ穴に螺合されていて、調整ネジ8を回転
させることにより、その先端部分8aがケース内に突出
され、その突出量によって周波数チューニングが行われ
る。
3,4が形成されている端面に平行な平面の断面を表し
ている。図において52,57はそれぞれ誘電体共振器
であり、分割面52a,52bおよび57a,57bは
セラミック基板7,7の垂直面7a,7aおよび水平面
7b,7bにそれぞれ接して焼付固定されている。ケー
ス部材2の内壁2aは誘電体共振器の中心軸を中心とす
る円筒面状に成形されている。図において8は周波数チ
ューニング用調整ネジであり、金属または誘電体から構
成され、図に示すようにケース部材2のコーナー部分に
設けられたネジ穴に螺合されていて、調整ネジ8を回転
させることにより、その先端部分8aがケース内に突出
され、その突出量によって周波数チューニングが行われ
る。
第2図に示した誘電体共振器57について特に電流の経
路を第7図に示す。誘電体共振器57の誘電体内にはド
ーナツ形状の中心軸Oを中心軸とする電磁界分布が生
じ、図中波線で示す方向に変位電流i0が流れ、セラミ
ック基板7表面の銀電極7a,7bと誘電体の分割面5
7a,57bとの接合部分間に実電流i1が流れ、ケー
ス部材2の内壁2aに実電流i2が流れる。図に示すよ
うに誘電体内の変位電流の分布は中心軸Oから遠ざかる
ため、導体に流れる電流はi1とi2として分散され、
中心軸近傍に電流が集中することがなく全体としてジュ
ール損の低減を図っている。
路を第7図に示す。誘電体共振器57の誘電体内にはド
ーナツ形状の中心軸Oを中心軸とする電磁界分布が生
じ、図中波線で示す方向に変位電流i0が流れ、セラミ
ック基板7表面の銀電極7a,7bと誘電体の分割面5
7a,57bとの接合部分間に実電流i1が流れ、ケー
ス部材2の内壁2aに実電流i2が流れる。図に示すよ
うに誘電体内の変位電流の分布は中心軸Oから遠ざかる
ため、導体に流れる電流はi1とi2として分散され、
中心軸近傍に電流が集中することがなく全体としてジュ
ール損の低減を図っている。
ここで、導体におけるジュール損を1/Q′、無負荷Q
をQ0、4分割形状でない元の円柱状誘電体共振器にお
ける無負荷QをQ0oとすれば次の関係が成り立つ。
をQ0、4分割形状でない元の円柱状誘電体共振器にお
ける無負荷QをQ0oとすれば次の関係が成り立つ。
Q′=(πμ0ω/4Rs)・<r>−(1) 1/Q0=(1/Q0o)+(1/Q′)−(2) ここで <r>=∫rH2drdz/∫H2drdz−(3) 磁界の広がりの平均<r>は式(3)の定義に基づいて有
限要素法により計算することができ、第8図に誘電体共
振器とケースの各寸法におけるQ0の変化を表す。図か
ら明らかなように中心軸近傍の誘電体を除去した誘電体
共振器を用いることによりQ0を高めることができる。
例えばケースの内径Rc=55mm,誘電体共振器の外
半径Roを=41mmとし、誘電体共振器の内半径Rx
を外半径Roの0.35とすることにより、Q0は理論
値で7500となり、実測値として7100が得られ
た。
限要素法により計算することができ、第8図に誘電体共
振器とケースの各寸法におけるQ0の変化を表す。図か
ら明らかなように中心軸近傍の誘電体を除去した誘電体
共振器を用いることによりQ0を高めることができる。
例えばケースの内径Rc=55mm,誘電体共振器の外
半径Roを=41mmとし、誘電体共振器の内半径Rx
を外半径Roの0.35とすることにより、Q0は理論
値で7500となり、実測値として7100が得られ
た。
尚、誘電体共振器57等は誘電体損や周辺導体のジュー
ル損により発熱するが、その熱はセラミック基板7と金
属板6を介してケース部材1および2から外部に放熱さ
れる。また、このとき誘電体共振器57等はケース部材
に接着されたたセラミック基板7を介して固定されてい
るため、金属材料からなるケース部材とセラミック材料
からなる誘電体共振器との熱膨張の差による機械的歪を
吸収することができ、セラミック基板表面の銀電極と誘
電体共振器との接合部分が剥がれることなく、完全なT
E01δモードの励振を維持することが可能となる。
ル損により発熱するが、その熱はセラミック基板7と金
属板6を介してケース部材1および2から外部に放熱さ
れる。また、このとき誘電体共振器57等はケース部材
に接着されたたセラミック基板7を介して固定されてい
るため、金属材料からなるケース部材とセラミック材料
からなる誘電体共振器との熱膨張の差による機械的歪を
吸収することができ、セラミック基板表面の銀電極と誘
電体共振器との接合部分が剥がれることなく、完全なT
E01δモードの励振を維持することが可能となる。
第3図は第1図においてコネクタ3が取り付けられてい
るケース部材の側面に対して直角方向の縦断面を表して
いる。図において51は第1段目の誘電体共振器であ
り、9はストリップラインの基板であり、10は入力用
コネクタ3とストリップライン9とを接続するリード線
を表している。第4図はこの部分を表す斜視図であり、
図に示すようにストリップライン9はストリップ基板9
aとストリップ導体9bから構成され、リード線10は
入力用コネクタ3の中心導体とストリップ導体9bとの
間を接続している。第1段目の誘電体共振器51の底部
には銀電極が形成されていて、ストリップ導体9bと直
流的に接続されている。このようにして誘電体共振器と
入力用コネクタとの間が電気的に接続され、同様の回路
が出力側にも構成されている。もちろん外部結合構造は
従来公知の構造、たとえばループを用いた結合構造等種
々の他の構造に置き換えてもよい。
るケース部材の側面に対して直角方向の縦断面を表して
いる。図において51は第1段目の誘電体共振器であ
り、9はストリップラインの基板であり、10は入力用
コネクタ3とストリップライン9とを接続するリード線
を表している。第4図はこの部分を表す斜視図であり、
図に示すようにストリップライン9はストリップ基板9
aとストリップ導体9bから構成され、リード線10は
入力用コネクタ3の中心導体とストリップ導体9bとの
間を接続している。第1段目の誘電体共振器51の底部
には銀電極が形成されていて、ストリップ導体9bと直
流的に接続されている。このようにして誘電体共振器と
入力用コネクタとの間が電気的に接続され、同様の回路
が出力側にも構成されている。もちろん外部結合構造は
従来公知の構造、たとえばループを用いた結合構造等種
々の他の構造に置き換えてもよい。
以上のようにして8段の誘電体共振器を用いたバンドパ
スフィルタが構成される。第5図はその等価回路を表し
ている。図においてQe1はコネクタ3と第1段目の誘
電体共振器51との結合部分、Qe2は第8段目の誘電
体共振器(58)とコネクタ4との結合部分をそれぞれ
示している。また、k12,k23,k34,k45,
k56,k67,k78はそれぞれこの2桁の数字が示
す段数の誘電体共振器間の結合部分を表している。更に
k36は第1図に示した結合ループLの存在による第3
段目の誘電体共振器53と第6段目の誘電体共振器(5
6)との結合部分を表している。
スフィルタが構成される。第5図はその等価回路を表し
ている。図においてQe1はコネクタ3と第1段目の誘
電体共振器51との結合部分、Qe2は第8段目の誘電
体共振器(58)とコネクタ4との結合部分をそれぞれ
示している。また、k12,k23,k34,k45,
k56,k67,k78はそれぞれこの2桁の数字が示
す段数の誘電体共振器間の結合部分を表している。更に
k36は第1図に示した結合ループLの存在による第3
段目の誘電体共振器53と第6段目の誘電体共振器(5
6)との結合部分を表している。
以上に示したバンドパスフィルタの構成材料と各寸法の
具体例、およびその条件における特性例を次に示す。
具体例、およびその条件における特性例を次に示す。
第6図は各共振器とこれらの共振器を保持するセラミッ
ク基板の材料について表している。第9図はこのような
条件のもとで構成されたバンドパスフィルタの仕様を表
している。このようにして挿入損失が低く、減衰量の大
きなバンドパスフィルタを構成することができる。
ク基板の材料について表している。第9図はこのような
条件のもとで構成されたバンドパスフィルタの仕様を表
している。このようにして挿入損失が低く、減衰量の大
きなバンドパスフィルタを構成することができる。
尚、上記実施例では誘電体共振器をケースの内壁等に接
触させて固定する際、表面に銀電極を構成したセラミッ
ク基板を用いた例であったが、この発明のように誘電体
共振器と電気壁との接合面の局部に電流が集中すること
がないため、例えば第10図に示すように金属材料から
なる弾性体等によってある程度ラフに固定することも可
能である。同図において14は波型に形成された金属板
または金属ネットであり、部分的に半田付けあるいはエ
ポキシ等の合成樹脂系の接着剤を用いて固定する。
触させて固定する際、表面に銀電極を構成したセラミッ
ク基板を用いた例であったが、この発明のように誘電体
共振器と電気壁との接合面の局部に電流が集中すること
がないため、例えば第10図に示すように金属材料から
なる弾性体等によってある程度ラフに固定することも可
能である。同図において14は波型に形成された金属板
または金属ネットであり、部分的に半田付けあるいはエ
ポキシ等の合成樹脂系の接着剤を用いて固定する。
また、上記実施例はドーナツ形状の誘電体を4分割した
如き形状の誘電体共振器を用いた例であったが、例えば
第11図(A),(B)に示すように電磁界分布の中心
軸近傍の誘電体を部分的に除去して貫通孔Hを形成した
誘電体共振器を用いることも可能であり、同様に中心軸
近傍の電流の集中を緩和して電流分布を分散させること
が可能である。
如き形状の誘電体共振器を用いた例であったが、例えば
第11図(A),(B)に示すように電磁界分布の中心
軸近傍の誘電体を部分的に除去して貫通孔Hを形成した
誘電体共振器を用いることも可能であり、同様に中心軸
近傍の電流の集中を緩和して電流分布を分散させること
が可能である。
(h)発明の効果 以上のようにこの発明によれば、小型の誘電体共振器お
よびケースを用いて誘電体共振器装置全体を小型化する
ことができ、しかも導体の局部に電流が集中することが
なくジュール損の増大による共振器のQの低下を防止す
ることができる。
よびケースを用いて誘電体共振器装置全体を小型化する
ことができ、しかも導体の局部に電流が集中することが
なくジュール損の増大による共振器のQの低下を防止す
ることができる。
第1図はこの発明の誘電体共振器を用いたバンドパスフ
ィルタの一例を表す部分破断斜視図、第2図は同装置の
縦断面図、第3図は第1図に示した装置の部分縦断面
図、第4図は第3図に示した部分の斜視図、第5図は上
記バンドパスフィルタの等価回路、第6図は上記装置を
構成する共振器とセラミック基板の材料とその特性を表
す図、第7図は誘電体共振器と導体に流れる電流を表す
図、第8図は誘電体共振器とケースの各寸法と無負荷Q
の特性を表す図、第9図は具体的なバンドパスフィルタ
として得られた特性を表す図、第10図は他の実施例に
係る誘電体共振器の固定構造を表す縦断面図、第11図
(A),(B)は他の実施例に係る誘電体共振器の構造
を表す断面図、第12図は従来の誘電体共振器を用いた
バンドパスフィルタの構造を表す部分破断斜視図、第1
3図はその装置に用いられる誘電体共振器と導体に流れ
る電流を表す図である。 1、2……ケース部材、6……金属板、 7……セラミック基板、51〜58……誘電体共振器。
ィルタの一例を表す部分破断斜視図、第2図は同装置の
縦断面図、第3図は第1図に示した装置の部分縦断面
図、第4図は第3図に示した部分の斜視図、第5図は上
記バンドパスフィルタの等価回路、第6図は上記装置を
構成する共振器とセラミック基板の材料とその特性を表
す図、第7図は誘電体共振器と導体に流れる電流を表す
図、第8図は誘電体共振器とケースの各寸法と無負荷Q
の特性を表す図、第9図は具体的なバンドパスフィルタ
として得られた特性を表す図、第10図は他の実施例に
係る誘電体共振器の固定構造を表す縦断面図、第11図
(A),(B)は他の実施例に係る誘電体共振器の構造
を表す断面図、第12図は従来の誘電体共振器を用いた
バンドパスフィルタの構造を表す部分破断斜視図、第1
3図はその装置に用いられる誘電体共振器と導体に流れ
る電流を表す図である。 1、2……ケース部材、6……金属板、 7……セラミック基板、51〜58……誘電体共振器。
Claims (1)
- 【請求項1】1つまたは2つの平面を成す電気壁に接し
て誘電体を配置し、前記1つの電気壁上の直線または前
記2つの電気壁の交線を電磁界分布の中心軸としたTE
01δモードの誘電体共振器において、前記中心軸の近傍
に空洞部を設けたことを特徴とする誘電体共振器。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11642687A JPH0611081B2 (ja) | 1987-05-13 | 1987-05-13 | 誘電体共振器 |
| US07/143,808 US4821006A (en) | 1987-01-17 | 1988-01-14 | Dielectric resonator apparatus |
| GB8800923A GB2201045B (en) | 1987-01-17 | 1988-01-15 | Dielectric resonator apparatus |
| DE3801251A DE3801251A1 (de) | 1987-01-17 | 1988-01-18 | Dielektrischer resonator |
| GB9022523A GB2236433B (en) | 1987-01-17 | 1990-10-17 | Dielectric resonator |
| GB9022524A GB2237148B (en) | 1987-01-17 | 1990-10-17 | The combination of a dielectric resonator and a case member. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11642687A JPH0611081B2 (ja) | 1987-05-13 | 1987-05-13 | 誘電体共振器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63280503A JPS63280503A (ja) | 1988-11-17 |
| JPH0611081B2 true JPH0611081B2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=14686798
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11642687A Expired - Lifetime JPH0611081B2 (ja) | 1987-01-17 | 1987-05-13 | 誘電体共振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611081B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH073057U (ja) * | 1993-06-03 | 1995-01-17 | 博巳 渡邊 | 硬貨投入器 |
| JPH08221644A (ja) * | 1995-02-15 | 1996-08-30 | Takehiro Nomura | 通行料金支払棒 |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7310031B2 (en) | 2002-09-17 | 2007-12-18 | M/A-Com, Inc. | Dielectric resonators and circuits made therefrom |
| US7057480B2 (en) | 2002-09-17 | 2006-06-06 | M/A-Com, Inc. | Cross-coupled dielectric resonator circuit |
| US20050200437A1 (en) | 2004-03-12 | 2005-09-15 | M/A-Com, Inc. | Method and mechanism for tuning dielectric resonator circuits |
| US7388457B2 (en) | 2005-01-20 | 2008-06-17 | M/A-Com, Inc. | Dielectric resonator with variable diameter through hole and filter with such dielectric resonators |
| US7583164B2 (en) | 2005-09-27 | 2009-09-01 | Kristi Dhimiter Pance | Dielectric resonators with axial gaps and circuits with such dielectric resonators |
| US7352264B2 (en) | 2005-10-24 | 2008-04-01 | M/A-Com, Inc. | Electronically tunable dielectric resonator circuits |
| US7705694B2 (en) | 2006-01-12 | 2010-04-27 | Cobham Defense Electronic Systems Corporation | Rotatable elliptical dielectric resonators and circuits with such dielectric resonators |
| US7719391B2 (en) | 2006-06-21 | 2010-05-18 | Cobham Defense Electronic Systems Corporation | Dielectric resonator circuits |
| US7456712B1 (en) | 2007-05-02 | 2008-11-25 | Cobham Defense Electronics Corporation | Cross coupling tuning apparatus for dielectric resonator circuit |
| JP5409323B2 (ja) * | 2009-12-16 | 2014-02-05 | 三菱電機株式会社 | 誘電体共振器およびそれを用いた高周波フィルタ |
-
1987
- 1987-05-13 JP JP11642687A patent/JPH0611081B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH073057U (ja) * | 1993-06-03 | 1995-01-17 | 博巳 渡邊 | 硬貨投入器 |
| JPH08221644A (ja) * | 1995-02-15 | 1996-08-30 | Takehiro Nomura | 通行料金支払棒 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63280503A (ja) | 1988-11-17 |
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Legal Events
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