JPH0611104A - 給水加熱器ドレン制御装置 - Google Patents
給水加熱器ドレン制御装置Info
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- JPH0611104A JPH0611104A JP16886692A JP16886692A JPH0611104A JP H0611104 A JPH0611104 A JP H0611104A JP 16886692 A JP16886692 A JP 16886692A JP 16886692 A JP16886692 A JP 16886692A JP H0611104 A JPH0611104 A JP H0611104A
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- Japan
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- drain
- opening command
- valve opening
- water level
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- Feedback Control In General (AREA)
- Flow Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 LCVのうちの1台が誤閉するような事象が
発生するとともに、復水流量の変化により復水系統の圧
力が変化したような場合でも確実にHPDPの流量制限
を行うことができ、HPDPのランアウトを防止するこ
とのできる給水加熱器ドレン制御装置を提供する。 【構成】 ポンプ吐出流量計13からの流量検出信号
は、偏差演算器30に入力され、HPDP11のポンプ
吐出流量とHPDPランアウト値31との偏差が演算さ
れる。PID制御演算器32は、この偏差に基づいて弁
開度指令信号を算出し、低値選択器24に入力する。低
値選択器24には、偏差演算器22で算出されたドレン
タンク水位検出器15からのドレンタンク水位とドレン
タンク通常水位設定値21との偏差に基づいて、PID
制御演算器23で算出された弁開度指令信号が入力され
る。これらの弁開度指令信号のうち値が低いものが選択
されて、LCV12開度が制御される。
発生するとともに、復水流量の変化により復水系統の圧
力が変化したような場合でも確実にHPDPの流量制限
を行うことができ、HPDPのランアウトを防止するこ
とのできる給水加熱器ドレン制御装置を提供する。 【構成】 ポンプ吐出流量計13からの流量検出信号
は、偏差演算器30に入力され、HPDP11のポンプ
吐出流量とHPDPランアウト値31との偏差が演算さ
れる。PID制御演算器32は、この偏差に基づいて弁
開度指令信号を算出し、低値選択器24に入力する。低
値選択器24には、偏差演算器22で算出されたドレン
タンク水位検出器15からのドレンタンク水位とドレン
タンク通常水位設定値21との偏差に基づいて、PID
制御演算器23で算出された弁開度指令信号が入力され
る。これらの弁開度指令信号のうち値が低いものが選択
されて、LCV12開度が制御される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給水加熱器ドレンを復
水系統にポンプアップして注入する給水加熱器ドレンポ
ンプアップ方式の発電プラントにおいて、ドレンポンプ
の流量を制御する給水加熱器ドレン制御装置に関する。
水系統にポンプアップして注入する給水加熱器ドレンポ
ンプアップ方式の発電プラントにおいて、ドレンポンプ
の流量を制御する給水加熱器ドレン制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】事業用発電プラント、特にベースロード
を担う大容量の原子力および火力発電プラントの熱効率
を向上させることは、エネルギー消費量の抑制のために
緊急に取組むべき重要な課題である。
を担う大容量の原子力および火力発電プラントの熱効率
を向上させることは、エネルギー消費量の抑制のために
緊急に取組むべき重要な課題である。
【0003】原子力プラントにおける給水加熱器ドレン
ポンプアップ方式は、こうした要請に応えるために提案
された有用な考え方の一つであり、実プラントへ適用さ
れている。以下この方式の代表的な例を図面を参照して
説明する。
ポンプアップ方式は、こうした要請に応えるために提案
された有用な考え方の一つであり、実プラントへ適用さ
れている。以下この方式の代表的な例を図面を参照して
説明する。
【0004】図3において、原子炉1で発生した蒸気
は、高圧タービン2に導かれ、ここで膨張して仕事を行
い、さらに低圧タービン3に送られる。蒸気は、この低
圧タービン3内でも膨張を遂げて仕事を行い、復水器4
に排出される。これら各タービン2、3における仕事
は、発電機5によって電気出力として取出される。
は、高圧タービン2に導かれ、ここで膨張して仕事を行
い、さらに低圧タービン3に送られる。蒸気は、この低
圧タービン3内でも膨張を遂げて仕事を行い、復水器4
に排出される。これら各タービン2、3における仕事
は、発電機5によって電気出力として取出される。
【0005】復水器4内で、蒸気は水によって冷却され
て凝縮し、復水として回収される。この復水は、低圧復
水ポンプ(以下LPCPと称する)6により抽出され、
さらに高圧復水ポンプ(以下HPCPと称する)7によ
って加圧され、低圧給水加熱器(図示せず)を経て給水
ポンプ(以下RFPと称する)8まで送られる。RFP
8(ここから復水は給水に名称が変わる)にて原子炉1
に送水可能な圧力まで昇圧された給水は、高圧給水加熱
器9に送られる高圧タービン2からの抽気によって加熱
された後、原子炉1に送られる。
て凝縮し、復水として回収される。この復水は、低圧復
水ポンプ(以下LPCPと称する)6により抽出され、
さらに高圧復水ポンプ(以下HPCPと称する)7によ
って加圧され、低圧給水加熱器(図示せず)を経て給水
ポンプ(以下RFPと称する)8まで送られる。RFP
8(ここから復水は給水に名称が変わる)にて原子炉1
に送水可能な圧力まで昇圧された給水は、高圧給水加熱
器9に送られる高圧タービン2からの抽気によって加熱
された後、原子炉1に送られる。
【0006】この間、高圧給水加熱器9では、給水に熱
を与えた高圧タービン2の抽気が凝縮してドレンとな
る。この給水加熱器ドレンは、ドレンタンク10に回収
され、そこから高圧給水加熱器ドレンポンプ(以下HP
DPと称する)11によって抽出され、RFP8の吸込
側に復水として注入される。
を与えた高圧タービン2の抽気が凝縮してドレンとな
る。この給水加熱器ドレンは、ドレンタンク10に回収
され、そこから高圧給水加熱器ドレンポンプ(以下HP
DPと称する)11によって抽出され、RFP8の吸込
側に復水として注入される。
【0007】なお、上述した系統構成は、高圧給水加熱
器9で生じる給水加熱器ドレンを、RFP8の吸込側に
復水として注入する高圧給水加熱器ドレンポンプアップ
方式によるものであるが、低圧給水加熱器内で生じる給
水加熱器ドレンを、HPCP7の吸込側に復水として注
入する低圧給水加熱器ドレンポンプアップ方式も採用さ
れている。
器9で生じる給水加熱器ドレンを、RFP8の吸込側に
復水として注入する高圧給水加熱器ドレンポンプアップ
方式によるものであるが、低圧給水加熱器内で生じる給
水加熱器ドレンを、HPCP7の吸込側に復水として注
入する低圧給水加熱器ドレンポンプアップ方式も採用さ
れている。
【0008】また、図3では、簡略化のためにLPCP
6およびHPCP7を1台のみ示してあるが、実際には
予備機1台を含めてそれぞれ3台備えられ、それぞれの
定格流量を100%とすると、LPCP6は28%、H
PCP7は35%までの流量を担うことができる。この
ときHPDP11は2台で30%(1台当り15%)相
当の復水流量を担うことになり、残りの1台は予備機と
して備えられるものである。
6およびHPCP7を1台のみ示してあるが、実際には
予備機1台を含めてそれぞれ3台備えられ、それぞれの
定格流量を100%とすると、LPCP6は28%、H
PCP7は35%までの流量を担うことができる。この
ときHPDP11は2台で30%(1台当り15%)相
当の復水流量を担うことになり、残りの1台は予備機と
して備えられるものである。
【0009】さらにRFP8は、図3に示されるよう
に、3台(このうち1台は予備機)が備えられ、タービ
ン駆動(以下T/DRFPと称する)の常用2台のそれ
ぞれの容量は50%(定格流量100%を担う)、モー
タ駆動(以下M/DRFPと称する)の予備機1台の容
量は25%となっている。
に、3台(このうち1台は予備機)が備えられ、タービ
ン駆動(以下T/DRFPと称する)の常用2台のそれ
ぞれの容量は50%(定格流量100%を担う)、モー
タ駆動(以下M/DRFPと称する)の予備機1台の容
量は25%となっている。
【0010】HPDP11の吐出側には、ドレンタンク
10の水位調節弁(以下LCVと称する)12、ポンプ
吐出流量計13、HPDP吐出圧力検出器17、LCV
12の開度が小さくポンプ吐出流量が少ない時にHPD
P11の最小流量を確保するためにHPDP11吐出側
よりドレンタンク10にドレンを直接戻すミニマムフロ
ーライン18が設けられている。LCV12は、通常給
水加熱器ドレン制御装置14からの信号によりドレンタ
ンク10の水位を一定にするよう、3台とも同じ開度で
制御される。
10の水位調節弁(以下LCVと称する)12、ポンプ
吐出流量計13、HPDP吐出圧力検出器17、LCV
12の開度が小さくポンプ吐出流量が少ない時にHPD
P11の最小流量を確保するためにHPDP11吐出側
よりドレンタンク10にドレンを直接戻すミニマムフロ
ーライン18が設けられている。LCV12は、通常給
水加熱器ドレン制御装置14からの信号によりドレンタ
ンク10の水位を一定にするよう、3台とも同じ開度で
制御される。
【0011】なお、図3において、15はドレンタンク
10の水位を検出するドレンタンク水位検出器、16は
復水系の圧力を検出する復水系圧力検出器である。
10の水位を検出するドレンタンク水位検出器、16は
復水系の圧力を検出する復水系圧力検出器である。
【0012】上記構成の発電プラントにおいて、LCV
12のうち、1台が誤閉するような事象を想定すると、
ドレンタンク10から流出するドレン量が減少するた
め、ドレンタンク10の水位は上昇する。この結果、給
水加熱器ドレン制御装置14の動作により、他の正常な
LCV12がさらに開する。このため、LCV12が開
したHPDP11の流量が増加し、過流量になってラン
アウトしてしまう。
12のうち、1台が誤閉するような事象を想定すると、
ドレンタンク10から流出するドレン量が減少するた
め、ドレンタンク10の水位は上昇する。この結果、給
水加熱器ドレン制御装置14の動作により、他の正常な
LCV12がさらに開する。このため、LCV12が開
したHPDP11の流量が増加し、過流量になってラン
アウトしてしまう。
【0013】このようなHPDP11のランアウトを防
止するためには、LCV12の開度を制限することが有
効である。そこで、従来の給水加熱器ドレン制御装置1
4では、図4に示すように、ドレンタンク水位検出器1
5からの水位検出信号と、ドレンタンク通常水位設定値
21との偏差を偏差演算器22で算出し、この値に基づ
いてPID制御演算器23により算出されたLCV12
の弁開度指令信号を低値選択器(LVG)24に入力す
るとともに、ポンプ吐出流量計13からの流量検出信号
とHPDP最大許容流量設定値25とを流量比較器26
で比較し、HPDP11の流量がHPDP最大許容流量
にまで増加した場合に、LCV開度制限値27が低値選
択器24に入力されるようにし、通常時はPID制御演
算器23からの弁開度指令信号、HPDP11の流量が
最大許容流量まで増加した場合にはLCV開度制限値2
7によってLCV12開度が制御されるようにして、H
PDP11のランアウトを防止している。
止するためには、LCV12の開度を制限することが有
効である。そこで、従来の給水加熱器ドレン制御装置1
4では、図4に示すように、ドレンタンク水位検出器1
5からの水位検出信号と、ドレンタンク通常水位設定値
21との偏差を偏差演算器22で算出し、この値に基づ
いてPID制御演算器23により算出されたLCV12
の弁開度指令信号を低値選択器(LVG)24に入力す
るとともに、ポンプ吐出流量計13からの流量検出信号
とHPDP最大許容流量設定値25とを流量比較器26
で比較し、HPDP11の流量がHPDP最大許容流量
にまで増加した場合に、LCV開度制限値27が低値選
択器24に入力されるようにし、通常時はPID制御演
算器23からの弁開度指令信号、HPDP11の流量が
最大許容流量まで増加した場合にはLCV開度制限値2
7によってLCV12開度が制御されるようにして、H
PDP11のランアウトを防止している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドレン
を注入する復水系統の圧力は復水流量によって変化し、
復水流量が少ない時は高く、多い時は低くなる特性を持
っている。このため、上記説明の従来の給水加熱器ドレ
ン制御装置では、LCVの開度をある開度に制限して
も、復水圧力がさらに下がった場合吐出流量が増加し、
HPDPがランアウトしてしまう可能性があるという問
題がある。
を注入する復水系統の圧力は復水流量によって変化し、
復水流量が少ない時は高く、多い時は低くなる特性を持
っている。このため、上記説明の従来の給水加熱器ドレ
ン制御装置では、LCVの開度をある開度に制限して
も、復水圧力がさらに下がった場合吐出流量が増加し、
HPDPがランアウトしてしまう可能性があるという問
題がある。
【0015】本発明は、かかる従来の事情に対処してな
されたもので、LCVのうちの1台が誤閉するような事
象が発生するとともに、復水流量の変化により復水系統
の圧力が変化したような場合でも確実にHPDPの流量
制限を行うことができ、HPDPのランアウトを防止す
ることのできる給水加熱器ドレン制御装置を提供しよう
とするものである。
されたもので、LCVのうちの1台が誤閉するような事
象が発生するとともに、復水流量の変化により復水系統
の圧力が変化したような場合でも確実にHPDPの流量
制限を行うことができ、HPDPのランアウトを防止す
ることのできる給水加熱器ドレン制御装置を提供しよう
とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1記載
の本発明の給水加熱器ドレン制御装置は、給水加熱器ド
レンを、ドレンタンクからドレンポンプによって復水系
へ注入する発電プラントの給水加熱器ドレン制御装置で
あって、ドレンタンク水位信号とドレンタンク水位設定
値との偏差に応じて、ドレンタンク水位調節弁の第1の
弁開度指令信号を生成する手段と、前記ドレンポンプの
吐出流量と該ドレンポンプのランアウト設定値の偏差か
ら前記ドレンタンク水位調節弁の第2の弁開度指令信号
を生成する手段と、前記第1の弁開度指令信号と、前記
第2の弁開度指令信号を入力し、低値であるどちらか一
方の弁開度指令信号を選択して出力する手段とを具備し
たことを特徴とする。
の本発明の給水加熱器ドレン制御装置は、給水加熱器ド
レンを、ドレンタンクからドレンポンプによって復水系
へ注入する発電プラントの給水加熱器ドレン制御装置で
あって、ドレンタンク水位信号とドレンタンク水位設定
値との偏差に応じて、ドレンタンク水位調節弁の第1の
弁開度指令信号を生成する手段と、前記ドレンポンプの
吐出流量と該ドレンポンプのランアウト設定値の偏差か
ら前記ドレンタンク水位調節弁の第2の弁開度指令信号
を生成する手段と、前記第1の弁開度指令信号と、前記
第2の弁開度指令信号を入力し、低値であるどちらか一
方の弁開度指令信号を選択して出力する手段とを具備し
たことを特徴とする。
【0017】また、請求項2記載の本発明の給水加熱器
ドレン制御装置は、給水加熱器ドレンを、ドレンタンク
からドレンポンプによって復水系へ注入する発電プラン
トの給水加熱器ドレン制御装置であって、ドレンタンク
水位信号とドレンタンク水位設定値との偏差に応じて、
ドレンタンク水位調節弁の第1の弁開度指令信号を生成
する手段と、前記ドレンポンプの吐出圧力と前記復水系
の圧力との差圧を算出し、この差圧とドレンポンプ最大
許容流量とから前記ドレンタンク水位調節弁の第2の弁
開度指令信号を生成する手段と、前記第1の弁開度指令
信号と、前記第2の弁開度指令信号を入力し、低値であ
るどちらか一方の弁開度指令信号を選択して出力する手
段とを具備したことを特徴とする。
ドレン制御装置は、給水加熱器ドレンを、ドレンタンク
からドレンポンプによって復水系へ注入する発電プラン
トの給水加熱器ドレン制御装置であって、ドレンタンク
水位信号とドレンタンク水位設定値との偏差に応じて、
ドレンタンク水位調節弁の第1の弁開度指令信号を生成
する手段と、前記ドレンポンプの吐出圧力と前記復水系
の圧力との差圧を算出し、この差圧とドレンポンプ最大
許容流量とから前記ドレンタンク水位調節弁の第2の弁
開度指令信号を生成する手段と、前記第1の弁開度指令
信号と、前記第2の弁開度指令信号を入力し、低値であ
るどちらか一方の弁開度指令信号を選択して出力する手
段とを具備したことを特徴とする。
【0018】
【作用】上記構成の給水加熱器ドレン制御装置では、通
常運転中はドレンタンク水位信号とドレンタンク水位設
定値との偏差に応じた第1の弁開度指令信号により、ド
レンタンク水位を一定にするようLCVの開度制御を行
う。
常運転中はドレンタンク水位信号とドレンタンク水位設
定値との偏差に応じた第1の弁開度指令信号により、ド
レンタンク水位を一定にするようLCVの開度制御を行
う。
【0019】そして、LCVのうちの1台が誤閉するよ
うな事象が発生すると、上記第1の弁開度指令信号が増
加し、LCVが開いていくので、HPDP吐出流量が増
加し、第2の弁開度指令信号が減少することにより、こ
の第2の弁開度指令信号低値選択されて、LCVの制御
は、ドレンタンク水位制御からHPDP吐出流量制御に
移行する。この結果、復水流量の変化により復水系統の
圧力が変化したような場合でも確実にHPDPの流量制
限を行うことができ、HPDPのランアウトを防止する
ことができる。
うな事象が発生すると、上記第1の弁開度指令信号が増
加し、LCVが開いていくので、HPDP吐出流量が増
加し、第2の弁開度指令信号が減少することにより、こ
の第2の弁開度指令信号低値選択されて、LCVの制御
は、ドレンタンク水位制御からHPDP吐出流量制御に
移行する。この結果、復水流量の変化により復水系統の
圧力が変化したような場合でも確実にHPDPの流量制
限を行うことができ、HPDPのランアウトを防止する
ことができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の給水加熱器ドレン制御装置の
詳細を、実施例について図面を参照して説明する。
詳細を、実施例について図面を参照して説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施例の給水加熱器ド
レン制御装置14aの構成を示すもので、図4に示した
給水加熱器ドレン制御装置14と対応する部分には同一
符号が付してある。
レン制御装置14aの構成を示すもので、図4に示した
給水加熱器ドレン制御装置14と対応する部分には同一
符号が付してある。
【0022】本実施例の給水加熱器ドレン制御装置14
aでは、ポンプ吐出流量計13からの流量検出信号は、
偏差演算器30に入力され、ここでHPDP11のポン
プ吐出流量とHPDPランアウト値31との偏差が演算
される。そして、PID制御演算器32は、この偏差に
基づいて弁開度指令信号を算出し、低値選択器24に入
力する。
aでは、ポンプ吐出流量計13からの流量検出信号は、
偏差演算器30に入力され、ここでHPDP11のポン
プ吐出流量とHPDPランアウト値31との偏差が演算
される。そして、PID制御演算器32は、この偏差に
基づいて弁開度指令信号を算出し、低値選択器24に入
力する。
【0023】また、この低値選択器24には、偏差演算
器22で算出されたドレンタンク水位検出器15からの
ドレンタンク水位とドレンタンク通常水位設定値21と
の偏差に基づいて、PID制御演算器23で算出された
弁開度指令信号が入力される。そして、これらの弁開度
指令信号のうち値が低いものが選択されて、LCV12
開度が制御される。
器22で算出されたドレンタンク水位検出器15からの
ドレンタンク水位とドレンタンク通常水位設定値21と
の偏差に基づいて、PID制御演算器23で算出された
弁開度指令信号が入力される。そして、これらの弁開度
指令信号のうち値が低いものが選択されて、LCV12
開度が制御される。
【0024】次に、このように構成された給水加熱器ド
レン制御装置14aの作用について説明する。
レン制御装置14aの作用について説明する。
【0025】通常運転時、HPDP11は2台運転であ
り、それぞれ定格流量のドレンを流している。この時、
ドレンタンク水位は通常一定であり、水位偏差はほぼ0
となっている。また、HPDP吐出流量は定格流量であ
り、HPDPランアウト値31より低い値であるため、
これらの偏差からPID制御演算器32で求められる弁
開度指令信号は大きな値となる。したがって、低値選択
器24では、PID制御演算器23からの弁開度指令信
号が選択され、LCV12開度は、水位偏差に基づいて
制御される。
り、それぞれ定格流量のドレンを流している。この時、
ドレンタンク水位は通常一定であり、水位偏差はほぼ0
となっている。また、HPDP吐出流量は定格流量であ
り、HPDPランアウト値31より低い値であるため、
これらの偏差からPID制御演算器32で求められる弁
開度指令信号は大きな値となる。したがって、低値選択
器24では、PID制御演算器23からの弁開度指令信
号が選択され、LCV12開度は、水位偏差に基づいて
制御される。
【0026】ところが、他系列のLCV12が誤閉する
ような事象が発生した場合、ドレンタンク10から排出
できるドレン量が減少し、ドレンタンク水位は上昇す
る。この結果、ドレンタンク水位偏差が増大し、PID
制御演算器23からの弁開度指令信号が増加する。ま
た、これにより、HPDP11の吐出量が増加し、HP
DPランアウト値31との偏差が減少するため、PID
制御演算器32からの弁開度指令信号が減少する。そし
て、PID制御演算器32からの弁開度指令信号が、P
ID制御演算器23からの弁開度指令信号を下回ったと
ころで、低値選択器24によりPID制御演算器32か
らの弁開度指令信号が選択され、LCV12開度は、H
PDP11の吐出量をHPDPランアウト値31とする
ように制御される。
ような事象が発生した場合、ドレンタンク10から排出
できるドレン量が減少し、ドレンタンク水位は上昇す
る。この結果、ドレンタンク水位偏差が増大し、PID
制御演算器23からの弁開度指令信号が増加する。ま
た、これにより、HPDP11の吐出量が増加し、HP
DPランアウト値31との偏差が減少するため、PID
制御演算器32からの弁開度指令信号が減少する。そし
て、PID制御演算器32からの弁開度指令信号が、P
ID制御演算器23からの弁開度指令信号を下回ったと
ころで、低値選択器24によりPID制御演算器32か
らの弁開度指令信号が選択され、LCV12開度は、H
PDP11の吐出量をHPDPランアウト値31とする
ように制御される。
【0027】なお、故障したLCV12が正常復帰した
場合には、上述したとは逆の動作により、ドレンタンク
10の水位制御に自動的に移行する。
場合には、上述したとは逆の動作により、ドレンタンク
10の水位制御に自動的に移行する。
【0028】以上説明したように、本実施例の給水加熱
器ドレン制御装置14aでは、HPDP11の吐出流量
制御機能を有しているので、LCVのうちの1台が誤閉
するような事象が発生した場合でも、復水系の圧力に関
係なく、精度良くHPDP11の過流量制限を行うこと
ができ、HPDP11のランアウトを防止することがで
きる。
器ドレン制御装置14aでは、HPDP11の吐出流量
制御機能を有しているので、LCVのうちの1台が誤閉
するような事象が発生した場合でも、復水系の圧力に関
係なく、精度良くHPDP11の過流量制限を行うこと
ができ、HPDP11のランアウトを防止することがで
きる。
【0029】次に、図2を参照して、他の実施例の給水
加熱器ドレン制御装置14bについて説明する。
加熱器ドレン制御装置14bについて説明する。
【0030】本実施例の給水加熱器ドレン制御装置14
bでは、偏差演算器40に、HPDP吐出圧力検出器1
7および復水系圧力検出器16からの信号が入力され、
ここで差圧信号が算出され、この差圧信号は流量係数演
算器41に入力される。流量係数演算器41では、この
差圧信号を用いて、HPDP最大許容流量42に対する
流量係数が算出される。さらに、この流量係数は、弁流
量特性関数発生器43に入力され、ここで流量係数に基
づいて弁開度指令信号が算出され、この弁開度指令信号
は低値選択器24に入力される。
bでは、偏差演算器40に、HPDP吐出圧力検出器1
7および復水系圧力検出器16からの信号が入力され、
ここで差圧信号が算出され、この差圧信号は流量係数演
算器41に入力される。流量係数演算器41では、この
差圧信号を用いて、HPDP最大許容流量42に対する
流量係数が算出される。さらに、この流量係数は、弁流
量特性関数発生器43に入力され、ここで流量係数に基
づいて弁開度指令信号が算出され、この弁開度指令信号
は低値選択器24に入力される。
【0031】そして、低値選択器24において、上記弁
流量特性関数発生器43からの弁開度指令信号と、ドレ
ンタンク水位偏差に基づいてPID制御演算器23によ
って算出された弁開度指令信号のうち低い値のものが選
択され、選択された弁開度指令信号に基づいて、LCV
12開度が制御される。
流量特性関数発生器43からの弁開度指令信号と、ドレ
ンタンク水位偏差に基づいてPID制御演算器23によ
って算出された弁開度指令信号のうち低い値のものが選
択され、選択された弁開度指令信号に基づいて、LCV
12開度が制御される。
【0032】次に、このように構成された給水加熱器ド
レン制御装置14bの作用について説明する。
レン制御装置14bの作用について説明する。
【0033】通常運転時においては、ドレンタンク水位
は一定で水位偏差はほぼ0となっていることからPID
制御演算器23からの弁開度指令信号の値は小さく、一
方、差圧およびHPDP最大許容流量より求まる弁開度
指令信号の値は大きいので、低値選択器24では、PI
D制御演算器23からの弁開度指令信号が選択され、L
CV12開度は、水位偏差に基づいて制御される。
は一定で水位偏差はほぼ0となっていることからPID
制御演算器23からの弁開度指令信号の値は小さく、一
方、差圧およびHPDP最大許容流量より求まる弁開度
指令信号の値は大きいので、低値選択器24では、PI
D制御演算器23からの弁開度指令信号が選択され、L
CV12開度は、水位偏差に基づいて制御される。
【0034】ところが、他系列のLCVが誤閉する様な
事象が発生した場合、ドレンタンク10から排出できる
ドレン量が減少し、ドレンタンク水位は上昇する。
事象が発生した場合、ドレンタンク10から排出できる
ドレン量が減少し、ドレンタンク水位は上昇する。
【0035】この結果、ドレンタンク水位偏差が増大
し、PID制御演算器23の出力信号が増加する。ま
た、復水系圧力とHPDP吐出圧力の差圧信号が増加す
るため、演算式より流量係数信号は減少する。そして、
流量係数と弁開度とは、相関関係にあるため、弁開度指
令信号も減少する。この結果、弁流量特性関数発生器4
3からの出力信号が、PID制御演算器23の出力信号
を下回ったところで、低値選択器24により選択され
る。
し、PID制御演算器23の出力信号が増加する。ま
た、復水系圧力とHPDP吐出圧力の差圧信号が増加す
るため、演算式より流量係数信号は減少する。そして、
流量係数と弁開度とは、相関関係にあるため、弁開度指
令信号も減少する。この結果、弁流量特性関数発生器4
3からの出力信号が、PID制御演算器23の出力信号
を下回ったところで、低値選択器24により選択され
る。
【0036】この結果、LCV12開度は、復水系圧力
とHPDP吐出圧力の差圧と、HPDP量大許容流量4
2とから算出される流量係数に基づいて制御されるよう
移行する。
とHPDP吐出圧力の差圧と、HPDP量大許容流量4
2とから算出される流量係数に基づいて制御されるよう
移行する。
【0037】以上説明したように、本実施例の給水加熱
器ドレン制御装置14bでは、LCVのうちの1台が誤
閉するような事象が発生した場合でも、復水系圧力に関
係なく、精度良くポンプの過流量制限を行うことができ
る。
器ドレン制御装置14bでは、LCVのうちの1台が誤
閉するような事象が発生した場合でも、復水系圧力に関
係なく、精度良くポンプの過流量制限を行うことができ
る。
【0038】なお、上述した各実施例は、高圧給水加熱
器ドレンポンプアップ方式の場合について説明したが、
低圧給水加熱器ドレンポンプアップ方式の場合について
も同様にして適用可能である。
器ドレンポンプアップ方式の場合について説明したが、
低圧給水加熱器ドレンポンプアップ方式の場合について
も同様にして適用可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の給水加熱
器ドレン制御装置によれば、LCVのうちの1台が誤閉
するような事象が発生するとともに、復水流量の変化に
より復水系統の圧力が変化したような場合でも確実にH
PDPの流量制限を行うことができ、HPDPのランア
ウトを防止することができる。
器ドレン制御装置によれば、LCVのうちの1台が誤閉
するような事象が発生するとともに、復水流量の変化に
より復水系統の圧力が変化したような場合でも確実にH
PDPの流量制限を行うことができ、HPDPのランア
ウトを防止することができる。
【図1】本発明の一実施例の給水加熱器ドレン制御装置
の構成を示す図。
の構成を示す図。
【図2】本発明の他の実施例の給水加熱器ドレン制御装
置の構成を示す図。
置の構成を示す図。
【図3】給水加熱器ドレンポンプアップ方式を用いた発
電プラントの構成を示す図。
電プラントの構成を示す図。
【図4】従来の給水加熱器ドレン制御装置の構成を示す
図。
図。
12 LCV 13 ポンプ吐出流量計 14a 給水加熱器ドレン制御装置 15 ドレンタンク水位検出器 21 ドレンタンク通常水位設定値 22 偏差演算器 23 PID制御演算器 24 低値選択器 30 偏差演算器 31 HPDPランアウト値 32 PID制御演算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩澤 広充 東京都府中市東芝町1番地 東芝システム テクノロジー株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 給水加熱器ドレンを、ドレンタンクから
ドレンポンプによって復水系へ注入する発電プラントの
給水加熱器ドレン制御装置であって、 ドレンタンク水位信号とドレンタンク水位設定値との偏
差に応じて、ドレンタンク水位調節弁の第1の弁開度指
令信号を生成する手段と、 前記ドレンポンプの吐出流量と該ドレンポンプのランア
ウト設定値の偏差から前記ドレンタンク水位調節弁の第
2の弁開度指令信号を生成する手段と、 前記第1の弁開度指令信号と、前記第2の弁開度指令信
号を入力し、低値であるどちらか一方の弁開度指令信号
を選択して出力する手段とを具備したことを特徴とする
給水加熱器ドレン制御装置。 - 【請求項2】 給水加熱器ドレンを、ドレンタンクから
ドレンポンプによって復水系へ注入する発電プラントの
給水加熱器ドレン制御装置であって、 ドレンタンク水位信号とドレンタンク水位設定値との偏
差に応じて、ドレンタンク水位調節弁の第1の弁開度指
令信号を生成する手段と、 前記ドレンポンプの吐出圧力と前記復水系の圧力との差
圧を算出し、この差圧とドレンポンプ最大許容流量とか
ら前記ドレンタンク水位調節弁の第2の弁開度指令信号
を生成する手段と、 前記第1の弁開度指令信号と、前記第2の弁開度指令信
号を入力し、低値であるどちらか一方の弁開度指令信号
を選択して出力する手段とを具備したことを特徴とする
給水加熱器ドレン制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16886692A JPH0611104A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 給水加熱器ドレン制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16886692A JPH0611104A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 給水加熱器ドレン制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0611104A true JPH0611104A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=15876021
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16886692A Pending JPH0611104A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 給水加熱器ドレン制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611104A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997006471A1 (de) * | 1995-08-08 | 1997-02-20 | Siemens Aktiengesellschaft | Regelsystem mit mindestens zwei reglern sowie verfahren zur minimierung der totzeit eines regelsystems |
| JP2010121890A (ja) * | 2008-11-20 | 2010-06-03 | Hitachi Ltd | タンク水位制御システム |
| CN114384942A (zh) * | 2021-12-10 | 2022-04-22 | 镇江北新建材有限公司 | 冷凝水液位控制系统、方法、装置和石膏板生产线 |
-
1992
- 1992-06-26 JP JP16886692A patent/JPH0611104A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997006471A1 (de) * | 1995-08-08 | 1997-02-20 | Siemens Aktiengesellschaft | Regelsystem mit mindestens zwei reglern sowie verfahren zur minimierung der totzeit eines regelsystems |
| JP2010121890A (ja) * | 2008-11-20 | 2010-06-03 | Hitachi Ltd | タンク水位制御システム |
| CN114384942A (zh) * | 2021-12-10 | 2022-04-22 | 镇江北新建材有限公司 | 冷凝水液位控制系统、方法、装置和石膏板生产线 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990928 |