JPH0611217Y2 - 駆動系クラツチ制御装置 - Google Patents
駆動系クラツチ制御装置Info
- Publication number
- JPH0611217Y2 JPH0611217Y2 JP1987001613U JP161387U JPH0611217Y2 JP H0611217 Y2 JPH0611217 Y2 JP H0611217Y2 JP 1987001613 U JP1987001613 U JP 1987001613U JP 161387 U JP161387 U JP 161387U JP H0611217 Y2 JPH0611217 Y2 JP H0611217Y2
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- vehicle
- drive system
- hydraulic pressure
- pressure
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- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、前後輪駆動力配分制御に用いられるトランス
ファクラッチや左右輪差動制限量制御に用いられる差動
制限クラッチ等の駆動系クラッチ制御装置に関する。
ファクラッチや左右輪差動制限量制御に用いられる差動
制限クラッチ等の駆動系クラッチ制御装置に関する。
(先行の技術) 本出願人は、特願昭61−109868号(昭和61年
5月14日出願)の出願明細書及び図面において、先行
技術としてトランスファクラッチの制御装置を提案し
た。
5月14日出願)の出願明細書及び図面において、先行
技術としてトランスファクラッチの制御装置を提案し
た。
この先行装置では、トランスファクラッチとして外部油
圧により締結される多板摩擦クラッチが示されており、
この多板摩擦クラッチは、前後輪回転速度差の小さい領
域ではイニシャル圧が付与されると共に、前後輪回転速
度差が大きくなるに従ってクラッチ油圧が高められる。
圧により締結される多板摩擦クラッチが示されており、
この多板摩擦クラッチは、前後輪回転速度差の小さい領
域ではイニシャル圧が付与されると共に、前後輪回転速
度差が大きくなるに従ってクラッチ油圧が高められる。
このイニシャル圧の付与により、回転速度差の発生が少
ない高速直進走行時に走行安定性が高められると共に、
制御応答性も高められる。
ない高速直進走行時に走行安定性が高められると共に、
制御応答性も高められる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような先行装置にあっては、停車時
や走行時にかかわらずエンジン駆動時には、クラッチ油
圧発生手段の電動モータが常に回転状態である為、電力
消費量が多くなってしまうし、また、室内騒音が低い停
車時にも電動モータの回転や油圧ポンプの駆動がなされ
ることで、相対的に電動モータや油圧ポンプの回転音が
気になってしまうという問題点を残していた。
や走行時にかかわらずエンジン駆動時には、クラッチ油
圧発生手段の電動モータが常に回転状態である為、電力
消費量が多くなってしまうし、また、室内騒音が低い停
車時にも電動モータの回転や油圧ポンプの駆動がなされ
ることで、相対的に電動モータや油圧ポンプの回転音が
気になってしまうという問題点を残していた。
これに対し、電動モータ,油圧ポンプ,アキュムレー
タ,制御弁を有し、アキュムレータ油圧の監視により電
動モータをON,OFFをするクラッチ油圧発生手段を
用い、アキュムレータ油圧が高い時には、電動モータを
OFFにすることで、電力消費量を低減させる案もある
が、回転速度差の条件のみによってイニシャル圧が付与
されるようになっていた為、信号停車等による停車時に
もイニシャル圧が付与されることになり、これによって
電動モータを回しておく頻度が高まり、前記問題点の解
決とはならない。
タ,制御弁を有し、アキュムレータ油圧の監視により電
動モータをON,OFFをするクラッチ油圧発生手段を
用い、アキュムレータ油圧が高い時には、電動モータを
OFFにすることで、電力消費量を低減させる案もある
が、回転速度差の条件のみによってイニシャル圧が付与
されるようになっていた為、信号停車等による停車時に
もイニシャル圧が付与されることになり、これによって
電動モータを回しておく頻度が高まり、前記問題点の解
決とはならない。
即ち、第6図に示すように、クラッチ油圧Pcを発生さ
せている限り作動油の漏れであるドレーン量ΔVを生じ
る為、停車時におけるイニシャルクラッチ油圧Pc0の
付与時にもアキュムレータ圧が下がることになり、電動
モータの作動頻度が高まる。
せている限り作動油の漏れであるドレーン量ΔVを生じ
る為、停車時におけるイニシャルクラッチ油圧Pc0の
付与時にもアキュムレータ圧が下がることになり、電動
モータの作動頻度が高まる。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような問題点を解決することを目的と
してなされたもので、この目的達成のために本考案で
は、以下に述べるような解決手段とした。
してなされたもので、この目的達成のために本考案で
は、以下に述べるような解決手段とした。
本考案の解決手段を第1図に示すクレーム概念図により
説明すると、エンジン駆動力を車輪に伝達するエンジン
駆動系の途中に設けられ、外部からのクラッチ油圧で締
結される駆動系クラッチ手段1と、該駆動系クラッチ手
段1に接続され、電動モータ201,油圧ポンプ20
2,アキュムレータ203,制御弁204を有し、アキ
ュムレータ油圧の監視により電動モータ201をON,
OFFするクラッチ油圧発生手段2と、車両が停止して
いるか否かを検出する車両停止検出手段301と、ドラ
イバーによる発進操作の有無を検出する発進操作検出手
段302と、車両の走行状態を検出する走行状態検出手
段303と、前記各検出手段3からの検出信号に基づ
き、車両停止時で且つ発進操作を示す信号が出力されて
いない時には駆動系クラッチ手段1のクラッチ油圧を零
とし、車両停止時で且つ発進操作を示す信号が出力され
ている時には駆動系クラッチ手段1にイニシャル圧を付
与し、車両走行時には走行状態に応じて駆動系クラッチ
手段1にクラッチ油圧を付与するクラッチ制御手段4
と、を備えていることを特徴とする。
説明すると、エンジン駆動力を車輪に伝達するエンジン
駆動系の途中に設けられ、外部からのクラッチ油圧で締
結される駆動系クラッチ手段1と、該駆動系クラッチ手
段1に接続され、電動モータ201,油圧ポンプ20
2,アキュムレータ203,制御弁204を有し、アキ
ュムレータ油圧の監視により電動モータ201をON,
OFFするクラッチ油圧発生手段2と、車両が停止して
いるか否かを検出する車両停止検出手段301と、ドラ
イバーによる発進操作の有無を検出する発進操作検出手
段302と、車両の走行状態を検出する走行状態検出手
段303と、前記各検出手段3からの検出信号に基づ
き、車両停止時で且つ発進操作を示す信号が出力されて
いない時には駆動系クラッチ手段1のクラッチ油圧を零
とし、車両停止時で且つ発進操作を示す信号が出力され
ている時には駆動系クラッチ手段1にイニシャル圧を付
与し、車両走行時には走行状態に応じて駆動系クラッチ
手段1にクラッチ油圧を付与するクラッチ制御手段4
と、を備えていることを特徴とする。
(作用) 本考案の駆動系クラッチ制御装置では、車両停止検出手
段301と発進操作検出手段302と走行状態検出手段
303からの検出信号を入力するクラッチ制御手段4に
おいて、車両停止時で且つ発進操作を示す信号が出力さ
れていない時には駆動系クラッチ手段1のクラッチ油圧
が零とされ、車両停止時で且つ発進操作を示す信号が出
力されている時には駆動系クラッチ手段1にイニシャル
圧が付与され、車両走行時には走行状態に応じて駆動系
クラッチ手段1にクラッチ油圧が付与される。
段301と発進操作検出手段302と走行状態検出手段
303からの検出信号を入力するクラッチ制御手段4に
おいて、車両停止時で且つ発進操作を示す信号が出力さ
れていない時には駆動系クラッチ手段1のクラッチ油圧
が零とされ、車両停止時で且つ発進操作を示す信号が出
力されている時には駆動系クラッチ手段1にイニシャル
圧が付与され、車両走行時には走行状態に応じて駆動系
クラッチ手段1にクラッチ油圧が付与される。
したがって、車両停止時には、非発進操作時であるか発
進操作時であるかによりクラッチ制御を異ならせ、非発
進操作時にはクラッチ油圧を零とし、発進操作時にはイ
ニシャル圧を付与するようにしたたため、発進操作を伴
わない車両停止時に低消費電力と低騒音を達成した上
で、車両停止から車両走行に移行した場合、直進走行安
定性や制御応答性の向上が図られる。
進操作時であるかによりクラッチ制御を異ならせ、非発
進操作時にはクラッチ油圧を零とし、発進操作時にはイ
ニシャル圧を付与するようにしたたため、発進操作を伴
わない車両停止時に低消費電力と低騒音を達成した上
で、車両停止から車両走行に移行した場合、直進走行安
定性や制御応答性の向上が図られる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。尚、この
実施例を述べるにあたって、後輪駆動をベースにした四
輪駆動車の駆動力配分制御装置を例にとる。
実施例を述べるにあたって、後輪駆動をベースにした四
輪駆動車の駆動力配分制御装置を例にとる。
まず、実施例の構成を説明する。
実施例の駆動力配分制御装置(クラッチ制御手段)Aが
適用される四輪駆動車は、第2図に示すように、エンジ
ン10、トランスミッション11、トランスファ入力軸
12、リヤプロペラシャフト13、リヤディファレンシ
ャル14,リヤドライブシャフト15,16、後輪1
7,18、多板摩擦クラッチ(駆動系クラッチ手段)1
9、ギヤトレーン20、フロントプロペラシャフト2
1、フロントディファレンシャル22、フロントドライ
ブシャフト23,24、前輪25,26を備えている。
適用される四輪駆動車は、第2図に示すように、エンジ
ン10、トランスミッション11、トランスファ入力軸
12、リヤプロペラシャフト13、リヤディファレンシ
ャル14,リヤドライブシャフト15,16、後輪1
7,18、多板摩擦クラッチ(駆動系クラッチ手段)1
9、ギヤトレーン20、フロントプロペラシャフト2
1、フロントディファレンシャル22、フロントドライ
ブシャフト23,24、前輪25,26を備えている。
前記多板摩擦クラッチ19及びギヤトレーン20はトラ
ンスファ装置30に内蔵されていて、エンジン10から
の駆動力を直結により後輪17,18へ伝達され、この
後輪駆動系から多板摩擦クラッチ19とギヤトレーン2
0を介して前輪25,26側へ駆動力が分配伝達され
る。
ンスファ装置30に内蔵されていて、エンジン10から
の駆動力を直結により後輪17,18へ伝達され、この
後輪駆動系から多板摩擦クラッチ19とギヤトレーン2
0を介して前輪25,26側へ駆動力が分配伝達され
る。
即ち、多板摩擦クラッチ19は、外部からのクラッチ油
圧Pcにより締結される為、クラッチ油圧Pcが高い
程、前輪25,26側への駆動力配分が高められる。
圧Pcにより締結される為、クラッチ油圧Pcが高い
程、前輪25,26側への駆動力配分が高められる。
尚、トランスファ装置30の具体的な構造としては、例
えば、先行技術で挙げた特願昭61−109868号の
第3図を参照。
えば、先行技術で挙げた特願昭61−109868号の
第3図を参照。
前記多板摩擦クラッチ19に対してクラッチ油圧Pcを
付与する外部装置としてのクラッチ油圧発生装置(クラ
ッチ油圧発生手段)40は、第3図に示すように、油圧
ポンプ41、一次圧配管42、一方弁43、アキュムレ
ータ44、圧力スイッチ45、電磁比例減圧弁46、二
次圧(制御圧)配管47、ドレーン配管48を備えてい
る。
付与する外部装置としてのクラッチ油圧発生装置(クラ
ッチ油圧発生手段)40は、第3図に示すように、油圧
ポンプ41、一次圧配管42、一方弁43、アキュムレ
ータ44、圧力スイッチ45、電磁比例減圧弁46、二
次圧(制御圧)配管47、ドレーン配管48を備えてい
る。
前記油圧ポンプ41は、電動モータ49により駆動さ
れ、圧力スイッチ45によるアキュムレータ圧の監視に
より、アキュムレータ圧が所定圧以上の時には電動モー
タ49をOFFにし、アキュムレータ圧が所定圧未満の
時には電動モータ49をONにする。
れ、圧力スイッチ45によるアキュムレータ圧の監視に
より、アキュムレータ圧が所定圧以上の時には電動モー
タ49をOFFにし、アキュムレータ圧が所定圧未満の
時には電動モータ49をONにする。
前記電磁比例減圧弁46は、第4図に示すように、バル
ブ穴46a内を往復動するスプール46bと、該スプー
ル46bに対し図面右方向の力を発生させるスプリング
46c及びチェック油路46dと、前記スプール46b
に対し指令電流値iの大きさに応じて図面左方向の力を
発生させるソレノイド46eとを備え、スプール46c
に加わる左右方向の力のバランス、即ち、ソレノイド4
6eへの指令電流値iの大きさによりクラッチ油圧Pc
が決定される。
ブ穴46a内を往復動するスプール46bと、該スプー
ル46bに対し図面右方向の力を発生させるスプリング
46c及びチェック油路46dと、前記スプール46b
に対し指令電流値iの大きさに応じて図面左方向の力を
発生させるソレノイド46eとを備え、スプール46c
に加わる左右方向の力のバランス、即ち、ソレノイド4
6eへの指令電流値iの大きさによりクラッチ油圧Pc
が決定される。
尚、第6図に示すように、ソレノイド46eへの指令電
流値iによる電磁力がスプリング46cによる付勢力に
達しない時は、スプール46cが点線の位置にあり、油
圧ポンプ41及びアキュムレータ44からの一次圧P1
は塞がれ、ドレーン量ΔVはなくなるが、指令電流値i
が高まるに従ってドレーン量ΔVが多くなる(特に指令
電流値iにディザーをかけている時)。
流値iによる電磁力がスプリング46cによる付勢力に
達しない時は、スプール46cが点線の位置にあり、油
圧ポンプ41及びアキュムレータ44からの一次圧P1
は塞がれ、ドレーン量ΔVはなくなるが、指令電流値i
が高まるに従ってドレーン量ΔVが多くなる(特に指令
電流値iにディザーをかけている時)。
前記駆動力配分制御装置Aは、電気的信号による制御指
令により前記多板摩擦クラッチ19のクラッチ圧Pcの
制御を行なう装置である。
令により前記多板摩擦クラッチ19のクラッチ圧Pcの
制御を行なう装置である。
この駆動力配分制御装置Aには、入力センサとして、前
輪回転速度センサ51,後輪回転速度センサ52,クラ
ッチスイッチ53,比例定数設定手段54,イグニッシ
ョンスイッチ55を備え、制御モジュールとして、マイ
クロコンピュータを中心とする回路構成のコントロール
ユニット56を備え、制御アクチュエータとして、指令
電流値iに応じたクラッチ油圧Pcに制御する前記電磁
比例減圧弁46を備えている。
輪回転速度センサ51,後輪回転速度センサ52,クラ
ッチスイッチ53,比例定数設定手段54,イグニッシ
ョンスイッチ55を備え、制御モジュールとして、マイ
クロコンピュータを中心とする回路構成のコントロール
ユニット56を備え、制御アクチュエータとして、指令
電流値iに応じたクラッチ油圧Pcに制御する前記電磁
比例減圧弁46を備えている。
前記コントロールユニット56には、第5図に示すよう
に、回転速度差ΔNがゼロの前後である直進走行領域R
(緩やかなカーブ走行を含む)においては、一定値によ
るイニシャル指令電流値i0に設定され、回転速度差Δ
Nが+側に大きくなるに従って指令電流値iが高くな
り、さらに、回転速度差ΔNが所定値ΔN1を越えると
急激に指令電流値iを上昇させるようにしている。
に、回転速度差ΔNがゼロの前後である直進走行領域R
(緩やかなカーブ走行を含む)においては、一定値によ
るイニシャル指令電流値i0に設定され、回転速度差Δ
Nが+側に大きくなるに従って指令電流値iが高くな
り、さらに、回転速度差ΔNが所定値ΔN1を越えると
急激に指令電流値iを上昇させるようにしている。
また、回転速度差ΔNが−側であって、タイトコーナブ
レーキング現象発生領域Bにおいては、所定の傾斜を持
たせて徐々に指令電流値iをゼロに低下させると共に、
大きな負の値による回転速度差ΔNからΔN=0の方向
に復帰する時は、所定のヒステリシスを持たせて徐々に
指令電流値iを前記イニシャル指令電流値i0まで高め
るようにしている。
レーキング現象発生領域Bにおいては、所定の傾斜を持
たせて徐々に指令電流値iをゼロに低下させると共に、
大きな負の値による回転速度差ΔNからΔN=0の方向
に復帰する時は、所定のヒステリシスを持たせて徐々に
指令電流値iを前記イニシャル指令電流値i0まで高め
るようにしている。
尚、クラッチ油圧Pcと前輪側への伝達トルクΔTと
は、第7図に示すように、比例関係にある。
は、第7図に示すように、比例関係にある。
次に、実施例の作用を説明する。
まず、イグニッションスイッチ55のONにより開始す
る実施例での駆動力配分制御装置Aでの制御作動の流れ
を第8図に示すフローチャート図により説明する。
る実施例での駆動力配分制御装置Aでの制御作動の流れ
を第8図に示すフローチャート図により説明する。
(イ)車両停止時 ステップ100では、回転速度信号(nf),(nr)
を出力する前輪回転速度センサ51,後輪回転速度セン
サ52からの入力信号により前輪回転速度Nf及び後輪
回転速度Nrが、比例定数設定手段54から比例定数K
が読み込まれる。
を出力する前輪回転速度センサ51,後輪回転速度セン
サ52からの入力信号により前輪回転速度Nf及び後輪
回転速度Nrが、比例定数設定手段54から比例定数K
が読み込まれる。
ステップ101では、前記ステップ100で読み込まれ
た前輪回転速度Nf及び後輪回転速度Nrがゼロもしく
は極低速であるかどうかにより、車両停止が判断される
(車両停止検出手段に相当)。
た前輪回転速度Nf及び後輪回転速度Nrがゼロもしく
は極低速であるかどうかにより、車両停止が判断される
(車両停止検出手段に相当)。
ステップ102では、クラッチスイッチ53からの信号
により、クラッチペダルが踏まれているかどうかが判断
される(発進操作検出手段に相当)。
により、クラッチペダルが踏まれているかどうかが判断
される(発進操作検出手段に相当)。
ステップ103では、指令電流値iがi=0による指令
電流信号(i)が出力される。
電流信号(i)が出力される。
従って、車輪回転速度がほぼゼロで、クラッチが踏み込
まれていないことで発進操作を伴なわない停車状態であ
ることが検出され、この時はクラッチ油圧Pcがゼロ
で、多板摩擦クラッチ19は締結解除される。
まれていないことで発進操作を伴なわない停車状態であ
ることが検出され、この時はクラッチ油圧Pcがゼロ
で、多板摩擦クラッチ19は締結解除される。
(ロ)発進操作時 発進操作時であるかどうかの判断は、クラッチペダルを
踏み込んだかどうかのクラッチ操作で判断され、制御作
動の流れとしては、ステップ100→ステップ101→
ステップ102→ステップ104へと進む流れとなり、
出力ステップであるステップ104では、イニシャル指
令電流値i0による指令電流信号(i)が出力される。
踏み込んだかどうかのクラッチ操作で判断され、制御作
動の流れとしては、ステップ100→ステップ101→
ステップ102→ステップ104へと進む流れとなり、
出力ステップであるステップ104では、イニシャル指
令電流値i0による指令電流信号(i)が出力される。
従って、停車からクラッチペダルの踏み込み操作により
発進状態に入った場合には、クラッチ油圧Pcがイニシ
ャルクラッチ油圧Pc0となり、多板摩擦クラッチ19
の締結によりイニシャル伝達トルクΔT0が発生する。
発進状態に入った場合には、クラッチ油圧Pcがイニシ
ャルクラッチ油圧Pc0となり、多板摩擦クラッチ19
の締結によりイニシャル伝達トルクΔT0が発生する。
(ハ)車両走行時 車両走行時には、ステップ100→ステップ101→ス
テップ105→ステップ106→ステップ107→ステ
ップ108へと進む流れとなり、第5図に示す制御特性
マップMに沿ったクラッチ油圧Pcの制御がなされる。
テップ105→ステップ106→ステップ107→ステ
ップ108へと進む流れとなり、第5図に示す制御特性
マップMに沿ったクラッチ油圧Pcの制御がなされる。
尚、ステップ105は前後輪回転速度差ΔN(=Nr−
Nf)の演算ステップであり(走行状態検出手段に相
当)、ステップ106は前後輪回転速度差ΔNと制御特
性マップMとから指令電流値iをテーブルルックアップ
するステップであり、ステップ107は比例定数Kによ
り指令電流値iを補正演算するステップであり、ステッ
プ108は補正演算により得た最終指令電流値iよる指
令電流信号(i)を出力するステップである。
Nf)の演算ステップであり(走行状態検出手段に相
当)、ステップ106は前後輪回転速度差ΔNと制御特
性マップMとから指令電流値iをテーブルルックアップ
するステップであり、ステップ107は比例定数Kによ
り指令電流値iを補正演算するステップであり、ステッ
プ108は補正演算により得た最終指令電流値iよる指
令電流信号(i)を出力するステップである。
以上説明してきたように、実施例の駆動力配分制御装置
Aにあっては、以下に述べるような効果が得られる。
Aにあっては、以下に述べるような効果が得られる。
クラッチによる発進操作が行なわれていない車両停車
時には指令電流値iがゼロで、イニシャルクラッチ油圧
Pc0が付与されない為、第6図に示すように、ドレー
ン量ΔVの発生がなく、電動モータがOFFとなる頻度
が増大し、低消費電力と低騒音とが達成される。
時には指令電流値iがゼロで、イニシャルクラッチ油圧
Pc0が付与されない為、第6図に示すように、ドレー
ン量ΔVの発生がなく、電動モータがOFFとなる頻度
が増大し、低消費電力と低騒音とが達成される。
クラッチによる発進操作時以降の走行時には少なくと
もイニシャルクラッチ油圧Pc0が付与される為、前後
輪回転速度差ΔNの発生がほとんどない高速直進走行時
に前輪側へ幾らかの駆動力が配分されることになり、直
進走行安定性の向上を図ることが出来るし、イニシャル
クラッチ油圧Pc0の付与により走行時のクラッチ油圧
Pcの増減制御が即座の油圧応答によりなされ、制御応
答性の向上を図ることが出来る。
もイニシャルクラッチ油圧Pc0が付与される為、前後
輪回転速度差ΔNの発生がほとんどない高速直進走行時
に前輪側へ幾らかの駆動力が配分されることになり、直
進走行安定性の向上を図ることが出来るし、イニシャル
クラッチ油圧Pc0の付与により走行時のクラッチ油圧
Pcの増減制御が即座の油圧応答によりなされ、制御応
答性の向上を図ることが出来る。
尚、発進操作以降にはイニシャルクラッチ油圧Pc0が
付与される為、応答の遅れを感じさせることもない。
付与される為、応答の遅れを感じさせることもない。
前後輪回転速度差ΔNが所定値ΔN1以下の時には、
指令電流値iが小さく、所定値ΔN1を越えたら指令電
流値iを急増させるようにしている為、低回転速度差領
域でのタイトコーナブレーキング現象を防止した上で、
高回転速度差領域で効果的な駆動輪スリップ抑制を達成
出来る。
指令電流値iが小さく、所定値ΔN1を越えたら指令電
流値iを急増させるようにしている為、低回転速度差領
域でのタイトコーナブレーキング現象を防止した上で、
高回転速度差領域で効果的な駆動輪スリップ抑制を達成
出来る。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本考
案の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があって
も本考案に含まれる。
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本考
案の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があって
も本考案に含まれる。
例えば、実施例では駆動系クラッチとして前後輪への駆
動力配分制御装置に用いられるトランスファクラッチの
例を示したが、左右輪の差動制限量を制御する差動制限
クラッチや前後輪の差動制限量を制御するセンタデフク
ラッチ等にも適応出来る。
動力配分制御装置に用いられるトランスファクラッチの
例を示したが、左右輪の差動制限量を制御する差動制限
クラッチや前後輪の差動制限量を制御するセンタデフク
ラッチ等にも適応出来る。
また、実施例では、発進操作の検出をクラッチ操作によ
り行なう例を示したが、アクセルペダル操作により検出
を行なってもよいし、また、オートマチックトランスミ
ッション車の場合には、シフトレバーがN位置(ニュー
トラル位置)からD位置(ドライブ位置)やR位置(リ
バース位置)に操作された事を検出し、発進操作とみな
してもよい。
り行なう例を示したが、アクセルペダル操作により検出
を行なってもよいし、また、オートマチックトランスミ
ッション車の場合には、シフトレバーがN位置(ニュー
トラル位置)からD位置(ドライブ位置)やR位置(リ
バース位置)に操作された事を検出し、発進操作とみな
してもよい。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の駆動系クラッチ制御
装置にあっては、車両停止時で且つ発進操作を示す信号
が出力されていない時には駆動系クラッチ手段のクラッ
チ油圧を零とし、車両停止時で且つ発進操作を示す信号
が出力されている時には駆動系クラッチ手段にイニシャ
ル圧を付与し、車両走行時には走行状態に応じて駆動系
クラッチ手段にクラッチ油圧を付与するクラッチ制御手
段を設けたため、発進操作を伴わない車両停止時に低消
費電力と低騒音を達成した上で、車両停止から車両走行
に移行した場合、直進走行安定性や制御応答性の向上を
図ることができるという効果が得られる。
装置にあっては、車両停止時で且つ発進操作を示す信号
が出力されていない時には駆動系クラッチ手段のクラッ
チ油圧を零とし、車両停止時で且つ発進操作を示す信号
が出力されている時には駆動系クラッチ手段にイニシャ
ル圧を付与し、車両走行時には走行状態に応じて駆動系
クラッチ手段にクラッチ油圧を付与するクラッチ制御手
段を設けたため、発進操作を伴わない車両停止時に低消
費電力と低騒音を達成した上で、車両停止から車両走行
に移行した場合、直進走行安定性や制御応答性の向上を
図ることができるという効果が得られる。
第1図は本考案の駆動系クラッチ制御装置を示すクレー
ム概念図、第2図は実施例の駆動系制御装置及び四輪駆
動車を示す図、第3図は実施例装置のクラッチ油圧制御
系を示す図、第4図は実施例装置の電磁比例減圧弁を示
す図、第5図は予め設定させている回転速度差に対する
指令電流値の制御特性マップ図、第6図は実施例装置で
の指令電流値とドレーン量(クラッチ油圧)との関係特
性図、第7図は実施例装置におけるクラッチ油圧と前輪
側への伝達トルクとの関係特性図、第8図は実施例装置
での制御作動の流れを示すフローチャート図である。 1……駆動系クラッチ手段 2……クラッチ油圧発生手段 201……電動モータ 202……油圧ポンプ 203……アキュムレータ 204……制御弁 3……検出手段 301……車両状態検出手段 302……発進操作検出手段 4……クラッチ制御手段
ム概念図、第2図は実施例の駆動系制御装置及び四輪駆
動車を示す図、第3図は実施例装置のクラッチ油圧制御
系を示す図、第4図は実施例装置の電磁比例減圧弁を示
す図、第5図は予め設定させている回転速度差に対する
指令電流値の制御特性マップ図、第6図は実施例装置で
の指令電流値とドレーン量(クラッチ油圧)との関係特
性図、第7図は実施例装置におけるクラッチ油圧と前輪
側への伝達トルクとの関係特性図、第8図は実施例装置
での制御作動の流れを示すフローチャート図である。 1……駆動系クラッチ手段 2……クラッチ油圧発生手段 201……電動モータ 202……油圧ポンプ 203……アキュムレータ 204……制御弁 3……検出手段 301……車両状態検出手段 302……発進操作検出手段 4……クラッチ制御手段
Claims (1)
- 【請求項1】エンジン駆動力を車輪に伝達するエンジン
駆動系の途中に設けられ、外部からのクラッチ油圧で締
結される駆動系クラッチ手段と、 該駆動系クラッチ手段に接続され、電動モータ,油圧ポ
ンプ,アキュムレータ,制御弁を有し、アキュムレータ
油圧の監視により電動モータをON,OFFするクラッ
チ油圧発生手段と、 車両が停止しているか否かを検出する車両停止検出手段
と、 ドライバーによる発進操作の有無を検出する発進操作検
出手段と、 車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、 前記各検出手段からの検出信号に基づき、車両停止時で
且つ発進操作を示す信号が出力されていない時には駆動
系クラッチ手段のクラッチ油圧を零とし、車両停止時で
且つ発進操作を示す信号が出力されている時には駆動系
クラッチ手段にイニシャル圧を付与し、車両走行時には
走行状態に応じて駆動系クラッチ手段にクラッチ油圧を
付与するクラッチ制御手段と、 を備えていることを特徴とする駆動系クラッチ制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987001613U JPH0611217Y2 (ja) | 1987-01-09 | 1987-01-09 | 駆動系クラツチ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987001613U JPH0611217Y2 (ja) | 1987-01-09 | 1987-01-09 | 駆動系クラツチ制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63109222U JPS63109222U (ja) | 1988-07-14 |
| JPH0611217Y2 true JPH0611217Y2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=30779687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987001613U Expired - Lifetime JPH0611217Y2 (ja) | 1987-01-09 | 1987-01-09 | 駆動系クラツチ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611217Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2018185827A1 (ja) * | 2017-04-04 | 2019-12-19 | 日産自動車株式会社 | 4輪駆動車のクラッチ制御方法及びクラッチ制御装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61249833A (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-07 | Fuji Heavy Ind Ltd | 4輪駆動装置の油圧制御装置 |
-
1987
- 1987-01-09 JP JP1987001613U patent/JPH0611217Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2018185827A1 (ja) * | 2017-04-04 | 2019-12-19 | 日産自動車株式会社 | 4輪駆動車のクラッチ制御方法及びクラッチ制御装置 |
| US10759277B2 (en) | 2017-04-04 | 2020-09-01 | Nissan Motor Co., Ltd. | Four-wheel drive vehicle clutch control method and clutch control device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63109222U (ja) | 1988-07-14 |
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