JPH0611227U - 金属ラミネートシースケーブル - Google Patents

金属ラミネートシースケーブル

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JPH0611227U
JPH0611227U JP4967492U JP4967492U JPH0611227U JP H0611227 U JPH0611227 U JP H0611227U JP 4967492 U JP4967492 U JP 4967492U JP 4967492 U JP4967492 U JP 4967492U JP H0611227 U JPH0611227 U JP H0611227U
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JP
Japan
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metal foil
peripheral surface
metal
layer
outer peripheral
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JP4967492U
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English (en)
Inventor
濶 伊藤
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Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rubber Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】金属箔30の補強作用及びアース作用の双方を
達成し得、金属箔30の厚みを薄くでき軽量化に貢献す
る。 【構成】シースケーブルは、銅製のケーブルコアと、ケ
ーブルコアの外周面に被覆された半導体ポリエチレンか
らなる半導電層と、半導電層の外周面に被覆された金属
ラミネートテープと、金属ラミネートテープの外周面に
被覆された樹脂製シースとで構成される。金属ラミネー
トテープ3は、銅製の金属箔30と、金属箔30の内周
面30aに第1接着剤層31を介して積層されたポリエ
チレンテレフタレート(PET)からなる多孔樹脂補強
層32と、金属箔30の外周面30bに第2接着剤層3
3を介して積層されたポリエチレンテレフタレートから
なる樹脂補強層34と、樹脂補強層34の外周面に積層
された第3接着剤層35とで構成される。多孔樹脂補強
層32には円形状の多数の通孔38が分散して形成され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は金属ラミネートシースケーブルに関する。このシースケーブルは電力 ケーブル、通信ケーブルとして利用できる。
【0002】
【従来の技術】
従来より、金属ラミネートシースケーブルとして、図6に示す様に、電力供給 用の金属導体からなるケーブルコア100と、ケーブルコア100の外周面に被 覆された半導体ポリエチレンからなる半導電層101と、半導電層101の外周 面に縦添えに巻かれて被覆された金属ラミネートテープ102と、金属ラミネー トテープ102の外周面に被覆された樹脂製シース103とで構成されたものが 知られている。この金属ラミネートテープ102は、外部からの水分や湿分の侵 入に起因する電送障害を防止したり、半導電層101に帯電した電荷を外部に逃 がすアース作用を奏するものである。
【0003】 金属ラミネートテープ102は、図7(A)に示す様に、アルミ、銅、鉛等の 金属箔110と、金属箔110の外周面に積層された接着剤層111とで形成さ れている。 ところで、使用の際にはシースケーブルに曲げが作用することがある。シース ケーブルに曲げが作用した際、金属箔110が割れると、遮水性、遮湿性が低下 する。ここで、金属箔110は厚い方が曲げ強度が大きく、割れにくい。そのた め、図7(A)に示す従来例では、金属箔110の厚みが50μm以上とされて いるが、シースケーブルの軽量化の面では不利である。
【0004】 更に図7(B)に示す様に、金属ラミネートテープ102を、金属箔120と 、金属箔120の外周面に積層されたポリエチレンテレフタレート(PET)か らなる樹脂補強層121と、樹脂補強層121の外周面に積層された接着剤層1 22とで構成したものも知られている。この場合、樹脂補強層121で金属箔1 20を補強するので、金属箔120の厚みを薄くでき、シースケーブルの軽量化 を期待できる。
【0005】 更に図7(C)に示す様に、金属ラミネートテープ102を、金属箔130と 、金属箔130の内周面に積層された半導電層131と、金属箔130の外周面 に積層された接着剤層132とで構成したものも知られている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、金属箔の厚みを薄くしてシースケーブルの軽量化を図るには、ポリ エチレンテレフタレート(PET)からなる樹脂補強層121で金属箔の内周面 をも補強することが好ましい。しかし、樹脂補強層121を金属箔の内周面の全 面に積層すると、電気絶縁性に富む樹脂補強層121により金属箔と半導電層1 01とが仕切られるので、アース作用を期待できない。
【0007】 本考案は上記した実情に鑑みなされたものであり、その目的は、多孔樹脂補強 層を採用することにより、金属箔の補強作用及びアース作用の双方を達成し得、 これにより金属箔の厚みを薄くでき軽量化およびコストダウンに貢献できる金属 ラミネートシースケーブルを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の金属ラミネートシースケーブルは、金属導体からなるケーブルコアと 、 ケーブルコアの外周面に被覆された樹脂被覆層と、 樹脂被覆層の外周面に螺旋状または縦添えに巻かれて被覆された金属箔と、 金属箔の外周面に被覆された樹脂製シースとで構成され、 金属箔の内周面と樹脂被覆層の外周面との間には、金属箔に接着剤層を介して 接着され、金属箔部分を樹脂被覆層に対面させる多数の通孔を備えた多孔樹脂補 強層が積層されていることを特徴とするものである。
【0009】 ケーブルコアを形成する金属導体は銅系、アルミ系、鉛系を採用できる。多孔 樹脂補強層は樹脂材料からなる。樹脂材料はポリエチレンテレフタレートが好ま しい。多孔樹脂補強層の厚みは適宜選択できるが、通常、9〜100μmにでき る。多孔樹脂補強層はその厚み方向に貫通する多数の通孔をもつ。通孔の孔径は 適宜選択できる。通孔の平面形状は円形状、楕円形状、ピンホール状、スリット 状等、必要に応じて適宜選択できる。なお、多孔樹脂補強層では、孔径及び形状 が均一な通孔が分散していても、あるいは、孔径及び形状が異なる通孔とが混じ って分散していても良い。
【0010】
【作用】
金属箔は多孔樹脂補強層で補強される。また、多孔樹脂補強層の通孔が金属箔 部分に対面するので、通孔の部分では、樹脂被覆層と金属箔の金属部分とが直接 対面する。従って、樹脂被覆層に帯電した電荷が金属箔を介して逃げるアース作 用が奏される。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1〜図5を参照して説明する。図1に示す様に、こ の金属ラミネートシースケーブルは、金属導体としての銅系あるいはアルミ系等 の金属からなるケーブルコア1と、ケーブルコア1の外周面に被覆された樹脂被 覆層としての半導体ポリエチレンからなる半導電層2と、半導電層2の外周面に 縦添えに巻かれて被覆された金属ラミネートテープ3と、金属ラミネートテープ 3の外周面に被覆された樹脂製シース4とで構成されている。ここで、ケーブル コア1の直径は2〜3mm、半導電層2の直径は35mm、樹脂製シース4の直 径は50〜60mmとされている。
【0012】 さて金属ラミネートテープ3の断面を図2に示す。金属ラミネートテープ3は 、図2に示す様に、銅を主成分とする金属箔30と、金属箔30の内周面30a に第1接着剤層31を介して積層されたポリエチレンテレフタレート(PET) からなる多孔樹脂補強層32と、金属箔30の外周面30bに第2接着剤層33 を介して積層されたポリエチレンテレフタレートからなる樹脂補強層34と、樹 脂補強層34の外周面に積層された第3接着剤層35とで構成されている。なお 、第1接着剤層31は2液ウレタン系であり、第2接着剤層33は2液ウレタン 系であり、第3接着剤層35は変成ポリエステル、変性ポリオレフィン、これ等 の混合等の樹脂からなる。
【0013】 多孔樹脂補強層32には円形状の多数の通孔38が分散して形成されている。 多孔樹脂補強層32の孔率は10〜20%とされている。ここで、孔率とは、{ (通孔38全体の面積)/(通孔38が形成されていないと仮定した多孔樹脂補 強層32の面積)×100%}を意味する。 本実施例では、多孔樹脂補強層32の厚みは12〜30μm、第1接着剤層3 1の厚みは5〜10μm、金属箔30の厚みは5〜30μm、第2接着剤層33 の厚みは5〜10μm、樹脂補強層34の厚みは12〜50μm、第3接着剤層 35の厚みは30〜60μmとされている。
【0014】 なお、図3は多孔樹脂補強層32の平面形態を示す。通孔38の直径は3mm 程度とされている。 図4はシースケーブルのうち、縦添えされた金属ラミネートテープ3の重合わ せ部分を示す。図4から理解できる様に、金属ラミネートテープ3の一端3A側 の内周側の多孔樹脂補強層32と、金属ラミネートテープ3の他端3B側の外周 側の第3接着剤層35とが融着している。これにより一端3Aと他端3Bとの重 合わせ部分がシールされて、重合わせ部分からの水分や湿分の侵入が防止されて いる。
【0015】 さて従来例のシースケーブルでは、前述した様に、金属箔の厚みは曲げ強度の 確保のため50μm以上とされているが、この点本実施例では、金属箔30は5 〜30μmと薄くされ、金属箔30を多孔樹脂補強層32で補強しているので、 シースケーブルを曲率半径を小さくして曲げた場合であっても、金属箔30の割 れは抑制される。更に、前述した様に金属箔30は5〜30μmと薄いのでシー スケーブルの軽量化を図り得る。加えて、通孔38により多孔樹脂補強層32自 体の軽量化も図り得る。
【0016】 また本実施例では、多孔樹脂補強層32の通孔38が金属箔30に対面してい るので、図4に示す様に、金属箔30の露出部分30cと半導電層2とが直接対 面している。従って、半導電層2の電荷は金属箔30の露出部分30cに逃電し 、金属箔30を介して逃げるので、アース効果が得られる。 ここで、図5の特性線W1は多孔樹脂補強層32の孔率と多孔樹脂補強層32 の曲げ強度との関係を模式的に示し、図5の特性線W2は多孔樹脂補強層32の 孔率と多孔樹脂補強層32の通孔38によるアース効果との関係を示す。図5の 特性線W1に示す様に、多孔樹脂補強層32の孔率が小さい方が、多孔樹脂補強 層32の曲げ強度は大きくなるので、金属箔30を補強する効果は増加する傾向 にある。しかし多孔樹脂補強層32の孔率が小さいと、図5の特性線W2に示す 様に、多孔樹脂補強層32によるアース効果は期待できない。そこで、本実施例 では、補強効果及びアース効果の双方を達成すべく、多孔樹脂補強層32の孔率 は10〜30%、特に20%程度とされている。
【0017】
【考案の効果】
従来例のシースケーブルでは金属箔の厚みは曲げ強度の確保のため50μm以 上とされているが、この点本考案の金属ラミネートシースケーブルによれば、金 属箔を多孔樹脂補強層で補強しているので、シースケーブルを曲率半径を小さく して曲げた場合であっても、金属箔の割れは抑制される。
【0018】 更に、金属箔を多孔樹脂補強層で補強できるので、金属箔の厚みを薄くでき、 シースケーブルの軽量化およびコストダウンに貢献できる。 また、本考案の金属ラミネートシースケーブルによれば、多孔樹脂補強層の通 孔が金属箔の金属部分に対面するので、樹脂被覆層に帯電した電荷は金属箔に逃 電し、金属箔を介して逃げることができ、アース効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るシースケーブルの横断面図であ
る。
【図2】金属ラミネートテープの拡大断面図である。
【図3】多孔樹脂補強層の平面図である。
【図4】シースケーブルのうち金属ラミネートテープの
重合わせ部分の拡大横断面図である。
【図5】多孔樹脂補強層の孔率と多孔樹脂補強層の曲げ
強度との関係、多孔樹脂補強層の孔率と多孔樹脂補強層
の通孔によるアース効果との関係を模式的に示すグラフ
である。
【図6】従来例に係るシースケーブルの横断面図であ
る。
【図7】(A)〜(C)は従来例に係る金属ラミネート
テープの拡大断面図である。
【符号の説明】
図中、1はケーブルコア、2は半導電層、3は金属ラミ
ネートテープ、30は金属箔、31は第1接着剤層、3
2は多孔樹脂補強層、34は樹脂補強層、38は通孔、
4は樹脂製シースを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属導体からなるケーブルコアと、 該ケーブルコアの外周面に被覆された樹脂被覆層と、 該樹脂被覆層の外周面に螺旋状または縦添えに巻かれて
    被覆された金属箔と、 該金属箔の外周面に被覆された樹脂製シースとで構成さ
    れ、 該金属箔の内周面と該樹脂被覆層の外周面との間には、
    該金属箔に接着剤層を介して接着され、該金属箔部分を
    該樹脂被覆層に対面させる多数の通孔を備えた多孔樹脂
    補強層が積層されていることを特徴とする金属ラミネー
    トシースケーブル。
JP4967492U 1992-07-15 1992-07-15 金属ラミネートシースケーブル Pending JPH0611227U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6053115B2 (ja) * 1977-06-30 1985-11-22 オロンツイオ・デ・ノラ・イムピアンチ・エレツトロシミチ・エス・ピ−・エ− 電解槽

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6053115B2 (ja) * 1977-06-30 1985-11-22 オロンツイオ・デ・ノラ・イムピアンチ・エレツトロシミチ・エス・ピ−・エ− 電解槽

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