JPH06113174A - ゴースト除去装置 - Google Patents
ゴースト除去装置Info
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- JPH06113174A JPH06113174A JP4282549A JP28254992A JPH06113174A JP H06113174 A JPH06113174 A JP H06113174A JP 4282549 A JP4282549 A JP 4282549A JP 28254992 A JP28254992 A JP 28254992A JP H06113174 A JPH06113174 A JP H06113174A
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- Japan
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- ghost
- circuit
- coefficient
- signal
- screen
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 TV映像信号を扱う各種映像機器に用いら
れ、ゴーストまたは波形歪を除去するゴースト除去装置
に関する。特に、ゴースト除去の連続追従時における、
トランスバーサルフィルタの係数書換え(更新)に伴う
奇異な画面変化を抑え、観賞者に違和感を与えずにゴー
ストを除去できるゴースト除去装置を提供することを目
的としている。 【構成】 係数書き込み制御回路3-1 は、連続追従状態
であるかどうか、及び、画面動き検出回路3-2 からの動
き検出信号により、画面の動き量を判定する。そして、
連続追従時には、係数書き込み制御回路3-1 は、画面の
動き量に応じて、フィルタ1-2 のタップ利得の書き換え
を制御する。これにより、観賞者に奇異な感じを与ずに
ゴースト除去動作を行える。
れ、ゴーストまたは波形歪を除去するゴースト除去装置
に関する。特に、ゴースト除去の連続追従時における、
トランスバーサルフィルタの係数書換え(更新)に伴う
奇異な画面変化を抑え、観賞者に違和感を与えずにゴー
ストを除去できるゴースト除去装置を提供することを目
的としている。 【構成】 係数書き込み制御回路3-1 は、連続追従状態
であるかどうか、及び、画面動き検出回路3-2 からの動
き検出信号により、画面の動き量を判定する。そして、
連続追従時には、係数書き込み制御回路3-1 は、画面の
動き量に応じて、フィルタ1-2 のタップ利得の書き換え
を制御する。これにより、観賞者に奇異な感じを与ずに
ゴースト除去動作を行える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばテレビジョン
(TV)受像機等のTV映像信号を扱う各種映像機器に
用いられ、ゴーストまたは波形歪を除去するゴースト除
去装置に関する。そして、この発明は特に、ゴースト除
去の連続追従時における、トランスバーサルフィルタの
係数書換え(更新)に伴う奇異な画面変化を抑え、観賞
者に違和感を与えずにゴーストを除去できるゴースト除
去装置を提供することを目的としている。
(TV)受像機等のTV映像信号を扱う各種映像機器に
用いられ、ゴーストまたは波形歪を除去するゴースト除
去装置に関する。そして、この発明は特に、ゴースト除
去の連続追従時における、トランスバーサルフィルタの
係数書換え(更新)に伴う奇異な画面変化を抑え、観賞
者に違和感を与えずにゴーストを除去できるゴースト除
去装置を提供することを目的としている。
【0002】
【従来の技術】近年、TV放送の高画質化を図るため
に、ゴーストキャンセル用の基準信号(GCR信号)を
挿入したTV映像信号が放送されている。受信機側で、
このゴーストキャンセル用の基準信号を取出し、その信
号を基にゴーストを除去する。このGCR信号は、特願
平1-69179 号に詳しく記載されているので、ここでは詳
細な説明は省略する。
に、ゴーストキャンセル用の基準信号(GCR信号)を
挿入したTV映像信号が放送されている。受信機側で、
このゴーストキャンセル用の基準信号を取出し、その信
号を基にゴーストを除去する。このGCR信号は、特願
平1-69179 号に詳しく記載されているので、ここでは詳
細な説明は省略する。
【0003】図5に、前記した原理に基づく良く知られ
たゴースト除去装置の従来例を示す。
たゴースト除去装置の従来例を示す。
【0004】L1−1の入力信号線から入力されたアナ
ログの映像信号は、A/D変換回路1−1でディジタル
信号に変換され、トランスバーサルフィルタ1−2を介
して、波形取り込み回路1−5でGCR信号を含む所定
の一定期間だけ(例えば1走査線分)抽出される。タイ
ミング発生回路1−4では、入力された映像信号から各
種の信号、例えば、垂直同期信号、水平同期信号、抜き
取り指示信号等を発生させる。
ログの映像信号は、A/D変換回路1−1でディジタル
信号に変換され、トランスバーサルフィルタ1−2を介
して、波形取り込み回路1−5でGCR信号を含む所定
の一定期間だけ(例えば1走査線分)抽出される。タイ
ミング発生回路1−4では、入力された映像信号から各
種の信号、例えば、垂直同期信号、水平同期信号、抜き
取り指示信号等を発生させる。
【0005】ここで、入力映像信号の内、GCR信号が
ゴーストの影響で波形歪を起こした例を図6に示す。図
6(a)は、基準となるGCR信号の元信号であり、立
ち上がりの場所及び周波数特性は既知のものとする。図
6(b)は、ゴーストの影響で波形歪を起こしたGCR
信号の波形を示している。
ゴーストの影響で波形歪を起こした例を図6に示す。図
6(a)は、基準となるGCR信号の元信号であり、立
ち上がりの場所及び周波数特性は既知のものとする。図
6(b)は、ゴーストの影響で波形歪を起こしたGCR
信号の波形を示している。
【0006】波形取り込み回路1−5の出力は、演算部
1b(演算処理回路)内のピーク検出回路1−7におい
て、基準波形に合わせ波形変換(例えば微分)される。
変換された波形を同期加算回路1−9によって同期加算
しS/Nの向上を図る。次に、基準波形生成回路1−1
1において予め計算された本来の基準信号波形と、同期
加算回路1−9の出力とを、波形比較回路1−10にお
いて比較する。図6(c)に基準波形生成回路1−11
の出力波形(予め計算された基準信号波形の波形変換後
の波形)、図6(d)に同期加算回路1−9の出力波形
(ゴーストの影響で波形歪を起こした波形を波形変換し
た波形)を示す。
1b(演算処理回路)内のピーク検出回路1−7におい
て、基準波形に合わせ波形変換(例えば微分)される。
変換された波形を同期加算回路1−9によって同期加算
しS/Nの向上を図る。次に、基準波形生成回路1−1
1において予め計算された本来の基準信号波形と、同期
加算回路1−9の出力とを、波形比較回路1−10にお
いて比較する。図6(c)に基準波形生成回路1−11
の出力波形(予め計算された基準信号波形の波形変換後
の波形)、図6(d)に同期加算回路1−9の出力波形
(ゴーストの影響で波形歪を起こした波形を波形変換し
た波形)を示す。
【0007】前記比較の結果(この場合減算結果)を基
に、評価関数計算回路1−13、累積加算回路1−1
2、倍率設定回路1−8においてある倍率を設定し、タ
ップ利得設定回路1−6において、トランスバーサルフ
ィルタ1−2のタップ利得(係数)を決定する。ブロッ
ク1−6〜ブロック1−13までが、演算部1bを構成
している。
に、評価関数計算回路1−13、累積加算回路1−1
2、倍率設定回路1−8においてある倍率を設定し、タ
ップ利得設定回路1−6において、トランスバーサルフ
ィルタ1−2のタップ利得(係数)を決定する。ブロッ
ク1−6〜ブロック1−13までが、演算部1bを構成
している。
【0008】このタップ利得をフィルタ1−2のフィル
タ部に与え、フィルタ1−2の特性をゴースト除去に最
適なものとし、ゴーストが除去された映像信号がフィル
タ1−2から得られる。フィルタ1−2の出力信号は、
D/A変換回路1−3でアナログ信号に変換され、ライ
ンL1−2に出力される。
タ部に与え、フィルタ1−2の特性をゴースト除去に最
適なものとし、ゴーストが除去された映像信号がフィル
タ1−2から得られる。フィルタ1−2の出力信号は、
D/A変換回路1−3でアナログ信号に変換され、ライ
ンL1−2に出力される。
【0009】以上の動作を繰り返し行い、フィルタ1−
2のタップ利得を入力信号のゴースト状況に応じて逐次
更新することにより、素早くゴーストを除去する。この
繰り返し動作は、初期段階のゴースト除去(画面上で観
賞者が視認出来ないレベルまで除去)後も連続追従して
行われ、このゴースト除去装置は、気象状況や受信状態
の変化によって、ゴーストが変動した場合でも、常にそ
のゴーストに合わせて除去動作を追従させている。
2のタップ利得を入力信号のゴースト状況に応じて逐次
更新することにより、素早くゴーストを除去する。この
繰り返し動作は、初期段階のゴースト除去(画面上で観
賞者が視認出来ないレベルまで除去)後も連続追従して
行われ、このゴースト除去装置は、気象状況や受信状態
の変化によって、ゴーストが変動した場合でも、常にそ
のゴーストに合わせて除去動作を追従させている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来例
のゴースト除去装置は、ある状態での初期段階のゴース
ト除去後の連続追従時において、気象状況の変化や受信
状況の変化によってゴーストが変動した場合でも、ゴー
ストの変動を検出して、そのゴーストの変動に追従する
ように、常にフィルタ1−2のタップ利得を書き換えて
いる。
のゴースト除去装置は、ある状態での初期段階のゴース
ト除去後の連続追従時において、気象状況の変化や受信
状況の変化によってゴーストが変動した場合でも、ゴー
ストの変動を検出して、そのゴーストの変動に追従する
ように、常にフィルタ1−2のタップ利得を書き換えて
いる。
【0011】しかし、このタップ利得の書き換え時に、
再生画面上では、除去されたゴーストが突然出現したり
消えたりする現象が発生することがあり、観賞者に奇異
な感じを与えることがあった。特に、人間の視覚感度が
敏感な静止画像になった場合に、タップ利得の書き換え
による、観賞者に奇異な感じを与える現象が、目立つ場
合があった。
再生画面上では、除去されたゴーストが突然出現したり
消えたりする現象が発生することがあり、観賞者に奇異
な感じを与えることがあった。特に、人間の視覚感度が
敏感な静止画像になった場合に、タップ利得の書き換え
による、観賞者に奇異な感じを与える現象が、目立つ場
合があった。
【0012】この発明が解決しようとする課題は、ある
状態での初期段階のゴースト除去(画面上で観賞者が視
認出来ないレベルまで除去)後の連続追従時において
も、観賞者が奇異な感じを受けないようにタップ利得更
新を制御できるゴースト除去装置とするためには、どの
ような手段を講じればよいかという点にある。
状態での初期段階のゴースト除去(画面上で観賞者が視
認出来ないレベルまで除去)後の連続追従時において
も、観賞者が奇異な感じを受けないようにタップ利得更
新を制御できるゴースト除去装置とするためには、どの
ような手段を講じればよいかという点にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために本発明は、
するために本発明は、
【0014】映像信号に挿入されたゴーストキャンセル
用の基準信号(GCR信号)を用いてゴーストを除去す
るゴースト除去装置であり、
用の基準信号(GCR信号)を用いてゴーストを除去す
るゴースト除去装置であり、
【0015】入来する映像信号をデジタルデータに変換
するA/D変換回路と、
するA/D変換回路と、
【0016】計算されたゴーストを打ち消すための重み
付けを行うことにより、前記A/D変換回路によってデ
ジタルデータに変換された映像信号からゴーストを除去
して出力するトランスバーサルフィルタと、
付けを行うことにより、前記A/D変換回路によってデ
ジタルデータに変換された映像信号からゴーストを除去
して出力するトランスバーサルフィルタと、
【0017】前記トランスバーサルフィルタから出力さ
れるゴーストが除去されたデジタルデータをアナログデ
ータに変換するD/A変換回路と、
れるゴーストが除去されたデジタルデータをアナログデ
ータに変換するD/A変換回路と、
【0018】前記トランスバーサルフィルタの出力か
ら、前記GCR信号を含む所定の一定期間を抽出して格
納する波形取り込み回路と、
ら、前記GCR信号を含む所定の一定期間を抽出して格
納する波形取り込み回路と、
【0019】前記波形取込み回路の出力に応じて、前記
トランスバーサルフィルタに対する係数を演算処理し、
前記トランスバーサルフィルタに前記係数を随時書き込
む演算処理回路とより成るゴースト除去装置において、
トランスバーサルフィルタに対する係数を演算処理し、
前記トランスバーサルフィルタに前記係数を随時書き込
む演算処理回路とより成るゴースト除去装置において、
【0020】前記入来する映像信号から画面の動きを検
出する画面動き検出回路と、
出する画面動き検出回路と、
【0021】前記演算処理回路での前記係数の値が所定
時間以上変化しないことを判定すると共に、前記画面動
き検出回路からの動き検出信号に応じて、前記トランス
バーサルフィルタへの前記係数の更新を制御する制御回
路と、
時間以上変化しないことを判定すると共に、前記画面動
き検出回路からの動き検出信号に応じて、前記トランス
バーサルフィルタへの前記係数の更新を制御する制御回
路と、
【0022】前記制御回路の前記係数の更新の制御量を
前記演算処理回路にフィードバックする経路と、
前記演算処理回路にフィードバックする経路と、
【0023】前記動き検出信号を前記演算処理回路に供
給する経路とを設け、
給する経路とを設け、
【0024】前記制御回路は、前記演算処理回路での前
記係数の値が所定時間以上変化しなかった場合は、画面
の動きに応じて、前記トランスバーサルフィルタへの前
記係数の更新を制御することを特徴とするゴースト除去
装置を提供するものである。
記係数の値が所定時間以上変化しなかった場合は、画面
の動きに応じて、前記トランスバーサルフィルタへの前
記係数の更新を制御することを特徴とするゴースト除去
装置を提供するものである。
【0025】
【実施例】人間の画面に対する認識度は、画面の内容と
内容の動きによって左右される。ゴーストの影響は画面
上の固定位置に現れるために、画面が動画であり大きく
動いている場合には、ゴーストの認識度は低下し、観賞
者はゴーストの存在を認識しにくくなる。逆に、画面が
静止画または緩やかな動きの画面においては、ゴースト
の認識度は上がり、観賞者は僅かなゴーストの存在や変
動も気になる。
内容の動きによって左右される。ゴーストの影響は画面
上の固定位置に現れるために、画面が動画であり大きく
動いている場合には、ゴーストの認識度は低下し、観賞
者はゴーストの存在を認識しにくくなる。逆に、画面が
静止画または緩やかな動きの画面においては、ゴースト
の認識度は上がり、観賞者は僅かなゴーストの存在や変
動も気になる。
【0026】従って、連続追従時、ゴースト除去のため
にトランスバーサルフィルタのタップ利得(係数)を書
き換えた場合、動きの大きな画面においては、書き換え
時のゴーストの変動を観賞者は関知しにくいが、静止画
または緩やかな動きの画面においては、書き換え時のゴ
ーストの変動を、観賞者は奇異に感じることが多い。
にトランスバーサルフィルタのタップ利得(係数)を書
き換えた場合、動きの大きな画面においては、書き換え
時のゴーストの変動を観賞者は関知しにくいが、静止画
または緩やかな動きの画面においては、書き換え時のゴ
ーストの変動を、観賞者は奇異に感じることが多い。
【0027】本発明は、初期状態のゴースト除去後の連
続追従時において、画面の動きを検出し、観賞者がゴー
ストの変動を関知しにくい大きな動きの画面の時に大き
くフィルタのタップ利得を書き換え、静止画または緩や
かな動きの画面では小さくフィルタのタップ利得を書き
換える。これによって本発明は、動きの大きな画面はも
ちろん、動きの小さな画面や静止画面においても、連続
追従時に、観賞者に奇異な感じを与えることなく自然な
ゴースト除去動作を行えるようにしたものである。
続追従時において、画面の動きを検出し、観賞者がゴー
ストの変動を関知しにくい大きな動きの画面の時に大き
くフィルタのタップ利得を書き換え、静止画または緩や
かな動きの画面では小さくフィルタのタップ利得を書き
換える。これによって本発明は、動きの大きな画面はも
ちろん、動きの小さな画面や静止画面においても、連続
追従時に、観賞者に奇異な感じを与えることなく自然な
ゴースト除去動作を行えるようにしたものである。
【0028】図1に本発明の一実施例のブロック構成図
を示す。なお、従来例と同一の部分には同一の符号を付
し、その部分の具体的な説明は省略する。
を示す。なお、従来例と同一の部分には同一の符号を付
し、その部分の具体的な説明は省略する。
【0029】この実施例は、係数書き込み制御回路3−
1と画面動き検出回路3−2とを新たに設け、画面動き
検出回路3−2が動き検出信号を係数書き込み制御回路
3−1と演算部(演算処理回路)1aとに供給し、係数
書き込み制御回路3−1は係数書き込み制御を行うと共
に、制御量を演算部1aにフィードバックする点が、従
来例と異なる。さらに、演算部1a内のタップ利得設定
回路3−3及び倍率設定回路3−4の動作も従来例と多
少異なる。
1と画面動き検出回路3−2とを新たに設け、画面動き
検出回路3−2が動き検出信号を係数書き込み制御回路
3−1と演算部(演算処理回路)1aとに供給し、係数
書き込み制御回路3−1は係数書き込み制御を行うと共
に、制御量を演算部1aにフィードバックする点が、従
来例と異なる。さらに、演算部1a内のタップ利得設定
回路3−3及び倍率設定回路3−4の動作も従来例と多
少異なる。
【0030】図示の実施例では、入来する映像信号の初
期状態のゴースト除去動作は、従来例と同一である。よ
って、初期状態のゴーストが除去されるまでは、係数書
き込み制御回路3−1は係数書き込みの制御は行わず、
演算部1aで設定されるタップ利得(係数)に応じて、
トランスバーサルフィルタ1−2のタップ利得は随時書
き換えられる。
期状態のゴースト除去動作は、従来例と同一である。よ
って、初期状態のゴーストが除去されるまでは、係数書
き込み制御回路3−1は係数書き込みの制御は行わず、
演算部1aで設定されるタップ利得(係数)に応じて、
トランスバーサルフィルタ1−2のタップ利得は随時書
き換えられる。
【0031】書き換え動作が何回か繰り返され、初期状
態のゴースト除去が終了し、演算部1aでの倍率の設定
が変化しなくなった時点(例えば、十数回連続でタップ
利得が変化しない場合)で、以降のゴーストの変動に対
する連続追従動作を開始した時に、このゴースト除去装
置は、画面の動き量に応じた係数の書き込み制御を開始
する。その制御について説明する。
態のゴースト除去が終了し、演算部1aでの倍率の設定
が変化しなくなった時点(例えば、十数回連続でタップ
利得が変化しない場合)で、以降のゴーストの変動に対
する連続追従動作を開始した時に、このゴースト除去装
置は、画面の動き量に応じた係数の書き込み制御を開始
する。その制御について説明する。
【0032】係数書き込み制御回路3−1は、画面動き
検出回路3−2から供給される動き検出信号に応じて、
画面の動き量に応じたタップ利得係数の書き込み比率を
算出する。タップ利得係数の書き込み比率は動き量に応
じて変化し、例えば図4で示されるグラフのような関係
で書き込み比率が与えられる。画面の動き量が大きい場
合には、係数書き込み制御回路3−1は、演算部1aで
計算されたタップ利得係数データを高い割合でフィルタ
1−2に供給し、フィルタ1−2のタップ利得を書き換
える。一方、画面の動き量が小さい場合には、係数書き
込み制御回路3−1は、演算部1aで計算されたタップ
利得係数データを、低い割合でフィルタ1−2に供給す
る(または、タップ利得係数データを全く供給しな
い)。
検出回路3−2から供給される動き検出信号に応じて、
画面の動き量に応じたタップ利得係数の書き込み比率を
算出する。タップ利得係数の書き込み比率は動き量に応
じて変化し、例えば図4で示されるグラフのような関係
で書き込み比率が与えられる。画面の動き量が大きい場
合には、係数書き込み制御回路3−1は、演算部1aで
計算されたタップ利得係数データを高い割合でフィルタ
1−2に供給し、フィルタ1−2のタップ利得を書き換
える。一方、画面の動き量が小さい場合には、係数書き
込み制御回路3−1は、演算部1aで計算されたタップ
利得係数データを、低い割合でフィルタ1−2に供給す
る(または、タップ利得係数データを全く供給しな
い)。
【0033】また、係数書き込み制御回路3−1は、計
算した書き込み比率(即ち制御量)を、演算部1a内の
タップ利得設定回路3−3を介して倍率設定回路3−4
にフィードバックしている。
算した書き込み比率(即ち制御量)を、演算部1a内の
タップ利得設定回路3−3を介して倍率設定回路3−4
にフィードバックしている。
【0034】これにより、本装置は、連続追従動作時
に、観賞者のゴースト変動の関知しやすさに応じてフィ
ルタのタップ利得の書き換えを調整することができるの
で、観賞者に奇異な感じを与える不自然なゴースト除去
動作を防止しつつ、ゴースト除去動作を行える。なお、
画面の動きのに応じたタップ利得係数の書き込み比率
は、使用状況に応じて最適値にセットすればよい。
に、観賞者のゴースト変動の関知しやすさに応じてフィ
ルタのタップ利得の書き換えを調整することができるの
で、観賞者に奇異な感じを与える不自然なゴースト除去
動作を防止しつつ、ゴースト除去動作を行える。なお、
画面の動きのに応じたタップ利得係数の書き込み比率
は、使用状況に応じて最適値にセットすればよい。
【0035】図2に画面動き検出回路3−2のブロック
構成例を示す(ここに示した一例は、従来より良く知ら
れた画面動き検出回路である)。映像入力切り換え回路
4−1には、A/D変換回路1−1からデジタル映像信
号がラインL4−1を介して供給されると共に、タイミ
ング発生回路1−4から、切り換えタイミング信号(例
えば垂直同期信号)がラインL4−2を介して供給され
る。そして、映像入力切り換え回路4−1は、切り換え
タイミング信号に応じて、デジタル映像信号の格納先を
切り換える。
構成例を示す(ここに示した一例は、従来より良く知ら
れた画面動き検出回路である)。映像入力切り換え回路
4−1には、A/D変換回路1−1からデジタル映像信
号がラインL4−1を介して供給されると共に、タイミ
ング発生回路1−4から、切り換えタイミング信号(例
えば垂直同期信号)がラインL4−2を介して供給され
る。そして、映像入力切り換え回路4−1は、切り換え
タイミング信号に応じて、デジタル映像信号の格納先を
切り換える。
【0036】ここでは、色の動きを検出しないために、
フレームメモリ4−2とフレームメモリ4−3とに、2
フレーム差をとって格納する(例えば、第1フレームと
第3フレームとが格納される)。次段の減算回路4−4
は、フレームメモリ4−2とフレームメモリ4−3との
出力の減算処理を行い、前フレームの画像との差分を計
算する。計算された値は、絶対値回路4−5によって符
号を取り除かれて絶対値に変換され、積算回路4−6に
よって積算され、動き検出信号(全画面の動きを絶対量
として検出したもの)として出力される。検出された動
き量は、係数書き込み制御回路3−5に送られ、トラン
スバーサルフィルタ1−2のタップ利得書き換え制御に
用いられる。
フレームメモリ4−2とフレームメモリ4−3とに、2
フレーム差をとって格納する(例えば、第1フレームと
第3フレームとが格納される)。次段の減算回路4−4
は、フレームメモリ4−2とフレームメモリ4−3との
出力の減算処理を行い、前フレームの画像との差分を計
算する。計算された値は、絶対値回路4−5によって符
号を取り除かれて絶対値に変換され、積算回路4−6に
よって積算され、動き検出信号(全画面の動きを絶対量
として検出したもの)として出力される。検出された動
き量は、係数書き込み制御回路3−5に送られ、トラン
スバーサルフィルタ1−2のタップ利得書き換え制御に
用いられる。
【0037】図3に係数書き込み制御回路3−1の構成
例を示す。演算部1aのタップ利得設定回路3−3から
指示される継続制御モードフラグ(連続追従状態である
かどうか、即ち、タップ利得が所定時間以上変化しない
かどうかを示す信号)が、継続制御モード判定回路5−
1に供給され保持されている。継続制御モード判定回路
5−1が、継続制御モード(連続追従モード)でないと
判定した場合(継続制御モードフラグか立っている場
合)には、画面動き量に関係なく、スイッチ5−3は演
算部1aより送られるタップ利得係数データをトランス
バーサルフィルタ1−2に供給する。そして、タップ利
得係数データは、トランスバーサルフィルタ1−2に直
接書き込まれ、タップ利得は随時更新される。
例を示す。演算部1aのタップ利得設定回路3−3から
指示される継続制御モードフラグ(連続追従状態である
かどうか、即ち、タップ利得が所定時間以上変化しない
かどうかを示す信号)が、継続制御モード判定回路5−
1に供給され保持されている。継続制御モード判定回路
5−1が、継続制御モード(連続追従モード)でないと
判定した場合(継続制御モードフラグか立っている場
合)には、画面動き量に関係なく、スイッチ5−3は演
算部1aより送られるタップ利得係数データをトランス
バーサルフィルタ1−2に供給する。そして、タップ利
得係数データは、トランスバーサルフィルタ1−2に直
接書き込まれ、タップ利得は随時更新される。
【0038】また、係数書き込み比率算出回路5−5か
ら演算部1aへの出力は、スイッチ5−7により切断さ
れ、演算部1aに対するフィードバックはなされない。
ら演算部1aへの出力は、スイッチ5−7により切断さ
れ、演算部1aに対するフィードバックはなされない。
【0039】次に、継続制御モード判定回路5−1が、
継続制御モード(連続追従モード)であると判定した場
合について説明する。係数書き込み比率算出回路5−5
には、画面動き検出回路3−2から動き検出信号がディ
ジタルデータ値のデータとして供給されている。係数書
き込み比率算出回路5−5は、図4で示されるグラフの
ように画面動き量に応じて係数の書き込み比率を出力す
る。図4のグラフは一例であり、使用状況に合わせて適
時に形態を換えればよい。
継続制御モード(連続追従モード)であると判定した場
合について説明する。係数書き込み比率算出回路5−5
には、画面動き検出回路3−2から動き検出信号がディ
ジタルデータ値のデータとして供給されている。係数書
き込み比率算出回路5−5は、図4で示されるグラフの
ように画面動き量に応じて係数の書き込み比率を出力す
る。図4のグラフは一例であり、使用状況に合わせて適
時に形態を換えればよい。
【0040】演算部1aよりのタップ利得係数データ
と、算出された係数書き込み比率とにより、係数セット
率計算回路5−6において、動き量に応じたタップ利得
係数データが再度計算される。係数セット率計算回路5
−6は乗算器で構成が可能である。
と、算出された係数書き込み比率とにより、係数セット
率計算回路5−6において、動き量に応じたタップ利得
係数データが再度計算される。係数セット率計算回路5
−6は乗算器で構成が可能である。
【0041】例えば、演算部1aよりのタップ利得係数
データが1.0 であり、画面動き量が中間程度の0.5 の場
合には、最終的なタップ利得係数データは、1.0 ×0.5
=0.5 となる。同様に、演算部1aよりのタップ利得係
数データが0.5 であり、画面動き量が比較的大きい0.8
の場合の最終的なタップ利得係数データは、0.5 ×0.8
=0.4 となる。
データが1.0 であり、画面動き量が中間程度の0.5 の場
合には、最終的なタップ利得係数データは、1.0 ×0.5
=0.5 となる。同様に、演算部1aよりのタップ利得係
数データが0.5 であり、画面動き量が比較的大きい0.8
の場合の最終的なタップ利得係数データは、0.5 ×0.8
=0.4 となる。
【0042】この新たに計算されたタップ利得係数デー
タは、継続制御モード判定回路5−1の判定結果によっ
て切り換わったスイッチ5−3によって、トランスバー
サルフィルタ1−2に書き込まれる。よって、連続追従
モードでは、トランスバーサルフィルタ1−2は、新た
に計算されたタップ利得係数データによって、タップ利
得が随時更新される。
タは、継続制御モード判定回路5−1の判定結果によっ
て切り換わったスイッチ5−3によって、トランスバー
サルフィルタ1−2に書き込まれる。よって、連続追従
モードでは、トランスバーサルフィルタ1−2は、新た
に計算されたタップ利得係数データによって、タップ利
得が随時更新される。
【0043】また、係数書き込み比率算出回路5−5で
算出された係数書き込み比率は、継続制御モード判定回
路5−1の判定結果によって切り換わったスイッチ5−
7によって、演算部1aにフィードバックされる。演算
部1aの内部では、タップ利得設定回路3−3を介し
て、倍率設定回路3−4に係数書き込み比率(制御量)
が、フィードバックされる。倍率設定回路3−4は、こ
のフィードバックされた制御量、及び画面動き検出回路
3−2からの動き検出信号を用いて、次回の書き込み時
の倍率設定を調整する。倍率設定回路3−4でのこの調
整により、より適したタップ利得係数データが演算部1
aで設定できる。(連続追従時に、フィードバックがな
い場合には、係数書き込み制御回路3−1で新たに計算
されたタップ利得係数データと、演算部1aで設定され
た元のタップ利得係数データとが大きく異なることがあ
り不都合が生ずることもあるので、フィードバックをか
ける。)
算出された係数書き込み比率は、継続制御モード判定回
路5−1の判定結果によって切り換わったスイッチ5−
7によって、演算部1aにフィードバックされる。演算
部1aの内部では、タップ利得設定回路3−3を介し
て、倍率設定回路3−4に係数書き込み比率(制御量)
が、フィードバックされる。倍率設定回路3−4は、こ
のフィードバックされた制御量、及び画面動き検出回路
3−2からの動き検出信号を用いて、次回の書き込み時
の倍率設定を調整する。倍率設定回路3−4でのこの調
整により、より適したタップ利得係数データが演算部1
aで設定できる。(連続追従時に、フィードバックがな
い場合には、係数書き込み制御回路3−1で新たに計算
されたタップ利得係数データと、演算部1aで設定され
た元のタップ利得係数データとが大きく異なることがあ
り不都合が生ずることもあるので、フィードバックをか
ける。)
【0044】これにより、本ゴースト除去装置は、連続
追従時において、トランスバーサルフィルタ1−2のタ
ップ利得更新を画面の動き量に応じて制御できるので、
観賞者に奇異な感じを与えることなく、ゴースト除去動
作を行える。
追従時において、トランスバーサルフィルタ1−2のタ
ップ利得更新を画面の動き量に応じて制御できるので、
観賞者に奇異な感じを与えることなく、ゴースト除去動
作を行える。
【0045】
【発明の効果】以上の通り、本発明になるゴースト除去
装置は、初期状態のゴースト除去後の連続追従時に、ゴ
ーストの変動の目立たない動き量の大きい画面時には、
トランスバーサルフィルタのタップ利得の係数を大きく
書き換え、一方、ゴーストの変動の目立つ動き量の小さ
い画面時や静止画時には、トランスバーサルフィルタの
タップ利得の係数を小さく書き換えるか、全く更新しな
い。よって、このゴースト除去装置は、連続追従時にお
いても、観賞者に奇異な感じを与えることなく、ゴース
ト除去動作を行える。もちろん、このゴースト除去装置
は、初期状態のゴーストを除去するまでは、画面の動き
量に応じた制御は行わないので、従来と同様に素早くゴ
ーストを除去することが可能である。
装置は、初期状態のゴースト除去後の連続追従時に、ゴ
ーストの変動の目立たない動き量の大きい画面時には、
トランスバーサルフィルタのタップ利得の係数を大きく
書き換え、一方、ゴーストの変動の目立つ動き量の小さ
い画面時や静止画時には、トランスバーサルフィルタの
タップ利得の係数を小さく書き換えるか、全く更新しな
い。よって、このゴースト除去装置は、連続追従時にお
いても、観賞者に奇異な感じを与えることなく、ゴース
ト除去動作を行える。もちろん、このゴースト除去装置
は、初期状態のゴーストを除去するまでは、画面の動き
量に応じた制御は行わないので、従来と同様に素早くゴ
ーストを除去することが可能である。
【図1】一実施例のブロック構成図である。
【図2】図1に示す画面動き検出回路の一例を示すブロ
ック構成図である。
ック構成図である。
【図3】図1に示す係数書き込み制御回路の一例を示す
ブロック構成図である。
ブロック構成図である。
【図4】画面動き量と係数書き込み比率との関係を示す
図である。
図である。
【図5】従来のゴースト除去装置のブロック構成図であ
る。
る。
【図6】GCR基準信号とゴーストによる歪みを説明す
るための図である。
るための図である。
1a 演算部(演算処理回路) 1−1 A/D変換回路 1−2 トランスバーサルフィルタ 1−3 D/A変換回路 1−4 タイミング発生回路 1−5 波形取り込み回路 1−7 ピーク検出回路 1−9 同期加算回路 1−10 波形比較回路 1−11 基準波形生成回路 1−12 累積加算回路 1−13 評価関数計算回路 3−1 係数書き込み制御回路(制御回路) 3−2 画面動き検出回路 3−3 タップ利得設定回路 3−4 倍率設定回路
Claims (1)
- 【請求項1】映像信号に挿入されたゴーストキャンセル
用の基準信号(GCR信号)を用いてゴーストを除去す
るゴースト除去装置であり、 入来する映像信号をデジタルデータに変換するA/D変
換回路と、 計算されたゴーストを打ち消すための重み付けを行うこ
とにより、前記A/D変換回路によってデジタルデータ
に変換された映像信号からゴーストを除去して出力する
トランスバーサルフィルタと、 前記トランスバーサルフィルタから出力されるゴースト
が除去されたデジタルデータをアナログデータに変換す
るD/A変換回路と、 前記トランスバーサルフィルタの出力から、前記GCR
信号を含む所定の一定期間を抽出して格納する波形取り
込み回路と、 前記波形取り込み回路の出力に応じて、前記トランスバ
ーサルフィルタに対する係数を演算処理し、前記トラン
スバーサルフィルタに前記係数を随時書き込む演算処理
回路とより成るゴースト除去装置において、 前記入来する映像信号から画面の動きを検出する画面動
き検出回路と、 前記演算処理回路での前記係数の値が所定時間以上変化
しないことを判定すると共に、前記画面動き検出回路か
らの動き検出信号に応じて、前記トランスバーサルフィ
ルタへの前記係数の更新を制御する制御回路と、 前記制御回路の前記係数の更新の制御量を前記演算処理
回路にフィードバックする経路と、 前記動き検出信号を前記演算処理回路に供給する経路と
を設け、 前記制御回路は、前記演算処理回路での前記係数の値が
所定時間以上変化しなかった場合は、画面の動きに応じ
て、前記トランスバーサルフィルタへの前記係数の更新
を制御することを特徴とするゴースト除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4282549A JPH06113174A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | ゴースト除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4282549A JPH06113174A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | ゴースト除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06113174A true JPH06113174A (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=17653923
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4282549A Pending JPH06113174A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | ゴースト除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06113174A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02207675A (ja) * | 1989-02-08 | 1990-08-17 | Nec Home Electron Ltd | ゴースト除去装置 |
-
1992
- 1992-09-28 JP JP4282549A patent/JPH06113174A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02207675A (ja) * | 1989-02-08 | 1990-08-17 | Nec Home Electron Ltd | ゴースト除去装置 |
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