JPH0611409Y2 - 車両用手動変速機 - Google Patents
車両用手動変速機Info
- Publication number
- JPH0611409Y2 JPH0611409Y2 JP13483587U JP13483587U JPH0611409Y2 JP H0611409 Y2 JPH0611409 Y2 JP H0611409Y2 JP 13483587 U JP13483587 U JP 13483587U JP 13483587 U JP13483587 U JP 13483587U JP H0611409 Y2 JPH0611409 Y2 JP H0611409Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- gear
- gears
- drive gear
- driven
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Arrangement Of Transmissions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両用手動変速機に関する。
車両用手動変速機の一形式として、カウンタギヤ、カウ
ンタシャフト等の副軸を備えた形式のものがあり、その
一例が特公昭46−8647号公報に示されている。か
かる手動変速機においては、入力軸と出力軸とが同軸的
に対向配置されているとともにこれら両軸に対して副軸
が平行配置されている。
ンタシャフト等の副軸を備えた形式のものがあり、その
一例が特公昭46−8647号公報に示されている。か
かる手動変速機においては、入力軸と出力軸とが同軸的
に対向配置されているとともにこれら両軸に対して副軸
が平行配置されている。
また、かかる形式の手動変速機の他の一例が実開昭58
−44551号公報に示されており、かかる手動変速機
においては入力軸、出力軸、2本の副軸が互いに平行に
配置されている。
−44551号公報に示されており、かかる手動変速機
においては入力軸、出力軸、2本の副軸が互いに平行に
配置されている。
ところで、前者の変速機においては入力軸と出力軸とが
同軸的に対向配置されているため、変速機の軸長が必然
的に長くなるとともに出力軸が入力軸に対応した高い位
置にあり、車両への搭載には種々の不都合があって種々
の工夫を必要としている。
同軸的に対向配置されているため、変速機の軸長が必然
的に長くなるとともに出力軸が入力軸に対応した高い位
置にあり、車両への搭載には種々の不都合があって種々
の工夫を必要としている。
また、後者の変速機においては、各軸が互いに平行配置
されていることから出力軸が入力軸に対して軸方向に重
合しかつ入力軸より下方に位置し、前者の変速機におけ
る不都合は解消される。しかしながら、後者の変速機に
おいては1副軸に対して1変速段となる構成であるため
多段変速用の変速機としては使用しえず、またかかる従
来手段を利用して多段変速用の変速機を構成する場合に
は同変速機は従来と同等またはそれ以上の大型のものと
なる。
されていることから出力軸が入力軸に対して軸方向に重
合しかつ入力軸より下方に位置し、前者の変速機におけ
る不都合は解消される。しかしながら、後者の変速機に
おいては1副軸に対して1変速段となる構成であるため
多段変速用の変速機としては使用しえず、またかかる従
来手段を利用して多段変速用の変速機を構成する場合に
は同変速機は従来と同等またはそれ以上の大型のものと
なる。
従って、本考案の目的は、多段変速用の変速機であって
軸長が短かくかつ出力軸が入力軸に対して低い位置にあ
り、車両への搭載に極めて好都合な手動変速機を提供す
ることにある。
軸長が短かくかつ出力軸が入力軸に対して低い位置にあ
り、車両への搭載に極めて好都合な手動変速機を提供す
ることにある。
本考案に係る車両用手動変速機は、ケース内にて回転可
能に軸支され低速段用の第1ドライブギヤおよび高速段
用の第2ドライブギヤを有する入力軸と、同ケース内に
て回転可能に軸支されて前記入力軸に対して平行に配置
された各変速段用の複数の前進変速ドリブンギヤを有す
る出力軸と、同ケース内にて回転可能に軸支されて前記
両軸に対して平行に配置され前記第1ドライブギヤに噛
合する低速段用の第1ドリブンギヤおよび前記各前進変
速ドリブンギヤに噛合する複数の前進低変速ドライブギ
ヤを有する第1副軸と、同ケース内にて回転可能に軸支
されて前記3つの軸に対して平行に配置され前記第2ド
ライブギヤに噛合する高速段用の第2ドリブンギヤおよ
び前記各前進変速ドリブンギヤに噛合する複数の前進高
変速ドライブギヤを有する第2副軸を備え、前記各前進
低変速ドライブギヤは前記第1副軸上に回転可能かつ同
軸に対する結合を断続可能に組付けられているととも
に、前記各前進高変速ドライブギヤは前記第2副軸上に
回転可能かつ同軸に対する結合を断続可能に組付けら
れ、かつ前記各前進変速ドリブンギヤは前記出力軸上に
一体的に設けられて一変速ドリブンギヤが前記前進低変
速ドライブギヤと前進高変速ドライブギヤの両者に噛合
し、これらの全ての前進変速ドライブギヤおよびドリブ
ンギヤが前記ケースを構成するミッションケースに収容
され、かつ後退用の各ギヤが前記ケースを構成するクラ
ッチハウジングまたはエクステンションハウジングに収
容されていることを特徴とするものである。
能に軸支され低速段用の第1ドライブギヤおよび高速段
用の第2ドライブギヤを有する入力軸と、同ケース内に
て回転可能に軸支されて前記入力軸に対して平行に配置
された各変速段用の複数の前進変速ドリブンギヤを有す
る出力軸と、同ケース内にて回転可能に軸支されて前記
両軸に対して平行に配置され前記第1ドライブギヤに噛
合する低速段用の第1ドリブンギヤおよび前記各前進変
速ドリブンギヤに噛合する複数の前進低変速ドライブギ
ヤを有する第1副軸と、同ケース内にて回転可能に軸支
されて前記3つの軸に対して平行に配置され前記第2ド
ライブギヤに噛合する高速段用の第2ドリブンギヤおよ
び前記各前進変速ドリブンギヤに噛合する複数の前進高
変速ドライブギヤを有する第2副軸を備え、前記各前進
低変速ドライブギヤは前記第1副軸上に回転可能かつ同
軸に対する結合を断続可能に組付けられているととも
に、前記各前進高変速ドライブギヤは前記第2副軸上に
回転可能かつ同軸に対する結合を断続可能に組付けら
れ、かつ前記各前進変速ドリブンギヤは前記出力軸上に
一体的に設けられて一変速ドリブンギヤが前記前進低変
速ドライブギヤと前進高変速ドライブギヤの両者に噛合
し、これらの全ての前進変速ドライブギヤおよびドリブ
ンギヤが前記ケースを構成するミッションケースに収容
され、かつ後退用の各ギヤが前記ケースを構成するクラ
ッチハウジングまたはエクステンションハウジングに収
容されていることを特徴とするものである。
かかる構成の変速機においては、入力軸に入力された動
力は第1ドライブギヤおよび第1ドリブンギヤにより第
1副軸に伝達されるとともに、第2ドライブギヤおよび
第2ドリブンギヤにより第2副軸に伝達され、これら両
副軸を回転させる。このため、第1副軸が有する複数の
前進低変速ドライブギヤの1つを同副軸に結合すれば、
動力は同ドライブギヤとこれに噛合する前進変速ドリブ
ンギヤにより出力軸に伝達され、各低変速段に変速され
て出力される。また、第2副軸が有する複数の前進高変
速ドライブギヤの1つを同副軸に結合すれば、動力は同
ドライブギヤとこれに噛合する高変速ドリブンギヤによ
り出力軸に伝達され、各高変速段に変速されて出力され
る。
力は第1ドライブギヤおよび第1ドリブンギヤにより第
1副軸に伝達されるとともに、第2ドライブギヤおよび
第2ドリブンギヤにより第2副軸に伝達され、これら両
副軸を回転させる。このため、第1副軸が有する複数の
前進低変速ドライブギヤの1つを同副軸に結合すれば、
動力は同ドライブギヤとこれに噛合する前進変速ドリブ
ンギヤにより出力軸に伝達され、各低変速段に変速され
て出力される。また、第2副軸が有する複数の前進高変
速ドライブギヤの1つを同副軸に結合すれば、動力は同
ドライブギヤとこれに噛合する高変速ドリブンギヤによ
り出力軸に伝達され、各高変速段に変速されて出力され
る。
このように、本考案に係る変速機は多段変速の機能を備
えているが、各軸が互いに平行に配置されて軸方向に重
合するため変速機の軸長が大きく短縮され、かつ出力軸
を入力軸に対して下方へ位置させることができる。従っ
て、当該変速機は車両の形式の如何にかかわらず車両へ
の搭載性が極めて良好である。
えているが、各軸が互いに平行に配置されて軸方向に重
合するため変速機の軸長が大きく短縮され、かつ出力軸
を入力軸に対して下方へ位置させることができる。従っ
て、当該変速機は車両の形式の如何にかかわらず車両へ
の搭載性が極めて良好である。
しかして、本考案においては、出力軸上の前進変速ドリ
ブンギヤを両副軸上の2つの前進変速ドライブギヤに噛
合させてこれら両変速ドライブギヤが2つのドリブンギ
ヤを共用する構成にしているため、各軸の軸長を一層短
縮することができる。また、後退用の各ギヤをミッショ
ンケース外のクラッチハウジングまたはエクステンショ
ンハウジングに収容しているため各軸の軸支部間距離が
短縮され、特に軸支部にテーパローラベアリングを使用
している場合のプレロードに対する熱的影響を抑制する
ことができる。さらにまた、各副軸上の前進変速ドライ
ブギヤが副軸に対して回転可能に組付けられているた
め、ニュートラル時前進変速用の各ギヤは回転せずニュ
ートラル時の歯ガタ打音の発生が解消される。
ブンギヤを両副軸上の2つの前進変速ドライブギヤに噛
合させてこれら両変速ドライブギヤが2つのドリブンギ
ヤを共用する構成にしているため、各軸の軸長を一層短
縮することができる。また、後退用の各ギヤをミッショ
ンケース外のクラッチハウジングまたはエクステンショ
ンハウジングに収容しているため各軸の軸支部間距離が
短縮され、特に軸支部にテーパローラベアリングを使用
している場合のプレロードに対する熱的影響を抑制する
ことができる。さらにまた、各副軸上の前進変速ドライ
ブギヤが副軸に対して回転可能に組付けられているた
め、ニュートラル時前進変速用の各ギヤは回転せずニュ
ートラル時の歯ガタ打音の発生が解消される。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明するに、第1
図〜第3図には本考案に係る変速機の第1実施例である
フロントエンジン・リヤドライブ(FR)車用のトラン
スミッションが示されている。第1図は第3図の矢印I
−I線方向の断面図、第2図は第3図の矢印II-II線方
向の断面図である。
図〜第3図には本考案に係る変速機の第1実施例である
フロントエンジン・リヤドライブ(FR)車用のトラン
スミッションが示されている。第1図は第3図の矢印I
−I線方向の断面図、第2図は第3図の矢印II-II線方
向の断面図である。
しかして、当該トランスミッションTM1はインプット
シャフト11、アウトプットシャフト12、第1および
第2カウンタシャフト13、14を備え、これら各シャ
フトはクラッチハウジング15a、ミッションケース1
5bおよびエクステンションハウジング15cからなる
ケース15に収容されている。インプットシャフト11
はケース15の前後両壁15d、15eを貫通した状態
にて中間部と後端部の2箇所を同両壁15d、15eに
テーパローラベアリング16a、16bを介して回転可
能に軸支されている。アウトプットシャフト12はイン
プットシャフト11の下方にてケース15の後壁15e
を貫通して前後方向に延びるとともにエクステンション
ハウジング15cの後端から突出していて、その先端部
にて前壁15dに、その中間部にて後壁15eに、その
後端部にてハウジング15cの開口部に各テーパローラ
ベアリング16c、16dおよびボールベアリング16
eを介して回転可能に軸支されている。第1カウンタシ
ャフト13はインプットシャフト11およびアウトプッ
トシャフト12の右側にてこれら両シャフト11、12
に対して平行かつ上下方向の中間に配置され、それらの
両端部にて前後両壁15d、15eにテーパローラベア
リング16f、16gを介して回転可能に軸支されて、
エクステンションハウジング15cにわずかに突出して
いる。第2カウンタシャフト14は両シャフト11、1
2の左側にてテーパローラベアリング16h、16iを
介して回転可能に軸支されている。
シャフト11、アウトプットシャフト12、第1および
第2カウンタシャフト13、14を備え、これら各シャ
フトはクラッチハウジング15a、ミッションケース1
5bおよびエクステンションハウジング15cからなる
ケース15に収容されている。インプットシャフト11
はケース15の前後両壁15d、15eを貫通した状態
にて中間部と後端部の2箇所を同両壁15d、15eに
テーパローラベアリング16a、16bを介して回転可
能に軸支されている。アウトプットシャフト12はイン
プットシャフト11の下方にてケース15の後壁15e
を貫通して前後方向に延びるとともにエクステンション
ハウジング15cの後端から突出していて、その先端部
にて前壁15dに、その中間部にて後壁15eに、その
後端部にてハウジング15cの開口部に各テーパローラ
ベアリング16c、16dおよびボールベアリング16
eを介して回転可能に軸支されている。第1カウンタシ
ャフト13はインプットシャフト11およびアウトプッ
トシャフト12の右側にてこれら両シャフト11、12
に対して平行かつ上下方向の中間に配置され、それらの
両端部にて前後両壁15d、15eにテーパローラベア
リング16f、16gを介して回転可能に軸支されて、
エクステンションハウジング15cにわずかに突出して
いる。第2カウンタシャフト14は両シャフト11、1
2の左側にてテーパローラベアリング16h、16iを
介して回転可能に軸支されている。
インプットシャフト11には大径および小径の2個のギ
ヤが一体的に形成されていて、小径ギヤは低速段用の第
1ドライブギヤ21aを構成しかつ大径ギヤは高速段用
の第2ドライブギヤ22aを構成している。第1ドライ
ブギヤ21aは第1カウンタシャフト13に一体的に形
成された第1ドリブンギヤ21bに常時噛合し、かつ第
2ドライブギヤ22aは第2カウンタシャフト14に一
体的に組付けられた第2ドリブンギヤ22bに常時噛合
している。第1カウンタシャフト13上には、1速ドラ
イブギヤ23aと2速ドライブギヤ23bとが第1シン
クロメッシュ31を挟んで回転可能に組付けられてい
る。各ドライブギヤ23a、23bはシンクロメッシュ
31のスリーブ31aの軸方向の摺動により、第1カウ
ンタシャフト13に対して選択的に結合するとともに同
時に非結合状態ともなる。また、第2カウンタシャフト
14上には3速ドライブギヤ23cと4速ドライブギヤ
23dとが第2シンクロメッシュ32を挟んで回転可能
に組付けられ、かつ4速ドライブギヤ23dと第2ドリ
ブンギヤ22b間に5速ドライブギヤ23eと第3シン
クロメッシュ33とが組付けられている。5速ドライブ
ギヤ23eは回転可能に組付けられている。3速および
4速ドライブギヤ23c、23dはシンクロメッシュ3
2のスリーブ32aの軸方向の摺動により、第2カウン
タシャフト14に対して選択的に結合するとともに同時
に非結合状態ともなり、また5速ドライブギヤ23eは
シンクロメッシュ33のスリーブ33aの軸方向の摺動
により第2カウンタシャフト14に対して結合、非結合
状態になる。第1カウンタシャフト13の後端部上には
リバースドライブギヤ23fが一体的に組付けられてお
り、同ギヤ23fはエクステンションハウジング15c
内に収容され、同ギヤ23fを除く上記した各ギヤは全
てミッションケース15b内に収容されている。
ヤが一体的に形成されていて、小径ギヤは低速段用の第
1ドライブギヤ21aを構成しかつ大径ギヤは高速段用
の第2ドライブギヤ22aを構成している。第1ドライ
ブギヤ21aは第1カウンタシャフト13に一体的に形
成された第1ドリブンギヤ21bに常時噛合し、かつ第
2ドライブギヤ22aは第2カウンタシャフト14に一
体的に組付けられた第2ドリブンギヤ22bに常時噛合
している。第1カウンタシャフト13上には、1速ドラ
イブギヤ23aと2速ドライブギヤ23bとが第1シン
クロメッシュ31を挟んで回転可能に組付けられてい
る。各ドライブギヤ23a、23bはシンクロメッシュ
31のスリーブ31aの軸方向の摺動により、第1カウ
ンタシャフト13に対して選択的に結合するとともに同
時に非結合状態ともなる。また、第2カウンタシャフト
14上には3速ドライブギヤ23cと4速ドライブギヤ
23dとが第2シンクロメッシュ32を挟んで回転可能
に組付けられ、かつ4速ドライブギヤ23dと第2ドリ
ブンギヤ22b間に5速ドライブギヤ23eと第3シン
クロメッシュ33とが組付けられている。5速ドライブ
ギヤ23eは回転可能に組付けられている。3速および
4速ドライブギヤ23c、23dはシンクロメッシュ3
2のスリーブ32aの軸方向の摺動により、第2カウン
タシャフト14に対して選択的に結合するとともに同時
に非結合状態ともなり、また5速ドライブギヤ23eは
シンクロメッシュ33のスリーブ33aの軸方向の摺動
により第2カウンタシャフト14に対して結合、非結合
状態になる。第1カウンタシャフト13の後端部上には
リバースドライブギヤ23fが一体的に組付けられてお
り、同ギヤ23fはエクステンションハウジング15c
内に収容され、同ギヤ23fを除く上記した各ギヤは全
てミッションケース15b内に収容されている。
一方、アウトプットシャフト12上には大径ギヤと小径
ギヤが一体的に形成されていて、大径ギヤは両カウンタ
シャフト13、14上の両ドライブギヤ23a、23c
に常時噛合する1速、3速ドリブンギヤ24aに構成さ
れ、かつ小径ギヤは両ドライブギヤ23b、23dに常
時噛合する2速、4速ドリブンギヤ24bに構成されて
いる。また、アウトプットシャフト12上には、ドリブ
ンギヤ24bの一側に5速ドリブンギヤ24cが一体的
に設けられている。同ギヤ24cは第2カウンタシャフ
ト14の5速ドライブギヤ23eに常時噛合している。
このアウトプットシャフト12上の中間部にはリバース
ドリブンギヤ24dが一体的に組付けられていて、同ギ
ヤ24dはエクステンションハウジング15c内に収容
され、同ギヤ24dを除く上記した各ギヤは全てミッシ
ョケース15b内に収容されている。
ギヤが一体的に形成されていて、大径ギヤは両カウンタ
シャフト13、14上の両ドライブギヤ23a、23c
に常時噛合する1速、3速ドリブンギヤ24aに構成さ
れ、かつ小径ギヤは両ドライブギヤ23b、23dに常
時噛合する2速、4速ドリブンギヤ24bに構成されて
いる。また、アウトプットシャフト12上には、ドリブ
ンギヤ24bの一側に5速ドリブンギヤ24cが一体的
に設けられている。同ギヤ24cは第2カウンタシャフ
ト14の5速ドライブギヤ23eに常時噛合している。
このアウトプットシャフト12上の中間部にはリバース
ドリブンギヤ24dが一体的に組付けられていて、同ギ
ヤ24dはエクステンションハウジング15c内に収容
され、同ギヤ24dを除く上記した各ギヤは全てミッシ
ョケース15b内に収容されている。
なお、当該トランスミッションTM1においては、イン
プットシャフト11が図示しないクラッチを介してエン
ジンのクランクシャフトに連結され、かつアウトプット
シャフト12が図示しないリヤプロペラシャフトに連結
される。また、リバースドライブギヤ23fとリバース
ドリブンギヤ24dとの連結はエクステンションハウジ
ング15c内に配設された図示しないリバースドライブ
ギヤの軸方向の移動により断続される。
プットシャフト11が図示しないクラッチを介してエン
ジンのクランクシャフトに連結され、かつアウトプット
シャフト12が図示しないリヤプロペラシャフトに連結
される。また、リバースドライブギヤ23fとリバース
ドリブンギヤ24dとの連結はエクステンションハウジ
ング15c内に配設された図示しないリバースドライブ
ギヤの軸方向の移動により断続される。
かかる構成のトランスミッションTM1においては、エ
ンジンからの動力がインプットシャフト11に入力され
ると第1ドライブギヤ21aおよびドリブンギヤ21b
により第1カウンタシャフト13へ伝達されるととも
に、第2ドライブギヤ22aおよびドリブンギヤ22b
により第2カウンタシャフト14へ伝達され、両カウン
タシャフト13、14が回転する。この状態において第
1シンクロメッシュ31の操作により1速ドライブギヤ
23aを第1カウンタシャフト13に結合すると、同カ
ウンタシャフト13の動力は1点鎖線aで示すようにア
ウトプットシャフト12に伝達され、かつ2速ドライブ
ギヤ23bを第1カウンタシャフト13に結合すると、
同カウンタシャフト13の動力は1点鎖線bで示すよう
にアウトプットシャフト12に伝達される。また、第2
シンクロメッシュ32の操作により3速ドライブギヤ2
3cを第2カウンタシャフト14に結合すると、同カウ
ンタシャフト14の動力は2点鎖線cで示すようにアウ
トプットシャフト12に伝達され、かつ4速ドライブギ
ヤ23dを第2カウンタシャフト14に結合すると、同
カウンタシャフト14の動力は2点鎖線dで示すように
アウトプットシャフト12に伝達される。さらにまた、
第3シンクロメッシュ33の操作により5速ドライブギ
ヤ23eを第2カウンタシャフト14に結合すると、イ
ンプットシャフト11の動力は3点鎖線eで示すように
アウトプットシャフト12に伝達される。従って、エン
ジンからの動力は前進5段に変速されてアウトプットシ
ャフト12から出力される。
ンジンからの動力がインプットシャフト11に入力され
ると第1ドライブギヤ21aおよびドリブンギヤ21b
により第1カウンタシャフト13へ伝達されるととも
に、第2ドライブギヤ22aおよびドリブンギヤ22b
により第2カウンタシャフト14へ伝達され、両カウン
タシャフト13、14が回転する。この状態において第
1シンクロメッシュ31の操作により1速ドライブギヤ
23aを第1カウンタシャフト13に結合すると、同カ
ウンタシャフト13の動力は1点鎖線aで示すようにア
ウトプットシャフト12に伝達され、かつ2速ドライブ
ギヤ23bを第1カウンタシャフト13に結合すると、
同カウンタシャフト13の動力は1点鎖線bで示すよう
にアウトプットシャフト12に伝達される。また、第2
シンクロメッシュ32の操作により3速ドライブギヤ2
3cを第2カウンタシャフト14に結合すると、同カウ
ンタシャフト14の動力は2点鎖線cで示すようにアウ
トプットシャフト12に伝達され、かつ4速ドライブギ
ヤ23dを第2カウンタシャフト14に結合すると、同
カウンタシャフト14の動力は2点鎖線dで示すように
アウトプットシャフト12に伝達される。さらにまた、
第3シンクロメッシュ33の操作により5速ドライブギ
ヤ23eを第2カウンタシャフト14に結合すると、イ
ンプットシャフト11の動力は3点鎖線eで示すように
アウトプットシャフト12に伝達される。従って、エン
ジンからの動力は前進5段に変速されてアウトプットシ
ャフト12から出力される。
ところで、当該トランスミッションTM1においては、
インプットシャフト11、アウトプットシャフト12お
よび両カウンタシャフト13、14の全てが互いに平行
に配置されているため、インプットシャフト11とアウ
トプットシャフト12とが軸方向に重合している長さ分
トランスミッションの軸長が大きく短縮される。従っ
て、トランスミッションTM1は小型かつ軽量化される
とともに車両への搭載性が向上し、さらに各シャフト1
1〜14における軸支部間の距離が短縮されるため、各
テーパローラベアリングのプレロードに対する熱的影響
を抑制することができる。また、アウトプットシャフト
12がインプットシャフト11に対して所定量下方へ配
置されているため、アウトプットシャフト12に連結さ
れるリヤプロペラシャフトが従来に比して低い位置とな
り、この点においても車両への搭載性が向上する。
インプットシャフト11、アウトプットシャフト12お
よび両カウンタシャフト13、14の全てが互いに平行
に配置されているため、インプットシャフト11とアウ
トプットシャフト12とが軸方向に重合している長さ分
トランスミッションの軸長が大きく短縮される。従っ
て、トランスミッションTM1は小型かつ軽量化される
とともに車両への搭載性が向上し、さらに各シャフト1
1〜14における軸支部間の距離が短縮されるため、各
テーパローラベアリングのプレロードに対する熱的影響
を抑制することができる。また、アウトプットシャフト
12がインプットシャフト11に対して所定量下方へ配
置されているため、アウトプットシャフト12に連結さ
れるリヤプロペラシャフトが従来に比して低い位置とな
り、この点においても車両への搭載性が向上する。
しかして、当該トランスミッションTM1においては、
アウトプットシャフト12上のドリブンギヤ24aを両
カウンタシャフト13,14上の1速および3速ドライ
ブギヤ23a,23cの2つのギヤに噛合させるととも
に、ドリブンギヤ24bを両カウンタシャフト13,1
4上の2速および4速ドライブギヤ23b,23dの2
つのギヤに噛合させ、両ドライブギヤ23a,23cお
よび23b,23dが1つのドリブンギヤ24aおよび
24bを共用する構成にしている。このため、各軸11
〜14の軸長を一層短縮することができる。また、リバ
ース用の各ギヤ23f,24d等をエクステンションハ
ウジング15cに収容しているため、各軸11〜14の
軸支部間距離が短縮され、テーパローラベアリング16
a〜16iのプレロードに対する熱的影響を抑制するこ
とができる。さらにまた、両カウンタシャフト13,1
4上の各変速ドライブギヤ23a〜23eは同シャフト
13,14に対して回転可能に組付けられているため、
ニュートラル時1速〜5速用の各ギヤ23a〜23e、
24a〜24cは回転せずニュートラル時の歯ガタ打音
の発生が解消される。
アウトプットシャフト12上のドリブンギヤ24aを両
カウンタシャフト13,14上の1速および3速ドライ
ブギヤ23a,23cの2つのギヤに噛合させるととも
に、ドリブンギヤ24bを両カウンタシャフト13,1
4上の2速および4速ドライブギヤ23b,23dの2
つのギヤに噛合させ、両ドライブギヤ23a,23cお
よび23b,23dが1つのドリブンギヤ24aおよび
24bを共用する構成にしている。このため、各軸11
〜14の軸長を一層短縮することができる。また、リバ
ース用の各ギヤ23f,24d等をエクステンションハ
ウジング15cに収容しているため、各軸11〜14の
軸支部間距離が短縮され、テーパローラベアリング16
a〜16iのプレロードに対する熱的影響を抑制するこ
とができる。さらにまた、両カウンタシャフト13,1
4上の各変速ドライブギヤ23a〜23eは同シャフト
13,14に対して回転可能に組付けられているため、
ニュートラル時1速〜5速用の各ギヤ23a〜23e、
24a〜24cは回転せずニュートラル時の歯ガタ打音
の発生が解消される。
第4図および第5図には本考案に係る変速機の第2実施
例であるフロントエンジン・フロントドライブ(FF)
車用のトランスミッションが示されている。第4図は第
1図にかつ第5図は第2図に略対応するものであり、当
該トランスミッションTM2においては第1実施例のト
ランスミッションTM1と同一の構成部材については同
一の符号が付されている。アウトプットシャフト12に
おいては短尺に形成され、かつアウトプットギヤ34が
一体的に形成または結合されている。
例であるフロントエンジン・フロントドライブ(FF)
車用のトランスミッションが示されている。第4図は第
1図にかつ第5図は第2図に略対応するものであり、当
該トランスミッションTM2においては第1実施例のト
ランスミッションTM1と同一の構成部材については同
一の符号が付されている。アウトプットシャフト12に
おいては短尺に形成され、かつアウトプットギヤ34が
一体的に形成または結合されている。
しかして、当該トランスミッションTM2はディファレ
ンシャル40を備えている。このディファレンシャル4
0のデフケース41の外周にはリングギヤ42が組付け
られていて、同リングギヤ42はアウトプットシャフト
12上のアウトプットギヤ34に常時噛合している。従
って、当該トランスミッションTM2においてアウトプ
ットシャフト12に伝達された動力はアウトプットギヤ
34およびリングギヤ42によりデフケース41に入力
され、かつ各サイドギヤ43a、43bから各サイドギ
ヤシャフト44a、44bに分配されて、図示しない左
右の前輪側へ出力される。なお、その他の構成は第1実
施例のトランスミッションTM1と同様に構成されてい
て、これと同様の作用効果を奏する。
ンシャル40を備えている。このディファレンシャル4
0のデフケース41の外周にはリングギヤ42が組付け
られていて、同リングギヤ42はアウトプットシャフト
12上のアウトプットギヤ34に常時噛合している。従
って、当該トランスミッションTM2においてアウトプ
ットシャフト12に伝達された動力はアウトプットギヤ
34およびリングギヤ42によりデフケース41に入力
され、かつ各サイドギヤ43a、43bから各サイドギ
ヤシャフト44a、44bに分配されて、図示しない左
右の前輪側へ出力される。なお、その他の構成は第1実
施例のトランスミッションTM1と同様に構成されてい
て、これと同様の作用効果を奏する。
第1図は本考案の第1実施例に係る変速機における第3
図の矢印I−I線方向の断面図、第2図は同変速機にお
ける第3図の矢印II-II線方向の断面図、第3図は同変
速機における各軸の配置図、第4図は第2実施例に係る
変速機の第1図に対応する断面図、第5図は同変速機の
第2図に対応する断面図である。 符号の説明 11……インプットシャフト、12……アウトプットシ
ャフト、13、14……カウンタシャフト、15……ケ
ース、15a……クラッチハウジング、15b……ミッ
ションケース、15c……エクステンションハウジン
グ、21a、22a……ドライブギヤ、21b、22b
……ドリブンギヤ、23a〜23e……1速〜5速ドラ
イブギヤ、23f……リバースドライブギヤ、24a、
24b……1速〜4速ドリブンギヤ、24c……5速ド
リブンギヤ、24d……リバースドリブンギヤ、34…
…アウトプットギヤ、40……ディファレンシャル。
図の矢印I−I線方向の断面図、第2図は同変速機にお
ける第3図の矢印II-II線方向の断面図、第3図は同変
速機における各軸の配置図、第4図は第2実施例に係る
変速機の第1図に対応する断面図、第5図は同変速機の
第2図に対応する断面図である。 符号の説明 11……インプットシャフト、12……アウトプットシ
ャフト、13、14……カウンタシャフト、15……ケ
ース、15a……クラッチハウジング、15b……ミッ
ションケース、15c……エクステンションハウジン
グ、21a、22a……ドライブギヤ、21b、22b
……ドリブンギヤ、23a〜23e……1速〜5速ドラ
イブギヤ、23f……リバースドライブギヤ、24a、
24b……1速〜4速ドリブンギヤ、24c……5速ド
リブンギヤ、24d……リバースドリブンギヤ、34…
…アウトプットギヤ、40……ディファレンシャル。
Claims (1)
- 【請求項1】ケース内にて回転可能に軸支され低速段用
の第1ドライブギヤおよび高速段用の第2ドライブギヤ
を有する入力軸と、同ケース内にて回転可能に軸支され
て前記入力軸に対して平行に配置され各変速段用の複数
の前進変速ドリブンギヤを有する出力軸と、同ケース内
にて回転可能に軸支されて前記両軸に対して平行に配置
され前記第1ドライブギヤに噛合する低速段用の第1ド
リブンギヤおよび前記各前進変速ドリブンギヤに噛合す
る複数の前進低変速ドライブギヤを有する第1副軸と、
同ケース内にて回転可能に軸支されて前記3つの軸に対
して平行に配置され前記第2ドライブギヤに噛合する高
速段用の第2ドリブンギヤおよび前記各前進変速ドリブ
ンギヤに噛合する複数の前進高変速ドライブギヤを有す
る第2副軸を備え、前記各前進低変速ドライブギヤは前
記第1副軸上に回転可能かつ同軸に対する結合を断続可
能に組付けられているとともに、前記各前進高変速ドラ
イブギヤは前記第2副軸上に回転可能かつ同軸に対する
結合を断続可能に組付けられ、かつ前記各前進変速ドリ
ブンギヤは前記出力軸上に一体的に設けられて一変速ド
リブンギヤが前記前進低変速ドライブギヤと前進高変速
ドライブギヤの両者に噛合し、これらの全ての前進変速
ドライブギヤおよびドリブンギヤが前記ケースを構成す
るミッションケースに収容され、かつ後退用の各ギヤが
前記ケースを構成するクラッチハウジングまたはエクス
テンションハウジングに収容されている車両用手動変速
機。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13483587U JPH0611409Y2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 | 車両用手動変速機 |
| EP88307596A EP0304275A3 (en) | 1987-08-18 | 1988-08-16 | Manual transmission for motor vehicle |
| US07/233,035 US4916960A (en) | 1987-08-18 | 1988-08-17 | Manual transmission for motor vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13483587U JPH0611409Y2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 | 車両用手動変速機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6439950U JPS6439950U (ja) | 1989-03-09 |
| JPH0611409Y2 true JPH0611409Y2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=31393937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13483587U Expired - Lifetime JPH0611409Y2 (ja) | 1987-08-18 | 1987-09-03 | 車両用手動変速機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611409Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-03 JP JP13483587U patent/JPH0611409Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6439950U (ja) | 1989-03-09 |
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