JPH0611503Y2 - 電磁石による表示器 - Google Patents
電磁石による表示器Info
- Publication number
- JPH0611503Y2 JPH0611503Y2 JP1986152904U JP15290486U JPH0611503Y2 JP H0611503 Y2 JPH0611503 Y2 JP H0611503Y2 JP 1986152904 U JP1986152904 U JP 1986152904U JP 15290486 U JP15290486 U JP 15290486U JP H0611503 Y2 JPH0611503 Y2 JP H0611503Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electromagnet
- permanent magnet
- core portion
- shaped
- iron core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、送電線の故障区間検出システム等において、
故障区間を表示するために鉄塔等に設置される表示器に
関する。
故障区間を表示するために鉄塔等に設置される表示器に
関する。
送電系統における地絡事故等の故障区間を検出するシス
テムにおいては、現場における復旧作業を容易にするた
め、故障が発生したことを表示する表示器を鉄塔等に設
け、どの送電区間に事故が起こったかを遠方からでも確
認できるようにすることが必要となる。
テムにおいては、現場における復旧作業を容易にするた
め、故障が発生したことを表示する表示器を鉄塔等に設
け、どの送電区間に事故が起こったかを遠方からでも確
認できるようにすることが必要となる。
従来の表示器には、第5図に示すように、樹脂製のパイ
プ11の内部に赤色の筒状の表示布12を蛇腹状に収納した
ものがあった。この表示布12の下端には重り13が取り付
けられ、同重り13にはシャフト14が連結されている。シ
ャフト14の上端は、常時はレバー15によって係止され、
直流ソレノイド16の可動鉄片17の先端に前記レバー15の
一部が係止することにより、シャフト14が落下しないよ
うになっている。
プ11の内部に赤色の筒状の表示布12を蛇腹状に収納した
ものがあった。この表示布12の下端には重り13が取り付
けられ、同重り13にはシャフト14が連結されている。シ
ャフト14の上端は、常時はレバー15によって係止され、
直流ソレノイド16の可動鉄片17の先端に前記レバー15の
一部が係止することにより、シャフト14が落下しないよ
うになっている。
故障区間検出器等の動作により直流ソレノイド16が付勢
され、可動鉄片17が吸引される。これにより、レバー15
の上端部が支持を失い、シャフト14が重り13の重量によ
って落下する。第6図はそのときの状態を示すものであ
る。このようにして、表示布12が垂れ下がり、遠方から
でも故障区間を確認することができる。
され、可動鉄片17が吸引される。これにより、レバー15
の上端部が支持を失い、シャフト14が重り13の重量によ
って落下する。第6図はそのときの状態を示すものであ
る。このようにして、表示布12が垂れ下がり、遠方から
でも故障区間を確認することができる。
このような従来の表示器においては、直流ソレノイド16
及び可動鉄片17,レバー15という機械的な動作機構によ
って表示布12を保持している。そこで、機構部分の工作
精度及び耐久性による信頼性の低下が問題であった。こ
のため、動作機構の簡素化及び素材の選定による耐久性
の向上を図っているが、信頼性の低下を完全に防ぐこと
が困難であった。
及び可動鉄片17,レバー15という機械的な動作機構によ
って表示布12を保持している。そこで、機構部分の工作
精度及び耐久性による信頼性の低下が問題であった。こ
のため、動作機構の簡素化及び素材の選定による耐久性
の向上を図っているが、信頼性の低下を完全に防ぐこと
が困難であった。
更に、従来の表示器では、表示布12を元のようにパイプ
11内に収納する場合、シャフト14の先端とレバー15との
係合が難しく、ワンタッチで元に戻すことはできなかっ
た。
11内に収納する場合、シャフト14の先端とレバー15との
係合が難しく、ワンタッチで元に戻すことはできなかっ
た。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みて案出された
ものであり、機械的な作動機構を皆無にして、動作時の
信頼性を向上させることを目的とする。
ものであり、機械的な作動機構を皆無にして、動作時の
信頼性を向上させることを目的とする。
この目的を達成するため、本考案の表示器は、動作信号
入力時に表示布がケーシングから外部に垂下する構成の
表示器において、円筒状の外部鉄心部と中央の棒状鉄心
部と前記外部鉄心部及び棒状鉄心部のそれぞれの上部を
連結する継鉄部からなる電磁石鉄心と、同電磁石鉄心の
内部空間上部の前記棒状鉄心部の回りに巻回された円形
のコイルと、前記電磁石鉄心の内部空間に前記棒状鉄心
部を囲む状態に蛇腹状に畳んだ状態で収納される筒状の
表示布と、同表示布の下部に取り付けられた、前記外部
鉄心部及び棒状鉄心部の下端に吸着する円板状の永久磁
石とを備え、かつ、前記コイルが前記動作信号によって
励磁されたときに前記電磁石鉄心と前記永久磁石との吸
着面が同極性の磁極となるように前記永久磁石の極性を
設定したことを特徴とする。
入力時に表示布がケーシングから外部に垂下する構成の
表示器において、円筒状の外部鉄心部と中央の棒状鉄心
部と前記外部鉄心部及び棒状鉄心部のそれぞれの上部を
連結する継鉄部からなる電磁石鉄心と、同電磁石鉄心の
内部空間上部の前記棒状鉄心部の回りに巻回された円形
のコイルと、前記電磁石鉄心の内部空間に前記棒状鉄心
部を囲む状態に蛇腹状に畳んだ状態で収納される筒状の
表示布と、同表示布の下部に取り付けられた、前記外部
鉄心部及び棒状鉄心部の下端に吸着する円板状の永久磁
石とを備え、かつ、前記コイルが前記動作信号によって
励磁されたときに前記電磁石鉄心と前記永久磁石との吸
着面が同極性の磁極となるように前記永久磁石の極性を
設定したことを特徴とする。
本考案では、表示布は、電磁石鉄心に永久磁石を吸着さ
せることによりケーシング内に折り込まれた状態で収納
されている。通常状態では永久磁石の磁束は棒状鉄心
部、継鉄部及び外部鉄心部との間で閉ループ磁路が形成
され、安定した状態で永久磁石は電磁石鉄心に吸着され
ている。
せることによりケーシング内に折り込まれた状態で収納
されている。通常状態では永久磁石の磁束は棒状鉄心
部、継鉄部及び外部鉄心部との間で閉ループ磁路が形成
され、安定した状態で永久磁石は電磁石鉄心に吸着され
ている。
故障区間検出器等の作動により動作信号が入力される
と、コイルが励磁され、永久磁石との接着面において、
鉄心に永久磁石と同極性の磁極が生じる。したがって、
永久磁石は磁気反発力により鉄心から引き離される。そ
の結果、筒内に収納されていた表示布が垂れ下がる。し
たがって、これを遠方のいずれの方向からでも確認する
ことができる。点検が終了すれば、表示布を筒内に押し
込み、下端の永久磁石を鉄心に吸着するだけで元の状態
に復元することができる。
と、コイルが励磁され、永久磁石との接着面において、
鉄心に永久磁石と同極性の磁極が生じる。したがって、
永久磁石は磁気反発力により鉄心から引き離される。そ
の結果、筒内に収納されていた表示布が垂れ下がる。し
たがって、これを遠方のいずれの方向からでも確認する
ことができる。点検が終了すれば、表示布を筒内に押し
込み、下端の永久磁石を鉄心に吸着するだけで元の状態
に復元することができる。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて具体的に説
明する。
明する。
第1図は本考案の実施例を示すものである。表示器は、
電磁石1と、永久磁石2とによって構成され、更に電磁
石1は、ケーシングを兼ねた筒形の外部鉄心部1aと中
央の棒状鉄心部1bと継鉄部1cからなる電磁石鉄心及
び電磁石鉄心の内部空間上部の前記棒状鉄心部の回りに
巻回された円形のコイル4とより構成されている。また
電磁石1の内部には表示布3の上端が固着され、表示布
3の下端には永久磁石2が固着されている。電磁石1を
励磁したときに永久磁石2と鉄心との吸着面が互いに同
極性となるように、コイル4の極性が設定される。
電磁石1と、永久磁石2とによって構成され、更に電磁
石1は、ケーシングを兼ねた筒形の外部鉄心部1aと中
央の棒状鉄心部1bと継鉄部1cからなる電磁石鉄心及
び電磁石鉄心の内部空間上部の前記棒状鉄心部の回りに
巻回された円形のコイル4とより構成されている。また
電磁石1の内部には表示布3の上端が固着され、表示布
3の下端には永久磁石2が固着されている。電磁石1を
励磁したときに永久磁石2と鉄心との吸着面が互いに同
極性となるように、コイル4の極性が設定される。
上記のように構成された表示器において、非動作時は、
永久磁石2の磁力により該永久磁石2は電磁石1の外部
鉄心部1a及び棒状鉄心部1bの下端に吸引されてい
る。そして、継鉄部1cによって閉ループ磁路が形成さ
れている。
永久磁石2の磁力により該永久磁石2は電磁石1の外部
鉄心部1a及び棒状鉄心部1bの下端に吸引されてい
る。そして、継鉄部1cによって閉ループ磁路が形成さ
れている。
更に、この状態では、表示布3は、電磁石1と永久磁石
2との間に挟まれた空間に収納され、第3図に示すよう
に、外部から目視することはできない。この状態で電磁
石1のコイル4に電流を流すと、電磁石1は、第2図に
示すように吸引している永久磁石2と同極性の磁極とな
る。したがって、電磁石1と永久磁石2との間には反発
力が作用し、第4図に示すように、永久磁石2が落下す
る。これと同時に、表示布3が電磁石1の内部から現
れ、表示器が作動したことを目視で確認できる。
2との間に挟まれた空間に収納され、第3図に示すよう
に、外部から目視することはできない。この状態で電磁
石1のコイル4に電流を流すと、電磁石1は、第2図に
示すように吸引している永久磁石2と同極性の磁極とな
る。したがって、電磁石1と永久磁石2との間には反発
力が作用し、第4図に示すように、永久磁石2が落下す
る。これと同時に、表示布3が電磁石1の内部から現
れ、表示器が作動したことを目視で確認できる。
この表示器を、故障区間検出の対象となる区間毎に鉄塔
等に設置し、電磁石1のソレノイドの端子を故障区間検
出器の出力端子に接続する。故障区間検出器が作動する
と、その区間の表示器が作動し、表示布3が垂れ下が
る。この表示布3は赤色など目立つ色を用いるので、作
動したことを遠方からでも確認でき、点検や補修作業を
いち早く行うことができる。
等に設置し、電磁石1のソレノイドの端子を故障区間検
出器の出力端子に接続する。故障区間検出器が作動する
と、その区間の表示器が作動し、表示布3が垂れ下が
る。この表示布3は赤色など目立つ色を用いるので、作
動したことを遠方からでも確認でき、点検や補修作業を
いち早く行うことができる。
なお、上記実施例では、電磁石1,永久磁石2及び表示
布3を円筒形としたが、本考案はこの実施例に限定され
ることなく、他の任意の筒形状に適用できることは勿論
である。
布3を円筒形としたが、本考案はこの実施例に限定され
ることなく、他の任意の筒形状に適用できることは勿論
である。
以上に説明したように、本考案の表示器は、表示布の動
作機構として機械的な可動要素を使用せず、永久磁石の
吸着力及び電磁石による反発力のみを用いた単純構造で
ある。したがって、表示器動作の復元操作が容易なこ
と、機構部分の錆付き等の不安がないこと、ならびに閉
ループ磁路が形成されることにより動作の安定性が高ま
ることなどから、厳しい環境下においても使用できる極
めて信頼性の高い表示器を提供することができる。
作機構として機械的な可動要素を使用せず、永久磁石の
吸着力及び電磁石による反発力のみを用いた単純構造で
ある。したがって、表示器動作の復元操作が容易なこ
と、機構部分の錆付き等の不安がないこと、ならびに閉
ループ磁路が形成されることにより動作の安定性が高ま
ることなどから、厳しい環境下においても使用できる極
めて信頼性の高い表示器を提供することができる。
更に、電磁石鉄心の外部鉄心部は筒状の表示布の通常時
の収納部を兼ねており、構造が簡素化され、また故障発
生時の点検終了後において表示布を収納するときも永久
磁石を手で持って垂直に押し上げることにより表示布は
簡単に外部鉄心部内に押し込むことができ、そのまま永
久磁石を電磁石鉄心に吸着することにより簡単に元の状
態に復元することができる。
の収納部を兼ねており、構造が簡素化され、また故障発
生時の点検終了後において表示布を収納するときも永久
磁石を手で持って垂直に押し上げることにより表示布は
簡単に外部鉄心部内に押し込むことができ、そのまま永
久磁石を電磁石鉄心に吸着することにより簡単に元の状
態に復元することができる。
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図は電流を
流した動作時の電磁石と永久磁石の極性を示す。第3図
は非動作時の表示器の斜視図、第4図は動作時の表示器
の斜視図、第5図は従来の表示器の非動作時の断面図、
第6図はその動作時の断面図である。 1…電磁石、1a…外部鉄心部 1b…棒状鉄心部、1c…継鉄部 2…永久磁石、3…表示布 4…コイル
流した動作時の電磁石と永久磁石の極性を示す。第3図
は非動作時の表示器の斜視図、第4図は動作時の表示器
の斜視図、第5図は従来の表示器の非動作時の断面図、
第6図はその動作時の断面図である。 1…電磁石、1a…外部鉄心部 1b…棒状鉄心部、1c…継鉄部 2…永久磁石、3…表示布 4…コイル
Claims (1)
- 【請求項1】動作信号入力時に表示布がケーシングから
外部に垂下する構成の表示器において、円筒状の外部鉄
心部と中央の棒状鉄心部と前記外部鉄心部及び棒状鉄心
部のそれぞれの上部を連結する継鉄部からなる電磁石鉄
心と、同電磁石鉄心の内部空間上部の前記棒状鉄心部の
回りに巻回された円形のコイルと、前記電磁石鉄心の内
部空間に前記棒状鉄心部を囲む状態に蛇腹状に畳んだ状
態で収納される筒状の表示布と、同表示布の下部に取り
付けられた、前記外部鉄心部及び棒状鉄心部の下端に吸
着する円板状の永久磁石とを備え、かつ、前記コイルが
前記動作信号によって励磁されたときに前記電磁石鉄心
と前記永久磁石との吸着面が同極性の磁極となるように
前記永久磁石の極性を設定したことを特徴とする電磁石
による表示器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986152904U JPH0611503Y2 (ja) | 1986-10-04 | 1986-10-04 | 電磁石による表示器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986152904U JPH0611503Y2 (ja) | 1986-10-04 | 1986-10-04 | 電磁石による表示器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6358767U JPS6358767U (ja) | 1988-04-19 |
| JPH0611503Y2 true JPH0611503Y2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=31071308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986152904U Expired - Lifetime JPH0611503Y2 (ja) | 1986-10-04 | 1986-10-04 | 電磁石による表示器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611503Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5776110B2 (ja) * | 2012-04-25 | 2015-09-09 | 音羽電機工業株式会社 | 劣化表示器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5264966A (en) * | 1975-11-25 | 1977-05-28 | Nippon Oils & Fats Co Ltd | Leak current sensing device |
-
1986
- 1986-10-04 JP JP1986152904U patent/JPH0611503Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6358767U (ja) | 1988-04-19 |
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