JPH0611530B2 - 内装材用表皮材 - Google Patents
内装材用表皮材Info
- Publication number
- JPH0611530B2 JPH0611530B2 JP61097470A JP9747086A JPH0611530B2 JP H0611530 B2 JPH0611530 B2 JP H0611530B2 JP 61097470 A JP61097470 A JP 61097470A JP 9747086 A JP9747086 A JP 9747086A JP H0611530 B2 JPH0611530 B2 JP H0611530B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin material
- synthetic resin
- resin emulsion
- thickness
- impregnated layer
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- Laminated Bodies (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は内装材用表皮材に関する。さらに詳しくはとく
に自動車用天井材やサンバイザーなどの自動車内装材の
表皮材として用いられる内装材用表皮材に関する。
に自動車用天井材やサンバイザーなどの自動車内装材の
表皮材として用いられる内装材用表皮材に関する。
[従来の技術] 従来より自動車の天井材やサンバイザーなどの自動車内
装材にはソフトな風合を有する不織布あるいは編織布を
表皮材として用い、この表皮材とレジンフェルト、ダン
ボール、発泡プラスチックなどの基材とを接着したもの
などが用いられている。
装材にはソフトな風合を有する不織布あるいは編織布を
表皮材として用い、この表皮材とレジンフェルト、ダン
ボール、発泡プラスチックなどの基材とを接着したもの
などが用いられている。
自動車内装材として用いられる不織布としては、ニード
ルパンチ不織布の片面にバインダーを含浸せしめたもの
などがあるが、不織布はそれ自体通気性に優れたもので
あり、たとえば自動車の天井材として使用し、自動車内
の湿度が高いばあい、水蒸気は容易に不織布中を透過す
るので、該天井材裏面で水蒸気が結露する結果、不織布
を湿らせ、しかも自動車の屋根と天井材との空間では空
気は滞留しやすいので、天井材の裏面で黴が発生した
り、結露によって生じた水滴が汚れを伴って天井材表面
に滲み出してくることがあった。
ルパンチ不織布の片面にバインダーを含浸せしめたもの
などがあるが、不織布はそれ自体通気性に優れたもので
あり、たとえば自動車の天井材として使用し、自動車内
の湿度が高いばあい、水蒸気は容易に不織布中を透過す
るので、該天井材裏面で水蒸気が結露する結果、不織布
を湿らせ、しかも自動車の屋根と天井材との空間では空
気は滞留しやすいので、天井材の裏面で黴が発生した
り、結露によって生じた水滴が汚れを伴って天井材表面
に滲み出してくることがあった。
また、前記表皮材と基材とを接着してなる内装材を製造
する際にはウェルダー加工が施されるばあいがあるが、
かかるウェルダー加工を施すためにはウェルダー性フィ
ルムなどを介在させる必要があった。
する際にはウェルダー加工が施されるばあいがあるが、
かかるウェルダー加工を施すためにはウェルダー性フィ
ルムなどを介在させる必要があった。
さらには、上記のように不織布を天井材あるいは天井材
の表皮材として用いたばあい、不織布は通気性があり、
かつその内部に大きな空隙を有するものであるから、塵
埃がその内部に侵入し、汚れることがあった。
の表皮材として用いたばあい、不織布は通気性があり、
かつその内部に大きな空隙を有するものであるから、塵
埃がその内部に侵入し、汚れることがあった。
そこで上記のような問題点を解決するために従来より、
種々の研究が重ねられており、天井材の裏面で、水蒸気
が結露するのを妨げるために非通気性のフィルムを不織
布と基材との間に介在させ、また不織布内部に塵埃が保
持されるのを阻むために不織布に含浸せられるバインダ
ー量を増すなどの提案がなされている。
種々の研究が重ねられており、天井材の裏面で、水蒸気
が結露するのを妨げるために非通気性のフィルムを不織
布と基材との間に介在させ、また不織布内部に塵埃が保
持されるのを阻むために不織布に含浸せられるバインダ
ー量を増すなどの提案がなされている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記のように不織布と基材との間に非通
気性のフィルムを介在させたばあい、その製造工程が煩
雑となり、量産性の低下を招き、また不織布に含浸せら
れるバインダー量を増すと風合が硬くなるとともに不織
布の重量が増し、しかも所定の形状に成形加工するばあ
い、かかる成形性がきわめてわるくなるという問題があ
った。
気性のフィルムを介在させたばあい、その製造工程が煩
雑となり、量産性の低下を招き、また不織布に含浸せら
れるバインダー量を増すと風合が硬くなるとともに不織
布の重量が増し、しかも所定の形状に成形加工するばあ
い、かかる成形性がきわめてわるくなるという問題があ
った。
そこで本発明者は上記問題点に鑑みてかかる問題点を解
消しうるとともに通気性がなく、しかも耐汚染性に優れ
た内装材用表皮材をうるべく鋭意研究を重ねた結果、繊
維質基材の片面に微小中空体を含有する合成樹脂エマル
ジョンの含浸層が設けられ、かつ該含浸層が緻密化され
た材料を表皮材として用いたばあい、上記のような黴の
発生や通気性がなく、しかも汚れにくく、優れた風合を
有するとともにその製造工程がきわめて簡便であるとい
う全く新しい内装材用表皮材を見出し、本発明を完成す
るに至った。
消しうるとともに通気性がなく、しかも耐汚染性に優れ
た内装材用表皮材をうるべく鋭意研究を重ねた結果、繊
維質基材の片面に微小中空体を含有する合成樹脂エマル
ジョンの含浸層が設けられ、かつ該含浸層が緻密化され
た材料を表皮材として用いたばあい、上記のような黴の
発生や通気性がなく、しかも汚れにくく、優れた風合を
有するとともにその製造工程がきわめて簡便であるとい
う全く新しい内装材用表皮材を見出し、本発明を完成す
るに至った。
[問題点を解決するための手段] すなわち、本発明は繊維質基材の片面に微小中空体を含
有する合成樹脂エマルジョンの含浸層が設けられ、かつ
該含浸層が緻密化されてなる内装材用表皮材に関する。
有する合成樹脂エマルジョンの含浸層が設けられ、かつ
該含浸層が緻密化されてなる内装材用表皮材に関する。
[作用および実施例] 本発明の内装材用表皮材は、繊維質基材の片面に微小中
空体を含有する合成樹脂エマルジョンの含浸層を設け、
かつ該含浸層を緻密化することによりえられる。
空体を含有する合成樹脂エマルジョンの含浸層を設け、
かつ該含浸層を緻密化することによりえられる。
本発明に用いる繊維質基材としては、不織布、フエル
ト、繊維ウェブなどのようなその繊維自体に柔軟性のあ
る素材が用いられる。これらの素材の厚さは、目的とす
る表皮材の強度や厚さならびにその素材の種類などによ
って異なるので一概には決定することはできないが、通
常 0.5〜 4.0mm、なかんづく 1.0〜 3.0mmのものが使用
される。上記の繊維質基材のなかでは、厚さを目的に応
じて容易に調整できるとともに成形性および強度に優れ
たニードルパンチ不織布が好適に使用しうる。
ト、繊維ウェブなどのようなその繊維自体に柔軟性のあ
る素材が用いられる。これらの素材の厚さは、目的とす
る表皮材の強度や厚さならびにその素材の種類などによ
って異なるので一概には決定することはできないが、通
常 0.5〜 4.0mm、なかんづく 1.0〜 3.0mmのものが使用
される。上記の繊維質基材のなかでは、厚さを目的に応
じて容易に調整できるとともに成形性および強度に優れ
たニードルパンチ不織布が好適に使用しうる。
本発明に用いる合成樹脂エマルジョンに含有せられる微
小中空体とは、外壁が熱可塑性樹脂、内部が熱膨張性物
質からなる中空体をいうが、本発明においては上記組成
からなる平均粒子径が5〜50μmの微小球体に表皮材の
製造工程中に加熱処理を施してすでに該微小球体の内部
の熱膨張性物質を膨張させたものが好適に使用される。
小中空体とは、外壁が熱可塑性樹脂、内部が熱膨張性物
質からなる中空体をいうが、本発明においては上記組成
からなる平均粒子径が5〜50μmの微小球体に表皮材の
製造工程中に加熱処理を施してすでに該微小球体の内部
の熱膨張性物質を膨張させたものが好適に使用される。
該微小中空体の具体例としては、外壁が塩化ビニリデン
共重合体であり、内部がたとえばイソブタンなどの低沸
点炭化水素であるマイクロスフェアーF-30(松本油脂製
薬(株)製、熱処理前の微小球の平均粒径:10〜20μ
m)などがあげられる。かかる微小中空体の配合割合は
エマルジョンの全固型分に対して5〜50重量%、なかん
づく10〜30%であるのが好ましい。かかる配合割合は5
重量%未満のばあい、通気性が存在し、また50重量%を
こえると表皮材の耐久性が低下する。
共重合体であり、内部がたとえばイソブタンなどの低沸
点炭化水素であるマイクロスフェアーF-30(松本油脂製
薬(株)製、熱処理前の微小球の平均粒径:10〜20μ
m)などがあげられる。かかる微小中空体の配合割合は
エマルジョンの全固型分に対して5〜50重量%、なかん
づく10〜30%であるのが好ましい。かかる配合割合は5
重量%未満のばあい、通気性が存在し、また50重量%を
こえると表皮材の耐久性が低下する。
前記合成樹脂エマルジョンとしては、たとえば塩化ビニ
リデン系、エチレン- 酢酸ビニル系、エチレン- 塩化ビ
ニル系、アクリル- スチレン系、アクリル- 塩化ビニル
系、ポリエステル系などの合成樹脂エマルジョンをあげ
ることができるが、この合成樹脂エマルジョンに塩化ビ
ニル系、アクリル- 塩化ビニル系、ポリエステル系など
のようなウェルダー性を有する合成樹脂を20〜 100重量
%、なかんづく40〜70重量%含有されたものはウェルダ
ー性のあるフィルムなどを介在せしめることなく、ウェ
ルダー加工が可能となるので、とくに好適に使用しう
る。また合成樹脂エマルジョンには必要に応じて増粘
剤、難燃剤、分散剤、pH調整剤、湿潤剤などを合成樹脂
エマルジョン中の全固形分に対して5〜35重量%、なか
んづく10〜30重量%の範囲内で添加してもよい。
リデン系、エチレン- 酢酸ビニル系、エチレン- 塩化ビ
ニル系、アクリル- スチレン系、アクリル- 塩化ビニル
系、ポリエステル系などの合成樹脂エマルジョンをあげ
ることができるが、この合成樹脂エマルジョンに塩化ビ
ニル系、アクリル- 塩化ビニル系、ポリエステル系など
のようなウェルダー性を有する合成樹脂を20〜 100重量
%、なかんづく40〜70重量%含有されたものはウェルダ
ー性のあるフィルムなどを介在せしめることなく、ウェ
ルダー加工が可能となるので、とくに好適に使用しう
る。また合成樹脂エマルジョンには必要に応じて増粘
剤、難燃剤、分散剤、pH調整剤、湿潤剤などを合成樹脂
エマルジョン中の全固形分に対して5〜35重量%、なか
んづく10〜30重量%の範囲内で添加してもよい。
本発明に用いられる合成樹脂エマルジョンに添加しうる
増粘剤としては、セルロース系、アルギン酸系あるいは
ポリアクリル酸系化合物など、難燃剤としては、リン酸
系、シュウ素系、塩素系化合物や三酸化アンチモン、水
酸化アンモニウムなど、分散剤としては、顔料、水酸化
アルミニウムなどの無機化合物など、pH調整剤として
は、アンモニア水、酢酸、シュウ酸など、また湿潤剤と
しては、ノニオン系あるいはアニオン系界面活性剤、エ
チレングリコールなどがあげられるが、これらの成分
は、単独で用いてもよく、また上記合成樹脂エマルジョ
ン中の全固形分に対して添加可能な範囲内であれば、各
種成分を混合して用いてもよい。
増粘剤としては、セルロース系、アルギン酸系あるいは
ポリアクリル酸系化合物など、難燃剤としては、リン酸
系、シュウ素系、塩素系化合物や三酸化アンチモン、水
酸化アンモニウムなど、分散剤としては、顔料、水酸化
アルミニウムなどの無機化合物など、pH調整剤として
は、アンモニア水、酢酸、シュウ酸など、また湿潤剤と
しては、ノニオン系あるいはアニオン系界面活性剤、エ
チレングリコールなどがあげられるが、これらの成分
は、単独で用いてもよく、また上記合成樹脂エマルジョ
ン中の全固形分に対して添加可能な範囲内であれば、各
種成分を混合して用いてもよい。
前記繊維質基材の重量(以下、F という)と、合成樹脂
エマルジョン中の全固形分量(以下、B という)との比
の値(以下、F/B という)が60/40 〜95/5、好ましくは
70/30 〜90/10 となるように調整して繊維質基材に合成
樹脂エマルジョンがが付着される。かかるF/B は、60/4
0 よりも小さいばあい、えられる表皮材の風合が硬く、
成形性に劣り、また95/5よりも大きいばあい、耐摩耗
性、強伸度などの耐久性が低下するとともに、目的とす
る通気性のないものがえられない。
エマルジョン中の全固形分量(以下、B という)との比
の値(以下、F/B という)が60/40 〜95/5、好ましくは
70/30 〜90/10 となるように調整して繊維質基材に合成
樹脂エマルジョンがが付着される。かかるF/B は、60/4
0 よりも小さいばあい、えられる表皮材の風合が硬く、
成形性に劣り、また95/5よりも大きいばあい、耐摩耗
性、強伸度などの耐久性が低下するとともに、目的とす
る通気性のないものがえられない。
繊維質基材の片面に微小中空体を含有する合成樹脂エマ
ルジョンの含浸層を設けたのち、該含浸層は緻密化され
るが、通常、緻密化を施すためにはカレンダーなどを用
いて合成樹脂エマルジョンの含浸面を加圧または加熱加
圧処理がなされる。前記緻密化は、通常えられる表皮材
が通気性を呈しない程度にまで施される。
ルジョンの含浸層を設けたのち、該含浸層は緻密化され
るが、通常、緻密化を施すためにはカレンダーなどを用
いて合成樹脂エマルジョンの含浸面を加圧または加熱加
圧処理がなされる。前記緻密化は、通常えられる表皮材
が通気性を呈しない程度にまで施される。
上記のようにして緻密化された含浸層の厚さは、えられ
る表皮材の全厚さの10〜50%程度、なかんづく25〜30%
程度であるのが好ましい。
る表皮材の全厚さの10〜50%程度、なかんづく25〜30%
程度であるのが好ましい。
これは、含浸層の厚さが10%未満では通気性をなくすこ
とができず、一方50%をこえると風合が硬くなるととも
に、樹脂の表面への浸み出しが生じやすく、外観上好ま
しくないからである。
とができず、一方50%をこえると風合が硬くなるととも
に、樹脂の表面への浸み出しが生じやすく、外観上好ま
しくないからである。
かくして表皮材は形成されるが表皮材の合成樹脂エマル
ジョン含浸層の反対面には耐摩耗性を高め、装飾効果を
付与せしめるために樹脂プリントを施してもよい。この
樹脂プリントとしては、たとえばアクリル系樹脂やポリ
エステル系樹脂などがあげられるが、その付着量は5〜
15g/m2となるように調整して用いられる。
ジョン含浸層の反対面には耐摩耗性を高め、装飾効果を
付与せしめるために樹脂プリントを施してもよい。この
樹脂プリントとしては、たとえばアクリル系樹脂やポリ
エステル系樹脂などがあげられるが、その付着量は5〜
15g/m2となるように調整して用いられる。
また、えられる表皮材は、軽量化や成形などの加工性の
点から、厚さが 3.0mm以下、目付が 300m/m以下、目付
が 300g/m2以下であることが望ましく、一方、耐久
性や強度などの点から厚さが 1.0mm以上、目付が 120g
/m2以上であるのが好ましい。
点から、厚さが 3.0mm以下、目付が 300m/m以下、目付
が 300g/m2以下であることが望ましく、一方、耐久
性や強度などの点から厚さが 1.0mm以上、目付が 120g
/m2以上であるのが好ましい。
つぎに本発明の表皮材を実施例に基づいてさらに詳細に
説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定されるも
のではない。
説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定されるも
のではない。
実施例1 ポリエステル繊維(繊度:3デニール、繊維長:64mm)
からなるウェブを形成したのち、ニードルバンチ法によ
りパンチフエルト不織布(目付: 184g/m2、厚さ:
3mm)をえた。
からなるウェブを形成したのち、ニードルバンチ法によ
りパンチフエルト不織布(目付: 184g/m2、厚さ:
3mm)をえた。
えられた不織布に、イソブタンを内包し、外殻が塩化ビ
ニリデン共重合体からなる微小球マイクロスフェアーF-
30(松本油脂製薬(株)製)を固形分量で15重量%含有
してなるアクリル- 塩化ビニル系樹脂エマルジョンを泡
立て含浸法により不織布の片面に含浸せしめた。
ニリデン共重合体からなる微小球マイクロスフェアーF-
30(松本油脂製薬(株)製)を固形分量で15重量%含有
してなるアクリル- 塩化ビニル系樹脂エマルジョンを泡
立て含浸法により不織布の片面に含浸せしめた。
この後、ドライヤーにより 150℃で乾燥させると同時に
微小球を発泡させて微小中空体とし、ついでカレンダー
処理を施した。
微小球を発泡させて微小中空体とし、ついでカレンダー
処理を施した。
えられた表皮材は目付が 230g/m2、F/B が80/20 、
総厚さ 2.0mmに対して含浸層の厚さは約1/3 であった。
総厚さ 2.0mmに対して含浸層の厚さは約1/3 であった。
この表皮材の通気度を測定したところ、0cc/cm2/sec
で通気性が全くないことを示した。
で通気性が全くないことを示した。
なお、この表皮材を用いて天井材を作製したところ、え
られた天井材は風合がソフトでクッション性があり、従
来のものに比して汚れが付着しにくく、また、汚れを含
む結露水が染み出すなどの問題も生じなかった。
られた天井材は風合がソフトでクッション性があり、従
来のものに比して汚れが付着しにくく、また、汚れを含
む結露水が染み出すなどの問題も生じなかった。
また、この表皮材を用いてサンバイザーを作製したとこ
ろ、良好なウェルダー性を示し、加工が容易であった。
ろ、良好なウェルダー性を示し、加工が容易であった。
なお、通気度の測定は、下記の方法にしたがって行なっ
た。
た。
(通気度の測定) JIS L-1079 5.20を準用し、フランジール形試験機を用
い、円筒の一端に試験片を取付けたのち、加減抵抗器に
よって傾斜形気圧計が水柱1.27cmの圧力を示すように吹
込み、ポンプを調節して、そのときの垂直形気圧計の示
す圧力と、使用した空気孔の種類とから、試験機に付属
の表によって試験片を通過する空気量(cc/cm2 /sec)
を求める。測定は5回とし、その平均値で表わす。
い、円筒の一端に試験片を取付けたのち、加減抵抗器に
よって傾斜形気圧計が水柱1.27cmの圧力を示すように吹
込み、ポンプを調節して、そのときの垂直形気圧計の示
す圧力と、使用した空気孔の種類とから、試験機に付属
の表によって試験片を通過する空気量(cc/cm2 /sec)
を求める。測定は5回とし、その平均値で表わす。
比較例1 実施例1でえられたニードルパンチ不織布に、アクリル
- 塩化ビニルエマルジョンを46g/m2(固形分量)含
浸した。
- 塩化ビニルエマルジョンを46g/m2(固形分量)含
浸した。
この後、ドライヤーにより 150℃で乾燥させ、ついでカ
レンダー処理を施した。
レンダー処理を施した。
えられた表皮材は目付が 230g/m2、F/B が80/20 、
総厚さ 2.0mmに対して含浸層の厚さは約1/3 であった。
総厚さ 2.0mmに対して含浸層の厚さは約1/3 であった。
この表皮材の通気度を実施例1と同様にして測定したと
ころ、100cc/cm2/secで通気性を呈し、さらにレジン
フェルトと一体成形を施して天井材として用いるとほこ
り汚れが付着しやすく、また結露した水が表面に滲み出
すなどの現象が生じた。
ころ、100cc/cm2/secで通気性を呈し、さらにレジン
フェルトと一体成形を施して天井材として用いるとほこ
り汚れが付着しやすく、また結露した水が表面に滲み出
すなどの現象が生じた。
また、この表皮材をサンバイザーに作製するにはウェル
ダー性のあるフィルムを介在させねばならず、その加工
が煩雑であった。
ダー性のあるフィルムを介在させねばならず、その加工
が煩雑であった。
[発明の効果] 本発明の表皮材は微小中空体を含む合成樹脂エマルジョ
ンの含浸層が緻密化されたものであり、通気性をほとん
ど呈さないので、レジンフエルトなどの基材と組合せて
使用してもその裏面において結露を生じることはなく、
したがって結露によって生じた水が汚れを伴って表面に
滲み出してくることもない。さらに合成樹脂エマルジョ
ンによって緻密化された本発明の表皮材はその内部の空
隙が封鎖されているので、表皮材内部に塵埃が侵入する
ことがない。さらに本発明の表皮材は軽量でかつソフト
な風合を有しており成形性にも優れている。
ンの含浸層が緻密化されたものであり、通気性をほとん
ど呈さないので、レジンフエルトなどの基材と組合せて
使用してもその裏面において結露を生じることはなく、
したがって結露によって生じた水が汚れを伴って表面に
滲み出してくることもない。さらに合成樹脂エマルジョ
ンによって緻密化された本発明の表皮材はその内部の空
隙が封鎖されているので、表皮材内部に塵埃が侵入する
ことがない。さらに本発明の表皮材は軽量でかつソフト
な風合を有しており成形性にも優れている。
しかも、合成樹脂エマルジョンとしてウェルダー性を呈
するものを用いれば、ウェルダー性フィルムを用いる必
要がなくウェルダー加工がきわめて容易となる。
するものを用いれば、ウェルダー性フィルムを用いる必
要がなくウェルダー加工がきわめて容易となる。
Claims (3)
- 【請求項1】繊維質基材の片面に微小中空体を含有する
合成樹脂エマルジョンの含浸層が設けられ、かつ該含浸
層が緻密化されてなる内装材用表皮材。 - 【請求項2】合成樹脂エマルジョンが、ウェルダー性を
有する合成樹脂を主成分とするものである特許請求の範
囲第1項記載の内装材用表皮材。 - 【請求項3】合成樹脂エマルジョンの含浸層の厚さが、
繊維質基材の厚さの10〜50%である特許請求の範囲第1
項記載の内装材用表皮材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61097470A JPH0611530B2 (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 内装材用表皮材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61097470A JPH0611530B2 (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 内装材用表皮材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62253447A JPS62253447A (ja) | 1987-11-05 |
| JPH0611530B2 true JPH0611530B2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=14193193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61097470A Expired - Fee Related JPH0611530B2 (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 内装材用表皮材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611530B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008030380A (ja) | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Mitsubishi Motors Corp | 合成板 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6059183A (ja) * | 1983-09-02 | 1985-04-05 | Badische Yuka Co Ltd | クツシヨン性を有する敷設材の製造方法 |
| JPS60167979A (ja) * | 1984-02-07 | 1985-08-31 | 株式会社大塚紡績工場 | 裏打ちカ−ペツトの製造方法 |
-
1986
- 1986-04-25 JP JP61097470A patent/JPH0611530B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62253447A (ja) | 1987-11-05 |
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