JPH06116476A - ビニル芳香族コポリマーとポリアミド樹脂を基剤とする熱可塑性組成物 - Google Patents

ビニル芳香族コポリマーとポリアミド樹脂を基剤とする熱可塑性組成物

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JPH06116476A
JPH06116476A JP2410346A JP41034690A JPH06116476A JP H06116476 A JPH06116476 A JP H06116476A JP 2410346 A JP2410346 A JP 2410346A JP 41034690 A JP41034690 A JP 41034690A JP H06116476 A JPH06116476 A JP H06116476A
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copolymer
thermoplastic composition
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vinyl aromatic
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JP2410346A
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Gian C Fasulo
ジアン、クラウディオ、ファスロ
Dario Ghidoni
ダリオ、ギドニ
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Montedipe SpA
Original Assignee
Montedipe SpA
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L55/00Compositions of homopolymers or copolymers, obtained by polymerisation reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, not provided for in groups C08L23/00 - C08L53/00
    • C08L55/02ABS [Acrylonitrile-Butadiene-Styrene] polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L51/00Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L51/04Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers grafted on to rubbers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L77/00Compositions of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 機械的特性、剛性および耐熱性が改良された
熱可塑性組成物。 【構成】 (A) ビニル芳香族モノマーとエチレン性不
飽和ニトリルを90:10〜50:50の重量比で含ん
で成り、これらのモノマーをガラス転移温度(Tg)が
0°Cを下回るゴム基剤の存在下にて重合し且つこのゴ
ム基剤上でグラフトした耐衝撃性ビニル芳香族コポリマ
ーと;(B) この耐衝撃性ビニル芳香族コポリマー(A)
とポリアミド樹脂との重量比が80:20〜20:80
となるような量のポリアミド樹脂と、(C) (A) と(B)
との配合物に対して1〜50重量%の量の、ポリアミド
と反応しうる共重合官能化モノマーを含む相溶化コポリ
マーであって、官能化モノマーの濃度がコポリマーの1
0〜50重量%であり且つこれがビニル芳香族モノマー
−エチレン性不飽和ニトリルコポリマー中の共重合した
エチレン性不飽和ニトリルの濃度に実質的に等しいも
の、との配合物を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、耐衝撃性ビニル芳香族コポリマ
ーとポリアミドを基材とする熱可塑性組成物に関する。
更に詳細には、本発明は、機械特性、剛性および耐熱性
が改良され、射出成形および熱成形に特に好適な、耐衝
撃性スチレンコポリマーとポリアミドを基材とする熱可
塑性組成物に関する。
【0002】知られているように、熱可塑性ポリアミド
は、良好な伸びと、特にボール落下試験での高エネルギ
ー吸収と、極めて良好な耐熱性を示す。しかしながら、
切り欠き脆性と亀裂成長と水吸収性が高いため、これら
の樹脂の成形品の製造での使用が極めて制限されてい
る。更に、ポリアミドは耐衝撃性ビニル芳香族コポリマ
ーのような他のポリマーとほとんど相溶性を持たないの
で、配合物成分領域間の界面が弱い部分を提供し、この
部分に沿って材料の破断が生じる。耐衝撃性ビニル芳香
族コポリマーとポリアミドを相溶性にするために、ドイ
ツ国特許第3,120,803号公報にはカルボン酸お
よび/または無水物反応性基2〜50重量%を含むスチ
レンコポリマーから構成される相溶化剤を用いることが
提案された。この特許公報に記載されている相溶化コポ
リマーの分子量は500〜20,000、特に500〜
7,000、好ましくは800〜2,000である。こ
のようにして得られる混合物は耐衝撃強さ(アイゾッ
ト)特性が改良されるが、幾つかの用途では完全に満足
なものではない。
【0003】欧州特許出願第202214号公報によれ
ば、ポリアミド組成物の耐衝撃強さは、(a) C〜C
アルキルメタクリレート、C〜Cアルキルアクリ
レート、メタクリロニトリルおよびアクリロニトリルの
群から選択される少なくとも1種類のモノマー15〜8
5重量%とビニル芳香族モノマー85〜15重量%のグ
ラフト化コポリマーから成る、ゴムにグラフトした組成
物であって、これらのモノマーがガラス転移点が0℃を
下回るゴム物質の存在下にて重合し且つグラフトし、ゴ
ムの重量百分率が5〜80%であり、グラフト化コポリ
マーの重量百分率が95〜20%であるもの5〜79.
5重量%と、(b) ポリアミド94.5〜20重量%
と、(c) ポリアミドと反応することができる共重合し
た官能化モノマーを含んでなる相溶化コポリマーであっ
て、官能化モノマーの濃度がコポリマーの0.05〜4
モル%であるもの0.5〜60重量%とを含む配合物を
調製することによって改良することができる。このよう
にして得られる組成物は、興味深い耐衝撃性の値と良好
な耐熱性の値を有する。しかしながら、これらの組成物
の剛性は極めてよくない。このため、前記組成物は、こ
の特性が決定的な要因となる技術的分野では用いること
ができない。更に、スチレン−無水マレイン酸コポリマ
ーのようなビニル芳香族モノマー−官能化モノマーコポ
リマーを相溶化コポリマーとして用いても、前記の比率
で用いるときにはグラフト化組成物をポリアミドと十分
に相溶化することは出来ない。
【0004】本発明者は、ポリアミド樹脂と反応し且つ
相溶化ポリマー中に含まれる官能基の重量を調節して、
この量をビニル芳香族−エチレン性不飽和ニトリルコポ
リマーのエチレン性不飽和ニトリルの量に実質的に等し
くなるようにすることによって前記の欠点を解決するこ
とができることを見出した。このようにして得られた配
合物は、実際に良好な耐衝撃性と組み合わせて高い耐熱
性と剛性を求められるあらゆる分野において用いるのに
好適な特性の組み合わせを示す。
【0005】それ故、本発明の主題は、機械的、熱的お
よび剛性の特性の有利なバランスを有する熱可塑性組成
物であって、(A) ビニル芳香族モノマーとエチレン性
不飽和ニトリルを90:10〜50:50の重量比で含
んで成り、これらのモノマーをガラス転移温度(Tg)
が0°Cを下回るゴム基剤の存在下にて重合し且つこの
ゴム基剤上でグラフトした耐衝撃性ビニル芳香族コポリ
マーと、(B) この耐衝撃性ビニル芳香族コポリマー
(A) とポリアミド樹脂との重量比が80:20〜20:
80となるような量のポリアミド樹脂と、(C) 耐衝撃
性ビニル芳香族コポリマー(A) とポリアミド樹脂(B) と
の配合物に対して1〜50重量%の量の、ポリアミドと
反応することができる共重合した官能化モノマーを含む
相溶化コポリマーであって、官能化モノマーの濃度がコ
ポリマーの10〜50重量%であり且つこれがビニル芳
香族モノマー−エチレン性不飽和ニトリルコポリマー中
の共重合したエチレン性不飽和ニトリルの濃度に実質的
に等しいもの、とを含んで成る熱可塑性組成物である。
【0006】本明細書に用いられる「実質的に等しい」
という用語は、官能化モノマーの濃度が、ビニル芳香族
−エチレン性不飽和ニトリルコポリマーのエチレン性不
飽和ニトリル濃度に完全に等しいか、またはこの後者の
濃度とは異なるが、差が前記官能化モノマー濃度の+1
0%〜−10%の範囲内にあることを意味する。ビニル
芳香族コポリマー/ポリアミド樹脂(A/B)の重量比
は好ましくは70:30〜30:70であり、相溶化コ
ポリマー(C) の量は好ましくは配合物A+Bに対して5
〜45%である。
【0007】本発明の熱可塑性組成物の成分Aは、Tg
が0°Cを下回るゴム基剤15〜50重量%と、重量比
が90:10〜50:50のビニル芳香族モノマー−エ
チレン性不飽和ニトリル85〜50重量%とを含む耐衝
撃性ビニル芳香族コポリマーであることができる。好ま
しくは、耐衝撃性ビニル芳香族コポリマーはTgが0°
Cを下回るゴム基剤20〜40重量%と、重量比が8
0:20〜60:40のビニル芳香族モノマーとエチレ
ン性不飽和ニトリルから成るコポリマー80〜60重量
%を含む。
【0008】Tgが0°Cを下回り、その上にエチレン
性不飽和ニトリルとビニル芳香族モノマーがエチレン性
不飽和ニトリルビニル芳香族モノマーコポリマーの形態
で部分的にグラフトし、部分的に機械的に密着している
幹であるゴム基剤は、ムーニー粘度が100°Cで10
〜150(ML−4)であって、エチレン、プロピレ
ン、ブテン−1、オクテン−1などのような少なくとも
2種類の異なる線形のα−モノ−オレフィンと、少なく
とももう1種類の他の共重合性モノマー、一般的にポリ
エン、典型的には非共役ジエンとのオレフィン性コポリ
マーであることができる。好ましくは、α−モノ−オレ
フィンの一つはエチレンであり、もう一方はより長い鎖
を有するα−モノオレフィンである。ゴム状コポリマー
中の他のα−モノ−オレフィンに対するエチレンの重量
比は、通常は20/80〜80/20の範囲にある。特
に好ましいコポリマーは、エチレン−プロピレン−非共
役ジエンのターポリマーであって、非共役ジエンが環状
または非環状の5−メチレン−2−ノルボルネン、5−
エチリデン−2−ノルボルネン、5−イソプロピレン−
2−ノルボルネン、ペンタジエン−1,4、ヘキサジエ
ン−1,4、ヘキサジエン−1,5、ヘプタジエン−
1,5、ドデカトリエン−1,7,9、メチル−ヘプタ
ジエン−1,5、ノルボルナジエン−2,5、シクロ−
オクタジエン−1,5、ジジシクロペンタジエン、テト
ラヒドロインデン、5−メチル−テトラヒドロインデン
等であるものである。ゴム状ターポリマーのジエン含量
は、ジエンモノマー単位5〜20重量%であり、好まし
くは8〜18重量%である。
【0009】100°Cで測定したムーニー粘度(ML
−4)が30〜90であり、ヨウ素価が5を上回り、好
ましくは10〜40のゴム状ターポリマーを用いると、
特に興味深い結果が得られる。また、ゴム状基剤はポリ
ブタジエン、ブタジエンとスチレンまたはアクリロニト
リルのようなコモノマーとのポリマーであってブタジエ
ンを少なくとも50重量%、好ましくは80重量%含む
ポリマー、またはブタジエンまたはラジアルブロックゴ
ムを基剤とするブロックポリマーのようなジエンゴムで
あることができる。
【0010】本明細書に用いられる「スチレンモノマ
ー」という用語は、一般式
【化2】 (式中、Xは水素または1〜4個の炭素原子を有するア
ルキル基であり、Yは水素、ハロゲンまたは1〜4個の
炭素原子を有するアルキル基であり、nは0または1〜
5の整数である)を有するエチレン性不飽和化合物を意
味する。
【0011】前記一般式を有するビニル芳香族モノマー
の例は、スチレン;メチル−スチレン;モノ−、ジ−、
トリ−、テトラ−およびペンタ−クロロ−スチレンおよ
び対応するα−メチル−スチレン;核がアルキル化され
たスチレンおよび対応するα−メチル−スチレン、例え
ばオルト−およびパラ−メチル−スチレン;オルト−お
よびパラ−エチル−スチレン;オルト−およびパラ−メ
チル−スチレン等である。これらのモノマーは、単独で
もまたは互いに混合して用いることができる。エチレン
性不飽和ニトリルという用語は、第一に且つ好ましくは
アクリロニトリルを意味するが、メタクリロニトリル、
アクリル酸、メタクリル酸、およびアクリル酸またはメ
タクリル酸のアルキルC〜Cエステルのような他の
アクリル酸モノマーを用いることもできる。
【0012】本発明の組成物に用いられる耐衝撃性スチ
レン性コポリマーを得る共重合法の例は、イタリア国特
許第792,269 号公報及び米国特許第3,819,765 号公報、
第3,489,822 号公報、第3,642,950 号公報及び第3,849,
518 号公報に記載されており、その内容は参考として本
願に包含される。グラフト共重合では、樹脂を形成する
総てのモノマーがゴム幹にグラフトするのではなく、モ
ノマーの一部は遊離樹脂を形成し、グラフトコポリマー
との物理的混合物として存在する。コポリマー中のグラ
フトしたモノマーの量は、生成物を非グラフト化樹脂の
溶媒で抽出することによって定量することができる。
【0013】成分Aは、典型的にはAES樹脂、すなわ
ちEPDMゴム上にスチレン−アクリロニトリルコポリ
マー(SAN)が部分的にグラフトし且つ部分的に機械
的に固着しているものによって構成されているもの、ま
たはABSまたはMBS樹脂、すなわちジエンゴム幹上
に芳香族モノマーおよびアクリロニトリルまたはメタク
リロニトリルがグラフトしているものによって構成され
ているもの、である。
【0014】本発明の目的に有用なポリアミド樹脂(成
分B)は、通常の射出成形可能な、一般的にはナイロン
樹脂として知られるものであって、ラクタム環の開環に
よって得られる脂肪族ポリラクタムと、4〜14個の炭
素原子を有する脂肪族ジアミンと4〜12個の炭素原子
を有する脂肪族ジカルボン酸との重縮合によって製造さ
れるポリアミドとを含む。
【0015】好適なポリアミドの例には、ナイロン4、
ナイロン6、ナイロン7、ナイロン11、ナイロン1
2、ナイロン6,6、ナイロン6,9、ナイロン6,1
0、ナイロン6,12等が挙げられる。部分的に芳香族
性のナイロンを本発明の組成物の成分Bとして用いるこ
ともできる。「部分的に芳香族性のナイロン」という用
語は、脂肪族性ナイロンの脂肪族性残基を芳香族性残基
によって部分的または完全に置換することによって得ら
れるものを意味する。例えば、ナイロン6,6における
アジピン酸残基をテレフタル酸またはイソフタル酸残基
によってまたはその混合物によって置換することがで
き、同様に幾つかのアミン性残基も芳香族性を有するこ
とができる。好ましいポリアミド樹脂は、ナイロン6、
ナイロン6,6、またはナイロン6とナイロン6,6と
のランダムコポリマーである。
【0016】ポリアミド樹脂の平均分子量は10,00
0を上回ることが有利であり、好ましくは15,000
を上回り、融点は好ましくは200°Cを上回る。耐衝
撃性のビニル芳香族コポリマー(A) をポリアミド性樹脂
(B) と相溶性にするのに用いられる成分Cは、アミンま
たはポリアミドのカルボン酸基と反応性の官能基を有す
るコモノマーと共重した、合成分Aに用いられる種類の
ビニル芳香族モノマーである。官能基を有するコモノマ
ーの濃度は、コポリマーに対して15〜50重量%であ
り、好ましくは15〜35%であり、これはビニル芳香
族モノマー−エチレン性不飽和ニトリルコポリマー(A)
中の共重合したエチレン性不飽和ニトリルの濃度に実質
的に等しい。
【0017】官能基を有するコモノマーは、アクリル酸
またはメタクリル酸;フマル酸、マレイン酸、イタコン
酸、アコニット酸、シトラコン酸等のようなジカルボン
酸または対応する無水物;グリシジルアクリレート、グ
リシジルメタクリレートアリル−グリシジルエーテル等
から成る群から選択することができる。コポリマー(C)
の平均分子量は、一般的には20,000を上回り、好
ましくは40,000〜200,000である。好まし
い成分Cは、スチレンと無水マレイン酸15〜35重量
%と所望によりα−メチル−スチレンから成るコポリマ
ーである。
【0018】本発明の配合物は、一軸または二軸押出
機、バンバリーミキサー、ミキシングローラー等の任意
の既知の混合装置中で200〜300°Cの温度で熱時
混合することによって製造することができる。組成物は
安定剤、紫外線安定剤、または他の十分に配合され得る
添加剤、例えば可塑剤、潤滑剤、難燃剤、流動性剤、帯
電防止剤、染料、顔料、ガラス繊維または他の無機充填
剤等を更に含有することができ、材料に特定の特性を付
与することができる。
【0019】本発明の配合物は容易に加工可能であり、
耐衝撃性と耐熱性が高く且つ剛性が高く感水性が低い製
品の製造に用いるのに好適な特性の組み合わせを示す。
これら配合物は、動力輸送分野で、加熱オーブン中で塗
装することができる部品、モーターと接触する部品、家
庭電気製品、並びにカップ、箱、容器、パネル、シー
ト、棒等の様々な形態の一般の技術製品の製造に用いら
れる。更に、本発明の配合物は剛性が高いため、噛合い
歯車、ファン、剛毛等に特に好適である。本発明の配合
物は、既知の手法を用いて発泡製品を製造するのに用い
ることもできる。本発明を一層よく理解し、実施するた
めに、下記に幾つかの実施例を挙げるが、これらは例示
するためのものであり、発明を制限するためのものでは
ない。実施例において、総ての部および百分率は特に断
らないかぎり重量によって表わす。
【0020】実施例1〜5 (A) 100°Cでのムーニー粘度が62〜72で、ヨ
ウ素価が18のEPDMゴム28重量%と、重量比が7
6/24のスチレン−アクリロニトリルコポリマー72
重量%を含む耐衝撃性が高いスチレンコポリマーAES
と、(B) 平均分子量が18,000のモンテディペ(M
ontedipe) 製の商標が「ターニル(TERNIL) B27」のナイ
ロン6と、(C) 無水マレイン酸24重量%とスチレン
76%を含み、重量平均分子量(Mw)が160,00
0の相溶化コポリマーとから成る混合物を、二軸押出機
ベーカー−パーキンス(Baker-Perkins)MPC V30によっ
て、脱気を行いながら220°〜290°Cの温度で押
出した。混合物の成分の重量比を表1に示す。押出機か
ら出てくるストランドを切断して、顆粒を得て、これを
80〜90°Cで2〜4時間乾燥した。機械的及び熱的
特性を評価するため、顆粒をネグリ・エ・ボッシ(Negri
e Bossi)V17 プレス上で220〜240°Cの温度で
射出成型して、ASTM規格によって求められる寸法を有す
る試験片を得た。測定した特性および用いた方法は、下
記のものである。機械特性 弾性率は、ASTM D638に準じて、23°Cでの
ノッチ付きアイゾット衝撃強さはASTM D256に
準じて、厚みが3.2mmの試験片について測定した。熱特性 油中1Kgおよび5Kgでのビカー軟化温度をISO306
に準じて測定した。測定した特性を下記の表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】実施例6(比較例) 実施例1と同じ操作条件を用いて混合物を調製した。こ
れは(A) 100°Cでのムーニー粘度(ML−4)が
62〜72で、ヨウ素価が18のEPDMゴム28重量
%と、重量比が82/18のスチレン−アクリロニトリ
ルコポリマー72重量%とを含む耐衝撃性スチレンコポ
リマーAES47重量%と、(B) 実施例1のナイロン
6、46重量%と、(C) 実施例1の相溶化コポリマー
7重量%とから構成されていた。混合物の特性を下記の
表2に示す。
【0023】実施例7(比較例) 実施例1と同じ操作条件を用いて混合物を調製した。こ
れは(A) 100°Cでのムーニー粘度(ML−4)が
62〜72で、ヨウ素価が18のEPDMゴム28重量
%と、重量比が69/31のスチレン−アクリロニトリ
ルコポリマー72重量%とを含む耐衝撃性スチレンコポ
リマーAES47重量%と、(B) 実施例1のナイロン
6、46重量%と、(C) 実施例1の相溶化コポリマー
7重量%とから構成されていた。混合物の特性を下記の
表2に示す。
【0024】実施例8(比較例) 実施例1と同じ操作条件を用いて混合物を調製した。こ
れは(A) 実施例1の耐衝撃性スチレンコポリマーAE
S47.5重量%と、(B) 実施例1のナイロン6、4
7.5重量%と、(C) 無水マレイン酸4重量%とスチ
レン96重量%を含み、重量平均分子量(Mw)が20
0,000の相溶化コポリマー5重量%とから構成され
ていた。混合物の特性を下記の表2に示す。
【表2】
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 51/06 LLE 7142−4J 77/00 LQS 9286−4J 101/00 LSY 7242−4J

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機械的特性、剛性および耐熱性が改良され
    た熱可塑性組成物であって、 (A) ビニル芳香族モノマーとエチレン性不飽和ニトリ
    ルを90:10〜50:50の重量比で含んで成り、こ
    れらのモノマーをガラス転移温度(Tg)が0°Cを下
    回るゴム基剤の存在下にて重合し且つこのゴム基剤上で
    グラフトした耐衝撃性ビニル芳香族コポリマーと、 (B) この耐衝撃性ビニル芳香族コポリマー(A) とポリ
    アミド樹脂との重量比が80:20〜20:80となる
    ような量のポリアミド樹脂と、 (C) 耐衝撃性ビニル芳香族コポリマー(A) とポリアミ
    ド樹脂(B) との配合物に対して1〜50重量%の量の、
    ポリアミドと反応することができる共重合した官能化モ
    ノマーを含む相溶化コポリマーであって、官能化モノマ
    ーの濃度がコポリマーの10〜50重量%であり且つこ
    れがビニル芳香族モノマー−エチレン性不飽和ニトリル
    コポリマー中の共重合したエチレン性不飽和ニトリルの
    濃度に実質的に等しいもの、との配合物を含んで成る熱
    可塑性組成物。
  2. 【請求項2】官能化モノマーの濃度が、ビニル芳香族モ
    ノマー−エチレン性不飽和ニトリルコポリマー中の共重
    合したエチレン性不飽和ニトリルの濃度に等しいか、ま
    たはこの後者の濃度とは+10%〜−10%の範囲内で
    異なる、請求項1記載の熱可塑性組成物。
  3. 【請求項3】ビニル芳香族コポリマー/ポリアミド樹脂
    (A/B)の重量比が70:30〜30:70であり、
    相溶化コポリマー(C) の量が配合物A+Bに対して5〜
    45重量%である、請求項1または2に記載の熱可塑性
    組成物。
  4. 【請求項4】耐衝撃性芳香族コポリマー(A) が、Tgが
    0°Cを下回るゴム基剤15〜50重量%と、重量比が
    90:10〜50:50のビニル芳香族モノマー−エチ
    レン性不飽和ニトリル85〜50重量%とを含む、請求
    項1〜3のいずれか1項に記載の熱可塑性組成物。
  5. 【請求項5】ゴム基剤の含量が20〜40重量%であ
    る、請求項4に記載の熱可塑性組成物。
  6. 【請求項6】ビニル芳香族モノマー/エチレン性不飽和
    ニトリルの重量比が80:20〜60:40である、請
    求項4または5に記載の熱可塑性組成物。
  7. 【請求項7】Tgが0°Cを下回るゴム基剤が、ムーニ
    ー粘度が100°Cで10〜150(ML−4)であ
    り、少なくとも2種類の異なる線状α−モノ−オレフィ
    ンと少なくとも一つの他の共重合性ポリエンモノマー、
    好ましくは非共役ジエンとのオレフィン性コポリマーで
    ある請求項1〜6のいずれか1項に記載の熱可塑性組成
    物。
  8. 【請求項8】一つのα−モノ−オレフィンがエチレンで
    あり、他のモノオレフィンが長鎖のものであり、他のα
    −モノ−オレフィンに対するエチレンの重量比が20/
    80〜80/20である、請求項7に記載の熱可塑性組
    成物。
  9. 【請求項9】オレフィン性コポリマーがエチレン−プロ
    ピレン−非共役ジエンターポリマーであり、ジエン含量
    がターポリマーに対して5〜20重量%、好ましくは8
    〜18%である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の
    熱可塑性組成物。
  10. 【請求項10】ターポリマーの100℃で測定したムー
    ニー粘度(ML−4)が30〜90であり、ヨウ素価が
    5より大きく、好ましくは10〜40である、請求項9
    に記載の熱可塑性組成物。
  11. 【請求項11】Tgが0°Cを下回るゴム基剤がジエン
    ゴムである、請求項1〜6のいずれか1項に記載の熱可
    塑性組成物。
  12. 【請求項12】ビニル芳香族モノマーが、一般式 【化1】 (式中、Xは水素または1〜4個の炭素原子を有するア
    ルキル基であり、 Yは水素、ハロゲンまたは1〜4個の炭素原子を有する
    アルキル基であり、 nは0または1〜5の整数である)を有する、請求項1
    〜11のいずれか1項に記載の熱可塑性組成物。
  13. 【請求項13】エチレン性不飽和ニトリルがアクリロニ
    トリルである、請求項1〜12のいずれか1項に記載の
    熱可塑性組成物。
  14. 【請求項14】ポリアミド樹脂がナイロン6またはナイ
    ロン6,6である、請求項1〜13のいずれか1項に記
    載の熱可塑性組成物。
  15. 【請求項15】相溶化コポリマー(C) が、アミンまたは
    ポリアミドのカルボン酸基と反応性である官能基を含む
    コモノマーと共重合した、成分Aに用いられる種類のビ
    ニル芳香族モノマーを含んで成る、請求項1〜14のい
    ずれか1項に記載の熱可塑性組成物。
  16. 【請求項16】官能基を含むコモノマーが、アクリル酸
    またはメタクリル酸、ビカルボン酸および対応する無水
    物から選択される、請求項1〜15のいずれか1項に記
    載の熱可塑性組成物。
  17. 【請求項17】相溶化コポリマー(C) が官能基を含むコ
    モノマー15〜35重量%を含む、請求項1〜16のい
    ずれか1項に記載の熱可塑性組成物。
  18. 【請求項18】相溶化コポリマー(C) の平均分子量が2
    0,000を上回り、好ましくは40,000〜20
    0,000である、請求項1〜17のいずれか1項に記
    載の熱可塑性組成物。
  19. 【請求項19】相溶化コポリマー(C) がスチレンと無水
    マレイン酸15〜35重量%とを含むコポリマーであ
    る、請求項1〜18のいずれか1項に記載の熱可塑性組
    成物。
  20. 【請求項20】更に安定剤、紫外線安定剤、可塑剤、潤
    滑剤、難燃剤、流動性剤、帯電防止剤、染料、顔料、ガ
    ラス繊維および/または他の無機充填剤を含む、請求項
    1〜19のいずれか1項に記載の熱可塑性組成物。
JP2410346A 1989-12-13 1990-12-13 ビニル芳香族コポリマーとポリアミド樹脂を基剤とする熱可塑性組成物 Pending JPH06116476A (ja)

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