JPH0611701U - 腕時計血圧測定器 - Google Patents

腕時計血圧測定器

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JPH0611701U
JPH0611701U JP6035691U JP6035691U JPH0611701U JP H0611701 U JPH0611701 U JP H0611701U JP 6035691 U JP6035691 U JP 6035691U JP 6035691 U JP6035691 U JP 6035691U JP H0611701 U JPH0611701 U JP H0611701U
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blood pressure
cuff
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々 木 基 東 佐
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株式会社シグナルテクノロジー
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 血圧測定装置を小型化して腕時計に組み込
み、腕に常時装着することにより、血圧を常時測定でき
るようにする。 【構成】 腕巻バンド7を有するケース体2に時間を計
測して表示するデジタル時計表示装置12と、圧力セン
サ14、発振回路、プロセッサを有する血圧測定装置1
3とを設ける。デジタル時計表示装置12の時間と血圧
測定装置13の測定値とをディスプレイ3に選択的に表
示する。ケース体2に形成した気圧室10に、カフ17
を連通状に固定し、かつポンプと排気弁を接続する。プ
ロセッサはカフ17の圧力を圧力センサー14で感知信
号に変換し、感知信号を発振回路でデジタル周波数信号
に変換し、この周波数信号から設定データを基に血圧測
定値を計算してディスプレイ3に表示する。血圧測定装
置を小型化でき、腕時計兼用の携帯用血圧測定器を得る
ことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は血圧測定器に係り、特に血圧測定機構と腕時計とを組み込み一体に形 成した腕時計血圧測定器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、腕時計は時計ケースに腕巻バンドを付設して、時計ケース内には時計機 構を内蔵しており、アナログ式、デジタル式及び両方の併用式とがある。 また血圧計は上腕部に巻着するための幅広いカフがあって、前記カフに管を介 してポンプを付設し、前記管を介してアナログ式圧力計を付設している。前記ア ナログ式圧力計をデジタル式圧力計に変えたものも知られているが、幅広いカフ を用いることは変わりなく、またデジタル式圧力計も書籍ほどの大きなものであ る。 したがって、腕時計にこのような血圧測定器を組み込んだ物品は知られていな い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
血圧は仕事休み時間、旅行中などでも計測されることが望ましいが、従来の血 圧測定器は大きいために常時携帯に不便であり、かつ大型であるため取扱いが不 便であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、腕巻バンドを有するケース体に、時間を計測して表示するデジタル 時計表示装置と、圧力センサ,発振回路及びプロセッサを有する血圧測定装置と を備え、 前記デジタル時計表示装置からの時間と、血圧測定装置からの測定値とを選択 的にデジタル時計表示装置の表示デバイスに表示し、 前記ケース体に形成した気圧室に、カフを連通状に固定すると共に、空気を気 圧室内に供給し得るポンプと気圧室内の空気を排出し得る排気弁を接続し、 前記プロセッサは、カフの圧力を前記圧力センサーで感知信号に変換し、前記 感知信号を前記発振回路でデジタル周波数信号に変換し、前記周波数信号から設 定データを基に血圧測定値を計算して前記デジタル時間表示装置に表示する。 また、前記気圧室は両端部に開口部を形成して、前記両開口部にカフを対称に 装設する。 また、前記カフは細長の合成樹脂製袋体で長手一端部に開口部を形成し、腕巻 ベルトに添着する面は平坦にすると共に、腕に接する面には複数の隆起体を縦列 形成した。 さらに、前記気圧室は下端面に開口部を形成し、その開口部にカフをキャップ 状に冠着した。
【0005】
【作用】
前記のように構成した本考案においては、ケース体は腕時計のケースよりやや 大型であるだけで、腕巻バンドによって腕時計と同じように手首に装着すること ができ、小型で携帯に便利である。 前記腕巻バンドを手首に巻着させることによって、カフ内の空気が気圧室内の 空気と連通した状態であるため、手首の血管の脈動に伴ってカフ内の空気が断続 的に加圧され、その結果、気圧室の気圧が変化する。そして、その気圧室内の気 圧変化を圧力センサーによって感知させることができる。圧力センサーの感知信 号は発振回路で周波数信号としてデジタル変換される。プロセッサは前記周波数 信号を基に血圧測定値を計算し、計算値をデジタル時間表示装置にデジタル表示 する。 また、血圧計として使用しない時は、デジタル時計となる。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案に係る血圧測定器の 斜視図であり、図2はその断面図である。 腕時計血圧測定器1のケース体2は時計側ケース状に形成してあり、上面にデ ジタル表示のディスプレイ部3を表出形成してあり、符号4はネーム表示部であ る。 ケース体2の両端部にはバンド固定部5,6を形成して腕巻バンド7,7を軸 8,8を介して装着している。 また、ケース体2の側部にはポンプ9を付設し、そのポンプ9は後記する気圧 室10に連通状に形成している。 前記ケース体2の内部は、その下部に気圧室10を形成すると共に、上方部に 仕切板11を介設してその上部にデジタル時計表示装置12を内装し、そのデジ タル時計表示装置12はデジタル時計を使用して、デジタル表示デバイスを前記 ディスプレイ部3に表出させる。
【0007】 前記仕切板11と気圧室10との間には血圧測定装置13を内装している。 血圧測定装置13は気圧室10内の気圧を測定するための圧力センサー14と 、圧力センサー14から送られる感知信号をデジタル信号に変換する発振回路1 5と、発振回路15から送られる周波数信号を基に、血圧値を計算するプロセッ サ16から構成されている。前記圧力センサー14の感知部14Aは前記気圧室 10内に臨ませ、前記プロセッサ16は前記デジタル表示装置12に電気的に接 続させている。
【0008】 前記気圧室10はタンク状に形成しているが、これは金属タンク,合成樹脂製 タンクでもよいし、またチューブ体でもよい。図2に示す実施例は金属製のタン クであり、その両端部に開口部10A,10Aを形成してあり、該開口部10A ,10Aにチューブ状のカフ17,17を連通状に装着している。カフ17,1 7は細長い合成樹脂製チューブ体で長手一端部に開口17Aを有し、この開口1 7Aを気圧室10の開口部10A,10Aに外嵌する態様としてあり、また、長 手方向の一面は平坦として、この平坦面を前記腕巻バンド7,7の内側面に添着 している。 また、カフ17の腕と接する面は複数の隆起部17B,17Bを突出形成して いる。この隆起部17Bを形成する理由は、腕巻バンド7を環状にしたときにも カフが折れ曲って内部気体が2分されないようにするためと、カフ17表面が肌 に密着しやすいようにするためである。 腕巻バンド7とカフ17との当接面は接着剤により接着したが、腕巻バンド7 が金属の場合には金属の止めピン等で止めるようにすることができる。
【0009】 図1,図2において、腕巻バンド7,7の先端部には各々軸7A,7Bを付設 し、一方の軸7Aには調節バンド7Cを付着してあり、この調節バンド7Cの外 面にはベルクロ7Dを添着してある。そして、この調節バンド7Cの先端を他の 軸7Bに内側から掛回してベルクロ7Dを係着することによって腕巻バンド7, 7を腕に固定することができる。 図3は気圧室10と空気を入れるポンプ9との関係を示す要部平面図である。 前記ポンプ9は弁部9Aにドーム状の合成樹脂製気袋9Bを冠着してあり、弁部 9Aには、吸気孔9Cに吸気弁9Dを付設する一方、排気孔9Eに排気弁9Fを 付設し、気袋9Bを外部から加圧することによって吸気孔9Cから吸入した空気 を排気孔9Eから排気するように構成してあり、この排気孔9E部分を細管状に 形成して前記気圧室10に連通状に嵌合させてある。すなわち、気袋9Bを加圧 することによって、吸気孔9Cから入った空気は排気孔9Eから気圧室10に排 出され、これの繰返しによって気圧室10およびこれに連通したカフ17,17 内に空気を送り込んで内部空気圧を高めることができる。 図3中、符号18は気圧室10内の空気を抜くための排気弁である。この排気 弁は弁軸18Aをスプリング18Bで外方へ付勢してあるもので、弁軸頭18C を気圧室10方向へ押すことによって弁軸18Aがスプリング18Bに抗して移 動して排気孔18Dを開口する。 図4は血圧測定装置13とデジタル時計表示装置12との関係を示すブロック 回路図である。
【0010】 デジタル時計表示装置12は一般的なデジタル時計と同じ機能を持っている。 デジタル時計表示装置12はディスプレイ部3とネーム表示部4とに分かれてお り、ディスプレイ部3は時間を表示するとともに、必要な時は最高血圧値及び最 低血圧値を表示する。 また、ネーム表示部4は現在ディスプレイ部3に表示されている内容が、例え ば時間である場合は“ジカン”、血圧値である場合は“ケツアツ”の表示をして 使用者に伝える。 電源12Aは一般的な電池を用い、発振器12Bは水晶発振器を使用する。分 周回路12Cは発振器12Bから発振されるパルスを時計に合った周期に分周す る回路であり、カウンター回路12Dは分周回路12Cから送られた入力発振数 を秒,分,時間単位にカウントする。デコーダ12Eはカウンター回路12Dか ら入力した数値に従って、表示デバイス12Fにおける7セグメント数字構成部 位の特定を作動するよう指令する。 この指令によって表示デバイス12Fに時刻数字がデジタル表示される。 また血圧測定装置13は、カフ17を手首Hに圧接させると、血管の脈動をカ フ17による気圧室10内の空気圧の変化として圧力センサー14で感知する。
【0011】 圧力センサー14は、例えば静電型可変コンデンサ等の電圧に変換できるセン サーを用いる。 静電型可変コンデンサの場合、水晶の平板二枚間に絶縁体を介在させて、電圧 をかけておく。そして、気圧室10の気圧変化によって、水晶板による発振の周 波数が変化する。発振回路15は圧力センサー14からの感知信号を、周波数信 号に変換して波形整形し、周波数信号(デジタル信号)としてプロセッサ16に 送出する。 プロセッサ16は発振回路15から受けた周波数信号を予め設定された記憶回 路のデータに従って血圧数値及び脈拍数を演算し、制御回路を介してデジタル時 計表示装置12のデコーダ12Fに送出する。時計と血圧測定装置の使い分けは スイッチ16Aの切替によって行なう。 デコーダ12Eはプロセッサ16から入力された血圧測定値或いは脈拍数値に 従って表示デバイス12Fの7セグメントを作動させてデジタル数字を表示させ る。
【0012】 以上のように本考案は、腕巻バンド7を手首に巻着させることによって腕時計 と同じように常に携帯することができる。通常はカフ17内の空気を排気弁8を 開動させることによって抜いておき、腕時計として使用する。 次に血圧を測定しようとするときにはポンプ9の気袋9Bを数回くり返して指 先で押すことによって吸気弁9Dおよび排気弁9Fが作動して気圧室10並びに これと連通するカフ17,17内に空気を充満させることができる。すなわち、 予めスイッチ16Aの切替によって時計の時刻表示を止めて血圧数値を表示デバ イス12Fに表示させることができる。
【0013】 血圧数値は図1に示すように、左方から順次最高血圧・最低血圧等の数値が表 示される。カフ17,17に対する空気圧の調整は、ポンプ9と排気弁18の作 動で自由に調整することができる。 血圧測定後はスイッチ16Aを時計作動に切りかえ、排気弁18を開くことに よってカフ17,17内の空気は排出させることができて、通常のデジタル時計 として使用することができる。 本考案装置は常に手首に装着しておくことができるものであるから、会議中, 旅行中,仕事中,遊戯中にも血圧を測定して健康管理をすることができる。特に 血圧が高い人が会議中,仕事中における血圧の上昇を適確にチェックすることが できる。このため、基準以上の血圧上昇が認められたら会議をやめ、仕事を中止 して血圧低下を待つことができるので簡単に自己の血圧管理ができる。
【0014】 本考案は前記実施例に限定されるものではなく適宜設計変更することができる 。例えば、高血圧の基準数値例えば180の場合には赤色ランプの点灯あるいは 警報音声の発音ができるように装置を付加することができる。 図5は第2実施例を示す断面図である。前記実施例と同じ部材,同じ機能を有 する部分は同じ符号を用いて表示してある。
【0015】 この第2実施例においては、カフ17を気圧室10の下面に取りつけた点が異 っている。すなわち、気圧室10の下面に開口部10Bを形成してそのリム10 Cにキャップ状のカフ17を冠着した。カフ17はドーム状の隆起部17B,1 7Bを複数個突出形成してある。 この第2実施例においてはカフ17を手首の内側面(一般に脈拍を計測する部 分)に当接させるもので、血管の膨縮を直にキャッチすることができると共に、 カフ17の大きさを小さくすることができ、腕巻バンド7にカフ17を添着させ なくてすむので製作面での利点がある。なお、一般に血圧測定は上腕部にカフを 巻回して行なうが、これは心臓に近い方が好ましいためである。本考案において は手首において計測する態様であるため、上腕部における計測値と手首における 計測値との差に見合う差値をあらかじめプロセッサ16に記憶させておくもので 、手首において計測しても上腕部において計測したときの数値に近い数値を表示 デバイス12Fに表示させることが可能である。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は次のようなすぐれた効果を有している。 A.手首の血管の圧力の変化をカフと気圧室内の空気圧の変化に変え、これを 圧力センサーによって感知させる態様であるので、装置機器を極めて小型化させ ることができて腕時計のように腕に装着して常時携帯することができる。 B.デジタル表示装置をデジタル時計装置と兼用させることができるため、目 的に応じて、時間又は血圧値を表示することができる。 C.腕に常時装着できるため、血圧の高い人は仕事中にでも常時血圧を測定で き、自己の血圧管理を細かくチェックできる。
【提出日】平成3年8月29日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、腕巻バンドを有するケース体に、時間を計測して表示するデジタル 時計表示装置と、圧力センサー,発振回路及びプロセッサを有する血圧測定装置 とを備え、 前記デジタル時計表示装置からの時間と、血圧測定装置からの測定値とを選択 的にデジタル時計表示装置の表示デバイスに表示し、 前記圧力センサーの感知部を、前記腕巻バンドの内面に沿って設けられたカフ 内の圧力を検出可能に配設すると共に、 空気をカフ内に供給し得るポンプとカフ 内の空気を排出し得る排気弁を前記ケース体に接続し、 前記プロセッサは、カフの圧力を前記圧力センサーで感知信号に変換し、前記 感知信号を前記発振回路でデジタル周波数信号に変換し、前記周波数信号から設 定データを基に血圧測定値を計算して前記デジタル時間表示装置に表示する。 圧力センサーの感知部は、ケース体に設けた気圧室内に挿入してもよいし、気圧 室を設けることなく、直接カフ内に挿入してもよい。 気圧室を設ける場合には、この気圧室の両端部に開口部を形成して、前記両開 口部にカフを対称に装設する。 また、前記カフは細長の合成樹脂製袋体で長手一端部に開口部を形成し、腕巻 バンド に添着する面は平坦にすると共に、腕に接する面には複数の隆起体を縦列 形成した。 さらに、前記気圧室には、下端面に開口部を形成し、その開口部にカフをキャ ップ状に冠着するようにしてもよい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 前記気圧室10はタンク状に形成しているが、これは金属タンク,合成樹脂製 タンクでもよいし、またチューブ体でもよい。このチューブ体は、例えばカフ1 7自体を使用し、この場合、腕巻バンド7に沿って配設したカフをケース体2の 裏面に添設し、このカフ部分に圧力センサー14の感知部14Aを挿入すること になる。 図2に示す実施例は金属製のタンクであり、その両端部に開口部10A ,10Aを形成してあり、該開口部10A,10Aにチューブ状のカフ17,1 7を連通状に装着している。カフ17,17は細長い合成樹脂製チューブ体で長 手一端部に開口17Aを有し、この開口17Aを気圧室10の開口部10A,1 0Aに外嵌する態様としてあり、また、長手方向の一面は平坦として、この平坦 面を前記腕巻バンド7,7の内側面に添着している。 また、カフ17の腕と接する面は複数の隆起部17B,17Bを突出形成して いる。この隆起部17Bを形成する理由は、腕巻バンド7を環状にしたときにも カフが折れ曲って内部気体が2分されないようにするためと、カフ17表面が肌 に密着しやすいようにするためである。 腕巻バンド7とカフ17との当接面は接着剤により接着したが、腕巻バンド7 が金属の場合には金属の止めピン等で止めるようにすることができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 圧力センサー14は、例えば可変コンデンサ等の周波数に変換できるセンサー を用いる。 可変コンデンサの場合、平板二枚間に絶縁体を介在させて、発振回路を構成し ておく。そして、気圧室10の気圧が変化すると、可変コンデンサーの容量の変 化により 発振の周波数が変化する。発振回路は圧力センサー14からの感知信号 を、周波数信号に変換して、周波数信号(デジタル信号)としてプロセッサ16 に送出する。 プロセッサ16は発振回路15から受けた周波数信号を予め設定された記憶回 路のデータに従って血圧数値及び脈拍数を演算し、制御回路を介してデジタル時 計表示装置12のデコーダ12Eに送出する。時計と血圧測定装置の使い分けは スイッチ16Aの切替によって行う。 デコーダ12Eはプロセッサ16から入力された血圧測定値或いは脈拍数値に 従って表示デバイス12Fの7セグメントを作動させてデジタル数字を表示させ る。 なお、可変コンデンサ型センサーを使用することによって、周波数の変化を発 振回路で直ちにデジタル変換させることができ、装置を小型化、低廉化できる。 すなわち、血圧測定における一般的なオシロメトリック方式では、微細な圧力変 化を見なければならず、高い分解能で圧力変化を追うべく1秒間に50〜100 回以上測定して波形解析し、また手首の血圧測定においては従来の血圧測定に比 べて10倍位の精度が必要となり、これには高速のADコンバーターが必要とな るが、可変コンデンサー型センサーとマイクロプロセッサを使用することで、高 価なADコンバーターを用いることなく、また回路も簡略化できる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は次のようなすぐれた効果を有している。 A.手首の血管の圧力の変化をカフあるいは気圧室内の空気圧の変化に変え、こ れを圧力センサーによって感知させる態様であるので、装置機器を極めて小型化 させることができて腕時計のように腕に装着して常時携帯することができる。 B.デジタル表示装置をデジタル時計装置と兼用させることができるため、目 的に応じて、時間又は血圧値を表示することができる。 C.腕に常時装着できるため、血圧の高い人は仕事中にでも常時血圧を測定で き、自己の血圧管理を細かくチェックできる。 D.圧力センサーからの感知信号を、周波数信号に変換してマイクロプロセッ サで処理するようにしたため、高価なADコンバータを使用することなく、また 回路を簡略化でき、さらに一つの表示デバイスに時間と測定値を選択的に表示し 、あるいはケース体にポンプと排気弁を別々に組み込むことなどと相まって装置 の小型化、低廉化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】血圧測定器の斜視図。
【図2】血圧測定器の断面図。
【図3】血圧測定器における気圧室とポンプの関係を示
す要部拡大平面図。
【図4】デジタル時計表示装置と血圧測定装置の関係を
示すブロック回路図。
【図5】第2実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1…腕時計血圧測定器 2…ケース体 3…ディスプレイ部 4…ネーム表示部 5,6…バンド固定部 7…腕巻バンド 7A,7B…軸 7C…調節バンド 7D…ベルクロ 8…軸 9…ポンプ 9A…弁部 9B…気袋 9C…吸気孔 9D…吸気弁 9E…排気孔 9F…排気弁 10…気圧室 10A,10B…開口部 11…仕切板 12…デジタル時計表示装置 12A…電源 12B…発振器 12C…分周回路 12D…カウンター回路 12E…デコーダ 12F…表示デバイス 13…血圧測定装置 14…圧力センサー 14A…感知部 15…発振回路 16…プロセッサ 17…カフ 17A…開口 17B…隆起部 18…排気弁 18A…弁軸 18B…スプリング 18C…弁軸頭
【手続補正書】
【提出日】平成3年8月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 腕巻バンドを有するケース体に、時間を
    計測して表示するデジタル時計表示装置と、圧力セン
    サ,発振回路及びプロセッサを有する血圧測定装置とを
    備え、 前記デジタル時計表示装置からの時間と、血圧測定装置
    からの測定値とを選択的にデジタル時計表示装置の表示
    デバイスに表示し、 前記ケース体に形成した気圧室に、カフを連通状に固定
    すると共に、空気を気圧室内に供給し得るポンプと気圧
    室内の空気を排出し得る排気弁を接続し、 前記プロセッサは、カフの圧力を前記圧力センサーで感
    知信号に変換し、前記感知信号を前記発振回路でデジタ
    ル周波数信号に変換し、前記周波数信号から設定データ
    を基に血圧測定値を計算して前記デジタル時間表示装置
    に表示することを特徴とする腕時計血圧測定器。
  2. 【請求項2】 前記気圧室は両端部に開口部を形成し
    て、前記両開口部にカフを対称に装設したことを特徴と
    する請求項1に記載の腕時計血圧測定器。
  3. 【請求項3】 前記カフは細長の合成樹脂製袋体で長手
    一端部に開口部を形成し、腕巻ベルトに添着する面は平
    坦にすると共に、腕に接する面には複数の隆起体を縦列
    形成したことを特徴とする請求項2に記載の腕時計血圧
    測定器。
  4. 【請求項4】 前記気圧室は下端面に開口部を形成し、
    その開口部にカフをキャップ状に冠着したことを特徴と
    する請求項1に記載の腕時計血圧測定器。
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