JPH06117425A - 棒部材の保持具 - Google Patents

棒部材の保持具

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JPH06117425A
JPH06117425A JP4261767A JP26176792A JPH06117425A JP H06117425 A JPH06117425 A JP H06117425A JP 4261767 A JP4261767 A JP 4261767A JP 26176792 A JP26176792 A JP 26176792A JP H06117425 A JPH06117425 A JP H06117425A
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Japan
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hole
rod
panel
notch
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JP4261767A
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Inventor
Shigeto Suzuki
繁人 鈴木
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
  • Dowels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、例えば自動車においてボンネット
を開放状態に支承すべく装備されるステーのようなロッ
ドをボディのパネルに回動自在に装着する際等に用いて
好適の棒部材の保持具に関し、棒部材を容易にまた確実
に保持し且つ安価なコストで装備できるようにすること
を目的とする。 【構成】 板部3Aと筒状の貫通部3Bと爪状係止部3
Dと切り欠き6とをそなえて構成され、軸線に関し切り
欠き6に対向する半径方向において分割された一対の保
持具部分3J,3Kと、孔への装着時に切り欠き6を構
成する対向端面6A,6Bを当接させるべく一対の保持
具部分3J,3K相互の揺動を可能に連結する可撓性ヒ
ンジ部3Lとが形成されて、装着時に周方向において閉
じた保持リングをなすように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、揺動させうるように装
備されたロッド等の棒状の部材をパネルに嵌挿して保持
するような場合に用いられる保持具に関し、例えば自動
車においてボンネットを開放状態に支承すべく装備され
るステーのようなロッドをボディのパネルに回動自在に
装着する際等に用いて好適の、棒部材の保持具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図7の摸式図に示すようなトラッ
クの前部において、開閉式のフロントパネル101を開
状態に保持すべく、フロントパネル101を支承するロ
ッド102を装備することが行なわれており、ロッド1
02は、その基端部を、図8,9に示すようにしてグロ
メット103を介しボディパネル104に取り付けられ
ている。
【0003】すなわち、図8はロッドのボディパネルへ
の取り付け部を示す摸式的縦断面図、図9はロッドのグ
ロメットへの導入状態を示す摸式的斜視図であり、これ
らの図に示すようにして、ロッド102の基端部102
Aがグロメット103を介してボディパネル104に取
り付けられている。ロッド102を取り付けるべき孔1
05は、エンジンルーム付近のボディパネル104にお
ける所定の位置に形成されており、この孔105に、ゴ
ム製のグロメット103が嵌装されている。
【0004】グロメット103は、中央部に嵌挿孔10
3Cをそなえたリング状に形成されており、嵌挿孔10
3Cにロッド102の基端部102Aが嵌挿されるよう
になっている。また、グロメット103は、ボディパネ
ル104の表面に当接する鍔状の板部103Aと、ボデ
ィパネル104の裏面に車内側から当接する係止部10
3Bとをそなえており、ボディパネル104を板部10
3Aと係止部103Bとで挟むようにして装着されるよ
うになっている。
【0005】このような構成により、まず、ロッド10
2の基端部102Aを、グロメット103の嵌挿孔10
3Cに捩じ込む状態で嵌挿してから、グロメット103
を、ボディパネル104の孔105に装着する。このと
き、グロメット103の係止部103Bは、ゴムの弾性
により変形しながら捩じ込まれる。
【0006】そして、フロントパネル101を開き、ロ
ッド102で支持させる場合には、ボディパネル104
に一部を係止されているロッド102の係止状態を解除
してから、このロッド102に三次元的な動きをさせ
て、ロッド102の自由端(先端)をフロントパネル1
01の穴部等に嵌合させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構造による場合には、次のような課題があ
る。すなわち、ロッド102の基端部102Aは屈曲し
て形成されているため、グロメット103の装着時に
は、ロッド102の形状によりグロメット103が変形
し、図8に示すような2点鎖線の形状から実線で示す状
態になる。
【0008】この変形に起因して、場合によってはグロ
メット103が孔105から脱落する状態を招来してし
まう。また、ロッド102のグロメット103への取り
付けが強制的に捩じ込む作業であるため行ないにくく、
グロメット103に無理な変形を行なわせるため材質の
塑性化を招来しやすい。
【0009】さらに、ロッド102の回転によりグロメ
ット103も回転し、グロメット103が孔105の端
縁で切断されてしまう可能性も高い。このような課題を
解消するものとして、図10,11に示すようなもの
(特開昭61−270509号公報参照)が提供されて
いる。すなわち、図10は他の従来例を示す摸式的分解
斜視図、図11は図10の従来例を組み付けた場合にお
ける要部の摸式的縦断面図であり、これらの図に示すよ
うに、本従来例では、前従来例のグロメット103に対
応する保持具203において半径方向へ延在する切り欠
き206が形成されており、この切り欠き206を通じ
てロッド202の保持具203への組付けが容易に行な
えるようになっている。
【0010】また、保持具203における板部203A
の所定位置に突起207が設けられており、この突起2
07は、ボディパネル204においてロッド202嵌挿
用の孔205に隣接して形成された孔208と嵌合し、
保持具203の回転を係止できるようになっている。こ
れにより、保持具203の回転が防止され、孔205の
端縁による保持具203の切断が回避されるようになっ
ている。
【0011】さらに、保持具203において、軸心部に
形成された嵌挿孔203Cの内周面には、突条209が
設けられており、嵌挿孔203C内周とロッド202外
周との係合面を減少させ、ロッド202の揺動に対する
拘束を低減できるように構成されている。しかし、この
ような従来の保持具203では、次のような課題があ
る。
【0012】すなわち、切り欠き206によりロッド2
02の組付けは容易に行なえるものの、保持具203の
装着後においては、切り欠き206を通じてロッド20
2が孔205の端縁に接触する可能性があるとともに、
ロッド202の揺動状態によっては切り欠き206を通
じてロッド202が保持具203から離脱する可能性も
考えられる。
【0013】また、図11に示す状態では、突条209
によりロッド202内周とロッド202外周との係合面
は減少するものの、ロッド202を所定量以上揺動させ
ると、ロッド202外周と嵌挿孔203Cの端縁とが当
接するようになり、ロッド202の回転や揺動を拘束し
てしまうことが考えられる。さらに、切り欠き206を
設けると、ロッド202が、グロメット203における
切り欠き206に進入して、ロッド202の回転力がグ
ロメット203に伝達され、グロメット203が回転し
て孔205の端縁で切断されることが考えられ、これを
防止するために突起207と孔208とを設けることが
必要であるが、このようにすれば保持具203の形状が
複雑になるとともに、ボディパネル204に孔208を
形成する必要があり、製造コストを低廉に保持できな
い。
【0014】本発明は、このような課題に鑑みて案出さ
れたもので、棒部材を容易にまた確実に保持できるよう
にするとともに、安価なコストで装備できるようにし
た、棒部材の保持具を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に記
載の発明にかかる棒部材の保持具は、パネルに穿設され
た孔の内周に装着されて同孔に嵌挿される棒部材を揺動
自在に保持する保持具において、上記パネルの一側面に
当接する板部と、同板部に立設されるとともに上記孔に
嵌挿されて上記パネルの他側面から露出する筒状の貫通
部と、同貫通部の先端側外周に弾性的に突設されて上記
パネルにおける上記孔の外周部に係止される爪状係止部
と、上記保持具に対する周方向からの上記棒部材の導入
を行なうべく上記板部から上記貫通部へ通じて形成され
た切り欠きとをそなえて構成されるとともに、保持具の
軸線に関し上記切り欠きに対向する半径方向において分
割された一対の保持具部分と、上記孔への装着時に上記
切り欠きを構成する対向端面を当接させるべく上記一対
の保持具部分相互の揺動を可能に連結する可撓性ヒンジ
部とが形成されて、上記保持具の装着時に周方向におい
て閉じた保持リングを構成することを特徴としている。
【0016】また、請求項2に記載の発明にかかる棒部
材の保持具は、上記貫通部の内周面が上記棒部材を支承
する曲面をそなえて構成されたことを特徴としている。
【0017】
【作用】上述の請求項1に記載の棒部材の保持具では、
パネルに穿設された孔の内周に装着されて孔に嵌挿され
る棒部材を揺動自在に保持するが、棒部材は、保持具の
パネルへの装着に先立ち、保持具の板部から貫通部へ通
じて形成された切り欠きに導入される。この状態で、保
持具の装着が、パネルの一側面に板部を当接させるとと
もに、板部に立設された筒状の貫通部を孔に嵌挿させる
ことにより行なわれ、貫通部はパネルの他側面から露出
して、貫通部の先端側外周に弾性的に突設された爪状係
止部がパネルにおける孔の外周部に係止される。
【0018】ところで、棒部材の保持具への導入は切り
欠きにより許容されるが、この切り欠きは、分割された
一対の保持具部分を可撓性ヒンジ部を介し孔への装着時
に相互に近接揺動して、切り欠きを構成する対向端面を
当接させることにより無くなり、保持具が、周方向にお
いて閉じた保持リングを構成するようになる。また、請
求項2に記載の棒部材の保持具では、棒部材の保持は、
棒部材を、曲面で構成された保持具における貫通部の内
周面で支承することにより行なわれ、棒部材の姿勢調整
が自由に行なわれる。
【0019】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例としての
棒部材の保持具について説明すると、図1はその要部構
成を示す摸式的縦断面図、図2はその要部の摸式的斜視
図、図3はその装備前の構造を示す摸式的斜視図、図4
はその要部を示す摸式的平面図、図5は図4のA−A矢
視断面における左半部を示す縦断面図、図6は図4のB
−B矢視断面における左半部を示す縦断面図である。
【0020】図1〜6に示すように、パネル4(このパ
ネル4は図7のボディパネル104に相当する)の所定
位置に穿設された孔5の内周に、保持具としての樹脂
(例えばポリプロピレン樹脂)製グロメット3が装着さ
れている。すなわち、このグロメット3は、孔5に嵌挿
される棒部材としてのロッド2を揺動自在に保持するよ
うにして装着されている。
【0021】ところで、このグロメット3は、パネル4
における一側面としての表面に当接する鍔状の板部3A
をそなえている。そして、この板部3Aには、その軸心
部に筒状の貫通部3Bが立設されており、この貫通部3
Bは、パネル4の孔5に嵌挿されパネル4の他側面(裏
面)から露出するように形成されている。また、貫通部
3Bの先端側外周には、複数の爪状係止部3Dが弾性的
に突設されており、各爪状係止部3Dは、グロメット3
の装着時において、パネル4における孔5の外周部5A
に係止されるようになっている。
【0022】そして、グロメット3は、周方向からのロ
ッド2の導入を行なうべく板部3Aから貫通部3Bへ通
じて形成された切り欠き6をそなえている。さらに、こ
のグロメット3は、その軸線に関し切り欠き6に対向す
る半径方向において分割されており、これにより一対の
保持具部分3J,3Kが対向して配設されることにな
り、更にその基端部が、可撓性ヒンジ部(ポリプロピレ
ンヒンジ部:PPヒンジ部)3Lにより連結されてい
る。
【0023】これにより、保持具部分3J,3Kは相互
の揺動を可能に弾性的に連結され、これらが、パネル4
への装着時に近接するように揺動されて、切り欠き6を
構成する対向端面6A,6Bが当接することにより、図
2に示すような、周方向において閉じた保持リング10
を形成されるようになっている。ところで、貫通部3B
は円筒状に形成され基端を板部3Aに結合されている
が、この貫通部3Bから板部3Aに至る内周面は、図6
に示すように、曲面3Cを形成している。すなわち、こ
の曲面3Cは、板部3Aがパネル4へ当接する軸方向位
置において最も縮径され、この位置から貫通部3Bの先
端もしくは板部3Aの前面側へ向け、それぞれ徐々に拡
径の度合いを増加させるラッパ状の滑らかな軸対称曲面
に形成されている。
【0024】これにより、貫通部3Bから板部3Aに至
る内周面とロッド2との係合が線接触もしくは点接触に
なるように構成されている。また、この曲面3Cをそな
えた貫通部3Bの保持具部分3J,3Kには、それぞれ
の中間部における対向位置に図5に示すような爪状係止
部3Dが複数設けられている。すなわち、各爪状係止部
3Dは、その基端部3Eを貫通部3Bの先端部と一体に
形成されるとともに、図5中、基端部3Eの上方を、貫
通部3Bの所要部を切り欠くことにより形成され、基端
部3Eの上方は、貫通部3Bから独立して弾性変形でき
るようになっており、爪状係止部3Dが全体として貫通
部3Bに弾性的に連結されている。
【0025】したがって、各爪状係止部3Dの先端は自
由端3Iとして構成されており、外周側に設けられた突
起3Fが押圧されると、自由端3Iが内周側へ変位する
ようになっている。そして、自由端3Iが板部3Aのパ
ネル4への当接面まで延在するとともに、貫通部3Bの
爪状係止部3Dに対応する部分に切り欠き3Nが設けら
れることにより、自由端3Iの内周側への変位が、図5
中、板部3A内周部下方にもぐり込むようにして切り欠
き3N内に進入することにより、許容されるようになっ
ている。
【0026】また、各爪状係止部3Dは、自由端3Iか
らパネル4の厚みを考慮した中間部位置の外周に突起3
Fをそなえており、グロメット3の装着後において、パ
ネル4の裏面に係合し、グロメット3のパネル4への固
定状態を保持させるようになっている。ところで、基端
部3E側における突起3Fは、なだらかな傾きの導入面
3Gを形成されており、グロメット3の装着に際し、爪
状係止部3Dが内周側へ変位すると、導入面3Gが貫通
部3Bの外周面と同一円筒面を形成し、貫通部3Bの孔
5への嵌挿が支障無く行なわれるように構成されてい
る。
【0027】また、自由端3I側における突起3Fは、
急な傾きの係止面3Hを形成されており、グロメット3
の装着後において、グロメット3が板部3A側へ引かれ
たとき、係止面3Hがパネル4に係止されて、グロメッ
ト3のパネル4からの離脱が防止されるようになってい
る。なお、図2〜4中に符号3Mで示される開口は、グ
ロメット3において爪状係止部3Dを樹脂により形成す
るために必要なものとして設けられている。
【0028】また、グロメット3の保持具部分3J,3
Kおよび爪状係止部3Dは、図4に示すように、対向す
る位置から少量ずれた状態で対称に形成されており、孔
5への装着後において対向端面6A,6Bが当接する状
態で対向する位置になるように構成されている。本発明
の一実施例としての棒部材の保持具は上述のごとく構成
されており、その装着は、次のようにして行なわれる。
【0029】すなわち、グロメット3は、パネル4に穿
設された孔5の内周に装着されて、孔5に嵌挿されるロ
ッド2を揺動自在に保持するが、ロッド2は、グロメッ
ト3のパネル4への装着に先立ち、グロメット3の板部
3Aから貫通部3Bへ通じて形成された切り欠き6に導
入される。そして、ロッド2は、グロメット3内周の曲
面3Cに嵌入された状態となり、この状態で、グロメッ
ト3のパネル4における孔5への装着が行なわれる。
【0030】まず、グロメット3の貫通部3Bを孔5に
挿入していくと、各爪状係止部3Dの突起3Fにおける
導入面3Gが孔5の端縁に係合するようになる。この状
態から、さらに押し込んでいくと、爪状係止部3Dは内
周側へ撓み、突起3Fが孔5の端縁を乗り越えて、パネ
ル4を板部3Aと突起3Fとの間に挟む状態で、グロメ
ット3がパネル4に取り付けられた状態になる。
【0031】この装着動作において、貫通部3Bがパネ
ル4の孔5で拘束されることにより、保持具部分3J,
3Kは相互に近接するように、可撓性ヒンジ部3Lを中
心として揺動され、対向端面6A,6Bが当接するよう
になって、周方向に閉じた保持リング10(図2参照)
が形成される。これにより、ロッド2およびグロメット
3のパネル4への装着が完了する。
【0032】ところで、このような装着状態で、フロン
トパネル101(図7参照)の支持のため、ロッド2を
回転もしくは揺動する場合には、つぎのような作動が行
なわれる。まず、ロッド2の揺動に対しては、グロメッ
ト3の内周における曲面3Cに、ロッド2が係合するた
め、ロッド2の姿勢が変化しても線接触または点接触の
状態が継続し、ロッド2の揺動に対する拘束状態は発生
しない。
【0033】したがって、グロメット3に無理な力が作
用せず、グロメット3がパネル4の孔5から離脱するよ
うな状態が回避される。また、グロメット3は、その装
着状態において切り欠き6が消滅し、周方向へ閉じた保
持リング10を形成しているため、ロッド2が、切り欠
き6を介して孔5の端縁へ接触しようとしても、グロメ
ット3により確実に防止され、ロッド2に無理な力が作
用しても、ロッド2がグロメット3の内周から外れるこ
とはなく、ロッド2の離脱は確実に回避される。
【0034】さらに、ロッド2が回転する場合、ロッド
2とグロメット3との係合は、曲面3Cにおける線接触
もしくは点接触であるため、ロッド2からグロメット3
へ大きな回転力が伝達されることはなく、ロッド2の回
転に伴うグロメット3の回転が回避されるため、グロメ
ット3における貫通部3Bの孔5端縁による切断も防止
される。
【0035】ところで、図10,11に示す従来の構造
では、切り欠き206を設けたために、ロッド202
が、グロメット203における切り欠き206に進入し
て、ロッド202の回転力がグロメット203に伝達さ
れ、グロメット203が回転して孔205の端縁で切断
されることが考えられ、これを防止するために突起20
7と孔208が設けられているが、本実施例の構造で
は、周方向に閉じた保持リング10の構造により、ロッ
ド2のグロメット3における切り欠き6への進入が防止
され、これにより複雑な構造(突起207や孔208)
を用いることなく、切り欠き6を設けながらグロメット
3の切断も防止することができる。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
棒部材の保持具によれば、パネルに穿設された孔の内周
に装着されて同孔に嵌挿される棒部材を揺動自在に保持
する保持具において、上記パネルの一側面に当接する板
部と、同板部に立設されるとともに上記孔に嵌挿されて
上記パネルの他側面から露出する筒状の貫通部と、同貫
通部の先端側外周に弾性的に突設されて上記パネルにお
ける上記孔の外周部に係止される爪状係止部と、上記保
持具に対する周方向からの上記棒部材の導入を行なうべ
く上記板部から上記貫通部へ通じて形成された切り欠き
とをそなえて構成されるとともに、保持具の軸線に関し
上記切り欠きに対向する半径方向において分割された一
対の保持具部分と、上記孔への装着時に上記切り欠きを
構成する対向端面を当接させるべく上記一対の保持具部
分相互の揺動を可能に連結する可撓性ヒンジ部とが形成
されて、上記保持具の装着時に周方向において閉じた保
持リングを構成するという簡素な構成で、棒部材を容易
に保持具に導入できるとともに、保持具は装着後におい
て周方向に閉じた保持リングを構成するため、切り欠き
の存在による悪影響が無くなり、棒部材の脱落および保
持具の切断を確実に防止できる利点がある。
【0037】また、請求項2に記載の棒部材の保持具に
よれば、上記貫通部の内周面が上記棒部材を支承する曲
面をそなえて構成されるという簡素な構造で、棒部材が
その姿勢にかかわらず線接触もしくは点接触で支承さ
れ、棒部材の姿勢変化を拘束することがないため、自由
に動かせるようになる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の棒部材の保持具について、その要部構
成を示す摸式的縦断面図である。
【図2】本発明の棒部材の保持具について、その要部の
摸式的斜視図である。
【図3】本発明の棒部材の保持具について、その装備前
の構造を示す摸式的斜視図である。
【図4】本発明の棒部材の保持具について、その要部を
示す摸式的平面図である。
【図5】本発明の棒部材の保持具について、図4のA−
A矢視断面における左半部を示す縦断面図である。
【図6】本発明の棒部材の保持具について、図4のB−
B矢視断面における左半部を示す縦断面図である。
【図7】一般的なトラックの前部を示す摸式図である。
【図8】従来の棒部材の保持具について、ロッドのボデ
ィパネルへの取り付け部を示す摸式的縦断面図である。
【図9】従来の棒部材の保持具について、ロッドのグロ
メットへの導入状態を示す摸式的斜視図である。
【図10】他の従来例を示す摸式的分解斜視図である。
【図11】従来の棒部材の保持具について、図10の従
来例を組み付けた場合における要部の摸式的縦断面図で
ある。
【符号の説明】
2 ロッド(棒部材) 3 グロメット(保持具) 3A 板部 3B 貫通部 3C 曲面 3D 爪状係止部 3E 基端部 3F 突起 3G 導入面 3H 係止面 3I 自由端 3J 保持具部分 3K 保持具部分 3L 可撓性ヒンジ部 3M 切り欠き 3N 切り欠き 4 パネル 5 孔 5A 外周部 6 切り欠き 6A,6B 対向端面 10 保持リング 101 フロントパネル 102 ロッド 102A 先端部 103 グロメット 103A 板部 103B 係止部 103C 嵌挿孔 104 ボディパネル 105 孔 202 ロッド 203 保持具 203A 板部 203C 嵌挿孔 204 ボディパネル 205 孔 206 切り欠き 207 突起 208 孔 209 突条

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルに穿設された孔の内周に装着され
    て同孔に嵌挿される棒部材を揺動自在に保持する保持具
    において、 上記パネルの一側面に当接する板部と、 同板部に立設されるとともに上記孔に嵌挿されて上記パ
    ネルの他側面から露出する筒状の貫通部と、 同貫通部の先端側外周に弾性的に突設されて上記パネル
    における上記孔の外周部に係止される爪状係止部と、 上記保持具に対する周方向からの上記棒部材の導入を行
    なうべく上記板部から上記貫通部へ通じて形成された切
    り欠きとをそなえて構成されるとともに、 保持具の軸線に関し上記切り欠きに対向する半径方向に
    おいて分割された一対の保持具部分と、 上記孔への装着時に上記切り欠きを構成する対向端面を
    当接させるべく上記一対の保持具部分相互の揺動を可能
    に連結する可撓性ヒンジ部とが形成されて、 上記保持具の装着時に周方向において閉じた保持リング
    を構成することを特徴とする、棒部材の保持具。
  2. 【請求項2】 上記貫通部の内周面が上記棒部材を支承
    する曲面をそなえて構成されたことを特徴とする、請求
    項1記載の棒部材の保持具。
JP4261767A 1992-09-30 1992-09-30 棒部材の保持具 Withdrawn JPH06117425A (ja)

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JP4261767A JPH06117425A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 棒部材の保持具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012077782A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Takigen Mfg Co Ltd ボルトの脱落防止具

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JP2012077782A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Takigen Mfg Co Ltd ボルトの脱落防止具

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