JPH06117761A - 輻射形加熱装置 - Google Patents
輻射形加熱装置Info
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- JPH06117761A JPH06117761A JP9227291A JP9227291A JPH06117761A JP H06117761 A JPH06117761 A JP H06117761A JP 9227291 A JP9227291 A JP 9227291A JP 9227291 A JP9227291 A JP 9227291A JP H06117761 A JPH06117761 A JP H06117761A
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- porous
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属製の隔壁表面の放射率、吸収率の値を大
きな値にし、これにより加熱側から受熱側への熱放射量
を増加させて加熱効率の高い輻射形加熱装置を提供す
る。 【構成】 輻射形加熱装置において、金属製の隔壁
(2)の外側に密着して設けられた第3の多孔性固体
(6)と隔壁(2)の内側に密着して設けられた第4の
多孔性固体(7)とを備えることにより金属製の隔壁
(2)の表面の放射率、吸収率の値を大にする。
きな値にし、これにより加熱側から受熱側への熱放射量
を増加させて加熱効率の高い輻射形加熱装置を提供す
る。 【構成】 輻射形加熱装置において、金属製の隔壁
(2)の外側に密着して設けられた第3の多孔性固体
(6)と隔壁(2)の内側に密着して設けられた第4の
多孔性固体(7)とを備えることにより金属製の隔壁
(2)の表面の放射率、吸収率の値を大にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原料ガス等の原料流動
体を予熱または加熱反応させる際に使用する輻射形加熱
装置に関する。
体を予熱または加熱反応させる際に使用する輻射形加熱
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の輻射形加熱装置の一例として、以
下に述べる反応装置がある。例えば水素ガスを得るため
に、CH4 とH2 Oの混合した原料ガスを、CH4 +H
2 O→CO+3H2 で示されるスチームリフオーミング
反応を用いて反応させ、H2 とCOの混合した生成ガス
を得ることが行われており、この反応装置が原料ガスの
分解に使用されている。
下に述べる反応装置がある。例えば水素ガスを得るため
に、CH4 とH2 Oの混合した原料ガスを、CH4 +H
2 O→CO+3H2 で示されるスチームリフオーミング
反応を用いて反応させ、H2 とCOの混合した生成ガス
を得ることが行われており、この反応装置が原料ガスの
分解に使用されている。
【0003】従来この種反応装置としては、例えば図4
および図5に示すものが公知である(例えば特開昭61−
110875号公報参照)。すなわち、図4と図5に示すよう
に、この種反応装置では、円筒状の密閉容器60内が円
筒状の隔壁55により燃焼室51と受熱室53とに仕切
られ原料ガス供給管61から供給される原料ガスG
1(CH4 とH2 Oを混合したガス)が漏洩しないよう
になっている。燃焼室51には多孔性の熱輻射体52
が、また、受熱室53には触媒が全体に均一に担持され
たほぼ均一な孔径を有する多孔性の受熱体54がそれぞ
れ配設されている。燃料の燃焼により得られた高温の燃
焼ガスG2 は多数の噴出口62aを有するバーナ62か
ら燃焼室51内に供給される。排ガスG3 は排ガス管6
3から、また、原料ガスG1 の分解により得られたH2
とCOを混合した改質生成ガスG4 は生成ガス取出管6
4からそれぞれ密閉容器60の外に排出されるようにな
っている。
および図5に示すものが公知である(例えば特開昭61−
110875号公報参照)。すなわち、図4と図5に示すよう
に、この種反応装置では、円筒状の密閉容器60内が円
筒状の隔壁55により燃焼室51と受熱室53とに仕切
られ原料ガス供給管61から供給される原料ガスG
1(CH4 とH2 Oを混合したガス)が漏洩しないよう
になっている。燃焼室51には多孔性の熱輻射体52
が、また、受熱室53には触媒が全体に均一に担持され
たほぼ均一な孔径を有する多孔性の受熱体54がそれぞ
れ配設されている。燃料の燃焼により得られた高温の燃
焼ガスG2 は多数の噴出口62aを有するバーナ62か
ら燃焼室51内に供給される。排ガスG3 は排ガス管6
3から、また、原料ガスG1 の分解により得られたH2
とCOを混合した改質生成ガスG4 は生成ガス取出管6
4からそれぞれ密閉容器60の外に排出されるようにな
っている。
【0004】上記した反応装置では、バーナ62の噴出
口62aから噴射して燃焼される高温燃焼ガスG2 は熱
輻射体52を通過し、排ガス管63から排ガスG3 とし
て排出される。高温燃焼ガスG2 の顕熱は、熱輻射体5
2を通過する際に対流熱伝達によつて熱輻射体52に吸
収され、熱輻射体52が加熱されて反応装置内に輻射熱
が放出される。放出された輻射熱は、隔壁55が金属材
料あるいはセラミツクの場合は、隔壁55の加熱および
再輻射として受熱体54に受熱され、また、隔壁55が
石英ガラス等のように透明な材質の場合は、隔壁55を
透過して受熱体54に受熱されて受熱体54を加熱す
る。
口62aから噴射して燃焼される高温燃焼ガスG2 は熱
輻射体52を通過し、排ガス管63から排ガスG3 とし
て排出される。高温燃焼ガスG2 の顕熱は、熱輻射体5
2を通過する際に対流熱伝達によつて熱輻射体52に吸
収され、熱輻射体52が加熱されて反応装置内に輻射熱
が放出される。放出された輻射熱は、隔壁55が金属材
料あるいはセラミツクの場合は、隔壁55の加熱および
再輻射として受熱体54に受熱され、また、隔壁55が
石英ガラス等のように透明な材質の場合は、隔壁55を
透過して受熱体54に受熱されて受熱体54を加熱す
る。
【0005】原料ガスG1 は受熱体54を通過する際に
受熱体54により加熱されて分解してH2 とCOの混合
した生成ガスG4 となり、生成ガス取出管64を通過し
て反応装置外へ送られる。
受熱体54により加熱されて分解してH2 とCOの混合
した生成ガスG4 となり、生成ガス取出管64を通過し
て反応装置外へ送られる。
【0006】上述のように、熱輻射体52に吸収された
熱を輻射により受熱体54に与え、原料ガスG1 を受熱
体54内に通して加熱し、触媒の存在のもとに分解させ
ることによつて改質生成ガスG4 を得るようにすると、
熱の有効利用が図られるとともに原料ガスG1 の分解が
コンパクトな反応装置により効果的に行われる。
熱を輻射により受熱体54に与え、原料ガスG1 を受熱
体54内に通して加熱し、触媒の存在のもとに分解させ
ることによつて改質生成ガスG4 を得るようにすると、
熱の有効利用が図られるとともに原料ガスG1 の分解が
コンパクトな反応装置により効果的に行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた従来の反応
装置は多孔性熱輻射体52から多量の熱量を隔壁55に
向かつて放射し、さらに隔壁55から多量の熱量を受熱
体(多孔性触媒体)54に向かつて放射する。隔壁55
は一般の加熱装置の場合、材質は耐熱合金か耐熱ステン
レス鋼が使用されている。これらの表面の熱放射率また
は熱吸収率の値は0.36ないし0.75程度である。そのため
隔壁55が理想的な完全黒体である場合に比べて隔壁5
5は外側の輻射体からの放射熱量の0.36〜0.75を吸収す
るだけで、残りは反射される。
装置は多孔性熱輻射体52から多量の熱量を隔壁55に
向かつて放射し、さらに隔壁55から多量の熱量を受熱
体(多孔性触媒体)54に向かつて放射する。隔壁55
は一般の加熱装置の場合、材質は耐熱合金か耐熱ステン
レス鋼が使用されている。これらの表面の熱放射率また
は熱吸収率の値は0.36ないし0.75程度である。そのため
隔壁55が理想的な完全黒体である場合に比べて隔壁5
5は外側の輻射体からの放射熱量の0.36〜0.75を吸収す
るだけで、残りは反射される。
【0008】また隔壁55の内面から多孔性受熱体54
に向かつて放射される熱量は隔壁55に外側から入熱し
た量に等しいが、完全な黒体隔壁から放射される熱量に
比べるとステンレス鋼などの金属隔壁の壁面から放射さ
れる熱量は上記したように0.36〜0.75程度になつてい
る。
に向かつて放射される熱量は隔壁55に外側から入熱し
た量に等しいが、完全な黒体隔壁から放射される熱量に
比べるとステンレス鋼などの金属隔壁の壁面から放射さ
れる熱量は上記したように0.36〜0.75程度になつてい
る。
【0009】輻射体と吸収体との絶対温度をそれぞれT
1 、T2 、放射率をそれぞれε1 、ε2 とすると輻射熱
量QR は、 QR =F1 S1 {4.88ε1 ε2 /(ε1 +ε2 −ε1 ε2 )} ×{(T1 /100)4 −(T2 /100)4 }・・・(1) で表わされる。ここにF1 、S1 は、それぞれ輻射体の
形状係数と表面積である。
1 、T2 、放射率をそれぞれε1 、ε2 とすると輻射熱
量QR は、 QR =F1 S1 {4.88ε1 ε2 /(ε1 +ε2 −ε1 ε2 )} ×{(T1 /100)4 −(T2 /100)4 }・・・(1) で表わされる。ここにF1 、S1 は、それぞれ輻射体の
形状係数と表面積である。
【0010】第1の多孔性固体と隔壁との間の輻射熱を
考えると、第1の多孔性固体は十分な厚さがあるのでε
1 は1にほぼ等しいとみなすことができ、上記(1)式
は QR1=F1 S1 ε2 {(T1 /100)4 −(T2 /100)4 }・・・・(2) となる。また、ステンレス鋼の表面の輻射率ε2 =0.56
であるため、ε2 の値が1である黒体隔壁に比べると、
熱量QR1は約半分になる。
考えると、第1の多孔性固体は十分な厚さがあるのでε
1 は1にほぼ等しいとみなすことができ、上記(1)式
は QR1=F1 S1 ε2 {(T1 /100)4 −(T2 /100)4 }・・・・(2) となる。また、ステンレス鋼の表面の輻射率ε2 =0.56
であるため、ε2 の値が1である黒体隔壁に比べると、
熱量QR1は約半分になる。
【0011】この減少分だけ第1の多孔性固体の温度が
高まり、そこから流出する流体は高い温度で流出するこ
とになる。
高まり、そこから流出する流体は高い温度で流出するこ
とになる。
【0012】隔壁と第2の多孔性固体との間の熱輻射量
QR2は、第2の多孔性固体の吸収率ε4 は1にほぼ等し
いとするとき、 QR2=F2 S2 ε3 {(T2 /100)4 −(T3 /100)4 }・・・・(3) で表わされる。
QR2は、第2の多孔性固体の吸収率ε4 は1にほぼ等し
いとするとき、 QR2=F2 S2 ε3 {(T2 /100)4 −(T3 /100)4 }・・・・(3) で表わされる。
【0013】すなわち、完全黒体の隔壁の場合には隔壁
放射率はε3 =1.0 であるが、これに比べてステンレス
鋼隔壁の場合にはε3 =0.5 になり完全黒体隔壁の半分
になる。
放射率はε3 =1.0 であるが、これに比べてステンレス
鋼隔壁の場合にはε3 =0.5 になり完全黒体隔壁の半分
になる。
【0014】隔壁に入る熱量QR1と隔壁から輻射する熱
量QR2は等しいので、 QR1=QR2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(4) とすることができ、(3)式の{(T2 /100)4 −(T
3 /100)4 }の値が黒体の隔壁に比べて2倍になる。
量QR2は等しいので、 QR1=QR2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(4) とすることができ、(3)式の{(T2 /100)4 −(T
3 /100)4 }の値が黒体の隔壁に比べて2倍になる。
【0015】従って、隔壁の熱放射率および吸収率が1.
0 である完全黒体の隔壁に比べると、ステンレス鋼など
の金属製隔壁の場合の輻射熱量は、外側の多孔性固体の
温度と内側の第2の多孔性固体の温度が同じ場合、第1
多孔体から第2多孔体に輻射される熱量が約半分に減少
することになる。
0 である完全黒体の隔壁に比べると、ステンレス鋼など
の金属製隔壁の場合の輻射熱量は、外側の多孔性固体の
温度と内側の第2の多孔性固体の温度が同じ場合、第1
多孔体から第2多孔体に輻射される熱量が約半分に減少
することになる。
【0016】また、同じ輻射熱量を得るためには第1の
多孔性固体と第2の多孔性固体の温度差を大きくする必
要が生ずる。
多孔性固体と第2の多孔性固体の温度差を大きくする必
要が生ずる。
【0017】また、隔壁がなく第1の多孔性固体から熱
を輻射して第2の多孔性固体に直接吸収させる場合に比
べて、その中間に隔壁を入れたことにより受熱側に吸収
される熱量は減少する。
を輻射して第2の多孔性固体に直接吸収させる場合に比
べて、その中間に隔壁を入れたことにより受熱側に吸収
される熱量は減少する。
【0018】さらに、第2の多孔性固体の温度を同じと
すると、第1の多孔性固体の温度が上昇し加熱に用いた
燃焼ガスが第1の多孔性固体の内部を通過し排出するガ
スの温度が上昇して、加熱器としての熱効率が悪くな
る。
すると、第1の多孔性固体の温度が上昇し加熱に用いた
燃焼ガスが第1の多孔性固体の内部を通過し排出するガ
スの温度が上昇して、加熱器としての熱効率が悪くな
る。
【0019】本発明は加熱側と受熱側の中間に設けた隔
壁に第3の多孔性固体および第4の多孔性固体を密着し
て設けることによつて金属製の隔壁表面の放射率、吸収
率の値0.34〜0.75を大きな値、例えば1.0 、に近い値に
し、これにより加熱側から受熱側への熱放射量を増加さ
せ、もって加熱効率の高い輻射形加熱装置を提供するこ
とを目的とする。
壁に第3の多孔性固体および第4の多孔性固体を密着し
て設けることによつて金属製の隔壁表面の放射率、吸収
率の値0.34〜0.75を大きな値、例えば1.0 、に近い値に
し、これにより加熱側から受熱側への熱放射量を増加さ
せ、もって加熱効率の高い輻射形加熱装置を提供するこ
とを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の輻射形加熱装置
は、円筒状密閉容器と、この円筒状密閉容器内を高温ガ
ス供排可能な燃焼室と原料流動体を給排可能な受熱室と
に仕切る円筒状隔壁と、燃焼室内に配設され、燃焼ガス
を通過させることによつて加熱され熱輻射体として機能
して円筒状隔壁を加熱する第1の多孔性固体と、受熱室
内に配設され円筒状隔壁からの輻射熱により加熱される
受熱体として機能して通過する原料流動体を加熱する第
2の多孔性固体と、円筒状隔壁の外側に密着して形成さ
れた第3の多孔性固体と、円筒状隔壁の内側に密着して
形成された第4の多孔性固体とを備えたことを特徴とす
る。
は、円筒状密閉容器と、この円筒状密閉容器内を高温ガ
ス供排可能な燃焼室と原料流動体を給排可能な受熱室と
に仕切る円筒状隔壁と、燃焼室内に配設され、燃焼ガス
を通過させることによつて加熱され熱輻射体として機能
して円筒状隔壁を加熱する第1の多孔性固体と、受熱室
内に配設され円筒状隔壁からの輻射熱により加熱される
受熱体として機能して通過する原料流動体を加熱する第
2の多孔性固体と、円筒状隔壁の外側に密着して形成さ
れた第3の多孔性固体と、円筒状隔壁の内側に密着して
形成された第4の多孔性固体とを備えたことを特徴とす
る。
【0021】
【作用】本発明によれば、隔壁の内側と外側に、第3の
多孔性固体および第4の多孔性固体を密着させて設ける
ことによつて、加熱側の多孔性輻射体と受熱側の多孔性
受熱体との温度差を同一にする場合、第3および第4の
多孔性固体のない場合に比較して、一層多量の熱量が隔
壁の外部から内部に通過するようになる。また、同一熱
量を通過させる場合、加熱側第1の多孔性固体とその内
側にある多孔性固体との温度差が少なくなる。
多孔性固体および第4の多孔性固体を密着させて設ける
ことによつて、加熱側の多孔性輻射体と受熱側の多孔性
受熱体との温度差を同一にする場合、第3および第4の
多孔性固体のない場合に比較して、一層多量の熱量が隔
壁の外部から内部に通過するようになる。また、同一熱
量を通過させる場合、加熱側第1の多孔性固体とその内
側にある多孔性固体との温度差が少なくなる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の輻射形加熱装置の実施例につ
いて図1から図3を参照して説明する。第1図はその横
断面図であり、第2図は第1図のII−II線矢視断面図で
ある。
いて図1から図3を参照して説明する。第1図はその横
断面図であり、第2図は第1図のII−II線矢視断面図で
ある。
【0023】輻射形加熱装置を構成する円筒状の密閉容
器1内は円筒状の隔壁2によつて燃焼室3と受熱室4と
に仕切られている。燃焼室3内には、通気性が良い多孔
性材料からなり、かつ後述する燃焼ガスG2 を通過させ
ることによつて加熱され、熱輻射体として機能して隔壁
2を加熱する円筒状の第1の多孔性固体5が配設されて
いる。
器1内は円筒状の隔壁2によつて燃焼室3と受熱室4と
に仕切られている。燃焼室3内には、通気性が良い多孔
性材料からなり、かつ後述する燃焼ガスG2 を通過させ
ることによつて加熱され、熱輻射体として機能して隔壁
2を加熱する円筒状の第1の多孔性固体5が配設されて
いる。
【0024】密閉容器1の上壁部には、燃焼室3の内部
に、燃焼に必要な燃焼ガスG2 と空気Aを導入するため
の燃料ノズル(バーナ)12が複数個(この実施例では
4個)が連結されている。
に、燃焼に必要な燃焼ガスG2 と空気Aを導入するため
の燃料ノズル(バーナ)12が複数個(この実施例では
4個)が連結されている。
【0025】密閉容器1の内部の最外周部には燃焼排ガ
ス室11が形成され、かつ、密閉容器1の周壁に排ガス
管13が設けられ、ここから燃焼排ガスG3 を排出する
ようになっている。
ス室11が形成され、かつ、密閉容器1の周壁に排ガス
管13が設けられ、ここから燃焼排ガスG3 を排出する
ようになっている。
【0026】密閉容器1の上壁部には、円筒状の第2の
多孔性固体14の内側すなわち隔壁2との間に原料流動
体である原料ガスG1 を供給するための原料ガス供給管
16が連結されている。また第2の多孔性固体14の外
側すなわち第2の多孔性固体14の中心部の生成ガス室
8内で生成された生成ガスG4 を密閉容器1の外部に取
出すための生成ガス取出管17が上壁部の中心に連結さ
れている。
多孔性固体14の内側すなわち隔壁2との間に原料流動
体である原料ガスG1 を供給するための原料ガス供給管
16が連結されている。また第2の多孔性固体14の外
側すなわち第2の多孔性固体14の中心部の生成ガス室
8内で生成された生成ガスG4 を密閉容器1の外部に取
出すための生成ガス取出管17が上壁部の中心に連結さ
れている。
【0027】隔壁2の両側面には、これに隣接密着し
て、第1の多孔性固体5の側に円筒状の第3の多孔性固
体6が、また第2の多孔性固体14の側に円筒状の第4
の多孔性固体7とがそれぞれ設けられている。
て、第1の多孔性固体5の側に円筒状の第3の多孔性固
体6が、また第2の多孔性固体14の側に円筒状の第4
の多孔性固体7とがそれぞれ設けられている。
【0028】第1の多孔性固体5および第2の多孔性固
体14はアルミナやコージライト、ムライトなどを原料
とするセラミツクスを原料として燃成される。しかしな
がら、第3の多孔性固体6および第4の多孔性固体7を
これらと同一材質のもので製作するとすぐに亀裂が発生
する。その理由はこれら多孔性固体6,7の熱膨脹係数
が(5〜8)×10-6〔1/C゜〕であるのに対し隔壁2
は金属製であるため、その熱膨脹係数が(16〜18)X10
-6〔1/C゜〕と比較的大きいため温度の変化によつて
双方の間に分離が生ずるからである。
体14はアルミナやコージライト、ムライトなどを原料
とするセラミツクスを原料として燃成される。しかしな
がら、第3の多孔性固体6および第4の多孔性固体7を
これらと同一材質のもので製作するとすぐに亀裂が発生
する。その理由はこれら多孔性固体6,7の熱膨脹係数
が(5〜8)×10-6〔1/C゜〕であるのに対し隔壁2
は金属製であるため、その熱膨脹係数が(16〜18)X10
-6〔1/C゜〕と比較的大きいため温度の変化によつて
双方の間に分離が生ずるからである。
【0029】そのため第3の多孔性固体6および第4の
多孔性固体7として、カーボンフアイバー、黒色セラミ
ツクスフアイバーなどの繊維状に焼成した材料を再度バ
インダを用いて焼成成形して多孔性固体を構成し、接着
用バインダで隔壁2の表面に密着させる。
多孔性固体7として、カーボンフアイバー、黒色セラミ
ツクスフアイバーなどの繊維状に焼成した材料を再度バ
インダを用いて焼成成形して多孔性固体を構成し、接着
用バインダで隔壁2の表面に密着させる。
【0030】以下、上記実施例の作用を説明する。
【0031】燃焼バーナ12から噴出した燃焼ガスG2
と燃焼用空気Aとは燃焼室3の内部で混合、燃焼すると
ともに第3の多孔性固体6を加熱しつつ第1の多孔性固
体5内部を通過する。この第1の多孔性固体5を通過す
る間に熱をこれに対流および輻射によつて伝熱し、第1
の多孔性固体5の温度を上昇させる。この熱は第1の多
孔性固体5から第3の多孔性固体6に輻射されこれを加
熱する。隔壁2には第3の多孔性固体6から伝導によつ
て伝熱される。
と燃焼用空気Aとは燃焼室3の内部で混合、燃焼すると
ともに第3の多孔性固体6を加熱しつつ第1の多孔性固
体5内部を通過する。この第1の多孔性固体5を通過す
る間に熱をこれに対流および輻射によつて伝熱し、第1
の多孔性固体5の温度を上昇させる。この熱は第1の多
孔性固体5から第3の多孔性固体6に輻射されこれを加
熱する。隔壁2には第3の多孔性固体6から伝導によつ
て伝熱される。
【0032】一方、受熱側では、原料ガス供給管16か
ら導入された原料ガスG1 が受熱室4を経て第2の多孔
性固体14内に導入される。また隔壁2の熱はその内側
に設けた第4の多孔性固体7に伝導によつて伝熱され、
第4の多孔性固体7から第2の多孔性固体14に熱が輻
射され、第2の多孔性固体14が加熱される。さらに、
この第2の多孔性固体14の内部を通過する原料ガスが
加熱され、第2の多孔性固体14に担持された触媒の作
用により前述した化学反応が行なわれる。
ら導入された原料ガスG1 が受熱室4を経て第2の多孔
性固体14内に導入される。また隔壁2の熱はその内側
に設けた第4の多孔性固体7に伝導によつて伝熱され、
第4の多孔性固体7から第2の多孔性固体14に熱が輻
射され、第2の多孔性固体14が加熱される。さらに、
この第2の多孔性固体14の内部を通過する原料ガスが
加熱され、第2の多孔性固体14に担持された触媒の作
用により前述した化学反応が行なわれる。
【0033】原料ガスG1 は第2の多孔性固体内14を
通過するうちに、改質生成ガスG4が発生し、この生成
ガスG4 は生成ガス室8を経て生成ガス取出し管17に
よつて密閉容器1の外部に排出される。
通過するうちに、改質生成ガスG4が発生し、この生成
ガスG4 は生成ガス室8を経て生成ガス取出し管17に
よつて密閉容器1の外部に排出される。
【0034】ここで、第3の多孔性固体6および第4の
多孔性固体7についてその配設の有無による温度分布を
調査した結果を図3に示す。
多孔性固体7についてその配設の有無による温度分布を
調査した結果を図3に示す。
【0035】図3は隔壁2と第1〜第4の多孔性固体の
温度分布を第3の多孔性固体および第4の多孔性固体が
ある場合とない場合について比較した測定例である。こ
の測定結果では、第3の多孔性固体および第4の多孔性
固体がない場合には破線で示した曲線C1 になり、ま
た、それらがある場合には実線で示した曲線C2 にな
る。そして、この両方の場合は、同一量の改質生成ガス
が得られる。温度の差が顕著に現われるのは第1の多孔
性固体5であり、その入口において約120 ℃の差がみら
れた。
温度分布を第3の多孔性固体および第4の多孔性固体が
ある場合とない場合について比較した測定例である。こ
の測定結果では、第3の多孔性固体および第4の多孔性
固体がない場合には破線で示した曲線C1 になり、ま
た、それらがある場合には実線で示した曲線C2 にな
る。そして、この両方の場合は、同一量の改質生成ガス
が得られる。温度の差が顕著に現われるのは第1の多孔
性固体5であり、その入口において約120 ℃の差がみら
れた。
【0036】本発明は隔壁2に第3の多孔体固体および
第4の多孔性固体を密着して設けることによつて、それ
らを設けない場合にくらべて隔壁2の熱の受授が多くな
る。そのため同一熱量が通過する場合、第11の多孔性
固体と第2の多孔性固体の温度差が少ない場合でも同一
量の輻射熱が得られる。第3の多孔性固体および第4の
多孔性固体を設けない場合には、この温度差分だけ第1
の多孔性固体が高温になり、この多孔性固体内を通過す
る燃焼排ガスがそれだけ高温で排ガス管に流出すること
になる。
第4の多孔性固体を密着して設けることによつて、それ
らを設けない場合にくらべて隔壁2の熱の受授が多くな
る。そのため同一熱量が通過する場合、第11の多孔性
固体と第2の多孔性固体の温度差が少ない場合でも同一
量の輻射熱が得られる。第3の多孔性固体および第4の
多孔性固体を設けない場合には、この温度差分だけ第1
の多孔性固体が高温になり、この多孔性固体内を通過す
る燃焼排ガスがそれだけ高温で排ガス管に流出すること
になる。
【0037】燃焼排ガスの温度をできるだけ低い温度に
下げることが加熱器としての熱効率を上げることにな
る。そのため本発明では第3の多孔性固体と第4の多孔
性固体を設けている。
下げることが加熱器としての熱効率を上げることにな
る。そのため本発明では第3の多孔性固体と第4の多孔
性固体を設けている。
【0038】また第1の多孔性固体の温度を同一温度に
して第3多孔性固体および第4の多孔性固体を設けた場
合と、設けなかった場合を比較すると隔壁の通過熱量の
違いは約12%で、第3の多孔性固体および第4の多孔性
固体を設けたことによる通過加熱量の増加が実測でみと
められた。
して第3多孔性固体および第4の多孔性固体を設けた場
合と、設けなかった場合を比較すると隔壁の通過熱量の
違いは約12%で、第3の多孔性固体および第4の多孔性
固体を設けたことによる通過加熱量の増加が実測でみと
められた。
【0039】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、隔壁の
内外側面に多孔性固体を密着して設けることにより隔壁
の熱吸収率および放射率を大幅に改善することができ、
同一温度差で加熱側から受熱側に多量の熱量を通過させ
ることが可能となる。従つて、ある熱量を伝達する加熱
装置の隔壁の面積が小さくてよいことになり、小形でコ
ンパクトな輻射形加熱装置を得ることができる。
内外側面に多孔性固体を密着して設けることにより隔壁
の熱吸収率および放射率を大幅に改善することができ、
同一温度差で加熱側から受熱側に多量の熱量を通過させ
ることが可能となる。従つて、ある熱量を伝達する加熱
装置の隔壁の面積が小さくてよいことになり、小形でコ
ンパクトな輻射形加熱装置を得ることができる。
【0040】また、同一容積の輻射形加熱装置で、第3
の多孔性固体および第4の多孔性固体を設けた場合に
は、第1の多孔性固体の温度と隔壁の温度を低くするこ
とができ、それらの耐久性を大幅に向上することができ
る。また、燃焼排ガス出口の温度が低下するので、その
分だけ熱効率の良い輻射形加熱装置を提供することがで
きる。
の多孔性固体および第4の多孔性固体を設けた場合に
は、第1の多孔性固体の温度と隔壁の温度を低くするこ
とができ、それらの耐久性を大幅に向上することができ
る。また、燃焼排ガス出口の温度が低下するので、その
分だけ熱効率の良い輻射形加熱装置を提供することがで
きる。
【図1】本発明の輻射形加熱装置の実施例を示す横断面
図。
図。
【図2】第1図のII−II線矢視方向縦断面図。
【図3】本発明による輻射形加熱装置の温度分布と本発
明を実施しなかった輻射形加熱装置の温度分布とを比較
したグラフ。
明を実施しなかった輻射形加熱装置の温度分布とを比較
したグラフ。
【図4】従来の輻射形反応装置の一例を示す縦断面図。
【図5】図4のV‐V線矢視方向横断面図。
1 密閉容器 2 隔壁 3 燃焼室 4 受熱室 5 第1の多孔性固体 6 第3の多孔性固体 7 第4の多孔性固体 12 燃焼ノズル 14 第2の多孔性固体
Claims (2)
- 【請求項1】円筒状密閉容器と、この円筒状密閉容器を
燃焼ガスを給排可能な燃焼室と原料流動体を給排可能な
受熱室とに仕切る円筒状隔壁と、前記燃焼室内に配設さ
れ燃焼ガスを通過させることによつて加熱されて熱輻射
体として機能して前記円筒状隔壁を加熱する第1の多孔
性固体と、前記受熱室内に配設され前記円筒状隔壁から
の輻射熱により加熱される受熱体として機能して通過す
る原料流動体を加熱する第2の多孔性固体と、前記円筒
状隔壁の外側に密着して設けられた第3の多孔性固体
と、前記円筒状隔壁の内側に密着して設けられた第4の
多孔性固体、とを備えたことを特徴とする輻射形加熱装
置。 - 【請求項2】前記第3多孔性固体と第4多孔性固体とが
黒色のカーボン、金属あるいはセラミックスなどからな
る繊維状多孔性固体で構成されることを特徴とする輻射
形加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9227291A JPH06117761A (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 輻射形加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9227291A JPH06117761A (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 輻射形加熱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06117761A true JPH06117761A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=14049765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9227291A Pending JPH06117761A (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 輻射形加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06117761A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007095687A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | 熱特性に優れた燃料電池用改質器 |
| KR20200086820A (ko) * | 2019-01-10 | 2020-07-20 | 한국에너지기술연구원 | 역화방지 기능을 갖는 다공체 연소기와 이를 구비한 관류보일러 |
-
1991
- 1991-04-23 JP JP9227291A patent/JPH06117761A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007095687A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | 熱特性に優れた燃料電池用改質器 |
| KR20200086820A (ko) * | 2019-01-10 | 2020-07-20 | 한국에너지기술연구원 | 역화방지 기능을 갖는 다공체 연소기와 이를 구비한 관류보일러 |
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