JPH0611932U - 旋削・ボールバニシング一体化工具 - Google Patents
旋削・ボールバニシング一体化工具Info
- Publication number
- JPH0611932U JPH0611932U JP5582992U JP5582992U JPH0611932U JP H0611932 U JPH0611932 U JP H0611932U JP 5582992 U JP5582992 U JP 5582992U JP 5582992 U JP5582992 U JP 5582992U JP H0611932 U JPH0611932 U JP H0611932U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burnishing
- ball
- turning
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- tool
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- Pending
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- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 同一工具でワーク内径面の旋削、バニッシン
グによる塑性仕上加工の両加工を同時に行うことにより
研削盤の設置費用を節減すると共に加工効率の向上を可
能とした旋削・ボールバニシング一体化工具を提供す
る。 【構成】 一本のアーバに略180°の対向位置に旋削
用チップとバニシング用ボールをそれぞれ取設したう
え、加工ワークの内径面を該アーバの往復動によって旋
削とバニッシングを同時加工するように工具を構成し
た。
グによる塑性仕上加工の両加工を同時に行うことにより
研削盤の設置費用を節減すると共に加工効率の向上を可
能とした旋削・ボールバニシング一体化工具を提供す
る。 【構成】 一本のアーバに略180°の対向位置に旋削
用チップとバニシング用ボールをそれぞれ取設したう
え、加工ワークの内径面を該アーバの往復動によって旋
削とバニッシングを同時加工するように工具を構成し
た。
Description
【0001】
本考案は、歯車、ブッシュ等のワークの内径面の旋削・バニッシングを工具の 往復動によって同時に行って要求粗度を効率よく行うようにした旋削・ボールバ ニシング一体化工具に関する。
【0002】
例えば減速機の遊星歯車においては従来アウタレース、インナレースからなる ベアリングが嵌着されるのが通常で、そのための歯車内径仕上げの要求面粗度は 6、3S程度であったので旋削加工で充分であった。しかるに近時ベアリングの 原価低減を図るためにアウタレースのない、所謂アウタレースレスベアリングが 用いられるようになって、このために歯車内径仕上げの要求粗度が2、2Sと一 段と厳しいものとなり、従来の旋削加工だけでは前記要求粗度を満たすことはで きず、旋削加工したうえ、更に研削工程が必要となった。
【0003】
しかし従来の旋削盤に加えて内径研削盤を増設するとなれば、大幅な投資が必 要なだけでなく旋削と研削の2工程加工では加工時間が長くなり加工効率のうえ からも問題がある。
【0004】 本法案は上記従来の問題点を解消することを目的としてなされたもので、歯車 内径の加工に際して、一本のアーバの往復動作において旋削による中仕上とバニ ッシングによる仕上加工の2工程を同時に行うようにして加工時間を短縮すると 共に研削盤の新たな増設を不要にした旋削・ボールバニシング一体化工具を提供 しようとするものである。
【0005】
本考案は上記目的を達成するために、一本のアーバに略180°の対向位置に 旋削用チップとバニッシング用ボールバニッシングを取設したうえ、加工ワーク の内径面を該アーバの往復動によって旋削と研削を同時加工するようにして既述 の問題点を解決した旋削・ボールバニシング一体化工具を提供する。
【0006】
上記構成からなる工具によって、加工ワークの内径面に先ず旋削チップが当面 するようアーバを上げて位置調整したうえワーク内径面への前進工程により旋削 チップによる内径旋削を行い、この旋削が完了した位置でアーバの高さ位置を下 げて前記旋削チップと対向位置に配設されているボールバニシングがワーク内径 面に当接するよう位置調節したうえ、アーバの戻り工程によりボールバニシング による内径仕上加工を行うようにして一本のアーバの往復動によって旋削、研削 を同時におこなうことを可能にしたものである。
【0007】
以下本考案の一実施例を添付図面により詳述する。図1〜図4は本考案の第1 実施例を示し、図5〜図7は第2実施例を示す、先ず図1は第1実施例の本工具 S1 の全体側面図を示したもので、本工具S1 はツールマガジン1に着脱可能に 取着されたアーバ本体2の先端上部に旋削チップ3が取付けボルト4により交換 自在に取着されていると共に、該旋削チップ3と略180°の対向位置となる下 面部に仕上用ボールバニシングユニット5が取着されている。
【0008】 上記ボールバニシング5は硬球ボールをワークの加工面に高荷重で押圧して行 うバニッシング技術で本来から知られているものであるが、本考案は、かかる研 削技術をワークの内径研削に代わる手段として開発したもので、特に旋削チップ と組み合わせて一本のワークに取着可能にした点に特徴があり、このために図3 に示すように、バニシングボール6は下端から一部突出するように保持部材7で 回転自在に取着されたうえ、その背部で軸ピン8で同様に回転自在に支承された バックアップローラ9を更に背部から付勢するバネ機構10でボール6に負荷を 付与するようになっており、バネ機構10としては本実施例では皿バネ10aを 複数枚重ね合わせたものから構成され、このバネ機構10によりボール6は略8 0kg程度の負荷が付与されるように設定されている。そして、これら各部材から なるボールバニシング5はケース11に収納されたうえ蓋材12がケース11の 上面にボルト13で密室状態に取付けられてバニシングユニットとしてセットボ ルト13によりアーバ本体2の穿孔部に嵌入セットされ、該ボルト13の着脱に よりカートリッジ交換が可能となっている。
【0009】 上記の如き構成からなる工具S1 による旋削、バニッシング要領を図4により 説明する。先端上部に旋削チップ3を、そして該旋削チップ3と略180°の対 向位置に仕上用ボールバニシング5を備えたアーバ本体2を(イ)図の如くパワ ーチャック14の把持爪15によって把持されたワークである歯車Wの内径面W 1 に対峙させたうえ、旋削チップ3を、該内径面W1 の加工位置にセットするた めに上方に移動設定させたうえ、次いで図示影線の如く前進させて内径面W1 を 旋削しながら歯車Wの反対側まで通過させ、更に下部のボールバニシングユニッ ト5が、この歯車Wの反対側に通過した位置で停止したうえ、次いで、このバニ シングボール6が歯車Wの内径面W1 に当接する位置にアーバ本体2を下げて設 定したうえ、後退作動させることによりボールバニシングユニット5は、この内 径面W1 をボール6が回転しながら仕上加工し、順次後退して歯車Wの前方側に 再び通過して当初のセット位置に復帰する。このアーバ本体2の往復作動は( ロ)図に示すような作動経路となり、かかる往復動によって旋削、バニッシング を同時に行うようになる。
【0010】 次に本考案の第2実施例を図5〜図7により説明する。本実施例における工具 S2 はツールマガジン1に着脱可能に取着されたアーバ本体16の先端上部に旋 削チップ17が抜け止め用偏心軸18により交換自在に取着されていると共に、 該チップ17と略180°の対向位置となる下面部に研削ボールバニシングユニ ット19が取着されている。かように旋削チップ17およびボールバニシング1 9がアーバ本体16に上下対向位置に取着されている。 構成は既述した第1実施例と変わるところはない。
【0011】 そして本実施例においては特にボールバニシング19においてバニシングボー ル20が仕上加工時ワークである歯車Wの内径面W1 に負荷を付与するためにア ーバ本体16を固定アーバ部16aと揺動アーバ部16bからの二分割構成にし たうえ、これら両アーバ部16a、16bを支持ピン21によって関節連結して 揺動アーバ部16bは支持ピン21を支点にして軸線(×)に対して下方に揺動 可能になっていると共に旋削時には固定させるために軸線(×)により上方に揺 動するのを規制するためのストッパ28がボルト29により固定アーバ部16a の上面に取着されている。
【0012】 かように揺動可能に支持された揺動アーバ部16bの前部下面に取着されてい るボールバニシングユニット19のボール20が一部下方に突出するように保持 部材22で回転自在に支承され、さらにボール20の背部を軸ピン23で回転自 在に軸支されたバックアップローラ24が介設されている。そしてかように構成 されたボールバニシングユニット19は揺動アーバ部16にセットピース25、 26の取付け、取外しにより着脱交換できるようになっている。
【0013】 一方揺動アーバ部16bの後端部と固定アーバ部16a間にはバニシングボー ル20に負荷を付与するためのバネ機構27が介設されている。このバネ機構2 7は本実施例では固定アーバ16aに穿設されている孔部に嵌入された複数層の 皿バネ27aから成り、この皿バネ27aの上部に蓋を兼ねた押材27bが揺動 アーバ部16bの後端部を押し上げる用に付勢するようにしてあり、これにより 揺動アーバ部16bは支持ピンを支点にしてバニシングボール20に高い負担を 付与するようになっており、該ボール20は歯車内径面W1 をこの高い押付力で かつ回転しながら順次バニッシングすることになる。なお図示30は油滑油ホー ス、31はエヤーブロであって既述した第1実施例にも図示していないが同様に 付設されている。また本実施例による本工具S2 の往復動による旋削、バニッシ ングの要領は既述した第1実施例の場合と同一要領であって説明は省略する。
【0014】 なお、第1、第2実施例においてワークとして歯車について説明したが、勿論 歯車に限定されるものでなく内径面の旋削、研削加工対象のワークであれば好適 であって加工ワーク範囲は広い。 また本考案に係わる旋削、ボールバニッシング、両用工具は、これら両加工を 同時に行うことを目的としたものであるが、ワークの加工対象が旋削、或いは他 のいずれか一方である場合においても、加工目的に応じて旋削用工具として、ま たバニッシング用工具として使用可能であることは勿論である。
【0015】
本考案は上記の如く構成したから、各旋削盤のほかに研削盤を設けることが不 要となりスペースは勿論、設備費が大幅に節減するに止まらず一本のアーバのワ ンチャックによる往復動で旋削、バニッシングの両加工を行うことが可能になっ たことから加工時間が半減され特に多量生産過程におけるライニングコストの引 下げ効果は大きい。さらに、研削に比べて表面硬度が上り、圧縮の残留反応が得 られるため製品の機能寿命延長が期待できる。
【図1】本考案の第1実施例を示す工具の側面図であ
る。
る。
【図2】本考案の第1実施例を示す工具の正面図であ
る。
る。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】(イ)は同実施例における歯車内径面の旋削、
ボールバニシングの同時加工を示す要領図、(ロ)は同
工具の往復工程を示す説明図である。
ボールバニシングの同時加工を示す要領図、(ロ)は同
工具の往復工程を示す説明図である。
【図5】本考案の第2実施例を示す工具の側面図であ
る。
る。
【図6】本考案の第2実施例を示す工具の底面図であ
る。
る。
【図7】図5のB−B断面図である。
S1 第1実施例の旋削・ボールバニシング一体化工具 2 アーバ本体 3 旋削チップ 5 ボールバニシングユニット 6 バニシングボール 9 バックアップローラ 10 バネ機構 10a 皿バネ 11 ケース W 歯車 W1 歯車内径面 S2 第2実施例の旋削・ボールバニシング一体化工具 16 アーバ本体 16a 固定アーバ部 16b 揺動アーバ部 17 旋削チップ 19 ボールバニシング 20 バニシングボール 24 バックアップローラ 27 バネ機構 27a 皿バネ 28 ストッパ
Claims (4)
- 【請求項1】 一本のアーバに略180°の対向位置に
旋削用チップとバニッシング用ボールをそれぞれ取設し
たうえ、加工ワークの内径面を該アーバの往復動によっ
て旋削とバニッシングを同時加工するようにしたことを
特徴とする旋削・ボールバニシング一体化工具。 - 【請求項2】 上記ボールバニシングユニットをカート
リッジ構成にしたうえ、アーバに該ボールバニシングを
カートリッジ着脱交換するようにしたことを特徴とする
請求項1の旋削・ボールバニシング一体化工具。 - 【請求項3】 上記バニシングボールをバネ機構によっ
て付勢するようにしたことを特徴とする旋削・ボールバ
ニシング一体化工具。 - 【請求項4】 上記バネ機構を複数個の皿バネの重層か
ら構成したことを特徴とする旋削・ボールバニシング一
体化工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5582992U JPH0611932U (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 旋削・ボールバニシング一体化工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5582992U JPH0611932U (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 旋削・ボールバニシング一体化工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0611932U true JPH0611932U (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=13009861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5582992U Pending JPH0611932U (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 旋削・ボールバニシング一体化工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611932U (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11502470A (ja) * | 1995-03-30 | 1999-03-02 | マーン・ベー・オグ・ドバルドヴェー・ディーゼール・アクティーゼルスカブ | ピストンエンジン用のシリンダライナーの製造方法及びシリンダライナー |
| KR100394612B1 (ko) * | 2000-12-21 | 2003-08-14 | 현대자동차주식회사 | 공작기계의 다중 가공용 스핀들 장치 |
| DE102007017800B4 (de) * | 2006-04-14 | 2014-10-23 | Mauser-Werke Oberndorf Maschinenbau Gmbh | Glättwerkzeug zum Feinarbeiten von Oberflächen und Verfahren dazu |
| CN120307030A (zh) * | 2025-05-06 | 2025-07-15 | 宿迁科恩机械有限公司 | 一种法兰螺纹孔加工装置 |
| JP2025527612A (ja) * | 2022-08-22 | 2025-08-22 | ザ・ティムケン・カンパニー | 一体式切削およびホーニング工具 |
-
1992
- 1992-07-16 JP JP5582992U patent/JPH0611932U/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11502470A (ja) * | 1995-03-30 | 1999-03-02 | マーン・ベー・オグ・ドバルドヴェー・ディーゼール・アクティーゼルスカブ | ピストンエンジン用のシリンダライナーの製造方法及びシリンダライナー |
| JP2003201910A (ja) * | 1995-03-30 | 2003-07-18 | Man B & W Diesel As | ピストンエンジン用のシリンダライナーの製造方法 |
| KR100394612B1 (ko) * | 2000-12-21 | 2003-08-14 | 현대자동차주식회사 | 공작기계의 다중 가공용 스핀들 장치 |
| DE102007017800B4 (de) * | 2006-04-14 | 2014-10-23 | Mauser-Werke Oberndorf Maschinenbau Gmbh | Glättwerkzeug zum Feinarbeiten von Oberflächen und Verfahren dazu |
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| CN120307030A (zh) * | 2025-05-06 | 2025-07-15 | 宿迁科恩机械有限公司 | 一种法兰螺纹孔加工装置 |
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